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こちら - 低炭素投資促進機構
~低炭素設備の導入における政策支援パッケージのご紹介~ 資料1 環境省及び経済産業省は中小企業等への低炭素設備の導入を促進するため、次の支援事業に取り組んでいます。 いずれの支援策においても併用が可能です。 一般社団法人 ESCO推進協議会/環境省 一般社団法人低炭素投資促進機構/経済産業省 ①リースにより低炭素設備を導入した際の補助金制度である「家庭・事業者向けエコリース促進事業」(エコリース促進事業)(所管:環境省) ②リース事業者の信用保険制度である「リース信用保険制度(リース信用保険)」(所管:経済産業省) ③導入後の排出権取引に係る補助金制度である「国内排出削減量認証制度活性化事業(国内クレジット制度活性化事業)」(所管:経済産業省) ①エコリース促進事業(所管:環境省) ②リース信用保険(所管:経済産業省) ③国内クレジット制度活性化事業(所管:経済産業省) 〈家庭・事業者向けエコリース促進事業〉 低炭素設備をリースにより導入した中小・中堅企業等に対して、リース料総額の 3%を補助する制度です。リース先は環境省から指定を受けた指定リース事業者 とリース契約を行う必要があります。なお、補助金申請は指定リース事業者が行う ため、リース先は申請手続きが不要です。 ※右記②③との併用が可能。 〈低炭素設備リース信用保険〉 低炭素設備のリース契約において、リース業者が、リース使用者(中小企業)の倒 産等により、リース料の支払を受けることができなくなった場合に被る損害の5 0%に対して、低炭素投資促進機構が定めた保険約款等に従い保険金をお支払 いします。 〈国内排出削減量認証制度活性化事業〉 低炭素設備を導入する中小企業等に対して、当該設備の導入・稼働後、CO2排 出削減実績が国内クレジットとして認証された時点で、当該国内クレジットと引き 替えにCO2排出削減量1トンあたり1500円の助成金を支給します。(助成対象は 2012年度末迄に創出される国内クレジットです。) ※申請手続きは国の委託事業者(ソフト支援実施機関)が無料で支援します。 契約形態はリースのみとなります。 契約形態はリースのみとなります。 契約形態はリースにとらわれませんので、幅広くご活用いただけます。 〈平成23年度「家庭・事業者向けエコリース促進事業」のスキーム図〉 〈低炭素設備リース信用保険のしくみ〉 〈参考例:重油ボイラーを都市ガスボイラーやヒートポンプへ更新〉 リース料支払 リ ー ス 先 ( 家 庭 ・ 事 業 者 ) リース契約 (補助金の受取方法に ついての特約付与) 契約に沿って リース料を低減 指 定 リ ー ス 事 業 者 補助金申込書受理 通知 補助金交付申請 補助金交付申請の 審査・交付 リース 使用者 リース 業者 補助金申込書提出 E S C O 推 進 協 議 会 国内クレジット 補助金 補助金交付申請 補助金交付 低炭素設備のリース契約 国 ( 環 境 省 ) 低炭素設備リース信用保険契約 CO2排出削減実績に 応じた助成金 (事後交付、トン当たり1,500 円) 低炭素投資促進機構 <導入前> 排出量 排出量 約1,750トン/年 約1100トン/年 低炭素投資 促進機構 <補助金額(例)>平成23年度予算事業 リース代金1200万円、支払回数72回 ⇒補助金額 36万円 国 <保険料(例)>平成23・24年度設備使用開始 リース代金1200万円、保険期間72カ月 ⇒保険料 (一括)6.8万円 - <導入後> 排出量 排出量 約1,250トン/年 約500トン/年 = 中小企業等 排出削減見込量 約600トン/年 約500トン/年 <助成金額(例)>平成23年度予算事業 約500トン × 1500円/トン ⇒ 助成金額 (年)75万円 〈対象となるリース使用者〉 ○資本金の額又は出資の総額が10億円未満の会社法上の会社 ○常時使用する従業員の数が300 人以下の医療法人等 ○個人事業主 ○家庭(個人) 〈対象となるリース使用者〉 ○資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社法上の会社 ○個人事業主 〈助成の対象者〉 ○自主行動計画※に参加していない事業者 ※京都議定書目標達成計画に基づき、経団連傘下の個別業種又は経団連に加 盟していない個別業種が策定した個別業種単位でのCO2排出削減計画をいう。 〈対象となる低炭素設備〉 ○ESCO推進協議会のHP(http://www.jaesco.or.jp/ecolease-promotion/)をご参 照ください。※対象となる製品の型番についてはHP内で検索が可能です。 〈対象となる低炭素設備〉 ○低炭素投資促進機構のHP(http://www.teitanso.or.jp/)をご参照ください。 ※対象となる製品の型番についてはHP内で検索が可能です。 〈その他〉 ○本事業の対象となるリース契約の主な条件 ・リース期間中の途中解約又は解除が原則できない契約 ・所有権移転外リースの契約 ・日本国内に設置され、かつ中古品でないリースの契約 ・低炭素設備部分のリース料の総額が2億円以内、かつ事業者は300万円 以上、家庭(個人)は65万円以上の契約 ・他に国による設備購入にかかる補助金を受けていない契約 ただし、右記②③との併用は可能 など ○対象設備は平成24年3月15日までに借受証が発行可能な設備に限定。 ○補助金申込申請期限は平成24年3月2日で、随時受付中。 〈対象となる主なリース契約〉 ○次のすべての条件等を満たす契約 ・リース期間中の途中解約又は解除が原則できない契約 ・リース期間満了後、当該低炭素設備の所有権が相手方に移転する旨の定 めがない契約 ・リース期間が3年以上の契約 ・使用開始日の翌日から最終の支払期日までの期間が10年以下の契約 ・低炭素設備に関する対価の合計額が300万円以上の契約 など 〈対象となる低炭素設備〉 ○次のすべての条件を満たす設備 ・国内クレジット制度の排出削減方法論を適用できる設備(一般的にエネル ギー効率が高くなり、かつ相応の設備投資が発生する設備。基準として 原則投資回収年数が3年以上であるもの。) ・平成23年4月1日以降に導入にかかる契約を締結した設備 ※詳細は、ESCO推進協議会までご照会ください。 ※詳細は、低炭素投資促進機構までご照会ください。 一般社団法人ESCO推進協議会 エコリース促進事業部 電話:03-5212-1606 URL:http://www.jaesco.or.jp/ecolease-promotion/ 一般社団法人低炭素投資促進機構 保険業務推進部 電話:03-6280-5862 URL:http://www.teitanso.or.jp/ 〈その他〉 ・本助成金は他の国庫補助金との併用が可能。 ・本助成金の申請手続きは、ソフト支援実施機関が無料で支援します(排出削減 量が年平均50t-CO2未満は対象外)。 ・助成申請期限は、平成24年12月28日で、その間随時受付。 ・助成対象期間は、設備稼働開始日から平成25年3月31日までの期間です。 ・助成金の交付は、原則として平成24年3月および平成25年3月の実績確認 後に所定の手続きを経て行われます。 ※詳細は、低炭素投資促進機構までご照会ください。 一般社団法人低炭素投資促進機構 グリーン投資業務部 電話:03-6280-5798 URL:http://teitanso.force.com/green/toppage ~低炭素設備の導入における各制度の対象機器一覧表~ エコリース 促進事業 リース信用保険 国内クレジット制 度 活性化事業 種別 太陽光発電設備 ○ ○ ○ 建設機械 風力発電装置 ○ ○ ○ 水力発電設備 ○ ○ ○(小規模) 地熱発電設備 - ○ - 太陽熱利用装置 ○ ○ 雪氷熱利用装置 - 地中熱利用設備 エコリース 促進事業 リース信用保険 国内クレジット制度 活性化事業 低燃費型建設機械 ○ ○ ○(電動式) 高効率保冷装置搭載貨物自動車 - ○ ○ 電気自動車 - - ○ 高効率業務用厨房機器 ○ ○ - ○ 高効率吸収式冷凍機 △ ○ ○ ○ ○ 高効率吸収式冷温水器 △ ○ ○ ○ ○ ○(温泉熱) 廃熱投入型吸収式冷凍機 △ ○ ○ バイオマス利用装置 - ○ ○ 廃熱投入型吸収式冷温水器 △ ○ ○ 高効率蒸気ボイラー ○ ○ ○ 高効率ターボ冷凍機 △ ○ ○ 高効率温水ボイラー ○ ○ ○ 高効率ヒートポンプ熱源機 △ ○ ○ 熱電併給型動力発生装置(コジェネ) ○ ○ ○ 高効率ガスエンジンヒートポンプ △ ○ ○ 自家用発電機 - - ○ 高効率業務用エアコンディショナー ○ ○ ○ 燃料電池設備 ○ ○ ○ 高効率家庭用エアコンディショナー - ○ ○ 高効率電動機 ○ ○ ○(使用用途次第) 蓄熱式空気調和装置 △ ○ ○ 高効率変圧器 ○ ○ ○ 氷蓄熱式空気調和装置 △ ○ ○ ポンプ・ファン類 - - ○ 冷媒用コンデンシングユニット △ ○ ○ インバータ制御装置 - - ○(ポンプ・ファンの間欠制御のみ) 高効率業務用冷凍冷蔵庫 ○ ○ ○ 高効率切削加工機 ○ ○ ○ 高効率ショーケース ○ ○ ○ 高効率研削盤 ○ ○ ○ 高効率ヒートポンプ式給湯機 △ ○ ○ 高効率特殊加工機 ○ ○ ○ 高効率業務用ガス給湯器 ○ ○ ○ 高効率液圧プレス ○ ○ ○ 高効率家庭用ガス調理機器 - ○ - サーボ駆動式機械プレス ○ ○ ○ 高効率家庭用ガス温水機器 - ○ ○ 高効率鍛造機 ○ ○ ○ 高効率家庭用石油温水機器 - ○ ○ 高効率燃焼式工業炉 ○ ○ ○ 高効率家庭用ヒートポンプ式温水機 - ○ ○ 高効率電気式工業炉 ○ ○ ○ 自販機 省エネルギー型自動販売機 - ○ ○ 断熱強化型工業炉 ○ ○ ○ テレビ 高効率テレビジョン受信機 - ○ ○ 原材料予熱型工業炉 ○ ○ ○ 高効率照明器具 ○ ○ ○ 高性能工業炉廃熱回収式燃焼装置 ○ ○ ○ 発光ダイオード照明装置 ○ ○ ○ 高効率生型造型機 ○ ○ ○ 照明専用白色発光ダイオード - ○ ○ 高効率砂処理機械 ○ ○ - 高効率中子除去装置 ○ ○ - ■表中の記号の意味 省エネルギー型ダイカストマシン ○ ○ ○ 高効率溶解設備 ○ ○ ○ ○ 制度の対象機器 △ 基準検討中の機器 - 対象外の機器 射出成型機 - - ○ 種別 新エネルギー 利用設備 熱源設備 エネルギー変換設備 産業用機械 (工作機械) 産業用機械 (鍛圧機械) 産業用機械 (工業炉) 産業用機械 (鋳造機械・ 射出成型機) 一般社団法人 ESCO推進協議会/環境省 一般社団法人低炭素投資促進機構/経済産業省 対象機器 運輸 厨房設備 空調用設備 業務用 冷蔵冷凍設備 業務用熱源設備 家庭用熱源設備 照明 対象機器 ~(事例)政策支援パッケージを利用した際の導入コストの比較~ 3つの施策は、ケースにより同時に利用することが可能です。ここでは、事例をもとに実際の導入にかかるコストベネフィットを紹介します。 ①リースにより低炭素設備を導入した際の補助金制度である「エコリース促進事業」(所管:環境省) ②リース事業者の信用保険制度である「リース信用保険」(所管:経済産業省) ③導入後の排出権取引に係る補助金制度である「国内クレジット制度活性化事業」(所管:経済産業省) 工場におけるボイラーの更新投資のケース ○導入機器:高効率ボイラー2台 (国内クレジット制度の排出削減方法論を適用できる設備) ○設備稼働日:平成23年10月1日 ○購入価格:1,000万円 ○リース利用時の総リース料:1,200万円(リース期間6年) 効率向上 既存のボイラー CO2削減 CO2排出量 1,250t-CO2/年 重油等 CO2排出削減量 500t-CO2/年 ケース1 利用可能な制度は、 ○国内クレジット制度活性化事業 国内クレジット制度活性化事業 の助成金支給額 工場 クレジット取引 排出削減事業者 約113万円(年度毎の実績に応じて受取) ☑CO2排出削減量750トン×1,500円/トン =1,125千円 ケース2 利用可能な制度は、 ○エコリース促進事業 ○国内クレジット制度活性化事業 都市ガス等 低炭素投資促進機構 (排出削減事業 共同実施者) ○国内クレジットの削減量は設備稼働日からH25/3/31までが対象 ○本ケースでは18ヶ月間が対象となるので、国内クレジット取引との引替が可能なCO2排 出削減量は、750t-CO2となります。 エコリース促進事業の 補助金支給額 36万円(リース料支払い時に還元) ☑リース料総額1,200万円×3%=36万円 国内クレジット制度活性化事業 の助成金支給額 約113万円(年度毎の実績に応じて受取) ☑CO2排出削減量750トン×1,500円/トン =1,125千円 ケース3 利用可能な制度は、 ○エコリース促進事業 ○国内クレジット制度活性化事業 ○利用可能な補助金のケース 設備導入をする際の 契約形態は? 設備導入コストへの施策効果のイメージ 高効率ボイラー CO2排出量 1,750t-CO2/年 一般社団法人 ESCO推進協議会/環境省 一般社団法人低炭素投資促進機構/経済産業省 ○リース信用保険 購入 エコリース促進事業の 補助金支給額 大企業 リース 設備導入者は? 国内クレジット制度活性化事業 の助成金支給額 中小企業(資本金3億円以下) 個人事業主 ☑リース料総額1,200万円×3%=36万円 約113万円(年度毎の実績に応じて受取) ☑CO2排出削減量750トン×1,500円/トン =1,125千円 中堅企業(資本金10億円未満) 医療法人(従業員300人以下) リース信用保険の信用保険料 (注1)ここでは、導入する設備が国内クレジット制度の排出削減 方法論を適用できる設備であることを前提としています。 (注2)国内クレジット制度活性化事業については、利用対象者が 自主行動計画に参加していない者となります。 36万円(リース料支払い時に還元) 約7万円(リース会社が一括前払い) ☑保険金額600万円(リース料総額の1/2)× 0.190%×6年=68,400円 (注)リース信用保険の保険料はリース会社が低炭素投資促進機構に支払います。 設備導入者が助成金を受けるものではありません。 資料2 低炭素設備導入における 政策支援パッケージの概要 一般社団法人 ESCO推進協議会/環境省 一般社団法人 低炭素投資促進機構/経済産業省 本日説明を行う施策について 以下の3施策について説明を行います。 家庭・事業者向けエコリース促進事業 1. (エコリース促進事業) 環境省 リース信用保険制度 2. (リース信用保険) 経済産業省 国内排出削減量認証制度活性化事業 3. (国内クレジット制度活性化事業) 経済産業省 2 3施策の概要① 事業名 エコリース促進事業 リース信用保険 環境省 経済産業省 所管省庁 目的 事業概要 利用可能な 契約形態 より高効率な低炭素 国内クレジット制度 活性化事業 経済産業省 より多くの中小企業が 中小企業等による 低炭素機器の導入を CO2排出削減、設備 可能とする裾野拡大 投資の導入促進 リース使用者の倒産 設備導入後、認証さ リース料総額の3%を 時等へのリース業者 れた国内クレジット1ト 補助 への保険制度(補填 ンあたり1,500円を助 率50%) 成 機器の導入促進 リースのみ リースのみ 購入(割賦を含む)、 リースのいずれも可 3 3施策の概要② 事業名 エコリース促進事業 リース信用保険 国内クレジット制度 活性化事業 ・資本金3億円以下の 会社法上の会社 ・個人事業主 ・自主行動計画に参加 していない者 ※事業規模の基準は ない 利用対象者 ・資本金10億円未満の 会社法上の会社 ・医療法人 ・個人事業主 ・家庭(個人) 対象設備・ 機器 ・リース信用保険制度の ・国内クレジット制度の ・低炭素投資促進法 対象機器の部分集合 排出削減方法論を の告示に規定されて 適用できる設備 ・市場普及率が低い高 いる低炭素機器のう 効率な機種に限定 ・23年4月1日以降に導 ちリースになじまな ・24年3月15日迄に借受 入に係る契約を締結 い機器を除いたもの 証発行が可能な機器 した設備 ・1リース契約額毎の上 限2億円、下限3百万円 利用可能金額 (事業者) ・リース先毎の上限なし 申込期限 平成24年3月2日 (平成23年度予算分) ・1リース契約額毎の 下限3百万円 ・リース先毎の上限50 百万円 - ・導入設備金額の上 下限度額はなし ・原則年平均50トン以 上のCO2排出削減量 が必要 平成24年12月28日 4 3施策の関係(利用可能な契約形態) 購入取引 (自己資金、借入、割賦等) リース取引 エコリース促進事業 「国内クレジット制度活性化事業」 は購入、リースいずれの契約形態 でも利用可能 リース信用保険 国内クレジット制度活性化事業 5 3施策の関係(利用対象者) 大企業 中堅企業 (資本金10億円未満) 中小企業 (資本金3億円以下) 個人事業主 家庭(個人) 備考 エ コ リ ー ス 促 進 事 業 ・会社法上の会社 ・医療法人は従業 員300人以下に 限り利用可能 信 リ 用 ー 保 ス 険 ・会社法上の会社 に限定 国 内 ク レ ジ ッ ト 制 度 活 性 化 事 業 ・自主行動計画に 参加していない 者 6 3施策の関係(利用限度額) 導入価格(購入価格又はリース料総額) 2億円超 50百万円超 2億円以下 3百万円以上 50百万円以下 3百万円未満 備考 エ コ 事 リ ー 業ス 促 進 信 リ 用 ー 保 ス 険 国 内 ク レ ジ ッ ト 制 度 活 性 化 事 業 ・1リース先の上限額 ・ただし、1リース先 ・原則年平均50トン はなし の上限額は50百 以上のCO2排出 ・家庭(個人)は65万 万円 削減量が必要 7 円以上で利用可能 3施策の利用可能ケース一覧 契約形態 利用対象 者 対象機器 エコリース促進事業 リース信用保険 国内クレジット制度 活性化事業 購入 × × ○ リース ○ ○ ○ 大企業 × × △ 中堅企業 ○ × ○ 中小企業・ 個人事業主 ○ ○ ○ 家庭(個人) ○ × △ HP内で検索可能(別紙ご参照) ・国内クレジット制度 の排出削減方法論 を適用できる設備 ・1リース契約額毎で3 ・導入設備金額の上 ・1リース契約額毎 百万円以上2億円以 下限度額はなし で3百万円以上 対象機器の利用限度額 下 ・原則年平均50トン ※1リース先の上 ※家庭(個人)は65万 以上のCO2排出削 限額50百万円 円以上 減量が必要 8 資料3-1 平成23年度家庭・事業者向け エコ・リース促進事業の概要 環境省総合環境政策局環境経済課 一般社団法人 ESCO推進協議会 本事業の仕組み ●補助金額は補助金の対象となる低炭素機器部分のリース料総額の3%。 ●予算額は20億円(平成23年度予算事業)→リース市場規模650億円に相当。 リ ー ス 先 ( 家 庭 ・ 事 業 者 ) リース契約 (補助金の受取方法 についての特約付与) 特約に沿って リース料を低減 指 定 リ ー ス 事 業 者 補助金申込書提出 /受理通知書発行 補助金交付申請 /審査・交付決定 補助金の実績報告 /補助金額の確定 E S C O 推 進 協 議 会 補助金の交付申請 /交付 国 ( 環 境 省 ) ●補助金申請は環境省から指定を受けた指定リース事業者が行います(10月20日現在 94社)。 そのため、リース先では補助金申請の手続きは必要ありません。 ●補助金は指定リース事業者に交付されますが、リース契約時に補助金全額をリース料低減に充 当するという内容の特約等を交わすことが条件とされています。 ●本制度では導入機器によるCO2削減量等のモニタリング報告は必要ありません。 ※ リース料総額10百万円のリース契約であれば、指定リース事業者はリース先から970万円、 国からの補助金30万円を受け取るとした内容の特約が必要となります。 なお、再リース料は含まれません。当初リース期間の支払リース料のみが補助対象となります。 2 諸注意事項 【リース契約に係る事項】 ○本事業は税法上の所有権移転外リースに限定しています。(譲渡、購入選択権付の リースは対象外となります。) ○日本国内に機器を設置するリース契約に限定しています。 ○中古品のリースは対象外となります。 ○他の国による機器購入に係る補助金を受けたリース契約は対象外となります。 ※リース信用保険との併用は可能です。 ○補助対象機器と補助対象外機器の両方を含む契約についても、補助対象機器のリー ス料に限り補助対象となります。 ○設置機器本体のみではなく、据付費用等も補助対象となるリース料に含めることがで きます。 【対象機器に係る事項】 ○環境省の定めた対象機器の基準は、本事業の専用ホームページ (http://www.jaesco.or.jp/ecolease-promotion/)で確認ができます。 ○対象機器は低炭素投資促進機構のホームページ(http://www.teitanso.or.jp/)の 「対象製品の検索」で確認できます。 ○低炭素投資促進機構でリース信用保険の対象として認定されたエネルギー環境適合 製品(低炭素設備)のうち、本事業の基準を満たしている機器が対象となります。 3 また、対象機器への登録は、リース信用保険と同時に行うことができます。 諸注意事項 【スケジュールに係る事項】 ○①リース契約前の補助金申込書類の提出、②リース契約後の補助金交付申請書類の 提出、③借受証発行後の補助金実績報告書類の提出、に係る各受付期限は以下の 通りとなります。 受付期限 補助金申込書類の受付期限 平成24年3月2日 補助金交付申請書類の受付期限 平成24年3月9日 補助金実績報告書類の受付期限 平成24年3月21日 ○補助金の申込みは補助金申込書の到着時間(ESCO推進協議会の受付時間)をもっ て先着順となります。 ○本事業は平成23年度予算事業から、対象機器は平成24年3月15日までに借受証 が発行される必要があります。 4 参加された皆様へのお願い ○補助金交付申請時の審査を円滑に行うために、リー ス会社に提出する見積書には必ず製品の型番の記載 をお願いします。 ○製品の基準適合についてリース会社等からの問い 合わせがあった際には、ご協力をお願いします。 ○本事業の販売促進用のチラシは本事業の専用ホー ムページでダウンロードが可能となっています。是非、 他の事業を含め販売ツールとして積極的なご活用をお 願いします。 5 専用ホームページについて 【トップページ】 【各種申請書類の画面】 対象機器の基準及び 対象機器検索サイトのページ 指定リース事業者一覧を掲載 パンフレット・チラシの ダウンロードが可能 パンフレット・チラシのダウンロードが可能 6 資料3-2 「平成23年度家庭・事業者向けエコ・リース促進事業」に係る 東北三県における補助率の引き上げについて 環境省総合環境政策局環境経済課 一般社団法人 ESCO推進協議会 ○岩手県、宮城県又は福島県(以下「東北三県」という。)におけ るリース契約を対象とした補助率の一部引き上げについて 環境省では、「平成23年度家庭・事業者向けエコリース促進 事業」について、東日本大震災の被災地域の復旧・復興や電力 需給逼迫解消のための対策を講じるに当たり、地球温暖化対策 の観点も踏まえ、東北地域においてより低炭素な設備投資や再 生可能エネルギーの導入促進を図ることが必要であることから、 東北三県における低炭素機器に係るリース契約に限定して、補 助率を現行の3%から10%に引き上げることとしました。 2 リース契約の要件 以下の契約のいずれかに該当する場合においては、補助率が総リース料の 10%となります。 ・「東北三県」のいずれかに本店所在地を有する法人又は住民票に記載され た住所を有する個人(個人事業主を含む)をリース先として締結されるリース 契約 ・「東北三県」のいずれかに低炭素機器を設置するためのリース契約 つまり、次のようなケースで利用が可能です。 ○A社様のケース: 本店所在地は仙台にあるが、今回山形にある第2工場に対象となる低炭素 機器をリースで導入したいのだが・・・ ⇒ご利用になれます。 ○B社様のケース: 本店所在地は横浜にあるが、今回岩手にある営業所兼工場に対象となる 低炭素機器をリースで導入したいのだが・・・ ⇒ご利用になれます。 ※ここでいう本店所在地は商業登記簿謄本に登記されている本店所在地と なります。支店登記があるということでは要件は満たしません。 その他リース契約の要件、対象リース先及び対象機器の要件は、従来と同じです。 3 受付開始日及び注意点 今回対象となるリース契約の要件を満たす補助金申し 込みは平成23年11月1日(火)から一般社団法人 ESCO推進協議会にて受付を開始しています。 (注意点) 既にリース契約済みの対象機器について、遡って今回 の補助率の引き上げを受けることはできません。 4 指定リース会社の皆様へのお願い ○今回の要件を満たす補助金をご利用する際には、必ず「東北三県限定申 請書式」にてお手続きを行ってください(ただし、実績報告書は専用書式がな いため従来様式をご利用ください)。 ○既に補助金申込書を提出済の案件(リース契約前であることが前提となり ます)で今回の要件を満たす補助金の利用を希望する際は、提出済みの申込 書を取り下げた後、改めて東北三県限定専用の補助金申込書を提出する必 要があります。 ○補助金申込書提出から補助金交付までの一連の事務手続きの手順につ いても従来の補助率3%の際と同じになります。 ただし、本店所在地又は住民票に記載された住所が東北三県にあるリース 先が、東北三県以外に低炭素機器を設置するリース契約の場合は、リース 先の商業登記簿謄本・住民票又は印鑑証明書の写しを必ず提出してくださ い。 5 「節電への御協力をよろしくお願いいたします」 (お知らせ) 「平成 23 年度家庭・事業者向けエコリース促進事業費補助金」に係る 東北三県における補助率の引き上げについて 平成 23 年 10 月 31 日(月) 環境省 総合環境政策局 環境経済課 直 代 課 補 担 通:03-5521-8240 表:03-3581-3351 長:正田 寛 (内線 6260) 佐:内藤 冬美(内線 6050) 当:高松 昌樹(内線 6252) 「平成23年度家庭・事業者向けエコリース促進事業費補助金」について、東日本大震災の被災地域の復 旧・復興や電力需給逼迫解消のための対策を講じるに当たり、地球温暖化対策の観点も踏まえ、東北地域に おいてより低炭素な設備投資や再生可能エネルギーの導入促進を図ることが必要であることから、岩手県、 ○採択事業者一覧(五十音順) 宮城県又は福島県(以下「東北三県」という。)における低炭素機器に係るリース契約に限定して、補助率を現 行の3%から10%に引き上げることとしました。 1.要件 下記の契約のいずれかに該当する場合においては、補助率が総リース料の 10%となります。 ①岩手県、宮城県又は福島県(以下「東北三県」という。)のいずれかに本店所在地を有する法人又は住民 票に記載された住所を有する個人(個人事業主を含む)をリース先として締結されるリース契約 ②東北三県のいずれかに低炭素機器を設置するためのリース契約 2.受付開始日 1.の要件を満たす補助金申し込みは平成23年11月1日(火)から一般社団法人 ESCO 推進協議会にて受 付を開始します。 ※既にリース契約済みの対象機器について、遡って今回の補助率の引き上げを受けることはできません。 3.その他 事業の詳細につきましては、下記ホームページをご参照ください。 『家庭・事業者向けエコリース促進事業補助金制度のご案内』 http://www.jaesco.or.jp/ecolease-promotion/ 資料4 リース会社向けに、リース先の信用力を補完する制度をご提供しています。 概 要 ○低炭素設備のリース契約において、リース業者が、リース使用者の倒産等によりリース料の支払を受け ることができなくなった場合に被る損害の50%に対して、保険約款等に従い保険金をお支払いする信 用保険制度です。 ○以下対象となるリース契約に対して包括的に保険をお引き受けします。 リース料支払 リース業者 低炭素設備のリース契約 リース使用者 低炭素設備リース 信用保険契約 ボイラー ヒートポンプ 風力発電装置 業務用冷蔵庫 低炭素投資促進機構 対象となるリース使用者 ○資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社法上の会社 ○個人事業主 対象となる低炭素設備 ○当機構が信用保険の対象として指定した低炭素設備 ○具体的には、当機構のホームページ(http://www.teitanso.or.jp/)上に掲載 対象となる主なリース契約 ○使用開始日以後又は使用開始日から一定期間を経過した後当事者の一方又は双方がいつでも解約の 申入れをできる旨の定めがない契約 ○リース期間満了後、当該低炭素設備の所有権が相手方に移転する旨の定めがない契約 ○日本国内において低炭素設備を設置する契約 ○中古品でない低炭素設備をリースする契約 ○省エネルギー補助金による補助を受けていない低炭素設備を使用させる契約 ○取得価額、利子、固定資産税等、損害保険料及び手数料の額の合計額となる契約 ○対価を均等に1年間に4回以上に分割して受領する契約 ○リース期間が3年以上の契約 ○使用開始日の翌日から最終の支払期日までの期間が10年以下の契約 ○低炭素設備に関する対価の合計額が300万円以上の契約 ○被保険者における残高が5,000万円以下の使用者に対する契約 ○被保険者が信用状態を確認した者を使用者とする契約 ○官公庁、被保険者等の親会社・関連会社、外国会社が使用者でない契約 ○日本円建ての契約 詳しい内容については以下へ問い合わせください。 【お問い合わせ先】 一般社団法人低炭素投資促進機構 〒104-0033 東京都中央区新川1-5-18 TEL:03-6280-5862 FAX:03-6280-5864 URL:http://www.teitanso.or.jp/ <<製品登録に関する説明とお願い事項>> ■低炭素設備リース信用保険の対象となる「エネルギー環境適合製品」(低炭 素設備)とは ○「エネルギー環境適合製品」とは、「エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関す る法律」第2条第3項に掲げられたものをいいます。詳しくは機構HP(http://www.teitanso.or.jp/) のFAQ Q01をご参照ください。 ○低炭素設備リース信用保険の対象となる製品は、「エネルギー環境適合製品」のうち低炭素投資促進機 構が指定したもの(製品登録をしたもの)となります。 ■製品登録における低炭素設備リース信用保険とエコリース促進事業の関係 〇低炭素投資促進機構では、低炭素設備リース信用保険の対象となる製品を登録しています。 〇登録された製品は機構HPの対象製品の検索で確認できます。 〇エコリース促進事業の対象基準は低炭素設備リース信用保険より厳しくなっています。低炭素投資促進 機構にて製品登録した後にESCO推進協議会へデータ提供し、ESCO推進協議会で認定していますの で、製品登録からエコリース情報の反映までタイムラグがあります。 ※エコリース促進事業の対象基準はESCO推進協議会のHP(http://www.jaesco.or.jp/)の「家庭用・事 業者向けエコリース促進事業補助金制度のご案内」の『対象機器』をご参照ください。 ■低炭素設備リース信用保険及びエコリース促進事業の対象製品の登録方法に ついて ○以下ご参照ください。 ・まず「エネルギー環境適合製品」であることをご確認ください。 告示に掲げられている設備であり 告示に掲げられている性能を発揮していることをご確認ください。 「告示」に関しましては低炭素投資促進機構(GIO)のHP の FAQ のQ1をご参照ください。 ・製品の新規登録や修正登録は、原則工業会経由でGIOに申請を行います。 ・工業会では、各メーカーの型番登録窓口の方より登録情報をいただいております。 (メーカーの型番登録窓口からの情報に基づき、申請シートの取りまとめ、提出) 所定の申請シート ・リース信用保険対象製品の登録情報 ・エコリース促進事業の登録情報 追加情報の提供依頼 ・エコリース促進事業 の登録情報 (データベースへの登録) ・エコリース促進事業 の認定結果 (エコリース促進事業 情報の認定確認) エコリース登録情報の反映は2~3週間要します。 ■その他 〇見積書には必ず製品の型番を記載願います。 2 ■対象製品検索方法 メニューより、「対象製品の検索」を選択します。 リンクを押下し、起動します。 3 検索条件は、検索の用途に応じて、 1.「メーカーから絞り込む」 2.「型式番号から絞り込む」 3.「設備分類から絞り込む」 4.「機構指定番号から絞り込む」 から選択可能です。 検索方法を変更する場合は、該当のタブを押下します。 「型式番号から絞り込む」の型式番号「4000」で検索 データの詳細が表示されます。 「○」はエコリースの対象製品となります。 「△」は仕様によりエコリースの対象か否か が異なります。 4 資料5 国内排出削減量認証制度活性化事業の概要 平成23年9月 一般社団法人低炭素投資促進機構 1.国内クレジット制度について 国内クレジット制度について ○国内クレジット制度は、大企業等による技術・資金等の提供を通じて、中小企業等の低炭素投資を促し、国内クレジット を取得した大企業等が自主行動計画等の目標達成等のために活用できる制度(京都議定書の目標達成期間である20 08年度から2012年度までの制度) 。 ○本制度は順調に拡大し、2012年度末までに見込まれる総削減量は約134万t-CO2。そのうちの多くは、制度の本目的 である、「自主行動計画等の目標達成」だけでなく、企業の「オフセット・CSR」ニーズとしても活用されている。 <制度の実績推移> <制度の基本スキーム> (万t-CO2) 中小企業等 (自主行動計画非参加企業) 資金 ・ 技術 120 クレジット認証 国内クレジット (自主行動計画等に利用) 20 48.2 49.3 49.3 52.0 38.4 7.4 6.2 2.1 4.3 2.6 94.6 133.5 128.5 120.7 114.4 102.5 104.9 100.0 97.6100.5 67.3 69.1 86.0 87.4 73.4 75.6 78.5 46.8 36.9 12.1 15.2 17.3 21.9 8.0 8.8 10.0 3.6 5.3 5.7 6.6 0.1 0.2 0.2 0.2 0.2 1.0 15.1 19.5 H2 ② 0/1 H 2 1/ ③ 1/1 7 H 2 /2 ④ 1/4 1 H 2 /1 ⑤ 1/5 5 H 2 /2 ⑥ 1/6 9 H 2 /1 ⑦ 1/7 9 H 2 /1 ⑧ 1/8 6 H 2 /1 ⑨ 1/1 8 H 2 1/ ⑩ 2/1 2 H 2 /1 ⑪ 2/2 8 H 2 /1 ⑫ 2/3 9 H 2 /2 ⑬ 2/5 6 H 2 /2 2 0 ⑭ /6/ H2 30 ⑮ 2/ H 8 ⑯ 22/ /2 H2 10 2 / ⑰ /12 1 H2 /1 ⑱ 3/1 0 H 2 /2 ⑲ 3/3 7 H 2 /2 3/ 3 5/ 30 0 90.9 66.9 60 太陽光発電設備 導入56件, 49,940 t-CO2 83.4 80 40 その他60件, 53,902 t-CO2 照明設備更新 163件, 45,382 t-CO2 <本制度に参加する中小企業等のメリット> ヒートポンプ導入 97件, 80,971 t-CO2 工業炉更新27件, 93,181 t-CO2 事業承認 100 大企業等 (自主行動計画参加企業等) インバーター制御等 導入84件, 32,114 t-CO2 順調に増加 計画受付 ① 共 同 で 行 う 取 組 140 ボイラー更新290件, 476,791 t-CO2 合計1,334,710 t-CO2 空調設備更新 222件, 150,388 t-CO2 バイオマスボイラー 導入120件, 352,041 t-CO2 ① 温室効果ガス排出削減、省エネルギー対策 の実施 ② ランニングコストの低減効果(省エネメリット に加え、国内クレジット売却益) 国内クレジット制度の対象となる排出削減事業の要件 【排出削減事業】 設備更新又は設備導入等により温室効果ガス※排出量の削減を行う事業をいう。 ※CO2、メタン、一酸化二窒素、代替フロン等3ガス(HFC、PFC、SF6)の6ガスを対象。 【承認要件】 ① 日本国内で実施されること。 ② 追加性※を有すること。 ※国内クレジットの認証がない場合に、当該排出削減事業が実施されないことに基づく性状をいう。排出 削減設備の「投資回収年数」が、概ね3年以上か否かが一つの判断目安。ただし、排出削減事業の種類 によっては、ランニングコスト等その他の判断基準を設けている場合がある。 ③ 自主行動計画※に参加していない者により行われること。 ④ 承認排出削減方法論※に基づいて実施されること。 ※温室効果ガスを削減する技術や方法ごとに排出削減量算定式やモニタリング方法等を規定したもの。 ⑤ 審査機関又は審査員による審査を受けていること。 ※審査に要する費用は政府による支援策を用意。 ⑥ その他国内クレジット認証委員会の定める事項に合致していること。 4 (参考)承認排出削減方法論一覧 ① 第19回認証委員会(平成23年5月30日)現在において以下の49件の承認排出削減方法論がある。 番号 001 名 称 ボイラーの更新 001-A ボイラーの新設 002 ヒートポンプの導入による熱源機器の更新 概 要 既存のボイラーを高効率のボイラーに更新することにより、CO2排出量を削減(熱媒油ボイラーについても対象を拡 大) 標準的なボイラーよりも高効率のボイラーを新設することにより、CO2排出量を削減(熱媒油ボイラーについても対 象を拡大) 既存の熱源機器よりも高効率のヒートポンプを導入し、CO2排出量を削減(※) 002-A ヒートポンプの導入による熱源機器の更新(熱回収型ヒートポンプ) 熱回収型のヒートポンプを導入し、既存の熱源機器の消費燃料を削減することでCO2排出量を削減(※) 002-B ヒートポンプの導入による熱源設備の新設 標準的な熱源設備よりも高効率のヒートポンプを新設することで、CO2排出量を削減(※) 002-C ヒートポンプの導入による熱源設備の新設(熱回収型ヒートポンプ) 標準的な熱源設備よりも高効率の熱回収型ヒートポンプを新設することで、CO2排出量を削減 003 工業炉の更新 既存の工業炉よりも高効率の工業炉に更新し、CO2排出量を削減 004 空調設備の更新 既存の空調設備よりも高効率の空調設備に更新し、CO2排出量を削減(※) 004-A フリークーリングの導入 冷水を利用する既存空調設備において、冷却塔での自然冷却により冷水を製造するシステム(フリークーリング)を 追加し、冷凍機の使用エネルギーを削減することでCO2排出量を削減(※) 004-B バイオマスを燃料とするストーブの新設 バイオマスを燃料とするストーブを新設することにより、標準的な暖房機器を導入した場合よりもCO2排出量を削減 004-C 空調設備の新設 標準的な空調設備よりも高効率の空調設備を新設することでCO2排出量を削減(※) 004-D バイオマスを燃料とするストーブへの更新 既存の暖房機器をバイオマスを燃料とするストーブへ更新することにより、CO2排出量を削減 005 間欠運転制御、インバータ制御又は台数制御によるポンプ・ファン類可 変能力制御機器の導入 既存のポンプ・ファン類の設備に、間欠運転制御、インバータ制御、又は台数制御の装置を付加することで、CO2排 出量を削減 006 照明設備の更新 既存の照明設備よりも高効率の照明設備に更新し、CO2排出量を削減 006-A 照明設備の新設 007 コージェネレーションの導入 007-A コージェネレーションの新設 008 太陽光発電設備の導入 (※)低温室効果冷媒へ代替することによるGHG排出削減についても対象を拡大 新築または増築の際に、標準的な照明設備(点灯・消灯装置を含む)よりも消費電力の尐ない高効率照明設備を導 入することでCO2排出量を削減 コージェネレーションを導入し、CO2排出量を削減 標準的な熱源装置に代えてコージェネレーションを新設することでCO2排出量を削減 太陽光発電システムを導入し、太陽光発電による電力を利用することによりCO2排出量を削減 5 (参考)承認排出削減方法論一覧 ② 名称 概要 009 温泉熱及び温泉排熱のエネルギー利用 温泉熱又は温泉排熱を利用して温水又は温風を製造し、既存の熱源設備の消費燃料を削減することでCO2排出量 を削減 010 高効率変圧器への更新 既存の変圧器を高効率変圧器に更新し、変圧器による電力ロスを削減することでCO2排出量を削減 011 コンセント負荷制御機器の導入 コンセント負荷制御機器(タイマー制御器、ON-OFF制御器など)を導入し、待機電力をカットすることでCO2排出量 を削減 012 溶融炉におけるコークスからバイオコークスへの切り替え 溶融炉において還元剤として利用されているコークスをバイオコークスに切り替えることによりCO2排出量を削減 013 外部の高効率熱源設備を有する事業者からの熱供給への切り替え 自前の熱源設備を停止し、外部の高効率熱源設備を有する事業者からの熱供給に切り替えることによりCO2排出 量を削減 014 余剰蒸気活用による小型蒸気発電機の導入 余剰蒸気を活用する小型蒸気発電機を導入することにより、系統電力使用量を削減することでCO2排出量を削減。 015 系統電力受電設備等の増設による自家用発電機(発電専用機によるも 系統電力を受電するための電力関連設備を増設し、事業実施前において自家用発電機(発電専用機)により発電し の)の代替 ていた電力を、系統電力で代替することによりCO2排出量を削減 016 太陽熱を利用した熱源設備の導入 016-A 太陽熱を利用した熱源設備の新設 017 小規模水力発電設備の導入 018 回収した未利用の排熱を供給する蓄熱システムの導入 018-A 回収した未利用の排熱への熱源の切り換え 太陽熱を利用した熱源設備を導入し、製造した温熱を給湯・暖房等に利用することによりCO2排出量を削減 太陽熱を利用した熱源設備を新設することにより、標準的な熱源機器を導入した場合よりもCO2排出量を削減 小規模水力発電設備を導入し、小規模水力発電による発電電力を利用することによりCO2排出量を削減 回収した未利用の排熱を供給する蓄熱システムを導入することにより、既存の熱源設備の消費エネルギーを削減 することでCO2排出量を削減 既存の熱源設備から発生させていた熱を回収した未利用の排熱へ切り換えることにより、CO2排出量を削減(外部 の事業者から供給される排熱の利用に加え、事業者自ら回収した排熱の利用についても対象を拡大) 019 雪氷融解水のエネルギー利用 雪氷融解水を利用して冷熱を製造し、既存の冷熱源設備の消費エネルギーを削減することでCO2排出量を削減 020 電気自動車への更新 ガソリン自動車等既存の自動車から電気自動車に更新し、燃料使用量の削減や燃料転換により、CO2排出量を削 減 020-A 電気自動車の新規導入 021 自動販売機の更新 022 冷蔵・冷凍設備の更新 022-A 冷蔵・冷凍設備の新設 (※)低温室効果冷媒へ代替することによるGHG排出削減についても対象を拡大 標準的な自動車よりも低排出の電気自動車を新規に導入することで、CO2排出量を削減 既存の自動販売機を高効率の自動販売機に更新することにより、電力使用量を削減することでCO2排出量を削減 既存の冷蔵・冷凍設備を高効率の冷蔵・冷凍設備に更新することにより、電力使用量を削減することでCO2排出量 を削減(※) 高効率の冷蔵・冷凍設備を新設することにより、標準的な冷蔵・冷凍設備を新設した場合よりもCO2排出量を削減 (※) 6 (参考)承認排出削減方法論一覧 ③ 番号 名称 概要 風力発電設備を導入し、風力発電による発電電力を利用することにより、系統電力を利用し続けた場合よりもCO2排 出量を削減 既存の化石燃料で駆動する船舶を、蓄電池で駆動する船舶へ更新し、燃料消費量の削減や燃料転換により、CO2 排出量を削減 023 風力発電設備の導入 024 蓄電池で駆動する船舶への更新 025 ポンプ・ファン類の更新 既存のポンプ・ファン類を高効率のポンプ・ファン類へ更新することにより、CO2排出量を削減 026 電動式建設機械・産業車両への更新 エンジン式の建設機械・産業車両から電動式の建設機械・産業車両に更新し、燃料使用量の削減や燃料転換によ り、CO2排出量を削減 027 工作機械の更新 既存の工作機械を高効率の工作機械へ更新することにより、CO2排出量を削減 028 化石燃料からバイオディーゼル燃料への切り換え 軽油に代替して精製したバイオディーゼル燃料を使用することにより、CO2排出量を削減(他者から調達したバイオ ディーゼル燃料の使用についても対象を拡大) 029 プレス機械の更新 既存のプレス機械を高効率のプレス機械へ更新することにより、CO2排出量を削減 030 自家用発電機の更新 既存の自家用発電機を高効率の自家用発電機へ更新することにより、CO2排出量を削減 030-A バイオマスを燃料とする発電機の新設 バイオマスを燃料とする発電機を新設することにより、系統電力を使用又は化石燃料を使用する標準的な自家用発 電機を導入した場合よりもCO2排出量を削減 031 テレビジョン受信機の更新 既存のテレビジョン受信機を高効率のテレビジョン受信機へ更新することにより、CO2排出量を削減 032 射出成形機の更新 既存の射出成形機を高効率の射出成形機へ更新することにより、CO2排出量を削減 033 豚への低タンパク配合飼料の給餌 034 家畜排せつ物の管理方法の変更 豚の飼養において、慣用飼料に代えて、低タンパク配合飼料を給餌することにより、排せつ物中の窒素量を低減し、 排せつ物管理からの一酸化二窒素(N2O)排出量を削減 家畜の飼養における排せつ物の管理方法を変更することにより、温室効果ガス(メタン(CH4)+一酸化二窒素 (N2O)排出量を削減 ※承認排出削減方法論の詳細については制度HPを参照 → http://jcdm.jp/process/methodology.html 7 (参考)国内クレジットの認証プロセス及びソフト支援事業内容 中小企業等(排出事業者) 国内クレジット認証委員会 審査機関・審査員 審査機関・審査員の登録 承認方法論に基づき 「事業計画」の作成 方法論の承認 「事業計画」の審査 事業の承認 一定期間の事業の実施 排出削減量のモニタリング 「実績報告書」の作成 「実績報告書」の確認 事業の継続 排出削減量 (国内クレジット)の認証 【ソフト支援事業における支援内容】 ①排出削減事業計画(以下「計画」)の無料作成支援 ②マッチングスキーム構築等支援 ③「計画」の審査費用支援 ④ 排出削減実績報告書(以下「実績報告書」)の無料作成支援 ⑤「実績報告書」の確認費用支援 8 (参考) ソフト支援実施機関 ① <全国のソフト支援実施機関> 日本テピア株式会社 東京本社温暖化対策事業センター 住山 TEL:03-5857-4862 大阪本社温暖化対策事業センター 木内 TEL:06-6533-8018 <関連窓口(再委託先)> ○株式会社 FTカーボン 富士 TEL:03-5857-4577 全国中小企業団体中央会 政策推進部 栗原 TEL:03-3523-4902 <関連窓口(再委託先)> テス・エンジニアリング株式会社 東日本営業本部 東京営業チーム 上田 TEL:03-5645-7213 <関連窓口(再委託先)> ○バイオマス・ジャパン株式会社 北濱 TEL:03-6912-8101 ○株式会社オガワエコノス ロハス部 松谷 TEL:0847-45-2998 ○イーエムシー株式会社 企画管理部 滝澤 TEL:03-3234-9888 ○クリタ・ビーエムエス株式会社 東部テクノサービス部 中村 TEL:03-3358-3231 ○石川県中小企業団体中央会 企画情報課 岩倉 TEL:076-267-7711 ○一般社団法人国内クレジット事業支援センター 関 TEL:03-3581-9060 ○株式会社あらたサステナビリティ 石川、春永、堀江 TEL:03-3546-8430 ○一般社団法人地域カーボンネットワーク協会 尾崎 TEL:03-6228-6850 日本商工会議所 産業政策第二部 神山 TEL:03-3283-7657 <関連窓口(再委託先)> ○財団法人 省エネルギーセンター 診断指導部 久米 TEL:03-5543-3016 ○株式会社排出権取引市場 細川、衛藤、村上 TEL:03-3507-5280 ○環境経済株式会社 尾崎 TEL:03-6228-6850 ○株式会社エコノス 環境事業推進部 服部 TEL:03-6228-3377 9 (参考) ソフト支援実施機関 ② <地域のソフト支援実施機関> 北海道経済産業局 環境・リサイクル課 佐々木、渡邊 TEL:011-709-1790 <委託先> ○ 北電総合設計株式会社 エネルギー部 篠原、藤田 TEL:011-261-6545 <関連窓口(再委託先)> ○財団法人北海道環境財団 活動支援課 谷村 TEL:011-218-7881 ○NPO法人北海道グリーンファンド 事業企画チーム 小林 TEL:011-280-1870 東北経済産業局 エネルギー課 菅原、平山、大友 TEL:022-221-4932 <委託先> ○東北緑化環境保全株式会社 環境事業部コンサルグループ 申谷、橋本 TEL:022-263-0918 <関連窓口(再委託先)> ○株式会社日本総合研究所 高村、松島 TEL:03-3288-4187 関東経済産業局 資源エネルギー環境課総合エネルギー広報室 難波、戸川、原田、長島 TEL:048-600-0356 <委託先> ○株式会社リサイクルワン 環境コンサルティング事業部 藤平、梅中、伊原 TEL:03-5774-0600 <関連窓口(再委託先)> ○カーボンバンク株式会社 中村 TEL:047-401-3136 中部経済産業局 エネルギー対策課 加藤、鈴木 TEL:052-951-2775 <委託先> ○三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社名古屋本部 政策研究事業本部研究開発第2部(名古屋) 佐々木、松田 TEL:052-203-5322 <関連窓口(再委託先)> ○株式会社ウェイストボックス 鈴木、石川、小川 TEL:052-265-5902 近畿経済産業局 エネルギー対策課 武田、織田 TEL:06-6966-6043 <委託先> ○ 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 大阪本部 政策研究事業本部 開研究発第2部(大阪) 秋山、沼田 TEL:06-6208-1244 <関連窓口(再委託先)> ○株式会社洸陽電機 山本、山元(やまげん) TEL:078-851-8819 ○エネルギーフロンティア株式会社 川見、森田 EL:06-6940-7681 ○株式会社ハイドロソフト技術研究所 津田 TEL:06-6533-8011 中国経済産業局 エネルギー対策課 徳永、濱口、遠北 TEL:082-224-5741 <委託先> ○中電技術コンサルタント株式会社 臨海・都市部循環システムグループ 平尾、乗越 TEL:082-256-3352 <関連窓口(再委託先)> ○株式会社グリーンテクノロジー 佐伯 TEL:050-2018-0270 四国経済産業局 エネルギー対策課 田中、藤猪 TEL:087-811-8535 <委託先> ○ 株式会社四電技術コンサルタント 電機部 橋本、中川 TEL:087-887-2330 ○四国瓦斯株式会社 営業本部リビング営業部 木村、田中 TEL:089-909-8733 九州経済産業局 環境対策課 森永、岡山、山本 TEL:092-482-5499 <委託先> ○ 環境テクノス株式会社 企画開発部 岩本、鶴田、松田、武下 TEL:093-883-0982 <関連窓口(再委託先)> ○財団法人鹿児島県環境技術協会 清水 TEL:099-262-5369 ○株式会社プロテクノエンジ 庄司 TEL:093-654-5080 沖縄経済産業部 環境資源課 小渡、前花 TEL:098-866-1757 10 2.平成23年度予算事業について CO2排出削減実績に応じた助成による国内クレジット制度活性化事業【予算額:10.0億円】 <事業名 国内排出削減量認証制度活性化事業> 【公募期間】 平成23年7月29日(金)~平成24年12月28日(金) 随時申請受付 ○低炭素型設備を導入した中小企業等に対し、実際に削減されたCO2(国内クレジット)の量に応じて助成金を交付。 ○設備を稼働した日から平成25年3月31日迄のCO2排出削減量について認証された国内クレジット1トンあたり1,500円の 助成金を交付します。 ○また、GIOは取得した国内クレジットを集約し、大口化して大企業等に売却。国内の排出削減効果を国内で有効に活用 することにより、国内での資金環流を促し、環境と経済の両立を図る。 売却益 <本事業における特有の要件等> 補助金 国 一般社団法人 低炭素投資促進機構 (GIO) CO2排出削減実績に応じた助成金 (事後交付、トン当たり1,500円) 集約した 国内クレジット ○国内クレジットの方法論の中で、エネルギー起源CO2由来 のクレジットに限ります。 大企業等 ○平成23年4月1日以降に設備導入にかかる契約をしたも のに限ります。 国内クレジット ○他の国庫補助金との併用が可能です。 ○原則、年平均排出削減量が50トン未満の事業はソフト支 援事業の対象外です。 中小企業等 ●お問い合わせ先● (低炭素型設備の導入) 約320億円 ヒートポンプ バイオマスボイラー 都市ガスボイラー 一般社団法人 低炭素投資促進機構 TEL:03-6280-5798 FAX:03-6280-5796 E-mail:green@teitanso.or.jp グリーン投資業務部 ※)電話でのお問い合わせは、9:00~12:00及び13:00~17:00にお願いします。 12 上記予算事業の概要 公募期間と交付決定 平成23年7月29日~平成24年12月28日までの随時受付。 随時に交付決定を行い、その際交付決定通知書を申請者に通知。 助成対象者 ○国内クレジット制度の運営規則に規程する排出削減事業を行う者 ○自主行動計画に参加していない者 (右記の全てを満たすことが要件) 助成対象設備 (右記の全てを満たすことが要件) ○国内クレジット制度の排出削減方法論を適用できること。 ○平成23年4月1日以降に設備導入の契約を行っていること。 ○原則として平成24年12月末日迄に設備の稼働を開始すること。 助成金額 助成事業について認証された国内クレジットの量(t-CO2)×1,500円/t-CO2 他の設備導入補助金との併用は可能。 助成対象期間 設備稼働開始(予定)日より平成25年3月31日迄 実績報告と交付手続き ○国内クレジット制度に基づき、平成24年3月末時点及び平成25年3月末 時点で実績報告を行う。 ○GIOが助成対象の国内クレジットを取得後、GIOより交付額決定通知書を 助成事業者に通知。 ○助成事業者はGIOに対し、助成金請求書を提出。 ○GIOは助成金請求書受理後、助成事業者の名義口座に振り込み。 ※ GIO:一般社団法人低炭素投資促進機構(補助金交付団体) 13