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株式会社 全国商店街支援センター 平成25年度 THE商人塾!事業 事業
株式会社 全国商店街支援センター 平成25年度 THE商人塾!事業 事業報告書(概要版) 平成26年2月 事業委託先:北九州まちづくり応援団株式会社 目次 1.事業目的 ......................................................................................................................... 1 (1)対象地域の概要と課題................................................................................................ 1 (2)目標(次世代リーダーの育成像) ............................................................................. 1 2.事業内容(カリキュラム:日時、テーマ、講師、出席者数、実施状況等) ............... 1 3.まとめ ............................................................................................................................. 3 (1)目標に対する成果 ....................................................................................................... 3 (2)塾生による商店街活性化プラン ................................................................................. 3 (3)新たな課題とその対策について ................................................................................. 3 (4)今後の活動の展開 ....................................................................................................... 3 ※添付資料(式次第、講義資料、メディア掲載情報、各種告知チラシ等)....................... 4 1.事業目的 (1)対象地域の概要と課題 JR 小倉駅を南下し、雨にぬれることなく幹線道路を通ることができる「魚町銀天街」は、 国内で初めて完成した全長 130 メートルのアーケード商店街として、北九州市の中心的商 店街となった。魚町商店街(魚町銀天街)と呼ばれる通りは何れも中央を通るアーケード 街を指し、魚町一丁目は「魚町一丁目商店街振興組合」魚町二・三丁目は「魚町商店街振 興組合」 、「魚町サンロード商店街共同組合」と分かれている。その他も通り別に各商店街 団体を構成しているが、支店や別店舗などにより複数の商店街組合に加盟している個店も 多く存在し、役員の兼任などもあって商店街組合に対しての負荷を訴える声もある。近年 は商店街組合未加入の個店も増加傾向にあり、財政面等においても厳しい状況にある。ま た、経営者の高齢化や後継者不足といった理由から空き店舗が増加傾向にあり、建物の老 朽化や構造問題、金融業やチェーン店進出による業種問題、賃料の高止まりや区分所有問 題など、商店街自体の魅力や商店街の本来の商機能が失われつつある。 (2)目標(次世代リーダーの育成像) 個店及び商店街関係者や商店街同士のネットワーク作りや地域コミュニティの共助機能 の維持・強化を継続的に取り組む体制を構築し、 「魅力ある商店街」の再生策をビジネスの 基本に立脚して考え、課題や問題点を明確にし、それを解決する人材を確保育成し、次世 代にむけた商店街の組織強化を図りたい。また、本事業を通じた塾生同士の活動共有によ る連帯意識や仲間意識の芽生えに期待する。 2.事業内容(カリキュラム:日時、テーマ、講師、出席者数、実施状況等) 【第一回目】 日 時 : 平成25年11月14日(木)19時~21時 テ ー マ : 「すべては顧客起点で考える」 講 師 : 徳光 次郎氏(株式会社大沢商会グループ代表) 出 席 者 数 : 25 名 実施内容: お客様は何を欲しがっているか?ニーズは何か?お客様は「接客される プロ」である。商売において、これから最も重要な課題として、ニーズを 掴んだ 商品とサービスを提供しなければいけない。年間ヒット商品に「新 しい市場」のヒントがある。 【第二回目】 日 時 : 平成25年12月9日(月)19時~21時 テ ー マ : 「空き店舗を使って、商店街に仕事をつくる」 1 講 師 : 嶋田 洋平氏(株式会社らいおん建築事務所代表) 出 席 者 数 : 18 名 実施内容: 人口の動きをもとに建築の産業を例に考える「大きな経済の波は人口の 動態によって決まる」自身の実家家業についての分析。店舗の話題づくり・ 予算 5 万円での実験について等。 【第三回目】 先進商店街視察 日 時 : 平成25年12月11日(水)~12日(木) 視 察 場 所 : 米子「法勝寺通り商店街」、岡山「問屋町」 テ ー マ : 「商店街の公園化によるエリア価値の向上」 「プロモーションによるブランディング構築」 講 師 : 米子、福田部長(米子商工会議所) 岡山、明石卓巳氏(株式会社 RIDEX 代表取締役) 出 席 者 数 : 13 名 実施内容: (米子ほっしょうじ通り商店街) 株式会社法勝寺町と米子市中心市街地活性化協議会より、資料をもとに「米子方式の先駆 け」となった「善五郎蔵」にてレクチャー。ほっしょうじ通り周辺のアーケード撤去に向 けた計画発足から、撤去迄の流れ、撤去後の問題点や手法等について裏話的な内容を伺う。 (岡山問屋町) 「場の持つ雰囲気」を活かすことでエリアの価値があがること、それが店主達のインナー モチベーションを上げるとともにビルオーナーの心も掴む結果になること、魚町商店街で も同様の内容にて検討の余地があり、十分な視察内容となった。 【第四回目】 日 時 : 平成26年1月14日(火)19時 ~20時30分 テ ー マ : 「女性の目から見た、商店街の生かし方」 講 師 : 齊藤 久美氏(SA-KU コンサルティング代表) 出 席 者 数 : 13 名 実施内容: 起業のハードルがさがっている現在、計画から実践への移行時のサポー トが非常に薄く、不動産関連に関しての相談数がかなり増大している。商 店街のチーム力により、陥る問題解決や集客アップ効果を期待できる。 「モ ノ」ではなく「サービス」として実践できるものを取り入れる。 【第五回目】 日 時 : 平成26年1月21日(火)19時~20時30分 2 テ ー マ : 「ワークショップ・商店街活性化プランの作成」 講 師 : コーディネーター 遠矢 弘毅氏(株式会社ユナイトヴィジョンズ代表) 出 席 者 数 : 21 名 実施内容: 起業家であるコーディネーターから見た現在の商店街のイメージや今後 の構想をレクチャー。個店の集まりである商店街、その個店が「何かに強 い店」にすること、本業とは違う視点で考えてみては?と問題提起。個人 のもつ個性や趣味、専門知識や交友関係を確認しあい、伸ばして活かす方 法についてブレインストーミング。 3.まとめ (1)目標に対する成果 講座を受講した塾生からの感想を見ても意識の変化が見られ、それぞれの講座が今回の 研修の成果に繋がったものと思われる。今後のリーダー育成の為の環境作りの重要さを感 じた。 (2)塾生による商店街活性化プラン 商店街という独特のコミュニティの中で育った商店主は、自分自身をアピールするので はなく「個店」アピールに力を注いでいた。カリキュラムから得たヒント「やってみると 何かがわかる」をキーワードに、 「何かに強い店」 「自分のパーソナリティを売りにする」 「商 売は人間力」といった活性化プランを作成。商店街のもつ強みだけではなく、人が知りた いと思う情報源に「魅力」ある人間力を発信し、 「人間力活性化プラン」を強みに加えるこ とが提案された。 (3)新たな課題とその対策について 商店街以外の場所で、様々な世代が顔を合わせ、 「商売」に関して意見を述べる機会は非 常に少ない環境にある。個店だけではない、従業員やテナントとの交流環境も整っていな いのが現実である。ディスプレイ方法やセール・イベント・顧客管理といった個店の情報 を知りたい、共有して「本当の商売人」の声を聴きたいといった声を大事に「一歩踏み込 んだ」繋がりを生む方法をあらたな課題として検討していかなければならない。 (4)今後の活動の展開 塾を受講した塾生は「また商人塾に参加したい」 「次回は全部出席したい」といった声が 多い。今後は受講した内容と活性化プランを実現化するため、各商店街内の委員会にてプ ロジェクトチームを組み、講座開催や勉強会など、商店街の中での継続した取組体制や、 「場」 の提供など、情報交換の機会を作り上げていく。 3 ※添付資料(式次第、講義資料、メディア掲載情報、各種告知チラシ等) 【第一回目】カリキュラムの告知チラシ THE 商人塾!とは・・・・ 商店街関係者及び商店街同士のネットワークづくりを実 践することによって、次世代のリーダーを育成すること を目的とした㈱全国商店街支援センターの補助事業です 徳光次郎氏プロフィール 慶応大学終了後、伊勢丹入社。新宿本店次長を 経て 2004 年同社退職。様々な企業の役員を兼 任し、現在は実践的マーケティング戦略を具体 的に話する講演 活動や地域再 生・まちづくり 等に力を注ぎ、 全国を飛び回っ ている。 徳光和夫は実兄 で、タレントの ミッツ・マング ローブのお父さ んでもある。 お問合せ:魚町商店街振興組合 521-6801 魚町商店街振興組合(THE 商人塾担当)行 「 FAX 521 – 6809 平成 25 年度 THE 商人塾!・第一回 講演会 参加する 」 (11 月 14 日(木) ) 参加しない ○印をお付け下さい 店 名 参加者 連絡先 4 【第二回目】カリキュラムの告知チラシ 嶋田洋平 氏 プロフィール 1976年 北九州市生まれ。株式会社らいおん建築事務所 代表 取締役/。北九州市小倉魚町商店街のビルのリノベーションプロジ ェクト、メルカート三番街、フォルム三番街、ポポラート三番街な ど商店街の遊休不動産をクリエイティブ拠点に再生する活動を通 じて商店街のリノベーションを行っている。 2012年には北九州家守舎を設立。小倉魚町地区の複数の空き物 件を活用したエリアマネジメントを行う事業を開始している。 魚町商店街振興組合(THE 商人塾!担当)行 FAX 521 – 6809 平成 25 年度 THE 商人塾!・第二回 講演会(12 月 9 日(月)開催) 参加する 参加しない ○印をお付け下さい 店 名 参加者 連絡先 5 【第三回目】先進商店街視察の案内チラシ 各 位 「平成 25 年度 THE 商人塾!事業」について この度、株式会社全国商店街支援センター「平成 25 年度 THE 商人塾!事業」応募の審 査結果が届き、当方企画提案を採択していただく事となりました。 つきましては、企画提案のひとつとして「先進商店街視察などの研修実施」として下記の予 定で研修視察を実施致します。 年末で御多忙の時期とは存じますが、万障お繰りあわせの上、ご参加くださいますよう宜し くお願い致します。 記 1. 日 時 : 平成25年12月11日(水)~12月12日(木) 1泊 2 日 2. 視 察 場 所 : 12 月 11 日(水) 鳥取県米子市「法勝寺通り商店街」 14:30~16:30 12 月 12 日(木) 岡山市北区 「問屋町商店街」 13:00~15:00 (新幹線) 3. スケジュール : 小倉 ※ 4. そ の (バス) 岡山 米子 (泊) (新幹線) (バス) 帰りは 12 日(木)17:00 頃小倉着予定 他 : 今回の研修費用のうち、バス経費のみが補助金対象で、その他の 交通費・宿泊費は各商店街負担となります。 以上 (支援機関)北九州まちづくり応援団株式会社 連絡先:093-541-0191 6 【第四回目】カリキュラムの告知チラシ 齊藤 久美 氏 プロフィール 北九州市立大学マネジメント研究科専門職大学院修士。 株式会社サンリブ(北九州市)本社の開発事業部に勤務。主に新規出店のマーケティング関連の業務に従事。 その後、都市計画事務所(小倉北区)に転職。公共施設の経営手法及び公的セクターの経営改善計画などに携わる一方、商業活性化の分野とし て商店街支援を行う。 また、まちづくりに携わる一方で、中小企業診断士として個店の経営支援、店舗改善、事業再生を手掛ける。 平成 21 年 4 月に独立し、経営コンサルタント事務所「SA-KU(さあく)コンサルティング」を設立。九州内を主な活動エリアとしている。 魚町商店街振興組合(THE 商人塾!担当)行 FAX 521 – 6809 平成 26 年 1 月 6 日(月)〆切 平成 25 年度 THE 商人塾!・第三回 講演会(1 月 14 日(火)開催) 参加する 参加しない ○印をお付け下さい 店 名 参加者 連絡先 7 【第五回目】カリキュラムの告知チラシ 遠矢 弘毅 氏 プロフィール 1967 年 鹿児島県阿久根市生、1990 年北九州大学商学部卒業 株式会社ユナイトヴィジョンズ代表取締役/cafe causa オーナー/リノベーションまちづくり推進協議会副会長/九州ビジネスインキュベーショ ンプラザ幹事/Pecha Kutya Night Kitakyushu オーガナイザー/北九州市雇用創造協議会主催開業講座講師。 株式会社九州リクルート企画(現リクルート)、会計事務所等を経、2006 年財団法人北九州産業学術推進機構にてインキュベーションマネージャ ー(日本新事業支援機関協議会認定 IM・22 期)、2010 年 cafe causa 開業、2012 年株式会社ユナイトヴィジョンズ設立。 魚町商店街振興組合(THE 商人塾!担当)行 平成 26 年 1 月 ※ FAX 521 参加しない ○印をお付け下さい 店 名 6809 平成 25 年度 THE 商人塾!第五回 講演会1月 21 日(火) に 参加する ※ – 17 日(金)〆切 懇親会に 参加する 参加しない 参加者 連絡先 8 【第六回目】閉塾式の告知チラシ 魚町商店街振興組合(THE 商人塾!担当)行 平成 26 年 ※ FAX 521 – 6809 2 月 6 日(水)〆切 平成 25 年度 THE 商人塾!発表会 参加する 2 月 10 日(月) に 参加しない ○印をお付け下さい ※ 懇親会 21 時~ 場所 参加する 店 名 鍛冶町 「一椿・和」 参加しない 参加者 連絡先 9 に 【第六回目】閉塾式 式次第 平成 25 年度 THE 商人塾! 商店街活性化プラン報告・閉塾式 主 催 魚 町 商 店 街 振 興 組 合 支援機関 北九州まちづくり応援団株式会社 主 旨 「平成 25 年度 THE 商人塾!」事業を通じ、地域でのコミュニティの担い手であ る商店街が、個店及び商店街の課題解決や活性化プランづくり並びに、商店街関係 者及び商店街同士のネットワークづくりを実践することによって、次世代のリーダ ーを育成することを目的とする。 当日進行 日 時 : 平成 26 年 2 月 10 日(月)19:00~20:40(予定) 場 所 : 北九州市小倉北区魚町二丁目 2-11 サンリオ小倉ビル 3 階 プログラム 19:00 : 『 開催の挨拶( 全国商店街支援センター 社長 桑島 俊彦 ) 最 終 講 義 』 19:10 : 「活性化プラン発表」 ( 塾頭 梯 輝元 19:40 : ワークショップ ) 「活性化プラン実現にむけて」 (コーディネーター 20:00 : 質疑応答 『 』 閉 塾 式 20:15 : 総括 ( 全国商店街支援センター社長 20:25 : 修了認定書の授与 20:30 : 記念撮影 遠矢 弘毅) 桑島 俊彦 ) 以 10 上 平成25年度 THE商人塾!事業 委託元:株式会社全国商店街支援センター 〒104-0043 住所:東京都中央区湊1-6-11 八丁堀エスワンビル4階 TEL:03-6228-3061 委託先:北九州まちづくり応援団株式会社 〒802-0006 住所:北九州市小倉北区魚町二丁目2番11号 TEL:093-541-0191 11