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マスターズ豆知識
-世界最高の夢舞台ゴルフの祭典 会場の華やかさから「ゴルフの祭典」と呼ばれ、世界最高峰の大会として知られています。 ホールを囲む色鮮やかな花々、深緑と白いバンカーが、見事なコントラストを描きます。また、 全ての建築物、設営物の色彩やデザインに統一感を持たせ、空間を演出しています。 全世界の選手の憧れ コースの正面入口からクラブハウスに続く並木道は 「マグノリアレーン」と呼ばれ、ここを通ること、すなわち マスターズに出場することは、全世界の選手の憧れとなってい ます。 打球の行先を祈る・・・ 11番、12番、13番の3ホールは、ウォーターハ ザードが入り組み、風が舞い易い地形から、選手が打っ た球の行先を祈るという意味の「アーメンコーナー」と いう名称が付き、数々のドラマを生み出しています。 全てのホールに花の名前が 1番から18番まで「樹木や草花」の名前が付いてい ます。ボビー・ジョーンズは、コースを創る時、世界 の樹木&草花を取り寄せ、4月になると満開になるよ うに植えられています。 -世界最高の夢舞台初の4日間開催トーナメント マスターズ創設前のゴルフトーナメントは、3日間開催で、最終日 に36ホールをプレイしていましたが、マスターズは、第1回から 1日18ホールの4日間で開催されました。 The First Full Week of April 「毎年4月第2週の日曜日が最終日」として、 毎年の4大メジャーの中で一番初めに開催され ます。 予選会の無い大会 それまで、全ての大会は、予選会から参加し、それを通過 した選手だけが本戦に出場できるというものでした。マス ターズは、その第1回の名前の通り、招待選手だけの大会 とすることで、予選会のない始めての大会となりました。 ツーサム 決勝ラウンドはツーサム(2人組み)もマスターズの 伝統。スリーサムが主流であった時代から、このシス テムは取り入れられました。 パー3コンテスト 開催週の水曜日午後には「パー3コンテスト」と呼 ばれるイベントがメインコースの南東に位置する9 ホール/パー27のショートコースで開催されます。 本戦に出場しない往年の名プレーヤーが参加したり、 出場選手が自分の子供にキャディバッグを担がせて 登場したりと、穏やかな雰囲気で行われ、ファンに も人気のイベントとなっています。 -世界最高の夢舞台招待状 出場選手にはマスターズ委員会から「招待状」が送られ ます。出場資格を満たした選手が基本となりますが、招 待に適した選手かどうかの最終判断はマスターズ委員会 が行います。 パトロン マスターズでは、観戦客を「パトロン」(保護者、後援 者)と呼びます。チケットは、パトロンリストに登録され た人達に限り先行販売されます。リストは世襲制となって おり、1972年に締め切られた以降、現在の追加予定は ありません。また、2012年よりインターネット抽選に よるチケット販売も行っています。 オナラリースタート 大会第1日の1番ティーにて「オナラリースタート」 と呼ばれる始球式にて歴代の名選手が第一打を打ちま す。2012年は、アーノルド・パーマー(82歳)、 ゲーリー・プレーヤー(76歳)、 ジャック・ニクラ ウス(72歳)のビッグ3の揃い踏みとなりました。 グリーンジャケット 優勝者には前年の優勝者から「グリーンジャケット」が贈呈 され、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの名誉会員と なります。また、クラブハウスに展示されているマスターズ トロフィーへの名前の刻印の他、トロフィーのレプリカ、 ゴールドメダルが贈呈されます。優勝賞金は開幕当初は特に 定めないで、3日間の入場収入などを基に決定します。 -世界最高の夢舞台アマチュアリズムの顕彰 クラブハウス3階には、「クロウズネスト」と 呼ばれる部屋があり、アマチュア選手のみが宿 泊することができます。これは「アマチュアリ ズムの顕彰」というボビー・ジョーンズの意思 を継承したものです。 希少価値の高いグッズ 倉庫型の大型ショップでは、会場外では入手でき ない希少価値の高いノベルティグッズが販売され ています。1年のうちマスターズ開催週の7日間 に会場内でしか販売されませんので、ショップの 入口はパトロン達の長蛇の列となります。 オークツリー クラブハウス前には大きな樫の木(通称 「オークツリー」)があり、その下で選 手のインタビューが行われます。テレビ 中継で各選手の泣き笑いが見られるのが、 このポイントです。 パトロンへのホスピタリティー 今ではまったく当たり前になった観覧席の設置、パトロ ン・ロープの設置、オーバーとアンダーを赤字で示すス コア表示板など、パトロンのためのホスピタリティをこ の上なく大切にしたのもマスターズです。