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第3回自然・環境グループ協議内容(要旨)
出雲ブランド化推進市民委員会 第3回自然・環境グループ協議内容(要旨) ≪日 時≫ 平成22年11月19日(金)14:00~ ≪場 所≫ 出雲勤労青少年ホーム ≪出席者≫ 市民委員:4 名 PT ≪記録者≫ :1 名 事務局 ≪協議内容≫ ● はじめに 《梶谷 L》 ・先般広島市で開催された「平田惣右衛門シンポジウム」に出掛けた。広島 の城下町の基礎は、4百数十年前、水運による平田の町づくりを行なった「平 田惣右衛門」が、毛利氏に請われて造っていったもの。 ・ある話で、中国地方で「訪れてみたいまち」1位宮島、2位石見銀山、3 位出雲、4位広島。 「リピートしたいまち」では、1位出雲、2位美作、3位 宮島、4位大山。全国でいくと、出雲の知名度は良く、全国で30数番目。 ・私たちは、このように良い出雲市をわかりやすく、リトマス紙のようにあ ぶりだし、動きを付け、いろいろな形で出していく。また、何となく良い「誇 りあるまち」「大好きなまち出雲」をつくっていきたい。 ・キーワードは「This is 僕」。見える形で、どうあぶり出すか。 ・今日は、「大好き☆出雲!」文字デザイン募集の関係で、雲州わがとこ TV の取材も来られているので、ぜひ一緒に考えていただきたい。あなたのブラ ンドは何?というように。 ● 前回(10 月 5 日、10 月 27 日)の協議を受けて ・ (1) 「自然と自分の思い出」、 (2) 「自然に関わる好きな場所」 (3) 「自然・ 環境グループでやってみたいこと」について各メンバーから宿題として提出 いただいた内容をまとめた。 ・スローライフ、出雲はゆったりして良いのではないか。 ・出雲の自然は、日本風景と深い関わりがある。 「日本風景街道シンポジウム in しまね」(11 月 12・13 日くにびきメッセを主会場に開催)で講演を聞 いたが、神在祭などの神事も、自然の中に脈々と存在し続けていると感じた。 ・自然と「歴史・文化」は切り離せない。自然と神事も関わりが深く、出雲で -1- は、ごく普通の自然の風景となっている。築地松なども含め、自然に恵まれ ている。 ・良いね! 風景(自然)とマッチした人間の営み。 ・このような自然、残したい景観をテーマに、小中学生を対象に図画コンク ールを行なうのもいい。 ・ワレモコウ(吾木香)の植生場所や、旧道沿いのモクセイ街道などの残し たい風景は、時代の要請でもある。 ・出雲は、海、山、湖、平野・・・と全てそろっている。 ・あり過ぎる自然に対しての気づきを。 ・「海」があって「水」が“命”がある。「日本風景街道シンポジウム」に参 加して感じた。ただ、これは歩かなければならないが。 ・このシンポジウムで、表現として「レイク街道」を「湖水街道」に改めら れた。表現は大切。 ・SL(サブリーダー)はペンネームで「ぜんざい音頭」の作詞をされている。 出雲は、詩や俳句がうまれやすい土地柄。必然的に雲がイメージされるよう に。 ・個人的にウオーキングを続けているが、感じることがたくさんある。 ・ 「風車ウオーク」を開催したが、また開催して欲しい声が多い。斐川のウオ ーキング大会も参加者が多い。 ・平田地域内でも、スピリチュアルウオークを開催した。ウオーキングは、 歴史や文化もみえてくる。 ・散歩のできるまちづくりということで、ドイツのザルツブルクでは“車は ココまで!”と、まちづくりの最大のファクターが「散歩」。この頃は、自宅 近くの一畑口駅でも、周辺の風景の中に歩いて散策しているお客さんを見か ける。 ・散歩をしていて気づくが、気温が下がった時の花の色はすばらしいものが ある。 ・歩くことによる、“時間”に対する抵抗感はどうか? ・出雲大社も個人客が増えた関係から、出雲大社周辺を歩く観光客の姿を多 く見かけるようになった。ブランド推進としては、観光・産業グループも加 え、最後は全体で動くことになると思う。エリアとしても、以前市民委員会 でも議論があったが、安来~石見銀山まで含めた「出雲」に。不自然なもの は続かない。 ・古事記 1300 年に絡めて、和歌発祥の地(須賀神社)も含めて考えてみる。 ・風車ウオーキングもそうだが、例えば看板に「大好き☆出雲! -2- スピリチ ュアルウオーク」としてはどうか。 ・人の営みも重要な要素。 ・大社の「神迎えの道」はよかった。 ・歩いていると色々なものが見えてくる。出雲大社横の真名井の社家通りな どもいい。まちづくりは、車に対するモノから、シフトする必要がある。 ・ドイツと比較して、日本の間違いは①老人対策(寝たきり)と②道路づく り。 ・昔は開発が重要視され、今は残されたものにスポットがあたっている。 ・自然・環境 G では「道」がひとつのキーワード。 ・自分の好きな景観は、北浜小学校から釜浦に抜ける道。峠を越えた瞬間に 広がる海原の光景。また、同じく平田の御津から小伊津に行く海岸沿いの道 の景色は、感動・感傷両方の時々に自分を包んでくれる。 ・国土交通省が「次世代に残したい道百選」 「残したくない道百選」の写真募 集を行なった。 ・あらためて考えると車の 30 分と、歩いて 30 分では、景観の捉え方が違 ってくる。平田の久多美地区はウオーキング大会など、いろいろイベントを されている。歩いてついてまわると、その景色に、人間の営みがあったり、 働きかけがあったりしていると感じる。 ・詩や俳句のコンテストをしてはどうか。個人的にも、詩吟は子どもの頃か ら造詣がある。 ・和歌発祥の地はココ、という形か。 ・第 2 回 G 会議(10 月 5 日)で出された、 “出雲には海がある” “やさしい 自然” “自然(じねん)に”という言葉に感動した。このような「言葉」を出 していったらどうか。 ・福井県の町で「日本一短い○○への手紙」や「流行語大賞」といった出し 方もある。 ・絵手紙、写真手紙の方法もある。参考までに、前回「言葉」を入れ込んだ ものを、自分のイメージでつくってきた。 ・以前の市民委員会でも話したが、県がつくったキャッチフレーズで「しま ねに住む、お目が高い」という言葉が忘れられない。この意味あいは、島根 だからこそイメージがつながり、とても深い。 ・“やさしい自然”などの「わかるフレーズ」と、“じねんに”などの「わか らないフレーズ」など、ともに有効。 ・ “ナチュラルなわたしたち”から「豊かさ」を伝えたい。あぶり出しが必要。 ・全体の動きの行程表も考えなければいけない。区分としては、 「市民のブラ -3- ンド」と、「シティ-セールス」の二方向と考えている。 ・先ず「市民のブランド」としては、 “愛したい自分”→“愛したい地域”を 意識してもらうような方向で。例えば、平田町の持田屋旅館は、建物は古い が細やかなサービスで、ブログなどを介した人気では 5 つ星にランクされて いることなど、もっと知って欲しい。 ・写真(フォトボイス)を自分の HP(ブログ)に載せてもいい。 ・俳句などの手法をつかって、自然・環境 G では「言葉」を出していったら どうか。名所・旧跡など現地に実際に行って詩を読む、吟行の手法もある。 ・その場合、講師は実際に実践されているメンバーがいい。 ・理屈抜きでいいものは、良い。ただ、出雲人は腹の中と口は違う。 「もう一 度訪れてみたい地」ということで、中井貴一が「特筆すべきスペシャルな地」 と言っている。 ・ブログなどにアップされた「自分の話をする」ことに注目したい。 ・それらの出し方も、テーマを決めることで、おもしろい方法になる。 ・例えば、“出雲の自然ココが好き”というテーマで、「散歩道」や「この季 節の風景」「雲」「やさしさ」「癒し」「花」を題材に、言葉・絵・写真を募集 するなどどうか。 ・ミゾソバ(溝蕎麦)の花など・・・ ・出雲の特産を入れてもいい。 ・ロゴで加えたいのが、 「出雲をわからなくするロゴ」。意味合いは、 「出雲= 神さま」ではなく、その連想を「自然ロゴ」で、ブロックすることによって、 より「出雲」の連想を広げ、深めていくもの。 ・いろいろな手法があるが、参加・体験が重要。それがなければ思い出は残 らない。 ・次回やってみたいことを再度掘り下げていきたい。 「シティセールス」の視 点と「シティプライド」の視点で。ブログ、ツイッターなどの手法も意見と していただきたい。 ・散歩をしていると、人家とエリアと自然の谷間のエリアでは温度が違うと いうことを、肌で感じた。現地体験は大切。 ・出来れば次回の G 会議は例えば「唐釜神社」 (平田地域唐川町)へ実際に行 って行ないたい。この神社の記録ノートなど、まさに「ツイッターノート」。 少し寒いかもしれないが調整をしたい。 -4-