...

帰国報告書 - セラミックスを基軸とするものづくり研究拠点形成に向けた

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

帰国報告書 - セラミックスを基軸とするものづくり研究拠点形成に向けた
組織的な若手研究者等海外派遣プログラム報告書
氏名
河村
知可子
所属専攻・学科
物質工学科
学年
4
指導教員名
永田
派遣先
Imperial College London ・ University of Erlangen Nurnberg
派遣国・地域
イギリス・ロンドン/ドイツ・エルランゲン
派遣期間
2011 年 3 月 5 日~2011 年 3 月 13 日(9 日間)
謙二
准教授
研
修
報
告
<研修内容>
インペリアルカレッジロンドンでは、セラミックスを研究している研究室・分析機器を見学した。
分析機器は、X 線回折測定装置(XRD)
(一般的な XRD や、サンプル温度を変えられるものなど
計 5 台)、示差熱熱重量測定装置(TG/DTA)、二次イオン質量分析計(SIMS)、透過型電子顕微
鏡(TEM)などセラミックス試料を分析するために重要なものばかりであった。エルランゲン大
学ではセラミックス、無機複合材料、表面科学を研究している研究室・施設の見学をした。また、
エルランゲン大学のポストドクターの英語によるニュルンベルグ案内、エルランゲン視察
では Prof. Peter Greil からエルランゲン市の建造物にまつわるエピソードや街の成り立ちを学ん
だ。3 月 12 日に名古屋工業大学の学部生 5 名、エルランゲン大学の 2 名の英語による研究発表を
した。
<達成した成果・今後の抱負>
インペリアルカレッジロンドンとエルランゲン大学に設置されている分析機器や研究室・学生の
規模が名古屋工業大学とは比べられないほど大きく、私もこの環境の中で研究活動と同時にスキ
ルを修得したいと強く思うとともに、国内外の学生と対等に研究できる基礎力として、英語力と
研究スキルをもっと磨かなければならないと強く感じた。また、エルランゲン大学でプレゼンテ
ーションは日本語の発表でさえも緊張するのに、エルランゲンの教授と学生に対して英語での発
表は、少し間違えただけで動転してしまうくらい極度に緊張したため、今後は英語でも動じない
ようなプレゼンテーションスキルを身につけたい。
派遣先 2 大学とも英語を聞きとることで精一杯で完璧な内容理解まではできなかったが、自分か
らコミュニケーションを図ると快く応じてくれた。また自ら積極的に話しかけることで英会話が
とても楽しく感じた。一方で、相手が楽しそうに話してくれていても私が理解できていないこと
もあり、大学院 2 年間の目標の一つとして英語でのコミュニケーション能力を向上させたい。
インペリアルカレッジロンドンにて
バンベルグでの写真
名工大とエルランゲン大学の学生
Fly UP