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一瞬にして、あなたのファンをつくる方法
トップ1%のための実践ファックスレター 2001年9月30日No.27 2004年改訂版 一瞬にして、あなたのファンをつくる方法 今度のダントツオーディオセミナーには、あの中 谷彰宏氏が登場してくれることになった。すでにご 存じだろうが、本屋に行くと中谷氏の著作で溢れて いる。毎月、新刊が2冊でることも珍しくない。ビ ジネスに関するエッセーが中心なのだが、小説もか けば、画集も書く。社会現象に関しても評論し、さ らにはテレビ出演、俳優として演劇もやるという大 変多才な人物である。 今回、私は、一切面識がないなかで、彼にコンタ クトした。いまのところアシスタントを介するだけ なので、彼とは直接一言も交わしていない。しかし、 既に彼のファンになってしまった。一瞬のうちにで ある。 一体、どうすれば、一瞬にしてファンを作れるのか? あなたのビジネスでも、お客を一瞬にして、あなた の会社のファンにした くないだろうか? 彼が、私をファンに変えたきっかけは、彼から送 られてきた封筒だ。彼にコンタクトした3日後に、 手元に届いたのだ。 送られてきたもの、一覧 1.手書きのハガキ 「かねてからお会いしたいと思っていました」と書 かれている。 2.手ぬぐい2枚 3.画集「会う人みんな神様」中谷彰宏著 4.さらに著作本「大人のホテル」 5.すべてを包んでいるリボン おい、おい。彼は超ビジーな人のはずだぞ。 そんな人が、手書きのレターを送ってくれる? そのギャップに圧倒された。 実をいうと、このギャップを体験をした人は私だ けではない。私の友人が、彼の著作で取材されたこ とがある。その際も、彼から直接アポが入り、さらに、 彼に連絡をすると、彼からの気がきいたコメントつ きで、返事がきたそうだ。そしてファックスは、全 部手書き。 手書きのハガキ・ファックスおよびプレゼント がこれほどまでに効果的なのは、彼が既にブラン ドだからである。しかし、誰にとっても、見習う べきことが多い。それを整理すると、次の5つで ある。 1. スピード さすがに「スピード」シリーズのビジネス書を 書いているだけに、スピードが圧倒的に速い。こ れだけスピードを重視する姿勢、そしてそれを実 践するエネルギーは、驚嘆である。これを我々が やるためには、新しい人と接触をもった際には、 何をすべきか、ということを決めておく必要がある。 あなたは、新しい人と接触した際には、何をする のか、きめているか? 2. 下手でもいいから、手書きで連絡 ハガキの字を見ると、決して上手な字ではない(画 集をみると、本当は凄くうまい)。しかし、ポイ ントは、字のうまいへたではなく、手書きである こと。そして、対象客に関連のある一文がはいっ ているかどうかだ。 3. 期待させない。 彼が一瞬にして、ファンをつくることができる 理由は、彼が有名人にも関わらず、見知らぬ他人 をひとりの人間として扱っているからである(彼は、 会った人はみんな神様である、といっている)。 彼に会う人は、有名人に、ここまでの対応を期待 していない。ということは、あなたができることは、 まず自分に対する期待を落としておく。そして、 その期待を超える対応をするということである。 4. 意外な一面を見せる。 彼は画集をいれてきた。私が感じたことは、「こ の人には、かなわんな」ということだ。 すなわち、一流であると認められている以外の分 野についても、そこそこの結果を見せられると、 その人に対する評価が一瞬にして高まるのである。 ビートたけしが映画監督をやる、片岡鶴太郎が画 家になる。同じ理屈である。その瞬間に、回りは あなたを違うレベルに見る。 COPYRIGHT ©2001 All rights reserved by Masanori Kanda & ALMAC INC. 理由の如何に問わず、無断転載を禁止します。 「Emotional Marketing(エモーショナルマーケティング)」及びに「感情マーケティング」は登録商標です。 本紙は、2001年9月発行 ファックスレターを再構成したものです。 トップ1%のための実践ファックスレター 2001年9月30日No.27 2004年改訂版 5. 謙虚な麺と、アロガントな面の融合 アロガント(高慢)であることは、世の中は否定 的に見る。しかし実のところ、自分の専門分野につ いては、アロガントになる必要がある。一旦、その 分野を離れて、日常の交流をしたとたん、極めて謙 虚な態度を取る。 このギャップは、回りを驚嘆させる。例えば、世界 的に有名なソプラノ歌手・ジェシーノーマンは、 NYのメトロポリタン劇場から帰宅するときに、一 般のタクシーに乗る。しかも自分で手をあげて、 タクシーを拾う。このエピソードは、永遠に口コ ミされ続けている。 さて以上、ブランド人だからこそ、ひとつひと つの行動が効果を生むとも考えられよう。 しかし実践会の方法論は、あなたを、そしてあな たのビジネスをブランドする方法である。 中谷彰宏氏のエッセンスを、どう使うか?今から 実践してみよう。 中谷彰宏先生との対談が、ダントツオーディオセミナーになりました。 このテープでは、普段、本には書けないヒントがたくさんつまっています。本を書く 場合、売れるように書かなければならないので、物事の一面だけを強調します。例え ば、「時間をうまく使うためには、こうしろ!」「売上をあげるためには、こうし ろ!」という具合です。しかし・・・ 「まわりの人を一瞬でファンにする方法」 つづきはこちら・・・ http://www.kandamasanori.com/ItemDetail.cfm?ItemCode=TS0016-0 COPYRIGHT ©2001 All rights reserved by Masanori Kanda & ALMAC INC. 理由の如何に問わず、無断転載を禁止します。 「Emotional Marketing(エモーショナルマーケティング)」及びに「感情マーケティング」は登録商標です。 本紙は、2001年9月発行 ファックスレターを再構成したものです。