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ミカド電子株式会社 代表取締役 芝崎 健寿 様

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ミカド電子株式会社 代表取締役 芝崎 健寿 様
日本で唯一のメンタル離職抑止サービス『メンタル天気予報 コンケア』導入企業インタビュー①
ミカド電子株式会社 代表取締役 芝崎 健寿 様
企業概要 設立 : 平成 7 年 11 月 資本金 : 3,000 千円 従業員数 : 120名 (アルバイト含む)
事業内容 : 火災警報器の製造、 販売他
URL : http://www.mikado-denshi.com/
<属人的管理の限界に直面していました>
私がコンケアと出会ったのは、 2013 年 5 月のメンタルヘルス系の展示会でした。 ちょうどその頃、 自社に合った勤怠管理システムを探していたことと、 従業員数
の増加と共に現場管理者毎の経験に頼る属人的マネジメントに限界を感じていたときで、 勤怠管理とメンタルマネジメント、 両方が一緒にできる 『コンケア』 という
仕組みに強く興味を持ちました。 単純にシステム化することによる効率化だけではなく、 発想自体におもしろみを感じましたし、 データとして目に見えた形でアウト
プ ットされるもの以外にも、 朝一番の製造現場に今までと違う変化が出てくるのではないかという好奇心のようなものもありました。
<導入前の不安は杞憂でした>
毎日の出退勤に天気マークを使うという手法に対して、 従業員から反発や拒否反応があるのではないかと導入前は正直不安がありました。 ただ、 それは杞憂で
した。 導入直後、 特に年齢が高い従業員が不安そうにしていましたが、 「今日はあなた快晴マークなの?なにか良いことでもあったの?」 「今日はあまりがんばれ
なかったから雨マーク!」 など、 タブレットの前で従業員同士が軽口を言い合う光景が生まれ、 新しいコミュニケーションの場作りになっているとも思いました。
<予防的アクションに想定以上の効果がありました>
コンケアご利用風景 (写真)
従業員のコンディション変化の予兆を現場管理者が掴めることで、 火事が起きる前の煙の段階でアクションが取れるよ
うになったという実感があります。 それまでは小さな揉め事から離職や不調に至ることがあり、 その予兆を掴むことに
課題がありましたが、 コンケア導入後は、 定期的な面談のタイミングをコンディションの動きに合わせて行うなど、 面談
の仕方、 声の掛け方に工夫が生まれました。 なにより従業員の心の変化に対して無防備で臨まなくてもよくなった安
心感があります。 コンディションが落ち込んだときだけでなく、 上昇するタイミングも掴めるので、 そのときはその従業
員にひとつ上の役割を与える契機だと捉えるようにしています。 今後、 この経験値を蓄積し、 予防的アプローチに
磨きをかけていきたいと考えています。
Copyright (c) 2014 Tokyo Mentalhealth & EXBRAIN Corporation
日本で唯一のメンタル離職抑止サービス『メンタル天気予報 コンケア』導入企業インタビュー②
<離職率が半減しました>
コンケア導入前に比べ、 明らかに離職率が減少しています。 (図1参照)
従業員数の増加やその他事業環境の変化も離職率減少の要因になっていると思われますが、 コンケア導入により、 コンディションの変化に対して予防的に対応
ができるようになったことも離職率軽減にプラスに作用したものと考えています。 派遣社員の方に対してもコンケアを活用しています。 派遣元企業様に許可を取っ
た上で運用し、 コンディションの結果を派遣元担当者様にも適宜フィードバックすることで、 派遣社員の方のマネジメントにも有益なツールと捉えて頂けています。
図1 : ミカド電子株式会社 離職率推移表 (2013年1月~2014年6月)
140
14%
2013年7月コンケア導入開始
120
12%
100
10%
80
8%
60
6%
40
4%
20
2%
0
従業員数
離職者数
離職率
0%
2012/1~6
2012/7~12
2013/1~6
2013/7~12
2014/1~6
<将来の環境変化に備えた事業基盤作りへ>
製造業全体としての好景気は、 当面続くものとみています。 一方、 同業同士での価格 ・ 品質 ・ 納期に関する競争も激しくなっていると感じています。
事業環境の大きな変化はこれから必ず来ると考えており、 事業を盤石なものとするためには、 環境変化に耐えられる強い事業基盤作りを先手先手で取り組んで
いく必要があると考えています。 新規事業として進めている化学発光ライトを用いた自社製品「ミカドスタンドライト」の開発も先手を取るための取り組みと位置づけ
ています。人間力、 会社力を鍛えるためにコンケアはその入口を作ってくれたものと考えています。
今後は、 製造現場に特化したカスタマイズなど、 より業務に密接した機能を持つサービスに成長されることを期待しています。
Copyright (c) 2014 Tokyo Mentalhealth & EXBRAIN Corporation
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