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テーマ「まなびフェストの具現化に向けた取組 ~家庭学習と授業の連動
教育振興運動全県共通課題:「家庭学習の充実」「読書活動の推進」実践事例集 実践事例 No.34 テーマ「まなびフェストの具現化に向けた取組 ~家庭学習と授業の連動~ 」 陸前高田市 小友小学校PTA 小友小学校「まなびフェスト」における家庭学習についての目標 ★ 児童自身が「勉強は夢の実現のために必要」と思える動機づけを図る。 ★ 保護者が「子どもの未来のためにもっと勉強をさせよう」と思える働きかけを行う。 ★ 教職員が「家庭学習推進と日々の授業との連動の図り方において、よい意味での金太郎 飴となろう」と思える共通理解の場を設定し、実現に向けての継続的な実践に取り組む。 1 こんな課題が 岩手県は全国に比較して学習時間が少なく、テ レビやビデオ視聴に費やす時間が多い。さらに陸 前高田市は下回っている現状にあり、読書も同傾 向にある。 また、本校の標準学力調査等の結果は、市や全 国と比較して大きく落ち込んでもいないが、十分 良いとも言えない状況である。 2 課題解決のための取組内容と目標は (1) 児童に対する家庭学習の進め方について の説明 ⇒ 意義と内容、時間理解 (2) 保護者に対する家庭学習実践の方法につ いての説明 ⇒ 定期的確認実施 (3) 教職員による内容検討と研究会等での確 認 ⇒ 効果的な授業活用検証 3 どんな役割と連携で 児 童 夢を抱き、実現のために学びを通して わかる、できる、使えるようになろうと する主体性をもつ。 保護者 まなびフェストや校報を通して家庭 学習の重要性と生活時間の見直しの必 要性を確認する。 学 校 児童個々に応じた指導と日々の授業 の充実に努め、家庭学習との関連作りを 工夫する。 ~模範家庭学習ノ-トの展示~ 4 どんな実践を (1) 児童への動機づけについて ア 全校朝会において、各月の誕生者が自分 の将来の夢を語る。 イ 夢実現に向けた学校教育目標の知徳体に 関した様々な話を聞く。 ウ 家庭学習時間の積み重ねの大きさと必要 性を資料を通して知る。 (2) 保護者の理解と協力依頼について ア 学力調査等諸検査結果を知ることにより 家庭学習の必要性を理解する。 イ まなびフェスト学校及び学年版を家庭に 掲示する。家庭学習手引きに基づきカ-ド に確認印をつけ励ます。 ウ 「すくすくカ-ド」 「ノ-テレビノ-ゲ- ムデ-週間」での点検を行う。 (3) 教職員の共通理解について ア 家庭学習に関する定期的な実態把握と分 析に基づく改善を継続する。 イ 国語・算数を中心とした授業内容の復習 や予習のさせ方を統一する。 ウ ノ-ト指導についての情報交換と学年発 達に応じた内容の吟味を図る。 5 目標達成度の評価方法は ・学習と生活状況調査4(2)ウのカ-ドに よる分析とその報告内容 ・授業参観と学級懇談における保護者の感想 や意見の分析 ・職員会議や研究会における討議内容 6 取組の PR ・現在少しずつであるが意識向上中 ⇒ 家 庭学習内容のレベルアップと時間増加。復 習中心による定着度アップ。