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2010年度 第1四半期実績と見通し
2010年度 第1四半期実績と見通し ㈱資生堂 取締役 執行役員専務 原田 康彦 2010年7月29日 当資料の記載内容のうち、歴史的事実でないものは、資生堂の将来に関する見通しおよび計画に基づいた 将来予測です。これらの将来予測には、リスクや不確定な要素などの要因が含まれており、実際の成果や 業績などは、記載の見通しとは異なる可能性があります。 2010年度 第1四半期実績 要約 【ベアエッセンシャル含む】 前年比 実績 (億円) 外貨前年比 前年差 売上高 1,458 +4.4% +4.2% +61 国内 873 △5.8% - △54 海外 585 +24.5% 営業利益 33 +56.8% - +12 経常利益 32 +7.2% - +2 特別損益 △32 ※ (△29) - △3 純利益 △7 ※ ( 43) - △50 +23.8% +115 ‣海外売上比率 40.1%(+6.5pp) ※()内は前年実績 ‣営業利益率 2.3%(+0.8pp) ‣為替レート ドル90.7円(△3%)ユーロ125.6円(+3%)中国元13.28円(△3%) 1 2010年度 第1四半期実績 要約 【ベアエッセンシャル除く】 実績 売上高 国内 海外 営業利益 経常利益 特別損益 純利益 (億円) 外貨前年比 前年比 1,419 873 546 42 41 △20 8 +1.6% △5.8% +16.1% +97.6% +36.5% ※ (△29) △82.0% 前年差 +1.2% - +15.2% - - - - +22 △54 +76 +21 +11 +9 △35 ※()内は前年実績 ‣海外売上比率 38.5%(+4.9pp) ‣営業利益率 2.9%(+1.4pp) ‣為替レート ドル90.7円(△3%)ユーロ125.6円(+3%)中国元13.28円(△3%) 2 ベアエッセンシャル連結の影響 1Q 上期 年間 +40 +160 +450 △9 △40 △25 ベア営業利益 10 40 125 在庫時価評価 △11 △50 売上高 営業利益 (億円) 備考 △75 今期のみ発生 (買収成立後6ヵ月間) 販売権等償却 △4 △15 △35 来期以降も発生 のれん償却 △4 △15 △40 日本の会計基準に基づく処理 来期以降非償却の可能性あり (注) 1Qは3/8~3/31、上期は3/8~6/30、通期は3/8~12/31の期間の業績 【ベアエッセンシャル業績のセグメント別の記載について】 ・事業別: 全て「グローバル事業」に計上 ・地域別: 商品が販売された地域ごとに計上 3 国内化粧品事業売上 内訳 売上前年比 実績 化粧品 (億円) 696 △7.7% カウンセリング 399 △7.7% セルフ 203 △3.1% 94 △16.4% ヘルスケア 34 △1.1% その他 94 +12.8% 825 △5.5% トイレタリー 合計 (注)今期より国内プロフェッショナルは「グローバル事業」の「プロフェッショナル」へ移管。前年比は前年実績を組み替えた上で算出。 •消費マインド゙の低迷により店販化粧品市場の縮小が続く •当社4~6月店頭売上(カウンセリング+セルフ)は△2~3%程度と若干回復の兆しが見られる 4 グローバル事業売上(2010年1~3月) 実績 内訳 化粧品 プロフェッショナル 合計 前年比 (億円) 外貨前年比 520 +25.4% +24.5% 91 +5.8% +6.4% 611 +22.0% +21.4% (注)今期より国内プロフェッショナルは「グローバル事業」の「プロフェッショナル」へ移管。前年比は前年実績を組み替えた上で算出。 ※ベアエッセンシャルを除くグローバル事業の外貨前年比: +13.3% 【参考】 地域別売上 実績 前年比 外貨前年比 アメリカ 157 +53.6% +57.4% 欧州 191 +20.4% +16.9% アジア・オセアニア 237 +13.3% +12.7% 585 +24.5% +23.8% 合計 ※ベアエッセンシャルを除くアメリカの外貨前年比: +21.3% ・海外の化粧品市場は回復基調、当社も各地域で売上が2ケタ増に。 ・アジア・オセアニアは、中国の2ケタ成長が牽引 ・【第2四半期】6ヵ月累計売上高は各地域で引き続き高い成長性を維持。 5 2010年度 第1四半期実績 売上原価・販売管理費 実績 売 上 率差 (+低下改善) 前年差 (+:コスト増) 価 352 24.1% △0.2% +18 費 1,073 73.6% +1.0% +31 国 内 694 79.1% △0.8% △33 海 外 379 65.3% +1.9% +64 ト 332 22.8% +2.0% △14 費 395 27.1% △0.8% +28 費 335 23.0% +0.2% +10 M&A関連償却費 11 0.7% △0.4% +7 販 売 M 原 売上比 (億円) 管 コ 人 理 ス 件 経 6 事業セグメント別営業利益 (億円) 実績 国内化粧品 グローバル その他 消去 合計 営業利益率 前年比 営業利益率差 39 △8.1% 4.7% △0.2pp △11 - △1.8% +3.2pp 5 +22.8% 12.2% +2.2pp △0 - - - 33 +56.8% 2.3% +0.8pp (注)今期より国内プロフェッショナルは「国内化粧品事業」から「グローバル事業」の「プロフェッショナル」へ移管。前年比は前年実 績を組み替えた上で算出。 7 連結貸借対照表 (億円) 10年6月 10年3月 増 減 うちBE 流動資産 3,458 3,182 +275 +384 有形固定資産 1,376 1,328 +48 +60 無形固定資産 2,175 358 +1,817 +1,735 2,886 △1,769 △1,774 投資その他の資産 資産合計 1,117 8,126 7,754 +371 +405 2,384 2,144 +239 - 繰延税金負債 352 34 +318 +311 その他の負債 1,814 1,924 △110 +94 負債合計 4,550 4,102 +448 +405 純資産 3,575 3,652 △77 - 8,126 7,754 +371 +405 有利子負債 負債・純資産合計 主な内容 手許資金207、 在庫135 のれん932、 商標権400、 販売権403 出資を他資産へ、貸付を内部消去 販売権等への税効果 8 2010年度 上期見通し 見通し (億円) 外貨 前年比 前年比 6/8 公表差 売上高 3,390 +6.8% +8% 国内 2,050 △1.3% - △40 海外 1,340 +22.3% +27% +40 営業利益 175 △23.0% - ±0 経常利益 175 △26.1% - +10 特別損益 △30 - - △10 90 △49.4% - ±0 純利益 ±0 ‣海外売上比率 39.5% ‣営業利益率 5.2% ‣為替レート ドル 90円 ユーロ 120円 中国元13.5円(期首から変更なし) 9 2010年度 年間見通し 見通し (億円) 外貨 前年比 前年比 売上高 7,050 +9.4% +11% 国内 4,080 +0.3% - 海外 2,970 +25.0% 営業利益 505 +0.3% 経常利益 505 特別損益 当期純利益 上期 6/8公表差 下期 年間 ±0 ±0 ±0 △40 ±0 △40 +40 ±0 +40 - ±0 ±0 ±0 △1.9% - +10 ±0 +10 △35 - - △10 ±0 △10 290 △13.9% - ±0 ±0 ±0 +30% ‣海外売上比率 42.1% ‣営業利益率 7.2% ‣為替レート 上期と同水準と想定 10 今後の主な課題 ①国内売上の回復 ・選別したチャネルと絞り込んだブランドを掛け合わせる取り組み ②海外展開 ・中国事業の成長維持 ・新規市場への進出加速 (アルバニア、コソボ、マケドニア) ③ベアエッセンシャル ・新宿伊勢丹、阪急うめだ本店 は順調に推移 ・プランタン銀座への出店 (10/15) 阪急うめだ本店のベアエッセンシャル店舗 11 今後の主な課題 ④アジアマステージ市場への対応: 「専科」シリーズの導入 「専科 「専科 保湿クリームからつくった化粧水」の発売 保湿クリームからつくった化粧水」の発売 ・「専科」: 日本の低価格市場とアジアマステージ市場を一体化 して展開する戦略ブランド ・スケールメリット追求によりコスト効率を 高め、低価格で高機能を実現 ・9月中旬に日本で発売 ⇒2010年内に台湾、2011年以降に 他のアジア各国に順次導入 12