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農産物集出荷貯蔵施設
*雪だるま物産館・雪むろそば家小さな空の冷房の冷熱源(雪解水)に利用されています。
所在地
上越市安塚区樽田
完成年月
平成5年
施設規模
鉄骨造 延床面積 400㎡
冷房方式
自然対流方式
冷房対象面積
96㎡
貯雪量
1500t
平成5年
雪中貯蔵施設が完成(当時は上屋なし。雪は断熱シートで覆う。)
平成7年 雪だるま物産館がオープン
平成15年 雪むろそば家 小さな空がオープン
平成16年 雪中貯蔵施設改築(地上に建屋が立つ)
雪の冷気により倉庫内で米、地酒、自然芋、蕎麦の実などを低温貯蔵している。
雪室は温度2~3℃の貯蔵空間となっており、雪解水は「雪だるま物産館」、「雪
室そば屋小さなそら」の冷房に利用している。
雪だるま物産館
所在地
上越市安塚区樽田
完成年月
平成7年12月
施設規模
木造2階建 延床面積426㎡
冷房方式
冷水循環方式
冷房対象面積
400㎡
貯雪量
―
隣接する「農産物集出荷貯蔵施設」の雪室の雪解け水を利用し、館
内の冷房に利用している。
雪むろそば家 小さな空
所在地
上越市安塚区樽田
完成年月
平成15年12月
施設規模
木造建 延床面積192㎡
冷房方式
冷水循環方式
冷房対象面積
食堂部分 82㎡
貯雪量
―
隣接する雪室(農作物集出荷貯蔵施設)の雪解け水を利用した冷房を
行なっている。
また、玄そばを雪室で貯蔵しており、ひきたての十割そばを提供してい
る。
雪のまちみらい館の冷房
所在地
上越市安塚区安塚
完成年月
平成11年6月
施設規模
鉄筋コンクリート造 2階建
冷房方式
冷水循環方式・冷風循環方式
冷房対象面積
611㎡
貯雪量
300t
全空気方式と冷水循環方式により、雪の表面で熱交換した冷風と融雪
水の冷水をファンコイルユニットに送り、館内の冷房として利用してい
る。
上越市立安塚小学校 ランチルームの冷房
所在地
上越市安塚区安塚
完成年月
平成14年1月
施設規模
鉄筋コンクリート造 床面積 455㎡
冷房方式
冷水循環方式
冷房対象面積
355㎡
貯雪量
150t
全国で初めてとなる、雪冷房システムを導入した学校施設になる。貯雪庫に
蓄えた雪の融雪水を利用し熱交換器を介し厨房とランチルームの冷房に用い
ている。また、融水はスクールバスの洗浄等にも利用している。
上越市立安塚中学校の教室の冷房
所在地
上越市安塚区石橋
完成年月
平成15年
施設規模
鉄筋コンクリート造 延床面積1800
㎡
冷房方式
冷水循環方式
冷房対象面積
1,674㎡
貯雪量
660t
冬に積もった雪を夏まで貯雪庫に貯蔵し、雪解け水を利用し、熱交換機
を介し、全教室を冷房している。
冷房時に必要となる電力は太陽光発電によって補っている。
豊坂生産組合 信濃坂の雪室
所在地
上越市安塚区信濃坂
完成年月
平成15年に雪室に改修
施設規模
鉄骨造
冷房方式
自然対流方式
冷房対象面積
37㎡
貯雪量
50t
地元の生産組合が倉庫を雪室に改築し、地域の特産品である
棚田米や山菜、野菜などを貯蔵して販売している。協同の雪室とし
て、組合員が漬物や山菜、酒の貯蔵などそれぞれの用途で利用して
おり、また、雪室の研究施設として、果物、肉なども貯蔵している。
株式会社 岩の原葡萄園
雪エネルギー棟
所在地
上越市北方1223番地
完成年月
平成17年
施設規模
鉄骨造 延床面積159㎡(雪エネ
ルギー棟)
冷房方式
冷水循環方式
冷房対象面積
243㎡
貯雪量
300t
明治23年に日本で最初のワイン醸造所として創業され、当時から雪
を利用しワインの貯蔵、熟成を行っていた。
現在、新たに雪エネルギー棟を建設し、冷水循環式でワイン貯蔵庫を
冷房し樽熟成を行っている。また、雪貯蔵庫にはワインの熟成庫が設け
られ、0~5℃で瓶詰めワインの低温下熟成が行われている。
キューピットバレイスキー場雪冷房施設
所在地
上越市安塚区須川
完成年月
平成19年
施設規模
鉄筋コンクリート造
冷房方式
冷水循環方式・冷風循環方式
冷房対象面積
1559㎡
貯雪量
1500t
本州では最大級(1,500t)の雪室を備えたスキー場で、ふれあい昆虫館
とセンターハウス内のレストラン「ブランネージュ」の冷房をしている。夏
期には「雪室コンビニ」がオープンし、雪のイベントを行うなど、一年中
楽しめる施設となっている。
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