「5月21日の朝は、金環日食を見よう！」

「フロンティア通信５月号
自己紹介」
「5月21日の朝は、金環日食を見よう！」
校 長
加
藤
知
之
今年の４月に転任された中島校長先生の後任として、着任しました。よろしくお願いします。
校長ということで授業では出会えませんが、特別活動、休み時間、放課後等で、生徒の皆さんと
たくさん話ができることを楽しみにしています。
突然ですが、5月21日の朝はぜひとも太陽を見上げてみてください。（もちろん、目を傷めな
いように、安全な太陽観測用の専用機材を使ってですが・・・） 始業式でも話しましたが、日
本で25年ぶりとなる「金環日食」が見られます。「金環日食」とは、太陽の中心部分が月にさえ
ぎられて、残った太陽の縁の部分が"金色の環"のようにみえる現象です。不思議で神秘的な光景
でしょうね。私は、実際に自分の目でこの「金色の環」を見たいと、今からわくわくしています。
自然現象の壮大さ・不思議さを実感できる貴重な機会ですから、皆さんにも、ぜひとも見てほし
いです。また、この現象を自分の目で見ることは、｢学ぶ」ことの大切さ、面白さを考え直す一
つの機会になるとも思っています。何もわからなかった古代の人は、ただただ恐れおののいて日
食を見ていただろうなと想像してみたり、正確に日食のおこる時間を予測できる自然科学のすば
らしさを実感してみてください。さらに、目の前でおきている日食の原因は、太陽と月と地球の
位置関係という途方もなく大きな宇宙空間を想像することによって説明できることを改めて考え
てみてください。すごいと思いませんか。ちっぽけな人間の思考が大きな宇宙空間を巡るのです。
華陽フロンティア高校での学習が、「学ぶ」ことの大切さ、面白さを実感し、さらに生徒の皆
さんの飛躍の糧となるよう、私も他の先生方と一緒に努力したいと思います。1年間よろしくお
願いします。
12/04/26 フロンティア通信_５月号.doc