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動物と植物は、おたがいにどう役立っているの
6年 理科 学習相談 学研教育情報資料センター 小/理科/6年/生物と環境/ 人とかんきょう/理解シート 動物と植物は、おたがいにどう役立っているの こきゅう 植物は、動物に食物や呼吸のための空気をあたえている 呼吸のための空気をあたえている し、動物は、植物の子孫をふやすのを助けているのさ。 ■植物は、デンプンをつくり、空気をきれいにしている す 動物は呼吸のために、酸素を吸って二酸化炭素を出しています。また、人間は、 工場や発電所、乗り物のエンジンなどで、大量の石油や石炭などを燃やして、大量 の酸素を使い、二酸化炭素を空気中に出しています。でも、空気中の酸素がなくな きゅうしゅう ったりしないのは、植物が二酸化炭素を 吸収 して、酸素を出しているからです。 植物が二酸化炭素と水を材料にして葉の中でデンプンをつくるとき、酸素もでき るため、植物は空気中の二酸化炭素を酸素に変える役目をしていることになります。 また、動物は自分で栄養をつくることができないので、植物や実、種などをえさ ちち にしたり、これらをえさにしている動物やたまご、乳を食料にしています。 ■動物は、植物の子孫を残す手助けをする 植物が花をさかせるのは、虫に花粉を運んでもらうためです。花粉が運ばれない と、種も実もできません。また、できた種を遠くにばらまいてもらうのにも、鳥や リスなど、動くことができる動物にたよらなければならない植物が多いのです。 実を食べた動物の、ふんが種 花粉を運ぶ を遠くに運び、ふんは植物が生 葉を食べる 死んだ動物の体は、土の中で分 食べる 出す 解され、植物の養分になります。 吸収 酸素 吸収 動物も植物も、おたがいに片 二酸化炭素 方しかいなければ、生きていけ 植物 養分になる 芽が出る 実がなる 長するときの養分になります。 ないのです。 種が運ばれる 出す ふんをする 動物 植物と動物の助け合い 無断複製:転載 無断複製:転載:翻訳を禁ず :転載:翻訳を禁ず Gakken B046103040