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チョウザメの成長について

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チョウザメの成長について
チョウザメの成長について
5年 N.R
1
テーマ設定の理由
僕は、フィールドワークに行ったとき、チョウザメを飼っている人がいることを知りチョウザメに興
味を持ったので調べ始めた。調べていく中でなぜチョウザメは釜石に送られるのか、なぜ生出で養殖さ
れているのか、疑問に思った。そこで、釜石キャビアに FAX をしたり、生出川の水質調査を行ったりし
た。また、中間発表で聞かれた質問に答えるためにチョウザメの体の仕組みについて調べた。
2
調べたこと
① チョウザメの成長と流通について
② 生出川の水温について
③ チョウザメの体について
3
調べて分かった事
①ついて
☆釜石キャビアにインタビューしたこと
・
釜石でふ化させ、生出で4年間育てた後、また釜石に送る。
・
魚粉や小麦粉、ビタミン剤やミネラルが入った、エサを与えている。しかし、生まれてから10日
ぐらいの時には、生きたものしか食べられないのでミジンコやイトミミズを与える。
・
オスはレストランやホテルに販売される。メスはそれから5~6年間育てて、10㎏位に成長する
と卵を持つのでそこからキャビアを作り販売する。
(別紙参照 資料①)
②について
・生出川は地面の熱で暖められて、ほかの地下水より暖かいので、チョウザメが早く大きくなる。
・6回調べて、生出川の水温は、生出の気温に関係なく、10℃以上で保たれていて冬でも生出川は温
かいことが分かった。
○生出川の水温・水質調査
11月 1日
14℃
11月 8日
13℃
11月15日
12℃
12
11月30日
11℃
10
12月 6日
12℃
12月13日
13℃
℃
14
生出の気温と生出川の水温の変化
生出川の水温
生出の気温
8
6
生出の気温と生出川の水温の変化
・どこで温度を測っても変わらない。
・生出川はきれい。
4
2
0
-2
-4
11月1
日
11月8
日
11月15 11月30
日
日
12月6
日
12月13
日
③について
(1)サメの肌は、ザラザラしているのに、チョウザメの体の肌はヌルヌルしているのか。
チョウザメは、サメといっても、海に住むサメの仲間ではありません。川や沼に住むナマズなどの
仲間の種類です。
海に住むサメの仲間は約 360 種類。川などに住むチョウザメの種類約 25 種類だそうです。ぼくは、
チョウザメは体がサメのようにザラザラしていなくて、ヌルヌルしているのか不思議に思っていたけ
ど、ナマズの仲間なので、体がヌルヌルしている訳が分かりました。
(2)チョウザメはどこで呼吸しているのか。
動物は、空気中の酸素を取り入れ、その酸素を体の中に送り、体の中の栄養分を燃やして、そのと
きできるエネルギーを使って生きています。体の中で燃やしたとき燃えカスで出来る二酸化炭素とい
う気体を空気中に出さないと、体の中にたまってしまいます。
この空気中の酸素を取り入れて、いらなくなった二酸化炭素を空気中に出すことを「呼吸」といい
ます。
動物は、この呼吸をしないと生きていけません。
陸に住む動物である人間やサル、牛、馬などは、写真①のように、肺で呼吸します。海や川などに
住む動物は、写真②のように、えらで呼吸します。
4
感想
僕は、なかなかテーマが決まらなかった。最初、車を調べたけれど、難しくて調べる事が出来なか
った。次に、恐竜を調べたがこれも難しくて断念した。フィールドワークに行ったことを思い出し、
チョウザメを調べることにした。
S さんにインタビューした後、チョウザメは、釜石に行った後どのようにして、売り出されているの
か調べたいと思った。
生出川の水の温度は生出の気温が高い時に測っても、低い時に測ってもだいたい10℃~12℃位
で一定であることがわかって驚いた。
チョウザメのエサは、中身は違うけどマスのエサと作り方が同じだったことが驚いた。
1年間調べてきて、資料が集まらなくて知りたいことが調べることができず大変だった。S さんや釜
石キャビアにインタビューしたり、生出川に温度を測りに行ったりすることでさまざまなことがわか
った。実際にチョウザメを見に行ったり生出川に行って調べたりすることが楽しかった。
調べている中で、生出川で他にどんな魚が育てられているのか、生出川はなぜ温かいのかの2つに
興味があるので調べたい。
5
その他 (お世話になった人、文献資料)
S さん 釜石キャビアさん
学研の図鑑 魚
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