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SOFTWARE DEVELOPMENT

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SOFTWARE DEVELOPMENT
第34期 事業報告書
平成15年1月1日から平成15年12月31日まで
SOF T WA R E D E V E LO P M E N T
経営基本方針
第 34 期(平成15 年1 月1日から平成15 年12 月31日まで)の事業報告書をお届けす
るにあたり一言ご挨拶を申し上げます。
ISBグループを取り巻く環境は、大手電機メーカーなど主要ユーザーの継続的な調
達価格の減額や、赤字プロジェクト発生により厳しい状況にありましたが、得意分野で
第1の方針 ∼顧客優先方針∼
我社は顧客優先志向で高品質の製品とサービスを提供します。
第2の方針 ∼改善改革志向∼
我社の行動は常に迅速であり、かつ又改善改革志向です。
第3の方針 ∼利益追求志向∼
我社の最大優先課題すなわち我社の主目標は利益です。我社は利益追求志向に徹します。
あるモバイル系業務の拡大により、下期は大幅に回復しました。この結果、当期におけ
る連結業績は、売上高115億9,200万円(前期比13.1%増)、経常利益 5 億4,500万円
(同13.5%増)、当期純利益は 2 億 5,400 万円(同 83.3%増)となり、目標を達成しま
連結財務ハイライト
第30期
第31期
第32期
第33期
第34期
平成11年度
平成12年度
平成13年度
平成14 年度
平成15 年度
高(百万円)
11,186
11,100
11,776
10,254
11,592
した。なお、当社の年間配当金は、
1株当たり2 円増額し、
12 円とさせていただきました。
当社は本年 2 月、3 年間の中期経営計画を策定し、2006 年度の連結売上高を
益(百万円)
608
394
823
480
545
当 期 純 利 益(百万円)
333
191
167
138
254
と、さらなる成長とより高い収益力の実現を目標に掲げています。これを達成する
1株当たり当期純利益(円)
74.69
42.78
37.44
31.07
54.50
ため、モバイル事業のシェア拡大 収益力アップのための設備投資(事業所の
総
産(百万円)
5,830
5,880
6,499
6,313
6,873
統合、ベトナム現地法人設立、鳥取事業所開設、
データセンター開設) 生産性向
株
本(百万円)
3,569
3,795
3,910
3,975
4,137
12,000
連結財務諸表の要旨・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・5
単体財務諸表の要旨・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・7
る会社づくりと同時に、ユーザーであるお客様の満足度向上に努めてまいりま
す。加えて、株主・投資家の皆様の注目を集める企業をめざし、IR活動をより充
会社の概要・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・10
資
主
資
(単位:百万円)
11,186
11,592
3,000
200
0
経常利益 当期純利益
823
800
10,254
400
608
545
480
333 394
191
167
254
138
0
第30期
第31期
第32期
第33期
第34期
第30期
■1株当たり当期純利益・1株当たり株主資本 (単位:円)
90
1,000
849
875
890
37
31
600
1株当たり当期純利益
1株当たり株主資本
0
400
第30期
第31期
第32期
第33期
第34期
第33期
第34期
100
3,569
3,795
3,910
61.3
64.5
60.2
3,000
54
30
第32期
5,000
4,000
800
42
第31期
■株主資本・株主資本比率
株主資本(単位:百万円) 株主資本比率(単位:%)
927
60
798
代表取締役社長
2
(単位:百万円)
1,000
6,000
お願い申し上げます。
平成16 年 3月
11,776
■経常利益・当期純利益
600
74
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご指導とご支援を賜りますよう
11,100
9,000
実させてまいります。
クローズアップ・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・8
株式の状況・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・9
利
※第33期から「1株当たりの金額算定」については計算方法を変更しています。
たな市場での事業拡大を図っていきます。
ていきます。これにより、学生や技術者から「あの会社で働きたい」と思われ
常
■売上高
で、価格面で厳しい状況が続くなかでもより高い利益率を確保するとともに、新
家電等の組込系技術などとの融合により、今後も「技術が光る」会社を志向し
4つのソリューション分野・
・
・
・
・
・3
経
15,000
当社は、持ち前のモバイル技術と、近い将来の「ユビキタス」環境を支えるIT
経営基本方針・連結財務ハイライト・
・2
上
2003年度比12%増の130 億円、経常利益率 8.1%、
ROE(株主資本利益率)11.0%
上のための教育投資――を事業方針としています。こうした施策を実施すること
C o n t e n t s
売
3,975
4,137
63.0
60.2
80
60
2,000
40
1,000
20
0
0
第30期
第31期
第32期
第33期
第34期
ISB CORPORATION
4つのソリューション分野
Mobile Communication Solution
モバイルコミュニケーション
ISBは、日本の移動体通信を黎明期から支えてきました。創立
■セグメント別売上構成比
制御系システム
■セグメント別売上構成比
以来、携帯電話に代表される移動体通信関連のソフトウェア開
携帯端末(モバイルターミナル)
基地局(ベースステーション)
商品検査(テスティング)
次世代技術
ソフトウェア品質保証(SQA)
47%
3
IP 電話
放送/計測器
医療/ストレージ
地局の装置開発などを手がけてきました。そして現在も、20
年来の実績とノウハウに裏打ちされたモバイル分野でのソリ
ューション展開を、当社事業における中心的使命と考えていま
す。当社は i モードをはじめ広く利用されているモバイルイン
ターネットや、FOMAなどの第三世代携帯電話(IMT-2000)
ISB は、電話サービスの IP(インターネットプロトコル)化に
応じたIP-PBXや IPセントレックスの開発をはじめ、放送局の
ニーズと Web 化・オープン化などの流れに沿った各種シス
テムの開発、基地局・交換機向け計測器、
CT 診断装置や磁気
共鳴画像診断装置( MRI )
・超音波診断装置などの医療シス
テム、効率的データ管理と高い信頼性を実現する各種ストレ
ージ製品開発など、企業の情報インフラを支えるネットワー
ク管理から、先端医療の現場、さらに人々の生活を豊かにす
る情報家電まで、
「技術の融合」に取り組んでいます。
16%
の基盤技術を担っているほか、政府が進める「 eジャパン構想」
のモバイル施策における次世代移動通信において新たなビジ
ネス展開を図るべく、
さまざまな要素技術の研究やビジネスモ
デルづくりを進めています。加えて、品質検査業務を拡大する
とともに、
さらなる品質向上に向け「ソフトウェア品質保証(SQA)
」
■モバイル開発領域概要
各種アプリケーション
アドレス帳、電卓、
スケジューラ・
・
・
i アプリ/BREW
交換機
発を事業の柱として、技術の構築に取り組み続け、各キャリア
向けの PDC 携帯端末や PHS 端末のソフトウェア開発、
また基
Control System Solution
サウンド制御
着信音(メロディ)
通話機能・呼処理
に取り組んでいます。
業務アプリケーション
■セグメント別売上構成比
24%
エア・ダウンロード
官公庁/自治体
金融/保険/証券
流通/製造
無線通信(RF)
RCR規格等
音楽再生
ヘッドフォンI/F
カメラ
画面表示遷移・制御
待受、着信、発信・
・
・
背面LCD表示
Business Application Solution
官公庁・自治体における情報系および基幹システムの開発か
ら運用管理までのサポートのほか、
「 eジャパン構想」におけ
る電子政府・自治体の情報システム開発、地銀共同データセ
ンターなどのシステム構築、証券会社の注文約定システムや
資産管理システムなどの開発、さらに流通・製造業における
多種多様なシステムの開発など、豊富な経験により培った業
務ノウハウによって、お客様のビジネスに最適なソリューショ
ンを提供しています。
4
操作表示系(HMI)機能
キー入力、LED制御
Menu
IrDA・Bluetooth・USB
フィールドサービス
■セグメント別売上構成比
13%
関連IPコアのポーティング
マイクロブラウザ、
メーラ
製品検査関連
自動検査・
PCシュミレーター
外部インターフェイス
(シリアル)
PC、PDA・
・
・
ISB CORPORATION
Java
Brewプラットホーム
FEP
プロトコルスタック
その他
SI
インフラ構築
アウトソーシング
システム運用管理
Field Service Solution
モバイル技術を核とした情報システムの企画・立案とプログ
ラム開発、ハードウェア・ソフトウェアの選定・導入から完成シ
ステムの保守・管理までの総合的ご提案、ITインフラ構築か
ら運用までの一括サポート、堅牢なデータセンターでのハウ
ジングやマネジメントサービスなどのアウトソーシング、
さら
に大規模システムの運用管理業務など、
各種システムの開発・
導入から運用・保守まで、
シームレスなサービスを提供して
います。
ISB CORPORATION
連結財務諸表の要旨
連結貸借対照表
資産の部
流
5
動
資
産
現 金 及 び 預 金
受取手形及び売掛金
た な 卸 資 産
前 払 費 用
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
固
定
資
産
有 形 固 定 資 産
建物及び構築物
減価償却累計額
土
地
そ
の
他
減価償却累計額
無 形 固 定 資 産
投資その他の資産
投 資 有 価 証 券
長 期 前 払 費 用
差 入 保 証 金
会
員
権
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
資
産
合
計
(単位:千円)
第34期(当期)
第33期(前期)
平成15年12月31日現在 平成14年12月31日現在
5,265,150
2,174,568
2,352,346
506,526
93,358
111,034
30,148
∆ 2,832
1,608,366
433,056
232,847
∆ 115,907
286,526
84,616
∆ 55,026
105,534
1,069,776
187,153
7,329
398,263
118,000
418,914
71,033
∆ 130,918
6,873,516
4,694,356
1,577,985
2,411,137
508,306
96,188
97,198
9,286
∆ 5,746
1,618,643
428,638
229,254
∆ 107,824
286,526
67,671
∆ 46,990
130,599
1,059,405
153,575
32,121
405,902
148,000
405,954
71,104
∆157,252
6,313,000
第34期(当期)
負債の部
2,063,879
1,794,576
支払手形及び買掛金
775,774
700,482
短 期 借 入 金
360,000
335,000
未 払 法 人 税 等
170,664
160,605
未 払 消 費 税 等
116,363
44,088
賞 与 引 当 金
218,480
213,406
偶発損失引当金
–
36,888
他
422,597
304,105
債
671,883
543,074
退職給付引当金
402,140
286,372
役員退職慰労引当金
269,743
256,702
2,735,763
2,337,650
動
そ
固
負
の
定
負
負
債
合
計
資本の部
金
1,416,375
1,416,375
本
剰
余
金
1,946,375
1,946,375
利
益
剰
余
金
856,679
647,004
株式等評価差額金
2,104
∆23,371
本
自
己
株
式
∆ 83,781
∆11,034
資
本
合
計
4,137,753
3,975,349
負 債・資 本 合 計
6,873,516
6,313,000
※記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
Point 1
流動資産
流動資産は前期比 12.2%増の 570 百万円増加しました
が、
これは主に現預金の増加によるものであります。売
上債権については、95%以上が、上場企業及びその子会
社、官公庁であり、債権内容は良好であります。
ISB CORPORATION
第33期(前期)
平成 15 年 1 月 1 日から 平 成 14 年 1 月 1 日から
平成15年12月31日まで 平成14 年12月31日まで
営
業
収
益
売
上
高
営
業
費
用
売 上 原 価
販売費及び一般管理費
営
業
利
益
営 業 外 収 益
営 業 外 費 用
経
常
利
益
特
別
利
益
特
別
損
失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当 期 純 利 益
11,592,783
11,592,783
11,066,632
9,658,151
1,408,481
526,151
25,155
5,884
545,421
4,232
84,640
465,013
255,845
∆ 45,162
254,331
10,254,385
10,254,385
9,790,427
8,409,792
1,380,634
463,958
21,043
4,304
480,697
2,906
196,952
286,651
251,651
∆103,743
138,742
※記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
資
資
(単位:千円)
第34期(当期)
第33期(前期)
平成15年12月31日現在 平成14年12月31日現在
債
流
連結損益計算書
Point 3
資本合計
株主資本比率は、
前期比 2.8%減少し60.2%となりましたが、
引続き株主資本は厚く、財務体質は強固な状況にあります。
Point 4
営業利益
売上高は、納入単価の減額があったものの効率化を図り、
前期比13.1%増となりました。
また、売上原価については、赤字プロジェクトの発生により
前期比14.8%増加しましたが、販売管理費を同 2.0%増
Point 2
固定負債
固定負債は前期比 23.7%増の128 百万円増加しました
が、
これは退職給付引当金等の増加によるもので、長期
借入金等外部負債は一切ありません。
連結剰余金計算書
資本剰余金の部
資本剰余金期首残高
資本剰余金期末残高
(単位:千円)
第34期(当期)
第33期(前期)
平成 15 年 1 月 1 日から 平 成 14 年 1 月 1 日から
平成15年12月31日まで 平成14 年12月31日まで
1,946,375
1,946,375
1,946,375
1,946,375
647,004
254,331
44,656
856,679
574,818
138,742
66,556
647,004
利益剰余金の部
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
利益剰余金減少高
利益剰余金期末残高
連結キャッシュ・フロー計算書
第34期(当期)
(単位:千円)
第33期(前期)
平成 15 年 1 月 1 日から 平 成 14 年 1 月 1 日から
平成15年12月31日まで 平成14 年12月31日まで
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
Point 6
705,936
∆ 18,126
∆ 92,429
595,380
1,567,966
2,163,347
∆393,716
∆ 69,293
∆149,200
∆612,210
2,180,177
1,567,966
6
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物は、
営業活動によるキャッシュ・フロー
の増加 7 億 5 百万円を反映し、期末残高は前期比 38.0%
増の 5 億95百万円増加し、
21億 63百万円となりました。
に抑えたため、営業利益は前期比 62百万円増加しました。
Point 5
当期純利益増加高
投資有価証券等の特別損失が前期比112百万円減少し、
当期純利益は、前期比115 百万円増加しました。
平成16 年度業績見通し(連結)
売上高
経常利益
当期純利益
117億50百万円(前期比 1.4%増)
6億60百万円(前期比 21.0%増)
3億円(前期比 18.0%増)
ISB CORPORATION
単体財務諸表の要旨
クローズアップ
単体貸借対照表
資産の部
流
7
動
資
産
現 金 及 び 預 金
受取手形及び売掛金
た な 卸 資 産
前
払
費
用
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
固
定
資
産
有 形 固 定 資 産
建物及び構築物
土
地
そ
の
他
無 形 固 定 資 産
投資その他の資産
投 資 有 価 証 券
子 会 社 株 式
差 入 保 証 金
会
員
権
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
資
産
合
計
(単位:千円)
第34期(当期)
第33期(前期)
平成15年12月31日現在 平成14年12月31日現在
5,082,217
2,070,056
2,242,109
439,494
82,180
104,196
146,412
∆ 2,232
1,674,891
430,124
115,093
286,526
28,504
103,505
1,141,260
180,144
90,000
394,770
116,250
411,812
75,251
∆126,969
6,757,108
単体損益計算書
4,576,459
1,464,546
2,322,744
480,215
85,175
90,519
137,935
∆ 4,678
1,686,888
424,989
119,277
286,526
19,184
128,585
1,133,313
148,325
90,000
402,652
146,250
399,677
99,883
∆153,477
6,263,347
(単位:千円)
第34期(当期)
第33期(前期)
平成 15 年 1 月 1 日から 平 成 14 年 1 月 1 日から
平成15年12月31日まで 平成14 年12月31日まで
営
業
収
益
売
上
高
営
業
費
用
売
上
原
価
販売費及び一般管理費
営
業
利
益
営 業 外 収 益
営 業 外 費 用
経
常
利
益
特
別
利
益
特
別
損
失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
当 期 純 利 益
前 期 繰 越 利 益
当 期 未 処 分 利 益
10,908,312
10,908,312
10,420,614
9,253,114
1,167,499
487,698
25,908
5,418
508,187
4,035
83,436
428,786
245,101
∆43,937
227,621
380,844
608,465
9,403,280
9,403,280
8,965,354
7,809,125
1,156,228
437,926
24,535
3,579
458,882
–
193,186
265,695
247,795
∆98,882
116,782
308,717
425,500
負債の部
流
動
負
債
買
掛
金
短 期 借 入 金
未 払 法 人 税 等
未 払 消 費 税 等
賞 与 引 当 金
偶発損失引当金
そ
の
他
固
定
負
債
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
負
債
合
計
第34期(当期)
第33期(前期)
平成15年12月31日現在 平成14年12月31日現在
1,949,505
813,594
300,000
161,670
100,912
195,539
–
377,789
657,413
387,670
269,743
2,606,918
1,714,699
721,679
300,000
156,849
34,406
194,752
36,888
270,122
533,834
277,132
256,702
2,248,533
1,416,375
1,946,375
868,765
2,454
∆83,781
4,150,189
6,757,108
1,416,375
1,946,375
685,800
∆22,702
∆11,034
4,014,813
6,263,347
ISBベトナムを設立 (2003年12月30日ライセンス取得)
Q1. ベトナムに現地法人を設立した目的は何ですか?
主要ユーザー業界からコスト削減を求められる厳しい状況のなかで、当
社(ISB日本)は競争力強化と収益増強を図るため、
ソフトウェア開発の
採算面と潜在能力の高い労働力に着眼して設立しました。同時に、現地
におけるビジネスチャンスと市場の将来性も見込んでいます。当面は
ISB日本の開発業務における下流工程を担いますが、近い将来にISBベ
トナムが外資系ソフトウェア企業としてNo.1となり、同国の経済発展に
も寄与していけることをめざしています。
資本の部
資
本
金
資 本 剰 余 金
利 益 剰 余 金
株式等評価差額金
自
己
株
式
資
本
合
計
負 債・資 本 合 計
利益処分
(単位:円)
608,465,970
当期未処分利益
これを次のとおり処分いたします。
Q2. 業務内容について教えてください。
移動体通信では主に携帯電話端末機のソフトウェア開発に関する業務
全般に対応できるよう、ISB日本との共同開発を担います。そのため、
開発訓練からISB日本と一体となって取り組んでいきます。運用管理で
は英語力、日本語コミュニケーション能力、オープン系プラットフォーム
/OSの基礎知識を兼ね備えた運用技術者を育成し、
グローバルなニー
ズに対応します。さらに、組込系の開発技術者を育成し、各種プラットフ
ォームで開発を行います。
8
52,149,000
利益配当金
(1株につき12 円)
役員賞与金
(うち監査役賞与金)
13,000,000
(650,000)
543,316,970
次期繰越利益
(注)利益配当金は、
自己株式124,250株を除いて計算しております。
年間配当金
年間配当金につきましては、
1株当たり2 円増額し、
12 円と
させていただきました。
平成 16 年度の 1 株当たり年間配当額については、
15 円を
Q3. 組織・開発スキームは?
組織面では、現地法人責任者と開発責任者はISB日本の社員ですが、開
発チームは現地社員のチーム、現地協力会社社員のチームのほか、現
地ITエンジニアのチームがあり、管理部門は現地社員で構成されていま
す。開発スキームでは、ISB日本が各プロジェクトの要件定義と基本設
計を行い、ISBベトナムは詳細設計からプログラミング、単体テストを担
当し、結合テスト以降は日本に戻します。また、IT業務は現地エンジニア
が日本でOJTを受けます。
予定しております。
※記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
ISB CORPORATION
ISB CORPORATION
株式の状況
会社の概要
(平成15年12月31日現在)
(平成16 年 3月31日現在)
12,500,000 株
4,470,000 株
1,657 名
■会社が発行する株式の総数
■発行済株式の総数
■株主数
立
昭和45年 6月
金
14億1,637.5万円
NECモバイリング株式会社
代表取締役会長
若 尾 守 保
日本電気株式会社
代表取締役社長
小 松 政 明
日本コムシス株式会社
外国法人等
専務取締役
若 尾 逸 雄
日本電気エンジニアリング株式会社
13.67%
常務取締役
大 西 明
株式会社NEC情報システムズ
成 川 由 行
富士通株式会社
設
■所有者別分布状況
証券会社
金融機関
0.47%
自己名義株式
3.08%
本
役
2.78%
その他の法人
資
員
8.80%
■大株主(上位10 名)
当社への出資状況
株主名
持株数(千株)
1180.6
325.6
若尾 守保
有限会社 若尾商事
シービーロンドンシーティーシーエルトラスティーフォー
インベスコピーピーインターナショナルエクイティファンド
180.0
4.02
152.7
101.5
100.0
48.0
40.0
3.41
2.27
2.23
1.07
0.89
ドゥチェモルガングレンフェルシーアイリミテッド
ジェネラルクライアントアカウント
40.0
0.89
株式会社 大和総研
36.0
0.80
アイ・エス・ビー従業員持株会
ゴールドマンサックスインターナショナル
チェースバンクアイルランドピーエルシーダブリン
9
持株比率(%)
第一生命保険相互会社
吉田 静生
(注)当社が保有する自己株式(124千株)は、上記の表に含めておりません。
■株価の推移(平成14 年1月から平成16 年 2月末まで)
株価(円)
取
個人・その他
26.41
7.28
締
役
71.19%
監
査
役
■所有株数別分布状況
5単元以上 2.11%
1単元以上 2.97%
10,000単元以上
26.41%
10単元以上
24.98%
取引金融機関
事 業 内 容
50単元以上
5.53%
100単元以上
15.99%
1,000単元以上
22.01%
100,000
200
50,000
平 間 正 則
株式会社日立メディコ
渡 博
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社
一 條 慶太郎
菱電商事株式会社
藤 間 馗 包
株式会社近鉄エクスプレス
津 田 修
三洋マルチメディア鳥取株式会社
弘 田 佳 典
三洋電機株式会社
り そ な 銀 行 三井住友銀行
株式会社日立ハイシステム二十一
U F J 銀 行 東京三菱銀行
株式会社アルチザネットワークス
東京都民銀行 UFJ信託銀行
松下ソリューションテクノロジー株式会社
ソフトウェア開発事業
ダイヤ情報システム株式会社
システム構築コンサルティング事業
株式会社セキド
システム・オペレーション・サービス事業
経済産業省および各地方自治体
10
県域FM・コミュニティーFM局各局
員
数
660名(平成16 年1月31日現在)
事
業
所
本社
五反田事業所
江東事業所 ※1
府中事業所 ※1
我孫子事業所 ※1
新横浜事業所 ※1
大和事業所 ※1
湘南事業所 ※1
甲府事業所
三島事業所
富士事業所 ※1
大阪事業所
東北事業所
鳥取事業所 ※2
出来高(株)
400
先
社
800
150,000
引
株式会社大和総研
(アウトソーシング含む)
1,000
600
取
その他 百数十社
※1)平成16 年 6月までに統合いたします。 ※2)平成16 年 3月1日開業いたしました。
子
会
社
アイエスビー応用システム株式会社
アイエスビー・ブレインズ株式会社
ソフトウエアメインテナンス株式会社
株式会社アイフィス
0
0
2002.1
ISB CORPORATION
2002.5
2002.9
2003.1
2003.5
2003.9
2004.1
ISB VIETNAM CORPORATION
当社は、国際規格 ISO9001の
認証を取得しております。
ISB CORPORATION
〒141-0032
東京都品川区大崎5-1-11 五反田ISビル8F
TEL :03-3490-1761
FAX:03-3490-7718
http://www.isb.co.jp/
株主メモ
名義書換代理人
同事務取扱場所
同 事 務 取 扱 所
同
決
基
取
次
算
準
所
期
日
配当金受領株主確定日
1 単 元 の 株 式 数
公 告 掲 載 新 聞
証 券・銘 柄 コ ード
〒100-0005
東京都千代田区丸の内一丁目4番3号
UFJ信託銀行株式会社
〒100-0005
東京都千代田区丸の内一丁目4番3号
UFJ信託銀行株式会社 本店
〒137-8081
東京都江東区東砂七丁目10番11号
UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
電話(03)5683-5111(代表)
UFJ信託銀行株式会社 全国各支店
12月31日
毎年12月31日
その他必要あるときは予め公告して、設定いたします。
12月31日および中間配当の支払を行うときは6月30日
100株
日本経済新聞
9702
当社は、第33期より決算公告に代えて、当社ホームページに貸借対照表および
損益計算書を掲載しております。ホームページアドレスは、下記の通りであります。
http://www.isb.co.jp/ir/kessan.html
古紙配合率100%再生紙を使用しています。
植物性大豆油インキを使用しています。
本事業報告書は、地球にやさしい再生紙
および植物性大豆油インキを使用しています。
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