...

福島県社会保険労務士会いわき支部

by user

on
Category: Documents
14

views

Report

Comments

Transcript

福島県社会保険労務士会いわき支部
福島県社会保険労務士会いわき支部
第5号
~福島第一原発視察の様子~
爆発は免れたもの放射性物質を
最も多く放出したとみられる2号機
~第5号CONTENTS~
◎平成28年度第1回支部研修報告・・・・P2
(福島第一原子力発電所視察)
◎官庁掲示板名札貼り替えについて・・・・P3
◎熊本県社労士会への義援金について・・・P3
◎新入会員紹介、会員異動情報・・・・・・P4
◎編集後記・・・・・・・・・・・・・・・P4
支部会報いわき第5号
1.福島第一原子力発電所視察
平成28年9月2日(金)に、第1回支部研修として福島第一原子力発電所視察を行いました。
Jビレッジにて、東京電力 福島第一廃炉推進カンパニー 運営統括部 視察センター 上田 力課長
よりブリーフィングを受けた後、バスで約1時間かけて福島第一原子力発電所へ移動しました。
セキュリティ審査を受け、個人用の線量計を胸に付けて構内に入りました。厳重な防護服を着る
ものと思っていましたがバスの中から見学する場合は靴のカバーと手袋
のみの着用でした。構内は汚染水のタンクが所狭しと立ち並び
(現在も増設中)
、これ以上汚染された地下水を増やさない為の
地肌をコンクリートで覆う処理(シーリング)が目立ちました。
4号機、停止中の5・6号機は間近まで行くことができ、映像
でしか見たことのなかった実物は迫力のあるものでした。熱中症
対策による作業休止の時間帯だったため、実際の作業の様子を見る
案内して下さった上田課長
ことはできませんでしたが、東京電力の皆さんの
ご苦労が伝わる視察となりました。東京電力の皆
様、企画に協力していただいた小笠原 悟会員に
感謝いたします。
※視察中の写真は全て東京電力から提供。
原発視察前に線量計を各自装備
爆発は免れたものの放射性物質を
最も多く放出したとみられる2号機
バス内から原子炉建屋を注視する参加者
2.労働安全衛生について
視察終了後、長野県諏訪支部会員で労働安全衛生コンサルタントの馬場 孝幸氏より、視察容を
踏まえて、労働安全衛生について解説して頂きました。
私自身、普段なかなか触れることの少ない労働安全衛生に
関するお話はとても新鮮に感じられました。見てきたばかり
の原発の作業環境についての分析や、作業用重機の解説等を
ユーモアを交えてお話いただき、約1時間の研修はあっとい
う間に終了してしまいました。
(後日詳しい資料も送付してい
ただきました。
)ありがとうございました。
2
支部会報いわき第5号
関係官庁の入り口付近等に設置している掲示板に掲示する開業等会員の名札について、開業等会
員の人数が増え、掲出スペースが足りなくなったことに伴い、従来のものよりサイズを縮小した新
しい名札を作成し、去る 8 月25日に5つの官庁(下表参照)の掲示板に掲出しました。
尚、ハローワーク平は掲示板が設置できないため、開業
会員名簿の拡大コピーを掲示して頂きました。また、ハロ
ーワーク富岡は仮事務所のため当面掲出を見合わせます。
各官庁の名札掲出数
掲出場所
人数
いわき労働基準監督署
39 人
平年金事務所
39 人
ハローワーク磐城
24 人
ハローワーク勿来
23 人
富岡労働基準監督署
15 人
ハローワーク平の名簿
平年金事務所の掲示版(新名札)
平成28年4月に起こった熊本地震に伴い、同月に開催した第46回いわき支部定時総会にて
義援金を募ったところ、合計 120,000 円が集まりました。ご協力ありがとうございました。
熊本県社会保険労務士会へ義援金をお送りしたことに対し、同会の和田 健会長よりお礼状が届
きましたので、ご報告いたします。また、その際に特別報道写真集「平成28年熊本地震~発生
から2週間の記録~」も同封されておりました。復旧・復興への道のりは長いと思いますが、い
わき支部としても引き続き応援していきたいですね。
3
支部会報いわき第5号
ねもと
しんいち
根本
信一 (開
業):平成28年7月1日付
私は、開業前は久之浜町商工会に勤務しており、その間、社労士試験の勉強
をして、平成19年に合格しました。今般の震災で久之浜町は大きな打撃を受
け、復旧の仕事を中心に6月まで前職へ勤務しておりました。現在も、引き続
き地域と商工業者復興の仕事を続けておりまして、開業のきっかけを与えて頂
いた事業所さんに寄り添い、最後までサポートできればと思います。分からな
いことが多々ありますが、どうぞよろしくお願い致します。
さとう
なおゆき
佐藤
尚 幸 (勤
務):平成28年9月1日付
平成 28 年 9 月 1 日付で社会保険労務士として登録、福島県社会保険労務士
会いわき支部に入会しました佐藤と申します。同日からで小名浜にある事務所
で勤務社労士として仕事をさせて頂いております。年相応に見られませんが、
あと数か月で介護保険料を収める年齢になります。家族は妻とチワワ(♀5 歳:
すみれ)です。一所懸命に勉強して専門職としても人間としても信頼されるよ
う頑張ります。これから宜しくお願いいたします。
か わ ら さき
なおき
河原 﨑
尚樹(勤
務):平成28年10月1日付
いわき支部の皆さま、はじめまして。10月より福島県いわき支部に入会させていただきま
した河原﨑尚樹と申します。平成24年11月茨城会にて登録後、平成26年奈良会に移り、
10月からは転勤により、いわきに移ってまいりました。現在、住友生命保険相互会社いわき
営業部に勤務しており、生命保険および損害保険販売のサポートを行っております。
社会保険労務士としての実務経験に乏しいですが、研修会にしっかり参加してまいります。
ご指導のほどお願いいたします
【入
【退
会】
ねもと
しんいち
根本
信 一 (開 業)
:平成28年7月1日付
さいとう
しょうこ
齋藤
昇 子 (その他)
:平成28年7月1日付
さとう
なおゆき
会】
あいかわ
としじ
愛川
利司 (開 業)
:平成28年9月 30 日付
)
:
佐藤 尚 幸 (勤 務)
:平成28年9月1日付
か わ ら さき な お き
河原﨑 尚樹(勤 務)
:平成28年 10 月1日付
東日本大震災後はじめて福島第一原子力発電所を視察して参りましたが、社労士として、また近
隣の住民として、実状を自分の目で見て体感できたことは貴重な経験でした。未だに高線量の原子
炉建屋を目の当たりにし、その近くで働く方々の健康と安全を願わずにはいられませんでした。願
うばかりでなく、仕事を通して貢献できるよう努めたいと思います。(M.M)
発行年月 平成28年11月
発行人
福島県社会保険労務士会いわき支部
住 所
いわき市中央台鹿島2-22-4
(事務局 小前社会保険労務士事務所内)
電 話
0246-31-0980
4
Fly UP