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∼人はなぜ「絵」を描き続けるのか∼ 藁工ミュージアム[高知市]

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∼人はなぜ「絵」を描き続けるのか∼ 藁工ミュージアム[高知市]
五 十 嵐 英 之
倉 地 雅 徳
∼人はな ぜ「絵 」を描き続けるのか∼
藁工ミュージアム[高知市]
開館時間 = 10:00 ­18:00(入館は17:30まで)
料金 = 一般 300 円/学生、未就学児無料/障害者手帳所持者とその介護者(1名)無料
休館日 = 火曜日 ※ 5 月 5 日(火)は開館
協力 = 社会福祉法人 枚方療育園 障害者支援施設 三田こぶしの園、MORI YU GALLERY、医療法人 精華園 海辺の杜ホスピタル、白石 潔(ラカン派精神分析家 のぞえ総合心療病院)、
島本 浣(京都精華大学 芸術学部 大学院 芸術研究科 教授)、服部 正(甲南大学 文学部 人間科学科 准教授)、赤木 和重(神戸大学 大学院 人間発達環境学研究科 准教授)、
河村 悠介(株式会社 京都平安美術 代表取締役)、古澤 弘之(Social Community School バトン・コレッジ 代表)
後援 = 高知県、高知市、高知県教育委員会、高知市教育委員会、公益財団法人高知市文化振興事業団、高知新聞社・RKC高知放送、
朝日新聞高知総局、読売新聞高知支局、毎日新聞高知支局、NHK高知放送局、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、エフエム高知、高知シティ FM
助成 = 四国ろうきん
図:Joël Dor「Introduction à la lecture de Lacan」Denoël 1992,p.53
写真:1997年 五十嵐英之自宅にて撮影
Photo: 木村羊一 Graphic: 木村行宏
∼人はな ぜ「 絵 」を描き続けるのか∼
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圧倒的な数の「絵」が描かれ続けている。並べられた描画には無数の
め合っている。現 在、倉地雅徳と五十嵐英之とは「絵」を描くことに、理由
色彩と曲線が交差し渦巻いている。何が起きているのか。
など必要としていないのかもしれない。二人は連綿と続く絵画の上に生かされ
この取組は23年前、若き教員と少年とが出会った時からはじまろうとし
ているかのようだ。
ていた。言葉や身振りではコミュニケーションがとれない困難の中、絵画
本展は20年間続く相互描画法による膨大な数の作品群の一部を紹介する。
を仲立ちとした特別な対話のありかた「相互描画法」が誕生した。その様式
また、23年間のなかで二人の間に構築されていった「描く」というコミュニケー
は徐々に変化し、二人のコミュニケーションの理想的なカタチとなっていっ
ションのカタチについて精神分析学の視点からもひも解いていく。
た。そして描くことが日常となり、二人は今もなお描き合って、何かを確か
二人はなぜ「絵」を描き続けているのだろうか。
Masanori
Kurachi
Hideyuki
Igarashi
倉地 雅徳(くらち まさのり)
五十嵐 英之(いがらし ひでゆき)
1979年、京都市生まれ/1998年、京都市立
1964年、
京都市生まれ/京都市立芸術大学
西総合支援学校(旧京都市立西養護学 校)
大学院 美術研究科博士(後期)課程単位取
高等部卒業/現 在、障害者支援 施設 三田
得退学/現在、倉敷芸術科学大学 芸術学部
こぶしの園 准教授
写真:(上)2004年 京都精華大学にて撮影/(下)2014年 バトン・コレッジにて撮影
Event
Event
01
ワークショップ
五感力!「粘土を用いた造形活動」の参観
■2015年3月8日(日)
14:00∼16:00
■藁工ミュージアム展示室内
■見学無料(要展覧会観覧券)
講 師 =
造形活動による五感力育成研究 主宰
五十嵐 英之(いがらし ひでゆき)
造形作家
水長 遥(みずなが はるか)
特別支援学校教員
壷井 志保(つぼい しほ)
人と人との関係を育む
ために「粘土を用いた造
形活動」
を五十嵐英之氏
が提案されます。
五感にはたらきかける
粘土には何が求められる
のでしょうか。発達を促
すための造 形活動に必
要な教具・環境づくりとはどんなものでしょう
か。
子どもと支援者が一緒にモノとかかわりなが
ら、
辿りつけるところはあるのでしょうか。
そんなことを模索するワークショプです。
是非、
その様子をご参観ください。
02
Event
ライブ ドローイング
「倉地雅徳
五十嵐英之の描画活動」
03
講演会
「自閉症者と絵を描くことについて」
■2015年4月18日(土)
14:30∼16:30
■2015年4月19日(日)
10:00∼12:00
■藁工ミュージアム展示室内
■見学無料(要展覧会観覧券)
倉地雅徳と五十嵐英之が23年間描き合ってい
る描画活動を藁工ミュージアムで実施します。
現在の描き合いの様子と作品をご覧ください。
協力=障害者支援施設 三田こぶしの園
■2015年4月25日(土)
14:00∼16:00
■蛸蔵
■参加費無料(要予約)
■定員=100名
ラカン派精神分析家 のぞえ総合心療病院
講 師 = 白石 潔(しらいし きよし)
精神分析学の立場から
自閉症者と絵を描くことの意味について
お話しいただきます。
ご予約・お問い合わせ
藁工ミュージアム
TEL / FAX: 088-879-6800
Address: 〒780-0074 高知市南金田 28
Mail: [email protected]
URL: http://warakoh.com/
facebook: https://www.facebook.com/livewithdrawing.warakoh
※イベントは諸般の事情により、中止、または内容を変更しての開催になる場合があります。予めご了承願います。
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