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平成24年度 第1回防災(地震・津波対策)訓練実施要項
平成24年度 第1回防災(地震・津波対策)訓練実施要項 H24.4.11 県立志布志高校 1 目 的 (1) 生徒・教職員の避難経路及び避難場所を確認するとともに,冷静かつ安全な避難についての指導 を徹底し,安全防災意識の高揚を図る。 (2) 生命を尊重する態度を養うとともに,敏速かつ的確に自主的な判断ができるよう指導する。 (3) 校内外の安全組織を確認し,教職員の役割分担などを確認するとともに,非常時に機能的に行動 できるようにする。 (4) 志布志幼稚園や行政等との連携を図る。 2 訓練の内容 (1) 地震発生時の生徒・職員の安全確認と確保 ① 通報と避難体制の確立 ② 適切な避難経路の選択と安全な避難の仕方 ③ 避難所要時間の確認と人員点呼 (2) 津波発生時の生徒・職員の安全確認と確保 ① 通報と避難体制の確立 ② 適切な避難経路の選択と安全な避難の仕方 ③ 避難所要時間の確認と人員点呼 ④ 志布志幼稚園や行政等との連携 3 実施の方法 (1) 日 時 平成24年4月13日(金) 15:35 ∼ 16:35 (雨天時 1∼2次避難のみ(体育館集合,自衛消防組織任務確認) ,4/25 3次避難) (2) 想 定 授業中に地震が発生。 (通常時間割で実施) その後津波が発生。津波到達まで,さほど時間がない想定。 (3) 避難場所 1次避難 … 机の下(身近な身を隠すところ) 2次避難 … グラウンド(全校朝会の整列隊形) 3次避難 … Honda Cars 及び サンキュー西志布志店先の高台(裏面参照) (4) 通報指示 非常ベル,校内放送 (5) 準備するもの ① 本 部 … 係: ストップウォッチ,ハンドマイク 教頭: 人員点呼メモ用紙(生徒数・職員数集約用) ② 学年主任 … 人員点呼メモ用紙(各担任からの生徒数集約用) ③ 各 担 任 … 人員点呼メモ用紙(生徒の確認・集約用) 国道横断用赤旗2本(2年1組) ④ 教科主任 … 人員点呼メモ用紙(各教科職員の確認・集約用) ⑤ 養護教諭 … 救急薬品・その他(毛布・タオル等) ⑥ 全 職 員 … 携帯電話 (6) 避難訓練の流れ(担当者不在時:校長→教頭,教頭→教務主任,事務長→事務次長,正担任→副担任,養護教諭→保健主任) 時 間 担 当 生徒・職員の動き 15:35 担 任 ① 各教室にて諸注意事項の確認 (廊下では押さない,走らない,話さない) *迅速かつ安全な行動を心がける。 *窓,扉を開ける。 事 *委員長は出席簿を持参する。 前 指 *自衛消防組織及び任務の確認 *避難経路の確認(教室→校庭,校庭→高台(A・Bルート)) 導 *校庭へはなるべく早い避難を心掛ける。 *A ルートの目標到達時間は 10 分,B ルートの目標は 15 分以内。 15:40 ② 日向灘沖にて地震発生 1 校 長 ③ 地震警報をテレビ・ラジオ等から入手。 次 ④ 教頭へ避難放送の指示をする。 避 教 頭 *安全を確保し,余震に備えて,しばらく待機しなさい。 難 事務長 ⑤ 南部消防署に通報 15:41 校 長 ⑥ 地震の揺れが収まる ⑦ 教頭へ避難放送の指示をする。 教 頭 *揺れが収まりました。慌てずに靴に履き替えて(雨天時:下線部 2 無し) ,グラウンド(雨天時:体育館)へ避難しなさい。 次 ⑧ 避難開始 15:41 全 員 避 ⑨ 計時スタート 係 難 ⑩ 全校朝礼の隊形に整列し,学級委員長等は人員点呼を行う。 15:46 全 員 担任・学年主任 ⑪ 各学級の人員報告: 担任 → 学年主任 → 教頭 教科主任 → 教頭 教科主任 ⑫ 職員の人員報告: 15:47 係 ⑬ ハンドマイクのサイレンを鳴らす。 教 頭 *津波避難訓練に移ります。人員点呼及び報告が済んだクラスから,順次, 全 員 担任の指示に従って,慌てず,静かに高台へ避難を開始してください。 全学級(除2年1組) 2年1組 全 員 ⑭ Bルート(教員住宅経由 全員 ⑭ Aルート(西門から押しボタン Honda Carsを目指す) 式横断歩道,志布志幼稚園→ 担 任 ⑮ 人員点呼の済んだクラ 高台を目指す) 3 スから順番に避難開始。 担任 ⑮ 2年1組のみ本隊から外れて 次 避難開始する。 *2列で避難し,早歩き 避 で移動する。 *2列で避難し早歩きで移動。 難 *目的地に到着したら, *国道横断の際,安全第一。 奥の方からつめて静か *幼稚園では,園職員と連携, A に待つ。 低年齢児を優先的に避難。 *高台に到着後,静かに待つ。 16:05 B 全 員 ⑯ 全校朝礼の隊形に整列し,学級委員長等は人員点呼を行う。 16:15 担任・学年主任 ⑰ 生徒人員:担任→学年主任 担任 ⑰ 人員報告:担任→教頭 担任 ⑱ 職員人員報告:担任→教頭 教科主任 →教頭 教頭 ⑱ 職員人員:教科主任→教頭 係チーフ ※携帯電話で連絡取り合う。 学年主任 ⑲ 諸連絡 全 員 ⑳ 学校へ移動(同じ経路を戻る) 16:25 事 16:35 クラス毎に解散 全 員 後 ※講評は,4月16日(月)の全校朝会にて係が行う。 指 ・指示通り的確に行動できたか。 ・誘導がうまくできたか。 生 導 教 ・適切な避難ができたか。 ・計画(移動経路,安全面 徒 師 等)に問題はなかったか。 ・集団行動ができたか。 4 参考 志布志幼稚園(園児128名(3歳児:30名,2歳児:20名),職員16名(うち常勤5名)) 津波発生時の避難経路及び避難場所 県立志布志高校 Aルート Bルート ・Honda Cars 中宮跨道橋 【Aルート】 (訓練時:2年1組が通るルート) ○志布志高校西門から出て,手押し式信号を横断。タイヨーと志布志幼稚園の間を通る。 ○男子生徒は可能な限り志布志幼稚園児(2 歳児)を抱き,一緒に避難する。 ○道なりに進めば,図中斜線部の急な坂に到着。 ○志布志高校から坂までは約600m,徒歩6分。坂は約200m,徒歩3分,標高約40m。 ○Aルートは約6分で坂に到着できるが,欠点は道路を横断しなければならないことである 【Bルート】 (訓練時:2年1組以外が通るルート) ○教職員住宅を抜けて,陸橋を渡る。緩やかな坂が続き Honda Cars の裏から登る。 ○志布志高校から二つ目の陸橋(図中○印)までは距離約600m,徒歩6分。高さ約15m。 ○志布志高校から Honda Cars までは距離約1200m,徒歩15分,高さ約40m。 ○道路を横断する必要がなく安全だが,地震の際,陸橋が崩落しているかもしれないという心配あり。 *各クラス担任が先頭,副担任が最後尾。全体の先頭はAルート2年1組,Bルート3年5組。 *避難訓練時は,☆印で人員点呼が済み次第,同じルートを通り帰校する。 *有事の際はA・Bルートのいずれも,☆印まで避難して人員点呼をしたのち,志布志市文化会館に移動。 ※本紙は生徒便にて保護者に配布。(5/16 PTA 総会で再度配布説明し,各家庭での避難場所の確認も依 頼。 ) ※志布志幼稚園との調整(3/26), Honda Cars 使用許可取付(3/29), 道路使用許可・自衛消防訓練通知(4/11)