...

岐阜県試験研究機関等の概要

by user

on
Category: Documents
46

views

Report

Comments

Transcript

岐阜県試験研究機関等の概要
平成27年度
岐阜県試験研究機関等の概要
岐阜県
目
次
岐阜県試験研究機関等連絡先 ····································· 1
岐阜県保健環境研究所 ··········································· 2
岐阜県工業技術研究所 ··········································· 5
【地域産学官共同研究拠点「ぎふ技術革新センター」】 ············ 9
岐阜県産業技術センター ········································ 10
岐阜県情報技術研究所 ·········································· 14
岐阜県セラミックス研究所 ······································ 17
岐阜県生活技術研究所 ·········································· 19
岐阜県農業技術センター ········································ 21
岐阜県中山間農業研究所 ········································ 24
岐阜県畜産研究所 ·············································· 27
岐阜県水産研究所 ·············································· 32
岐阜県森林研究所 ·············································· 36
公益財団法人岐阜県研究開発財団 ································ 38
岐阜県試験研究機関等連絡先
機
関
名
保健環境研究所
住
所
T E L
F A X
〒504-0838
各務原市那加不動丘 1-1
058-380-2100
058-371-5016
〒501-3265
関市小瀬 1288
0575-22-0147
0575-24-6976
〒501-6064
羽島郡笠松町北及 47
058-388-3151
058-388-3155
紙業部
〒501-3716
美濃市前野 777
0575-33-1241
0575-33-1242
情報技術研究所
〒509-0109
各務原市テクノプラザ 1-21
058-379-3300
058-379-3301
セラミックス研究所
〒507-0811
多治見市星ヶ台 3-11
0572-22-5381
0572-25-1163
生活技術研究所
〒506-0058
高山市山田町 1554
0577-33-5252
0577-33-0747
農業技術センター
〒501-1152
岐阜市又丸 729-1
058-239-3131
058-239-3139
〒503-2407
揖斐郡池田町般若畑 631-11
0585-45-3837
0585-45-3837
〒509-4244
飛騨市古川町是重 2-6-56
0577-73-2029
0577-73-2751
〒509-9131
中津川市千旦林鍛冶屋平
0573-68-2036
0573-68-3116
0577-68-2226
0577-68-2227
0573-56-2769
0573-56-2974
工業技術研究所
ぎふ技術革新センター
産業技術センター
池田試験地
中山間農業研究所
中津川支所
643-1
畜産研究所
酪農研究部
養豚・養鶏研究部
養豚・養鶏研究部
関試験地
水産研究所
下呂支所
森林研究所
(公財)
岐阜県研究開発財団
〒506-0101
高山市清見町牧ヶ洞 4393-1
〒509-7601
恵那市山岡町久保原
1975-615
〒505-0037
美濃加茂市前平町 3-8
0574-25-2185
0574-28-4132
〒501-3924
関市迫間 2672-1
0575-22-3165
0575-22-3164
〒501-6021
各務原市川島笠田町官有地
0586-89-6351
0586-89-6365
無番地
〒509-2592
下呂市萩原町羽根 2605-1
0576-52-3111
0576-52-4354
〒501-3714
美濃市曽代 1128-1
0575-33-2585
0575-33-2584
〒509-0109
各務原市テクノプラザ 1-1
058-379-2212
058-379-2215
1
岐阜県保健環境研究所
所在地
〒504-0838
電
話
(058)380-2100(代)
FAX
(058)371-5016
所
長
樋口
設
昭和 23 年(平成 5 年に改称)
行伹
職員数
47 名(うち研究員数 34 名)
土地面積
12,320 ㎡(岐阜県健康科学センター全体)
建物延面積
立
6,718 ㎡(岐阜県健康科学センター全体
対象業種又は技術分野
1
各務原市那加不動丘 1-1
9,974 ㎡)
保健・環境科学全般
設置概要(目的、経緯等)
昭和 23 年に設立された岐阜県衛生研究所と昭和 43 年に設立された岐阜県公害研究所が組織統合され、
平成 5 年 4 月に岐阜県保健環境研究所として業務を開始した。保健及び環境の両分野における科学的・
技術的中核として、関係行政機関との連携を図りながら、調査研究、試験検査、研修指導、保健・環境
情報の解析・提供等を行なっている。従来、岐阜市野一色(本所)と岐阜市薮田(薮田庁舎)とに分か
れていたが、平成 11 年 8 月に各務原市に新築された健康科学センターに統合移転した。平成 26 年 4 月
には、岐阜保健所の試験検査部門を移管し、県下保健所の理化学検査の一部を集約した。
2
組
織
所長
総務課(5 名)
・人事、予算、会計、財産管理等
保健科学部(10 名)
・ウイルス及び細菌等感染症、食中毒に関する検査・調査研究
・岐阜県感染症情報センター業務
生活科学部(4 名)
・医薬品、家庭用品に関する検査・調査研究
・連携大学院の管理運営
環境科学部(13 名)
・大気、水質、環境放射能、廃棄物、微量化学物質等に関す
る検査・調査研究
・大気環境監視テレメータシステム及び大気環境測定車の管
理運営
食品安全検査センター(14 名)・食品に関する検査・調査研究、岐阜保健所検査機能
3
重点分野
(1) 調査研究事業
感染症・食中毒の予防と発生機構、食品・医薬品の安全性確保、環境汚染の評価・解明等に関する
調査研究を実施する。
(2) 行政検査事業
食中毒集団発生事例及び各種感染症発生時の細菌・ウイルス検査、収去食品・医薬品・家庭用品等
の検査及び大気・水質・土壌・廃棄物・放射能・微量化学物質等の環境調査を実施する。
(3) 技術指導・支援関連事業
保健所、市町村、民間企業等を対象にして技術研修・相談を行うと共に、大学、民間等から研修生
を随時受け入れ、必要に応じた技術支援を実施する。
(4) 連携大学院事業
岐阜薬科大学との連携による大学院を設置し、学官の協同のもとに県内科学技術の推進を 図る。
4
主要研究テ-マ
(1) 地域密着型研究課題
① 腸管出血性大腸菌 O26 を対象とした迅速・簡便な分子疫学解析法の検討(保健科学部)
②FPE培地を用いたと畜場での stx 遺伝子の迅速スクリーニング検査法(保健科学部)
2
③ノロウイルス食中毒注意報・警報制度に係る環境水調査(保健科学部)
④指定薬物データベースの構築と類似化合物の識別方法の確立(生活科学部)
⑤バイケイソウ、コバイケイソウの毒成分に関する研究(食品安全検査センター)
⑥LC/MS/MS を活用したアレルギー物質検査法の開発(食品安全検査センター)
⑦岐阜県における大気汚染の特徴と高濃度メカニズムの解明に関する研究(環境科学部)
⑧地下水質の地域特性に関する研究(環境科学部)
⑨リサイクル認定製品のデータベース化に関する調査研究(環境科学部)
⑩空 間 放 射 線 量 の実 態 調 査 研 究 (環境科学部)
⑪食品異物検査手法の充実および開発(食品安全検査センター)
⑫糞便検体からの食中毒起因菌検出に関する研究(食品安全検査センター)
5
主要試験研究機器
機
器
名
メーカー・型式
リアルタイム PCR
ロシュ LightCycler96Systeem 等
遺伝子増幅装置
バイオラッド iCycler 等
DNA 解析装置一式
ベックマン CEQ8000
高速冷却遠心分離器
日立製作所 CR21F
超低温フリーザー
三洋電機 MDF-1155ATN 等
パルスフィールドゲル電気泳動装置
バイオラッド CHEF-DR
二波長クロマトスキャナー
島津 CS-910
溶出試験機(自動サンプリング装置付き)
バンケル VK-7000 等
分光光度計
日本分光 V-650
マイクロプレートリーダー
バイオラッド モデル 680
真空凍結乾燥機
アドバンテック VF-350 等
蛍光顕微鏡
オリンパス BX51-33-FLD-2,DP70-SET-A
ガスクロマトグラフ-タンデム質量分析装置
アジレント 7000 B
高速液体クロマトグラフ-タンデム質量分析装置
アジレント
高速液体クロマトグラフ精密質量分析装置
島津 Nexera X2 サーモフィッシャーサイエンティフィック Q Exactive Plus
高速液体クロマトグラフ質量分析装置
アジレント 1100 シリーズ LC/MSD SL
原子吸光分光光度計
日立 ZA3300 等
卓上型電子顕微鏡
日本電子 JCM6000
フーリエ変換赤外分光光度計
日本分光 FT/IR-4600
デジタルマイクロスコープ
キーエンス VHX-2000 等
モニタリングポスト
アロカ MAR-22
全有機炭素分析計
島津 TOC-L
ヘッドスペース GC/MS
アジレント 5975
誘導結合プラズマ質量分析装置
アジレント ICP-7500CE
高周波プラズマ発光分光分析計
サーモフィッシャーサイエンティフィック iCAP6500 Duo
還元気化水銀測定装置
日本インスツルメンツ(株)
イオンクロマトグラフ
島津 HIC-SPsuper 等
VOC 分析計
島津 VMS-1000F
悪臭測定装置
島津 GC-14B 等
高分解能ガスクロマトグラフ質量分析装置
日本電子 JMS-700
ハイボリウムエアサンプラー
柴田科学器械 HVC-1000N 等
位相差分散顕微鏡
ニコン ECLIPSE80i
超純水製造装置
ミリポア MILLI-Q Labo
ガスクロマトグラフ質量分析装置
サーモフィッシャーサイエンティフィック TRACE1310GC-ISQlT 等
Ge 半導体核種分析装置
セイコー MCA7600 等
低バックグランド放射能自動測定装置
キャンベラ 5-XLB
3
1200 エービーサイエックス
4000QTRAP
RA-4300
6
PM2.5 フィルタ秤量用恒温恒湿チャンバー
東京ダイレック PWS-PM2.5SE
PM2.5 成分分析用イオンクロマトグラフ
島津 CBM-20A 等
カーボンアナライザー
東京ダイレック Lab Model
定期刊行物
岐阜県保健環境研究所報(年 1 回)
ぎふ保環研だより(広報誌
7
年 3 回)
利用案内
共 同 研 究:県の共同研究規程により実施する(企業分は企業が負担)。
受 託 研 究:研究可能な内容について実施する(受託研究契約の締結が必要で、有料)。
技術相談指導:技術相談は来所あるいは電話によって受け、技術指導は所内にて指導を行う(無料)。
技 術 研 修:保健所技術職員を対象にした技術研修を行う。
企業、大学等から、要綱に従い研修生を受け入れる。
出 前 講 義:一般県民を対象にした各種の講演テーマを用意し、研究員が依頼者の希望地に出向
いて講演を行う(講演料:無料)。
施 設 利 用:情報コーナーを設置し、健康・環境に関し広く一般県民に開放している(無料)。
8
9
相談窓口
E-mail アドレス
[email protected]
ホームページ
http://www.health.rd.pref.gifu.lg.jp/
交通案内
名鉄各務原線
「市民公園前駅」または「各務原市役所前駅」下車
JR 高山本線
「那加駅」下車
東海北陸自動車道
「岐阜各務原 IC」から車で 15 分
徒歩 20 分
4
徒歩 15 分
岐阜県工業技術研究所
所在地
〒501-3265
電
話
(0575)22-0147
関市小瀬 1288
FAX
(0575)24-6976
所
長
村田
設
昭和 12 年(平成 24 年改称)
明宏
職員数 34 名(うち研究員数 25 名)
土地面積 11,750 ㎡
対象業種又は技術分野
立
建物延面積
3,417 ㎡
機械・金属業界を対象。鋳造・ダイカスト・プレス・鍛造・切削・研削・
熱処理・表面処理などの金属素材とその製造及び加工技術、自動制御・機械化技術
や計測技術などの品質管理技術、並びに炭素繊維複合材料等の成形加工技術
1
設置概要(目的、経緯等)
岐阜県工業技術研究所は、前身である岐阜県機械材料研究所を組織改編し、新たに企画調整課、機械
部、金属部、複合材料部の 1 課 3 部体制して平成 24 年 4 月 1 日に設立された。自動車・航空機・工作機
械など岐阜県の基幹産業となっている製造業の中で、機械・金属関連分野を支援対象とし、県内の工業
系試験研究機関の中核機関と位置付けられ、「ものづくり技術」に関する研究や依頼試験・技術相談な
どを行っている。
当研究所は、これまで関連各分野において蓄積してきた保有技術を基に、新規応用や展開を図り、ま
た産学官の連携を密にして効率的な研究開発と成果の移転に取り組み、さらに、現場支援・依頼試験・
技術相談・人材育成・情報提供等も併せて、「地域に根ざしたものづくり技術開発」と「質の高い技術
支援」をスローガンに、県内産業のより一層の発展に貢献することを目指している。
また、平成 23 年 5 月 30 日に地域産学官共同研究拠点「ぎふ技術革新センター」を開所し、CFRP(炭
素繊維複合材)をキーワードに、産学官連携の体制で、共同研究、人材育成、機器活用などを推進し、
県内企業の成長分野への展開を支援することによる産業構造の多様化・高度化を目指している。
2
組
織
所長
企画調整課(8 名)
・技術連携係:工業系試験研究機関に関する総合窓口、工業系
研究機関の広報、ぎふ技術革新センター事業の企画・運営
・管理調整係:予算、給与、備品管理、福利厚生に関する管理運営
機械部(8 名)
・切削、プレス、鍛造、研削、研磨、刃物、設計、潤滑などの機械
加工技術、及び計測、機械化・自動化などに関する技術開発・
支援・依頼試験
金属部(9 名)
・鋳造、ダイカスト、粉末冶金、接合、熱処理、表面処理、メッキ
などの金属材料や素材加工に関する技術開発・支援・依頼試験
複合材料部(8 名)
・成長分野等における先端材料(炭素繊維複合材料等)の成形、
加工に関する技術開発・支援・依頼試験
3
重点分野
当研究所は、県内産業の基盤となる機械・金属産業における鋳造・ダイカスト・プレス・鍛造・切削・
研削・熱処理・表面処理などの金属素材とその製造及び加工、並びに自動化・機械化・計測・品質管理
などの計測制御の各種技術、並びに刃物や水栓バルブなどの地域産業製品をイメージした研究開発を行
い、特に、県が成長・雇用戦略の中で重要としている「航空宇宙」「医療福祉機器」の分野での成果創
出を目指している。
(1) 成長産業分野への展開に関する研究開発
・航空機・次世代自動車向けの軽量部材・複合材料(CFRP 等)の成形加工、福祉・医療に関する研
5
究開発を実施する。
(2) 機械・金属産業の基盤技術高度化に関する研究開発
・製造現場に密着した素材や加工技術の課題に対応した先導的研究開発を実施する。
・生産ラインの自動化・機械化・計測・品質管理技術の課題に対応した研究開発を実施する。
(3) 地域産業の高度化に関する研究開発
・刃物や水栓バルブなどの製造技術や製品開発に関連した研究開発を実施する。
(4) 県内企業の技術支援
・受託研究や共同研究など産学官連携に取り組む。
・依頼試験、開放試験室により技術支援を実施する。
・技術相談・技術指導により企業の技術向上を図る。
・技術者研修、研究会活動などの人材育成を行う。
4
主要研究テーマ
(1) 重点研究課題
①刃物ブランドの維持・向上に資する計測・評価装置の開発研究(機械部)
②長寿命化に向けた金型への表面処理技術の開発(金属部)
③鋳物製品の内部欠陥の低減に関する研究(金属部)
(2) 地域密着型研究課題
①水栓設備によるエネルギーハーベスティングに関する研究(機械部)
②プレス金型の変形量測定技術の開発研究(機械部)
③自己組織化膜による刃物の表面改質技術の開発(金属部)
④摩擦撹拌接合の異種材料への応用(金属部)
⑤水質が脱亜鉛腐食に与える影響に関する研究(金属部)
⑥ウォータジェットによる CFRP 加工効率化に関する研究(複合材料部)
⑦アルミニウム合金のプレス成形性向上に関する研究(複合材料部)
⑧液圧を利用した、三次元形状パイプの芯金レス穴加工用金型技術の開発(機械部)
⑨複合材製骨固定具の製品開発と非臨床試験の実施(機械部)
⑩炭素繊維織物と樹脂との一体成形を実現する金型システムの開発研究(複合材料部)
⑪薄肉ヒートシンク成形用カーボン電極の精密加工技術と放電加工技術の確立(複合材料部)
(3)ぎふ成長産業強化プロジェクト課題
①熱可塑性樹脂部材のレーザー加工技術の開発(機械部)
②熱可塑性 CFRP の立体成形技術の確立(複合材料部)
③熱可塑性 CFRP の切削・研削加工技術の確立(複合材料部)
(4)ヘルスケア機器開発プロジェクト課題
①CFRTP を活用した超軽量下肢装具の開発(複合材料部)
(5)2020地域ブランド開発プロジェクト課題
①レーザーマーキングを利用した顔料を用いることなく金属製品を着色する技術の開発、及びこの技
術による岐阜県をピーアールできるブランド製品の開発(機械部)
5
主要試験研究機器・産業機器
機
器
名
メーカー・型
式
仕
様
走査型電子顕微鏡
日本電子・JSM-6300
10~500,000 倍
高周波グロー放電分光分析装置*
堀場製作所・JY5000RF-G
45 元素同時測定
真円度測定機
東京精密・ロンコム 52B-510
50~100,000 倍
精密万能試験機*
島津製作所・AG-10TD
秤量1gf~10,000kgf
金属顕微鏡
ニコン・オプチフォト-100S
倍率;×50,100,200,500,1000
ICP 発光分光分析装置
PERKIN ELEMER・0ptima3300DV
波長範囲 160~790nm,SCD 検出器
6
粘弾性測定システム*
レオメトリック・ARES-2KSTD-FCO
トルク 0.2~2,000g・cm、10~3,000rpm
三次元表面粗さ測定機*
テーラーホブソン・フォームタリサーフ S4
測定レンジ 1,000μm
高温塑性加工試験器*
アミノ UTM-B1 タイプ
パンチ力 80ton、速度 0~3mm/sec
赤外線ランプ加熱装置*
アルバック理工・QHC-P610
最高加熱温度 1,100℃
蛍光 X 線元素分析装置*
HORIBA 製 XGT-5000WRS
Cd,Pb,Hg,Cr の定性分析(RoHS 対応)Cd,
原子吸光光度計*
Thermo 製 SOLAAR M6
Pb,Hg,Cr の定量分析(RoHS 対応)焦点深
レーザー顕微鏡*
㈱キーエンス
度:7mm,倍率:200~18,000×
電子ビーム表面加工装置*
ソディック
電解分析装置*
㈱ヤナコ機器開発研究所
直流出力電流:5A
塩水噴霧試験機*
板橋理化工業・BQ-1
塩水噴霧 R.T+10-50℃,湿潤+50℃ 95%6軸
切れ味評価システム
三菱電機・RV-3SD
垂直多関節ロボット
腐食特性測定装置*
北斗電工
電圧±10V、電流±10mA
超微粉粉砕機*
セイシン工業 STJ-100
最小粉砕粒度 0.8μm
高周波スパッタリング装置*
日本電子 JEC-SP360S
基盤サイス 3 インチ
放電焼結装置*
住友石炭製造 SPS-1050
最高温度 1,700℃、加圧力 10t
小型圧延機*
大東製作所 DBR150
幅 150mm、板厚 15~0.2mm
高温弾性率等同時測定装置*
日本テクノプラス EG-HT
固有振動法による
自動摩擦溶接装置*
日立設備エンジニアリング SHH-204
最大垂力 30kN、テーブル 600×400mm
炭素硫黄分析装置*
堀場製作所 EMIA-320V2
炭素 0~6%(m/m)、硫黄 0~1%(m/m)
AC/DC 耐電圧絶縁抵抗試験機*
菊水電子工業 TOS9201
抵抗測定範囲
リーケージカレントテスター*
菊水電子工業 TOS3200
電気用品安全法等の規格要求に対応
パワーアナライザ*
横河電気 WT500
電圧測定レンジ 15V(rms)~1kV(rms) DC5
デジタルマルチメータ*
岩通計測 VOAC7523
0mV~1kV
低抵抗計*
三菱アナリテック MCP-T610
定電流印加方式の 4 端子 4 探針法
高抵抗率計*
冷熱衝撃試験機*
GPCシステム
レーザー形状測定器
接触角測定装置
小型CNCフライス盤
ウォータジェット加工機
マ イ ク ロ X線 CTシ ス テ ム
三菱アナリテック MCP-HT450
日立アプライアンスES-76LMS
日本ウォーターズ㈱ Alliance
㈱キーエンス KS-1100
協和界面化学 DM-501
モディアシステムズ㈱ MM100
Flow
FlowMach3
東芝 TOSCANER-32300μFD
定電圧印加方式の二重リング法
試験温度範囲:低温-70~0℃,高温60~200℃
オートサンプラー付,カラム温度範囲:室温~60℃
測定範囲:100×100mm
測定精度:0.2゚,分解能:0.1゚
動作範囲:100×100×100mm,4軸加工
VK9700/9710㈱
EB300
ビーム直径:φ60mm
HZ-3000
0.01MΩ~9.99GΩ
AC500mV~750V
ストローク:XY軸1,300mm,吐出圧力378MPa
X線管電圧:20~230kW、公称最小焦点:4μm
* :本物件は(財)JKA(旧 日本自転車振興会)の補助事業により導入したものである。
6
定期刊行物
岐阜県工業技術研究所研究報告(年 1 回、ホームページ掲載)
岐阜県工業技術研究所年報(年 1 回、ホームページ掲載)
ねじ花通信(年 4 回程度、ホームページ掲載)
7
利用案内
依 頼 試 験:依頼により、品質、物性、分析試験及び情報検索等を行っている(有料)。
技 術 相 談 指 導:来所または電話により受け付け、企業等現場での技術指導も行っている(無料)。
〈巡回技術指導、緊急課題技術支援、新技術移転促進等〉
共
同
研
究:県の共同研究規定により企業との共同研究を実施している(企業分は企業負担)。
受 託 研 究:企業等の抱える技術的な課題を、委託を受けて研究を実施している(有料)。
そ
の
他:各種研修事業、講演会、講習会については関係組合・企業等に案内を発送すると
ともに、ホ-ムペ-ジ等に掲載している(一部有料)。
設
備
利
用:開放機器を設置し、関係業界の利用の便を図っている。
主な設備は以下のとおり(有料)。
〈工業技術開放試験室〉
主要設備:硬さ試験機、レーザー顕微鏡、弾性率測定装置、冷熱衝撃試験機、
ウォータジェット、マイクロ X 線 CT など
7
〈ぎふ技術革新センター〉
主要設備:
8
9
別
紙
相談窓口
E-mail アドレス
[email protected]
ホームページ
http://www.metal.rd.pref.gifu.lg.jp/
交通案内
岐阜バス
岐阜上之保線「赤土坂」または八幡線「小瀬西口」下車
名鉄バス
名古屋から赤土坂まで高速バス(74 分)
徒歩 7 分
東海北陸自動車道
「関 IC」より車で 10 分、または「美濃 IC」より車で 17 分
東海環状自動車道
「関広見 IC」より車で 16 分、または「富加関 IC」より車で 22 分
8
【地域産学官共同研究拠点「ぎふ技術革新センター」】
1
設置目的
航空機・自動車向け軽量強化部材(CFRP:炭素繊維複合材)や環境調和型製品、高度医療機器、
機械金属等を主な対象分野に、共同研究や人材育成、機器利用などを通じ、企業の優れたモノづく
り技術やノウハウを成長分野へ展開し、産業構造の多様化・高度化を目指す。
2
設置場所:
岐阜県工業技術研究所内
3
運営開始:
平成23年6月より
4
主な活動
①共同研究
航空機・自動車向け軽量強化部材など成長分野に関する研究開発
②人材育成
人材育成事業の実施、研究所・企業等による研修・講演会の開催
③共同機器利用
最先端設備(40 機)の共同研究や企業、研究者等への開放
④産学官連携推進 共同研究の企画立案、企業ニーズとシーズのマッチング強化
5
参画機関:
岐阜県、岐阜大学、名古屋工業大学、大同大学、岐阜工業高等専門学校、岐阜県工業会、
岐阜県経済同友会、岐阜県機械金属協会、航空機・自動車・医療機器関連企業 等
6
主な開放加工・試験機器(詳細はホームページ参照)
機
器
5 軸 NC 加工機
名
メーカー・型 式
ヤマザキマザック製 VARIAXIS630-5XⅡ、
JBM 製 MasterCam、シンプルテック製
NCVIEWNeo、牧野フライス製 MetalMAX
放電精密加工研究所製 ZENFormer
MPS675DS
仕
様
最大ワーク寸法φ730×500 ㎜、
集塵装置、CAD/CAM、切削解析機能
等
電動サーボプレス
ストローク 0~100 ㎜、最大加圧能
力(インナー/アウター):
245(25)/490(50)kN(tonf)、NC 制御
小型オートクレーブ
芦田製作所製オートクレーブ
常用温度 180℃以下、温度制御範囲
60~190℃、缶内寸法直径 900 ㎜、
長さ 1,000 ㎜
ホットプレス
PEI 社複合材成形用 500 トン油圧プレスマ ヒートプラテン、赤外線予備加熱
シン
炉、データ収集管理システム付、最
大金型寸法 1,200 ㎜×1,200 ㎜
3 次元レーザー加工機
ROFIN 製 FL010S
シングルモード、平均出力 1kw 以
上、コア径φ30μm 以下、3 次元加
工テーブルサイズ 500×500 ㎜以上
振動試験装置
エミック製 F-100k-BEH/LA100AWW
振動数範囲 5~2,000Hz、最大搭載
量 500kg
集束イオンビーム-高分 日本電子製複合ビーム加工装置 JIBビーム最小加速電圧 1kV 以下、最大
解能走査電子顕微鏡複合 4600F、反射電子検出器 IB-24020
加速電圧 30kV 以上、顕微鏡分解能
装置
RBEI
1.2nm 以下、3nm 以下等
フィールドエミッション 日本電子製 FE-EPMA JXA-8530F
分解能 3nm 以下、走査倍率 40~
電子プローブマイクロア
3,000,000 倍以上、光学顕微鏡分解
ナライザ
能 1μm 以下、倍率 600 倍以上
3 次元測定機(非接触含む) カールツァイス社 PRISMO ultra9/13/7
測定範囲 900 ㎜×1300 ㎜×600 ㎜以
VAST gold、非接触式 3 次元測定機 下、測定精度 1μm 以下。非接触測
LineScan
定速度 200,000 点
オージェ電子分光分析装 アルバック・ファイ社 PHI700Xi
空間分解能 8nm 以下、ビーム電圧
置
0.1~25kV 連続可変、倍率 45~
500,000 倍まで連続可変
超音波検査装置
日本クラウトクレーマー販売製 SDSWin6600
走査範囲:600mm×600mm×300mm、
RAM
(分解能:0.005mm)、レシーバ帯域
1Hz~300MHz
X線CTシステム
エクスロン・インターナショナル社 Y.CT Vario
最低管電圧10kV以下、最高管電圧
(Y.XST225-VF、Y.Panel2520NDT)
225kV以上、最小焦点寸法250μm以
下、最大焦点寸法800μm以下
9
岐阜県産業技術センター
所在地
電
話
〒501-6064
羽島郡笠松町北及47(管理調整係、環境・化学部、繊維部、食品部)
〒501-3716
美濃市前野777
(紙業部)
(058)388-3151(管理調整係、環境・化学部、繊維部、食品部)
FAX
(0575)33-1241(紙業部)
所
長
職員数
土地面積
河田
賢次
(058)388-3155(同左)
(0575)33-1242(同左)
設
立
明治 42 年(平成 11 年統合改称)
36 名(うち研究員数 24 名)
19,993 ㎡
対象業種又は技術分野
建物延面積
8,145 ㎡
プラスチック、化学工業、石灰、繊維、食品加工、紙業界を対象。新材料・
新製品開発、機能性付与技術、新しい加工技術の開発、生産技術の高度化・
省力化・自動化
1
設置概要(目的、経緯等)
「ものづくり技術」を生み出す中核機関として、平成 11 年 4 月 1 日に工業技術センター・食品加工
ハイテクセンター・繊維試験場・紙業試験場及び金属試験場の 5 場を統合し、岐阜県製品技術研究所と
して発足した。平成 18 年 4 月に「岐阜県産業技術センター」に改称後、平成 19 年 4 月には機械金属研
究部が分離・独立(機械材料研究所)し、1 課・5 部体制となった。平成 22 年 4 月に技術支援部を改組
し環境関連技術分野を担当する「総合支援・環境技術部」を設置、平成 23 年 4 月に総合支援・環境技
術部と応用化学研究部を統合し「環境・化学研究部」として 1 課・4 部体制となった。さらに、平成 24
年 4 月より「環境・化学部」「繊維部」「食品部」「紙業部」と改称した。
「地域に根ざした研究開発の推進」と「質の高い技術支援の推進」を目指し、これまで各部門におい
て蓄積してきた保有技術(プラスチック・石灰・繊維・食品加工・紙等に関する技術)と先端技術との融
合化を図るなど効率的な研究開発と効果的な成果の技術移転に取り組み、地域産業の新技術開発、新製
品開発、人材養成等に関する技術支援を積極的に推進している。
さらに、現場支援・依頼試験・技術相談・情報提供等を通じて産学官の連携を密にして県内中小企業
の技術向上に寄与する。
2
組
織
所長
管理調整係(4 名)
・人事、予算、給与、福利厚生
環境・化学部(10 名) ・環境・プラスチック等に関する技術開発・支援・依頼試験
3
繊維部(7 名)
・繊維に関する技術開発・技術支援・依頼試験
食品部(7 名)
・食品に関する技術開発・技術支援・依頼試験
紙業部(7 名)
・紙・紙製品に関する技術開発・技術支援・依頼試験
重点分野
(1) 融合化・ボーダレス化を視野に入れた先導的・独創的研究開発
・新規材料の開発、既存材料・部材への新しい機能の付与
・新製品の開発、既存製品の高機能化・高品質化の促進
・環境に配慮した技術開発・新製品開発
(2) 地域産業の高度化・活性化
・産学官ネットワークを活用した技術開発
・新分野・異分野への進出を促進する技術開発
・評価、計測技術の迅速・丁寧・正確な対応
・ 企業が抱えている課題の調査、検討
10
(3) 技術移転を想定した研究開発
・研究開発の成果を迅速に技術移転するための研究会の開催
・企業との共同研究及び受託研究の推進
(4) 地域産業の技術支援
・現場重視の実地支援、情報提供、技術者研修・研究会活動による人材育成
・技術相談、依頼試験、開放試験機器利用、企業の試験室としての役割
4
主要研究テーマ
(1) 重点研究課題
①セルロースナノファイバーを活用した複合材料の特性向上と地場産品への用途展開(環境・化学部)
②未利用資源を利用した快適機能性繊維素材の開発(繊維部)
③岐阜県の水、米、酵母で造るぎふトップブランド清酒の開発(食品部)
④「伊吹山麓よもぎ」を使った機能性食品の開発(食品部)
(2) 地域密着型研究課題
①ポリエチレンの分解制御技術の開発(環境・化学部)
②高機能コーティングフィルムの開発研究(環境・化学部)
③廃プラスチック原料の異臭物質除去に関する研究(環境・化学部)
④木質バイオマス蒸留液を用いた防菌・防藻製品の開発(環境・化学部)
⑤有機・無機ハイブリッド材料との複合化によるデバイス用機能性フィルムの開発(環境・化学部)
⑥交雑法を利用したカプロン酸エチル高生産G酵母の開発(食品部)
⑦新規スプラウト商品の開発(食品部)
⑧加工食品残渣を利用したナノファイバー製造に関する研究(紙業部)
⑨水系リチウム空気二次電池の空気極用炭素材料の開発(紙業部)
(3) プロジェクト研究課題[ぎふ成長産業強化プロジェクト]
①熱可塑性 CFRP の立体成形技術の確立(環境・化学部、繊維部、紙業部)
②生産性向上に資する射出成形スマート金型の開発(環境・化学部)
(4) プロジェクト研究課題[国際化に対応した強い農林業展開プロジェクト]
①カキにおける輸出用長期貯蔵技術および品質保持技術の確立(紙業部)
(5) プロジェクト研究課題[2 0 2 0 清 流 の 国 ブ ラ ン ド 開 発 プ ロ ジ ェ ク ト ]
①軽量・高保温性繊維素材の開発(繊維部)
②エゴマの発酵による機能性素材の研究(食品部)
③岐阜県オリジナル品種を用いたブランド商品の開発(食品部)
(6)美濃和紙原料の供給安定化事業
①美濃和紙原料の供給安定化に関する研究
5
主要試験研究機器・産業機器
[本所(笠松町)に設置]
機
器
名
メーカー・型
式
仕
様
○環境・化学部
EPMA
日本電子 JXA-8600
分析元素
熱分析測定装置
ティー・エイ・インスツルメント Q-100 他
TG-DTA・TMA・DSC
熱溶融測定装置*
東洋精機製作所、キャピログラフ IB
測定温度
蛍光 X 線測定装置
理学電機 RIX-3100
測定可能原子:原子番号 4~92
ESCA*
アルバック・ファイ Model5400
測定元素
混練性測定装置*
ブラベンダー PL2000-6 型
動力 6.5kW(8.8 馬力)
動的粘弾性測定装置*
オリエンテック DDV-25FP
引張・曲げ・せん断・圧縮
原子間力顕微鏡
セイコー電子工業 SPI3700
垂直 5μm、面内 100μm
真空紫外光露光装置
エヌ工房
172nm 単色光、照度:8mW/㎠
熱分解ガスクロマトグラフ質量分析計
島津製作所
原子吸光分光光度計*
日立ハイテクノロジーズ Z-2010
ダブルビーム方式、ゼーマン方式
粒度分布測定システム*
日機装 MicrotracMT3300EXⅡ
測定レンジ:0.02~2800μm
PC-01-G
QP2010 Plus
11
B~U
60~400°C
He~U
発生ガス分析、熱分解分析
高温型 GPC*
東ソー HLC-8121GRC/HT
ブライス型デュアルフロー式示差屈折計方式
KES 風合計測システム
カトーテック
純曲げ、圧縮、二軸引張り等
熱応力測定装置
カネボウエンジニアリング KE-2LS
室温~300℃、6000d 以下
ハイスピードビデオシステム
コダック、エクタプロ
撮影速度
マルチフィラメント紡糸装置
中部化学機械製作所
紡糸可能デニール
糸物性測定装置
計測器工業
JIS-L-1095 対応
赤外線熱画像装置
NEC Avio 赤 外 線 テ ク ノ ロ ジ ー (株 ) R300
測定温度範囲
燃焼性試験機
スガ試験機
FL45MC
エアーミックス方式、ミクロ・メッケル接炎法
カーボンアーク耐光試験
スガ試験機
U48AU
紫外線カーボンアーク灯光
○繊維部
KES-FB1 他
HS-4540-1
スタティマット ME
40,500 コマ/S
2~30d
-40℃ ~ 500℃
○食品部
有機酸分析装置
日本分光
LC-2000 Plus
紫外可視分光検出器、イオンクロマト
糖鎖分析装置
日本分光
糖分析システム
ポストラベル蛍光検出法、RI
低真空電子顕微鏡*
日立 Miniscope TM3030
EDX 付き、倍率:15 倍~30,000 倍
遠心機
日立製作所
最高回転数
恒温恒湿器
日立冷熱
レトルト殺菌装置
日阪製作所
水分活性測定装置
ノバシーナ社
アミノ酸分析装置
日本電子
デジタルマイクロスコープ
キーエンス
CR-21
EC82HHP 型
21,000rpm
温度 10~85℃、湿度 20~98%
RC-40RTGN
処理能力 10 ㎏
LabMaster-AW
水分活性値測定範囲
JLC-500/V
150℃
0.030~ 1.000
ニンヒドリン方式
VHX-900
倍率
20~1000
*: 本 物 件 は ( 財 ) JKA( 旧 日 本 自 転 車 振 興 会 ) の 補 助 事 業 に よ り 導 入 し た も の で あ る 。
[紙業部(美濃市)に設置]
機
器
名
○紙業部
コンビネ-ションテストマシン
試験用コルゲータ
テストコーター
回転式蒸解釜
PFIミル
赤外分光光度計
ディスクリファイナー
ウエザーメーター
大型タッピシートマシン
リングクラッシュテスタ
スリットマシン
繊維長分布測定装置
貫通細孔分布測定装置
メーカー・型
式
鈴木製機所
丹羽鉄工所
テスター産業
熊谷理機工業
熊谷理機工業
島津製作所FTIR8200PC
熊谷理機工業KRK型
スガ試験機WEL-25AX-HC-BEC
熊谷理機工業
東洋精機製作所
西村製作所 KL+WT 121C型
ローレンツェン&ベットレーFiberTester
ポーラスマテリアル CFP-1200AXL
仕
様
抄幅35cm、ヤンキ-式、短網、円網
加工速度 0~100m/分
ロ-ル幅 350mm、巻取紙,枚葉紙両用
0~200℃ 電熱制御式
叩解線圧1.8及び3.4kg/cm
AIM8000
ディスク式、最高3,000rpm
2.5kwキセノンランプ
40cm×40cm
荷重容量2kN、試験速度13mm/min
働き幅:100mm、スリット幅:1.5mmまで
0.2~7.5mm
0.05~500μm、空気、液体透過性
6
定期刊行物
岐阜県産業技術センター研究報告(年 1 回)
7
利用案内
依 頼 試 験:依頼により、品質、物性、分析試験及び情報検索等を行っている(有料)。
技 術 相 談 指 導:来所または電話により受け付け、企業等現場での技術指導も行っている(無料)。
〈巡回技術指導、緊急課題技術支援、新技術移転促進等〉
共 同 研 究:県の共同研究規定により企業との共同研究を実施している(企業分は企業負担)。
受 託 研 究:企業等の抱える技術的な課題を、委託を受けて研究を実施している(有料)。
そ
の
他:各種研修事業、講演会、講習会については関係組合・企業等に案内を発送するととも
に、ホ-ムペ-ジ等に掲載している(一部有料)。
設 備 利 用:各部署に開放機器を設置し、関係業界の利用の便を図っている。主な設備は下記のと
おり(有料)。
〈新素材融合化開放試験室〉(環境・化学部)
主要設備:EPMA 装置
〈複合材料開発支援共同研究室〉(環境・化学部)
主要設備:ESCA、熱特性測定装置、高温 GPC
〈レオロジー研究室〉(環境・化学部)
12
主要設備:動的粘弾性測定装置、混練性測定装置、テーバー式摩耗試験機
〈繊維開放試験室〉(繊維部)
主要設備:サンプル不織布機、KES 風合い計測システム、溶融紡糸装置、カーボ
ンアーク耐光試験、紡績・撚糸装置一式
〈食品開放試験室〉(食品部)
主要設備:有機酸分析装置、レトルト殺菌装置、水分活性測定装置
〈機能紙開放試験室〉(紙業部)
主要設備:表面観察装置、高圧破裂試験機、抗張力試験機、平滑度試験機、タッ
ピ手漉き装置、防炎度試験機、高圧プレス機、裁断機
8
相談窓口
[本所(環境・化学部、繊維部、食品部)]
E-mail アドレス [email protected]
ホームページ
http://www.iri.rd.pref.gifu.lg.jp/
[紙業部]
E-mail アドレス [email protected]
ホームページ
http://www.iri.rd.pref.gifu.lg.jp/paper/
9
交通案内
[本所(総務課、環境・化学部、繊維部、食品部)]
名鉄名古屋本線 「笠松駅」下車 笠松町民バスで「小町屋」下車徒歩 1 分
又は、「笠松駅」下車タクシー20 分
JR 東海道新幹線 「岐阜羽島駅」下車タクシー20 分
名神高速道路
「岐阜羽島 IC」より車で 20 分
[紙業部]
長良川鉄道
「梅山駅」下車 徒歩 20 分 又は「美濃市駅」下車タクシー7 分
岐阜バス岐阜美濃線など 「道の駅にわか茶屋」下車 徒歩 3 分
東海北陸自動車道 「美濃 IC」より車で 8 分
13
岐阜県情報技術研究所
所在地
〒509-0109
電
話
(058)379-3300
FAX
(058)379-3301
所
長
柴田
設
平成 11 年4月1日
英明
職員数
17 名(うち研究員数 15 名)
土地面積
3,060 ㎡
対象業種又は技術分野
1
岐阜県各務原市テクノプラザ一丁目 21 番地
立
建物延面積
4,448 ㎡
電気・電子、メカトロ、ソフトウェア・情報処理
設置概要(目的、経緯等)
旧工業技術センターの電子情報技術部が中心になり、工業系試験研究機関に分散配置されていた機
械・電気・電子・情報分野が併合され、平成 11 年 4 月に各務原市のテクノプラザ内に設立された。新組
織は本部に情報システム部とメカトロ応用部を配し、各 1~2 名の応用担当が工業系各研究所に分散配置
されて発足し、平成 14 年 9 月にはロボット部が新設された。平成 18 年 4 月に生産情報研究所に改称、
平成 19 年 4 月に情報技術研究所へ組織改正され、現在に至っている。
研究内容としては、情報・メカトロ・ロボット分野の比較的基礎的な研究から、企業等と密接に関係
する応用分野に関する開発研究を行っている。また、この分野の技術相談・支援、技術情報の収集・提
供を行っている。
2
組
織
所長
管理調整係(2 名)
・人事、予算、給与、福利厚生
情報システム研究部(7 名) ・情報、通信、コンピュータ応用に関する研究・支援
メカトロ研究部(7 名)
3
・ロボット・メカトロニクス、電子応用に関する研究・支援
重点分野
当研究所は、情報、メカトロ・ロボット技術等を産業の基盤技術と位置づけ、これらに関する要素技
術の高度化研究を実施し、開発・蓄積した技術を基に、生産システムの高度化、県内企業の新分野進出、
サービス産業の生産性及び価値向上、福祉・医療分野、農林水産業における県民生活の向上等を支援す
る。
(1)製品・サービスの高付加価値化、生産性の向上
・情報技術を付加することによる製品・サービスの高付加価値化
・デジタルエンジニアリング(シミュレーション)による設計技術の高度化
・情報技術を活用した顧客ニーズの取得、作業の見える化
・メカトロ技術を利用した作業の省力化
・次世代産業に対応できる技術者の育成
(2)新産業の育成支援
・シルバー、健康、福祉市場を目指した新産業育成支援
・身体特性センシング・モデル技術の開発
・福祉施設等での作業支援技術の開発
・シルバー向け商品の提案
4
主要研究テーマ
(1) 2020清流の国ブランド開発プロジェクト研究課題
①ボーノポークの霜降り率の向上と格付評価手法に関する研究(情報システム研究部)
14
(2) ぎふ成長産業強化プロジェクト
①生産性向上に資する射出成形スマート金型に関する研究開発(情報システム研究部)
(3) ヘルスケア機器開発プロジェクト
①安全性を考慮した高齢者用電動ビークルの研究開発(情報システム研究部)
②情報通信機器による知的障がい者ための協働支援システムの開発研究(メカトロ研究部)
(4) 重点研究課題
①運動機能のリハビリ支援を目的としたゆらぎ解析技術に関する研究開発(情報システム研究部)
(5) 地域密着型研究課題
①装着型情報デバイスを用いた生産管理支援技術に関する研究(情報システム研究部)
②無人搬送車を誘導する超音波通信式位置計測システムの実用化研究(メカトロ研究部)
③機械除草技術を中核とした水稲有機栽培システムの確立と実用化(メカトロ研究部)
④設備機器のデータ収集・蓄積システムの開発(メカトロ研究部)
(6) 生 き も の に ぎ わ う 水 田 再 生 事 業
①水田魚道を遡上する魚の自動計数装置の開発(メカトロ研究部)
5
主要試験研究機器・産業機器
機
器
名
ネットワークアナライザ*
スペクトラムアナライザ*
メーカー・型
三恵商事㈱
Tektronix RSA3308A
式
回路解析装置
Agilent Technologies
E5071B
自動切削加工機*
modeling R社 MDX-5000R
可搬型非接触三次元計測シス
テム*
コニカミノルタ
RANGE7
Stratasys社
FORTUS 360mc-L
三次元造形機*
仕
様
MG-200 Type 64
周波数範囲 DC~8GHz,分解能帯域幅 1
~10MHz
周波数範囲 300kHz~8.5GHz,ダイナミ
ックレンジ 122dB
対象CPU:SH4
加工軸: X,Y,Zの3軸およびA軸
動作ストローク
500(X) × 350(Y) x 250(Z)mm
撮影画素数: 131万画素(1280×1024)
測定距離: 450mm~800mm
測定範囲(X*Y*Z): 267×334×194mm(
WIDEレンズで測定距離800mm)
確度(球間距離): ±40μm
精度(Z,σ): 4μm
スキャン時間: 約2秒~(1スキャン)
造形可能サイズ 406 x 355 x 406 (mm)
積層ピッチ 0.254mm , 0.127 mm
対応CADフォーマット
超音波探傷検査装置
樹脂流動解析システム
GE セ ン シ グ & イ ス ペ ク ョ ・
テノロジーズ株式会社
USM35X JE
Autodesk Simulation Moldf
low Insight Premium 2014
STL
日 本 非 破 壊 検 査 協 会 ( JSNDI) の 検 定
試 験 に 準 拠 し た 装 置 ( Gタ イ プ ) と 試
験片
解 析 内 容:充 填 + 保 圧 解 析 、冷 却 解 析
、 反 り 解 析 、 冷 却 (FEM)解 析 、 繊 維 配
向 解 析 、結 晶 化 解 析 、コ ア シ フ ト 解 析
、応力解析
* : 本 物 件 は ( 財 ) JKA( 旧 日 本 自 転 車 振 興 会 ) の 補 助 事 業 に よ り 導 入 し た も の で あ る 。
6
定期刊行物
岐阜県情報技術研究所研究報告(年 1 回)
岐阜県情報技術研究所年報(年 1 回)
岐阜県情報技術研究所ニュース(年数回)
7
利用案内
技 術 相 談 支 援 :来所または電話により受け付け、企業等現場での技術支援も行っている(無料)。
〈巡回技術指導、緊急課題技術支援、新技術移転促進等〉
共 同 研 究:県の共同研究規定により企業との共同研究を実施している(企業分は企業負担)。
受 託 研 究:企業等の抱える技術的な課題を、委託を受けて研究を実施している(有料)。
15
中小企業技術者研修:PC アプリ入門課程、シーケンス制御入門課程、シーケンス制御基礎課程、マイ
コン制御入門課程の 4 課程を実施している(一部企業負担)。
講演・講習会:製造業に関する講演会、講習会として CAE 講習会 、MZプラットフォーム講習会 、
情報処理技術講演会、メカトロ講演会等年6~7テーマ実施している(無料)。
8
9
相談窓口
E-mail アドレス
[email protected]
ホームページ
http://www.imit.rd.pref.gifu.lg.jp/
交通案内
JR高山本線
「蘇原駅」下車
タクシー10 分
名鉄各務原線
「三柿野駅」下車
東海北陸自動車道
「関 IC」より車で 10 分、「岐阜各務原 IC より車で 20 分」
タクシー10 分
16
岐阜県セラミックス研究所
所在地
〒507-0811
電
話
(0572)22-5381
FAX
(0572)25-1163
所
長
傍島
設
明治 44 年(平成 18 年改称)
章
職員数
20 名(うち研究員数 14 名)
土地面積
16,524m 2
対象業種又は技術分野
1
多治見市星ケ台 3 丁目 11 番地
立
建物延面積
4,254m 2
陶磁器、ファインセラミックス、耐火物、窯業原料
設置概要(目的、経緯等)
平成 11 年、岐阜県陶磁器試験場から岐阜県セラミックス技術研究所に、平成 18 年にはセラミックス
研究所と改称し、セラミックス産業・技術を包括する中核的な機関として、「地域産業の振興と育成」、
「役に立つ研究開発と質の高い技術支援」を目標として、また、「売れる商品づくり」をモットーに、
陶磁器及びファインセラミックスに関連する分野を対象に、原料から製造・製品にいたるプロセス技
術及びデザインについて研究開発、技術支援を行っている。
2
組
織
所長
管理調整係(3 名)
・人事、予算、給与、財産管理、福利厚生
他部に属さない事項
研究開発部(8 名)
・創造的なセラミックス製品・技術を創出する研究開発
先端セラミックスに関する基盤技術の確立と研究基盤の整備
技術支援部(8 名)
・セラミックス産業の高度化と新分野進出を技術支援
技術指導・相談、人材育成、情報の収集・提供
3
重点分野
(1) 社会ニーズに対応した研究開発
・多 様 な デ ザ イ ン ニ ー ズ へ 迅 速 に 対 応 す る 美 濃 焼 生 産 シ ス テ ム を 構 築 す る 。
・無焼成技術を用いた陶磁器製品を開発する。
(2) 地域産業に役立つ研究開発
・窯 業 原 料 鉱 山 の 稼 働 状 況 や 採 掘 可 能 量 、 輸 入 原 料 の 調 査 と 、 成 分 分 析 等 の 測 定 を 行 う 。
・赤 外 線 の 反 射 が 高 い カ ル シ ウ ム 系 酸 化 物 を 開 発 し 、タ イ ル や 釉 薬 、塗 料 へ の 応 用 を 研 究 す る 。
(3) 先導・独創的な研究開発
・液 晶 廃 ガ ラ ス を 陶 磁 器 原 料 の 一 部 に 使 用 し 、 リ サ イ ク ル 食 器 用 の 低 熱 膨 張 釉 薬 を 開 発 す る 。
・多 孔 質 化 し て 性 能 の 高 い ハ イ ド ロ タ ル サ イ ト の バ ル ク 体 を 開 発 す る 。
(4) 地域産業の技術支援
・技術相談、依頼試験、研究会活動、研修生の受け入れ。
4
主要研究テ-マ
(1) 重点研究課題
①高潤滑性セラミックス素材の開発(研究開発部)
②液晶廃ガラスを使った陶磁器の作製技術に関する研究(研究開発部)
(2) 地域密着型研究課題
①層状複水酸化物のバルク体の作製と多孔質化(技術支援部)
②3Dプリンターを用いた陶磁器素地成形技術の開発(研究開発部)
③カルシウム系酸化物を用いた高効率熱反射建材の開発(研究開発部)
17
④ AR 技 術 を 使 用 し た 陶 磁 器 製 品 の プ ロ モ ー シ ョ ン 手 法 の 提 案 (技術支援部)
⑤ セ ル フ グ レ ー ズ 化 磁 器 の 実 用 化 研 究 と そ の 特 長 を 活 か し た 製 品 展 開 (技術支援部)
⑥陶磁器原料の調査と代替原料の探索 (技術支援部)
(3) 2020 清 流 の 国 ブ ラ ン ド 開 発 プ ロ ジ ェ ク ト 研 究 課 題
①多様なデザインニーズへ迅速に対応する美濃焼生産システムの構築
②無焼成技術を用いた陶磁器製品の創出
5
主要研究機器・産業機器
機
器
名
メ-カ-・型
式
仕
様
蛍光 X 線分析装置
理学電機工業㈱
ZSX100e
B (5)~U (92)まで
X 線回折装置
理学電気
ULTIMA-Ⅳ
最大出力
X 線マイクロアナライザ-
㈱堀場製作所
EMAX
エネルギー分散方式
走査型プローブ顕微鏡
日本ビーコ㈱MMAFM 型ナノスコープⅣ
120μm×120μm×6μm
粒度分布測定装置
㈱島津製作所
レーザー回折
0.2~100μm
高濃度泥漿評価装置
PEN KEM
AcoustoPhor8000
ゼ-タ電位 -100~+100
日本電子㈱
JIR-5300
2 点検量方式
遠赤外線測定装置
インパクト試験機
(有)リサーチアシスト
ASTM
3KW
C368
準拠
高温ホットプレス
富士電波工業㈱
高温電気炉
㈱共栄電気炉
HRK-2520
常用 1600℃,6kW
マイクロ波焼成炉
美濃窯業(株)
MV-Master
常用 1600℃,6kW
鋳込み装置・型締め機
㈱高木製作所
積層印刷装置
㈱エルエーシー
ラファエロ
分光光度計
日本分光㈱
V-670
測定波長域
応力制御レオメーター
サーモ ハーケ
MARSⅡ
測定トルク範囲 5×10-8~0.2 Nm
比表面積測定装置
カンタクロム
NOVA 4200e
ガス吸着定容法 4 本同時測定可能
原子吸光光度計
タンク容量 30 リットル、max 5 気圧
F7
㈱日立ハイテクノロジーズ Z-2000
熱機械分析装置
6
5 トン、2200℃
FVPHP-R-5
ネッチ・ジャパン㈱
TD5200SA/CR24
4 原色方式、解像度 0.64~3.84
200~2500nm
フレーム・グラファイトファーネス両 用
RT~ 1600℃
定期刊行物
岐阜県セラミックス研究所研究報告(冊子、ホームページ掲載)
岐阜県セラミックス研究所年報(ホームページ掲載)
GCI(ニュース)(配布、ホームページ掲載)
7
利用案内
依 頼 試 験:原材料、製品等の試験を行い、成績書を発行(有料)。
設
備
利
用:技術開発、製品開発のための当所機器類の利用(有料)。
技術相談指導:専門家と当所職員が技術・デザイン開発等について現地指導を実施(無料)。
〈巡回技術指導、緊急課題技術支援、新技術移転促進等〉
研修生の受入:試験研究機関研修生受入要領に基づき窯業全般について受入、指導(無料)。
受 託 研 究:企業等の技術・研究開発を支援するため、委託を受けて研究を実施(有料)。
共 同 研 究:企業と当所がそれぞれの得意分野を分担して研究を実施(企業分は企業が負担)。
8
9
相談窓口
E-mail アドレス
info@ceram.rd.pref.gifu.jp
ホームページ
http://www.ceram.rd.pref.gifu.lg.jp/
交通案内
JR 中央本線「多治見駅」下車
タクシー15 分
東鉄バス滝呂台線・学園都市線「総合グランド前」下車
東海環状自動車道「土岐南多治見 IC」より車で 10 分
中央自動車道「多治見 IC」より車で 20 分
18
徒歩 3 分
岐阜県生活技術研究所
所在地
〒506-0058
高山市山田町 1554 番地
電
話
(0577)33-5252
FAX
(0577)33-0747
所
長
横山
設
昭和 12 年(平成 10 年改称)
久範
職員数
16 名(うち研究員数 11 名)
土地面積
17,493 ㎡
対象業種又は技術分野
立
建物延面積
2,698 ㎡
複合材料、木質系材料、住宅、住環境、福祉用具・機器、デザイン、
人間生活工学、環境・リサイクル、材料・製品試験検査等
1
設置概要(目的、経緯等)
岐阜県生活技術研究所は、家具装備品製造業、木材・木製品製造業を対象に原材料、生産加工、表面
処理、デザイン等の各分野の試験研究を行うことを目的とした岐阜県工芸試験場を前身としている。従
来から担当してきた素材技術、生産技術等の分野に加え、人間と製品及び住環境のあり方に関して、人
間生活工学的評価に基づく、生活者からみたモノづくりや製品企画・評価を中心とし、福祉用具開発、
住環境計測、エコマテリアル技術開発等を主とした生活関連産業を支援する研究機関である。
2
組
織
所長
管理調整係(3 名)
・人事、予算、経理、財産管理等
試験研究部(12 名)
・材料開発、評価 (木質系材料の高機能化、改質技術、音響特性)
・製品企画、評価 (人間特性に基づく製品開発、福祉用具開発等)
・技術支援(受託研究、依頼試験、開放試験室利用)
3
重点分野
(1) 人間特性や感性に適合した生活製品の創出
○バリアフリー・ユニバーサル機能を付与した製品開発
高齢者及び障害者の身体機能や運動能力を考慮したバリアフリー製品開発や、健常者にとっても
快適で安全便利な製品機能の共有化を目指したユニバーサル機能の付与された製品開発を行う。
(2) 快適で暮らしやすい住環境を生み出す材料・技術の開発
○人、地球にやさしい快適な住環境材料・技術開発
人間生活の質を高める安全、快適な材料開発及び、資源・エネルギー等周辺環境への配慮を有す
る住環境形成材料・技術開発を行う。
(3) 地域の生活関連産業を支援育成する研究基盤の創出
○人間の生活動作データベースの開発
生活製品を開発する産業にとって設計の基礎となる、製品の使いやすさの評価や感覚系・力学系
の人間工学データベースを蓄積し、企業の製品開発を技術支援する。
4
主要研究テーマ
(1) 重点研究課題
①気相エステル化による木製エクステリア家具の開発
②低環境負荷素材を用いた建築用断熱材の開発
(2) 地域密着型研究課題
①家具用木材の高品質化に向けた曲げ木工程の最適条件の確立
②子どもに適した家庭用家具の設計指針に関する研究
③低コストな簡易 NC 倣い加工機の開発
④形状安定木製ドアの開発
(3) 2020清流の国ブランド開発プロジェクト課題
①香りでやすらぐ木工製品の開発
19
(4)ヘルスケア機器開発プロジェクト課題
①ヘルスケア市場に向けた座位目的別の家具開発
(5)ぎふ成長産業強化プロジェクト課題
①乗り心地を考慮した輸送機関用シートの開発
5
主要試験研究機器・産業機器
機
器
名
椅子強度性能試験機
家具強度試験機
万能試験機
ダブルチャンバー式環境試験室
VOC分析装置
VOC測定用スモールチャンバー
キセノンウェザーメータ
マイクロスコープ
顕微赤外分光光度計
高速液体クロマトグラフ
GC/MS
自記分光光度計
分取型分子量分布測定装置
生物機能素材乾燥装置
熱機械特性測定装置
音響透過損失測定装置
材質特性評価装置
高周波加熱乾燥装置
混練押出試験装置
脊柱形状分析器
レーザ組織血液酸素モニター
心電図計測装置
3次元動画計測ソフトウェア
筋電位計測装置
体圧分布センサ
赤外線サーモグラフィ
非接触三次元形状入力機
6
メーカー・形式
(株)前川試験機製作所・ SFT-03-10特注
(株)前川試験機製作所・S FT-5-50特注
(株)島津製作所・ UH-100KNC,UH-X
濃尾電機(株)・ EU-65HH-R
(株)パーキンエルマー・TurboMatrix650ATD
タバイエスペック(株)・特注品
スガ試験機(株)・ SX75-WAP
キーエンス(株)・VH-X100
日本分光(株)・FT-IR4200
日本分光(株)・ RI-930MD-2015他
(株)島津製作所・QP-5050A
日本分光(株)・V-560DS
日本分光(株)・GALLIVER
東京理化器械(株)・FD-81TA
(株)リガク・ThermoPlus8310
(株)小野測器・特注
(株)島津製作所・ AG-50KNIS
山本ビニター(株)・RHT-1型
(株)東洋精機製作所・ ラボプラストミル4C150
INDEX(有) ・Spinal Mouse
オメガウェーブ・BOM-L1TRW
日本光電工業(株)・AC-511H
(株)ライブラリー・Move-tr
日本光電(株)・WEB-9500
アビリティーズ(株)・XSENSOR X3
NEC三栄(株)
ミノルタ・VIVID700
仕
様
最大500Kgf,油圧サーボ式荷重,変位制御
最大50KN,油圧サーボ式荷重,変位制御
最大荷重:100kN
環境設定:-20~60℃,30~90%RH,試験寸法:1200×2300
2段階サーマルデソープション,脱着温度:50~400℃
寸法:1000×1000×1000m,2チャンバー
波長範囲:300~400nm,180W/m 2
レンズ倍率:~800倍,211万画素
測定波数範囲:7,800~350㎝-1,32倍顕微FT/IR
示差屈折計,多波長検出器
質量分析計m/z10~700
波長範囲:190~900nm,150φ積分球付
分取用送液ポンプ,フローセル付き
除湿容量:4リットル,トラップ温度:-85℃
測定範囲:-150~+1,000℃,最大荷重:100g
小型残響室2室,1/3オクターブ解析
最大負荷50kN,定盤900×900,クロスヘッド0~1000
出力:3kW,周波数:13.56MHz,電極板850mm×350mm
温度:~350℃,許容トルク:~300N・m,圧力:~50 MPa
測定項目:脊柱形状,可動域,椎体間角度
測定項目:OXYHb,deOXYHb,StO 2 等
心電図ヘッドアンプ
2D・3D兼用
チャンネル数:8ch,無線式
測定面積:460×460mm,610×1830mm
温度測定範囲:-40℃~500℃
測定範囲:1100×1100mm,
定期刊行物
岐阜県生活技術研究所研究報告(年 1 回)
生活研通信(年 4 回)
7
利用案内
依頼分析試験:木質材料や製品の強度・耐久試験、成分分析等を実施し成績書を発行(有料)。
技術相談指導:材料、製品の機能評価、住環境評価等に関する技術相談・指導を随時実施(無料)。
〈巡回技術指導、緊急課題技術支援、新技術移転促進等〉
受 託 研 究:企業等の新技術や新製品の開発のため、委託を受けて研究を実施(有料)。
共 同 研 究:企業と当所がそれぞれの得意分野を分担して研究を実施(企業分は企業が負担)。
技 術 研 修:中小企業向けの技術研修や講演、講習会により企業の人材育成を支援(一部有料)。
設 備 利 用:企業等の研究開発に利用してもらうため、施設、設備の開放的利用を実施(有料)。
8
相談窓口
E-mail アドレス:[email protected]
ホームページ:http://www.life.rd.pref.gifu.lg.jp/
9
交通案内
JR 高山本線「高山駅」下車
タクシー10 分
中部縦貫自動車道(高山清見道路)「高山西 IC」より車で 15 分
20
岐阜県農業技術センター
所在地
〒501-1152
岐阜市又丸 729-1
電
話
(058)239-3131
FAX
(058)239-3139
所
長
越川
設
明治 34 年(平成 18 年改称)
兼行
職員数
46 名(うち研究員数 29 名)
土地面積
158,839 ㎡
対象業種又は技術分野
立
建物延面積
11,436 ㎡
水稲・野菜・果樹・花き・茶等の品種の開発及び栽培技術の開発、環境保
全技術の開発
1
設置概要(目的、経緯等)
岐阜県農業技術センターは、「元気な農業・農村づくり」に寄与するために、水稲・野菜・花き・果
樹等の新品種開発育成、農作物の高度な栽培技術の開発や高付加価値化技術、天敵・微生物・有機質資
源等を活用した減農薬・減化学肥料栽培技術など多様化・高度化するニーズに対応する美濃平坦地の農
業技術開発拠点として整備された。
農業関係の技術中核機関として、産学官の研究機関や行政機関との連携を密にしながら重点化した研
究及び地域に密着した研究を推進するとともに受託研究・連携研究・技術支援・農業情報の提供等を積
極的に推進する。
また、平成22年度から、生物工学研究所の廃止に伴い生物機能研究部が移管され、農業に関する生
物機能の解明・活用に関することも担うこととなった。
2
組
織
所長
総務課(4 名)
・人事、予算、経理、財産・物品の管理、文書・生産物の処理
作物部(8 名)
・県ブランド新品種育成、育種法
・各種作物の美濃平坦地導入品種の選定
・種子・種苗生産(奨励品種決定調査、原々種、原種)
・池田試験地における茶栽培技術開発・支援
花き部(5 名)
・花きの県ブランド新品種育成、栽培技術開発
・施設栽培における夏期の高温対策技術の開発
野菜・果樹部(13 名)
・野菜・果樹の県ブランド新品種開発
・既存の栽培法を発展させた革新的生産技術の開発
環境部(10 名)
・環境にやさしい農作物の防除法の開発
・環境にやさしい施肥法の開発
・防除、施肥の問題解決型技術支援
・ポジティブリスト制度等危機管理への対応
生物機能研究部(5 名) ・生物工学による育種技術の開発
・遺伝子診断技術を活用した植物病害防除法の開発
・天敵微生物を利用した生物農薬の開発
3
重点分野
①産地評価とブランド品目づくり、②安全・安心な農作物づくり、③流通・販売の拡大を基本方針に
定め、地域要望の強い課題の研究開発と技術支援を積極的に展開するとともに、研究成果の効率的な普
及に努める。
4
主要研究テーマ
(1) 清流の国ぎふ・ブランド農畜水産物ナンバー1プロジェクト課題
①冬春トマトのポット耕栽培システムの高度化による 50tどりの実現(野菜果樹部)
21
②葉先枯れ症の対策技術の確立(環境部)
③難防除病害克服による生産の長期安定化(環境部)
(2) 国際化に対応した強い農林業展開プロジェクト課題
①鉢花の海外展開に向けた種苗保護技術の開発と戦略的品種の育成(花き部)
②カキにおける輸出用長期貯蔵技術および品質保持技術の確立(野菜果樹部)
(3) 2020清流の国ブランド開発プロジェクト
①岐阜県オリジナル新品種の開発と生産安定化(花き部・野菜果樹部)
②岐阜県オリジナル品種を用いたブランド商品の開発(作物部)
(4) 重点研究課題
①国際競争に打ち勝つ平坦地水稲の革新的生産技術の開発(作物部)
②カキの岐阜オリジナル品種の育成と高接ぎ法による品種更新技術の開発(野菜果樹部)
③施設園芸の省エネルギー型環境制御による生産性向上技術の開発(野菜果樹部)
④イチゴ少量培地耕による革新的栽培システムの開発(花き部)
⑤トップブランド農産物商品化のための革新的品質向上技術の確立(野菜果樹部)
⑥ウイルス病を媒介する微小害虫に対する環境に優しい防除技術の開発(環境部)
⑦雨よけホウレンソウの施肥改善(環境部)
(5) 地域密着型研究課題
①農作物の特性調査及び種苗生産事業(作物部)
②実需に即した麦栽培体系の開発(作物部)
③大豆の帰化雑草対策技術の確立(作物部)
④茶における樹勢診断技術の開発(作物部)
⑤EODを利用した鉢花生産の省エネ暖房技術の開発(花き部)
⑥県オンリーワンを目指す新しい花き品種の育成(花き部)
⑦新手法を用いた岐阜ブランドを向上させるイチゴ新品種・中間母本の育成(野菜果樹部)
⑧農薬飛散を抑え、人と自然にやさしいカキ害虫防除手法の開発(環境部)
⑨コムギ縞萎縮病の発生動態の解明と対策技術の開発(生物機能部)
⑩県特産果菜類ウイルス病の簡易診断技術の開発(生物機能部)
⑪水田土壌可給態窒素量の簡易診断法を活用した「ハツシモ岐阜SL」の適正施肥技術の開発(環境
部)
⑫農地土壌温室効果ガス排出量算定基礎調査事業(環境部:受託)
⑬中部地方における「月交24号」の適応性検定(野菜果樹部:受託)
⑭ギフアブラバチの大量増殖と生物農薬としての利用技術の開発(環境部:受託)
⑮果樹における高温障害等の発生条件解明と温暖化影響評価マップの開発(野菜果樹部:受託)
⑯トマト葉先枯れ症の発生要因の解明と高品質栽培管理のためのバイオマーカーの評価(野菜果樹部
:受託)
⑰未利用有機物を利用した新たな土壌還元消毒技術の開発(環境部:受託)
⑱新加工技術を使ったカキ果実まるごと加工品の開発(野菜果樹部:受託)
5
主要試験研究機器
機
器
名
メーカー・型式
他
仕
生物顕微鏡
オリンパス BX-50-31
ディスカッション仕様
システム倒立顕微鏡
TE300-1
顕微鏡細胞画像解析装置
浜松フォトニクス
実体顕微鏡
オリンパス
クライオスタット
CM-1100
C/N コーダー
JM3000CN
窒素自動蒸留滴定装置
FOSS
原子吸光分光光度計
日立偏光ゼーマン Z5000
フレーム、グラファイト分析
ICP 発光分光分析装置
Thermo
マルチ型
他
顕微鏡写真撮影装置付
ARVGUS-20 システム
SZX16
照明・撮影装置付
ライカ社製
凍結ミクロトーム
分析機能 8 点/hr
ケルテック 8400 他
IRIS IntrepidⅡ
22
様
紫外可視分光光度計
日本分光 V-630
マッフル炉
デンケン製
架台・排煙装置付き
ガスクロマトグラフ質量分析計
HPGC-6890/MS5973
四重極型
ガスクロマトグラフ
アジレント製
ガスクロマトグラフ(ECD)
島津製作所製 GC-2014ATF/SPL
キャリアガスデジタル制御、自己診断機能付
高速液体クロマトグラフ
日本分光
UV、蛍光
中低圧クロマトグラフィシステム
アマシャムバイオサイエンス
紫外線検出器、自動分画採取装置付
DNA シーケンサ
パーキンエルマー
遺伝子増幅装置
TP-3000
リアルタイム PCR システム
Step One Plus
高感度蛍光イメージアナライザ
Lumi-Imager
色彩色差計
ミノルタ
茶成分分析計
静岡製機 GT-8S
水分、全窒素、繊維、全遊離アミノ酸、カフェイン、タンニン、テアニン、Vc
米麦分析計
静岡製機 BR-5000
水分、蛋白質、アミロース、脂肪酸度
穀粒判別器
静岡製機 ES-1000
整粒、未熟粒、被害粒、胴割粒、他
超遠心粉砕機
ZM-200
サイクロンキット一式
バイオマルチインキュベーター
日医機器 LH-30-8CT
8 連式温度勾配
CO2 インキュベーター
MCO-34AI
人工気象器
日医機器製作所 LH-200RD
米麦乾燥調整装置
大島
凍結乾燥機
東京理化 FDU-2100
超高速遠心器
ベックマン Optima L-70K
オートガンマーカウンター
パーキンエルマー2480WIZARD2
6
他一式
m/z 8~600
7890A
310-11SP
他
温度制御範囲-5~99.9℃、サンプル数 96 本
他
F1
CR-200
L、a、b
及び
X、Y、Z
MCO-100
5~50℃、0~7,500LuX
RVM-28
定期刊行物
岐阜県農業技術センター年報
岐阜県農業技術センター研究報告
7
利用案内
受 託 試 験:農薬の開発利用に関する試験(殺虫・殺菌剤)
普通作物除草剤の開発利用に関する試験
植物生育調節剤の実用化試験など
技術相談指導:来所あるいは電話による技術相談を常時受け付ける。
成 果 検 討 会:新品種や新技術などの研究成果を報告し、農業の技術指導に携わる関係者と検討を
加え、迅速かつ効率的な普及を図る。
8
9
相談窓口
E-mail アドレス
[email protected]
ホームページ
http://www.g-agri.rd.pref.gifu.lg.jp/
交通案内
<農業技術センター>
名神高速道路から:羽島 IC より車で 30 分
JR 岐阜駅から:タクシーで 30 分
岐阜バス 大野忠節線またはモレラ忠節線で又丸西下車、徒歩 7 分
<池田試験地>
養老鉄道 養老線 揖斐駅よりタクシー10 分
10
その他
池田試験地
(〒503-2407
揖斐郡池田町般若畑 631-11
23
TEL&FAX:0585-45-3837)
岐阜県中山間農業研究所
所在地
電
話
本
所
〒509-4244
飛騨市古川町是重2-6-56
中津川支所
〒509-9131
中津川市千旦林鍛治屋平643-1
本
(0577)73‐2029
所
中津川支所
所
長
野川
徳三
設
立
本
所
中津川支所
土地面積
本
対象業種又は技術分野
1
昭和 11 年(同
24 名(うち研究員数 14 名)
所
(0577)73‐2751
(0573)68‐3116
大正 12 年(平成 12 年統合改称、平成 17 年改称)
職員数
中津川支所
FAX
(0573)68‐2036
49,424 ㎡
上)
建物延面積
122,033 ㎡
本
所
中津川支所
2,444 ㎡
2,864 ㎡
作物・野菜・花き・果樹の育種及び栽培試験
設置概要(目的、経緯等)
大正 12 年に岐阜県立農事試験場飛騨分場として創立・設置され、昭和 41 年に岐阜県高冷地農業試験
場として拡充された。平成 12 年には、高冷地農業試験場と中山間地農業試験場が統合し中山間農業技
術研究所として発足した後、平成 17 年に中山間農業研究所と改称され現在に至っている。当研究所は
中濃・東濃・飛騨地域の概ね標高 300~1,300mにある耕地を対象に作物、野菜、花き、果樹の育種及び
栽培を中心に、現地で発生した問題解決を含めた試験研究を行っている。
2
組
織
所長
管理調整係(2 名)
・人事、予算、経理、財産管理等
試験研究部(13 名)
・水稲等作物、野菜、花き、果樹の品種改良及び栽培法に
関する試験研究
中津川支所
管理調整担当(1 名) ・人事、予算、経理、財産管理等
試験開発担当(7 名) ・水稲等作物、野菜、花き、果樹の品種改良
及び栽培法に関する試験研究
(兼)農業経営課飛騨市駐在(1 名)
3
重点分野
(1) 研究開発の基本目標
岐阜県の中山間地域では、その気候的、立地的特徴を生かした多様な農業が展開されており、
主要な産業として位置づけられている。この中で、中山間農業研究所は、中山間地農業を県民の
生 命 と 健 康 を 守 り 、 環 境 保 全 に 貢 献 す る 魅 力 あ る 産 業 と し て 維 持 ・ 発 展 す る 「 元 気 な 農 業 ・農 村 」
づくりを目標として、農業者や関係機関からのニーズを的確に汲み上げ、消費者の農産物への安
全性、安定供給、高品質生産等ニーズにも対応しながら、研究開発・地域支援を推進する。
(2) 研究開発の基本方向
「岐阜県長期構想」及び「ぎふ農業・農村基本計画」との整合性を図りながら、「岐阜県科学
技術振興方針」、「岐阜県農畜水産業研究推進基本方針」に基づき5つの重点的取組みにより
目標を実現する。
①産地づくりとブランド力の向上による売れる農産物づくり
②農商工連携の推進と地域特産農産物の開発による戦略的な流通販売
③安心・安全な農産物の確保による魅力ある農村づくり
④遊休農地や鳥獣害対策等行政ニーズへの対応
⑤研究成果のPRと生産者・新規就農者への技術支援
(3) 研究成果の普及及び技術支援
24
研究成果の早期普及を図るため、次に示す事項を実施し、行政等関係機関と連携しながら、技術移
転に努める。
①研究成果の広報を積極的に行う。
②技術相談、技術指導は、農業経営課、農林事務所農業普及課と連携して対応する。
③技術講習会や講演会等へ積極的に参画し、技術の指導を行う。
4
主要研究テーマ
(1)清流の国ぎふ・農畜水産物ナンバー1プロジェクト課題
①夏秋トマトの革新的 20t 穫り多収穫栽培システムの開発(本所・中津川支所)
(2)国 際 化 に 対 応 し た 強 い 農 林 業 展 開 プ ロ ジ ェ ク ト
①国際化に対応した革新的栽培技術の開発によるホウレンソウの生産量増大(本所)
②大手流通企業とタイアップした「宿儺かぼちゃ」のブランド化及び高品質安定生産技術の開発(本所)
(3)2020清流の国ブランド開発プロジェクト課題
①飛騨・美濃伝統野菜「高原山椒」の生産安定と新商品の開発(本所)
②地域特産品の発酵技術による機能性食品の開発【クリ】(中津川支所)
③地域特産品の発酵技術による機能性食品の開発【エゴマ】(本所)
④無焼成技術を用いた高付加価値ポットの開発とその応用(中津川支所)
⑤国際社会に向け「ぎふ」をアピールできる輸出向け新花き品目の育成(中津川支所)
(4) 重点研究課題
①環境負荷を軽減する夏秋ナスの少量培地耕システムの開発(中津川支所・本所)
②クリ・人・環境にやさしい施肥体系の確立(中津川支所)
③国際競争に打ち勝つ飛騨地域産「コシヒカリ」の良食味米の玄米成分および栽培条件の明確化(本
所)
④雨よけホウレンソウの施肥改善(本所)
⑤岐阜県の水、米、酵母で造るぎふトップブランド清酒の開発(本所)
(5) 地域密着型研究課題
①夏ホウレンソウの生産量増加に向けた総合技術開発(本所)
②水稲の新品種育成及び栽培技術の開発(本所・中津川支所)
③輪ギク「飛騨黄金」等切花の新品種育成と栽培技術の確立(本所)
④シクラメン等鉢花の新品種育成と栽培技術の確立(中津川支所)
⑤中山間地特産果樹モモ、リンゴ、クリ等の新品種育成と栽培技術の確立(本所・中津川支所)
⑥モモ新品種「飛騨おとめ」の栽培技術の開発(本所・中津川支所)
⑦飛騨産リンゴの長期保存技術の確立(本所)
⑧クリ新品種「えな宝来」、「えな宝月」の高品質安定生産技術の確立(中津川支所)
⑨ク リ の く ん 蒸 処 理 か ら 脱 却 す る ク リ シ ギ ゾ ウ ム シ 防 除 技 術 の 開 発 ( 中 津 川 支 所 : 受 託 )
⑩革新的接ぎ木法によるナス科野菜の複合土壌病害総合防除技術の開発(中津川支所・本所:受託)
⑪機械除草技術を中核とした水稲有機栽培システムの確立と実用化( 中 津 川 支 所 : 受 託 )
⑫ホウレンソウの機械移植体系の確立(本所:受託)
⑬果樹(クリ)の系統適応性試験(中津川支所:受託)
⑭新植物調節剤実用化試験(中津川支所:受託)
5
主要試験研究機器・産業機械
機
○本
器
名
メ
ー
カ
ー
・
形
式
仕
様
所
原子吸光光度計
日立製作所(Z-4100)
CN コーダー
柳本製作所(MT-700)
分光光度計
日立製作所(U-3000)
高速液体クロマトグラフ
島津製作所(LC10-ADVP)
ケルダール自動分析装置
柴田科学器械工業(システム 31)
多波長検出器、蛍光検出器及び示差屈折率検出器
25
インキュベータ
日立製作所(CR-41)
3 台・温度調節範囲 -10 ~
安全キャビネット
日立製作所(SCV-1303)
凍結乾燥機
タイテック(VD-41)
温度勾配恒温器
日本医化器機製作所(TG100-AD)
システム顕微鏡
オリンパス光学工業(BX50)
水稲用耐冷性検定器
藤原製作所(FTS-OS 型)
温度範囲 10~40℃、温度精度±0.5℃
大型熱風循環式送風
アズワン(FC2000)
温度範囲室温±10/150℃
定温乾燥機
50℃
温度精度±1℃
マイクロスライサー
堂阪イーエム(DTK-1000)
微弱発光計測装置
ルミネッセンサー(PRNAB-2200CP)
オートガンマーカウンター
パーキンエルマー(2480WIZARD2)
○中津川支所
分光光度計
日立製作所(U-1000)
総合分析装置
富士平工業(SFP-3)
顕微鏡
オリンパス光学工業(BH-2)
クリーンベンチ
日本医化器機
インキュベーター
日立製作所(CR-14)
〃
シングルビーム
温度設定範囲
サンヨー(MIR-553)
〃
325~1100 ㎜
5~45℃
-10~50℃
イオンクロマトグラフ 島津製作所(PIA-1000)
測定項目
PO 4、F、Cl、SO 4、 Mg、Ca他
酸度計
東亜電波工業(AT-100A)
測定範囲
0~10%(みかん、リンゴ、トマト)
携帯用光合成蒸散
小糸工業(CIRAS1)
測定範囲
CO 2
0~2000ppm
H2O
0~75mb
測定装置
インキュベーター
サンヨー(MLR-350)
温度設定範囲
5~45℃
バイオログシステムマ バイオログ(マイクロログ1システム
データーベース GN、GP、YT、AN
イクロプレートリーダー
モレキュラーデバイス)
簡易土壌水分計
ウイジン(UIZ-ECH10)
測定波長
測定範囲
微量高速冷却遠心機
トミー精工(MX-301)
6
400-750nm
0~飽和状態
定期刊行物
岐阜県中山間農業研究所年報(年 1 回)
岐阜県中山間農業研究所研究報告(年 1 回程度)
7
利用案内
技術相談指導:来所または電話により受け付け、技術相談、技術指導等を実施する(無料)。
共 同 研 究:県の共同研究規定により企業との共同研究を実施する(企業分は企業負担)。
受 託 研 究:企業等の抱える技術的な課題を、委託を受けて研究を実施する(有料)。
研究成果の紹介 :8月に中間検討会を開催し、研究推進状況等を関係機関及び農家に紹介・検討する。
2月頃に成果検討会を開催し、研究成果を関係機関及び生産者に紹介・検討する。
試験研究内容及び圃場視察対応を水稲・野菜・花き・果樹について随時実施する。
8
9
相談窓口
E-mail アドレス
[email protected]
ホームページ
http://www.k-agri.rd.pref.gifu.lg.jp/
交通案内
(本
所)
JR 高山本線
「飛騨古川駅」下車
タクシー5 分または徒歩 15 分
東海北陸自動車道「飛騨清見 IC」より車で 30 分
(中津川支所)
JR 中央本線
中央自動車道
「中津川駅」または「美乃坂本駅」下車
タクシー10 分
「中津川 IC」または国道 19 号線「旭」交差点より車で 5 分
26
岐阜県畜産研究所
所在地
電
所
話
長
〒506 ー 0101
高山市清見町牧ヶ洞 4393-1(本所及び飛騨牛研究部)
〒509-7601
恵那市山岡町久保原 1975-615(酪農研究部)
〒505-0037
美濃加茂市前平町 3-8(養豚・養鶏研究部)
〒501-3924
関市迫間 2672-1(養豚・養鶏研究部関試験地)
(0577)68-2226(本所及び飛騨牛研究部)
FAX
(0577)68-2227(同左)
(0573)56-2769(酪農研究部)
(0573)56-2974(同左)
(0574)25-2185(養豚・養鶏研究部)
(0574)28-4132(同左)
(0575)22-3165(養豚・養鶏研究部関試験地)
(0575)22-3164(同左)
坂口
慎一
設
職員数
44 名(うち研究員数 22 名)
土地面積
877,410 ㎡
対象業種又は技術分野
立
大正 9 年(平成 12 年統合改称)
建物面積
23,638 ㎡
肉用牛、乳用牛、豚、鶏(育種改良、バイオ技術、飼養管理、畜産物品質
改善、技術支援)
飼料作物(栽培、調製、利用、技術支援)
環境保全(畜舎環境、堆肥化、廃棄物利活用、技術支援)
1
設置概要(目的、経緯等)
平成 12 年 4 月 1 日に岐阜県畜産業の技術支援拠点として、肉用牛試験場、畜産試験場、養鶏試験場
の 3 場を統合して設立された。新しい時代に対応した畜産を推進するために必要な、バイオテクノロジ
ー技術や遺伝子解析をはじめ、環境、各家畜の育種改良、飼養管理技術の研究を実施するとともに技術
指導等を行っている。
○沿革
飛 騨 牛 研 究 部:岐阜県郡上郡白鳥町に岐阜県種畜場として設立、昭和 6 年飛騨分場として当地へ移転、
昭和 61 年岐阜県肉用牛試験場と改称、平成 12 年畜産研究所飛騨牛研究部と改称
酪 農 研 究 部:昭和 48 年岐阜県畜産試験場酪農試験地科として設置、昭和 57 年同場酪農部として整
備、平成 12 年畜産研究所酪農研究部と改称。
養豚・養鶏研究部:岐阜県畜産センターとして設立。昭和 42 年岐阜県畜産試験場と改称、平成 12 年畜
産研究所養豚研究部と改称、平成 26 年畜産研究所養豚・養鶏研究部に再編統合。
養豚・養鶏研究部関試験地:岐阜市加納に岐阜県種畜分場として設立、昭和 32 年岐阜市鷺山に移転、
岐阜県種鶏場と改称、昭和 40 年現在地に拡充移転、昭和 61 年岐阜県養鶏試験場と改称、
平成 12 年畜産研究所養鶏研究部と改称、平成 26 年畜産研究所養豚・養鶏研究部に関試
験地を設置。
2
組
所長
織
総務課(7 名)
・人事、予算、庶務会計、財産管理、物品管理
飛騨牛研究部(13 名) ・飛騨牛の育種改良、和牛のゲノム解析、受精卵移植新技術開発
と確立、種雄牛の産肉能力検定、凍結精液生産・配布、和牛生
産・飼養管理技術、技術支援・普及
酪農研究部(10 名)
・受精卵移植による乳牛の改良、雌受精卵配布、飼養管理技術、
飼料生産・調製技術、飼料分析、技術支援・普及
養豚・養鶏研究部
(8 名)
養豚・養鶏研究部
関試験地(5 名)
・豚の系統維持、豚ゲノム解析、飼養管理技術、種豚・精液配布、
畜産の環境保全・リサイクル、飼料品質改善、技術支援・普及
・奥美濃古地鶏の改良・種鶏供給、卵用・肉用鶏の育種改良、
飼養管理技術、環境保全
27
3
重点分野
当研究所は、県民に対する安全・安心・健康な畜産物の提供と県内畜産ブランド産品の
振興を最重点課題として位置づけ、関係機関と緊密な連携をとり、①生産性向上のための
家畜の育種改良の推進 ②畜産新技術の開発 ③畜産環境改善を中心とした研究開発に
取組み、その成果を踏まえた技術支援により県内畜産業の振興を図っている。
(1) 飛騨牛研究部
①飛騨牛らしさ追求による品質向上に関する試験
②DNA情報を利用した飛騨牛の生産性向上に関する試験
③飼料用米を利用した飛騨牛生産体系の開発
④飛騨牛改良事業
⑤飛騨牛産肉能力検定事業
(2) 酪農研究部
①性判別胚を用いた乳牛改良
②乳牛の飼養管理技術の開発
③飼料用米の消化性・栄養等飼料特性の解明
④自給飼料分析指導事業
⑤家畜性判別胚供給事業
(3) 養豚・養鶏研究部
①先端技術を利用した豚の改良
②畜産の環境問題改善に関する技術開発
③種畜等の生産・供給
④豚人工授精事業
⑤飼料用米を利用した高付加価値豚肉生産技術の開発
(4) 養豚・養鶏研究部関試験地
①奥美濃古地鶏の改良
②地域資源を有効活用した飼養管理技術の研究
③種鶏等の生産・供給
4
主要研究テーマ
(1) 清流の国ぎふ・農畜水産物ナンバー1プロジェクト課題
肉質評価技術の確立と飛騨牛らしさ追求による品質向上(飛騨牛研究部)
(2) 国際化に対応した強い農林業展開プロジェクト課題
①DNA 育種を活用した大ヨークシャー種の繁殖能力と肉質改善に関する研究(養豚・養鶏研究部)
②豚への飼料米給与による低コストな環境負荷低減・差別化豚肉生産技術の開発
~低タンパク・高繊維配合飼料による糞尿中窒素排出量低減技術の開発~(養豚・養鶏研究部)
(3) 2020清流の国ブランド開発プロジェクト課題
海外展開を目指した良質豚肉生産技術の開発と豚肉加工品目の育成(養豚・養鶏研究部)
(4) 重点研究課題
①性選別精液を活用した乳用牛雌受精卵の大量生産技術の確立に関する研究(酪農研究部)
②ゲノム情報を活用した改良型奥美濃古地鶏の開発研究(養豚・養鶏研究部)
(5) 地域密着型研究課題
①既存の育種技術にDNA情報を組み込んだ新たな改良手法の実用化研究(飛騨牛研究部)
②飛騨牛の生産性を高める遺伝的手法の開発(飛騨牛研究部)
③受精卵遺伝子診断技術及び受精卵の新規凍結技術の開発(飛騨牛研究部)
④和牛子牛の初期発育改善のための育成管理技術の確立(飛騨牛研究部)
⑤ルーメン発酵の健全化による生産性向上に関する研究(酪農研究部)
⑥高糖分飼料稲「たちすずか」の消化特性と乳牛への給与に関する研究(酪農研究部)
⑦飼料分析データ等を活用した自給飼料の品質向上に関する研究(酪農研究部)
⑧高能力種豚集団の維持増殖に関する研究(養豚・養鶏研究部)
28
⑨アンモニアリサイクラー回収硫安液を利用した高付加価値液肥製造技術の開発(養豚・養鶏研究部)
⑩高能力な肉用奥美濃古地鶏原種鶏群の改良研究(養豚・養鶏研究部)
⑪採卵鶏及び特殊卵用鶏における飼料用米給与方法の確立・普及(養豚・養鶏研究部)
⑫飼料用米給与で淡色化する卵黄色改善のための飼料給与手法の検討(養豚・養鶏研究部)
⑬継続的な「奥美濃古地鶏」生産のための新たな雄系の作出(養豚・養鶏研究部)
⑭黒毛和種肥育牛における岐阜県版飼料用米給与技術の確立(飛騨牛研究部:受託)
⑮遺伝情報と血中タンパク質を指標とした黒毛和種の肥育技術の開発(飛騨牛研究部:受託)
⑯乳牛における分娩後の早期繁殖性回復を促す飼養管理技術に関する研究(酪農研究部:受託)
⑰農耕地等における除草剤適応性研究(酪農研究部:受託)
⑱ゲノム情報を活用した家畜の革新的な育種・繁殖・疾病予防技術の開発(養豚・養鶏研究部:受託)
5
主要試験研究機器・産業機器
機 器 名
○飛騨牛研究部
プログラムフリーザー
メーカー・型式
仕
富士平工業ET-1
様
使用温度範囲-40℃~50℃
温度最小設定範囲0.01℃
冷却温度勾配1.0~0.1℃
胚の分割および操作
内容積160㍑、CO 2濃度誤差±0.15%
融合チャンバーFTC-24W含む
細胞中のDNA増幅
マイクロマニュピレーター
炭酸ガス培養装置
細胞融合装置
PCR増幅器
ナリシゲMOー102
ヒラサワ CPO 2-171
島津 SSH-10
アプライドバイオシステム GeneAmP97
00
PCR増幅器
タカラ サーマルサイクラー MP
細胞中のDNA増幅
分光光度計
GEヘルスケア 分光光度計
DNA濃度測定
画像撮影装置
フジフィルム LAS-mini
ゲル画像撮影
高速液体クロマトグラフ
島津 LC-10ADVT、SPD-10Avp ビタミンA測定、脂肪酸測定
細胞融合装置
ベレックス社LF-101
パルス印加回数の任意設定可能
マイクロフォージ
TPI社 MF-1
顕微操作ツ-ル作成
倒立型リサーチ顕微鏡
オリンパス IX71-23FL/DIC
微分干渉装置、落射蛍光装置付き
融点測定装置
メトラートレド社 FP900
測定範囲6℃~375℃
超音波肉質測定装置
本多電子(株)HS-2200V
1.5M~12.5MHZ
ソックスレー装置
日本ビュッヒB-811
試料中粗脂肪の抽出
LC/MS高速アミノ酸分析 島 津 UF-Amino Station
ア ミ ノ 酸 等 39種 の 測 定 用
システム
○酪農研究部
近赤外線分析装置
ブランルーベ
反射式近赤外自動分析装置
InfraAlyzer 500
波長域650~2500mm オートサンプラー付
原子吸光光度計
日立ハイテクノロジーズ Z-2310
偏光ゼーマン補正方式
プログラムフリーザー
富士平工業 ET-1
使用温度範囲 -40℃~50℃ 温度設定最小範囲0.01℃
冷却温度勾配 1.0~0.1℃
ミルコスキャン
デンマーク フォス エレクトリック社 133B
生乳成分分析装置
生化学自動分析装置
富士ドライケム3500V
血液分析、シングルマルチ測定方式、測定26項目
マイクロマニュピレーター オリンパス ONM-1 0NO-121
粗動30mm、ハンドル1回転/250μm
超音波診断装置
本田電子 HS-2000
経膣採卵、卵巣画像診断、早期妊娠診断等
蛋白質定量装置
(株)アクタック1035型ケルテック
0.1~200mgN
Loopampエンドポイン テラメックス社 LA-100
吸光度測定方式、LAMP反応48サンプル、濁度測
ト濁度測定装置
定8サンプル
高速液体クロマトグラフ
日立ハイテクノロジーズLaChrom
β-カロテン測定
Elite
○養豚・養鶏研究部
ガスクロマトグラフ
島津 GC-15A
悪臭物質(硫黄系物質)測定用
ガスクロマトグラフ
島津 GC-14B
悪臭物質(低級脂肪酸)測定用
自動血球計数器
NIH0N KORDEN MEKー5153
1,000万~10億個/ml
高速液体クロマトグラフ
日本分光 アミノ酸分析システム
OPA発蛍光法
食肉せん断力価測定装 ワーナーブラッツラーミ
Model3000型
置
ートシャー
ロース断面積測定装置 富士平工業SSD-900
測定深度3~21㎝
超低温フリーザー
三洋電機(株)MDF392
-20~-95℃
カロリーメーター
小川サンプリング(株)
飼料の発熱量測定用
原子吸光光度計
サーモフィッシャーサイエティフィック㈱
同時バックグランド補正機構付
icE3300
ディスクペレッター
㈱ダルトン F-5/11-175型
定速型 本体回転数 120rpm
飼料米粉砕機
デ リ カ DHC-4000
最 大 破 砕 能 力 4000kg/時
○養豚・養鶏研究部
関試験地
29
紫外可視分光光度計
冷却高速遠心機
卵殻強度計
島津製作所 UV-2500PC
日立工機 CF16RXⅡ
インテスコ ハ-デイングテスタ-
測定波長範囲 190~1100nm
最高回転数 16,000rpm 15A AC100
移動クロスヘッド速度 5mm~50mm/m.可変
荷重測定範囲 0~10kg
測色色差計
日本電色工業ZE2000
テンシプレッサ-
産卵記録入力集計機器
タケトモ電機TTP-50BX
コンパックEC180799-292
富士通FMペンノートTI
表色系 XYZ,Lab,△L,△b,△E,Lab
光学条件 JIS Z-8722に準拠
試料面積 固体の反射色 30,10,6
粉体、ペ-スト 30mmφ 透過色 30mmφ
プランジャーφ1c㎡ スピード 60~420mm/min
産卵記録集計及び分散入力コンピュータ
(デスクトップ及びペン入力コンピュータ)
6
定期刊行物
岐阜県畜産研究所研究報告(年 1 回)
畜産研通信(年 4 回程度、ホームページ掲載)
7
利用案内
技術相談支援:肉用牛、乳用牛、豚、鶏に係わる飼養管理技術、畜産物の加工技術及び品質向上、受
精卵移植技術、環境保全技術、飼料作物の栽培調製技術等についての技術相談、技術
支援を実施する。技術相談は来所あるいは電話で受ける他、要望により現地に赴いて
技術支援を実施する。
技 術 研 修:《畜産技術研修》
将来畜産自立経営者を目指す子弟等で、実践的な場を通じて専門的な知識・技術の
習得を希望する研修生の受け入れが可能。
《講習・講演会》
研究成果、新技術等技術上重要なテーマについて実施する。
《農業大学生の技術研修》
農業大学生が畜産研究所の研究員の指導のもとに、実践的な場を通じて専門的な知
識・技術の習得を行う。
《畜産、獣医学専攻大学生のインターンシップ》
学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験と畜産学及び獣医
学専攻学生の牧場実習単位の修得が出来る。
《幼児、児童の社会見学》
幼児、児童等の社会見学、体験学習を受入、将来をみこした科学教育を行う。
依頼分析試験:《自給飼料の成分分析》(酪農研究部)
手続き:手数料とともに飼料分析申請書を提出。
結
果:飼料分析結果通知書、飼料給与計算結果通知書で通知し、必要がある場合
は、適正給与、飼養管理等について技術指導を実施する。
8
相談窓口
・飛騨牛研究部:E-mail アドレス:[email protected]
ホームページ
http://www.livestock.rd.pref.gifu.lg.jp/160130hidaindex.html
・酪 農 研 究 部 :E-mail アドレス:[email protected]
ホームページ
http://www.livestock.rd.pref.gifu.lg.jp/dairy/
・養豚・養鶏研究部:E-mail アドレス:[email protected]
ホームページ
http://www.livestock.rd.pref.gifu.jp/swine/
・養豚・養鶏研究部:E ー mail アドレス:[email protected]
関試験地
ホームページ
http://www.livestock.rd.pref.gifu.lg.jp/poultry/
30
9
交通案内
(飛騨牛研究部)
JR高山本線
「高山駅」下車
濃飛バス荘川線
「県畜産研究所口」下車
高速バス名古屋、大阪線
中部縦貫自動車道
「道の駅
タクシー20 分
徒歩 10 分
七杜」下車
徒歩 10 分
「高山西 IC」より車で 3 分
(酪農研究部)
JR中央本線
「恵那駅」下車
タクシー30 分
明知鉄道
「山岡駅」下車
タクシー15 分
中央自動車道
「恵那 IC」より車で 30 分
(養豚・養鶏研究部)
JR高山本線
「美濃太田駅」下車
タクシー5 分
長良川鉄道
「前平公園前」下車
徒歩 5 分
東海環状自動車道
「美濃加茂 IC」より車で 8 分
(養豚・養鶏研究部関試験地)
名鉄各務原線
「三柿野駅」下車
タクシー15 分
東海北陸自動車道
「関 IC」より車で 5 分
31
岐阜県水産研究所
所在地
電 話
本所
〒501-6021
各務原市川島笠田町官有地無番地
下呂支所
〒509-2592
下呂市萩原町羽根 2605-1
本所
(0586)89-6351
下呂支所
(0576)52-3111
所 長
森
職員数
14 名(うち研究員数 10 名)
FAX
美津雄
設 立
本所
(0586)89-6365
下呂支所
(0576)52-4354
本所
平成 17 年
下呂支所
昭和 27 年(平成 17 年改称)
土地面積
本所
8,906 ㎡
下呂支所
22,395 ㎡(うち試験池面積 5,349 ㎡)
建物延面積
本所
1,484 ㎡
下呂支所
1,935 ㎡
対象業種又は技術分野
河川漁業、内水面養殖業に関する研究開発及び技術指導、生物多様性
保全に関する調査研究
1
設置概要(目的、経緯等)
昭和 27 年、岐阜県水産会(現在の県漁連)所管の岐阜県水産増殖試験場(大垣市)が県に移管・改称
され、岐阜県水産試験場となる。昭和 33 年、益田郡萩原町(現下呂市萩原町)に岐阜県冷水魚養殖試験
場が設置され、昭和 35 年には、水産試験場が萩原町に移転するとともに冷水魚養殖試験場を統合した。
平成 12 年、水産試験場は岐阜県淡水魚研究所に名称変更。平成 17 年 4 月の組織再編に伴い、各務原市
川島笠田に岐阜県河川環境研究所の本所施設が新設され、下呂市萩原町の淡水魚研究所は河川環境研究
所下呂支所として存続。平成 26 年 4 月、河川環境研究所から水産研究所に名称変更し、現在に至る。
当研究所では、「人と魚が共存する豊かな水域環境の創出と水産業の振興」を基本目標として、水域
における生物多様性の保全に関する研究、漁業対象種であるアユ・アマゴなどの資源管理と養殖技術の
開発のほか、研究成果等の普及や啓発活動に取り組んでいる。
2
組
織
所長
管理調整係(3 名)
・人事、予算、経理、財産管理
生態環境部(3 名)
・水域環境の保全、希少水生生物の保護繁殖、
等
外来魚の管理手法等に関する研究
・生物多様性等の普及啓発
資源増殖部(2 名)
・温水性魚類の増養殖や魚病等に関する研究
・水産技術等の普及指導
下呂支所(5 名)
・水域環境の保全、希少水生生物の保護繁殖、
冷水性魚類の増養殖や魚病等に関する研究
・水産技術等の普及指導
3
重点分野
(1) 水域における生物多様性の保全に関する研究
生物多様性に配慮した水域環境の保全と再生、イタセンパラやウシモツゴといった絶滅危惧種の生
息域外保全、外来水生生物のリスク評価に関する研究を行っている。
・水田魚道の効果的な設置条件・場所の提示
・イタセンパラの生息域外保全に関する研究
・ウシモツゴの保護繁殖や野生復帰に関する活動
・外来水生生物のリスク評価・抑制技術の開発
等
(2) 漁業対象種の資源管理と養殖技術の開発
アユやアマゴなど漁業資源の効果的な増殖や漁場に関する研究を行っている。また、優良系統の作
出、養殖技術の改良、魚病に関する調査研究に取り組んでいる。
32
・アユやアマゴなどの優良種苗の実用化研究
・漁業対象魚種の効果的な増殖方法の検討
・カジカやナマズなどの養殖技術の改良
・魚病の対策に関する調査研究
等
(3) 研究成果等の普及や啓発活動の強化
養殖技術の普及や魚病診断などの技術支援のほか広報活動を行っている。また、県民向けの啓発・
教育活動にも取り組んでいる。
・研究成果発表会、養魚講習、施設見学などの開催
・広報誌の発行やホームページ作成などの広報活動
・講習会や勉強会への講師派遣
・水生生物や水域環境に関する啓発、教育活動
4
等
主要研究テーマ
(1) 清流の国ぎふ・ブランド農畜水産物ナンバー1プロジェクト
①岐阜県先進技術(遡上予測、子持ちアユ生産)活用による河川漁獲量及び養殖生産量の増大(資源
増殖部、下呂支所)
(2)国際化に対応した強い農林業展開プロジェクト
①大型マス類の鮮度に関する研究(下呂支所)
(3) 重点研究課題
①渓流魚の野生系統を活用した増殖方法の確立(下呂支所)
②農業排水路を魚類の移動/生息空間として再生させるための空間生態学的評価(生態環境部)
(4) 地域密着型研究課題
①養殖研究(下呂支所)
②病害研究(資源増殖部、下呂支所)
③マス類の卵膜軟化症発生防止技術の開発に関する研究(下呂支所)
④冷水病に強く効率的生産に適したアユ養殖種苗の開発研究(資源増殖部)
⑤カジカ中卵型及びアユカケの安定生産技術の開発(下呂支所)
⑥内水面資源生息環境改善手法開発事業 -長良川におけるウナギとアユの分布及び漁獲実態-
(資源増殖部:受託)
⑦放流用種苗育成手法開発(下呂支所:受託)
(5) 森林・環境税活用研究課題
①生物多様性の保全に配慮した水田魚道の生態学的評価(生態環境部)
②イタセンパラの飼育・繁殖技術の確立(生態環境部)
(6)そ の 他
カ ジ カ 個 体 群 間 の 産 卵 期 変 異 を 通 じ た 地 域 個 体 群 の 固 有 性 の 明 示 と 保 全 (下呂支所)
5
本
主要試験研究機器・産業機器
機
所
器
名
メーカー・型
式
レオメーター
サン科学製
超低温フリーザー
サンヨー
COMPAC-100Ⅱ
落射蛍光顕微鏡
オリンパス
DNAシークエンサー
ベックマンコールター
MDFー392AT
様
測定荷重±20N、±100N切換え
容積 487L
温度制御範囲-20℃~-85℃
温度記録範囲+50℃~-100℃
補助冷却装置付き
BX-51-33-FL-2
33
仕
最高倍率
1,500倍
CEQ8000 レーザー照射方式
検出 4波長誘導蛍光検出
サンプル数 8本キャピラリー
DTCS 4色蛍光検出
DNA増幅装置
タカラバイオ
TP600
設定温度範囲 4~99.9℃
96検体処理可能
分光光度計
島津製作所 UVmini-1240
測定波長範囲190~1100nm
スペクトルバンド幅0.5nm単位
顕微鏡用高感度
3CCDカラーテレビカメラ
TOSHIBA
IK-TU51CU
水平768画素、垂直494画素
水平解像度 750TV本
インキュベーター
SANYO MIR-253
有効内容量254L ヒーター方式
使用周囲温度範囲0℃~35℃
インキュベーター
SANYO MIR-153
有効内容量128L ヒーター方式
使用周囲温度範囲0℃~35℃
超低温フリーザー
サンヨー
容積 309L
温度制御範囲-20℃~-90℃
温度記録範囲+50℃~-100℃
落射蛍光顕微鏡
オリンパス本体 BHB-332型
最高倍率
〃
落射蛍光装置RFL-B型
〃
写真撮影装置PM-10A型
DNAシークエンサー
アマシャムバイオサイエンス
ALFexpressⅡ
レーザー照射方式 側面連続照射
検出器
フォトダイオード固定式
ゲル重合方法 UV重合
サンプル数 10
蛍光標識法 Dye primer
Dye terminator
マイクロプレート
ウォッシャー
モデル1575
クロスワイズモード機能、
洗浄液の吸引吐出速度可変
プログラミング機能(最大75)
分光光度計
島津製作所 UV-2500
測定波長範囲190~900nm
スペクトルバンド幅0.1,0.2,0.5,
1.0,1.5,2.5nm単位(6段階切替))
測定方式 ダブルモノクロメーター
マイクロプレートリーダー
モデル550
波長範囲:400~700nm
干渉フィルター:4枚装着可能
産業用X線装置
ソフテックスCMB-2
二重焦点管球、全波整流方式
60kvp、最大四つ切り
インキュベーター
SANYO MIR-153
有効内容量128L ヒーター方式
使用周囲温度範囲0℃~35℃
倒立顕微鏡
オリンパス・IX71
写真撮影装置:DP20-5
画像処理ソフト:DP2-BSW
双眼式視野数22
下呂支所
6
MDFー392型
BIO-RAD社製
BIO-RAD社製
1,500倍
簡易防水機構
定期刊行物
岐阜県水産研究所研究報告(附業務報告)(年 1 回)
水産研だより(年 3 回)
7
利用案内
技術相談指導:淡水魚の増養殖全般について普及指導を行っている。現地巡回・来所あるいは電話
により対応している(無料)。
技 術 研 修:研究成果や新技術について、養殖生産者等を対象として講習会、研究発表会を開催
している(無料)。
受 託 研 究:受託研究制度に基づき実施している(有料)。
8
相談窓口
E-mail アドレス
[email protected]
ホームページ
http://www.fish.rd.pref.gifu.lg.jp/
34
9
交通案内
(本所)
国道 21 号
各務原市小佐野交差点南下
河川環境楽園西口駐車場又は中央駐車場
名鉄岐阜駅より岐阜バス川島前渡線川島松倉行き
「川島笠田」下車
徒歩 5 分
徒歩 15 分
JR高山本線「那加駅」または名鉄「新那加駅」から各務原ふれあいバス「北部・川島線」
川環境楽園」下車
名鉄
徒歩 8 分
「笠松駅」下車
タクシー5 分
(下呂支所)
国道 41 号
下呂市萩原町萩原
JR高山本線
朝霧橋交差点で朝霧橋を越えて右折
「飛騨萩原駅」下車
北へ徒歩 20 分、タクシー5 分
35
下呂総合庁舎北側
「河
岐阜県森林研究所
所在地
〒501-3714
電
話
(0575)33-2585
FAX
(0575)33-2584
所
長
天野
設
昭和 11 年(平成 10 年統合・18 年改称)
善一
職員数
17 名(うち研究員数 15 名)
土地面積
10,264 ㎡
対象業種又は技術分野
1
美濃市曽代 1128-1
立
建物延面積
2,170 ㎡
森林環境、森林資源生産・管理、森林資源利用
設置概要(目的、経緯等)
昭和 20 年に岐阜県林産指導所を開所、その後昭和 29 年に林産指導所を廃し、高山市に岐阜県林業
試験場を設置した。昭和 45 年に岐阜県林業試験場を廃し、美濃市に岐阜県林業センター、高山市に岐
阜県寒冷地林業試験場を設置した。平成 10 年に林業センターと寒冷地林業試験場を統合し森林科学研
究所となった。平成 18 年に岐阜県森林研究所に改称、平成 26 年度には、森林技術開発・支援センタ
ーを新設し産学官連携係と技術普及係を設置した。
当所は、「県民生活の向上に貢献する科学技術の振興」を基本理念として、「健全で豊かな森林づ
くり」と「森林資源の利用を通じて活力ある地域社会の創造」に資するため、県民のニーズに対応し
た研究開発を推進するとともに、普及指導と連携してその成果の普及と技術支援に努めている。
2
組
織
所長
3
管理調整係(2 名)
・人事、予算、会計、財務管理
森林環境部(7 名)
・森林環境、森林育成・管理技術開発
森林資源部(7 名)
・特用林産物、樹木成分、木材利用
重点分野
(1) 森林環境・生態系の科学的解明
(2) 森林管理技術の開発
(3) 森林資源の高度利用技術の開発
4
主要研究テーマ
(1) 重点研究課題
①低コスト再造林のための育苗・植栽・初期保育技術の開発(森林環境部、森林資源部)
②ナラ枯れ被害木のバイオマス利用と低コストな予防法による防除技術の開発(森林環境部、森林資
源部)
(2) 地域密着型研究課題
① 持続可能な森林経営に資する丈夫で簡易な森林作業道作設技術の開発(森林資源部)
② 岐阜県スギ・ヒノキ人工林林分収穫表・林分密度管理図の作成(森林環境部)
③ 県木イチイの資源量把握と効率的な更新方法の検討(森林環境部、森林資源部)
④ 食用キノコ栽培における増収技術の開発(森林資源部)
⑤ 針葉樹人工林皆伐跡地への更新樹種の侵入過程の解明(森林環境部)
⑥ 性フェロモンを利用したマイマイガの防除技術の開発(森林環境部)
⑦ 木質リグニンからの材料製造技術の開発(森林環境部)
⑧ スギ大径木を一般建築用部材として利用拡大するための加工・利用技術の開発(森林資源部)
⑨ 安全な路網計画のための崩壊危険地ピンポイント抽出技術(森林資源部、森林環境部)
⑩ コンテナ苗を活用した低コスト再造林技術の実証研究(森林資源部)
⑪ 広葉樹林化技術の実践的体系化研究(森林環境部)
(3) プロジェクト研究課題
①美濃和紙原料の供給安定化事業費(森林環境部、森林資源部)
②東濃桧の色艶香りが際立つ無背割り乾燥材(森林資源部)
36
③岐阜県オリジナル品種を用いたブランド商品の開発(森林資源部)
④ 高 品 質 菌 床 シ イ タ ケ の 安 定 生 産 技 術 の 開 発 (森林資源部)
5
主要試験研究機器・産業機器
機
器
名
メーカー・型式
仕
様
ガスクロマトグラフ装置一式
冷却遠心濃縮機一式
超低温冷蔵庫
大型振とう器
炭酸ガス培養装置
エレクトロポレーション装置一式
動物個別飼育制御装置
超臨界二酸化炭素抽出機
HEWLETT PACKARD、HP6850
タイテック
日本フリーザーCL-322U
ヤヨイ エイト20-W
日本医化、NC-350HC
BioRod社製 GenePulserXcell
日本医化、LP-80CCFL-6CTAR
(株)アイテック
炭素窒素分析装置
ヤナコ、MT-700
レーザーレンジファインダー
Laser Technology,
測定可能距離:1000m(±0.3m)
TruPulse360
傾斜センサ:上下90°
キノコ培養器
ト ミ ー 精 工 、 CFH-415
炭素窒素同時定量装置
ジェイサイエンスラボ、 JM1000CN
マルチチャンネル検出器
日 本 分 光 、 MD-2018
キ ー エ ン ス 、 本 体 VHX-1000
東京理化器械、FDU-1100
ダイトウテクノグリーン SH型
デジタルマイクロスコープ
凍結乾燥機
斜面調査用簡易貫入試験
機
樹木精密診断装置
実験用木材乾燥機
架線張力測定装置
6
試料自動注入装置付
VC36N.ローター36A
-85℃、310L
8の字振とう 20~130回/分
5~50℃、最大炭酸ガス濃度3,000ppm
発生波形:エクスポネンシャル波・スクエア波
温度、照明6室個別制御、5~45℃
設定圧力29MPA、設定温度150℃、抽出槽容
積300cc
土壌、汚泥、動植物体有機物対応、資料重
量1,000mg
方位角センサ:0~359.9°
照 度 上 限 30,000lux
使 用 温 度 範 囲 5~ 50℃
湿 度 制 御 範 囲 50~ 90% RH
乾式燃焼法、試料の量(土壌~1000mg)、
オ ー ト サ ン プ ラ ー (JMA1000)含 む
波 長 範 囲 200~ 900nm、 PC含 む
観 察 倍 率 ~ 1000倍
ト ラ ッ プ 冷 却 温 度 -45℃ 、 除 湿 量 4L
最大測定深5m
WALESCH ELECTRONIC社 、IML- 穿孔速度 10~45cm/分、分解能 0.1mm
RESI F500SX
大井製作所
減 圧 0.2気 圧 、 温 度 調 整 範 囲 40~ 130度
共和、他
25ton張 力 計 (3点 式 張 力 計 )×1式
5ton張 力 計 (ロ ー ド セ ル )×2
定期刊行物
森林研究所業務報告(年 1 回)
森林研究所研究報告(年 1 回)
森林研情報
7
(年 1 回)
利用案内
林業相談指導: 森林造成管理、森林樹木の病害虫防除・被害診断、きのこ栽培、森林資源生産技術、
希少植物の遺伝解析、樹木成分の利用等の技術相談。
技術相談は来庁、電話、メールにて受け付けています。
8
9
相談窓口
E-mail アドレス
info@forest.rd.pref.gifu.jp
ホームページ
http://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/
交通案内
長良川鉄道
「梅山駅」下車
徒歩 10 分
岐阜バス美濃線
「うだつの町並み通り」下車
東海北陸自動車道
「美濃 IC」より車で 10 分
37
徒歩 15 分
公益財団法人岐阜県研究開発財団
所 在 地
電
〒509-0109
話
各務原市テクノプラザ一丁目 1 番地
(058)379-2212
FAX
(058)379-2215
理 事 長
服部
設
平成 6 年
役職員数
20 名
清
対象業種または技術分野
立
科学技術に関する研究交流、コーディネート、共同研究、情報提供、各
種支援
1
設置概要(目的、経緯等)
研究開発に関する情報収集、情報提供、交流、支援、啓蒙普及等を促進することにより、新しい技術
の開発、新技術の地域産業への応用、実用化を通して、地域産業の高付加価値化を推進し、もって県民
生活の質の向上に寄与することを目的として平成 6 年 10 月に設立され、平成 25 年 4 月より公益財団法
人に移行した。
当財団では主たる事業として、産学官の密接な連携と協力の場を創出し、研究開発に関する情報を収
集、提供するとともに、研究開発に関するシーズ、ニーズのマッチング支援や研究開発全般のトータル
コーディネートを行う。
2
組
織 (H27.4.1 現在)
理事長
副理事長
(欠員)
専務理事
兼事務局長
総務課長兼総務係長(1 名)
産学官連携
支援センター長
顧問
非常勤専門職(3 名)
産学官共同研究推進担当
科学技術コーディネータ(1 名;兼務)
事業推進員(1 名;兼務) 非常勤専門職(1 名;兼務)
ぎふ技術革新プログラム担当
統括コーディネータ(1 名)
広域化コーディネータ(1 名)
科学技術コーディネータ(2 名;兼務(1 名))
非常勤専門職(1 名)
戦略的基盤技術高度化支援担当
事業推進員(1 名) 非常勤専門職(1 名)
医工連携推進室
医療福祉コーディネータ(2 名)事業推進員(1名)
非常勤専門職(1 名)
技術シーズ活用促進担当
事業推進員(1 名;兼務) 非常勤専門職(1 名;兼務)
3
重点事業
(1)研究開発推進事業
県内産業振興のため、研究開発に関する産学官の技術シーズ・ニーズの調査・把握を行い、公募
型研究開発事業に係る産学官や産産の連携と提案を支援する。また、財団ホームページ及びメール
マガジンにより、研究開発情報、講演会、公募、催事等の情報を提供する。
(2)産学官共同研究促進事業
大学、研究機関の技術シーズの活用と協力のもと、県内企業の技術力の向上による県内産業の振
興の促進を目的とし、県内企業等が、大学、工業高等専門学校、研究機関等の有する技術シ-ズを
活用して産学官共同研究を行う際に、必要となる経費の一部を助成する。
(3)戦略的基盤技術高度化支援事業
「中小企業のモノづくり基盤技術の高度化に関する法律」に基づく支援策の一環である本事業の
事業管理者として、複合・新機能材料、材料製造プロセス、機械制御等の 12 技術分野の向上につな
がる研究開発事業を支援する。
(4)地域イノベーション戦略支援プログラム(ぎふ技術革新プログラム推進地域)事業
産学官連携の拠点である「ぎふ技術革新センター」を活用し、航空機・次世代自動車等を主な対象
38
分野とし、産学官連携を推進する4名のコーディネータを配置し、企業ニーズの把握、大学に集積し
た地域イノベーション戦略の中核を担う研究者のシーズとのマッチングを通じ、事業成果を見据えた
質の高い共同研究プロジェクトの企画推進、研究成果の技術移転、航空機分野への新規参入促進支援
等を実施し、「ぎふ技術革新プログラム」を推進する。
(5)ヘルスケア産業展開支援事業
人材育成や医療・福祉現場とのマッチング、販路開拓といった各段階の企業活動をシームレスに支
援することを目的とし、県内モノづくり企業の独自技術を生かしたヘルスケア分野への事業展開、産
業構造の多様化・高度化を図るため、コーディネータによる相談窓口の設置、ニーズシーズマッチン
グ、販路開拓支援、企業人材・コーディネータの育成支援を実施する。
(6)技術シーズ活用促進事業
これまでに実施した地域イノベーションクラスタープログラム(都市エリア型)東濃西部エリア、
地域イノベーションクラスタープログラム(グローバル型)東海広域ナノテクものづくりクラスター
事業のフォローアップ及び現在実施している地域イノベーション戦略支援プログラム(ぎふ技術革新
プログラム推進地域)事業の推進を目的とし、当該事業により大学等に蓄積された技術シーズと県内
企業の優れたものづくり技術、航空機・自動車産業に精通したコーディネータの知識を融合させ、成
長分野における新製品・新技術の開発支援や販路開拓支援を実施する。
4
定期刊行物
メールマガジン(月 2 回配信)
5
6
相談窓口
E-mail アドレス
[email protected]
ホームページ
http://www.gikenzai.or.jp/
交通案内
名鉄各務原線
「三柿野駅」よりタクシー約 10 分
JR 高山本線
「蘇原駅」よりタクシー約 10 分
東海北陸自動車道
「岐阜各務原 IC」より約 15 分、「関 IC」より約 10 分
国道 21 号
県道「江南関線三ツ池町交差点」より約 10 分
39
Fly UP