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全体説明会 開催しました

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全体説明会 開催しました
星田北・高田
土地区画整理準備組合
第3号 (2016年8月)
通信
発行:星田北・高田土地区画整理準備組合
全体説明会 開催しました
去る5月 21 日、星田コミュニティセンターにて当地区及び周辺地区を含めた道路ネットワー
クの方針や、事業化へのスケジュール、事業区域の変更などの案件について、32名の組合員の
出席のもと説明会が開かれました。
中井理事長あいさつ
昨年9月の準備組合設立以降、事業化に向けて協議が進められている。昨年 12 月には黒田
交野市長から市長戦略として、星田北・星田駅北地区の事業推進が打ち出され、地域の発展の
ために是非取り組んでいくと明言されました。
また、交野市では専属部署として「第二京阪道路沿道まちづくり推進室」が立ち上げられ、
(公財)大阪府都市整備推進センター、㈱大林組、㈱モール・エスシー開発とともに検討を行い、
様々な協議もこの4月から着実に進んでいると感じています。
事務局からの主な説明
⑴道路ネットワークについて・・・下記の整備方針の説明がありました。
● 両地区だけでなく、周辺地域も含めた道路ネットワークの現状
→星田北・高田地区及び星田駅北地区あわせて約 46ha で新たなまちが創出されることから、
地域の東西軸を結ぶ南北軸の強化と、駅北側からの交通アクセスを受け止める駅前広場の
整備が必要
● 交野市の都市計画道路の整備方針
→①星田駅前線を府道 18 号までの延伸と星田北線の整備により、南北軸を強化し安全で快
適な導線を確保
②新たなまちづくりにより創出される賑わいや駅へのアクセス機能強化のため、未整備都
市計画道路を整備
③駅北側で駅へのアクセスを受け止める駅前広場の整備
⑵事業スケジュールについて・・・下記の状況説明がありました。
● 上記のネットワークの検討を行いながら、国・NEXCO・大阪府・枚方市・寝屋川市・
警察等との協議を始めています。
→ しかし、道路ネットワークの検討・協議の状況から、平成 28 年度末の市街化区域編入
のための手続きに入れていません。
● 当地区はイトーヨーカ堂のアリオ進出を核としており、進出のためには道路ネットワー
ク構築は必須であることから、関係機関協議を着実に進め、影響が及ぶ周辺地域の方々へ
も十分な説明と理解を得ることが大切。これらを行いつつ、市街化区域編入に必要な協議
を具体的に取り組む必要があります。
→ 市街化区域編入時期を平成 30 年3月に延長します。
年
H28
月 4
7
H29
10
1
4
7
H30
10
1
4
H31
7
H32
H33
10
地元組織等
▼
準備組合
認可申請 ▼
諸課題の検討、各種関係機関協議
▼
全体説明会
第2回総会
パー トナー
業務代行者(協力企業)
業務代行予定者
募集
▼
選定
▼
造成・ 建築工事
組合
設立
まちびらき
(目標)
▼
換地
処分
▼
業務代行者移行
都市計画決定手続き
各種関係機関協議
事前協議
▼
区域区分、関連都市計画
協議開始
▼
素案
提出
▼
▼
原案
提出
公聴会
▼ ▼
▼
市都計審 府都計審
告示
⑶事業費及び補助金について
● イトーヨーカ堂のアリオが進出意向を持つ時期を意識して、十分実現性のある資金計画
について引き続き検討していきます。
市長戦略の中で、市の補助金として 30 億円を想定して公表しており、最大限この事業
に取り組んでいきます。
⑷区域の変更について
● 平成 26 年に枚方市高田の一部地区を除外しましたが、再編入の要望を受け、準備組合
設立時に皆さんからも頂いた同意書の提出を条件に、総会の議決により再編入を予定。
☆上記を踏まえて、㈱モール・エスシー開発㈱、大林組からお言葉がありました。
《㈱大林組》
このまちづくりの核施設はアリオであり、道路整備は店舗の成立に関わることなので、
スケジュールが延びてもやむを得ず、時間がかかっても我々出来る限りの努力をし、汗を
流したいと思っています。
《モール・エスシー開発㈱》
商業者の立場として、この地域は競争が激しくなりつつあり、事業性を確保するた
めには、商業施設として床面積を確保して他店と差別化したい。
スケジュールが延びても道路ネットワークがきちんと出来るのならば、それを待っ
たうえで出店したいと考えています。
⑸今後のスケジュール等について
● 今日の全体説明会→夏頃を目処に第 2 回総会→夏以降に一括業務代行予定者の選定
● 平成 30 年3月の市街化区域編入のため、平成 29 年1月から都市計画手続きに入れる
よう、今年 12 月頃までに関係機関協議等を行っていきます。
● 平成 30 年 3 月の市街化編入後、同年夏頃に土地区画整理組合を設立し、その後、造成
工事や建築工事に着手。平成 33 年 3 月にまちびらきを目標としてイトーヨーカ堂のアリ
オさんにオープンしていただくという大きな目標で取り組んでいきます。
意見交換会での主な質疑
Q:平成 27 年 9 月の説明会で、区域を縮小したのでイトーヨーカ堂さんは施設を一体利用
し、星田高田線を廃止するという説明だったが、今日の説明で星田高田線はどうなるの
か。
A:当時は事業区域の中での土地利用形態として説明させていただいた。その後、周辺地域
を含めた道路ネットワークを検討し、ご説明した整備方針によって東西南北ネットワーク
を強化できると整理しました。まちづくりに応じてより機能できる形で整備していきます
ので、区域内の星田高田線は廃止予定としています。
区域は再編入により元の区域に近くなるが、商業施設として長期継続的・安定的に事業
を行っていただくといくことで、一体施設利用が第一条件になっています。
Q:駅前広場の内容は?
A:星田駅北地区のまちづくりで道路配置を検討しており、これにあわせて規模や機能を検
討しているところ。
Q:星田駅前線の府道 18 号までの延伸について、土地買収等どの程度まで進んでいるの
か。
A:星田駅前線の延伸については、現都市計画決定は第二京阪道路までであり、交差部を十
字の交差点にするための道路管理者協議や、府道 18 号との接道部は計画が無いため、大
阪府や枚方市、また交野・枚方両警察と協議を進めている。
枚方市域の文化財試掘終了
3月9日から進められていた枚方市域の文化材
調査が 3 月 30 日に終了しました。現地は、縦長
で掘るトレンチ掘りにて、南北1本、東西に1本
を実施。試掘結果は、南北側には、深さ 40cm
の耕作土から下は、粘土層の地山で、溝らしきも
のが発見されましたが、おそらく耕作関連もしく
は地区界を示す溝であるとお聞きしています。ま
た、東西側には、深さ 20cm~30cm で地山が
現れましたが、特に遺構はありませんでした。交
野市教育委員会も現地確認され、今後の星田北エ
リアの参考にしたいとお聞きしています。
3月18日撮影、溝もしくは畔跡を確認
交野市域の文化財試掘調査について
交野市域においても一括業務代行予定者の選定後、早い段階で文化財の試掘調査を開始す
る予定です。早ければ、年明けからの試掘作業となりますので、試掘調査を開始するために
は、試掘場所の農地の一時転用手続きなど、一定の準備期間が必要なため、一括業務代行予
定者の募集中に、試掘場所を決定し手続きを始めます。
そのため、現在の土地利用や将来の土地利用意向なども勘案して、交野市の文化財担当と
協議を行い、試掘場所などの対象範囲が決まれば、個別に地権者の方に協力依頼を行う予定
です。地権者の皆様にはご理解ご協力をいただけますよう、よろしくお願いします。
解説コーナー
●納税猶予や相続税について(Q&A)
Q1:納税猶予を受けているが区画整理されたらどうなるのか。
A1:引き続き農業をされる場合は、市街化区域に編入される時期に生産緑地に指定することで、継
続可能となります。
また、当初設定された納税猶予地の 20%以内(すでに一部解除されている場合は、その面積を
含む割合)の面積であれば、その部分の納税猶予地に係る税額を納めることでその部分のみ納税猶
予が解除されますので、他の土地利用に活用できます。
なお、特例として、市街化区域に編入される告示日から1か月以内に「相続税の納税猶予取りや
め届出書」に「市街化区域編入告示の決定通知書類」を添えて届出し、2 か月以内に届出した納税
猶予地に係る税額を納めた場合は、当初設定された納税猶予面積の20%制限にカウントせず
に、税額を納めた部分を解除することができます。
※詳細は、税務署でご確認お願いします。
Q2:事業をすることによって相続税はどう変わるのか。
A2:事業をすることで資産価値は上昇し、その分相続税は多くなりますが、現在よりも土地利用の
選択肢が大幅に広がるので、様々な生活設計が描けるようになり、あらかじめ十分な相続税対策を
行うことが可能になると考えられます。
また、事業前に生前贈与などの節税対策も検討することが考えられます。
※詳細は、税務署でご確認お願いします。
一括業務代行方式
組合施行の土地区画整理事業において、民間事業者(
宅地開発業者、建設会社、区画整理コン
サルタントなど)が保留地の取得を条件として事業資金を肩代わりし、組合からの委託に基づい
て工事、その他事業の施行に関する業務・組合の運営に関する事業の相当部分を代行する方式
です。寝屋南地区もこの方式をとっています。メリットは民間事業者のノウハウを活用でき、
資金の借り入れもほとんど行わずに事業を進めることができること、保留地処分の不安がない
ことです。反面、民間事業者主導になりやすいこと、金利が低い場合は借り入れ方式の方が安
くつく場合もあること、などの課題もあります。
・一括業務代行予定者:事業を実施するに当たり、資金計画や事業期間、保留地処分について
できるだけ明確にしておく必要があるため、組合設立前の段階で一括業務代行を
する民間事業者を募集・選定し、事業計画を作成します。この段階での民間事業
者を「一括業務代行予定者」と呼びます。一般に準備組合と一括業務代行予定者は
覚書や協定又は契約を結び一括業務代行予定者が先行投資的に作業を進めます。
・一括業務代行者
:上記一括業務代行予定者は正式に組合が設立された後は「一括業務代行
者」として組合と契約書を取り交わし、事業を推進していきます。
当通信は、市役所ホームページでもご覧いただけます。(http://www.city.katano.osaka.jp/soshiki/tosi/)
星田北・高田土地区画整理準備組合
事務局:〒576-8501 交野市私部 1-1-1 交野市役所都市整備部第二京阪道路沿道まちづくり推進室内
TEL:072-892-0121(内線 283)
担当:金居、古金(土日祝日を除く平日 9:00~17:00 受付)
<ご不明な点やご意見・ご相談等ございましたら、何でも結構ですので、お気軽にお問い合せ下さい>
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