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ステークホルダーとともに

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ステークホルダーとともに
ステークホルダーとともに
タキロングループの事業活動は、多くのステークホルダーの方々とのかか
わりによって成り立っています。それらの皆様の期待に応え、相互信頼を確
立していくことが何よりも大切と考えています。
■株主・投資家の皆様とともに
タキロンでは、決算情報ならびに東京証券取引所が定
める適時開示規則に該当する重要情報について、内容が
確定した段階で迅速に東京証券取引所に開示し、ホーム
ページでも公開しています。
また、株主の皆様には半期毎
に決算概要やトピックスを記載した「株主向け報告書」を
お送りしています。
さらに機関投資家の皆様には、経営トップによる年1回
の決算説明会のほか、個別ミーティングを実施し、
コミュニ
ケーションを図っています。
2016年3月期決算報告説明会
■お客様とともに
●品質保証の取り組み
■お客様の
「声」
を活かす仕組み
お客様
タキロンでは、お客様にご満足いただける品質を提供し
ていくため、製品の企画・開発から、生産、
アフターサービ
容易なアクセス
スまでの各段階で、お客様ニーズの充足と品質確保に向
正確・迅速な対応
お客様相談センター
けた品質保証活動を推進しています。
また、ホームページ
情報のインプット
での「お問い合わせ窓口」や、
フリーダイヤルの「お客様相
情報のピックアップ
情報データベース
談センター」を設置するなど、お客様の「声」を品質保証活
情報の共有化
情報の共有化
動に活かす仕組みを構築しています。
関連部門
●REACH規制への対応
分析・評価
● 新製品開発および製品改良への展開
タキロン製品の大半は成形品であるため、欧州の化学
● 業務プロセスおよびサービスの継続的改善
品規制REACHの登録は行っておりません。
しかし、サプラ
イチェーン中間に位置する立場から、2015年12月17日ま
懸念物質(SVHC)についてもユーザーの皆様へ情報伝達
でに公表された計168物質はもとより、今後追加される高
を行うなど適切に対応してまいります。
■お取引先様とともに
●グリーン調達・購入の取り組み
■グリーン購入比率
タキロングループでは「グリーン調達ガイドライン」のも
と、環境負荷低減に資する資材を優先的に選定していま
100
す。調達先についても、環境保護に意欲的な会社を優先的
80
に選定しています。
また、事務用品等についても、環境負荷
60
のより少ないものを選定、発注するグリーン購入を進めて
います。なおグリーン購入比率については、2013年度より
集計対象範囲をグループ全体に拡大。
タキロングループと
してグリーン購入比率の向上に取り組んでまいります。
タキロングループ「グリーン調達ガイドライン」は、
ホームページで紹介しています。
19
■グリーン購入品
■一般品
(%)
40
20
0
2010
2011
2012
2013
2014
2015(年度)
※集計対象:∼2011年度 タキロン(株)単体生産拠点/
2012年度 タキロン(株)単体全拠点/2013年度∼ グループ全拠点
http://www.takiron.co.jp/company/pdf/takiron_greenProductment.pdf
■従業員とともに
*グループ各社毎に対応内容は一部異なります。
●産業医との面談制度
●障がい者雇用の促進
社員のための「健康相談室」を事業所ごとに毎月1回開
2013年度の障がい者の法定雇用率改定を踏まえ、
「障
催し、産業医との面談の機会を設けています。
また、一部の
がい者雇用ガイドライン」
を制定しました。
タキロンでは今
事業所では外部カウンセラーによるメンタル・クリニックも
後とも障がい者雇用の目標を掲げることで、一層の雇用促
行い、
心身の健康について相談できる体制を整えています。
進と定着率向上に取り組んでいきます。
またタキロンKCホームインプルーブメント
(株)柏物流
●残業時間削減と年休取得率向上
センターでは、地域の障がい者施設に業務の一部を委託。
残業時間管理の徹底を図るとともに、週1回の「ノー残業
障がい者の方々の自立を支援しています。
デー」を設定するなど社員の残業時間の削減に積極的に
取り組んでいます。
●人材の育成
また有給休暇については、月に2日、年休取得奨励日を
新人研修、新任管理職研修等の階層別研修、
さまざまな
職種別研修、中国・インドネシアへの海外語学留学制度な
設定。社員の年休取得率向上に取り組んでいます。
ど、各種研修制度を設けています。2013年には教育研修体
●女性が活躍できる職場づくり
系を再設計し、社員の能力向上を目指した研修や自己啓発
タキロングループには女性の方も総合職として活躍で
プログラムの拡充を図りました。さらに2014年度からは、
きるフィールドがあります。
また女性の管理職登用につい
新たに若手、中堅社員の能力向上を目的とするビジネスス
ても、今後、積極的に拡充を図っていきます。
キル研修や通信講座を開設しました。
なお各種研修制度についてはグループ各社と共有し、
タ
●育児休業制度
キロングループ全体で人材育成に取り組んでいます。
多様な人材の活用に向けて、
ワークライフバランスを重
視した職場づくりに取り組んでいます。その一環である育
●安全衛生の取り組み
児休業制度の2015年度の利用者は4名(タキロン単体)
タキロングループでは、
グループ全体で安全衛生活動に
で、休業取得後、全員が復職しています。
取り組んでおり、
グループ安全衛生会議と、
グループ安全
衛生実務者会議を実施しています。
グループ安全衛生会議
■育児休業制度の利用者
ではグループ各社の安全方針の確認を行い、またグルー
年度
利用者数(人)
年度
利用者数(人)
プ安全衛生実務者会議ではグループ内の災害情報の共有
2010
7
2013
4
化と水平展開を行うことで、
グループ一体となって安全意
2011
8
2014
9
識の向上と災害撲滅に取り組んでいます。
2012
8
2015
4
*タキロン単体
Voice!
育児休業制度を利用して
を利用して
て
保育園に
に通い始めて最初の 週間は泣いて熱まで出し
週間は泣い
保育園に通い始めて最初の一週間は泣いて熱まで出し
た長女も、今は保育園に慣れ、お友達もできて、毎日嬉し
2015年2月に長女を出産し、当初、11月までの予定で育
そうに通園しています。
児休暇を取りましたが、保育園の空きがなく、翌年4月まで
復職する前は、仕事と育児は本当に両立できるかと心
延長しました。
配していました。復職してみて感じたことは、毎朝の起床
妊娠中も時々海外に行くほど出張の多い職場でした
直後から戦場と化し、夜はぐったりするほど体力を使い果
が、復職直後は上司の配慮でデスクワークがメインとなり
たした日もありましたが、職場の仲間に恵まれ、仕事のや
ました。
しかしながら、メールや電話といった「文明の利
り甲斐を感じつつ大変充実した毎日を送ることができてい
器」を活用したことで、休む前と変わらずグローバルな業
ます。周りの方々への感謝を糧に、
これからも仕事と育児
海外事業部
務に携わっています。
の両方から社会に貢献していきたいと思っています。
徐 立
20
■地域社会とともに
●事業所・生産拠点の周辺地域との共生
タキロングループでは、各事業所および生産拠点のある地域において、地域住民の方々の良き隣人となることを目指しています。
2015年度も周辺の環境保全や美化に努めるとともに、近隣で開催される各種行事・福祉活動に積極的に参加。今後も地域への
貢献と交流に取り組んでまいります。
「兵庫県・瀬戸川を美しくする会」
コスモス祭りへの参加
アドプト事業への参加
(2015年10月、
(2015年8月、
タキロン揖保川事業所) タキロン揖保川事業所)
東近江市二五八祭りへの参加
(2015年11月、
タキロンプロテック)
一人暮らしのお年寄りをお招きして 寝たきりの方のご自宅への訪問と
お見舞い
の花見会の開催
(2015年12月、
タキロン安富工場)
(2015年4月、
タキロン安富工場)
竜ケ崎
「わが町クリーン大作戦」
への 「関東地方環境美化運動の日」
参加
清掃活動への参加
(2015年6月・11月、
2016年3月、
(2015年5月、
タキロン東京工場)
ダイライト竜ケ崎工場)
「かすみがうら花の道」植栽事業への
参加
(2015年5月、
タキロン東京工場)
●スポーツの振興・支援
●研究機関・国連機関への支援
タキロン は 、2 0 1 5 年 度より公 益 財 団日本 水 泳 連 盟
タキロンは1991年より、東京大学大気海洋研究所(気候
(JASF)所属の競泳日本代表選手および代表チームとの間
システム研究系)の地球温暖化をはじめとする地球規模的
でオフィシャルスポンサー契約を結び、競泳日本代表(トビ
気候変動メカニズム研究を継続的に支援しています。
ウオジャパン)
を応援しています。
また2016年5月には、途上国の子供達の飢餓をなくすた
また、
「 安全・安心」のプール
めに国連WFPが横浜みなとみらいで開催するチャリティイ
サイド用防滑性床材を提供して
ベント
「WFPウォーク・ザ・ワールド2016」に協賛し、有志社
いるタキロン マ テックス( 株 )
員・家族が参加しました。今回の参加費の一部は、国連
は、
日本水泳連盟主催の競泳大
WFPの学校給食プログラムに役立てられます。
会スポンサー協賛ならびに、一
般社団法人日本身体障がい者
水泳連盟のオフィシャルスポン
サーとして、水泳振興活動を幅
広く応援しています。
タキロン企業イメージポスター
●自然分解性ネットを用いたサンゴ礁復活
大日本プラスチックス(株)
とタキロンプロテック
(株)は、
法の検証や陸上におけるサンゴ種苗
2006年から沖縄県海域で行われているサンゴ群集の再生
生産および海域への種苗植生の検証・
活動に参加しています。両社は設置が容易で特別なメンテ
モニタリングにも取り組んでいます。
ナンスが不要な網状の生分解性プラスチック基盤「コーラ
ネットへの
移植試験
ルネット」を提案(工法:鹿島建設殿)
し、従来のサンゴ植付
け技術に替わり、サンゴを自然着生させて成育させる実験
を進めており、最近ではサンゴ断片をネットに固定する移殖
21
タキロンは2012年より
「生物多様性民間参
画パートナーシップ」に参加しています。
種苗生産の
基盤に適用
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