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歩行評価サービス技術 Service Technology of Gait Evaluation ~歩行

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歩行評価サービス技術 Service Technology of Gait Evaluation ~歩行
グラスゴー(スコットランド)
ISBの歴史
ISBについて
 1973年,ペンシルバニア州立大で創立
 全てのバイオメカニクス領域の研究を国際的な水準で
促進させることが目的
学会の歴史
 第1回は1967年にスイスで開催(以後2年毎に開催)
 日本では1981年に名古屋,1997年に東京で開催
 第25回は2015年,スコットランドのグラスゴーで開催
ISB2015の概要
発表題目は1000件以上
 口頭発表のセッション分類は25種類以上
• Motion Analysis, Sport, Musculoskeletal,
Modelling & computer Simulation, Motor control,
etc.
 日本人は26件(ポスターを除く)
• 産総研,東京大,京都大,立命館大,北海道大など.
基調講演1
1セッション×2名×7テーマ = 14名による講演
講演テーマ







Motor control
Measurement Technology
Sport
Hip Biomechanics
Knee Biomechanics
Tissue Mechanics
Spine biomechanics
基調講演2
講演はYoutube チャンネル【BIOMECH-V】で視聴可能
Muybridge Award
 Kai-Nan An
 メイヨークリニック(アメリカ合衆国,ミネソタ州)
 上肢のバイオメカニクス研究に従事
講演:上肢のバイオメカニクス
 関節の安定性
 腱の機能
 腱の滑走
 講演はYoutube チャンネル【BIOMECH-V】で
視聴可能
研究の紹介
アブストラクトとプログラムは下記URLからダウンロード可能
 ISB2015公式サイト
http://www.isbglasgow.com/index.php/scientificinformation/isb-2015-programme
 アブストラクト
https://dl.dropboxusercontent.com/u/4465273/ISB_
2015_Abstract_Book_Final.pdf
 プログラム
http://www.isbglasgow.com/files/ISB_2015_Programme_
Book_Final.pdf
低重力下の歩行シミュレーション
AS-0050 NASA(アメリカ)
地上,月(C-9での再現),月のシミュレータ,
3つの重力条件下での歩行を比較
月の重力シミュレータ(ARGOS)
 Active Response Gravity
Offload System の略
ARGOS
C-9
低重力下の歩行シミュレーション
地上歩行とシミュレーション歩行は似ている
月とシュミレーション歩行は,地上と比べて
 つま先離地が10%早い
 下肢3関節が常に屈曲,しかし最大屈曲角度は小さい
 立脚期が短い(遊脚期が長い)
地球
シミュレーション 月(再現)
走行動作から,力,剛性,弾性エネルギーを推定
AS-0114 フリブール大学(スイス)
鉛直方向の力は,水平方向の力よりも推定精度が高い
合力と剛性は,推定値の方が実測値よりも有意に低い
弾性エネルギーは,推定値と実測値が適合している
実測値
推定値
力
弾性エネルギー
■鉛直 ■水平
歩行速度による足部の温度変化
AS-0142 マンチェスター大学(イギリス)
 温度計を付けた靴で歩行
温度 [℃]
 歩行速度が上がると,足部の温度も上がる
母指
中足骨頭
側面
踵部
時間 [min]
主成分分析による,トレッドミル上の
歩行/走行時における足部設置タイミングの予測
AS-0211 カルガリー大学(カナダ)
モーションキャプチャのデータから推定した足部設置時点と
床反力計で計測した足部設置時点を比較して精度を評価
90% の被験者の足部接地時点が誤差±15 msで推定可能
オーダーメイドのインソールのための足部モデル
AS-0494 IFSTTAR(フランス)
 モーキャプと足圧計のデータから足部モデルを作成
 作成されたモデルは,レントゲン写真と類似した
レントゲン写真
足部モデル
n数の推移(ISB23~25)
被験者数に大きな変化はない
最大被験者数は年によって大きく異なる
ISB2011 ISB2013 ISB2015
テーマ数
(一部)
97
112
107
平均
33.4
29.9
28.6
中央値
12.5
15.0
13
標準偏差
68.0
46.4
57.1
最大
459
317
518
最小
1
1
1
次回ISB開催地
スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス2015
2015年10月30日~11月1日 立命館大学(滋賀)
第42回 日本臨床バイオメカニクス学会
2015年11月13日~11月14日 ソラシティ (御茶ノ水)
第28回 日本トレーニング科学大会
2015年11月14日~15日 鹿屋体育大学(鹿児島)
第36回 バイオメカニズム学会
2015年11月28日~29日 信州大学(長野)
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