...

マグナムシャンパン ワイン飲みまくろう

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

マグナムシャンパン ワイン飲みまくろう
MAX9 月横浜ワイン会 マグナムシャンパン♪ワイン飲みまくろう
ワインリスト
① ヴーヴクリコ ヴィンテージ ブリュット マグナム(シャンパン)
~レアアイテムで乾杯です!~
② ルイナール ブランドブラン マグナム(シャンパン)
~最古のシャンパンメゾン自身の 1 本~
③ シャトー サンタ オン 2004 マグナム (ボルドー赤ワイン)
~メドッククリュ・ブルジョア人気者~
④ オーメドック ド ジスクール 2000 マグナム (ボルドー赤ワイン)
~ジスクールの手掛ける超人気ワインのグレイトヴィンテージ~
⑤ ドミナス 2003 マグナム (カリフォルニア 赤ワイン)
~ペトリュスのオーナーが手掛ける逸品~
①ヴーヴ・クリコ・ヴィンテージ・ブリュット MG 1995
ぶどうの出来が格別に良い年にのみ厳選したぶどうからつくられる、ヴィンテージシャンパーニュ。
収穫年ごとに異なる個性は洗練された味わい。
ブレンドはピノ・ノワール 60%、ピノ・ムニエ 7%、シャルドネ 33%。グラン・クリュまたはプルミ
エ・クリュ 17 ヶ所から収穫されたブドウのみを使用した。ピノ・ノワールはモンターニュ・ド・ラン
ス地区のヴェルズネ(グラン・クリュ)
、グランド・ヴァレ・ドゥ・ラ・マルヌ地区のアイ(グラン・
クリュ)
、ピノ・ムニエはモンターニュ・ド・ランス地区のリュード(プルミエ・クリュ)
、シャルドネ
はコート・デ・ブラン地区のル・メニール・シュレ・オジェ(グラン・クリュ)で収穫したもの。ドザ
ージュは 9g/1。
シャンパンをクリアーな洗練されたものにしたのはクリコ未亡人
シャンパンは、瓶内で二次発酵させるために、瓶の中に死んだ酵母が澱として残ります。その澱に
よって 19 世紀初頭までのシャンパンは濁っていて、見た目も汚いものでした。
しかし、1816 年にクリコがシャンパンの色が透明なものにならないかと研究を重ね、ルミアージュと
デゴルジュマンを発明しました。
②ルイナール・ブラン・ド・ブラン MG
別名「シャルドネハウス」の異名を持つ!!
Ruinart 社の創業は世界最古。
1729 年に創業したルイナール。その立役者は、ベネディクト派修道会の高僧ドン・ルイナールでした。
彼は、宮廷に出入りする貴族たちの間で、発泡したワインが好まれているのを目のあたりにし、同時に
その製法(瓶に詰めたワインが瓶内二次発酵によってきめ細やかな泡を放つこと)に魅了されました。
彼は、創設者となる甥のニコラ・ルイナールにその製法を伝授し、ルイナールの輝かしい歴史が始まり
ました。
ルイナールは、伝統製法とシャルドネ種にこだわり、8km にもわたる地下のクレイエル(=古代の石
灰岩石切り場)でゆっくりと熟成させています。このセラーは、フランス国家の歴史的建造物に指定さ
れている唯一のクレイエルです。その深さと石灰岩の性質が、一定した低い気温とシャンパンにとって
最適な湿度をキープし、高品質な泡を生み出しています。
③シャトー・サンタ・オン 2004
ACオーメドック ブルジョア級 フルボディ 金賞受賞
カベルネソービニイヨン主体 メルロ-、カベルネフラン
2008 年バリューボルドーでも選ばれた、安うまワインです。
ワイン王国 NO 20 ★★★ベストバイワイン ワイ王国で紹介された
④オー・メドック・ド・ジスクール MG 2000
カベルネ・ソーヴィニヨン 、メルロー
オーク樽 16 ヶ月~18 ヶ月間
グレイトヴィンテージの 2000 年!!
メドック格付け 3 級の CH.ジスクールが手がけている、実はすごいワイン。
マルゴー最南部に位置するジスクールの畑はマルゴーとさらに南側のオー・メドックのエリアにまたが
っており、 これはそのオー・メドックのサイドから獲れるブドウを用いて造られています。
醸造チームと醸造方法は CH.ジスクールと同じという、なんとも贅沢なワインなのです。
人気のきっかけとなったのは、現在テレビドラマ化されている漫画「神の雫」第 2 巻に
登場したことでした。 掲載は 2000 年ヴィンテージでしたが、それ以後、1999 年、2002
年と入荷のたびに即品切れとなってしまうアイテムとなりました。
雫はこのワインについて、「オルゴールのような優雅で華やかな音楽に乗って、ゆっくりと短
いけれどちょっと楽しい旅に連れ出してくれる、そんな遊園地のメリーゴーランドの微笑まし
さを感じる」と表現。ワインバーの藤枝も「ジェットコースターのような迫力はないし、観覧車
のようなスケール感もない。しかし、飲み手を十分に楽しませてくれる変化に富んだ“小旅行”がこのワイン
の味わいにはある。」「若々しい採りたてのオレンジのアタックの後に、ホットするようなアーモンドのアロマ
が残りすっきりと消えていく、次の一杯をすぐ飲みたくなる素敵なワイン」とコメント。
⑥ ドミナス MG 2003
あのペトリュスのオーナーが手掛けるナパの逸品!
カベルネ・ソーヴィニヨン 81%、カベルネ・フラン 10%、メル
ロ 4%、プティ・ヴェルド 5% (ヴィンテージによって変動
有)
異色のナパワイン、ドミナス。
ここのところ日本ではあまり市場に流通していなかったため、ご存知ない方が多いかもしれませんが、実
は凄い。数ある“カリフォルニアのプレミアムワイン”のなかでもトップクオリティを誇るワインです。ドミナス・
エステートを所有・運営するのは、ペトリュス、トロタノワ、オザンナ、ラ・フルール・ペトリュスといったボルド
ー右岸最上のワインを手がけるクリスチャン・ムエックス氏。
1968 年から 1969 年にかけて彼はカルフォルニアのデイヴィス校にてワイン造りを学びますが、その時以
来ナパヴァレーの地に魅せられていたといいます。そして 1980 年代初頭、この地をふたたび訪れていた彼
は、ナパヌックの地に足を踏み入れた途端、直感的に悟ります=「この場所だ」。「私はここでワインを造る
べきだ」という天啓を彼は得たのでした。早速彼はこの地でワイン造りを開始。ファーストヴィンテージは
1983 年。最初はジョイントベンチャーとしてのスタート。組んだ相手はイングルヌックのジョン・ダニエルの娘
=ロビン・ダニエル・レイルとマーシャ・スミス。ジョイントベンチャーというとロバート・モンダヴィとムートン・
ロスシルドのオーパスワンがまず頭に浮かびますが、実はドミナスもとんでもない組み合わせの仏英ジョイ
ントベンチャーだったのです。そして時は流れ 1995 年、彼はドミナス・エステートを完全に所有・運営するに
至ります。そのワインの評価は常に最上級であり、パーカー・ポイントも常に高得点を獲得しています。
カリフォルニアでは葡萄栽培とワイン醸造は分業制があたりまえで、ダラ・ヴァッレも自社所有の畑はマヤ
だけ。オーパスワンも葡萄は契約農家からの買い付け。そこへクリスチャン・ムエックスがペトリュスやトロタ
ノワでやっているような葡萄造りから瓶詰めまでを一貫して行うドメーヌ方式を持ち込んだ衝撃は大変大きな
ものでした。
エドワール・ムエックス氏
ナパ・ヴァレーは、北米西海岸に特有の縦に走る山脈がおりなすヴァレーの一つで、太古のジュラ紀に
はこのあたりは海の底であったといわれます。山脈に守られたナパ・ヴァレーは太平洋からの寒流を受
ける海岸線のエリアよりも、温暖な気候に恵まれています。その南北約 50km の細長い地域の中でも、
南方サンパブロ湾からの海風と霧の影響を受けるため、北上するほど気温は上昇します。ドミナスの立
地するのはヨントビルはナパ・ヴァレーの中では比較的冷涼となり、暑すぎる気候で育ったマッチョな
ワインとは違う、エレガントで優雅なカベルネソーヴィニヨンを育てるのです。実はドミナスの位置す
る土地からオーパス・ワンの畑が目と鼻の先。キャラクターは違えど、カルフォルニアのプレミアムワ
インを生み出す、
最高の地域なのです。
1982 年の事業開始以来、
フランスからも様々な品種を持ち込み、
栽培を実践。残念なことにメルロには適さない土地とのこと。現在わずかに栽培されるメルロの区画も
削除される予定。
ボルドーで培った栽培技術を持ち込み、徹底した畑の管理を行っています。カリフォルニアといえば日照量
と温暖な気候が魅力ですが、ドミナスではその気候故の葡萄の『糖度』が上がりすぎてしまうことが課題とな
っています。クリスチャン・ムエックスが一貫して目指すワインのスタイルはエレガントで複雑な味わいなの
です。そのため枝をワイヤーで支え、葉を多めに茂らせています。また根が下に深く張ることが良い葡萄の
実をつける要因であり、区画の一番端の樹は地中で広々と根を広げてしまうため、一緒に収穫しません。冬
季はボルドーより冷え込むというナパの土地。寒い冬が強く根を張らせるそうです。果実がなっていない冬
の時期にも樹は育っているのですね。
Fly UP