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スポーツマーケティング

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スポーツマーケティング
特集1:スポーツマーケティング
世界的なスポーツ・コンテンツを企業のコミュニケーション・チャンスに。
電通のスポーツマーケティング
北京オリンピックでの役割
オリンピックやFIFAワールドカップ™、世界選手権など、多くの消費
2008年8月8日には第29回オリンピック競技大会(2008/北京)
者の注目を集める魅力的なスポーツイベントは、企業にとって新たな
が開催されました。アジアでの3回目の開催となったこの大会では、
メッセージの発信と販売促進の機会であり、大きなマーケティング・
史上最多の204の国と地域から1 万人を超える選手が参加し、17日
チャンスとなります。
間の熱戦に幕を下ろしました。国際オリンピック委員会(IOC)
のワー
当社グループのスポーツマーケティングへの取り組みは、1984年の
ルドワイドパートナー12 社は開催地・北京などで積極的なプロモー
ロサンゼルスオリンピックのころまでさかのぼります。長年にわたり国
ション活動を展開し、大会の成功にも寄与しています。
際的な大会を成功に導いた実績、グループの強固な財務基盤、メディ
この大会において当社グループは、国内テレビ番組の広告枠の販売、
アやクライアント、国内外スポーツ連盟等との間で築き上げた信頼関
日本企業へのスポンサーシップ権の販売などのビジネスに携わり、大
係をベースに当社グループが他に先駆けて確立したビジネスモデル
会をサポートしてきました。
です。
スポーツマーケティングを中核とするビジネスは、テレビ放映権など
の諸権利の販売だけで完結するのではなく、広告枠の番組スポン
サーへの販売、協賛スポンサーの実施する広告・販促キャンペーンの
実施、大会の運営など、当社グループのさまざまな部門が幾重にもビ
ジネスを受注していくことが可能な、グループの収益拡大に貢献する
ビジネスとなっています。
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さらなる事業拡大へ
当社グループのスポーツビジネスは、スポーツマーケティング権や放
映権を日系広告主や日本の放送局へ販売代理することを主な業務と
してきました。最近では、当社と各国際スポーツ連盟などとの直接取引
が増えたことにより、各連盟からは日系以外の広告主や海外の放送局
への権利販売を強く期待されるようになってきています。こうした中、
2007 年 8月にはスポーツビジネスの国際化への対応を図ることを
目的に、新会社「電通スポーツヨーロッパ」
をロンドンに設立しました。
当社グループは、景気の影響を受けにくいスポーツマーケティングを
大きな収益を生み出す
「源泉」
となる事業と位置づけ、魅力的なス
ポーツ・コンテンツの獲得・開発に注力しています。
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北京オリンピック 開会式
© PHOTO KISHIMOTO
特集 2:クリエーティブ
カンヌ国際広告祭でグランプリを受賞。世界トップレベルのクリエーティブ力。
マスメディアからインターネット、バイラルコミュニケーション、統合
また、当社のクリエーティブ力は海外でも高く評価されています。世界
キャンペーン。コミュニケーションの多様化とともに広がり続けるクリ
で最も権威ある広告賞とされるカンヌ国際広告祭においても、2008
エーティブ領域。どんな情報を、どんなメディアを使って、どう魅力的
※2
年は当社制作のCMがラジオ部門のグランプリ
(最高賞)
を受賞し
にコミュニケーションするのか。広告キャンペーンにおけるクリエー
ました。ほかにもグループとして金賞 3、銀賞6、銅賞4を獲得※3。こ
ティブの重要性はますます高まっています。コンサルティングやミー
の数は、当社の世界トップレベルのクリエーティブ力を証明する結果
ティングを重ねて理解した広告主の課題。マーケティング・リサーチ
といえます。このほかにもアドフェスト、ワンショー、クリオなど有力な
から導き出した生活者のニーズ。コミュニケーションによる問題解決
国際広告賞への入賞を数多く果たしており、広告会社のクリエーティ
に向けて、生活者の心を動かすアイディアやメッセージを創り出すの
ブ力を測る指 標として世 界 的に重 視されている「ガン・レポート
が当社のクリエーティブ・サービスです。当社では約 1,000名※1とい
(Gunn Report)2007」において、当社は広告賞受賞数で世界第 4
う充実したクリエーティブ・スタッフが、あらゆるメディアに対応した
位にランキングされています※4。国内においても毎年多数の広告賞を
クリエーティブ・ワークを行っています。知名度を上げたい。売り上げ
受賞しており、2007年「ACC全日本CMフェスティバル」
では全受
を伸ばしたい。ブランド力をつけたい。ひとつひとつ異なる広告主の
賞作品 80のうち42を当社作品が占め、日本広告業協会が年間で最
課題に的確に応え、広告表現のプロとしてその狙いに最もふさわしい
も優れたクリエーターを選出する
「クリエーター・オブ・ザ・イヤー」
クリエーティブ・アイディアを提案していく。その中から、社会現象と
でも、19回中17回、3 年連続で当社のクリエーターが選ばれていま
なるような話題のキャンペーンも次々と生まれています。
す。当社グループでは、このような評価に甘んじることなく、意欲的な
クリエーターに自らの可能性にチャレンジする機会を与えることで、ク
リエーティブ力の強化に取り組んでいます。
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※1 1,015 名(東京本社・関西支社・中部支社の合計。2008 年 7 月1 日現在) ※2 ラジオ部門/キヤノンマーケティングジャパン ※3 金賞 メディア部門:朝日新聞/サイバー部門:ソニーマーケティング/プロモ部門:日本野鳥の会 銀賞
フィルム部門:セコム/メディア部門:東京都/デザイン部門:熱帯資源植物研究所/サイバー部門:本
田技研工業・公共広告機構/プレス部門:キヤノンマーケティングタイランド 銅賞 フィルム部門:森永製
菓/メディア部門:集英社/デザイン部門:求龍堂/サイバー部門:ソニーマーケティング ※4 ガン・レポートは、世界の広告受賞状況に基づいてまとめられた広告業の実績評価レポートで、毎年 11 月
に発行されます。 当社は 2007 年単独エージェンシー部門で第 4 位となっています。
カンヌ国際広告賞フィルム部門で銀賞を受賞した
ACC賞ゴールド、
TCC賞グランプリを受賞した
セコムTVCM「Big Trap」
ソフトバンクモバイルTVCM「ホワイト家族」
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