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歯っぴ~噛む噛む新聞Vol.90「噛んで健康!元気な子!」
Happy come come Vol.90 2016.9 お子様の「歯とお口」の悩みをサポートする情報紙です す 今回のテーマ・・ よく噛むことは、食べ物を噛み砕き、味わうだけでなく、消化吸収を助けるなどさまざまな役割があります。 幼児期のうちにしっかり噛む習慣をつけることが大切です!! ・ ・ ・ ・ 「そしゃく(咀嚼) 」とは?? 「咀嚼(噛むこと) 」の働き・効果 そしゃく(咀嚼)とは、摂取した食べ物を歯で噛 み、紛砕すること。これにより消化を助け、栄養 をとることができます。 ① よく噛むと満腹感が得られ、肥満防止につながる。 ② よく噛むと脳の血流が良くなり、 頭の回転が良くなる。 ③ よく噛むと舌や顎の運動機能や筋肉、 味覚などが発達。 ④ よく噛んで唾液が出ると唾液の力で むし歯を作りにくくする。 ⑤ よく噛むことで消化酵素がたくさん出て 消化を助ける。 健康をつくるすべての栄養は口から入ります。 毎日、無意識に行っている咀嚼は、 食育を考える上でとても 大切なことです。 ●必要以上にすりつぶしたり、小さく切りすぎない。 ●よく噛んでいるか見守り、観察、声かけをする。 ●噛むメニュー(豆類・根菜類など)の和食中心の ●テレビを消して食べさせる。 食生活に! ●食感を楽しみ、味わうことの大切さを伝える。 ●めん類には噛む食材をプラスする。 ●口に食べ物が入っている間は口を閉じ、飲み込んで ●パンは噛む回数が増えるようにできるだけ しまってから次の食べ物を口に入れる。 ●水分で流し込まないように心がける。 トーストする(焼く)。 ●干いも、ドライフルーツ、いりこ、するめなど 噛むことを意識したおやつをとり入れる。 最近の子ども達は、食べ物をあまり 「噛まない」、または「噛めない子」が増えています! 野菜や肉など、繊維の多いものはあまり好まず、 食べてもよく噛まずに飲み込んだり、噛んでも いつまでも口の中に残っていて飲み込めなかったり、 咀嚼に問題のある子どもが増えています! 宮崎市歯科保健推進協議会 作成 「食べやすくする」ことは大切ですが、噛まないからと柔らかい ものばかり食べさせていると、「噛まなくても大丈夫!」と認 識してしまい、いつまでたっても噛む力は伸びません! 調理方法を工夫しながら少しずつ「噛む」ことを意識させて いきましょう! しっかり噛むには、正しい噛み合わせになっていることが大切 です。「歯は欠けていないか」「むし歯はないか」「噛み合わ せは正しいか」など、歯科医院でチェックしてもらいましょう! 【問い合わせ】 宮崎市健康支援課 ☎ 0985-29-5286