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フラッシュマーケティングの活用
■政策提案検討結果 № 提案受付日 1 H23.1.19 受付 平成22年度第4四半期(平成23年4月28日公表) 提案内容 フラッシュマーケティングの活用 フラッシュマーケティング手法を活用し市内温泉旅館、ホテル等宿泊施 設の空いている部屋を格安で販売する。 ※フラッシュマーケティング 商品やサービスの提供にあたり、割引価格や特典がついたクーポンを 期間限定で、インターネット上で販売する手法。一般に24~72時間程 度の短時間(フラッシュ)に、集客と販売および見込み顧客の情報収 集が行われるという特徴を持つ。フラッシュマーケティングの多くは あらかじめ設定された最低販売数を超えた場合にのみ商品を販売する 手法を取っている。 【提案した理由、効果等】 1.市内の温泉・宿泊業の活性化が図られ宿泊関連業種の活性化につな がる。 2.マーケティング情報がブログ、ツイッター等のインターネット上の 口コミ情報に頻繁に載ることにより、花巻市の知名度が上がり花巻 市を訪れる人の増加、観光振興、商業の発展、ひいては雇用の増加 につながる。 3.花巻市には多くの温泉旅館、宿泊施設があり横断的にマネージメン トすることにより、通年で常に宿泊に関するフラッシュ情報を提供 できる利点がある。 4.フラッシュマーケティングによる提供価格は、通常の価格とは別と 考えられているため、通常業務への影響は少ないこと。(価格を常 に下げる必要はなく、空いた時のみ短期間に通常より安い価格で提 供) 5.マーケティングサイトの安定的な運用が図られれば、白金豚、雑穀 等の特産品への応用も可能であること。 【考えられる市の役割】 1.市内で行われるフラッシュマーケティング事業に対する補助又は、 市が事業を行うこと。 2.宿泊施設の横断的マネージメントに係ること又は、市がマネージメ ントすること。 3.フラッシュマーケティングサイトの運営に関する補助又は、市が運 営すること。 結果 フラッシュマーケティングの手法につきましては、話題作りや集客など において一定の効果が期待出来る反面、大幅な割引を条件にしていること から、ブランドイメージや利益確保への影響など課題も多いと認識してお ります。 ご提案のありましたフラッシュマーケティングサイトの運営につきまし ては、既に民間企業において取り組まれていることであり、経営の主体 性、競争原理を発揮する観点からも市において施策として実施するのでは なく、温泉組合等民間レベルでの取り組みを注視してまいりたいと考えて おります。 また、施設においてサービスの内容や料金設定が異なっているなど、旅 館、ホテルそれぞれが魅力ある商品を提供していることから、市の横断的 なマネージメントは、宿泊商品の販売ではなく、花巻市の魅力等も併せた 情報発信を進めてまいります。