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(カ) 販売会社や製造メーカーでの解決状況 解決状況は平成9年度と

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(カ) 販売会社や製造メーカーでの解決状況 解決状況は平成9年度と
(カ) 販売会社や製造メーカーでの解決状況
解決状況は平成9年度とほとんど同じであり、全体の78%の事業所で、問題は全て解決
しているものの、残りの22%の事業所では何らかの問題が未解決である。MSDSの義務付け
等により、このような状況は改善するものと思われる。
全 く分 か らな か っ た
1%
一 部 分 か らな か っ た
21%
す ぐに分かった
36%
回答数198
時間がかかったが
分かった
42%
図3-47
販売会社や製造メーカーでの解決状況
1∼29人
30∼49人
す ぐに 分 か った
従 業 員 数 (人 )
50∼99人
200∼299人
時 間 が か か った が
分 か った
一 部 分 か らな か った
300∼499人
全 く分 か らな か った
100∼199人
500∼999人
1000人以上
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-48
販売会社や製造メーカーでの解決状況(規模別)
化学系製造業
金属系製造業
す ぐに 分 か った
時 間 が か か った が 分 か った
一 部 分 か らな か った
全 く分 か らな か った
機械系製造業
その他製造業
非製造業
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-49
販売会社や製造メーカーでの解決状況(業種別)
(キ) MSDSの入手状況
○収集状況
平成9年度の結果では、「全て収集(13%)」「概ね収集(35%)」「半分収集(11%)」であり、合
計59%の事業所でMSDSの収集が比較的よく行われていると回答されたが、平成10年度は
上記3選択肢の合計が67%と大きく増加し、特に規模の小さな事業所での収集状況が改善
されている。
全く
集めていない
15%
あまり
集めていない
18%
全て
集めている
15%
回答数550
概ね
集めている
43%
半 分 くらい
集めている
9%
図3-50
MSDSの収集状況
1∼29人
30∼49人
従 業 員 数 (人 )
50∼99人
全て集めている
概ね集めている
半 分 くらい 集 め て い る
あまり集 め て い な い
全 く集 め て い な い
100∼199人
200∼299人
300∼499人
500∼999人
1000人以上
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-51
MSDSの収集状況(規模別)
化学系製造業
金属系製造業
全て集めている
概ね集めている
半 分 くらい 集 め て い る
あまり集 め て い な い
全 く集 め て い な い
機械系製造業
その他製造業
非製造業
0%
20%
40%
60%
80%
回答数の構成比
図3-52
MSDSの収集状況(業種別)
100%
○ MSDSの収集にあたっての販売業者等の対応
平成9年度と状況はほとんど変わらない結果であり、「
すぐに入手(41%)」「時間がかかっ
たが入手(45%)」の回答が主であった。
全 く入 手 で きず
2%
一 部 入 手 で きず
12%
す ぐに 入 手
41%
回答数400
時 間 が か か ったが
入手
45%
図3-53
MSDSの収集にあたっての販売業者等の対応
1∼29人
従 業 員 数 (人 )
30∼49人
50∼99人
す ぐに 入 手
時 間 が か か った が 入 手
一 部 入 手 で きず
全 く入 手 で きず
100∼199人
200∼299人
300∼499人
500∼999人
1000人以上
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-54
MSDSの収集にあたっての販売業者等の対応(規模別)
化学系製造業
金属系製造業
す ぐに 入 手
時 間 が か か った が 入 手
一 部 入 手 で きず
全 く入 手 で きず
機械系製造業
その他製造業
非製造業
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-55
MSDSの収集にあたっての販売業者等の対応(業種別)
○ 今後のMSDSの収集予定
ほとんどの事業所が、今後のMSDSの収集を予定した回答をしている。事業所規模が
大きいほど、収集には積極的である。
収集する
予定はない
6%
分 か らな い
5%
ある程 度
収 集 した い
7%
回答数510
必 要 な もの は
全 て 収 集 した い
57%
重 要 な もの は
収 集 した い
25%
図3-56
今後のMSDSの収集予定
1∼29人
必 要 な もの は
全 て 収 集 した い
重 要 な もの は
収 集 した い
ある程 度
収 集 した い
収集する
予定はない
分 か らな い
従 業 員 数 (人 )
30∼49人
50∼99人
100∼199人
200∼299人
300∼499人
500∼999人
1000人以上
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-57
今後のMSDSの収集予定(規模別)
化学系製造業
金属系製造業
必 要 な もの は 全 て 収 集 した い
重 要 な もの は 収 集 した い
ある程 度 収 集 した い
収 集 す る予 定 は な い
分 か らな い
機械系製造業
その他製造業
非製造業
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-58
今後のMSDSの収集予定(業種別)
(ク) PRTRの継続的な実施に向けて必要となる条件
平成9年度の結果とほぼ同じであり、製造メーカーや販売会社を含めた、社外の協力が
必要であるという回答が66%である。「その他」には「MSDSの義務化(2件)」「社内の理解(1
件)」
などがあった。
その他
2%
財政面での対応
2%
メー カ ー 等 の 協 力
25%
社内管理の合理化
17%
社内での人材の確保
14%
回 答 数 1 ,163
販売会社等の協力
20%
行政機関の協力
16%
図3-59
関連会社の協力
4%
PRTRの継続的な実施に向けて必要となる条件
1∼29人
30∼49人
メー カ ー 等 の 協 力
販売会社等の協力
関連会社の協力
行政機関の協力
社内での人材の確保
社内管理の合理化
財政面での対応
その他
従業員数(人)
50∼99人
100∼199人
200∼299人
300∼499人
500∼999人
1000人以上
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-60
PRTRの継続的な実施に向けて必要となる条件(規模別)
化学系製造業
メー カ ー 等 の 協 力
販売会社等の協力
関連会社の協力
行政機関の協力
社内での人材の確保
社内管理の合理化
財政面での対応
その他
金属系製造業
機械系製造業
その他製造業
非製造業
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
回答数の構成比
図3-61
PRTRの継続的な実施に向けて必要となる条件(業種別)
⑤
情報提供
(ア) PRTRの本格実施段階における個別情報の公表
平成9年度の結果とあまり変わらず、公表に積極的な事業者、消極的な事業者、どちら
とも言えないとする事業者が全体のほぼ1/3ずつであった。
ど ち らとも
言えない
36%
全て公表
30%
回答数604
一部
した くな い
6%
全面的
に反対
4%
図3-62
で きるだ け
しな い 方 が 良 い
24%
PRTRの本格実施段階における個別情報の公表
1∼29人
従業員数(人)
30∼49人
50∼99人
100∼199人
全 て 公 表 して 良 い
一 部 公 表 したくな い
で き る だ け 公 表 しない方 が 良 い
公表には全面的に反対
どちらとも言 え な い
200∼299人
300∼499人
500∼999人
1000人以上
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-63
PRTRの本格実施段階における個別情報の公表(規模別)
化学系製造業
金属系製造業
機械系製造業
全 て 公 表 して 良 い
一 部 公 表 した くな い
で き る だ け 公 表 しな い 方 が 良 い
公表には全面的に反対
どちらとも言 え な い
その他製造業
非製造業
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-64
PRTRの本格実施段階における個別情報の公表(業種別)
(イ) 公表に必要な条件
平成9年度の結果では、「
住民理解等への体制整備」が38%であったが、平成10年度の
結果では、「住民理解への社内体制整備」が11%、「住民理解への社会的体制の整備」
が
51%であり、「住民理解等への体制整備」と解釈できる回答は62%であった。また、「排出量
削減等の実施」
が平成9年度は25%であったのが、平成10年度は14%と減少している。
「その他」には「
企業秘密への配慮(5件)」「各事業者のデータの信頼性(4件)」
等が回答
された。
その他
5%
排出量
削減対策
14%
グループ会社
の合意
10%
社内
体制整備
11%
回答数240
社会的
体制整備
51%
関連団体内の合意
9%
図3-65
公表に必要な条件
1∼29人
30∼49人
住民理解のための社内体制整備
住民理解のための社会的体制整備
関連団体内の合意
グルー プ 会 社 内 の 合 意
排出量削減対策等の実施
その他
従業員数(人)
50∼99人
100∼199人
200∼299人
300∼499人
500∼999人
1000人以上
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-66
公表に必要な条件(規模別)
化学系製造業
住民理解のための社内体制整備
住民理解のための社会的体制整備
関連団体内の合意
グループ会社内の合意
排出量削減対策等の実施
その他
金属系製造業
機械系製造業
その他製造業
非製造業
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-67
公表に必要な条件(業種別)
(ウ) 公表のための集計のあり方
「結果的に特定されても構わない」が22%、「個別情報も公表して構わない」が17%であ
り、合計39%の事業所では個別情報の特定の可能性を問題にしていなかった。業種別に
は、化学系製造業において、「個別情報が特定されない集計をすべき」という回答割合が
高かった。
個別情報が
特 定 され な い
集 計 をす べ き
33%
分 か らな い
28%
回答数578
個別情報も
公 表 して 構 わ な い
17%
図3-68
結果的に
特 定 され て も
構わない
22%
公表のための集計のあり方
1∼29人
30∼49人
個 別 情 報 が 特 定 され な い
集 計 をす べ き
結 果 的 に 特 定 され て も
構わない
個 別 情 報 も公 表 して
構わない
分 か らない
従 業 員 数 (人 )
50∼99人
100∼199人
200∼299人
300∼499人
500∼999人
1000人 以 上
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-69
公表のための集計のあり方(規模別)
化学系製造業
個 別 情 報 が 特 定 され な い
集 計 をす べ き
結 果 的 に 特 定 され て も
構わない
個 別 情 報 も公 表 して
構わない
分 か らない
金属系製造業
機械系製造業
その他製造業
非製造業
0%
20%
40%
60%
80%
100%
回答数の構成比
図3-70
公表のための集計のあり方(業種別)
(エ) 企業秘密の有無
平成10年度も企業秘密の内容を特定せず尋ねたところ、企業秘密を含むという回答は
平成9年度は10%、平成10年度は12%であり、大きな差は見られなかった。
含 まれ て
いる
12%
回 答 数 576
含 まれ て
いない
88%
図3-71
1∼29人
7%
30∼49人
従 業 員 数 (人 )
企業秘密の有無
7%
50∼99人
10%
100∼199人
5%
200∼299人
10%
300∼499人
13%
500∼999人
16%
1000人以上
15%
0%
5%
10%
15%
20%
企 業 秘 密 を含 む 割 合
図3-72
企業秘密の有無(規模別)
化学系製造業
18%
金属系製造業
7%
機械系製造業
8%
その他製造業
8%
非製造業
7%
0%
5%
10%
15%
企 業 秘 密 を含 む 割 合
図3-73
企業秘密の有無(業種別)
20%
今回の報告で、企業秘密に該当すると事業者が考えている項目としては「対象化学物
質名」「生産量、使用量、取扱量」が多く、次いで「排出・
移動量」であった。「企業秘密」
の
定義が比較的広く解釈されているようである。
また、PRTRの本格実施の段階で公表したくない項目について尋ねたところ、一番回答
が多かったものは、「事業所の名称」であり、次いで、「
排出 ・移動量」であった。
表3-13
コー ド
I
J1
J2
J4
J5
J6
K
M
N
O
P
PRTRの本格実施の段階で公表したくない項目その回答数
項 目
報告者氏名
事業所の名称
所在地
主要製造品等名
従 業 者 数 (人 )
製 造 品 等 出 荷 額 ・売
担 当 者 の 所 属 、氏 名 及 び 連 絡 先
対象化学物質の取扱いの有無
対象化学物質名
生 産 量 、使 用 量 、取 扱 量 (kg/ 年 )
排 出 ・移 動 量 (kg/ 年 )
表3-14
コー ド
J1
J4
J5
J6
K
M
N
O
P
Q
R2
R3
R4
回答数
3
8
4
1
2
5
4
4
5
4
7
今回の報告で企業秘密に該当する項目とその回答数
項 目
事業所の名称
主要製造品等名
従 業 者 数 (人 )
製 造 品 等 出 荷 額 ・売
担 当 者 の 所 属 、氏 名 及 び 連 絡 先
対象化学物質の取扱いの有無
対象化学物質名
生 産 量 、使 用 量 、取 扱 量 (kg/ 年 )
排 出 ・移 動 量 (kg/ 年 )
主 た る算 定 方 法
廃 棄 物 として の 移 動 先 の 都 道 府 県 市 区 町 村 名
廃 棄 物 の 種 類 ・形 態
移動先での主な処分方法
回答数
2
2
1
9
2
7
22
19
14
3
1
2
1
Fly UP