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カプセル型簡易宿所の指導基準 カプセル型の就寝設備を設置する簡易
カプセル型簡易宿所の指導基準 カプセル型の就寝設備を設置する簡易宿所の指導については、建築基準法、旅館業法及び消防法に 定める構造設備等の規定による他、下記により指導するものとする。 記 1.カプセル型簡易宿所の定義 (1) カプセル型の就寝設備(以下「カプセル」と言う)を客室に配列した施設を言う (2) カプセルは寝具として取扱う。 2.カプセルの基準 (1) カプセルは不燃材料、準不燃材料又は難燃材料で造ること。 (2) カプセル内で使用する布団等の寝具類は防炎性能を有するものであること。 (3) カプセルの大きさは有効高さ1m以上、有効面積 1.6 ㎡以上で2段積以下とし、下段カプセル の底面の高さは、客室床面より 20cm 以上とし、上段カプセルの底面は客室底面から 150cm 以下 とすること。 (4) 上段のカプセルは各カプセルごとに安全に昇降できかつ転落を防止するための適当な措置を講 じた固定式はしご(タラップ)が設けられていること。 (5) 各カプセル内には、スプリンクラーヘッド及び自動火災報知設備の感知器を有効に設置するこ と。 (6) カプセルには機械換気装置を設置すること。 (換気回数は1時間当たり5回以上とすること。 ) (7) カプセルの出入用開口部の面積は、縦側入口の場合、開口部側断面積の 70%、横側入口の場合 は 60%以上であること。 (8) カプセル内には避難経路図を表示すること。 (9) カプセルにはカプセル内の在室が容易に確認できる灯火を設けること。 (10) カプセル内の照明は、底面において 30 ルックス以上であること。 3.カプセルを設置する客室の基準 (1) カプセル設置部分の床面積は、カプセル設置ごとの客室床面積の2/3以下であること。 (2) カプセルの配列については 10 連以内とし、10 連をこえて連続して設置する場合は、通路(有効 幅員 1.2m以上)又は不燃材料で造られた壁を設けること。また、カプセルを2段積とする場合 は、上段と下段の間を不燃材料で仕切ること (3) 客室については、2つ以上の直通階段へ避難できるものとすること。ただし、避難上有効なバ ルコニー等が設けられている場合はこの限りでない。 (4) 客室の各通路は原則として重複区間を経由しないで主たる廊下、ホール等に通ずる他、避難上 有効な廊下(開放廊下又は不燃材料、防火戸等で区画され、排煙設備を有する廊下) 、バルコニ ー等に避難できるものとすること。 (5) 避難上有効な廊下、バルコニー等の床面積は当該階の客室の収容人員1人につき 0.3 ㎡の割合 で計算した数値以上とすること。 (6) 客室内通路は有効幅員 1.2m以上とすること。 (7) 客室は 500 ㎡以内ごとに防火上有効な間仕切壁で区画し、出入口には常時閉鎖式防火戸又は煙 感知器連動の防火戸を設けること。 (8) 客室には局部的な階段、吹抜けなどを設けてはならない。 (9) 上段寝台前面を通路等で連絡しないこと。 (10) 客室においては裸火を使用しないこと。 (11) 客室の照明は床面において 30 ルックス以上であること。 (12) 客室には窓及び換気設備を設けること。 (13) 客室内での喫煙を禁止するとともに喫煙場所を設置すること。 4.施設に係る基準 (1) 客室の延床面積は 33 ㎡以上であり、施設総面積の2/3以下であること。 (2) カプセル型簡易宿所の施設の各部分には、原則として、スプリンクラー設備、自動火災報知設 備、避難設備及び機械排煙設備を設置すること。 (3) 脱衣室、休養室を設けること。カプセル内では脱衣させないこと。 (4) 脱衣室には機械換気設備を設置すること。 (5) カプセル内に可燃物の持込みを禁止すること。 (6) 附近に公衆浴場がない場合、入浴設備を設けること。 (7) 洗面所及び便所の規模は次のとおりであること。 a.洗面所及び便所は客室を設置している階に原則として1ヶ所以上設けること。 b.洗面台及び小便器は定員 15 人以内に対し1個、大便器は定員 20 人以内に対し1個の割合で設 けること。 5.その他 確認申請書提出前に総合計画局、環境保健局、消防局の事前審査を受けること。 附 則:この指導基準は、昭和 60 年1月1日から施行する。 総合計画局、環境保健局、消防局 様式1 消 (設 )第 号 昭和 年 月 日 設 備 課 長 消防署長殿 (担当 建築係) カプセル型簡易宿所の設置に係る事前指導について 標題について、次のとおり指導しましたので連絡します。 名 称 位 置 事 業 主 相 談 者 構 階数地下 造 用 途 TeL 階地上 階 カプセルの 指導年月日 設置階、数 回 消防法令の規定に 適合 総合計画局の事前指導 一部不適合 済 指導基準の項目 未 面積 建 延 数 不適合 環境保健局の事前指導 指導基準の項目 済 未 指導基準の項目 (1) 適 否 (1) 適 否 (12) 適 否 (2) 適 否 (2) 適 否 (13) 適 否 (3) 適 否 (3) 適 否 (4) 適 否 (4) 適 否 (1) 適 否 (5) 適 否 (5) 適 否 (2) 適 否 2 (6) 適 否 3 (6) 適 否 (3) 適 否 (7) 適 否 (7) 適 否 4 (4) 適 否 (8) 適 否 (8) 適 否 (5) 適 否 (9) 適 否 (9) 適 否 (6) 適 否 (10) 適 否 (10) 適 否 (7)a 適 否 (11) 適 否 (7)b 適 否 備考(否の具体的内容、その他指導の内容を記載すること。 ) 3 様式2 消( )第 昭和 年 号 月 日 消 防 局 長 殿 消 防 署 長 カプセル型簡易宿所の設置に係る事前指導について 標題について、次のとおり指導しましたので連絡します。 名 称 位 置 事 業 主 相 談 者 構 階数地下 造 用 途 TeL 階地上 階 カプセルの 指導年月日 設置階、数 回 消防法令の規定に 適合 総合計画局の事前指導 一部不適合 済 未 指導基準の項目 面積 建 延 数 不適合 環境保健局の事前指導 指導基準の項目 済 未 指導基準の項目 (1) 適 否 (1) 適 否 (12) 適 否 (2) 適 否 (2) 適 否 (13) 適 否 (3) 適 否 (3) 適 否 (4) 適 否 (4) 適 否 (1) 適 否 (5) 適 否 (5) 適 否 (2) 適 否 2 (6) 適 否 3 (6) 適 否 (3) 適 否 (7) 適 否 (7) 適 否 4 (4) 適 否 (8) 適 否 (8) 適 否 (5) 適 否 (9) 適 否 (9) 適 否 (6) 適 否 (10) 適 否 (10) 適 否 (7)a 適 否 (11) 適 否 (7)b 適 否 備考(否の具体的内容、その他指導の内容を記載すること。 ) ※必要におおじ関係図書を添附すること 3