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訪日中国人旅行者

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訪日中国人旅行者
2016年3月
March
C O N T E N T S
<トピックス>
■「訪日中国人旅行者」
国際業務部アジア室 室長 河村 真二
■中国における自由貿易試験区の動向について
国際業務部アジア室 主任 桶谷 宣良
<みなと銀行からのお知らせ>
■第 5 回「みなとアジア・カフェ」を開催しました
<アジアビジネス情報>
■ タ イ 投 資 委 員 会 ( BOI)、 神 戸 商 工 会 議 所
<ニュース・統計資料>
■アジアニュース・主要経済指標
国際業務部アジア室
1. 本資料記載の情報は、法律上、会計上、税務上の助言を含むものではありません。法律上、会計上、税務上の助言を必要とされる
場合は、それぞれの専門家にご相談ください。 2.著作権 本誌記載の情報の著作権は原則として弊行に帰属します。いかなる目的で
あれ、本誌の一部または全部について無断で、いかなる方法においても複写、複製、引用、転載、翻訳、貸与等を行うことを禁止します。
3.免責
本誌記載の情報は、弊行が信頼できると考える各方面から取得しておりますが、その内容の正確性、信頼性、完全性を保証
するものではありません。ここに記載された内容は事前の連絡無しに変更されることもあります。弊行は当該情報に起因して発生した損
害については、その内容如何にかかわらず一切責任を負いません。また、本稿の中で、意見にわたる部分は、筆者の個人的意見であり、
筆者の所属する組織の見解を代表するものではありません。
アジア室通信
「訪日中国人旅行者」
国際業務部アジア室
室長
河村
真二
はじめに
上海事務所駐在時に、
日本に一時帰国をした時
に驚かされるのは、空港
免税店で聞こえてくる中
国語と爆買いの様子です。
店内は中国語ができる店
員が忙しく対応し、午後
になると店の陳列棚から
は、ほとんどの商品が無
【空港免税店にてサンプル品だけが残っている商品棚】
くなっている状況でした。中国人の会話を聞いていると、
「あそこのお店は 4 万円だった
けど、この店は 3 万円だったので、2 個買ったよ」と多分、炊飯器だと思うのですが、景
気のいい会話をしていました。
訪日中国人客の増加
日本政府観光局(JNTO)によると、今年 1 月の訪日外国人客数は、前年同月比 52.0%
増の 185 万 1,800 人となり、昨年 1 年間の累計も 2014 年比 47.1%増の 1,973 万 7,400
人と大幅に伸びています。1 月の訪日客数を国別でみると、1 位は中国で前年同月比 110%
(図 1)訪日中国人
(単位:千人)
※日本政府観光局(JNTO)公表データに基づきみなと銀行作成
2
アジア室通信
の 47 万 5,000 人でした。(ちなみに、2 位はマレーシアで 60.8%増の 1 万 9,800 人、3
位は台湾で 47.9%増の 32 万 1,000 人)。
昨年の訪日中国人累計は 499 万人で、2014 年の累計 241 万人を大幅に超え、訪日中国
人が著しく増加しているのが分かります。(図 1)
増加要因として①円安、②日中間の定期便の増加などがあると思いますが、なにより
も、所得が増えた中国人が娯楽を楽しむようになったライフスタイルの変化が大きいの
ではないかと思います。
中国人が好む観光
ある調査によると、関心のある訪日旅行のテーマは「桜の花見」、
「美食」、
「温泉」、
「シ
ョッピング」でした。訪問地としては、東京と関西を結ぶゴールデンルート、続いて北
海道。訪日中国人のほとんどが 1 回目である為、いわゆる定番ルート(東京~関西)に
人気が集まります。
リピーターになると、定番ルート以外の「昇龍道」*など特徴ある地方に人気がある
ようです。
*「昇龍道」 とは 中部 ・ 北陸 の縦 断ル ートであり、石川県の能登半島の形が龍の頭に似ており、
龍が昇ってゆくよう であ ることから、このル ート を「昇龍道」と呼ば れて います。
富裕層
資産 1,000 万元以上(約 2 億円)を所有する
富裕層の数は、2014 年に 100 万人を突破しまし
た。
先日、上海で富裕層向けの展示会が開催され
ました。出展企業は日本国内での消費や顧客獲
得を狙う日本企業です。出展業種は観光誘致目
的の地公体、旅行会社、病院などで、病院は
PET/CT 装置を用いた人間ドックの紹介 PR、な
かには不動産会社もあり、日本のマンションや
北海道の別荘などの販売を広告していました。
来場していた、中国人の方は大変、興味のある
様子で見学をしていました。
富裕層は、みんなが訪れたことの無い場所に
行き、そこで写真を撮り普通の人とは違うとい
う、
「特別なこと」を好みます。当地の旅行会社
の方に聞くと、
「熱心に勧誘するツアーは誰にで
も提案している普通のツアーと思われるので、
3
【お馴染みの「爆買い」現象】
アジア室通信
富裕層自ら選んでもらえる仕掛けをつくり、あなただけの特別なツアーにすることが大
切です」と言っていました。
若い人のあいだでは体験型ツアーが人気だそうです。ツアー内容は大阪の某百貨店で
買い物を行い、その後、京都で茶道と華道を体験、食事は高級フレンチを食べるという
ものです。先日、このツアーに 30 代の女性 10 名が参加されたそうです。旅行代金は 3
泊 4 日で 7,000 元(約 14 万円)、特典として百貨店から 5,000 円相当の商品券がもらえ
たそうです。次は、沖縄で民泊を体験するツアーを企画しているとの事でし た。
日本の一部のマスコミでは上海株式市場が低迷、中国経済が減速していることから、
中国人の訪日旅行、爆買いが減っていくような報道がありますが、当地の旅行会社の話
では、
「今も訪日旅行は減っていません。ホテルも全くとれない状況が続いており、爆買
いは相変わらずです」とコメントしていました。
最後に
昨年 1 月、高所得者に対する個人観光数次ビザ等、中国人に対するビザ発給要件が緩
和されました。今後ますます、日本を訪問する中国人は増加すると予想されます。
今のところ来日する中国人観光旅行者の 7 割が、はじめて日本を訪れる旅行者です。
今後、2 回目、3 回目の訪日リピーターが増え、団体旅行から個人旅行へと移り、こだわ
りや特徴のある旅行になると思います。地方都市では外国人旅行者の来訪を促すために、
宿泊を伴う来訪であれば 1 万円相当の商品券がもらえるキャンペーンを実施していると
ころもあります。
日本政府観光局(JNTO)の発表では、中国人ひとり当たりの訪日旅行支出の平均金額
が約 27 万円(このうち 16 万円が買い物代)を支出したとのことで、中国人の爆買いに
象徴される、旺盛な消費活動は日本の地方都市を活性化させる一助となっているのは明
らかです。
出所:ひょうご経済
Asia Business Compass Vol.3 2015.12
(注)アジア室にて最新のデータに書きかえ内容を修正しています。
4
アジア室通信
中国における自由貿易試験区の動向について
国際業務部アジア室
主任 桶谷 宜良
はじめに
昨年、流行語年間大賞に選ばれた『爆買い』という言葉が示すように、中国人の日本
製品への評価が高まっています。中国国内においても日本製品を購入したいというニー
ズは多く、インターネット通販などでも多くの日本製品を購入することができます。こ
の日本製品の一部は、
「中国(上海)自由貿易試験区(以下、上海自貿区)」という地区
の特徴である簡素化された貿易手続きを利用し、比較的安価で販売されているものもあ
ります。今回は上海自貿区の設立から 2 年間、及び最近の動向について、まとめてみま
した。
1.中国(上海)自貿区設立の背景・概要・現状
上海自貿区は改革解放後 30 年余を経てグローバルな競争に直面する中国が、中国経
済の更なる発展に必要な改革・開放を推し進めるための試験地として設立されました。
2013 年 10 月、従来の上海保税区(①上海外高橋保税物流園区、②上海外高橋保税区、
③上海 浦東 空港総 合保 税区、 ④洋 山保税 港区 )がそ のま ま移行 する 形で設 立。そ の後
2015 年 4 月より陸家嘴金融エリア・金橋開発エリア・張江ハイテクエリアへ拡張(敷
地面積 28.78 ㎢→120.72 ㎢へ拡大)されるなど、自由貿易試験区を通じた改革・開放
は新たな広がりをみせています。
2015 年 3 月末までの上海自貿区の新規進出企業数は 16,921 社、うち外商投資企業
(日系除く)は 2,890 社、日系企業は 114 社(自貿区設立以前に外高橋保税区(※)に
は 1,000~1,500 社の日系企業が進出)、2015 年 7 月末時点では金融政策適用対象企業
は計 28,002 社となっています。
なお、2015 年に上海市内に新設された多国籍企業の中国本部は 45 社。2015 年末時
点の多国籍企業による中国本部と持ち株会社は合わせて 847 社に上っています。
5
アジア室通信
(※)【保税区とは】
海外から輸入された貨物がそこに留まる限りは関税等の支払が保留される地域。主に
加工企業の他、貿易・物流企業などが多く進出しています。上海外高橋保税区は、1990
年に中国で最初に設立された保税区で、90 年代に設立された多くの商社現法が同区に
登記されています。
2.最近の動向
・改革措置の一部を全国に普及拡大
2014 年 12 月 21 日、上海自貿区で実施されている改革措置のうち、5 分野(投資管
理、貿易利便化、金融、サービス業開放、期中及び事後の管理監督措置)28 項目が全
国範囲に普及拡大されることが決定しました。
・自動車の並行輸入の試行開始
2015 年 1 月 7 日、これまでグレーゾーンとされていた自動車の並行輸入業務が試験
的に解禁されることになりました。並行輸入とは正規輸入と異なり、自動車メーカーの
授権を経ずに、また中国国内総販売代理店を経由せず、商社が海外市場から直接輸入し
た製品を中国国内市場で販売する行為です。並行輸入車は正規輸入車と比べ 15~20%
安いとされています。試行企業及び上海自貿区の自動車販売代理店が、並行輸入車の品
質遡及についての責を負うことも規定されており、アフターサービスを受けられないと
いった今までの問題が解決されることが期待されています。
・2015 年版ネガティブリストを発表
2015 年 4 月 8 日、ネガティブリストが改正されました。ネガティブリストとは、自
貿区における外商投資の参入を規制する分野をリスト化したものです。逆にリストに掲
載されていない分野の外商投資プロジェクト及び外商投資企業の設立等については、審
査は原則不要で、届出により実行できるようになっています。今回のリストでは、その
前の項目数 139 項目から 122 項目に削減されており、製造業では減少、金融や文化等
の業種では項目を細分化・新設するなどの変更点がみられました。
・外貨外債資金の任意人民元転が可能に
2015 年 12 月 16 日、自貿区内企業(金融機関含まず)の外貨外債について自由貿易
口座以外でも、任意のタイミングで外貨外債の人民元転を行い、その代り金を人民元転
支払待機口座に預け入れ、実際の支払時にエビデンス審査の上、支払手続きを行う「任
意人民元転方式」を許容する規定が発表されました。今後は為替レートを見た上で事前
に両替し、必要な時に人民元の使用ができるため、企業の経営活動における融通性の向
上や、調達コストの軽減などにつながると期待されています。
6
アジア室通信
加えて、多国籍企業の区内で認められている 外貨資金集中運用管理(クロスボーダー
外貨プーリング・集中受払・ネッティング業務)で、企業が同制度を利用するための要
件だった前年の国際収支規模を1億米ドル(約 120 億円)超(区外)という基準を、5,000
万米ドル超(区内)に引き下げることも盛り込まれています。外貨の資金集中管理は上
海自貿区に設ける子会社を介して、中国現地法人と海外のグループ会社がそれぞれ持つ
外貨をお互いに融通する外貨プーリングなどを認める制度で、自貿区内の多国籍企業な
どが利用しています。
3.上海自貿区企業の資金調達について
2015 年 2 月から自由貿易口座(以下、FT 口座)を利用した、新たな外貨・人民元建
てオフショアローン(中国本土外からの借入)の管理モデルを選択できるようになりま
したので、ご紹介します。
管理
モデル
従来
モデル
自貿区
モデル
限度額管理
対象
通貨
期間
区内
外貨
短期
/区外
/人民元
/中長期
② 資本金×1 倍×係数
区内
人民元
1 年以上
③ 資本×2 倍×係数
区内
外貨
短期
/人民元
/中長期
① 投注差
企業
口座
外債口座
外債口座
FT 口座
① 投注差=投資総額-登録資本
※「投 注差」は「総 投 資額 (中国 現 地法 人設 立に関 して必要 な資 金 総額 であり、つまりその生
産規模に応じて投入が必要な流動資産と固定資産の総額)」-「登録資本」のことです。
② 払込資本金×1 倍×マクロプルーデンス係数(当面は 1)
※マクロプルーデンス係数…中国人民銀行がマクロ管理等の必要性に応じて値を適宜調整す
るもの。
③ 資本(払込済資本金+資本積立金)×2 倍×マクロプルーデンス係数(当面は 1)
上海自貿区は、従来からの①投注差を上限とした外債管理モデルのほかに、②払込済
資本金額に基づく人民元建てオフショアローンの管理モデル(2014 年 2 月~)、③FT
口座を利用した資本に基づく外貨・人民元建てオフショアローンの管理モデル( 2015
年 2 月~)を選択できるとされています。③では限度管理額が資本の 2 倍となり、通貨
においても外貨、人民元建てと自由に選択できることから、自貿区内の FT 口座を持つ
企業の資金調達の利便性は大きく向上したといえます。
7
アジア室通信
4.天津・福建・広東自貿区について
2015 年 4 月より、上海自貿区の機能が拡大されるのに伴い、上海自貿区の成功経験
を総括、参考にしたうえで天津・福建・広東に新たな自貿区が設立されました。天津自
貿区は「北京・天津・河北の協同発展の対外開放プラットフォーム」、福建自貿区は「台
湾との経済協力の深化」、広東自貿区は「広東・香港・マカオの高度経済協力模範区」
と、それぞれの地域の特徴に合わせた戦略的位置付けや政策が打ち出されています 。
【天津・福建・広東自貿区の範囲】
中国(天津)自貿区(119.9 ㎢)
天津港エリア
30 ㎢
天津空港エリア
43.1 ㎢
濱海新区中心
46.8 ㎢
商務エリア
中国(福建)自貿区(118.04 ㎢)
平潭エリア
43 ㎢
港 口 経 済 貿 易 ブロッ
ク・ハイテク産 業 ブロック・観 光
レジャーブロック
アモイエリア
43.78 ㎢
両 岸 貿 易 センター
核 心 区 ・東 南 国 際 航 運 センタ
ー海滄港区
福州エリア
31.26 ㎢
福州経済技術開
発区・福州保税港区
中国(広東)自貿区(116.2 ㎢)
広東南沙新区
60 ㎢
海 港 ブロック・明 珠 湾
エリア
起 歩 区 ブ ロ ッ ク ・ 南 沙 ター ミ ナ
ルブロック・慶盛 ターミナルブロ
ック・南 沙 湾 ブロック・蕉 門 河
中 心 区 ブロック・万 頃 沙 保 税
港加工製造業ブロック
深 セン前 海 蛇 口
28.2 ㎢
前 海 ブロック・蛇 口
エリア
工業区ブロック
珠海横琴新区
28 ㎢
エリア
観 光 ブロック・文 化 創 造 ブロ ッ
臨澳ブロック・レジャー
ク・科 学 技 術 研 究 開 発 ブロッ
ク・ハイテクブロック
8
アジア室通信
【主要任務及び措置】
位
置
付
け
各
エ
リ
ア
と
特
性
主
な
政
策
方
針
天津
福建
広東
京 津 冀 共 同 発 展 のための対
両 岸 経 済 協 力 モデル地 域 、21
両 岸 経 済 協 力 モデル地 域 、21
外開放プラットホーム
世 紀 海 上 シル ク ロー ドの 核 心
世 紀 海 上 シル ク ロー ドの 核 心
地域
地域
【天津港エリア】
【平潭エリア】
【広州南沙新区エリア】
○水上 運輸 物流・国際 貿易・
○両 岸 共 同 郷 里 及 び国 際 観
○航運・物流やハイエンド製造
ファイナンスリース等、現代サ
光 アイランドを重 点 的 に建 設 、
業の発 展、総合サービスターミ
ービス業の重点的な発展
投 資 ・貿 易 及 び資 金 ・人 員 往
ナルの建設
【天津空港エリア】
来 の方 面 において更 なる自 由
【深セン前海蛇口エリア】
○航空 宇宙・設 備 製造・次 世
且つ利便的な措置を実施
○金 融・現 代 物 流 ・情 報 サー
代 情 報 技 術 等 のハイエンド
【アモイエリア】
ビス・科 学 技 術 サービス業 等
製 造業 及 び研 究 開 発・設 計・
○両 岸 の新 興 産 業 ・現 代 サー
の戦 略 性 新 興 サービス業 を重
航 空 物 流 等 の生 産 性 サービ
ビス業 の協 力 モデル区 ・東 南
点 的 に発 展 させ、金 融 業 の対
ス業の重点的な発展
国 際 水 上 運 輸 セ ン ター ・ 両 岸
外 開 放 実 験 モデル窓 口 ・世 界
【濱海新区中心商務エリア】
区 域 性 金 融 サ ー ビス セン タ ー
的貿易サービスの重要拠点 及
○金 融 を中 心 とする現 代 サ
及 び両 岸 貿 易 センターの重 点
び国際的ハブ港の建設
ービス業の重点的な発展
的な建設
【珠海横琴新区エリア】
【福州エリア】
○観光・レジャー・健康、ビジネ
○先進製造業の拠点・21 世紀
ス金 融 サービス、文 化 科 学 教
海 上 シル ク ロー ドの 沿 線 国 家
育 ・新 技 術 等 の産 業 を重 点 的
及 び地 区 との交 流 ・協 力 の 重
に発 展 させ、文 化 ・科 学 ・教 育
要 なプラットフォーム・両 岸 の
の開放先導区及び国際的なビ
サービス貿 易 及び金 融 刷 新 の
ジネスサービス・レジャー観 光
協力モデル区の重点的な建設
拠点を建設
○行政管理体制改革
○行政管理体制改革
○法治環境の最適化
○投資分野の開放拡大
○投資管理体制の改革推進
○対 港 澳 のサービス業 、金 融
○金融分野の開放刷新
○対 台 湾 のサービス業 、金 融
業解放
○国 家 リース革 新 モデル区
業解放
○国際貿易機能の集約強化
域の建設
○加 工 貿 易 の転 換 ・高 度 化 促
○貿易のモデルチェンジ・アッ
進
プグレード推進
○中 国 本 土 企 業 と個 人 の海
外進出の窓口を建設
9
アジア室通信
最後に
上海市商務委員会によると、上海の
2015 年の外資導入額は前年比 86%増
の 589 億米ドル(約 6 兆 9,300 億円)
で、外資導入額としては過去最高を記
録したとされています。このうち、上
海自貿区の外資導入額は 350 億米ド
ル超であり、全体の 6 割を占めたこと
になります。景気減速が懸念されてい
る中国ですが、この数字を見ると中国
市場及び自貿区の可能性を決して無
【陆家嘴(上海自貿区の一部)のビル群】
視できないという想いになります。自
貿区に進出している日本企業は決し
て多いとは言えませんが、日本におい
て人口減少による内需縮小が懸念さ
れている今、人口 13 億人以上を誇る、
地域的にも所得階層的にも多様性が
ある消費市場として中国を捉え、ビジ
ネスを展開していく必要があるので
はないでしょうか。
【アップル社が入っている建物(上海自貿区)】
詳しくは、みなと銀行国際業務部アジア室(TEL:078-333-3283)または、
お取引店の担当者まで、お問い合わせください。
10
み な と 銀 行 か ら の お 知 ら せ
アジア室通信
みなとアジアサークル主催
第 5 回「みなとアジア・カフェ
懇親会」 を開催しました
&
「アジアビジネス ~人材、労働力、人脈~」
海外ビジネスに関わっておられるお取引先さ
まにご参加いただいている「みなとアジアサ
ークル」が主催する『みなとアジア・カフェ』
を 3 月 3 日(木)に開催し、20 名の方にご参
加いただきました。
5 回目の開催となる今回は、
「アジアビジネス
~人材、労働力、人脈~」をテーマとして、
リラックスしたカフェスタイルの雰囲気の中、
参加者同士が活発な意見交換をされました。
テーマに応じて席替えをしてメンバーを入れ
替えながら、より多くの参加者と談話を行う「ワールド・カフェ」方式に加え、今回のメ
インテーマである「アジアビジネス~人材、労働力、人脈~」について参加者それぞれが
ご自身の体験やアイデアを語り、会員さま同士のネットワーク作りをする良い機会となり
ました。
参加した会員さまからは、
「 席を順番に変わってい
く方法が大変良かった」、「日常とは異なる視点で
他社の海外状況、取組、方針などを見ることが出
来た」、
「 もっと話をしたい。もっと話を聞きたい」
などのお声を頂きました。今後も「みなとアジア
サークル」では、アジアビジネスに関わる企業様
の新しいネットワークを作っていただける イベン
トを企画して参ります。
「みなとアジアサークル」は入会金・年会費無料の組織ですが、入会に際し
まして一定の基準での審査がございます。詳しくは、みなと銀行国際業務部
アジア室( TEL:078-333-3283)または、お取引店の担当者までお問合せ下
さい。
11
アジア室通信
◆◇◆タイ投資委員会(BOI)大阪事務所主催「タイビジネスミッション 2016」◆◇◆
タイ、バンコクにおきまして「タイビジネスミッション 2016」が開催されます。
タイ進出に必要な基本ビジネス情報や BOI の投資奨励の内容などの日本語による
セミナー、タイの工業団地や港湾などのインフラの視察、日系・ローカル企業の
工場見学、ローカル企業との商談会、進出個別相談、同時期開催の「 SUBCON THAILAND
2016(下請業者展)」の訪問等、リーズナブルなプライスで短期間で効率的にフィ
ージビリティースタディーをしていただく事が可能となっております。
この機会にぜひご参加頂き基本的情報収集にお役立てください。
お申し込みをお待ちしております。
【開催概要】
主 催■タイ投資委員会(BOI)大阪事務所
日 程■平成 28 年 5 月 10 日(火)~14 日(土)
場 所■タイ、バンコク
参加費■24,500 バーツ~27,500 バーツ(予定)
※上記にはタイ現地における費用のみでタイまでの渡航費用は含まれておりません。
◇◇◇詳細・お申込みはこちら
⇒ http://www.boi.go.th/upload/SUBCON_Mission_May2016/BOIO.pdf
◇◇◇お問い合わせ先
タイ投資委員会(BOI)大阪事務所
tel: 06-6271-1395
fax: 06-6271-1394
e-mail: [email protected]
神戸商工会議所月例マッチング商談会「ワールドシリーズ 6th」
当商談会は、海外に販路を持つ企業のバイヤーに対して、貴社自慢の商品を個別に売込
む形式の商談会です。
バイヤー企業:楽ニュー株式会社
販路:中国の一般消費者(通信販売)
日
時■平成 28 年 4 月 21 日(木)10:00~17:00 頃
場
所■神戸市産業振興センター会議室(JR神戸駅より南へ徒歩約 5 分)
定
員■15 社
申込締切■3 月 30 日(水)※定員になり次第、締め切ります。
参 加 費■神戸商工会議所会員 3,000 円、兵庫県商工会議所・商工会会員 5,000 円、
非会員・一般 15,000 円(いずれも税込)
※申込後、バイヤーとの商談が組まれた時点で上記参加費が発生します。
商談時間■1 商談あたり 20 分間
商談品目■あらゆる Made In Japan の商品
○こだわりがあってストーリー性のあるもの(実用性、デザイン等)
○ターゲット:中国のミドル層~富裕層
○価格:2,000 円~(現在客単価:13,000 円程度)
※単品で単価が満たない場合は複数商品でのセット販売も可能です。
◇◇◇お問い合わせ先
神戸商工会議所 経営支援センター 月例マッチング商談会担当
tel: 078-367-2010
fax: 078-371-3390
e-mail: [email protected]
〒650-0044 神戸市中央区東川崎町 1-8-4
神戸市産業振興センター6F
12
アジア室通信
アジアニュース・主要経済指標
【香港】
大手英不動産コンサルタントが発表した最新リポートによると純資産 3,000 万米ドル
(約 34 億円、住宅含まず)を保有する香港の超富裕層人口は 2015 年に前年比▲6%の
3,854 人となり 10 年ぶりの減少となった。中国本土経済の減速などの影響を受けたと
みられる。
世界全体の超富裕層人口は約▲3%の 18 万 7,500 人。トップは米国で 6 万 5,713 人(▲2%)、
2 位は中国本土で 1 万 3,013 人(▲0.1%)。このほか日本は 6,448 人(+1.99%)、インド
6,020 人(▲5%)であった。
【シンガポール】
同国不動産最大手キャピタランドが同国中心部オーチャード地区で開発中のコンドミ
ニアムが、VIP 顧客向け内覧会を行ったところ、特にインドネシア人の関心が高かっ
た。外国人がシンガポールの不動産を購入する場合には 15%の加算印紙税負担はある
が、商業施設と医療センターを併設する地域に直結する立地の良さと、借地権のみの
ため近隣物件よりも価格が低く抑えられていることが好感された 。
【タイ】
タイ紙タイ・ラットによるとタイ投資促進委員会 (BOI)は、タイ企業の対外投資促進
を強化していく方針を明らかにし、海外拠点を既存の 14 カ所に加え 2017 年にはタ
イからの投資が相次いでいるミャンマーとインドネシアにも設置する。タイ企業の
過去 10 年間の対外投資は累計で 550 件、総額約 2 兆バーツ(約 6.4 兆円)。2015 年は、
79 件、総額 172 億 2,400 万ドル(約 2 兆円)で、いずれも過去最高を記録した。主な
業種は食品製造、ホテル・観光、石炭、天然ガス、金融などで投資先 1 位はベトナム
、2 位は中国となっている。
【ベトナム】
ベトナム計画投資省外国投資庁は、年初から 2 月 20 日までの外国からの直接投資統計
を発表。新規投資と増資を併せた投資認可額は前年同期の 2.35 賠の 28 億 300 万ドル
(約 3,250 億円)で製造業と不動産への投資が好調であった。しかし、日本は製造業大手
の進出がひと段落しており国・地域別で 6 位、新規投資認可件数では 31 件と、首位の
韓国(90 件)、中国(35 件)も下回った。
■通貨 (対ドル為替相場、年末・月末時点相場)
日本
中国
香港
JPY
CNY
HKD
2010年12月
81.32
6.5897
7.7726
2011年12月
77.36
6.3026
7.7678
2012年12月
86.10
6.2316
7.7506
2013年12月
104.99
6.0556
7.7539
2014年12月
119.44
6.2052
7.7545
117.58
6.2543
7.7525
2015年 1月
119.37
6.2671
7.7545
2月
119.91
6.1999
7.7541
3月
118.95
6.1992
7.7505
4月
123.87
6.2004
7.7534
5月
122.41
6.2081
7.7523
2015年 6月
124.26
6.2077
7.7533
2015年 7月
121.24
6.3759
7.7504
8月
120.24
6.3565
7.7501
9月
120.40
6.3161
7.7500
10月
123.02
6.3975
7.7502
11月
120.38
6.4935
7.7509
12月
120.73
6.5754
7.7892
2016年 1月
112.69
6.5540
7.7762
2月
韓国
KRW
1,121.00
1,161.48
1,065.26
1,052.43
1,087.60
1,101.50
1,100.27
1,109.00
1,074.31
1,111.31
1,117.33
1,172.79
1,182.68
1,184.81
1,137.46
1,158.46
1,176.01
1,205.35
1,236.70
台湾
シンガポール
TWD
SGD
29.145
1.2823
30.318
1.2971
29.011
1.2214
29.823
1.2641
31.642
1.3217
31.628
1.3526
31.484
1.3601
31.287
1.3745
30.595
1.3207
30.805
1.3485
30.875
1.3455
31.677
1.3749
32.515
1.4123
32.881
1.4234
32.445
1.3998
32.680
1.4123
32.828
1.4131
33.415
1.4228
33.352
1.4066
13
タイ
THB
29.980
31.560
30.578
32.765
32.880
32.760
32.328
32.538
32.968
33.690
33.775
35.188
35.835
36.320
35.558
35.850
36.058
35.707
35.640
マレーシア
ベトナム インドネシア
MYR
VND
IDR
3.0635
19,498
8,978
3.1733
21,049
9,068
3.0566
20,835
9,637
3.2785
21,105
12,173
3.4965
21,388
12,412
3.6336
21,345
12,721
3.6102
21,348
12,950
3.7060
21,555
13,064
3.5603
21,600
12,961
3.6652
21,815
13,226
3.7687
21,810
13,366
3.8190
21,813
13,540
4.1950
22,482
14,065
4.3975
22,470
14,596
4.2960
22,305
13,700
4.2595
22,495
13,837
4.2935
22,475
13,850
4.1533
22,195
13,735
4.2030
22,300
13,376
フィリピン
PHP
43.620
43.810
41.005
44.390
44.788
44.140
44.117
44.639
44.660
44.575
45.117
45.737
46.798
46.713
46.795
47.225
46.870
47.695
47.558
インド
INR
44.7100
53.1838
54.7850
61.8553
63.1253
62.0250
61.7950
62.5825
63.5225
63.8650
63.6818
64.1113
66.4763
65.6380
65.3560
66.6538
66.1590
67.8775
68.4200
アジア室通信
■株価 (年末・月末時点相場 ※2008年は12月1日時点相場)
日本
中国
香港
韓国
日経平均株価 上海総合指数
2010年12月
2011年12月
2012年12月
2013年12月
2014年12月
2015年 7月
8月
9月
10月
11月
12月
2016年 1月
2月
10,228.92
8,455.35
10,395.18
16,291.31
17,450.77
20,585.24
18,890.48
17,388.15
19,083.10
19,747.47
19,033.71
17,518.30
16,026.76
2,808.08
2,199.42
2,269.13
2,115.98
3,234.68
3,663.73
3,205.99
3,052.78
3,382.56
3,445.41
3,539.18
2,737.60
2,687.98
■政策金利 (年末・月末時点)
日本
中国
3Month
-TIBOR
1年物
貸出金利
香港
恒生指数
23,035.45
18,434.39
22,656.92
23,306.39
23,605.04
24,636.28
21,670.58
20,846.30
22,640.04
21,996.42
21,914.40
19,683.11
19,111.93
韓国総合
株価指数
2,051.00
1,825.74
1,997.05
2,011.34
1,915.59
2,030.16
1,941.49
1,962.81
2,029.47
1,991.97
1,961.31
1,912.06
1,916.66
台湾
シンガポール
タイ
マレーシア
ベトナム
インドネシア
フィリピン
インド
台湾加権指数
ST指数
SET指数
クアラルンプール
総合指数
ベトナムVN
指数
ジャカルタ総
合指数
フィリピン総合
指数
NIFTY指数
8,972.50
7,072.08
7,699.50
8,611.51
9,307.26
8,665.34
8,174.92
8,181.24
8,554.31
8,320.61
8,338.06
8,145.21
8,411.16
3,190.04
2,646.35
3,167.08
3,167.43
3,365.15
3,202.50
2,921.44
2,790.89
2,998.35
2,855.94
2,882.73
2,629.11
2,666.51
1,032.76
1,025.32
1,391.93
1,297.71
1,497.67
1,440.12
1,382.41
1,349.00
1,394.94
1,359.70
1,288.02
1,300.98
1,332.37
1,518.91
1,530.73
1,688.95
1,866.96
1,761.25
1,723.14
1,612.74
1,621.04
1,665.71
1,672.16
1,692.51
1,667.80
1,654.75
484.66
351.55
413.73
504.63
545.63
621.06
564.75
562.64
607.37
573.20
579.03
545.25
559.37
3,703.51
3,821.99
4,316.69
4,274.18
5,226.95
4,802.53
4,509.61
4,223.91
4,455.18
4,446.46
4,593.01
4,615.16
4,770.96
4,201.14
4,371.96
5,812.73
5,889.83
7,230.57
7,550.00
7,098.81
6,893.98
7,134.26
6,927.07
6,952.08
6,687.62
6,671.04
6,134.50
4,624.30
5,905.10
6,304.00
8,282.70
8,532.85
7,971.30
7,948.90
8,065.80
7,935.25
7,946.35
7,563.55
6,987.05
香港
韓国
台湾
シンガポール
タイ
マレーシア
ベトナム
インドネシア
フィリピン
インド
HKMA香港
ベースレート
韓国
オフィシャルレート
台湾中銀
ディスカウントレート
中銀翌日物
貸出金利
タイ
翌日物金利
MAOPRATE
Index
VNREFINC
Index
インドネシア
リファレンスレート
フィリピン翌日物
借入金利
インド
レポレート
2010年12月
0.34000
5.81
0.50
2.50
1.625
0.71
2.000
2.75
9.00
2011年12月
0.33643
6.56
0.50
3.25
1.875
0.65
3.500
3.00
15.00
2012年12月
0.30917
6.00
0.50
2.75
1.875
0.61
2.750
3.00
9.00
2013年12月
0.22091
6.00
0.50
2.75
1.875
0.64
2.000
3.00
7.00
2014年12月
0.18090
5.60
0.50
2.00
1.875
0.77
2.000
3.25
6.50
0.17091
4.85
0.50
1.50
1.875
1.00
1.500
3.25
6.50
2015年 7月
0.17091
4.60
0.50
1.50
1.875
1.20
1.500
3.25
6.50
8月
0.17091
4.60
0.50
1.50
1.750
0.72
1.500
3.25
6.50
9月
0.17091
4.35
0.50
1.50
1.750
1.70
1.500
3.25
6.50
10月
0.17091
4.35
0.50
1.50
1.750
1.36
1.500
3.25
6.50
11月
0.17091
4.35
0.75
1.50
1.625
1.21
1.500
3.25
6.50
12月
0.17091
4.35
0.75
1.50
1.625
0.79
1.500
3.25
6.50
2016年 1月
0.09909
4.35
0.75
1.50
1.625
1.05
1.500
3.25
6.50
2月
※日銀は金融市場調節を2013年4月よりマネタリーベースに変更。3Month-TIBORを参考記載。
※シンガポールは金融市場調節を為替レートにより実施。中央銀行翌日物貸出金利(Standing Facility Borrowing Rate)を参考記載。
■実質GDP成長率 (前年比、前年同期比)
日本
中国
香港
▲1.00
9.60
2.10
2008年
▲5.53
9.20
▲2.50
2009年
4.75
10.60
6.80
2010年
▲0.45
9.50
4.80
2011年
1.80
7.70
1.70
2012年
1.38
7.70
3.10
2013年
▲0.03
7.30
2.60
2014年
2015年 1月~3月
4.20
7.00
2.40
▲1.40
7.00
2.90
4月~6月
1.30
6.90
2.20
7月~9月
▲1.40
6.80
1.90
10月~12月
■CPI消費者物価指数 (前年比、前年同月比)
日本
中国
香港
▲0.70
3.33
2.38
2010年
▲0.28
5.42
5.28
2011年
▲0.04
2.65
4.06
2012年
0.35
2.63
4.39
2013年
2.73
1.99
4.43
2014年
0.80
1.44
3.03
2015年
0.00
1.80
2.70
2016年 1月
2016年 2月
6.50
6.00
5.75
7.50
7.75
7.50
7.50
7.50
7.50
7.50
7.50
7.25
7.00
4.00
4.50
3.50
3.50
4.00
4.00
4.00
4.00
4.00
4.00
4.00
4.00
4.00
6.25
8.50
8.00
7.75
8.00
7.25
7.25
6.75
6.75
6.75
6.75
6.75
6.75
韓国
2.80
0.70
6.50
3.70
2.30
2.90
3.30
2.50
2.20
2.70
3.00
台湾
シンガポール
0.70
1.93
▲1.57
▲0.55
10.63
15.35
3.80
5.25
2.06
2.50
2.20
4.43
3.92
3.28
4.04
0.20
0.57
▲1.60
▲0.80
2.30
▲0.52
6.20
タイ
1.70
▲0.70
7.50
0.80
7.30
2.80
0.80
3.00
2.70
2.90
2.80
マレーシア
4.80
▲1.50
7.40
5.30
5.50
4.70
6.00
5.60
4.90
4.70
4.50
ベトナム
インドネシア
5.66
7.70
5.40
4.71
6.42
6.38
6.24
6.18
5.25
6.03
5.42
5.56
5.98
5.03
6.03
4.73
6.28
4.66
6.50
4.74
6.68
5.04
フィリピン
4.20
1.10
7.60
3.70
6.70
7.10
6.10
5.00
5.80
6.10
6.30
インド
8.18
6.60
9.35
7.68
4.83
4.73
6.90
6.70
7.60
7.70
7.30
韓国
3.00
4.00
2.20
1.30
1.30
1.30
0.80
台湾
シンガポール
0.96
2.83
1.42
5.24
1.93
4.58
0.79
2.38
1.20
1.03
0.00
▲0.52
0.81
▲0.60
タイ
3.28
3.81
3.02
2.19
1.90
▲0.90
▲0.53
▲0.50
マレーシア
1.72
3.18
1.68
2.09
3.16
2.10
3.50
ベトナム
インドネシア
11.75
5.13
18.13
5.37
6.81
3.98
6.04
6.40
1.84
6.42
0.60
6.38
0.80
4.14
1.27
4.42
フィリピン
3.78
4.73
3.16
2.93
4.18
1.43
1.30
インド
12.11
8.87
9.30
10.92
6.38
5.88
5.69
(出所)各国(地域)統計,政府発表,ブルームバーグ
14
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