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訪船調査時の質問事項(省エネ運航、操縦・運転管理の実施状況)について

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訪船調査時の質問事項(省エネ運航、操縦・運転管理の実施状況)について
訪船調査時の
訪船調査時の質問事項(
質問事項(省エネ運航
エネ運航、
運航、操縦・
操縦・運転管理の
運転管理の実施状況)
実施状況)について
Ⅰ.機関運転関連
1.主機関現状報告書について
(1) 報告書の機関出力は、馬力計(軸発電機出力を含むか否か)の指示値ですか。
a) 馬力計はどのようなものですか。燃料消費量より算出
b) 軸発使用とありますが、提出いただいたデータから、提出された主機関運
転 data 時の軸発出力を知ることは可能ですか?。
(今後、船体の汚れなど
によるシーマージンの推移などの把握に、報告書に軸発出力を記入するほ
うが良いと思われます) NO
(2) 出力計算表について
提出いただいた出力計算方法に基づいて、弊方で計算した値と本船から提出
された計算表の値に差があります。本船の計算方法、あるいは自動計算の場
合、使用しているエクセルの表があればご教示または提出していただけませ
んか。 算出方法添付 1 頁
(3) 排気温度
下に示すように、主機関運転記録からすると、排気温度がかなり低いのです
が、なにか要因(原因)はありますか?
減速 経済船速の為
Exh.temp-PS
420
400
p 380
m
e.t
hx 360
E
公試
機関報告
多項式 (公試)
340
320
300
1500
2000
2500
PS
3000
3500
機関運転方法について
1
4000
船速に対する出力をプロットすると、以下のように出力はほぼ一定です。
船速 主機出力
-
2900
SHP(kW
)
2700
2500
2300
力
出
機
主 2100
海上公試(CPP Mode)
2008年度
1900
縦軸「出力」
1700
横軸「船速」
1500
11.50
12.00
12.50
船速13.50
13.00
14.00
14.50
15.00
(kt)
本船の CPP 制御装置は「自動負荷制御装置及びコンビネータ制御装置」となっており
ますが、現在の制御方法についてご教示ください。また、本船で現在使用されている
コンビネータカーブ表を提示してくれますか。お願いします。ALC 操縦
2.年間運転時間及び整備
(1)主機及び発電機の年間運転時間
5,000 ~ 5,200h
(2)整備間隔(陸上及び海上)例えば、主機燃料弁の整備、チップの交換など
2,500h
Ⅱ.停泊時間について、
下のグラフに示すように、入港待ち時間がかなり長いようですが、
1.減速(省エネ航行)について、どのような指示を本船にされていますか。
例えば、
「計画に沿って、出港から入港まで出来るだけ計画の速力で航海する」
あるいは、
「入港時間を考慮して、初め平均速力より増速し、めどがつけば減
速する」等々をお教えください。
2.入港時間や、荷役開始時間について、それぞれの港で色々制約があると
思いますが、分かる範囲でご教示願います。入港信号がある港有り
2
入港待ち時間(08/4-09/3)10時間以上
間時
ち待
70.00
60.00
50.00
40.00
30.00
20.00
10.00
0.00
縦軸「待ち時間」
0:00
6:00
12:00
入港時間
18:00
0:00
横軸「入港時間」
3.航海予定
次航予定などが決まるのはどのような時点でしょうか。行く先変更などが
かなり頻繁に行われるのでしょうか。週末の金曜日に 1 週間の予定が出る
確定ではない。
Ⅲ.バラストについて
積荷航海、バラスト航海で、バラスト量についてどのような指示をされていますか。
およそのバラスト量についてご教示願います。
2,300t
適 リムについて、調査依頼あるいは指示をされていますか。
主機運転記録からは、満載時は同一トリムの data が多いと見受けられますが?。調整
Ⅳ.入渠について
インターバル、最近の入渠での特記事項等があれば、差し支えない範囲でご教示願い
ます。例えば船底の状況など。
最近汚損多い
プロペラのアンダーウォタークリーニングなどは実施されていますか。2 年間なし
又最 ト
Ⅴ.燃料油、潤滑油について、
1.燃料油
C 油は連続清浄でしょうか。主機入り口2次ストレーナ(50μ)が詰まったり、
燃料弁や排気弁などに影響を及ぼす燃料、A 油の「かび」発生など燃料による
トラブルの経験がありますか。 連続清浄 特になし
潤滑油(省エネとは、直接関連はありませんが)
シリンダオイル消費量は、1.4gr/kw/hr(MCR 換算)程度で機関要目表の上限近いと
思われますが、なにか理由(リング磨耗量過多とか)がありますか。また要目表
では、注油器は、回転数比例方式ですが、特に消費量削減のための装置はつけて
いませんか。
(MCR 換算 消費量*210/回転数*P 出力/3250)
システムオイルの消費量はどのくらいですか。 125L/D
2.
3
ィ 漏油量にかなり差がありますが、単位時間計測して、L/D にしたもの
か、あるいは一日計測したものでしょうか。
12L/D
スタフ ング
Ⅵ.ビルジ、廃油の処理方法についてご教示願います。 全量蒸発及び焼却処理
Ⅶ.補油について
最低予備燃料油は、何航海分あるいは何キロリッタ等で指示されていますか。
航海によって決定
Ⅷ.No.1 及び No.3 燃料タンクの加熱
上記タンクの加熱はサクションヒータ(shifter)ですが、排エコの使える航海中にで
きるだけ油温を上げ、停泊中は加熱量を下げる(ヒータを止める)ことは可能でしょ
うか?
可能
Ⅸ.事前に提出された書類より
1.所要電力表
(1)航海・停泊共この表の運転台数ですか。違う使用方法をされていたら教えて
ください。機関室通風機(吸気、排気)の運転台数を気温減らしていれば
その時の外気温度は? 特に外気温低下時には調整
(2)廃油タンクの加熱は電気ヒーターのみですか、容量は十分ですか。電気
2.データーロガー
(1)主機、発電機、熱媒ボイラーの流量計の計測油温、温度換算は?センサー
(2)熱媒ボイラーの燃料油消費量の油温、温度換算は? センサー
(3)停泊中、仮泊中の計測記録をお願いします。
(主発電機の運転データ) 機関日誌に記載
(4)燃油タンクの加熱は通常は必要ありませんか。
澄タンク・常用タンク以外に加熱しているタンクあれば教えてください。
(熱媒ボイラー、電気に分けて) C 油ボットムタンク
3.無人運転記録
(1)セントラル冷却器(cooler)の
・海水出入口温度、清水の出入口温度、冷却海水ポンプの運転電流値等その
時の海水、清水温度の記録、設定値、バイパス弁開度(訪船調査時お答え
ください)
。
熱媒排ガスヒーターのダンパー開度(ON/OFF)の状況 温度設定により自動
(3)海上公試運転の時と取り扱い(運転)は同じですか。変更している点が
あれば理由も併せて教えてください。 特になし
(2)
4
4.船体部建造計画書
(1)限定近海で建造されているが、沿海区域で運航されている理由。
市場の動向により航海区域を変更し、近海航路へ投入出来る
5.公試運転記録
(1)補機器が2台あるものはどれを運転していたか記録か不明。機関日誌に記載
6.その他
切 替
月毎
(積地入港~全量揚げ荷終了~積地入港が殆どですが
それ以外もありますので)
(1)次航の り えはどのように決められていますか。 1
5
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