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平成26年3月期 インベスターズガイド

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平成26年3月期 インベスターズガイド
INVESTORS
GUIDE 2014
KUNIMINE INDUSTRIES CO.,LTD.
株 主・投 資 家 の 皆 さ ま へ
さらなる飛躍に向けて、事業展開を加速します。
2014年3月期は、中期経営計画の取り組みを進め、事業を育
を重視いたします。
今後につきましても、足もとの事業基盤を固めつつ、高付加価
値商品の開発や海外展開の推進に必要な投資等を積極的に行
い、さらなる事業の拡充に繋げてまいります。
アグリ事業部門は、小名浜、郡山、太田の農薬製造3工
場による生産体制を強化し、新規製剤の受注につなげ、
化成品事業部門は、主にクニピアの海外拡販と新たな用
途に向けた高付加価値商品の開発に努めてまいります。
● 土木建築部門について
復興関連工事の遅れはありますが、政府の政策効果も
株主および投資家の皆さまには、今後とも一層のご理解とご
あり、マンション等の民間工事や公共工事に回復の兆し
「クニシール」等の止水材は、海外市場での拡販を行って
支援を賜りますようお願い申し上げます。
が見られ、東京オリンピック開催決定によるインフラ整備
きた結果、その実績を堅調に伸ばしております。2014年3
等の需要も想定されるため、当面の間は堅調に推移する
月期につきましては、
「クニピア」の輸出向けが好調に推移
ものと思われます。
し、
「クニシール」等の止水材もアジア・オセアニア諸国を
また、当社が得意とするボーリング分野では、再生可能
中心に販売が進展しました。
エネルギーで安定供給が可能な地熱発電や海底資源の
現在、
「クニピア」は北米やヨーロッパ等の海外の展示会
新エネルギーに大きな注目が集まっており、今後の需要も
にも数多く出展し、処方サンプルを紹介するなどして、積極
期待されます。
的な販売活動に取り組んでおります。また、
「クニシール」
保彦
トップインタビュー
当連結会計年度(2014年3月期)の業績と
売上高とともに3期連続で過去最高を更新いたしまし
東北地方を中心に有数のベントナイト鉱山を保有する
等はインドやアフリカなど海外未開拓の市場へ幅広く展開
翌年度(2015年3月期)の見通しについて
た。
当社グループでは、地の利を活かしながら、ビジネスチャ
し、さらなるグローバル化を目指してまいります。
聞かせてください。
2015年3月期の見通しにつきましては、中国など新
ンスを有効に活用してまいります。
● 資源の確保について
当社グループの2014年3月期は、売上高は前期比
興国の景気失速、金融不安等による世界的な需要の冷
3.
1%増の120億44百 万 円となり、営 業 利 益は前 期
え込みや、国内では増税後の反動減が懸念されるなど、
● 好調なアグリ事業について
無機の粘土鉱物であるベントナイトの製造と販売を主
比9.
2%増の15億21百万円となりました。
不安定な要素は残りますが、国土強靱化計画や東京オ
2012年1月に取得した郡山工場は、除草剤の専用
要事業とする当社グループにとって、将来にわたる事業
売上高につきましては、ベントナイト事業の鋳物部門、
リンピックに向けたインフラ整備、復興関連等の需要
工場として既存の農薬製造工場である小名浜工場、太
の拡充やリスクマネジメント等を考えた場合、資源の確保
アグリ事業、化成品事業の各部門が好調でした。鋳物
が期待できます。
田工場とのシナジー効果を発揮すべく、設備を増強し
は重要な要素となります。
部門におきましては、消費増税前の駆け込み需要に後
このような状況下、当社グループは、積極的な営業
てまいりました。
当社グループが取り扱うベントナイトは、世界最大のベ
押しされ、自動車の国内生産台数が増加したことに加
活動を行うとともに、高収益の事業構造を確立し、売
2014年3月期につきましては、増 税 前の駆け込み
ントナイト産地である米国ワイオミング州から輸入するベ
え、建機等も復興関連で国内需要が好調で増収となり
上高および利益のさらなる増加に努めてまいります。
需要で生産計画の前倒しもあり、また、生産体制を整
ントナイト等もありますが、国内鉱山から採掘する自前の
え、各農薬製造工場を最大限に活用した結果、既存品
原鉱は、当社グループの生命線とも言えます。特に、山形
の受注増とともに、新規製剤の受注も獲得いたしまし
県のベントナイト原鉱は高品質であり、多岐の分野で使用
ました。アグリ事業部門では、増税前の駆け込み需要
で生産計画の前倒しがあったほか、小名浜、郡山、太
01
国内の復興関連、インフラ整備、地熱や海洋資源掘削向
け等の営業に注力いたします。ペット関連部門は採算性
去最高を更新いたしました。
Q
物部門は主に東南アジア地域への拡販、土木建築部門は
2013年6月1日に創業70周年を迎えました当社グループの
成してきた結果、売上高、営業利益、経常利益とも3期連続で過
代表取締役社長 國峯
今後につきましては、ベントナイト事業部門のうち、鋳
Q
今後の事業戦略や見通しなどを聞かせてください。
田の農薬製造3工場の生産体制強化により、受注が増
● 事業戦略全般について
た。
されております。
加し、増収となりました。化成品事業部門は、クニピア
本年4月1日付で、事業セグメントに沿った簡易的な事
今後につきましても、当社グループの強みである独
今後につきましては、自社鉱山内の鉱区の拡大等を行
の輸出向けや止水材の販売が好調に推移し、増収とな
業部制を採用し、営業と開発が一体となって顧客に対応
自の造粒技術を活かすとともに、多品種少量生産ライ
い、資源の確保に努めるとともに、新規採掘方法等につ
りました。
できる組織体制に変更いたしました。また、併せて事業分
ンを整備し、収益性のさらなる向上に努めてまいります。
いても検討を行い、製造コストの均一化を図ってまいりま
営業利益につきましては、円安や電力料金の値上げ
野ごとに各製品群の整理・統合を行い、マーケティングと
等による製造原価の上昇でベントナイト事業は苦戦し
イノベーションによって、顧客ニーズへの対応とともに新
● 精製ベントナイトや止水材の海外市場への展開について
たものの、アグリ、化成品の増収による増益に支えられ、
たな顧客ニーズを創造してまいります。
高付加価値商品である精製ベントナイトの「クニピア」と
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
す。また、引き続き資源探査部を中心に海外の良質な原
鉱の確保にも努めてまいります。
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
02
ク ニ ミ ネ グ ル ー プ 中 期 経 営 計 画( 2 0 1 4 年 3 月 期 〜 2 0 1 6 年 3 月 期 )
工場見学
基本戦略と3ヵ年の取り組み
1
2
海外市場との関係拡充
● 自社原鉱の特性を活かした
いわき工場見学
3
国内基盤事業の増強
● 復興、
地熱、都市土木関連事業
差別化製品による進出強化
● ベントナイトの応用的用途検証
● 国内未利用資源の有効活用
● 他分野への技術応用
● 海外協力会社へのコンサル
ベントナイト事業部門
アグリ事業部門
■ 鋳物
化成品事業部門
・小名浜、郡山、太田の3工場体制でシ
ナジー効果を発揮
・多品種少量生産に対応する製造ラ
インの増強
・造粒技術を軸にした他分野への応
用展開
・東南アジアを中心にハード
(原鉱)
と
ソフト(知見・技術)の両面戦略
・現地資源の活用と拠点の展開
■ 土木建築
・復興関連、老朽インフラ補修関連の
積極的取り込み
・地熱等ボーリング分野の営業強化
・止水材分野での販売強化
・除染関連分野への展開
化成品事業部門の主力商品である精製ベントナイト
「クニピア」
ができるまでの製造工程を、
写真と共に説明していきます。
● 原鉱の質的向上、
量的拡大
への継続的対応
● 高品質原鉱の現地調達
既存資源の利用高度化
ー 科学された資源をシステムで販売する事業 ー
―クニピア製造編―
■ ファインケミカル
・クニピアMのバリエーション強化
・クニピアの高性能化、
特性強化
・スメクトンSTを応用した新規分野
への進出
・ファインケミカル製品の海外拡販
1
クニピアの原料として使われるベント
ナイト原鉱です。品質にこだわり、山形
県にあるクニマイン株式会社の鉱山で
採掘された原鉱のみを使用しています。
4
不純物が取り除かれた“モンモリロナイ
トスラリー”は、大型の乾燥機によって
水分を蒸発させます。
2
巨 大 な 槽 に 移 さ れ た 原 鉱 は、水 と 一 緒
に混ぜることで、“スラリー”と呼ばれる
灰色の液体となります。
5
乾 燥 直 後 の ク ニ ピ ア は シ ー ト 状( 左 写
真 )で す が、こ れ か ら 粉 砕 工 程 を 経 て、
フレーク状(右写真)または粉状の商品
になります。
3
“スラリー”は、クニピアの有効成分“モン
モリロナイト”以外の不純物も混じって
いるため、特殊な装置を使ってモンモリ
ロナイトと不純物を分別します。
6
で き 上 が っ た ク ニ ピ ア は、埃 な ど が 入
ら な い よ う、室 内 気 圧 を 高 め た 部 屋 で
包 装 さ れ、最 終 品 質 確 認 を 経 て 出 荷 さ
れます。
■ 環境保全処理剤
・環境保全処理剤への新機能付与
■ ペット関連
・採算性の重視
◉好調な業績 や 経 営 環 境 の 変 化 を 踏 ま え 、目 標 値 を 見 直 し ま し た 。
中期経営計画の初年度は、業績が好調に進捗し、2016年3月期の営業利益目標を前倒しで達成したこと
から、売上高を含め目標値を上方修正しました。
直近の実績と中期経営計画目標
(億円) ■ ■
140
売上高
海外売上比率 (%)
20
130億円
130
120
■■
120億円
123億円
(当初目標)
15.0%
110
03
20
15
16
10
営業利益
15.2億円
12.6%
■■
営業利益率 (%)
17.0億円
20
15.0億円 15
(当初目標)
12.3%
10
14
100
0
18
(億円) ■ ■
12
3.5%
2014年
3月期実績
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
2016年
3月期目標
0
5
0
5
2014年
3月期実績
2016年
3月期目標
0
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
04
事業活動紹介
アグリ事業部門
KUNIMINE
蓄積された高度なノウハウを
核に、ユーザーニーズの
高付加価値化を実現
GROUP
鋳物部門
長きにわたり培われた
鋳造技術を多面的にサポート
自動車や産業機械の部品、マン
ホールの蓋などを製造するときに
使われる鋳物生型の粘結材とし
て使用されています。
農薬を粒状に加工することによっ
て、粉立ちを抑え、周辺の環境や
農作物への汚染を防ぐことができ
ます。
また、目的場所に確実にまくこと
ができ、作物が生育中でも地面に
しっかり届くなど、ユーザーが容
易に取り扱うことを可能にしてい
ます。
ペット関連部門
人とペットが楽しく幸せに暮らす
ライフスタイルをご提案
ペットの尿を素早く吸収し、イヤな
においを消臭します。
ペット用トイレの砂がガッチリと
固まり、排泄物を手軽に処理でき
ます。
土木建築部門
高い品質と技術で、安心・快適な
生活環境づくりに貢献
建物の基礎になる杭の掘削工事
で使用する安定液※にベントナイ
トが配合されています。また、主
に地下構造物の防水材料として
止水材が使用されています。
最終処分場やため池などの遮水
工事では、漏水防止に利用され
ています。
東京都下水道局との共同事業で、
下水汚泥焼却灰の用途開発など
も行っています。
化成品事業部門
次世代に応えるベントナイト
技術の最先端
化粧品・シャンプーなどサラッとし
た肌触りや塗料などの沈降・タレ
防止に活用します。
お肌の保湿効果を高めます。
※安定液とは、ベントナイトを水に溶解させた泥
水で、掘削中の孔の崩壊を防ぐ効果があります。
クニミネグループを支えるベントナイト
ベントナイトとは?
ベントナイトの将来性とクニミネ工業の研究開発の方向性について
ベントナイトは、火山灰が海水と接触したり、凝灰岩が熱水変質によって生成した
ベントナイトは古くから土木建築工事の施工や工業製品
進められており、従来のポリマーフィルムより優れた高度
もので、米国ワイオミング州Fort Bentonの古い地層中から産する粘土に因んで名
の製造に不可欠な素材として、また、身近なところでは化
なガスバリア膜として、注目を集めております。
付けられました。一般にクリーム色や淡いグリーンで、爪痕が残るほど軟らかく、水に
粧品や医薬品などの原料として幅広く利用されてきました。
当社ではユビキタス元素戦略※2のもと、ベントナイトの
浸すとヌルヌルするのでSoapstoneとも呼ばれています。
最近では層状鉱物であることの特徴を活かし、インター
優れた性質を活かし、結晶レベルでの機能制御を目標とし
て、新規複合材料の開発に着手しております。
また、水を吸うと数倍にも膨れるという性質もベントナイトの特長の一つです。モン
カレーション技術 を応用して有機物や薬剤との複合化
モリロナイトを主成分とし、交換性陽イオンが主としてNaであるものをナトリウムベ
を図ることにより、新規材料として利用しようとする試み
ントナイト、Caであるものをカルシウムベントナイトと呼んでいます。
が行われております。
※1
また、ベントナイトを主成分とした薄膜に関する研究も
05
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
※1 インターカレーション技術:層と層の間に異種の分子やイオンを取り込ませる技術
※2 ユ ビ キ タ ス 元 素 戦 略:資 源量が豊富で無害な元素からなる材料に、高機能
を発揮させる技術戦略
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
06
事業部門紹介
2014年3月期 事業部門別売上高構成比※
化成品事業部門
ベントナイト事業部門
969百万円
構成比 8.0%
7,990百万円
構成比 66.4%
売上高
土木建築部門
売上高
3,085百万円
構成比 25.6%
売上高
時にはベントナイト泥水を使用することにより、
粘土分で孔壁に膜を形成し、水の浸透による
鋳物部門
売上高
合計
アグリ事業部門
アースドリル工法などの杭基礎の掘削工事
売上高
孔壁崩壊を防止しています。また、ベントナイ
トの遮水性を活かし、一般廃棄物処分場の遮
4,383百万円
36.4%
水工事にベントナイト混合土が用いられてい
構成比
12,044
るほか、
「クニシール」や「クニシート」の止水
材が、主に地下構造物の防水材料として使用
土木建築部門
百万円
2,933百万円
構成比 24.4%
されています。
売上高
一般廃棄物処分場の建設現場
新商品 遮水用ベントナイト
クイックシャット
再生可能エネルギーである地熱発電や海底資
売上高
※簡易事業部制採用に伴うセグメント情報の変更
2015年3月期から、化成品事業部門で取り扱っていた止水材はベントナイト事業部門の土木建築部門に、農薬向けク
ニピアはアグリ事業部門にそれぞれ移管しているため、2014年3月期の事業部門別売上高構成比について、売上高
を組み替えて表示しています。
も、環境負荷が少なくコストパフォーマンスに
優れるベントナイトのニーズが高まりつつあり、
ペット関連部門
672百万円
構成比 5.6%
放射能汚染廃棄物の処分場向けにおいて
源掘削向けなどを中心にボーリング需要も増
加しております。
主力商品
●クニゲルV1
●クニゲルV2
●佐渡
●#250
●クニゲルGS
●クニシール
●クニゲルMB
●クニゲルGT
●クニゲルU
●クニシート
今後は国土強靱化計画や東京オリンピック
開催に向けた公共投資、復興関連工事の需要
を取り込むべく営業活動の強化を図るととも
に、引き続き除染関連分野やボーリング分野
での取り組みを強化してまいります。
ベントナイト事業部門
鋳物部門
ペ ット 関 連 部 門
砂型鋳造の現場
主力商品
●クニボンドTY-M
●クニボンドTY
●クニゲルVA
●クニボンドM
● ネオクニボンド
黒磯研究所のシリカ分析の様子
07
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
●クニゲルVAS
自動車や産業機械の部品となる鋳物を造る
ベントナイトの高い吸水性と粘結性を利用
ための鋳型は、ベントナイトを粘結材とした砂
し、ペットの尿などの排泄物を固め、手軽に処
を成型することで造られます。この鋳型は最も
理するペット用トイレ砂は私たちの最も身近な
生産性に優れたものであり、多くの鋳物生産
ベントナイト製品です。
に用いられています。
長引く円高により安価な輸入品の流通に苦
鋳物部門では、ベントナイト製品の販売の
戦を強いられてきましたが、円高の是正により
みではなく、お客さまに対し最良の生産環境
価格競争は一定の歯止めがかかると予想され
を構築するためのサポートも行っています。鋳
ます。
しかしながら、消費者の低価格志向は定
物砂の分析を行っている「黒磯研究所」では、
着しており、日常的な消耗品が多いペットケア
お客さまの様々なニーズに応え、当社グルー
用品市場においては依然として厳しい状況が
プ独自のトータルエンジニアリングサービス
予想されます。当社グループは、採算性を重視
を提供しています。
した販売戦略のもと、付加価値の高いペレット
ユーザーが海外へ生産体制の移行を継続さ
タイプの商品を中心に販売を行い、収益構造
せるなか、当社グループも引き続きそれに対
の改善に努めてまいります。
応すべく海外販売ネットワークを強化するとと
もに、新設した海外事業推進部を中心に海外
拠点の設立などを進め、お客さまのニーズに
素早く対応できる体制を整えてまいります。
主力商品
「猫砂1番」シリーズ ●猫砂1番 ●猫砂1番金印 ●猫砂1番大粒
「プレディ」シリーズ ●消臭剤から生まれたねこ砂
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
08
事業部門紹介
事業活動の概況
アグリ事業部門
事業の経過および成果
製剤技術に強みをもつ当社グループでは、農薬加工
において薬効成分が放出される速度や量をコントロー
ルする技術などを活かし、国内・海外の農薬メーカーな
どから農薬の加工を受注しています。
農薬業界では消費者ニーズの多様化や商品サイクル
の短期化に伴い、多品種少量化の流れが加速していま
す。当社グループでは、多品種少量生産に対応できる体
制を構築するとともに、独自の造粒技術に磨きをかけな
がら、受注を拡大してまいりました。
除草剤専用の製造工場である郡山工場では、昨年新
設した第三工場が操業を開始し、新規剤などの受注を伸
ばしているとともに、既存工場とのシナジー効果も現れ
郡山工場に新設した第三工場建屋
出面に問題を残しました。一方、円高是正や株高等が
進むなか、個人消費や企業収益が改善に向かうととも
に、消費増税前の駆け込み需要も見られるなど、景気
は緩やかに回復いたしました。
当社グループにおきましては、主要納入先のうち、
鋳物業界は、国内自動車生産台数はエコカー補助金
終了後の反動減から回復し、増税前の駆け込み需要
が追い風になるとともに、土木建築業界におきまして
は、復興関連工事の遅れはありましたが、金利の上昇
や消費税率の改正を見込み、新設住宅着工戸数が増
を伸ばしていくとともに、蓄積されたノウハウや独自技
加するなど、全体として堅調に推移いたしました。
術の高度化と製造管理レベルの強化を図ることにより、
このような背景のもと、当社グループは、営業およ
主力商品
●クニゲルV1 ●クニゲルV2 ●クニボンド
同工場内の包装設備
び日銀の経済政策や金融政策が奏功したものの、輸
始めています。今後も、計画的な設備増強等により受注
一層お客さまのニーズに応えてまいります。
同工場内の計量設備
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府およ
び生産体制を強化し、増税前の駆け込み需要や復興
関連需要を取り込むこと等により売上高の増加を図る
とともに、円安等の影響による原材料価格の上昇や電
力料金の値上げに対してコストダウンを継続的に実施
し、利益の確保に努めてまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は前期比
3.1%増の120億44百万円となり、主力のベントナイ
ト事業部門において製造原価の上昇等により収益性
化成品事業部門
が悪化したものの、採算性の高いアグリ事業部門およ
び化成品事業部門が好調に推移したこと等により、経
常利益は前期比3.1%増の17億23百万円となりまし
ファインケミカル分野のうち、ベントナイトの主成分であるモン
上昇等により、前期比微減の10億75百万円となりま
湿性や伸展性、増粘性が向上し、医薬品・化粧品・塗料といった私
した。
たちの毎日の生活に欠かせないアイテムの中に配合されていま
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を
ソ性を発揮する特長を活かし、透明性のある増粘剤や機能性向
上剤として、幅広い分野で利用されております。
「環境保全処理剤」は、清掃工場の大気汚染防止など、排ガス
処理工程において利用されています。
競争激化が続く
「環境保全処理剤」は、新機能を付与し差別化
ドイツ開催のE-world energy & water 2014に出展
す。
主力商品
クニピアM
09
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
スメクトンST
⃝クニピア ⃝スメクトンSA ⃝環境保全処理剤
従来型の殺虫剤の主要原料が無償支給に切り替わった影響は
あったものの、消費税率の改正を見据え前倒し受注が生じたこと
に加え、溶出制御剤やその他の農薬も全体的に好調に推移したこ
と等により、増収となりました。
以上の結果、当事業部門の売上高は29億54百万円(前期比
6.7%増)
となりました。
化成品事業部門
クニピアが輸出向けを中心に好調に推移するとともに、止水材
につきましても、増税前の駆け込み需要や復興関連需要のほか、
新規用途の拡大等により受注が増加した結果、環境保全処理剤の
減収を補い、全体として増収となりました。
以上の結果、当事業部門の売上高は14億2百万円(前期比
7.2%増)
となりました。
の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で
比較しております。
事業部門別売上高と前期比較
区 分
ピアM」、
「スメクトンST」とともに、海外の展示会等を通じて拡販
トと造粒技術を活かして、他分野への応用にも挑戦してまいりま
アグリ事業部門
変更しており、以下の前期比較につきましては、前期
を図ってまいります。
「クニピア」につきましては、新商品の「クニ
に努めていくとともに、当社グループの保有する良質なベントナイ
鋳物関係につきましては、主要納入先の乗用車や建機等の生産
台数は、輸出向けが低迷したものの、増税前の駆け込み需要や復
興関連等で国内向けを中心に好調に推移し、増収となりました。
土木建築関係につきましては、マンション等の民間工事や公共
工事向けが堅調であったことに加え、廃棄物処分場向けの受注が
あったものの、前期にありました地熱向けの減少分を補うことがで
きず、減収となりました。
ペット関係につきましては、市場が全体的に低調に推移し、減収
となりました。
以上の結果、当事業部門の売上高は76億87百万円(前期比
1.1%増)
となりました。
た。当期純利益につきましては、法人税等の負担額の
モリロナイトの純度を高めた精製ベントナイト「クニピア」は、保
す。また、合成スメクタイト製品「スメクトン」は、高粘性や高チク
ベントナイト事業部門
(単位:百万円)
当連結会計年度売上高
前期比較
金 額
比 率
ベ ン ト ナ イ ト 事 業
7 ,6 8 7
84
1 . 1%
ア
グ
リ
事
業
2 ,9 5 4
185
6 . 7%
化
成
品
事
業
1 ,4 0 2
94
7 . 2%
計
1 2 ,0 4 4
364
3 . 1%
合
(注)金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
10
財 務 ハ イ ラ イ ト( 連 結 )
売上高
(単位:百万円)
15,000
12,000
営業利益
(単位:百万円)
10,699
12,044
1,245
1,200
9,000
1,393
900
2011/3
2012/3
2013/3 2014/3
経常利益
764.63
(単位:百万円)
0
2011/3
2012/3
2013/3
当期純利益
1,671
1,500
1,075
1,723
12,809
13,602
14,686
15,283
12,000
300
4,000
2011/3
2013/3
2014/3
株主資本利益率(ROE)/総資産利益率(ROA) (単位:%)
0
配当金
30
10.1
8.8
7.6
8
6.5
500
300
2011/3
2012/3
2013/3
1株当たり当期純利益
2014/3
(単位:円)
0
2011/3
87.86
80
87.88
9,000
60
40
2013/3
0
2014/3
(単位:百万円/%)
9,413
74.6
10,228
76.3
11,318
78.8
80
12,203
2011/3
2012/3
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
2013/3
2014/3
6,000
40
3,000
20
0
2011/3
2012/3
2013/3
(単位:円/%)
配当性向
45
40.9
7.2
20
30
28.5
15.0
21.3
15.0
10.0
17.1
15
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
(単位:百万円)
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
0
※2013年3月期は、創立70周年記念配当10円を含んでおります。
研究開発費
(単位:百万円)
減価償却費
743
671
0
523
146
146
128
630 618 639
524
160
546
120
122
60
24.44
20
2014/3
2.3
800
600
2013/3
25.0※
10
設備投資額/減価償却費
自己資本比率
100
73.1
3.2
設備投資額
15,000
12,000
70.50
2012/3
純資産/自己資本比率
純資産
100
4
299
2012/3
9.3
600
1,000
2011/3
配当金/配当性向(連結)
ROA
863
900
1,403
2012/3
12
1,075
1,176
11
983.82
8,000
0
2014/3
(単位:百万円)
1,200
2,000
0
829.25
915.36
600
ROE
0
(単位:百万円)
600
3,000
0
総資産
16,000
1,521
969
6,000
(単位:円)
1,200
1,800
11,282 11,680
1株当たり純資産額
2014/3
0
400
80
200
40
0
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
0
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
12
連結財務諸表
(単位:千円)
2013/3
連結貸借
対照表
POINT1
1
現金及び預金
3,077,008
3,149,786
受取手形及び売掛金
3,871,846
3,850,081
たな卸資産
1,653,387
1,836,880
280,957
その他
「たな卸資産」の増加は、2014年3月
期末近くに、原鉱石の輸入をしたこと
等によるものです。
POINT2
2014/3
資産の部
流動資産
367,471
△ 1,585
△ 1,788
流動資産合計
8,881,614
9,202,430
有形固定資産
4,282,859
4,498,811
無形固定資産
141,910
117,551
投資その他の資産
1,379,701
1,465,171
固定資産合計
5,804,472
6,081,534
14,686,086
15,283,965
支払手形及び買掛金
790,661
787,664
短期借入金
182,000
99,300
その他
1,273,477
1,188,906
流動負債合計
2,246,139
2,075,870
99,300
ー
閉山費用引当金
479,395
484,721
その他
542,772
519,870
1,121,467
1,004,592
3,367,607
3,080,463
資本金
1,617,800
1,617,800
資本剰余金
2,223,224
2,223,224
利益剰余金
7,678,481
8,448,112
自己株式
△ 525,606
△ 526,487
株主資本合計
10,993,898
11,762,649
その他の包括利益累計額
211,616
279,376
少数株主持分
112,964
161,476
純資産合計
11,318,479
12,203,502
負債純資産合計
14,686,086
15,283,965
貸倒引当金
固定資産
2
「有形固定資産」の増加は、郡山工場
に第三工場建屋を新築し農薬製造設
備を導入したほか、いわき工場のクニ
ピア製造設備や鉱山子会社での坑道
掘削設備の新設等によるものです。
資産合計
負債の部
流動負債
固定負債
長期借入金
固定負債合計
負債合計
(単位:千円)
連結損益
計算書
POINT3
ベントナイト事業部門は製造原価の上
昇等の影響を受けましたが、採算性の
高いアグリ、化成品の両事業部門が好
調で、3期連続で過去最高の売上高お
よび営業利益を更新しました。
POINT4
法人税等の負担額の上昇は、ふくしま
産業復興投資促進特区における特別
控除がなくなった影響によるものであ
ります。
2013/3
2014/3
11,680,325
12,044,952
7,767,019
8,019,077
売上総利益
3,913,305
4,025,875
販売費及び一般管理費
1,424,428
1,461,524
発送運賃
1,051,959
997,851
43,267
45,143
1,393,649
1,521,354
売上高
売上原価
販売費及び一般管理費
保管料
3
営業利益
営業外収益
受取利息及び配当金
130,851
122,058
その他
165,165
90,709
営業外費用
支払利息
8,022
5,671
その他
9,995
4,833
1,671,648
1,723,617
特別利益
24,292
8,188
特別損失
41,588
9,173
1,654,351
1,722,632
法人税、住民税及び事業税 4
586,978
605,481
法人税等調整額 4
△ 34,786
19,270
1,102,159
1,097,881
26,479
22,209
1,075,680
1,075,671
経常利益
税金等調整前当期純利益
少数株主損益調整前当期純利益
少数株主利益(控除)
当期純利益
純資産の部
株主資本
13
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
(単位:千円)
連結
包括利益
計算書
2013/3
2014/3
1,102,159
1,097,881
122,290
14,673
繰延ヘッジ損益
12,050
△ 12,670
為替換算調整勘定
37,953
92,058
172,294
94,061
1,274,454
1,191,943
(内訳) 親会社株主に係る包括利益
1,237,131
1,143,430
少数株主に係る包括利益
37,323
48,512
少数株主損益調整前当期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
その他の包括利益合計
包括利益
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
14
株 式 の 状 況( 2 0 1 4 年 3 月 3 1 日 現 在 )
連結財務諸表
大株主(上位10名)
(単位:千円)
連結
キャッシュ・フロー
計算書
5
2013/3
2014/3
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,735,574
1,441,266
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 565,199
△ 772,805
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 416,071
△ 514,564
14,634
80,131
現金及び現金同等物に係る換算差額
POINT5
「投資活動によるキャッシュ・フロー」
の増加は、工場および鉱山子会社へ
の設備投資等により有形固定資産を
取得したことによるものです。
現金及び現金同等物の増加額
768,938
234,027
現金及び現金同等物の期首残高
1,996,373
2,765,311
現金及び現金同等物の期末残高
2,765,311
2,999,338
株主名
発行可能株式総数
持株数(千株)
持株比率(%)
クニミネエンタープライズ株式会社
40,000,000株
発行済株式の総数
14,450,000株
株主数
689名
4,542
37.11
クニミネ工業取引先持株会
765
6.25
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
576
4.71
株式会社三菱東京UFJ銀行
465
3.80
株式会社みずほ銀行
452
3.69
日本化薬株式会社
438
3.58
クミアイ化学工業株式会社
329
2.69
ラサ商事株式会社
325
2.66
日本生命保険相互会社
306
2.50
株式会社三井住友銀行
300
2.45
(注)
1.当社は、
自己株式を2,209,958株保有しておりますが、
上記の大株主からは除外しております。
2.持株比率は自己株式を控除して計算しております。
(単位:千円)
株主資本
連結株主資本等
変動計算書
資本金
2013年4月1日期首残高
(
当連結会計年度
1,617,800
資本剰余金
利益剰余金
2,223,224
7,678,481
所有者別株式数分布状況
自己株式
株主資本合計
△ 525,606
10,993,898
)
金融商品取引業者
0.1%
外国法人等
1.0%
剰余金の配当
△ 306,040
△ 306,040
当期純利益
1,075,671
1,075,671
自己株式の取得
△ 880
△ 880
個人・その他
37.9%
100単元以上
2.8%
10単元以上
8.5%
5単元以上
8.3%
金融機関
17.1%
連結会計年度中の変動額
自:2 0 1 3 年4月 1日
至:2 0 1 4 年3月31日
所有数別株主数分布状況
その他の法人
43.9%
1単元以上
55.3%
1単元未満
25.1%
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
ー
ー
769,631
△ 880
768,751
2014年3月31日期末残高
1,617,800
2,223,224
8,448,112
△ 526,487
11,762,649
株価・出来高の推移
その他の包括利益累計額
その他有価証券 繰延ヘッジ
評価差額金
損益
2013年4月1日期首残高
252,694
12,050
為替換算
調整勘定
その他の包括
利益累計額合計
△ 53,128
211,616
少数株主
持分
純資産
合計
112,964 11,318,479
株価(月足)
(単位:円)
900
600
300
連結会計年度中の変動額
△ 306,040
剰余金の配当
当期純利益
1,075,671
自己株式の取得
0
200
150
14,673
△ 12,670
65,756
67,759
48,512
116,271
連結会計年度中の変動額合計
14,673
△ 12,670
65,756
67,759
48,512
885,022
2014年3月31日期末残高
267,367
△ 619
12,628
279,376
161,476 12,203,502
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2014年
1月
2月
3月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2014年
1月
2月
3月
100
50
0
15
5月
月間出来高(単位:千株)
△ 880
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
2013年
4月
2013年
4月
5月
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
16
会 社 概 要 / 株 主 メ モ( 2 0 1 4 年 3 月 3 1 日 現 在 )
ネ ッ ト ワ ー ク / グ ル ー プ 会 社( 2 0 1 4 年 6 月 2 7 日 現 在 )
会社概要
ネットワーク
商 号
クニミネ工業株式会社
代 表 者 代表取締役社長
國 峯 保 彦
本 社
〒101-0032
東京都千代田区岩本町一丁目10番5号
03-3866-7251(代表)
設 立
1943年(昭和18年)6月1日
資 本 金 16億1,780万円
従業員数
211名
役員一覧(2014年6月27日現在)
代表取締役社長
(全般)
國 峯 保 彦
常務取締役
(アグリ事業部長、化成品事業部管掌)
阿 部 好 男
取
締
役
(海外事業推進部長)
川 口 祐 司
取
締
役
(経営戦略部長、総務部・経理部管掌)
川 島 利 昭
取
締
役
(生産部長)
崎 山 徳 起
取
締
役
(ベントナイト事業部長)
木 村 敏 男
取
締
役
(社外)
土 屋 修
会社の主な事業目的
● 鉱業
● 岩石および粘土類の採取、加工ならびに販売
● 無機・有機の工業薬品、農薬、医薬品、医薬部外品、
動物用医薬品の製造・加工ならびに販売
● 食品・食品添加物、飼料・飼料添加物の製造・加工ならびに販売
● 水処理剤・廃汚泥水処理剤および処理装置の製造・販売
ならびに施工および運営
● 粉粒体・鋳造・土木用機器装置等に関連するプラントの設計・
施工および運営ならびにその機器類および資材の製造販売
常勤監査役
田 岡 晴 信
常勤監査役
小 山 孝 志
監
査
役
(社外)
伊 藤 尚
監
査
役
(社外)
堀 越 孝
監
査
役
(社外)
中 里 猛 志
株主メモ
事業年度
4月1日〜翌年3月31日
期末配当金受領株主確定日
3月31日(中間配当を行う場合は9月30日)
定時株主総会
毎年6月
株主名簿管理人
特別口座の口座管理機関
同連絡先
上場証券取引所
公告の方法
(2014年6月27日現在)
三菱UFJ信託銀行株式会社
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
〒137-8081
東京都江東区東砂七丁目10番11号
TEL0120-232-711(通話料無料)
東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)
電子公告により行う
公告掲載URL http://www.kunimine.co.jp/
(ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができな
い場合は、日本経済新聞に掲載する方法により行います。)
(ご注意)
1.株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を
開設されている証券会社等にお問合せ下さい。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意下さい。
2.特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関
(三菱UFJ信託銀行)にお問合せ下さい。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。
3.未
受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。
17
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
クニマイン( 株 )
関 ベン鉱 業( 株 )
川 崎 鉱 業( 株 )
左沢工場
蔵王工場
黒磯研究所
いわき工場・研究所
名古屋支店
大阪支店
小名浜工場
本社
御津工場
関東ベントナイト鉱業(株)
太田工場
郡山工場
あてらざわ
本社
左沢工場
〒101-0032 東京都千代田区岩本町一丁目10番5号
電話 03-3866-7251
(代)
〒990-1101 山形県西村山郡大江町大字左沢782番地
電話 0237-62-2255
(代)
名古屋支店
蔵王工場
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目3番10号 東海ビル
電話 052-587-5232
(代)
〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字下田6番地
電話 0224-34-2011
(代)
大阪支店
御津工場
〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原四丁目4番64号 新大阪千代田ビル
電話 06-6392-4581
(代)
〒441-0314 愛知県豊川市御津町御幸浜一号地1番17
電話 0533-76-3107
(代)
み
と
黒磯研究所
太田工場
〒325-0013 栃木県那須塩原市鍋掛1085番地454
電話 0287-64-1981
(代)
〒313-0008 茨城県常陸太田市増井町字上台166番地
電話 0294-72-2251
(代)
いわき工場・研究所
小名浜工場
〒972-8312 福島県いわき市常磐下船尾町杭出作23番5号
電話 0246-44-7100
(代)
〒971-8184 福島県いわき市泉町黒須野字江越246番7号
電話 0246-56-5890
(代)
郡山工場
〒963-0531 福島県郡山市日和田町高倉字榎田2番地1
電話 024-983-9201
(代)
グループ会社
クニマイン株式会社(株式100%保有)
関東ベントナイト鉱業株式会社(株式100%保有)
ベントナイト原鉱石の採掘、販売
ベントナイト等の販売
〒990-1271 山形県西村山郡大江町大字月布722番地9号
電話 0237-64-2121
(代)
〒279-0001 千葉県浦安市当代島一丁目1番25号
電話 047-711-1761
(代)
川崎鉱業株式会社(株式100%保有)
関ベン鉱業株式会社(株式100%保有)
ベントナイト原鉱石の採掘、販売
ベントナイトの採掘、製造および販売
〒989-1502 宮城県柴田郡川崎町大字今宿字上ノ台6番地1号
電話 0224-84-4661
(代)
〒959-4622 新潟県東蒲原郡阿賀町白崎1573番地
電話 0254-99-2028
(代)
トランス ワールド プロスペクト コーポレーション
(株式71.43%保有)
米国ベントナイト採掘会社への出資
2000 West Loop South, Suite 1100,Houston, TX 77027,USA
KUNIMINE INVESTORS GUIDE 2014
18
〒101-0032 東京都千代田区岩本町一丁目10番5号 TEL.03-3866-7251
(代表)
URL.http://www.kunimine.co.jp/
Fly UP