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EMC® VNX® Series VNX5200™ Blockインストール ガイド
EMC® VNX® Series VNX5200™ Block インストール ガイド 300-999-786 REV 03 Copyright © 2014-2015 EMC Corporation . All rights reserved.(不許複製・禁無断転載) 2015 年 2 月 発行 EMC Corporation は、この資料に記載される情報が、発行日時点で正確であるとみなしています。この情報は予告なく変更される ことがあります。 この資料に記載される情報は、「現状有姿」の条件で提供されています。EMC Corporation は、この資料に記載される情報に関す る、どのような内容についても表明保証条項を設けず、特に、商品性や特定の目的に対する適応性に対する黙示の保証はいたし ません。 EMC²、EMC、および EMC ロゴは、米国およびその他の国における EMC Corporation の登録商標または商標です。他のすべての 名称ならびに製品についての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。 ご使用の製品に関する規制等についての最新情報は、EMC オンライン サポート(https://support.emc.com)を参照してください。 EMC ジャパン株式会社 〒 151-0053 東京都渋谷区代々木 2-1-1新宿マインズタワー http://japan.emc.com お問い合わせは http://japan.emc.com/contact 2 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 目次 第1章 5 はじめに 対象読者.........................................................................................................6 輸送手段.........................................................................................................6 EMC キャビネットへの設置の概要.......................................................6 お客様が用意されたキャビネットへの設置の概要............................... 6 第2章 9 システムの準備 はじめに........................................................................................................10 設置場所の条件............................................................................................11 第3章 13 システムの開梱 梱包箱の開梱............................................................................................... 14 梱包材からの DPE の取り出し........................................................................15 第4章 キャビネット内のコンポーネントの組み立て 17 ストレージ システム ハードウェアの取り付けについて.....................................18 レールの取り付け..........................................................................................19 DPE レールの取り付け......................................................................19 コンポーネントのインストール.........................................................................20 3U DPE(ディスク プロセッサ エンクロージャ)について....................... 20 ディスク プロセッサ エンクロージャの取り付け...................................21 第5章 システムのケーブル接続 25 ストレージ プロセッサのネットワークへの接続................................................ 26 第6章 27 電源オン 電源ケーブルの接続または確認....................................................................28 システム ステータスの確認............................................................................ 29 DPE ステータスの確認...................................................................... 29 第7章 31 ストレージの追加 ディスク アレイ エンクロージャのタイプ........................................................... 32 2U、25 ディスクの 2.5 インチ ドライブ DAE........................................ 32 3U、15 ディスクの 3.5 インチ ドライブ DAE........................................ 32 DAE の組み立て............................................................................................ 33 DAE の開梱...................................................................................... 33 SAS ケーブルのラベルの貼り付け.................................................... 36 DAE レールの取り付け..................................................................... 36 DAE の取り付け................................................................................38 追加の DAE の VNX システムへの接続............................................. 40 追加の DAE の電源投入................................................................................ 43 2U、25 ドライブ DAE 電源ケーブルの接続........................................ 43 3U、15 ドライブ DAE 電源ケーブルの接続........................................ 43 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 3 目次 DAE ステータスの確認................................................................................... 44 2U、25 ディスク 2.5 インチ ドライブ DAE のステータスの確認............ 44 3U、15 ディスク 3.5 インチ ドライブ DAE のステータスの確認............ 45 第8章 構成 47 管理ステーションの接続................................................................................ 48 ストレージ システムの初期化.........................................................................48 Unisphere Storage System Initialization Wizard のダウンロード........48 ストレージ システム ソフトウェアを更新し、システムを登録します。................. 49 USM ドキュメントのダウンロード........................................................49 Unisphere Service Manager のダウンロードとインストール................ 49 最新バージョンの VNX オペレーティング環境ソフトウェアのダウンロード (オプション)..................................................................................... 49 ストレージ システム登録ウィザードの実行........................................ 50 システムのヘルス チェック................................................................ 50 システム イベントの確認................................................................................ 51 ESRS のインストールと ConnectHome の構成................................................ 51 ESRS ドキュメントのダウンロードと ESRS のセットアップ..................... 51 VNX システムのサーバー構成....................................................................... 51 ストレージのプロビジョニング......................................................................... 52 ベゼルの取り付け......................................................................................... 52 付録 A 計画ワークシート 55 VNX Block 構成ワークシート.......................................................................... 56 4 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 第1章 はじめに VNX システムの設置を開始する前に対象読者の要件と輸送手段を理解します。 l l 対象読者.................................................................................................................6 輸送手段.................................................................................................................6 はじめに 5 はじめに 対象読者 VNX システムはお客様による設置が可能ですが、EMC では、IT に関する一般的な背景知 識を持った担当者が設置されることをお勧めします。 事前のトレーニングは不要ですが、次 のトレーニングを受けられたお客様は、この製品を正常に設置されています。 l EMC Proven Professional l マイクロソフト認定テクノロジー スペシャリスト l Cisco Certified Network Associate l CompTIA A+認定技術者 サービス プロバイダでは、VNX システムをできる限り迅速かつ効率的に本番環境へ移行す るための支援を行うように設計された、さまざまな設置および導入サービスを提供していま す。 これらのサービスをご利用いただくには、販売担当者にお問い合わせください。 輸送手段 注文するときには 2 つの輸送手段のどちらかを使用できます。 製品は次のどちらかの方法 で納品されます。 l EMC キャビネットで完全に組み立てられてケーブル接続された状態 l お客様が用意するキャビネットに取り付けられるように複数の箱に入った状態 EMC キャビネットへの設置の概要 システムが EMC キャビネットで出荷されている場合は、設置プロセスに次の手順が含まれ ます。 手順 1. システムの準備(9 ページ)を参照して、設置前の準備タスクを実行します。 2. 梱包を解き、システムの開梱(13 ページ)の説明に従って、梱包箱の外側に記載され ている梱包指示書の出荷内容と一致していることを確認します。 3. システムのケーブル接続(25 ページ)の説明に従って、ケーブル接続を確認し、システ ムをネットワークに接続します。 4. システムの電源を投入し、システム コンポーネントの LED をチェックして、システムの電 源が正しく入っていることを確認します。 これについては、電源オン(27 ページ)を参 照してください。 5. 構成(47 ページ)に記載する手順を完了します。 お客様が用意されたキャビネットへの設置の概要 お客様のキャビネットへ設置するシステムが出荷されている場合は、設置プロセスに次の 手順が含まれます。 手順 1. システムの準備(9 ページ)を参照して、設置前の準備タスクを実行します。 2. 梱包を解き、システムの開梱(13 ページ)の説明に従って出荷内容を確認します。 3. キャビネット内のコンポーネントの組み立て(17 ページ)の説明に従って、キャビネット 内のコンポーネントを組み立てます。 4. システムのケーブル接続(25 ページ)の説明に従って、システムをケーブル接続しま す。 6 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド はじめに 5. 電源オン(27 ページ)の説明に従って、電源ケーブルを接続してシステムの電源を投 入し、システムの LED をチェックして、システム コンポーネントの電源が正しく入っている ことを確認します。 6. ストレージの追加(31 ページ)の説明に従って、すべての追加のディスクアレイ エンク ロージャ(DAE)をキャビネットに取り付けて、電源を投入します。 7. 構成(47 ページ)に記載する手順を完了します。 お客様が用意されたキャビネットへの設置の概要 7 はじめに 8 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 第2章 システムの準備 以下を参照して、システムのために何を設置する必要があるかを確認します。 l l はじめに................................................................................................................10 設置場所の条件....................................................................................................11 システムの準備 9 システムの準備 はじめに 次の手順を実行して、システムにインストールする必要があるものを決定します。 㽷 最新バージョンの設置ガイドおよびその他の関連ドキュメントがあることを確認します。 最 新バージョンの設置ガイドをダウンロードするには、https://mydocs.emc.com/VNX にアク セスし、[VNX のインストール]を選択します。 手順 1. 製品サポートのアカウントを設定する。 製品サポートのアカウントをお持ちでない場合は、https://support.emc.com にアクセス してアカウントを設定してください。 最新のドキュメントやトラブルシューティング情報、オ ンライン チャット、インストールおよび保守ビデオ、ユーティリティやウィザードにアクセス するには、サポート アカウントが必要です。 2. このドキュメントの最後にある計画ワークシートに入力します。 ワークシートの追加のコピーをダウンロードするには、https://support.emc.com にアク セスし、ワークシートのサポートを検索します。 l VNX Block 構成ワークシート 3. サイトの準備 リソース要件については、表 1 (11 ページ)にアクセスしてください。 4. VNX の計画的な電源切断や電源投入の手順をダウンロードして印刷します。 VNX システムの計画的な電源切断処理には、Unisphere を使用します。 VNX の電源投 入と電源切断手順はすべて、https://mydocs.emc.com/VNX から入手できます。また、 「VNX System Operations Guide」(VNX システム運用ガイド)にも記載されています。 5. その他の VNX の設置マニュアルのダウンロード(必要な場合) EMC は、以下の VNX システムを含む特定の VNX システム用の設置マニュアルを提供 しています。 l NEBS システム l 高密度ラック システム l DC 電源システム l その他の各 VNX の構成 6. VNX ドキュメントを参照します(オプション)。 10 l VNX システム アーキテクチャについての十分な知識がない場合は、設置作業を開 始する前にシステムのハードウェア情報ガイドをダウンロードして参照してください。 https://support.emc.com にアクセスし、[VNX ファミリ] > [使用中のシリーズ] > [使用 中のモデル] > [ドキュメント] > [マニュアルとガイド]を選択してガイドを見つけます。 l サーバーの構成、ソフトウェアの更新、ハードウェアの追加および交換などを含む、 お使いのシステム構成に合わせた専用のドキュメントを生成したい場合は、https:// mydocs.emc.com/VNX にアクセスしてください。 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド システムの準備 設置場所の条件 表 1 リソース要件 リソース 要件 電源 AC 電源: 高可用性を確保するために 2 系統以上の AC 回路が必要です。 EMC キャビネットに は、200~240V の AC 電源が必要です。 システムの電力要件は、システムに搭載さ れている電源によって異なります。 DPE ラベルを参照してください。 詳細については、 システムのハードウェア情報ガイドを参照してください。 詳細な電源仕様については、https://mydocs.emc.com/VNX にアクセスして、[VNX について]セクションで、[技術仕様の表示]を選択します。 ネットワーク 1 ギガビット Ethernet 管理接続 2 つ、およびお客様提供による CAT5e 以降のケーブ ル 2 本。 スペース キャビネットの垂直方向のスペース: l DPE(ディスク プロセッサ エンクロージャ)用に 3U(ユニット)13.3 cm(5.25 インチ) l 各オプション DAE 用 ツール マイナス ドライバまたはプラス ドライバ 管理ステーション Windows ベースのコンピュータで初期化、メンテナンス、管理ツールを実行する場合 の要件 ネットワーク情報 l 画面解像度 1280 x 800 以上、256 色 l 少なくとも 500 MB の空き領域 l システムの初期化に使用する場合は、システムと同じ LAN サブネット上で接続 l Windows ドメイン コントローラの使用が推奨される l システムおよび管理ホストへの SMTP サーバー ネットワーク接続 l JRE(サポートされるバージョンは、リリース ノートに記載されています) l ブラウザー(サポートされるバージョンは、リリース ノートに記載されています) このガイドの計画ワークシートに記載されている管理ポートとログイン情報。 以下の情 報が含まれます。 l システム内のストレージ プロセッサごとの固定 IP アドレス(たとえば、123.45.6.7) l ネットワークが IPv6 インターネット プロトコルをサポートしており、管理用ポートの IPv6 を手動で構成する場合は、各ストレージ プロセッサの IPv6 グローバル プリフ ィックスとゲートウェイ l システムを接続する LAN のサブネット マスク l システムを接続する LAN のデフォルト ゲートウェイ アドレス 設置場所の条件 11 システムの準備 12 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 第3章 システムの開梱 システム コンポーネントを開梱して取り付けます。 その他のストレージ(オプションの DAE) は後から開梱、組み立て、ケーブル接続します。 l l 梱包箱の開梱....................................................................................................... 14 梱包材からの DPE の取り出し................................................................................15 システムの開梱 13 システムの開梱 梱包箱の開梱 システムは、EMC キャビネットで完全に組み立てられてケーブル接続された状態で納品さ れる場合と、梱包を解いて独自のキャビネットで設置する必要がある場合があります。 コンポーネントが不足している場合や、損傷している場合は、ただちに担当営業に連絡して 交換してください。 手順 l システムが EMC キャビネットで完全に組み立てられ、ケーブル接続された状態で出荷さ れている場合: a. 梱包箱の外側に記載されている開梱方法の説明に従います。 b. ケーブル接続を確認するには、今すぐこの設置ガイドのシステムのケーブル接続 (25 ページ)を参照してください。 l システムが個別の箱で分けて出荷され、独自のキャビネットで組み立てる必要がある場 合: a. ケーブル、ベゼル、レール キット、取り付け用ネジを含むすべての DPE コンポーネン トが揃っていることを確認します。 表 2 (14 ページ) に出荷内容を示します。 表 2 DPE コンテナの内容 DPE(ディスク プロセッサ エンクロージャ) Front Disk-processor enclosure (Jetfire) Caution: Array Software on drives 0-3. Removing or relocating them Will Make the Array Unusable SP SP A B 01 X4 X4 ! EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド X4 AC 14 X4 DC Mini-SAS HD - MiniSAS コネクタ 0 ! SAS ケーブル(4) 1 AC 取り付け用ネジ(4) 0 DC B 01 1 A システムの開梱 表 2 DPE コンテナの内容 (続き) 調整可能レール キット レール(2) ネジ(レールごとに 4 本ずつ) 電源ケーブル(2) 㽷 図は米国の標準の電源ケーブルを示しています。 サービス ケーブル(1) ベゼル(1) ドキュメント キット Environmental information(環境情報) ケーブル ラベル シート b. 梱包材からの DPE の取り出し(15 ページ)に従って開梱および組み立てを開始し ます。 梱包材からの DPE の取り出し DPE は、6 本のネジ(各側面に 3 本ずつ)で出荷用コンテナーに取り付けられています。 こ の手順に従って、出荷用コンテナーから DPE を取り外します。 手順 1. プラス ドライバーを使用して、6 本のシャーシ用ネジの最初のネジをはずし、DPE をコン テナーから取り外します。 梱包材からの DPE の取り出し 15 システムの開梱 㽷 (水平の)シャーシ用ネジが簡単にはずせない場合は、無理にはずそうとせずに、最初 に(垂直の)パレット ボルトを緩め、シャーシ用のネジを再度緩めるようにしてください。 図 1 DPE の取り外し PS A 0 3. s 0drive on are them ble Softw ating sa ray reloc Unu : Ar or ay tion oving Arr Cau Rem e the Mak Will PS B VNX-000303 2. この作業を繰り返して、残りのシャーシ用ネジをはずします。 3. シャーシを慎重に持ち上げるかスライドさせ、コンポーネントをボードから取り外します。 これで DPE が出荷用コンテナーから取り外されます。 16 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 第4章 キャビネット内のコンポーネントの組み立て コンポーネントをお客様のラックに取り付けるときは、この章の指示に従ってください。 それ 以外の場合は、システムのケーブル接続(25 ページ)に移動して、EMC ラックでのケーブ ル接続を確認します。 コンポーネントの組み立てには以下が含まれます。 l l l ストレージ システム ハードウェアの取り付けについて.............................................18 レールの取り付け..................................................................................................19 コンポーネントのインストール.................................................................................20 キャビネット内のコンポーネントの組み立て 17 キャビネット内のコンポーネントの組み立て ストレージ システム ハードウェアの取り付けについて このセクションでは、ストレージ システムのハードウェアの設置方法について説明します。 一般に、最初は、ラック/キャビネットの一番下の空きスペースにハードウェアを設置して、そ こから上へ拡張するようにします。 EMC は、最初に DPE(ディスク プロセッサ エンクロージ ャ)をキャビネットの一番低い場所に配置することを推奨します。 DPE には、デュアル ストレ ージ プロセッサおよびシステムのヴォールト ドライブが含まれています。 追加のディスクを 含めることもできます。 追加ディスク ストレージ(オプションの DAE)は DPE の上に取り付け てください。 図 2 DPE のスタッキング場所 1 0 ! ! DC AC X4 AC 0 X4 DC 1 Caution: Array Software on drives 0-3. Removing or relocating them Will Make the Array Unusable B SP SP A B 01 01 A 㽷 このシステムを Unified システムに変換する場合、ハードウェアを追加するスペースを残す ことをお勧めします。 Unified システムでは、DPE のすぐ上に追加の File ハードウェアがあ ります。 18 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド キャビネット内のコンポーネントの組み立て レールの取り付け キャビネットの一番下のスペースからレールを取り付けます。 㽷 すべてのレールが、前後に水平に揃っていること、および対応するレールが左から右に付 いていることを確認します。 DPE レールの取り付け 最初に、DPE レールをキャビネットの一番下に取り付ける必要があります。 左側の調整可 能レールには、キャビネット前方の溝にある穴を通り、ベゼルを点灯するために接続する、 前面から突き出ているコネクターがあります。 以降の手順を実行するときは、図 3(20 ページ)を参照してください。 手順 1. 3U 調整可能レール スライドを挿入し、両方の調節ピンをキャビネット背面の溝に固定し ます。 2. レールを引き出してレールの前面を揃え、コネクタが前方の溝にある穴から延びている ことを確認します。 3. 各レールの前面に示された 2 つの穴に留めネジを 2 本挿入します。 4. 2 本の留めネジを各レールの背面に挿入します。 レールの取り付け 19 キャビネット内のコンポーネントの組み立て 図 3 DPE レールの取り付け L R VNX-000369 コンポーネントのインストール 㽷㎞ コンポーネントには、重いものもあるため、持ち上げやラックへの取り付けの作業は 2 人で 行う必要があります。 必要に応じて、適切な昇降装置(機械式リフト)を使用してください。 必ず適切な順序でコンポーネントを取り付けます。 3U DPE(ディスク プロセッサ エンクロージャ)について ディスク プロセッサ エンクロージャは、3U 25(2.5 インチ)ドライブ DPE です。 DPE の前面図および背面図を、図 4(21 ページ)に示します。 20 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド キャビネット内のコンポーネントの組み立て 図 4 DPE の前面および背面 Front Disk-processor enclosure (Jetfire) Caution: Array Software on drives 0-3. Removing or relocating them Will Make the Array Unusable SP SP A B 01 01 0 1 X4 X4 X4 0 X4 ! 1 ! DC DC AC AC B A 㽷 DPE には、2 個のストレージ プロセッサ(SP A と SP B)が含まれています。 各 SP には、管 理モジュールおよび I/O モジュール用の 0~4 の番号が付けられた 5 個のスロットが含ま れています。I/O モジュールをサポートしない SP スロットにはラベルが付けられています。 ディスク プロセッサ エンクロージャの取り付け 㽷㎞ DPE を I/O モジュール ハンドルで持ち上げないでください。 DPE は各側 2 名の人員で持ち 上げます。 以降の手順を実行するときは、図 6(23 ページ)を参照してください。 手順 1. DPE の背面にある PSNT(製品シリアル番号タグ)で製品 ID/シリアル番号を探します(図 5(22 ページ)を参照)。 ディスク プロセッサ エンクロージャの取り付け 21 キャビネット内のコンポーネントの組み立て 図 5 DPE の背面にある PSNT タグ DC AC X4 AC X4 ! 0 DC 1 A 2. この番号を記録し、システムの構成手順で製品を登録する際に使用します。 3. 奥にあるレール ストップ(またはタブ)によりエンクロージャが正しい深さで固定され、エ ンクロージャの前面がキャビネットの前面またはラックの支柱が面とぴったり重なるま で、DPE(ディスク プロセッサ エンクロージャ)をキャビネットのレールにスライドさせて最 後まで押し込みます。 㽷 注意しながら、エンクロージャをレール上にスライドさせます。 エンクロージャの中央に ある PSNT タグ(図 5(22 ページ)を参照)が誤って引っかかり、切断され、エンクロージャ が取り付けられなくなる場合があります。 エンクロージャがキャビネットに完全に収まっていることを確認します。 奥にあるレール ストップがエンクロージャの背面に正しい深さではめ込まれ、エンクロージャの前面がキ ャビネットの面とぴったり重なります。 4. DPE が所定の位置に収まったら、すべてのネジを挿入して締めます(図 6(23 ページ) を参照)。 ネジの取り付けは、左下と右上、右下と左上のように対角線のパターンで行い、DPE、キ ャビネットまたはラックの支柱、次にレールに挿入すると簡単です。 22 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド キャビネット内のコンポーネントの組み立て 図 6 DPE の取り付け Caut ion: Array Wil 1 0 Softw are l Ma on drives ke 0-3. Rem the oving Arr or reloc ay Un ating them usa ble 6G b 6G SAS b SA S 0 X41 SP A 0 2 3 1 G b E 1 0 6G b 6G SAS b SA S 0 X41 R VNX-000368 2 3 1 G b E SP B ディスク プロセッサ エンクロージャの取り付け 23 キャビネット内のコンポーネントの組み立て 24 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 第5章 システムのケーブル接続 システムの一部のケーブルには、ケーブル ラベルがあらかじめ貼り付けられています。 ラ ベルは SAS ケーブルに付けられています。 電源ケーブルやお客様が用意したケーブルに ラベルはありません。 l ストレージ プロセッサのネットワークへの接続........................................................ 26 システムのケーブル接続 25 システムのケーブル接続 ストレージ プロセッサのネットワークへの接続 はじめに ストレージ プロセッサと、ストレージ システムの初期化に使用する Windows ホストが、パブ リック LAN の同じサブネットにあることを確認します。 手順 1. 2 本の Ethernet ケーブルを用意します。 2. CAT 5e 以上の Ethernet ケーブル(お客様が用意したもの)を使用して、パブリック LAN を として識別される SP A の RJ45 ポートに接続します。図 7(26 ページ)のケーブル 1 を参照してください。 3. CAT 5e 以上の Ethernet ケーブル(お客様が用意したもの)を使用して、パブリック LAN を として識別される SP B の RJ45 ポートに接続します。図 7(26 ページ)のケーブ ル 2 を参照してください。 図 7 SP のネットワークへの接続 1 ! AC AC BB AA 2 26 0 DC X4 ! 0 X4 DC 1 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 1 第6章 電源オン この章では、電源ケーブルを確認または接続し、装置の電源を投入した後にシステム ステ ータスを確認する方法について説明します。 l l 電源ケーブルの接続または確認............................................................................28 システム ステータスの確認.................................................................................... 29 電源オン 27 電源オン 電源ケーブルの接続または確認 はじめに すべてのキャビネットのサーキット ブレーカがオンになっていること、必要なすべての PDU スイッチがオンになっていること、電源が接続されていることを確認します。 電源ケーブルは色分けされていて便利です。 2 つの色により異なるゾーン(PDU)を特定し ています。 黒色の電源ケーブルは PDU B に接続し、灰色の電源ケーブルは PDU A に接続 します。 電源ケーブルを接続すると、すぐにコンポーネントは自動的に電源投入を開始します。 特に 問題が発生しているわけではありません。 この手順を実行するときには、図 8(28 ペー ジ)を参照してください。 手順 1. SP 電源 A を PDU(配電ユニット)A に接続します。図 8(28 ページ)のケーブル 1 を参 照してください。 図 8 DPE 電源ケーブルの接続 DC DC AC AC 2 1 A 2. SP 電源 B を PDU B に接続します。ケーブル 2 を参照してください。 3. 各電源ケーブルを所定の位置で固定し必要に応じて、ケーブルを固定します。 4. システムの電源が完全に投入されるまで 15 分お待ちください。 5. 電源が投入され起動する間、システムを監視します。 詳細についてはシステム ステータスの確認(29 ページ)を参照してください。 28 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 電源オン システム ステータスの確認 システムの起動中、ソフトウェアが多数の段階を経過し、LED のアクティビティ ライトが点滅 します。 15 分後、システムの電源投入処理が正しく完了していることを確認できます。 シス テムのハードウェア情報ガイドにはすべての LED に関する詳細情報が記載されています。 DPE ステータスの確認 エンクロージャの物理的なインジケーターを使用して、DPE の電源が正しく投入されている ことを確認します。システムのハードウェア情報ガイドにはすべての LED に関する詳細情報 が記載されています。 図 9 DPE 前面 LED Caution: Array Software on drives 0-3. Removing or relocating them Will Make the Array Unusable SP SP A B 01 01 5 4 1 3 2 LED 開催地 状態/色 SP 障害/ステータス 1 オフ SP の取り外し危険 2 オフ SP 電源 3 オン/緑色に点灯 DPE 電源 4 オン/青色に点灯 DPE 障害 5 オフ 手順 1. 図 9(29 ページ)のように、正面にある DPE 電源 LED が青色で点灯し、DPE 障害 LED が 消灯していることを確認します。 2. SP A と SP B の両方で SP 電源 LED が緑色で点灯し、SP 障害/ステータス LED が消灯し ていることを確認します(図 9(29 ページ)を参照)。 㽷 いずれかの障害 LED が点灯しているか、手順の実行後、約 15 分経過してもいずれか の電源 LED が点滅している場合は、認定サービス プロバイダに連絡してください。 システム ステータスの確認 29 電源オン 3. 電源投入プロセスが完了したことを確認してから次のタスクに進むようにしてください。 30 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 第7章 ストレージの追加 この VNX ストレージ システムには、追加ストレージを接続できる SAS ポートがあります。 シ ステムのディスク制限までディスク アレイ エンクロージャを追加して、ループでこれらの SAS のポートに接続できます。 このときに、注文したすべてのディスク アレイ エンクロージャをシ ステムに追加します。 l l l l ディスク アレイ エンクロージャのタイプ................................................................... 32 DAE の組み立て.................................................................................................... 33 追加の DAE の電源投入........................................................................................ 43 DAE ステータスの確認........................................................................................... 44 ストレージの追加 31 ストレージの追加 ディスク アレイ エンクロージャのタイプ DAE はストレージを追加するオプションのコンポーネントです。 DAE を使用する場合は、キャビネット内の最後に取り付けたシステム コンポーネントのすぐ 上に取り付けてください。キャビネット内の DAE の配置は、さまざまな要因により異なる場合 があります。DAE の組み立てと配置の詳細については、システムの「ハードウェア情報ガイ ド」を参照してください。 㽷 4U 60 ドライブ DAE および 3U 120 ドライブ DAE は、ここには含まれていません。ディープ ラックとサービス契約が必要です。 2U、25 ディスクの 2.5 インチ ドライブ DAE 図 10(32 ページ) は、2U、25 ディスクの 2.5 インチ ドライブ DAE タイプを示しています。 この DAE タイプは、システム キャビネットへの取り付けに 2U レール キットを使用します。 図 10 2U、25 ディスクの 2.5 インチ ドライブ DAE # X4 6 Gb SAS B X4 6 Gb SAS A # VNX-000227 3U、15 ディスクの 3.5 インチ ドライブ DAE 図 11(33 ページ) は、 3U、15 ディスクの 3.5 インチ ドライブ DAE タイプを示しています。 この DAE タイプは、システム キャビネットへの取り付けに 3U レール キットを使用します。 32 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド ストレージの追加 図 11 3U、15 ディスクの 3.5 インチ ドライブ DAE SAS SAS SAS B SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS # 6Gb SAS X4 A SAS X4 SAS 6Gb SAS SAS # VNX-000266 DAE の組み立て 㽷㎞ DAE は重いため、2 人でラックに取り付ける必要があります。 けがや装置の損傷を避ける ため、自動リフトを使用するか、複数の作業者(またはその両方)で作業を行ってください。1 人でエンクロージャを持ち上げたり、取り付けたりしないでください。 DAE の開梱 手順 1. 梱包を解きます。 2. 内容を確認します。 コンポーネントが不足している場合や、損傷している場合は、ただちに担当営業に連絡 して交換してください。 DAE の組み立て 33 ストレージの追加 表 3 2U、25 ディスクの 2.5 インチ ドライブ DAE 2U、25 ディスクの 2.5 インチ ドライブ DAE(1) # X4 X4 6 Gb SAS 6 Gb SAS # 取り付け用ネジ(4) 調整可能レール キット レール(2) ネジ(レールごとに 3) 電源ケーブル(2) 㽷 図は米国の標準の電源ケーブルを示しています。 SAS ケーブル(2) miniSAS-miniSAS コネクタ ベゼル(1) 34 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド ストレージの追加 表 4 3U、15 ディスクの 3.5 インチ ドライブ DAE SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS # X4 6Gb SAS A SAS X4 B SAS 6Gb SAS SAS # 3U、15 ディスクの 3.5 インチ ドライブ DAE(1) 取り付け用ネジ(4) 調整可能レール キット レール(2) ネジ(レールごとに 4) 電源ケーブル(2) 㽷 図は米国の標準の電源ケーブルを示しています。 SAS ケーブル(2) miniSAS-miniSAS コネクタ DAE の開梱 35 ストレージの追加 表 4 3U、15 ディスクの 3.5 インチ ドライブ DAE (続き) ベゼル(1) SAS ケーブルのラベルの貼り付け 手順 1. SAS のペア ケーブルとケーブルラベルシートを用意します。 2. コネクタのアイコンとラベルのアイコンを一致させてケーブル ラベルを貼り付けます。 図 12 SAS ケーブルへのラベルの貼り付け SP A SAS 1 1 S A 1 S S A A 1 P S S A P SA 1 S S A A P S S A P S S SP A SAS 1 SP A SAS 1 SP A SAS 1 SP A SAS 1 VNXe-000515 3. 続けて、システムのすべての SAS ケーブルに貼り付けます。 DAE レールの取り付け DAE レールをシステム キャビネットに取り付けるには、次の手順に従います。 キャビネットに DAE を配置する際は、ラック スペース、ディスク間の I/O ロード バランシン グ、利便性を考慮します。 ラックへの取り付けおよびケーブル接続オプションの詳細につい ては、「VNX ハードウェア情報ガイド」を参照してください。 2U DAE レールの取り付け 次の手順では、2U DAE レールを取り付ける方法について説明します。 36 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド ストレージの追加 手順 1. 2U DAE レールをキャビネットに取り付けます。 DAE レールは、キャビネット内で一番上のコンポーネントの上に取り付ける必要がありま す。 レールは、前後で水平になり、左右のレールとも水平になるように、慎重に調整す る必要があります。 以降の手順を実行するときは、図 13(37 ページ)を参照してください。 a. 調整可能レール スライドを挿入し、両方の調節ピンをキャビネット背面の溝に固定し ます。 b. レールを引き出してレールの前面を揃えます。 2. ネジを一番下の穴に各レールの前方から 1 本、後方から 2 本挿入します。 図 13 2U DAE レールの取り付け L R 3U DAE レールの取り付け 次の手順では、3U DAE レールを取り付ける方法について説明します。 手順 1. 3U DAE レールをキャビネットに取り付けます。 DAE レールは、キャビネット内で一番上のコンポーネントの上に取り付ける必要がありま す。 レールは、前後で水平になり、左右のレールとも水平になるように、慎重に調整す る必要があります。 以降の手順を実行するときは、図 14(38 ページ)を参照してください。 a. 調整可能レール スライドを挿入し、両方の調節ピンをキャビネット背面の溝に固定し ます。 b. レールを引き出してレールの前面を揃えます。 2. 中央のネジ穴に、留めネジを各レールの前方から 2 本、後方から 2 本挿入します。 DAE レールの取り付け 37 ストレージの追加 図 14 3U DAE レールの取り付け L R DAE の取り付け オプションの DAE をキャビネットに取り付けるには、以下の手順を実行します。 㽷 4U 60 ドライブ DAE および 3U 120 ドライブ DAE は、お客様による取り付けができないため 表示されていません。 2U DAE の取り付け 2U DAE を取り付けるときには、図 15(39 ページ)を参照してください。 手順 1. DAE(ディスク アレイ エンクロージャ)をキャビネットの DAE レール上でスライドさせます。 エンクロージャがキャビネットに完全に収まっていることを確認します。 奥にあるレール ストップがエンクロージャの背面に正しい深さではめ込まれ、エンクロージャの前面がキ ャビネットの面とぴったり重なります。 2. DAE が所定の位置に収まったら、すべてのネジを挿入して締めます。 ネジの取り付けは、左下と右上、右下と左上のように対角線のパターンで作業すると簡 単です。 38 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド ストレージの追加 図 15 2U DAE のレールへの取り付け L R 3U DAE の取り付け 3U DAE を取り付けるときには、図 16(40 ページ)を参照してください。 手順 1. DAE(ディスク アレイ エンクロージャ)をキャビネットの DAE レール上でスライドさせます。 エンクロージャがキャビネットに完全に収まっていることを確認します。 奥にあるレール ストップがエンクロージャの背面に正しい深さではめ込まれ、エンクロージャの前面がキ ャビネットの面とぴったり重なります。 2. DAE が所定の位置に収まったら、すべてのネジを挿入して締めます。 ネジの取り付けは、左下と右上、右下と左上のように対角線のパターンで作業すると簡 単です。 DAE の取り付け 39 ストレージの追加 図 16 3U DAE のレールへの取り付け SA S SA S SA S SA S SA S SA S SA S SA S SA S SA S SA S SA S SA S SA S R SA S 追加の DAE の VNX システムへの接続 追加の DAE コンポーネントをキャビネットに取り付けた後で、これらの追加の DAE を VNX システムに接続します。 SAS DPE および DAE ケーブルの接続 この例では、2 台の DAE が追加されています。この例は、1 台の DAE を DPE で利用できる 各ポートに接続する様子を示しています。各 DAE には、ディスク アレイ エンクロージャのタ イプ(32 ページ)に示すとおり、A、B 2 つの LCC(リンク コントロール カード)があります。 㽷 DAE の DPE ポートと LCC ポートの間のケーブルは、2 メートルの mini-SAS HD から miniSAS です。 EMC では、VNX の Edutube で「Mini-SAS HD Cable Connectivity」というタイトルの教育ビデオ を用意しています。ビデオを見るには、Powerlink へのアクセスが必要です。 40 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド ストレージの追加 手順 1. 図 17(41 ページ)に示した DAE のペア ケーブルをそれぞれ用意します。これらは mini-SAS - mini-SAS HD ケーブルです。 図 17 最初の 2 台の DAE の SAS ケーブル SP A SAS 1 1 LCC A SP B SAS 1 2 LCC B SP A SAS 0 3 LCC A SP B SAS 0 4 LCC B DPE の SAS ポートには、0 と 1 のラベルが付いています。ポート 0 は、すべての内蔵 DPE ディスクを接続する SAS エクスパンダに内部的に接続されています。ポート 0 はす でに内部的に DPE ディスクに接続されているため、SAS ポート上での負荷のバランスを 取るために、最初の DAE はポート 1 に接続します。2 つ目の DAE はポート 0 へ接続さ れます。 図 18 mini-SAS HD ケーブル端を SAS ポートに接続する 1 0 X4 X4 ! DC AC 1 0 X4 X4 ! DC AC VNX-000619 両側の、ポート 0 と 1 の両方へのミニ HD 接続のために、リリース タブは下げてありま す。 追加の DAE は各ループに追加できます。各 BE ループは、システムに対するディスクの 最大数に従って、最大 10 台の DAE または 250 台のディスクをサポートできます。 㽷 インターリーブまたはスタック環境用に VNX で DAE をケーブル接続する方法の例につ いては、「VNX ハードウェア情報ガイド」を参照してください。 追加の DAE の VNX システムへの接続 41 ストレージの追加 図 19(42 ページ) は、2 台の異なる種類の DAE、1 台の 2U DAE 、1 台の 3U DAE を 示しています。ご使用のシステムでは異なる可能性があります。システムにある DAE が どのようなタイプでも、手順は同じです。 㽷 4U 60 ドライブ DAE および 3U 120 ドライブ DAE のケーブル接続は、お客様による取り 付けができないため表示されていません。 手順 2(42 ページ)~5(42 ページ)では、以下のケーブルを DPE の SAS ポートから DAE で二重丸( )でマークされている LCC ポートに接続します。LCC へのケーブルの両 端はケーブル コネクタの円( )でマークされています(図 17(41 ページ)を参照)。ケー ブルが所定の位置でロックされていることを確認してください。 2. 3. 4. 5. SP A SAS 1 を DAE 1 LCC A( )に接続します。ケーブル 1 を参照してください。 SP B SAS 1 を DAE 1 LCC B( )に接続します。ケーブル 2 を参照してください。 SP A SAS 0 を DAE 2 LCC A( )に接続します。ケーブル 3 を参照してください。 SP B SAS 0 を DAE 2 LCC B( )に接続します。ケーブル 4 を参照してください。 図 19 最初の 2 台の DAE のストレージ プロセッサへのケーブル接続 # X4 6 Gb SAS A X4 6 Gb SAS B B 4 # 3 X4 6Gb SAS # X4 6Gb SAS A # 1 2 0 1 X4 X4 X4 0 X4 ! 1 ! DC DC AC AC B A 抩䩴 ケーブル ラベルとコネクタでケーブルを識別します。ケーブルとポートは色分けされてい ません。バス 0 はオレンジ色のラベルで識別できます。バス 1 は青色のラベルを使用し ます。 42 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド ストレージの追加 システムの最大数までの追加の DAE は、このループを延長し、DAE( )の LCC A およ び B から追加 DAE の適切な LCC ポート( )にケーブルを接続することにより、追加で きます。これらのループでの DAE から DAE へのケーブルは、mini-SAS から mini-SAS ケーブルです。各 BE は最大 10 台の DAE をサポートできます。追加の DAE ケーブル接 続に関する詳細については、「VNX ハードウェア情報ガイド」を参照してください。 追加の DAE の電源投入 DAE 電源ケーブルは色分けされていて便利です。 2 つの色により異なるゾーン(PDU)を特 定しています。 l グレーの電源ケーブルは PDU A に接続します。 l 黒の電源ケーブルは PDU B に接続します。 DAE の電源ケーブルは、PDU に直接接続する必要があります。 2U、25 ドライブ DAE 電源ケーブルの接続 はじめに キャビネット サーキット ブレーカの電源が入ったままであること、および PDU の電源がオン であることを確認します。 システムに含まれる各 2U DAE の電源投入手順を実行するときには、図 20(43 ページ) を参照してください。 手順 1. A 側の DAE の電源ケーブルを PDU A に接続するか、接続済みであることを確認しま す。ケーブル 1 を参照してください。 2. B 側の DAE の電源ケーブルを PDU B に接続するか、接続済みであることを確認しま す。ケーブル 2 を参照してください。 図 20 2U DAE の電源投入 6 Gb SAS 2 1 3U、15 ドライブ DAE 電源ケーブルの接続 はじめに キャビネット サーキット ブレーカの電源が入ったままであること、および PDU の電源がオン であることを確認します。 追加の DAE の電源投入 43 ストレージの追加 システムに含まれる各 3U DAE の電源投入手順を実行するときには、図 21(44 ページ) を参照してください。 手順 1. A 側の DAE の電源ケーブルを PDU A に接続するか、接続済みであることを確認しま す。ケーブル 1 を参照してください。 2. B 側の DAE の電源ケーブルを PDU B に接続するか、接続済みであることを確認しま す。ケーブル 2 を参照してください。 図 21 3U DAE の電源投入 2 B 6Gb SAS A 1 DAE ステータスの確認 各エンクロージャの物理的なインジケーターを使用して、オプションの DAE の電源が正しく 投入されていることを確認します。 システムのハードウェア情報ガイドにはすべての LED に 関する詳細情報が記載されています。 2U、25 ディスク 2.5 インチ ドライブ DAE のステータスの確認 手順 1. 図 22(45 ページ)のように、正面にある 2U DAE 電源 LED が青色で点灯し、DAE 障 害/ステータス LED が消灯していることを確認します。 2. いずれかの障害 LED か電源 LED が点滅している場合は、認定サービス プロバイダに 連絡してください。 44 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド ストレージの追加 図 22 2U、25 ディスクの 2.5 インチ ドライブ DAE LED 1 2 4 LED 開催地 状態/色 3 説明 DAE 障害/ステータス 1 オフ オン/アンバー OK 障害が発生しました。 DAE 電源 2 オン/青色 OK ディスク ドライブ障害 3 オフ オン/アンバー OK 障害が発生しました。 ディスク ドライブ ステータス/動 作 4 オン/青色 OK 3U、15 ディスク 3.5 インチ ドライブ DAE のステータスの確認 手順 1. 図 23(46 ページ)のように、正面にある 3U DAE 電源 LED が青色で点灯し、DAE 障 害/ステータス LED が消灯していることを確認します。 2. いずれかの障害 LED か電源 LED が点滅している場合は、認定サービス プロバイダに 連絡してください。 3U、15 ディスク 3.5 インチ ドライブ DAE のステータスの確認 45 ストレージの追加 図 23 3U、15 ディスクの 3.5 インチ ドライブ DAE の LED 1 SAS SAS SAS SAS SAS 2 SAS SAS SAS SAS SAS SAS SAS 4 LED 46 SAS SAS SAS 3 開催地 状態/色 説明 DAE 障害/ステータス 1 オフ オン/アンバー OK 障害が発生しました。 DAE 電源 2 オン/青色 OK ディスク ドライブ障害 3 オフ オン/アンバー OK 障害が発生しました。 ディスク ドライブ ステータス/動 作 4 オン/青色 OK EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 第8章 構成 設置手順をすべて完了したら、これらのインストール後のタスクを実行して、引き続きシステ ムをセットアップします。 l l l l l l l l 管理ステーションの接続........................................................................................ 48 ストレージ システムの初期化.................................................................................48 ストレージ システム ソフトウェアを更新し、システムを登録します。..........................49 システム イベントの確認........................................................................................ 51 ESRS のインストールと ConnectHome の構成........................................................ 51 VNX システムのサーバー構成............................................................................... 51 ストレージのプロビジョニング................................................................................. 52 ベゼルの取り付け................................................................................................. 52 構成 47 構成 管理ステーションの接続 直接またはサブネットワーク経由で、管理コンソールをシステムにリモート接続する必要が あります。 システムをセットアップするために使用するコンピュータは、初期化を完了するた めにストレージ システムと同じサブネット上に配置する必要があります。 抩䩴 Cisco Security エージェントまたは McAfee Host Intrusion Prevention Service などのセキュ リティ ソフトウェアが、ワークステーション/ラップトップで実行されていないかを確認します。 初期化されていないシステムが検出されない場合があります。 実行されている場合は、無 効化して(Windows Services)から初期化ツールを再実行します。 Unisphere 管理ステーションのさまざまなタイプに関する情報は、ドキュメント「VNX シリーズ の Unisphere 管理ステーションの設定」で利用できます。 このドキュメントは、https:// mydocs.emc.com/VNX にあります。 [追加の VNX ドキュメント]セクションで、[VNX for Block OE 5.33 および VNX for File OE 8.1 の関連ドキュメント]を選択します。このドキュメントは[VNX の管理]の下で入手できます。 ストレージ システムの初期化 サポート用 Web サイトから、最新バージョンの VNX インストール ユーティリティをダウンロ ードします。 インストールのシーケンスと使用するユーティリティに関する情報ついて次に説 明します。 抩䩴 初期化プロセスでは、計画ワークシート(55 ページ)の情報が必要です。 Unisphere Storage System Initialization Wizard のダウンロード 手順 1. https://support.emc.com にアクセスして、[使用中のモデル] > [ダウンロード]を選択し ます。 2. Unisphere Storage System Initialization Wizard をダウンロードします。 㽷 ホストがファイアウォールで保護されている場合は、UDP ポート 2162(外向き)とポート 2163(内向き)を開きます。 これらのポートは Initialization Utility によって使用されま す。 これらのポートが開かれていない場合は、Initialization Utility が正常に機能しませ ん。 3. ダウンロードした実行可能プログラムをダブルクリックし、ウィザードの手順に従って、ユ ーティリティをインストールします。 4. [インストール完了]スクリーンで、[Unisphere Storage System Initialization Wizard の 起動]チェックボックスがオンになっていることを確認します。 5. [終了]をクリックします。 Initialization Utility が開きます。 オンラインで表示される指示に従って IP アドレスを検 出し、使用しているストレージ システムに割り当てます。 初期化中に問題が発生した場合は、次の手順に従います。 48 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 構成 l https://mydocs.emc.com/VNX にアクセスして、[はじめに]をクリックして、既知の問 題と推奨事項についてご確認ください。 l https://support.emc.com にアクセスして[VNX シリーズ]を選択し、[サポートの検 索]をクリックして、EMC Knowledgebase に具体的な障害メッセージを入力して考え られる解決策や修正処理を検索します。 ストレージ システム ソフトウェアを更新し、システムを登録します。 ストレージ システムには、出荷時点で利用可能な VNX OE(Operating Environment)ソフト ウェアの最新バージョンがプリインストールされています。 USM(Unisphere Service Manager)は、システム ハードウェアおよびソフトウェアの更新、インストール、登録、および 保守に役立つ一連のツールです。 VNX OE ソフトウェアの更新バージョンを確認およびイン ストールし、ストレージ システムを登録するには、USM を使用します。 USM ドキュメントのダウンロード 手順 1. https://support.emc.com に移動し、[使用中のモデル] > [ドキュメント]を選択し、「USM のダウンロードとインストール」をダウンロードします。 2. USM の使用に関する詳細については、https://mydocs.emc.com/VNX にアクセスしてく ださい。 3. [VNX のタスク]の下で、[VNX ソフトウェアの更新]を選択します。 4. ご使用の構成に適した設定を選択し、カスタマイズされた手順を作成します。 Unisphere Service Manager のダウンロードとインストール Windows 管理ステーションに USM がインストールされていない場合は、最新バージョンを ダウンロードしてインストールします。 手順 1. https://support.emc.com から、[お使いのシステムの] > [ダウンロード]を選択します。 ダウンロード ページが表示されます。 2. ダウンロードのリストから、[Unisphere Service Manager]リンクを選択し、ソフトウェアを ホストまたは管理ステーションに保存します。 3. USM を保存したフォルダで、実行可能(.exe)ファイルをダブルクリックします。 4. 表示された手順に従って操作します。 5. インストールが完了したら、[完了]をクリックします。 Unisphere Service Manager が開きます。 6. [ログイン]をクリックします。 7. ホスト名または IP アドレスを入力してシステムに接続し、[接続]をクリックします。 最新バージョンの VNX オペレーティング環境ソフトウェアのダウンロード(オプション) 最新バージョンのオペレーティング環境をダウンロードし、インストールすることをお勧めし ます。 このタスクはオプションです。 手順 1. [ソフトウェア] > [システム ソフトウェア]を選択します。 ストレージ システム ソフトウェアを更新し、システムを登録します。 49 構成 2. [インストールの準備]ウィザードを実行して、VNX OE の更新バージョンを確認します。 3. 更新バージョンがある場合は、[ソフトウェアのインストール] ウィザードを実行して、更 新をインストールします。 ストレージ システム登録ウィザードの実行 USM[ストレージ システム登録ウィザード]はシステム情報を収集して、安全なチャネルによ りこの情報をサービス プロバイダーに送信します。 バージョン 7.1 以降を実行しているすべての VNX システム、およびあらゆるバージョンの VNX for Block システムについて、次の手順を実行して、システムを登録します。 手順 1. 次のいずれかの操作を実行して、USM(Unisphere Service Manager)を開始します。 l デスクトップの[Unisphere Service Manager]アイコンをクリックします。または、 l [スタート] > [すべてのプログラム]または[スタート] > [プログラム]を選択し、次に [EMC] > [Unisphere] > [Unisphere Service Manager] > [Unisphere Service Manager]を選択するか、またはマウスをタスクバーの左下隅に重ねて、[スタート] をクリックし、[デスクトップ]を右クリックして、[すべてのアプリ] > [EMC] > [Unisphere] > [Unisphere Service Manager] > [Unisphere Service Manager]の順 に選択します。 2. 登録するにはシステムにログインします。 続行する前に登録するにはシステムにログインする必要があります。ログインしない場 合、システムがシステムのリストに表示されません。 3. システムのリストから登録するシステムを選択します。 4. [登録]>[ストレージ システムの登録]を選択します。 これにより、[ストレージ システム 登録ウィザード]が起動し、必要な手順が表示されます。 システムのヘルス チェック VNX システムの接続性、管理、ストレージ コンポーネントのステータスを迅速にリアルタイム で確認できます。 ヘルス チェックは、ネットワーク接続、管理サービスのステータス、ストレージ プロセッサの ステータス、ホット スペアのステータス、ディスク障害、ディスク ステータス、VNX OE for Block をコミットしたかどうか、ハードウェア コンポーネントの障害を確認します。 USM を使用して、以下のことも行えます。 l ファームウェアのインストールと更新 l 言語パックのインストール(購入した場合) l ソフトウェア イネーブラのインストール(購入した場合) システムの稼働状態の確認 システムの稼働状態を確認するには、次の手順に従います。 手順 1. USM 内から、[ツール]セクションの[システム]タブに移動します。 2. [ヘルス チェック]を選択します。 3. USM からログアウトして閉じます。 50 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 構成 システム イベントの確認 Unisphere にログインし、システムの正常稼働を確認して、システム アラート、イベント ロ グ、統計などをチェックします。 手順 1. ブラウザを開いて、SP A の IP アドレスを入力します。 2. sysadmin 認証情報を使用して、Unisphere にログインします。 証明書関連の警告が表示される場合があります。 すべての証明書を「常に信頼する」と して許可します。 3. ストレージ システムを選択し、[システム] > [モニタリングとアラート]を選択します。 そのスクリーンまたはダッシュボードにアラートまたは警告が表示されている場合、その イベントに関して Unisphere オンライン ヘルプを参照してください。 ESRS のインストールと ConnectHome の構成 ESRS(EMC Secure Remote Support)をインストールして、システムがサービス プロバイダと 通信することを確認できます。 すでに ESRS ゲートウェイ サーバが存在する場合、それによりこのシステムを監視できま す。 すでに IP Client が存在する場合、このシステムを追加できます。 これらのいずれも使 用されていない場合は、ストレージ プロセッサで ESRS をセット アップすることをお勧めしま す。 これは Unisphere で実行できます。 抩䩴 この資料のワークシートの情報が必要です。 ESRS ドキュメントのダウンロードと ESRS のセットアップ 手順 1. https://mydocs.emc.com/VNX に進みます。 2. [VNX タスク]で、[VNX for Block の初期化と登録および ESRS の構成]を選択します。 3. 構成に適したオプションを選択します。 4. 「VNX 用 EMC Secure Remote Support」ドキュメントのカスタマイズ バージョンを生成する には、[ESRS のインストールと構成]を選択します。 5. 選択した ESRS の導入方法の手順に従います。 6. ESRS をセットアップし、ConnectHome プロセスをテストします。 VNX システムのサーバー構成 手順 1. https://mydocs.emc.com/VNX にアクセスし、VNX サーバーのタスク リストから、次のよ うな該当するタスクを選択します。 l サーバーの接続 l ソフトウェアのインストールまたは更新(VNX for Block) システム イベントの確認 51 構成 l Unisphere Server Utility を使用して、サーバーの高可用性を確認します。 2. メッセージに従って、サーバー タスク用のカスタマイズされたドキュメントを生成します。 ストレージのプロビジョニング ストレージのプロビジョニングには、次の作業が含まれます。 l RAID グループ/ストレージ プールの作成 l LUN の作成 l ストレージ グループ内のホスト サーバーへの LUN の割り当て ストレージのプロビジョニング: 手順 1. Unisphere を起動し、目的のシステムを選択します。 2. [ストレージ]を選択します。 3. タスク リストの[ウィザード]から、[LUN プロビジョニング ウィザード]を選択します。 この ウィザードを使用して、LUN を作成します。また、必要に応じて、ホスト/サーバー システ ムに LUN を割り当てます。 これらのタスクの詳細については、Unisphere のオンライン ヘルプを参照してください。 ベゼルの取り付け すべてのコンポーネントを取り付けてネジを締め、すべてのケーブルを適切なポートに確実 に接続し終わったら、サイト ラックの前面に戻ります。コンポーネントに対応した正しいベゼ ルを選択し、ベゼルをコンポーネントの前面に押し込みます。 㽷 左側のレールには、キャビネット チャネルの穴から突き出ているコネクタがあります。 ケー ブル キットには、レールの背面からキャビネットの電源に接続するケーブルが付属していま す。 を参照してください。(53 ページ) 52 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 構成 図 24 電源とベゼル用レールとの接続 VNX-000370 手順 1. 取り付けられた各コンポーネント用のベゼルを用意します。 2. ラックまたはキャビネットの前面で、対応するコンポーネントの前面取り付けブラケットに 各ベゼルを配置し位置を合わせます。 3. カチッと音がして、固定されるまで、ブラケットにベゼルを押しこみます(図 25(54 ペー ジ)に示す例を参照)。ベゼルにはロックが内蔵されているため、装備しているキーでベ ゼルを所定の位置に固定することもできます。 ベゼルをロックするには、鍵を差し込み、 時計回りに 4 分の 1 回転させます。 4. 残りのベゼルに手順 2(53 ページ)および 3(53 ページ)を繰り返します。 ベゼルの取り付け 53 構成 図 25 ベゼルの取り付け 54 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 付録 A 計画ワークシート 抩䩴 これらのワークシートは VNX ハードウェアおよびソフトウェア専用であり、他のネットワーク 接続や他のソフトウェアの要件には対応していません。 l VNX Block 構成ワークシート.................................................................................. 56 計画ワークシート 55 計画ワークシート VNX Block 構成ワークシート ネットワーク管理者と共にストレージ システムとの併用を計画している IP アドレスとネットワ ーク パラメータを決定し、次のようなワークシートに記録します。 これらの情報はシステム のセットアップや初期化のために保持しておく必要があります。 各 SP の専用 LAN ポートを介してストレージ システムを管理します。 これらのポートは、シ ステムの初期化に使用するホストと、サブネットを共有する必要があります。 初期化後、同 一ネットワーク上に存在するいかなるホストにおいても、サポートされたブラウザを使用して 管理ポート経由でシステムを管理できます。 以降のページのワークシートにシステムのネットワーク情報を入力します。 この情報の大部 分は、ネットワーク管理者から取得してください。 詳細については、構成計画ガイドを参照し てください。 表 5 IPv4 管理ポートの情報 IP アドレス サブネット マスク ゲートウェイ SP A SP B 㽷 IPv4 のアドレス IP には、128.221.1.248~128.221.1.255、192.168.1.1、または 192.168.1.2 を使用しないでください。 表 6 IPv6 管理ポートの情報(省略可。手動構成のみ) グローバル プレフィックス ゲートウェイ 表 7 ストレージ システム管理者のログイン情報 フィールド 説明 値 ユーザー名 ユーザーが選択 パスワード ユーザーが選択 ストレージ システムのシ シリアル番号は、ストレージ プロセッサ背面にあ リアル番号 る PSNT タグに記載されています。 この番号が、 SN/製品 ID です。 対象範囲 グローバルまたはローカル 表 8 iSCSI ターゲット用の IPv4 アドレス SP、スロット、ポ ート 論理ポート番号 ターゲット ポートの IP アドレス SPA、スロット__、ポ ート 0 56 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド サブネット マスク ゲートウェイ 計画ワークシート 表 8 iSCSI ターゲット用の IPv4 アドレス (続き) SP、スロット、ポ ート 論理ポート番号 ターゲット ポートの IP アドレス サブネット マスク ゲートウェイ SPA、スロット__、ポ ート 1 SPA、スロット__、ポ ート 2 SPA、スロット__、ポ ート 3 SPB、スロット__、ポ ート 0 SPB、スロット__、ポ ート 1 SPB、スロット__、ポ ート 2 SPB、スロット__、ポ ート 3 SPA、スロット__、ポ ート 0 SPA、スロット__、ポ ート 1 SPA、スロット__、ポ ート 2 SPA、スロット__、ポ ート 3 SPB、スロット__、ポ ート 0 SPB、スロット__、ポ ート 1 SPB、スロット__、ポ ート 2 SPB、スロット__、ポ ート 3 SPA、スロット__、ポ ート 0 SPA、スロット__、ポ ート 1 SPA、スロット__、ポ ート 2 SPA、スロット__、ポ ート 3 VNX Block 構成ワークシート 57 計画ワークシート 表 8 iSCSI ターゲット用の IPv4 アドレス (続き) SP、スロット、ポ ート 論理ポート番号 ターゲット ポートの IP アドレス サブネット マスク ゲートウェイ SPB、スロット__、ポ ート 0 SPB、スロット__、ポ ート 1 SPB、スロット__、ポ ート 2 SPB、スロット__、ポ ート 3 㽷 VNX は、デュアル ポートとクワッド ポート両方の iSCSI I/O モジュールをサポートします。 表 9 各 iSCSI NIC または HBA ポート(iSCSI イニシエータ)用 IP アドレス サーバーおよびポート イニシエータ IP アドレス サブネット マスク デフォルト ゲートウェイ ESRS のセットアップ ESRS(EMC Secure Remote Support)をインストールして、システムがサービス プロバイダと 通信することを確認できます。 ESRS には複数の実装があります。 58 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 計画ワークシート すでに ESRS ゲートウェイ サーバーが存在する場合、それによりこのシステムを監視できま す。 すでに IP Client が存在する場合、このシステムを追加できます。 㽷 ESRS は、ストレージ プロセッサの DNS の設定に依存します。 ESRS を構成するには、DNS がすでに 構成されている必要があります。 表 10 ESRS のセットアップに必要なコンテンツ フィールド 説明 VNX システム ストレージ プロセッサ ESRS サポートを管理するシステム SP の 選択 EMC サポート認証情報アカウント ログイ ン情報 これらの認証情報を使用して ESRS を構 成します。 EMC オンライン サポートの初期アカウン トを作成すると、作成したアカウントには 制限付きの「Lite Touch」権限が付与され る場合があり、会社プロファイルは関連 づけられない場合があります。 EMC オン ライン サポートにお客様の会社の既存 のプロファイルがある場合を除き、アカウ ントはメール アドレス、ユーザー名、パス ワードによって作成され、会社の所属は 使用されません。 初期アカウントを作成 すると、確認リンクが含まれた確認メー ル メッセージが送信されます。 リンクをク リックして、EMC オンライン サポート用 Web サイトにログインすることで、アカウ ントを有効にすることができます。また、 Lite Touch アカウントとして作成されてい る場合は、フルアクセス権限へのアップ グレードをリクエストすることもできます (オプション)。 ユーザー名 パスワード プロキシ サーバー設定 値 監視ステーションがプロキシ サーバを経 由してインターネットと接続している場 合、この接続構成を ESRS のインストー ル中に明示して、プロキシ サーバの IP アドレス、ポート、プロトコル(HTTPS また は SOCKS)を指定する必要があります。 使用されるプロトコル(HTTPS または SOCKS) プロキシ サーバー IP アドレスまたはネッ トワーク名 プロキシ サーバーのポート番号 プロキシ サーバーのログイン認証情報 ユーザー名 パスワード プロキシ サーバーのログイン認証情報を 指定する必要があります。 認証には、ユ ーザー名とパスワードの両方を指定する 必要があります。 VNX Block 構成ワークシート 59 計画ワークシート 表 10 ESRS のセットアップに必要なコンテンツ (続き) フィールド 説明 ESRS のポリシー マネージャ ポリシー マネージャーを使用する場合 は、アドレスとポートを指定する必要があ ります。 ポリシー マネージャー アドレス ポリシー マネージャー ポート ポリシー マネージャーのプロキシ サーバ ー プロトコル プロキシ アドレス ポリシー マネージャーでプロキシ サーバ ーを使用する場合は、プロトコル(HTTP または SOCKS)、プロキシ アドレス、ポー ト、およびログイン認証情報を指定する 必要があります。 ポート ユーザー名 パスワード ConnectEMC の管理 ESRS の優先順位 ESRS の優先順位として、無効、プライマ リ、またはセカンダリを選択します。 メール ESRS のメールプロトコルを設定します。 優先度 メール(SMTP)サーバー(必須、最大 長は 30) トピック 受信者アドレス(必須、最大長は 120 文字、複数のアドレスを指定するア場 合はコンマで区切る) 送信者のアドレス(必須、最大長は 30) 構成データ収集の設定 アレイ構成を収集し、ConnectEMC を通じ てファイルを送信するための設定。 期間設定 アレイ構成を収集する頻度の設定。 収集スケジュールの変更 収集頻度 スケジュール 60 EMC VNX Series VNX5200 Block インストール ガイド 値