...

基本的考え方4「社会全体での子どもたちの育成」

by user

on
Category: Documents
5

views

Report

Comments

Transcript

基本的考え方4「社会全体での子どもたちの育成」
基本的考え方4
社会全体での子どもたちの育成
重点施策4一① 子どもの安全確保に向けた取組の推進
1 乙れまでの取組の状況と今後の方向性
【これまでの虜果】
掌校内外におけるミ子どもの安全を確保するために、各掌校ではそ子どもたちへの安全教育・
安全指導を推進するとともに、学校狙自の I
危機管理マニュアルJ
に基づいた学校における安
全対策と掌校の安全管理の徹底を図っています。
【舎笹の眼掴】
しかし、近年、学枝内外における吾どもの安全を脅かす事件・事故や自然災害が発生するな
ど、ミ子どもの安全を確保することが極めて重要な課題となっています。
また、ミ子どもたちが携帯電話やインターネットを利用する機会が、近年急激に増加してき
や、いわゆる出会い系
ており、それに伴い、掌校非公式サイトを利用した「ネット上のいじめ I
サイト等のインターネット上の青書な情報により、児童生徒が犯罪に巻き込まれる事件も相
次いでいます。
【舎後の方向性】
予どもの安全を確保するために、掌校が家庭や地域の団体や関係機関等と連携を図り芯が
ら、社会全体でミ子どもの安全を見守る体制を整備するとともに、ミ子どもたちの安全対策や緊
急時における保護者への連絡手段のーっとして携帯メール配信システムを導入します。
また、青書情報からミ子どもたちを守るために、「情報化社会を生き抜き健全に育成させる上
で、身につけておきたい考え方や態度 jを育てる情報モラル教育に取り組みます。
2 主な事業と取組事項
0 子どもの安全対策
予どもたちの登下校時の安全確保を図るため、小学校 1年生へ防犯ブザーを配付するとと
もに、スクールガード(掌枝安全ボランティア)による学校巡回や、掌枝と地域諸団体、関係機
関との連携による遇掌踏のパトロール強化および危険箇所の点検など、地域ぐるみで掌校の
安全を守る取り組みを進めます。
計画
H H
H22
H23
H24
H25
継 問
0 地域ぐるみの学校安全聾備推進事業
各小・申学校区において、地協と連携し学校や通学路での巡回・警備等の活動を行うスクー
D
'できる掌校をめざして地域ぐるみで掌
ルガード(学校安全ボランティア)を募り、安全で安I
校安全に取り組む体制を整備します。
H22
計画
H23
ド継続制
-8
1-
H24
H25
0
学校安全・防災教育
すべての小・申学校で、安全教育・安全管理についての学校安全計画を作成するとともに、
I
掌枝狙自の危機管理マ三ユアルJ
を作成し、防犯訓練等を実施します。
H22
計画
0
H23
H24
H25
い継続制
通学路の安全確保
すべての小・中掌校で通学路の安全点検を実施し、校区内の安全マップを作成します。
計画
H H
H22
H23
H24
H25
継続実施
0
インターネット・携帯電話を介した児童生徒の被害防止取組推進事業
インターネットや携帯電話を介した児童生徒の被害を未然に防止するため、情報や機器の
正しい利用や危険性の認識等について、児童生徒への指導や保護者に対する啓発活動を行い
ます。
計画
H H
H22
H23
H24
H25
継続実施
0
携帯メール配信システムの導入(新規)
児童生徒の安全対策や保護者への緊急時における連絡手段を確保するとともに、学校行事
等の連絡にも活用できる携帯メール配信システムを導入します。
│
計画
3
H用│
H22
H23
H24
H25
評価指標
指標名
指標の慨要
対象
現状値
(H20)
目標値
(H25)
福岡市の教胃についてのアンケー卜において、
「地域の人たちは、苦どもたちの宣下校時や道
で会ったときに声力、けをしているかjという設
とても当てはまる jと固筈した教
聞に対し、 f
員、保護者、市民の割合
教員
30.9%
50.0%
保護者
30.3%
50.0%
市民
17.0%
40.0%
吾 ど も の 携 インターネット青書情報への対応に関するア
帯 電 話 の 使 ンケートにおいて、「ミ子どもの携帯電話の使用
聞 に 関 す る に際して、
家庭内でルールを設けている jと固
保 謹 者 の 意 筈した保護者の割合
識
保護者
60.0%
80.0%
害どもを地
域ではぐく
むという意
識の状況
-82-
重点施策4ー② 家庭・地域における教育の支援
1 これまでの取組の状況と舎後の方向性
【これまでの鴎果】
吾どもたちの健全な育成を図るため、公民館や市民センターで家庭教育掌級などの数多く
の掌習機会を提供してきました。
【舎後の眼掴】
ミ子どもたちの墓本的な生活習慣の乱れや規範意識の希薄化などによる問題行動や不登校
が、大きな祉会問題になってきています。その背票には、核家族化、少号化、都市化、共働き家
庭の摺加など社会構造の変化や、ミ子どもたちの体験活動の不足などが指摘され、ミ子どもをは
ぐくむ主体として、家庭・地域の役割の重要性が増してきでいます。
【舎笹の方向性】
家庭に対しては、希望する親だけでなく、ミ子育てに関 I~\の薄い親など、すべての親に対して
吾育てに関する掌習麦援を行うとともに、不登校の吾どもを抱える親など、課題に応じた掌
習の支援を行うなど、家庭や地域における取り組みを一層進めます。
また、 PTAと連携した家庭の教育力向上事業や、 NPO等との共画事業を通して、家庭教育
の支援を積極的に推進し、予どもの健やかな発達にとって重要な就掌前の教育についても関
係機関との連携を強化します。
さらに、地域の人々がラどもたちへの理解や閉山を深めることをめざし、掌校と地域が連
携を図り、地蛾全体で掌校教育を支援する事業を進めます。
2 主な事業と取組事頂
O 家庭教育の支援
や絢稚園、保育所等と
家庭におけるミ子どもたちの教育の重要性ゃあり方等について、 PTA
連携し啓発を進めます。また、不登校の児童生徒の保護者等に対し、ミ子育てへの自信と意欲を
回復し課題解決の糸口を探ることを目的とした交流会や講座を実施します。さらに、幼少期
からの長時間のメディア撞触やインターネット等が関係した吾どもたちの事件
・ 事故等へ対
応するため、専門性を育する NPO等と共働して、啓発のためのプログラム開発や人材育成
を進めます。
計画
H H
H22
H23
H24
H25
継続実施
0 入学説閉会時等学習会事業
ミ子育てに聞のが薄い保護者も富め、すべての保護者に対して、三子どもの墨本的生活習慣の
確立をはじめ、予どもの自身の健全な育成のための家庭教育の重要性ゃあり方の認識を深め
るため、多くの保護者が参加する小掌枝入掌前の就掌時健診や入掌説明会等の機会を活用し
て家庭教育に関する掌習会を実施します。
H22
計画
H23
ド継続制
-83-
H24
H25
o PTAとの連携事業
家庭での教育力を高め、 f
早寝、皐起き、朝ごはんjなどそ子どもたちの暴本的生活轡債の縫立
や規範意識の向上をめざす事業を、福岡市 PTA
協議会とともに実施します。
H22
H23
H24
ト~25
計画ト怪童到
0
学校支援地域連讃事業(新規}
窃塊の也代主主ど、地域の人材をボランティアとして活用する学校受援の仕組みづくりを行
い、学習受媛や部活動指導、花壇整備や図書整理などの学校支援活動を推進し、教員が菩ども
ま
す
。
と向き合う時間在確保するとともに、ミ子どもと大人、大人間土の交流還を図り Z
H21
H22
H23
H24
H25
計画
0
子ども読書活動の推進{再掲}
ミ子どもが自主的に読書活動を進められるよう、家庭、熔減、学校および図書館等が連携を劉
りつつ各種事業を実施し、三子どもの読書環境を整備します。また、予ども読書活動推進計画の
改定に取り組みます。
H21
H22
H23
H24
H25
現計画の筏 o
I
i
新計画の策定
計画
。
受容教寮活用事業
地域のボランティアによる様々な学校受掻活動や学校と地域の連携した活動を促進する
ため、学校内の余裕教室等にボランティアや住民の活動拠点を護備します。
計画
Hil!ï~jløt II
I
TI I
IIT回
H24
H25
i
l
i
l
l
0 地域ぐるみ家庭教育支援事業
家庭の教育力向上を図るため、保護者グループを対象に地域の自主的な学習活動還を麦援し
ますe
H22
│計画
H23
ト召百
H24
H25
QU
A吋
0 家庭『共育J
推進事業(新規)
PTAや企業等と連携して家庭教育に関する標語を作成するなど、社会全体で寺どもをは
ぐくむ I
共育 J
への意識の醸成を行います。
H21
計画
3
│標語作成│
H22
同・
H23
H24
H25
.
家
周
庭
知
等
・
啓
へ
発の
』
評価指標
指標名
墓本的生活
習慣の育成
に対する意
謡
害どもを地
域ではぐく
むという意
識
指標の概要
福岡市の教育についてのアンケートで J家庭
でミ子どもに対して、早寝早起きなどの規則 E
しい生活をさせているか」という設聞に対し、
「とても当てはまるjと回答した保護者の割合
福岡市の教育についてのアンケ-卜で、あ怠た
のお住まいの地域の人たちの行動について、
「地域の安全パトロールや青少年の健全育成に
取り組んでいるJ
と回答した市民モニターの割
コ
E
-85-
現状値
目標値
(H20)
(H25)
保護者
41.7%
45.0%
市民
21
.5%
25.0%
対象
Fly UP