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ハイ・タッチウォール

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ハイ・タッチウォール
L型擁壁 宅造認定(H=3∼5m)
ハイ・タッチウォール
KN0202-石乱積み
透水層
止水コンクリート
敷モルタル
基礎コンクリート
土粒子止めフィルター
直高H3.0m超、最大5.0mの
プレキャストL型擁壁
宅造法に基づく国土交通大臣認定取得商品です。
社団法人全国宅地擁壁技術協会による工場認
定を受けた工場での安定した品質管理。
基礎砕石等
特 長
1 建設省建築研究所(当時)で耐震実験等を行い、
地震時の挙動を解析した結果を反映しております。
2 基礎地盤の必要地耐力が定められております。
6 前壁がほぼ垂直であるので土地の有効利用が出
来ます。
3 鉄筋の被りを4cmにすることにより、100年の耐久
「個性」
と
7 前壁のデザインを施すことも可能なため、
4 工場生産により品質管理の行き届いた均一な製
8 フェンスを前壁天端に一体化して施工することが出来
力があります。
品です。
102
5 機械施工により工期の短縮と省力化が図れます。
「調和」
を選ぶことが出来ます。
(オプション)
ます。
寸法図
下水道・
カルバート
取扱地域 北海道 東 北 関 東 中 部 北 陸 近 畿 中 国 四 国 九 州 沖 縄
(単位:mm)
背面図
右側面図
h1
H1
H3
T1
擁壁・
法面保護工
正面図
1:500
H
H2
85
T5
水抜き穴φ75
水抜き穴φ75
h2
貫通穴φ55
道路
1700
インサート
5
1180
T3
T4
410
T2
B1
2000
R/2
B2
R/2
R
2000
B
5
連結プレート PL 6
連結プレート
36
河川・環境
52.5
175
52.5
本体内インサート
M16
280
112
100
112
56
18
56
φ18
水路関連
410
貫通穴φ55
r
250
h3
h4
インサート
T6
300
r
85
M16ボルト
M16座金
呼び名
H
3250型
3500型
B
3500
2250
3750型
3750
2400
(2500)
4000型
4000
4250型
4500型
T1
T2
T5
T6
250
520
(560)
120
250
560
120
250
590
(625)
625
250
250
660
(670)
250
670
250
705
(735)
250
735
250
520
(560)
250
560
250
590
(625)
2500
250
4250
2650
(2800)
4500
2800
4750型
4750
2900
(3000)
5000型
5000
3000
H1
H2
H3
T4
B1
B2
120
1330
(1390)
250
(300)
120
1390
300
120
125
1460
(1575)
350
(300)
625
120
125
1575
300
250
(300)
660
(670)
120
(130)
125
(130)
1640
(1780)
350
300
670
130
130
1780
350
300
705
(735)
130
130
1845
(1915)
350
300
735
130
130
1915
350
h1
h2
h3
h4
−
650
(700)
重量(kg)
−
600
(350)
R
250
340
700
(450)
3500型
800
2140
600
250
340
700
−
−
700
6170
3750型
800
(550)
2360
(2575)
600
(350)
250
350
700
(450)
−
−
(150)
750
(790)
6870
(7220)
4000型
800
2575
600
250
350
700
−
150
790
7520
4250型
800
(750)
2790
(2830)
600
(350)
250
(300)
390
700
(450)
−
175
(250)
830
(870)
8580
(9080)
4500型
1000
2830
600
300
390
700
−
250
870
9380
4750型
1000
(750)
3045
(3265)
600
(350)
300
390
700
(450)
−
250
910
(950)
10150
(10610)
5000型
1000
3265
600
300
390
700
1300
250
950
10910
5550
(5870)
参考資料
1930
(2140)
r
3250型
800
(550)
特殊工法
呼び名
T3
通信関連
3250
2100
(2250)
貯留システム
■規格寸法表
※
( )
内寸法は兼用型枠による製品です。
また、道路用ハイ
・
タッチウォールもご用意しておりますので詳しくは担当係員にお問合せ下さい。
103
製造仕様
ハイ・タッチウォールは、擁壁の製造実績・製造能力・管理体制等を国土交通大臣が審査し、
それを認めた、品質管理の
行き届いた工場で製造しております。
1 認定書別記事項よりの抜粋
●製品は、宅地造成等規制法施行令第15条に定める擁壁と認定した
「ハイ・タッチウォール」の製造工場として、
国土交通大臣が別途認定した工場で製造されたものであること。
●コンクリートの4週圧縮強度は、30N/mm2以上とすること。
●製品には、裏面の浸透水が有効に抜ける位置に、内径75mmの水抜き穴を一個以上設けること。
●鉄筋に対するコンクリートの被り厚さは、40mmを確保し、許容誤差は設計値に対して±3mm以内とすること。
2 標準規格外品に関する事項
(1)
製品の高さを自由に変更できます。
その場合高さ以外の寸法は直近上位の規格寸法となります。
(2)
製品の前壁天端を斜切りする事が出来ます。
その時の勾配は、25%以下とします。
(3)
製品の長さは1mと2mが製造出来ます。
(4)
宅地周りの景観を考慮したい時は、
オプションにより前壁面に模様の施されたハイ・タッチウォールを、
ご使用
頂けます。模様部分の凹凸は、標準規格寸法の範囲外となります。
(1)
(2)
(3)
模様厚
(4)
m
2.0
104
m
2.0
ハイ・タッチウォール
下水道・
カルバート
取扱地域 北海道 東 北 関 東 中 部 北 陸 近 畿 中 国 四 国 九 州 沖 縄
築造仕様
3.50
3.75
4.00
4.25
4.50
4.75
5.00
170
(17)
150
(15)
140
(14)
130
(13)
120
(12)
180
(18)
160
(16)
150
(15)
140
(14)
130
(13)
190
(19)
170
(17)
160
(16)
140
(14)
130
(13)
200
(20)
180
(18)
170
(17)
160
(16)
150
(15)
210
(21)
190
(19)
180
(18)
160
(16)
150
(15)
220
(22)
200
(20)
190
(19)
170
(17)
160
(16)
240
(24)
220
(22)
200
(20)
180
(18)
170
(17)
260
(26)
230
(23)
210
(21)
190
(19)
180
(18)
(1)
ハイ・タッチウォールにフェンスを取り付ける場合には、自重の小さいパイプフェンス、ネットフェンスとして下
さい。
(ブロック塀、万年塀は除く)
(2)
フェンス支柱の埋込み長さは30cmとし、太さは8cm以下として下さい。
cm
16.5
特殊工法
cm
穴
16.5
ンス
フェ 能範囲
可
加工
通信関連
3 フェンスの取り扱い
貯留システム
3.25
背面土の
内部摩擦角
25°
30°
35°
40°
45°
2
2)
kN/m(tf/m
河川・環境
擁壁の高さ
(m)
水路関連
2 基礎地盤の必要地耐力
道路
ハイ・タッチウォールの築造に際して、擁壁背面及び基礎地盤の土質条件により施工方法が異なりますので、施工
場所の土質を充分把握してください。
(1)
隅角部等で単体の規格のものが使用できない場合には、現場打ちコンクリートで施工して下さい。
(2)
岩盤に接着して設置する場合を除いて、根入れ深さDfは、前壁高さの15/100
(その値が35cmに満たないとき
は35cm)
以上にして下さい。ただし、基礎地盤の内部摩擦角が30度未満の時には、前壁高さの20/100
(その
値が45cmに満たないときは45cm)
以上として下さい。
(3)
基礎は、基礎コンクリート厚さ10cm以上基礎砕石厚さ20cm以上として下さい。
(4)
据付けに際し、基礎コンクリート面と擁壁底版との間に隙間が生じないように、厚さ2cm程度の良く締固められ
た敷モルタルで不陸を処理して下さい。
(5)
前壁の背面には砂利等による透水層を設けて下さい。
(6)
擁壁背面の土砂が目地及び水抜き穴から流出することを防止するために、耐食性のフィルター
(吸出防止材)
を設置して下さい。
(7)
ハイ・タッチウォールの前壁片側面には5mm厚の突起が3ヶ所設けてあります。
これは前壁接合部に水抜き用の排水目地を確保するものです。
(8)
ハイ・タッチウォールの前壁には、内径75mmの水抜き穴が4ヶ所設けてあります。施工計画の都合により、下段
の水抜き穴が1∼2個埋め戻しにより、隠れる事がありますが、2∼3個の水抜き穴と前述の排水目地により充
分な排水が確保出来ます。
擁壁・
法面保護工
1 一般的注意事項
参考資料
105
標準施工歩掛
(10m当り)
呼
び
名
使
用
材
料
設 置 歩 掛
型
枠
種
別
擁 壁 高 : H
底
版
幅 : B
製 品 参 考 質 量
ハ イ・タッ チ ウ ォ ー ル
基
礎
砕
石
基 礎 コ ン クリ ート
基 礎 コンクリート 型 枠
止 水 コ ン クリ ート
止 水 コンクリート 型 枠
透 水 層( 裏 込 め 砕 石 )
土 粒 子 止 めフィル ター
世
話
役
ブ
ロ ッ ク
工
普
通
作
業 員
ホイー ル クレーン 賃 料
ホイールクレーンの規 格
諸
雑
費
m
m
tf
個
m2
m3
m2
m3
m2
m3
m2
人
人
人
日
3250
4750
3500
4000
4500
5000
3750
4250
専用 兼用 専用 専用 兼用 専用 専用 兼用 専用 専用 兼用 専用
3.25
2.10
5.55
5
23.00
2.30
2.00
0.10
0.32
4.69
4.18
3.25 3.50
2.25 2.25
5.87 6.17
5
5
24.50 24.50
2.45 2.45
2.00 2.00
0.10 0.10
0.31 0.31
4.58 5.00
4.14 4.39
0.39
0.39
1.17
0.39
20 t 吊り
3.75
2.40
6.87
5
26.00
2.60
2.00
0.09
0.30
5.28
4.61
%
3.75 4.00 4.25
2.50 2.50 2.65
7.22 7.52 8.58
5
5
5
27.00 27.00 28.50
2.70 2.70 2.85
2.00 2.00 2.00
0.09 0.09 0.08
0.30 0.30 0.27
5.17 5.59 5.62
4.58 4.83 5.05
0.45
0.45
1.35
0.45
25 t 吊り
11
4.25
2.80
9.08
5
30.00
3.00
2.00
0.08
0.27
5.78
5.07
4.50
2.80
9.38
5
30.00
3.00
2.00
0.08
0.27
6.23
5.32
4.75
2.90
10.15
5
31.00
3.10
2.00
0.08
0.26
6.51
5.53
4.75
3.00
10.61
5
32.00
3.20
2.00
0.08
0.26
6.34
5.51
5.00
3.00
10.91
5
32.00
3.20
2.00
0.08
0.26
6.79
5.76
0.56
0.56
1.68
0.56
35 t 吊り
(注)1)
型枠種別の「兼用」
は、直近上位呼び名の「専用」製品の前壁上端を0.
25mカットした製品です。
2)
使用材料の仕様及び規格は、
ハイ・タッチウォールマニュアルを参照して下さい。
3)
設置歩掛の工数等は、
「国土交通省土木工事積算基準」
(平成21年度版)
及び
(社)
全国宅地擁壁技術協会で調査した実績・資料によるものです。本歩掛は、
ハ
イ・タッチウォールの設置に係わる標準的な施工に適用されるもので、現場条件により上表により難い場合は別途考慮して下さい。
4)
本歩掛は、現場内小運搬
(10m程度)
を含み、敷モルタルの施工、
ブロック間の接合及び土粒子止めフィルターの設置までの作業であり、床掘り、基礎砕石、基礎
コンリート、止水コンクリート、透水層
(裏込め砕石)
、埋め戻しは含みません。
5)
本歩掛は、
ブロック長さL=2m/個を標準とします。
6)
透水層に透水マットを使用する場合は、
「擁壁用透水マット技術マニュアル」
に規定されている材料を用いるものとし、
これに係わる材料及び設置歩掛は別途計上
して下さい。
7)
諸雑費は、敷モルタル・土粒子止めフィルターの材料費であり、労務費、
ホイールクレーン
(排出ガス対策型)
賃料の合計額に上表の率を乗じた金額を上限として計
上して下さい。
標準施工断面図
(単位:mm)
呼び名
300
300
3250
3500
透水層
(裏込め砕石等)
3750
地表高
土粒子止めフィルター
4000
H
水抜き穴
4250
50
350
敷モルタル
基礎コンクリート
(Fc=18N/mm2以上)
100
B
B+200
106
基礎砕石
100
200以上
20
100以上
Df
根入れ深さ
止水コンクリート
(Fc=18N/mm2以上)
4500
4750
5000
型枠種別 擁壁高:H 底版幅:B
専用
兼用
専用
専用
兼用
専用
専用
兼用
専用
専用
兼用
専用
3250
3250
3500
3750
3750
4000
4250
4250
4500
4750
4750
5000
2100
2250
2250
2400
2500
2500
2650
2800
2800
2900
3000
3000
根入れ深さ
:D f
φ<30° φ≧30°
550
550
590
630
630
670
710
710
750
800
800
840
430
430
460
490
490
530
560
560
590
620
620
660
(注)1)φ=基礎地盤の内部摩擦角。
2)
上表の根入れ深さ:Dfは、最小値です。根入れ深さ:Dfは、基礎地盤の内部
摩擦角:φ により変わります。本カタログの築造仕様を参考に適切な根入れ深さ
を とって下さい。
ハイ・タッチウォール
擁壁・
法面保護工
完
成
道路
透水
層
の
施工・埋
戻し
製品の
据付け
敷モルタ
ルの施工
量
削
基礎の
施工
掘
測
水路関連
7
6
5
4
3
2
1
下水道・
カルバート
取扱地域 北海道 東 北 関 東 中 部 北 陸 近 畿 中 国 四 国 九 州 沖 縄
施工の流れ
河川・環境
貯留システム
通信関連
特殊工法
参考資料
107
設計条件
1 土質定数等
項 目
積
載
荷
重
土 の 内 部 摩 擦 角
安定計算用壁面摩擦角
断面計算用壁面摩擦角
滑 動 摩 擦 係 数
設 計 水 平 震 度
設 計 鉛 直 震 度
土
圧
算
定
式
土 の 単 位 体 積 質 量
コンクリートの単位体積質量
フ ェ ン ス 荷 重
長 期
常 時
短 期
フェンス荷重時
地 震 時
Q = 10kN/m2
φ = 25°
∼45°
δ = φ/2
δ= φ
δ = φ/2
μ = tanφ
(≦0.6)
───
───
クーロンの式
K h = 0.2
Kv=0
物部・岡部の式
γ s = 18kN/m3
γ c = 24kN/m3
P f = 1kN/m
̶
2 材料強度等
項 目
コンクリート
鉄 筋
設 計 基 準 強 度
許容圧縮応力度
許 容せん断 応 力 度
許容引張応力度
長 期
常 時
短 期
フェンス荷重時
地 震 時
10N/mm2
fc=
f s = 0.8N/mm2
f t = 200N/mm2
Fc=30N/mm2
f c = 20N/mm2
f s = 1.2N/mm2
f t = 295N/mm2
3 安定計算
項 目
転 倒
安
全
率
滑 動
安
全
率
支 持
長 期
常 時
1.5
1.5
短 期
フェンス荷重時
地 震 時
1.0
1.0
許容地耐力以下
(P105築造仕様 項目2参照)
4 仮想背面(土圧の作用面)の位置及び壁面摩擦角δを下表に示す
荷重ケース
常時・フェンス荷重時
δ=φ/ 2
地 震 時
δ=φ
安 定 計 算
δ=φ/ 2
断 面 計 算
108
δ=φ/ 2
ハイ・タッチウォール
下水道・
カルバート
取扱地域 北海道 東 北 関 東 中 部 北 陸 近 畿 中 国 四 国 九 州 沖 縄
施工例
擁壁・
法面保護工
道路
水路関連
河川・環境
貯留システム
KN0202-石乱積み
通信関連
特殊工法
参考資料
109
Fly UP