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ナ チ ス 労 働 法 學 の 使 命 と 進 歩

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ナ チ ス 労 働 法 學 の 使 命 と 進 歩
し
が
き
和
田
夙
雅
ル リ ン大學 の ヴォ ル フガ ング ・ジ ーベ ル ト教授 指 導 下 の労 働
ヒ ュツ ク教 授 の論 文 の紹 介
ナ チ ス労 働 法 學 の使 命 と 進 歩
は
ッに お け る ﹁労働 法 學 の使 命 と 進歩 ﹂ と を 示す も のと し て興
法 研 究所 から 刊 行 さ れた 研究 叢 書 を紹 介 し
軍
た も ので あ る が、
し か し そ れは 、 正 に論 題 に掲 げ ら れた やう に、 ナチ ス ・ド イ
、湘 田夙 雅 君 は 、昨 昭 和 十六 年 十 二 月 大東 亜 職璽 勃嚢 後 最 初
の繰 上げ 卒業 者 の 一人 と し て法 學 士 と な ると 共 にた だち に 本
味 深 いと考 へる 。之 を 本誌 に掲載 を許 さ れ た こと に つ いては
學 助 手に探 用 さ れ、特 に労 働 法學 を專 攻 し た が、 そ の後 わつ
か 一ケ月 にし て本 年 二 月 一日 に は入 誉 し て軍務 に 服す る こと
ド イ ツ國 労働 省滲 事 官 ナ イ チ ェル の論文 (
瀞幹
)を 蘇 課 し て綿 密
和 田君 と共 に感 謝 にた へな い次 第 であ る。 な ほ他 の 一篇 は 、
このあ は た だ し い卒業 から 入菅 ま で の短 期間 にお いても 研究
と な つた 。 同君 は學 生 時代 か ら 労働 法 の研究 に熱 心 であ リ 、
な 課 誌を 附 し た ﹁ナ チ ス ・ドイ ・の経営 保 護 法 草案 ﹂ と云 ふ
demie for Deutsches Recht, Heft. 4, 15. Febru
Arbeitsrechtswissenschaft (Zeitschrift -der Aka
Alfred Hueck : Aufgaben and Fortschritte der
年 九 月 號) に掲載 さ れ る こと と な つた。
(菊 池 勇 夫)
か なり 長 いも ので あ り、 社 會政 策 時 報第 二 六四號 (昭 和 十 七
生 活 に没 頭 し て、 つ ひに ドイ ツ労 働 法関係 の謬 稿 二篇 を 完成
し て指 導教 官 た る 私 へ提 出じ た ので あ る 。本 稿 は右 のう ち の
一篇 で あ つて、ドイツ 労 働 法學 者 と し て著 名 な ミ ュ ン ヘン大
學 教 授 アル フ レッド ・ヒ ュック博 士 が獨逸 法 學院 會 員 と し て、
狽 逸 法學 院 難誌 第 八巻 第 四號(一九 四 一年 二児 十五 日號 )に寄
せた 論文 (
管)を醗 講 し 、か つそ の理解 を 正確 な ら し め るた め
に 課 者 が註 を附 した も のであ る 。 ヒ ュッ ク教 授 の論 文 は 、 べ
ar 1941, 8 Jahrgang).
Neitzel ; Der Fntwurf eines Betriebsschutzge
setzes (Z. der Akademie f. Deutsches Recht.
Heft 9, 1. Mai 1941, 8 Jahrg.).
國 法 と憲 法 を除 外 す れば 、 ナ チ ス革 命 に依 つて労
饗
庸
な る新 し い労 働 法 上 の基 本法
に依 る國 家 的 規
れ に よ つて初 めて説 明 し得 る所 の、 而 し て そ れ等 各
現象 に 正當 な る意 義 を附 與 す る 所 の全 く新 し い 精 神
企業 家、 使用人及び労働者 の眞 の共同艦、経営
が、 労 働 法 を 支 配 して ゐ る こ とで あ り、 新 たな 目標
-
の促進並に國 民及び國家 の 止ハ
同利益 の爲 の 協働ー
が 立 て ら れ て ゐ る こ と であ る。
從 來法 律 の新 規 制 を受 け 仁 こ と のな い、 労 働法 の
部 分 も 亦 す べ で 、 こ の精 神 や 目標 に よ つて 把握 、 改
造 せら れざ るを 得 な か つ九 の は 自明 の こ とで あ る。
斯 く して 、 軍 に新 し い諸 規 定 を解釈 し、 そ の基 礎 を
の労 働 法 の総 て の法 律 問 題 をも 亦 、 此 の新 九 な見 地
明 か に し 且 つそ の効果 を 攻究 す る の みな ら す、 爾 籐
に代 つて、 全然 別種 の組織 江
か ら 再検 討 し、 且 つ、 奮 來 の法 的 財 にし て な は有 用
(In
が 登 場 す る こ と 製な り 、労
な るも の と、他 面 新 し い法 的 思 惟 が新 形式 を要 求 し 、
と被 傭 者 の利 害関係 者團體
(Tarifordnung)
に依 る労 働 條 件 の集 團 的 規 制
組織が全 く新 に構成 せら れ、 労
(AOG)
働法 ほ ざ 根 本 的 な変 改 を蒙 つた法 域 は少 な い。 た だ
に労 働秩 序法
が制定 せ転嬉
働協約
(Tarifvertrag)
、
に代 つて賃 率 規 則
唖、
、一
丁は
teress entenverbande )
及 び 社會
(DAF)
新 結 果 を 招來 す る が 如 き箇 所 と を確 定 す る のが 此 の
(Reichstreuhander der Arbeit)
る獨逸 労 働 職 線
働管理官
の如 き 全
判 が如 何 に毎 日 此等 の 問 題 に煩 は さ れ ねば な らな い
法學 の使 命 とな つて 來 る。 判 決 録 を 一瞥 す れば 、 裁
(soziale Ehrengerichtsbarkeit)
く新 規 の法 的 制 度 が 設 定 さ れ 九 の みな ら す 、 さら に
的名岩裁判
原 理 上 一暦 重要 な こ と は、 如 上 の総 て の各 現象 を そ
れ 得 るか℃ 叉、 適 用 さ れ 得 る とす れば 如 何 な る規 定
か、 民法 の諸 規 定 が労 働 契 約 に は忙 して な は 適 用 さ
労 働裁判所 は 屡 覚草 案 を 直 接 引 用 し て、 そ の思 想 を
此 等 の思 想 が今 日 の法 的 思 惟 に合 致 し て ゐ6 江 砂、
Auf1.)
(StaudingerNipperdeyy .10
に於 け る浩 溝 な 説明 や、 叉 は獨逸 大 審 院 制 事
ー 昌ッパ ーダ イ第 一〇 版
下 に關 す る最 近 の註 繹書 、 例 へば シ晶タウ デ ィンガ ー
判 決 の根 擦 と して ゐ る ので あ る。 民法 第 六 ↓ 一條 以
(Gratifi
の判定 に當 つて
賞與
であ る かが 如 何 に雫 は れ て ゐ る か、 労 働関係 法 の多
ー
(Urlaub)
(Ruhegeld)
例 へば休暇
退職手當
数 の問題kation)
如 何 に釜 々純 債 務法 的 立 場 が 棄 て ら れ 、 如 何 に、 労
中 の エッ
註繹書第 九版
(9. Aufl. des KommRGR)
働関係 を 人法 的 な共 同髄 と み る 立場 に基 い て 結 果 が
に依 る説 明 を 、 一九 三 三年 前 の時 代 に出
グ
兎 に角 、 以 上 が先 づ 労 働法 に 新 精 神 を 浸透 せ し め
る であ ら う。
九進 歩 が如 何 な るも の であ つた か を 、 明 瞭 に知 り 得
(Oegg)
與 へら れ て ゐ る か、 或 ひ は墾 方 的 な誠 實 義 務 から如
た初 期 の説 明 と比 較 し て見 さ へす れば 、 か ち 得 ら れ
の労
何 に常 に新 し い結論 が導 き出 さ れ るか 野明 か であ る。
法 學獨
院逸
(Akademie fiir Deutsches Recht)
働 法 委 員 會 は多 年 の討 議 に依 り、 労 働関係 法 の中 で
出 だ さ う と努 めて 、 そ の結 果 を 、
' 労 働関係 に關 す る
法 律 草 案 と し て 提出 す る に至 つた 。・此 の草 案 も未 だ
ゐ る の で あ る がー
てー
も 裁 判 上 特 に重 要 な 領 域 に於 け る 総 括 的新 規 制 を見
法 律 とは な つて ゐな いが、 そ の中 に含 ま れて ゐ る思
た る法 律関係 に到 達 す る には 、 原 理 的 に して 周 到 な
た 端 緒 であ る。 今 や 、 諸効果 を仔 細 に確 認 し、 以 つ
想 の多 く は既 に實 際 に移 さ れて 居 り 、 そ れ は労 働 裁
る個 別 的 研 究 を 必 要 とす る。 蓋 し如 何 な る法 的 不 安
そ れ等 の効果 を 整 理 し 且 つ確 固
こ の こ と は労 働 法 に とり 特 別 の 意 義 を有 し て
判 所 の判 決 が 再 三 示 して ゐ る通 り であ る。 す な はち
定 も法 的紛 議 を 増 加 せ し め る も の で あ るが 、 然 し此
の不 安 定 た るや 動 も す れば 疎 隔 、 不 満 、 相 互 的 不 信
・ -
及 び 憤 慧 を件 ひ易 く、 以 つて共向 艦 精 神 と共 同 禮 労
働 とを 害 ふ から であ る。
鼓 に於 いて か、 正 に今 日、 労 働 法 の領 域 に新 た な
(Direktor des ar,
叢書 が 出 版 さ れ 始 めた の は 誠 に慶賀 の至 り であ み。
そ れは 、 伯 林 大 學 労 働 法 研 究 所 長
beitsrechtlichen Instituts der Universitiit Berlin)'
(Prof. Wolfgang
匿 依 り 編 輯 さ れ て ゐる の で あ る が(・)、既 刊
ヴ ㊧ル フガ ング ・ジ ーベ ル ト教 授
Siebert)
の数 巻 に見 ら れ る ご とく、 ま 忙編 輯 者 の 人物 から 見
て 期待 さ れ て ゐた ご とく、 特 に労 働 法 に新 精 神 を 浸
透 せ し め る此 の使 命 に寄 與 す る も の で あ る。 此 等 の
諸 著 作 を 概 観 す れば 、 労 働 法 の領 域 に於 け る 現時 の
研究 の多 様 性 が窺 は れ る であ ら う。
無獨逸 法出版所
(Deutscher Rechtsverlag Ber
lin) で從 來 出 版 さ わ た労働 法 の文献 は次 の如 し。 、
1. Hofrichter, Das mittelbare ArbeitsverhiiI
Reihe A : Deutsches _Arbeitsrecht.
tnis, 8, 40 RM; 2. Nagel, Soziale and sttind
ische Ehrengerichtsbarkeit, 7, 20 RM; 3. Leh
mann, Entwicklung and Inhalt der Fiirsor.
gepflicht des Unternehmers, 4, 40 RM; 4. Jar
gusch, Die Rechtsberatungsstellen der Deu
tschen Arbeitsfront, 4, 50 RM; 5. Bulla, Die
Gefolgschaftsmitgliedes, 4, 80 RM.
arbeitsrechtliche Stellung des ruckgefiihrten
1. Ciiny, Der Tarifvertrag in der faschistisch
Reihe B: Auslandisches Arbeitsrecht:
en Arbeitsverfassung, 6, 60 RM; 2. Hilger,
Arbeitsrecht, 8, 40 RM.
Die. Arbeitsbedingungen im franzosischen
從 來 か ら 在 つに問 題 を薪 し い 立 場 から 検 討 して 特
(Lehmann)
(Fiirsorgepflicht
に關 す る レー マ ン
色 あ る も の は、 企 業 家 の保 護 義 務
des Unternehmers)
の研 究 で あ る。 保 護 義 務 が從 來 の 法 にも 存 し九 こ と
は、 民法 第 六 一七條 、 第 六 一八 條 を 見 れ ば 明 か で あ
("schu
("schu
と考 へら れてゐた の で
る渦 然 しな が ら 、そ れ は ﹁債 務法 的 附 随義 務し
ldrechtliche Nebenpflicht")
Nebenpflicht")
ldrechtliche
あ る。 こ れ に反 して 今 日 、 全 労 働関係 を支 配 して ゐ
概 念 的 構 想 に 溺 れ る こ と に対し てー
それ は 著 者 自
警 戒 の要 が あ る。 然 し 繭般 的 に 去 つて、
ら 必 す し も 全 く冤 れて ゐ る と は云 へな い 所 の 危 倹 で
あ るがー
は 、 労 働関係 に關 す る 種 々の見 解 を 詳 細 に討究 し つ
書 の第 一部 に非 常 に明 確 に述 べら れて ゐ る。 次 に彼
義 務 の此 の発展 に就 いて は 、 レー マ ンに依 り 其 の著
義 務 は企業 家 の包 括 的 基 本 義 務 とな つて ゐ る。 保講
既 に 一九 三 七年 に、 へーデ マン
の諸 説 を基 礎 と して 立 論 し得 土 ので あ る。 、
郎 ち私 は
賜 せ ら れ る か を提 示 して ゐ る。 著 者 は そ の際 、 在 來
のこ
関の
係基 本 義 務 に今 日 、 如 何 に多 岐 的 な意 義 が
に確 固 江 る基 礎 を與 へ得 て ゐ る。・此 の叙蓮 は、 労 働
次 に保 護 義 務 の 實際 的効果 を 述 べ る に當 り、 彼 は 實
玉・ 現行 法 の基 礎 を明 か に せ ん と試 み て ゐ る。 そ の
醜賀 論 文 に於 いて 、 保 護義 務 の諸効果 に就 さ叙 述 を
る も の は、 襲 方 的 な誠 實 ︾ 保 護 の思 想 で あり 、 保護
際 ・ 彼 は 大 髄 に お い て ジ ー ベ ル トの 見 解 に從 つて ゐ
試 み 九 こ と が あ る し、昌ッパ ﹂ダ イ とディー ツ
ディー
(Dietz)
(Dietz)
の爲 の
る の で あ る。 然 しな がら 、 最 近数 年 間 の論 争 で は諸
は 、 夫 々 シュタ ウ ディ ンガー の註 繹 書 、 第 六 一七 條 以
ッパ ーダ イ
(Hedemann)
(Hedemann)
説 が著 し く相 接 近 す る に至 つて ゐ る こ と、 及 び種 々
下 の前 註
及 び ヒ ュックニ
(Kommentar von
von Staudinger,
Staudinger, Vorbem,
Vorbem,
(Kommentar
(Kommentar
(Kommentar
に於 いて こ の叙 蓮 を数 術 し てを り、 而 し て レー マ ン
von HueckNipperdeyDietz,.
HueckNipperdeyDietz,. Anm.
Anm. zn
zn §§ 22 AOG)
AOG)
von
ツ の 註 繹 書 、 労 働 秩 序 法 第 二﹁
條 の註 F
vor§§Q17ff.)
vor§§Q17ff.)
の見 解 が 理論 的 立 場 に差 異 こそ あ れ、 實際 上 の効果
に於 い ては は る か に 同 一結 果 に到 つて ゐ るこ とが 明
ら か で あ る。 だ か ら と云 つて 冷 保 護義 務 の思 想 的基
礎 を明 確 に 把握 し た こ と に は、 決 して 没却 す べ か ら
ざ み童 養 が 錨 せら れ る ので ある が、 然 し絵 b に純 梓
が そ れ に 一暦 の研 鑓 を加 へて ゐ る 諜 であ る。 この綜
括 も未 だ完 結 を意 味 す る も の で は な く、 寧 ろ 労 働法
判 決 録 の新 刊 は 殆 ざ何 れ も鳥 保 護思 想 より 生 す る結
(RAG) は 極 く最 近、
論で︾﹄
從 來 顧 み ら れ 仁 こ と のな い他 の も の を 掲 げ て
ゐ る。 か く て、 國 労 働 裁 判 所
こ の 思 想 を 正 當 に も 職 時 労 働 法 に対し ても 亦籍 り
に対し 直 ち 忙 こ れ を 通 知 す べ き企
の同意 を 可 及 的 速 か に 受 け 、 從 者
來 り 、 且 つ該 思 想 に基 い て、 解 約 告 知 に つき労働 局
(Arbeitsamt)
(Oefolgsmann)
る彼 の論 述 に は 十分 な る明 確 性 が獣 け て ゐ る。 彼 は
一方 . こ の義 務 を認 む る には . 保 護 義 務 以 外 に特別
な る法 的 根擦 の 必要 な し と し て ゐ るが 、、而 も 他 方 に
於 い ては 、つ就 業 者 を し て企 業 家 の退 職 手 當支払 を推
知 せ しむ るに 足 る 企業 家 の 一定 の 行 態 ﹂ を要 求 し て
ゐ る 。然 しな がら 、 そ れ は 結 局、 企 業 家 の少 ︽ とも
黙 示 の意 思 表 示 に外 な日
ら な い ので あ り、 從 つて從 者
(stillschweigende Vereinbarung)
の 同意 あ る こ 恩に 就 いて は 通 常 疑 ひ を 存 し な いが
故 に 、黙 示 の協 定
るも の と認 め ら れ る 。 勿 論 P 黙 示 の協 定 を 恣 億 的 擬
著者 に ょ つて は 排 斥 き れ 江 ρ であ ゐがー 1 が あ
關 す る レ ー マン の論 述 は 、 労 働 生 活 の諸 要求 に対す
制 と し て忌 避 す るの は 今 日屡 よ行 は れ て ゐ る 見解 で
ー
る良 き 理解 を 誇 示 す る 為 の で あ り、 私 は殆 ざ 全幅 的
業 家 の義 務 を認 め て ゐ る。 保護 義 務 の此等 諸効果 に
に こ れ に賛 成 す る こ と を 得 る 。叉 、そ れ が法 學院 草 案
て彼 等 に押 付 け ら れ る 場 合 に のみ 正當 で あ る .﹂嘘﹂
あ る。 然 しそ の際 に、
=右 φ 見 解 は 、 當 事 者 の實 際 全
く思 ひ も寄 ら な か つ忙 も のが 、 意 欲 さ れ よ も の 湿 し
を
の諸 提 案 と合 致 せ る瓢 も `
廣 汎 に及 ん で ゐ る 。忙 f、
併 し共 の他 の場 合 には 黙 示 の 協 定 が 完 全 に正 當 な 意
(entlassener Gefolgschaftsmitglied)
再雇 傭 す るの義 務 を 認 め る に至 つて は、 著 者 の行 過
義 を有 す る こ と に っい ては隔 必 す しも 十 勢 明 か 網 は
被解雇從者
ぎ で は な い か と惟 ふ 。 且 つ退職 手當支払 義 務 に關 す
され て ゐ な い 。最 後 に從 者 均 等 待 遇 の原 則
(Grund
に就 い て は 一暦 多 大 の顧 慮 が彿 は る
satz der gleichmassigen Behandlung der Gefolgsch
aftsmitglieder)
ては 些 か の進歩 も所 期 せら れ得 な い ので あ る垣 音 樂凸
(Hofganger)
の事
家 、 搾 乳 夫 並 に煉 瓦 工、 沖 仲 仕 並 に左 官 請負 仲 間 、
供 給 人夫 、自 螢 労働 者 及 び農 場 作 男
て叙 し、 且つ そ の 一切 の効果 を追 究 せ ん.
と試 み て ゐ
と し つ 玉著 者 は 、 間 接 労 働関係 を 現今 の 諸説 に撮 つ
情 が紹 介 さ れ て ゐ る。そ れ に 引績 いて 、學 説 及 び判 例
に
べ き で あ つた ら う 。 正 に 此 の 貼 に於 いて最 近 の発展
(mittelbares Arbeitsverhaltnis)
の論著 も 亦 、労
の從 來 の態 度 が述 べら れで ゐお 。而 し て、そ れ を基 礎
係
は既 に レー マ ンの立 場 を超 克 す る に至 つて ゐ る。
ー
る。そ の試 みた るや 、必 す こ の 理論 を 本 質 的 に促 遙 し、
(Hofrichter)
働 法 の新 根 本 思 想 の導 入 が 如 何 に効果 的 な作 用 を な
實 践 に対し価値 多 き刺 戟 を與 へる所 のも の であ る﹄
關 す る ホ ー ブリ ヒ タ ー
し得 るも のな り や 、 ま 九 そ の導 入 が 困 難 にし て 且 つ
か く労 働契 約 法 の 古く か ら の 諸 問 題 に対す る 新 江
(Nagel)
(Jagusch)
及び
の著 作 が こ れを 表 し て ゐ る。労 働
に提 起 せら れ、其処 に
法 上 の大 多 数 の紛争 は 今 日 、獨逸 労 働 載 線め 法 律 相
ー
論 究 も相 當 行 は れ て ゐ る。 ヤグ シ ュ
な法 的 思 惟 の影 響 を 考察 し て ゐ る他 、 法 日
的新制度 の
此等 の問
論 孚 せら る 、こ と多 き 労 働法 の 諸 問 題 -
に対し て如 何 に 全 く 新 たな 光 を 投
題 は 新 立法 によ つて 今 日 ま で 何 等 の規 制 も 受 け て ゐ
な い とは い へー
す るや を 示 し て ゐる 。 ま こ と に 欣 ぶ べ き こ と には 、
こ の論 著 は 、實 に簡単 で は あ る が 十 分 な 理解 に充 ち
(Rechtsberatungsstelle )'
於 い て大 部 分 は 和 解 を 以 つ て解 決 せら れ る。 訴訟 と
所
正 に、 間 接 労 働関係 に於 け る が如 く 事 實関係 が 種 々
爲 る⋮
場合 で も、 僅 か の例 外 を 除 け ば 、 少 く とも第二
て法 律 事 實 を研 究 し て ゐる 鮎 に 於 いて優 れ て ゐ る。
雑 多 な 領 域 にあ つ ては 、 か Σる法 律 事 實 を知 ら す し
(Rechtsberater)
で あ る 。從 つて法 律 相 談 所 が労
審 で當 事 者 の主 張 を受 持 つの は、 や は り法 律 相 談 委
員
設 定 を 提 案 せ る職 に存 す る。
し て も評価 し過 ぎ る こ との な いほ ご 重要 な も の であ
語 で ﹁撤 退 者 ﹂
的 地位 に關 す るブ ラ
の労 働法
.特 に現 實 的 問 題 を採 上 げ て ゐ るの は 、.
r
撤退從者
る 。 そ れ に も拘 ら す 、 從 來 そ れ を 取扱 つ九労 働法 の
あ江b西部職線 の 撤去 地区
(ruckgefiihrte Gefolgschaftsmitglieder)
文 献 は 殆 ご 存 在 し な い有 様 で あ る 。 故 に、 ヤグ シ ュ
を退去
働法 上 の紛 争 解 決 に つき 演 す る 役割 は、 如 何 に評価
が 多 年 の経験 に撫 り 、 法 律 相 談 所 の法 的 地位 、 そ の
であ る。 彼 等 が從 者 で あ る限 り 彼等 の労 働 法 的 地位
τとは 、戦争 勃沸
彼に
(Freimachungsgebiet)
(Freimachung)
叉は
せ ね ば な ら な か つた國 民 大衆 の謂
("Riickgef uhrte")
(Bulk) の論 作 で あ る 。官庁 用
任務 、 及 び そ の活 動 より 生 す る 法 律関係 を総 括 的 に
に つき 、戦争 勃褒 に因 る撤 去
の⋮
場合 並 に其 の後 の復 録 の場 合 に.
、`
多 数 の疑 問 を 生 ぜ ざ るを 得 な いの ば 明 か で あ り、 そ
(Raunnng)
(raumen)
叙述 し て ゐ る のは 、 非 常 な功 績 で あ る。 ナ ーゲ ル の
退去
を論 じ
著 作 は、 我 が國 現行 労 働 法 の著 し い特 徴 た る杜 會 的
(soziale Ehrengerichtsbarkeit)
れ等 の疑 問 に対し て は 法 律 的 規 制 によ り 唯 ヱ軍 に若
裁 判名
制誉
度
て ゐ る。 こ の論 文 の意 義 は 、 社會 的名誉 裁 判 を 一般
干 の概 括 的 な 規 定 が 與 ・へら れ た に とざ ま つて ゐ る。
獨逸名誉
(allgerneines deutsches Ehrenrecht)
現行獨逸 労 働 法 に關 す る こ れ等 の研究 の外 雨 本 叢
の特 異 な功 績 であ ら う。
細 目 に亙 り 明 確 に 縷 々説 明 し て ゐ る のは、 全 くブ ラ
從 つて、 そ の論 著中 に 、 生起 す る法 律関係 を極 め て
の
法
(standi
の
と統
の多 様 な 形 式 と比 較 し、
廣 い範 域 に編 入 し、 此 れ を身 分 的名誉 裁 判
sche Ehrengerichtsbarkeit)
(einheitliches Ehrenrecht)
(einheitliches Ehrengerichtsbarkeit)
最 後 に統 一名誉法
一名 恐裁判
の意義 に
書 が 外國 法 を も 顧慮 し て ゐ る のは 誠 に よ ろ こば し い
こ と であ る。 比 較 法
(Rechtsvergleichung )
つ いて は 今 日 、もは や吹 々を要 し な い。これ ま で に、
二 個 の 論作 が 出 て ゐ る。一は フ ァシ スタ労 働 組織 に於
け る労 働 協 約 の意 義
(Bedeutung der Tarifvertrages
るフ
対ァ
す
シズ ム
(Faschismus)
の態 度 如 何 が、 奮 猫
の論著 の
逸 協 約法 の專 門家 の興 味 を惹 く で あら う。 佛 蘭 西 法
(Hilger)
(Arbeitsbedingungen im franzosi
に關 す る ヒ ルゲ ル
に於 け る労 働 條 件
schen Recht)
述 ぶ る所 は 全然 違 つた趣 き を有 し て ゐ る。そ の表 題 だ
け 見 る と談 解 の處 が あ δ と思 ふ が、該 研 究 は 労 働 條 件
の内容 で は な く ・
労 働 條 件 の形 成 を対象 と し て ゐ る の
を論 じ て ゐ
る。我 が國 社 會 秩 序 の新 樹 立 に際 し ファシ スタ伊 太 利
で あ る 。即 ち佛 蘭 西 の労働 生活 に於 い て 労 働 條 件 の
in der faschistischen Arbeitsverfassung)
の経験 が 我 が國 に とり 特 に重 要 な こ とは 言 を俣 た ぬ。
最 重 要 な る制 度 の 一つー
諜 で あ る 。そ の内 容 形 成 に際 し て は、賃 銀 決 定 のた め
が そ れ に擦 つて實 現 さ れ る所 の 規 律 と を蓮 べ て ゐ る
(Formung)
太 利 法 とが 極 めて 本 質 的 に相 異 し て ゐる 瓢 ー を採
の 闘争 が最 も 重要 な例 と し て墨 げ ら れ る。 此 の研 究
内容 を 形作 る諸 勢 力 と 、 こ の 内 容 形 成
上 げ て ゐ る。こ れ が女 史 を し て 、再 三 再 四獨逸 労 働組
もま 九今 日 、 ファシ スタ労 働 法 の説 明 とは 全 く 別 の理
の そ の論 文 は、 ファシ スタ労 働 法 の
織 と伊 太 利 労 働 組織 の共 通 瓢 と差 異 職 と を 鋭 意 指 摘
由 か ら で は あ るが、 特 に 現實 的 な 興 味 を 惹 くも ので
キ ュ昌1
せ し め て ゐ る所 以 で あ る。 正 に鼓 に こそ 該著 作 の特
あ る。こ れは 、獨逸 の讃 者 間 にた だ ち に 一九 三 三 年 以
し か もそ れ は獨逸 法 と伊
別 な価値 が存 す る。更 に、以前 我 が國 に於 い て も大 き
前 の集 團 的 労 働法
時代
な 役 割 を 演 じ て ゐ 仁問 題 が、 今 日 な ほ如 何 に 多 敷 伊
の記憶 を 喚 起 し、 そ の體系 の弱 窯 と 訣 陥 と を 著 し く
(kollektives Arbeitsrecht)
太 利 法 に於 いて重 要 性 を 有 し て ゐ る か、 及 び そ れ に
法
政
研
明 瞭 に指 摘 し て ゐる。
究
第 十二巻
第二號
マ
斯 く の如 く伯 林 労 働 法 研 究 所 の 叢 書 の最 初 の 七巻
は 、 誠 に欣 ぶ べき 門 出 を な し て ゐ る の であ る。 願 は
)
二於 テ ハ企業 家 ハソノ
く は 、 該 幾 書 が 同 一の 精 神 ε 同 一の 學 的 水 準 と を 保
、
以 下 の註 は 凡 て課者
持 し つ 瓦績 刊 せ ら れ ん こ 己 を 。
註
弓
に 於 て附 加 し た も の
(註 一) 國 民労 働 秩序 法第 一條経営
指導 者 ト シ テ、 使 用 人 及 労 働 者 ハソ ノ從 者 ト シテ共 ニソ
ク モ ノト ス。
義 務 者 ノ生業 活 動 ノ全 部又 ハ主要
ノ経済 目 的 ノ促 進 虹 二國 民及 國 家 ノ共同利益 ノタ メ ニ働
(註 二) 民 法 第六 一七條
・ナ ル部 分 ヲ必 要 ト スベ キ緩 績的 雇 傭関係 二於 テ義 務者 ガ
二五〇
タ ル トキ ハ、之 一
一因 リ テ 生 ジ タ 乃 雇 傭関係
ノ繁 了 ハ上 ノ
鯉 鮒鋪 蕪 讐 慰 嚢 善療ノ
肪勢 ト
労 務 橿利 者 ハ労務 給 付 ノ性 質上 許 シ得 べ 誉
キ ハ、労 務 権利 者 ハ第 一項 ノ義 務 ヲ負 フ コ,
ト ナ シ。
4
第 六 一八條
磯籔雛譲議源髭謄盤難日
雛
腰灘
二設 備 及 ビ維持 シ、・且 自 己 ノ命 令又 ハ措 圖 矛下 二爲 スベ
キ 労務給 付 ヲ適 當 二規律 ス
.
ル μ下 ヲ要 ス。
義務 者 ガ家 庭 共同 燈 ニス リ タ ルト キ ハ、
嘱労務 擢 利 者 ハ居
室 及 ビ寝 室 、給 養 鈍 二労 務 及 ビ休憩 時 間 二付 キ、 義 務者
ビ健康 二關 シ一
石 婆
ル義
ノ健 康 、 風 儀及 ビ宗教 ノ上 ヨリ 必要 ナ ル施 設 及 ビ規 律 ヲ
設 ク ル コトヲ要 ス。
行爲 二關 ス ル第 八四 二條 乃至 第 八 四六 條 ノ 規定 ヲ準 用 ス。
務 ヲ履 行 セザ リ シトキ ハ、 其 ノ損害 賠 償 ノ義 務 ニ ハ不 法
労務権利者ガ義務者 ・生笈
な・
ほ第 六 一九條 は 上 掲 雨條 の強行 規 定 た る ことを 明 か に
家 庭 共同 盤 二入 リ タ ル トキ ハ、労 務 権 利 者 ハ義 務 者 ノ疾
病 ノ場 合 二於 テ六 週⋮
間 ノ期 間﹁
迄 必要 ナ ル給 養及 ビ署療 ヲ
從 者 の帽
胸祉 の保 護 は、
指滞
導者﹁
の巾ゆ
誠 が出
衣は
さ れ る形 式 で あ る。 そ れ は 眞 の経営 共 洞 膿 の形 成 に特
(註 三)保 護 義 務
除 又 ハ制 限 ス ル コト ヲ得 ズ 。
労 務 権利 者 ノ負 櫓 スル義 務 ハ、契 約 二依 リ テ豫 メ之 ヲ排
し てゐ る 。第 六 一九 條 第 六 一七條及 ビ第 六 一八條 二因 リ
與 フ ル コト ヲ要 ス、 但 シ雇 傭関係 ガ終 了 シ タ ルトキ 叉 ハ
疾 病 ガ 義務 者 ノ故 意 又 ハ重 大 ナ ル過 失 二基 ク ト キ ハ此 ノ
限 二在 ラズ 。給 養 及 ビ 馨療 ハ義務 者 ヲ病 院 二入 院 セ シ ム
ル コト ニ依 リ テ之 ヲ爲 ス コト ヲ得 。費 用 ハ疾病 期 間 中支
⋮抑 フベ キ報 酬 中 二充 菅田ス ル コト ヲ得 。労 務 権利 者 ガ第 六
二 六條 二因 リ 疾病 ヲ理 由 ト シテ雇 傭関係 ノ解 約 ヲ告 知 シ
徴 と し て存 す る本 質 的 な 指導 者 義務 であ り 、 且 つ経営 の
に從 者 の編 趾を 圖 る ことを要 す る。
様 を有 す る保 護 義 務 を負 ふ。 尤 も彼 は経営 共 同 禮 の構 成
然 し緯醤 共同 燈 に 所属 せ ぬ企 業 家 も亦 、経営 共 同燈 に根
員 では な いが、 然 し輝 菅 共 同膿 とは 極 め て密 接 な関係 を
指導 者 の行 ふ凡 て の決定 に対す る準 則 で なけ わ ば なら な
規 則経す
営な は ち経営 保 護 拉 に そ れ に類す るも のに關 す
の
然 し社 會 的名誉 に基 く義 務 と個別 的 労 働関係 から 生ず る
要 す る (第 三五條 詑 三〇 参照 )。
際 し ては 從 者各 員 に対す る保護 に より 指導 さ わ る ことを
者 も、 自 己 の社 會 的名誉 に基 く義 務 を 負 ひ、 そ の履 行 に
條 、第 七條) 叉は 共 通経営 規 則 を制 定 す る企業 家 の代 表
菅 の指 導 者 に命 令 を発し (第 一七次 施 行 令第 一條 、第 五
從 者 保 護 の義 務 が 生ず る。経営 の指 導 者 の上 官 と し て経
に対し てさ へ、個 別 的 労 働関係 から 生ず る義 務 と は異 る
八五頁 参 照 ) か ら、 経 蒼 の指導 者 に あら ざ る企業 家 自 身
三五條 註 三以 下及 びデ イ ー ツ のH ・レー マ ン祀賀 論 文 二
根 採 を有 す る企業 家 の緯菅 共 同 膿 に対す る此 の地 位 (第
共 同禮 秩序 に影響 を與 へ得 る。 紹菅 共同 盤 の本 質自體 に
労 働関係 から 生ず る義 務 の履 行 又 は 不履 行 によリ 、 経骨
五條 ) の制定 虹 に経営 指導 者 の命 令 に より 、殊 に個別 的
みなら ず 、直 接 的 にも 共 通経営 規則 (第 一七次 施 行 令第
有 し、 軍 に間 接 的 に経営 の指 導 者 に対す る命 令 によ る の
い。 此 の從 者 に対す る保 護 も また経営 の指 導 者 に対し 、
る規定 の内 外 にお い て労 働條 件 を適 當 に形 成 せん こと を
(stellvertretender Betriebsfuhrer)
要 求 す るも のであ つ て、経営 の指導 者自 身 、從 つ てま た
代表経営 指導 者
負 携 す る義 務 で あ る 。鼓 に お いて本 法 は経営 の指 導 者 の
保 護 義務 を規 定 し てゐ る のであ る。 此 の保護 義務 は経営
の指 導 者 の各 義 務 と 同 じ く経営 共 同燈 及 び経営 共 同禮 に
(Gliedschaf
("offenlliches" oder
お け る指導 者 の地 位 に 根採 を有 す る。 それ は経営 共同 燈
と 同自
様體、 ﹁公 権﹂ 又 は ﹁高権 ﹂
に周 す る分肢 義務
で あ る。 そ れは 社會 的名誉 の義務 であ リ 、 そ
"hoheilliches" Becht)
tspflicht)
の違 反 は第 三六條 の諸 場 合 に お いて名誉 罰 を 以 て虎 罰 ざ
れ る 。此 の保 護 義 務 は 、個 別 的 労 働関係 が ら 生ず る企業
家 の保護 義 務 、 即 ち、 此 の個 別的 労働関係 の所 属 員 で な
いた め経営 の代 表 指 導 者 が関係 せざ る保 護 義務 とは 異 る 。
る義 務 を履 行 す るよう 、 す なは ち賃 銀 を支 ⋮
拐 ひ、祀 會保
方 が 他方 に対し 何等 の意義 を も有 せざ る こと を意 味 す る
義 務 の此 の匠別 は 、 これ 等 の義務 が各 主別個 に存 し、 一
の指
経導
営者 は自 ら 、 企業 家 が個 別的 労 働関係 から 生ず
ま た 、彼 は 自 ら 、就 中 從 者 の 生存 の基 礎 を確保 す るた め
瞼 負 携額 を 支 出す る よう 、努 む る こと を要 す る。し か し
も ので は な い。 寧 ろ社 會 的名誉 の義務 こそ、 企業 家 た る
緯 菅 の指 導 者 挫 に経営 と は無関係 の企業 家 に対し 、 其 の
の指
経導
営者 の保護 義 務 は 、 其 の決 定 権 の相關 概念 で あ
``
個 別的 労働関係 か ら 生ず る義 務 の履 行 を要 求 す る ので あ
るo
上の
経凡
営ての事 件 を 包 括 す るご とく 、経営 上 の 凡 て
り 、 ま た決 定 権 の準 則拉 に尺 度 であ る。 而 し て決定 椹 が
(HueckNipperdeyDietz,
Gesetz
zur
Ordnung
の事 件 は從 者 の福祉 を 顧 慮 し て 規 制 さ るべき であ る。
)
der
nationalen
Arbeit.
ァ
2
Anm.
11
ff.
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