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Information & Telecommunication Device http://www.kytec.co.jp/ KYOSHIN TECHNOSONIC Top Message 中期的成長を確実にする 事業ポートフォリオの確立 特集 株主アンケート結果のご報告 第45期 事業報告書 2005年4月1日∼2006年3月31日 To p M e s s a g e ● 株主の皆様へ の実現に向けて、共信テクノソニックのアイデンティティを確 中長期ビジョン 立していきたいと考えております。 中期的成長を確実にする 事業ポートフォリオの確立 代表取締役社長 早川 富 当期を振り返って 当社の中長期プランについて少しお話ししたいと思います。 先日、米ビジネスウィーク誌上に革新的企業の世界ランキン この度、私は当社の中長期イメージとして、成功への道程 グが掲載されておりました。プロセス、製品、ビジネスモデル 「KTS Road」を描きました。当社の目標であるダイナミック の3カテゴリーにおける総合的な革新性をランク付けしたも カンパニーの実現に向けての道筋を表したものです。ダイナ ので、Apple、Google、3Mがトップ3に挙げられています。 ミックカンパニーとは変化に強い会社、変化を読める会社、そ 当社が業界でベンチマークされる企業となるためには、前述 して変化に対応できる会社を意味します。エレクトロニクス業 の3カテゴリーすべてにおいて革新的な活動が必要となりま 界は市況の変化が極めて激しい業界です。ただ変化に耐える すが、まずはMind Innovation−新しいことへ挑戦するとい という受身の姿勢ではなく、変化の先を読み、自ら対応してい う心の革新、つまり革新を奨励してそれに伴うリスクを受け入 く攻めの姿勢が求められるのです。 れる組織文化を形成することが大切だと考えます。 05年度の好業績を継続発展させて、更なる成長を遂げるた 企業が中長期的に継続して成長していくためには、それに見 めにも、06年度からの3年間をその下地作りにあてたいと考 合った売上の達成が重要となります。しかし、私はそれに加え えております。そのために、当社が手がける各事業の基盤をさ て数値を実現するための戦略と、それを成し遂げようとする らに強化し、中長期的成長を確実にする事業ポートフォリオの スピリットの醸成にも力を入れていきたいと考えています。真 完成を目指してまいります。さらにその先の09年度以降では、 の意味での企業革新を達成し、 エクセレントカンパニーになる、 当社の経営ビジョンである「業界でベンチマークされる企業」 これこそが共信テクノソニックのアイデンティティの確立につ 当期を振り返ってみますと、原油価格の高騰など景気の先 当社顧客向けの関連製品の販売が好調に推移したこと、海外 行きに不透明感はあったものの、企業収益の改善や設備投資 市場におけるPC及び携帯電話関連製品の販売が好調だったこ の増加、雇用環境の改善によって個人消費が堅調に推移する と、電子機器販売事業において収益性が向上したことが挙げ など、景気の回復が鮮明となりました。当社グループの属す られます。また、当社ではISO9001品質マネジメントシステ るエレクトロニクス業界におきましては、デジタル家電製品の ムの活動を通じて、顧客満足の向上、経営基盤の強化、業務革 在庫調整一巡により需要が回復し、デジタルテレビをはじめ 新、人材強化を目指しております。当期の好業績も、社員一人 として販売が堅調に推移しました。一方で市場での競争激化 ひとりの努力が成果につながったものと確信しており、大変 ● KTS Road ● 中期販売計画 嬉しく感じております。 成功への道程:KTS Road ダイナミックカンパニーに向けて 事業ポートフォリオの完成により、確実な中長期的成長が達成される による製品価格の下落傾向が続いたほか、製品ライフサイク ルの短期化により、各企業は収益の確保に苦慮することとな りました。 期初の予想では、当社も価格競争の影響を受けて厳しい状 以上の結果としまして、 売上高こそ前年度を下回りましたが、 ながるのだと確信しております。 2000 ∼2002 2003 ∼2005 2006 ∼2008 2009 ∼2011 2005 連結経常利益21億46百万円(前連結会計年度比24.2%増)、 況になると見ておりましたが、危惧に反して好業績をもって終 えることができました。この主な要因としましては、当社が得 に株主の皆様からのご支援の賜物と深く感謝しております。 意とする携帯電話、デジタルスチルカメラ及び産業機器マー そのご支援に報いるため、1株当たり5円の特別配当を実施い ケットにおいて、 エンドユーザーの需要が拡大したことを受け、 たしました。 合併期 基礎工事 基盤強化 Ident i ty 確立 自己の力を知る 変化に対応できる ベンチマークされる 営業・技術・支援 創意工夫 1,500 2008 継続成長 業務用AV機器 環境ビジネス 企業文化形成序章 継続成長への準備 エクセレントカンパニー 付加価値の探求 実現への一歩 イメージセンシング 海外半導体 カシオデバイス 06年度からの中期3ヵ年の課題 ダイナミックカンパニーの実現に向けた事業ポートフォリオの完成 1 2007 教育用ソフトウェア 連結当期純利益10億13百万円(前連結会計年度比69.5%増) となり、ともに過去最高益を達成いたしました。これもひとえ 2006 (億円) ソニーデバイス 2 T o To p M e s s a g e p M e s 来期の展望と施策 ● 来期の施策 るBlu-ray技術をはじめ、一層の技術開発力強化に努めていく 商品がラインナップされており、ACF(異方性導電膜:フラット 予定です。営業・技術一体となったソリューション提案により、 パネルディスプレイ用途などに使われる導電・絶縁・接着と三 ビジネスの高付加価値化の実現を図ります。 s ソニーケミカル製品には、ローカルカスタマーの開拓に適した 当社の中長期ビジョンについてご理解していただいたうえ しい市況を迎えることとなりました。しかし逆に、当社の企業 つの機能を同時に持つ接着材料)は特に有望であると判断し、 g まず、来期の市況についてですが、景気そのものにつきまし としての実力を診断する良い機会であるとも思っています。 積極的に拡販していく予定です。それに加えて、米国駐在オフ e a で、来期の展望と施策を説明させていただきます。 当社は基盤強化を目指した中期3ヵ年の初年度において、厳 ては原油価格高騰などの不安要素はあるものの、企業業績の 厳しい来期を無事に乗り越えることができれば、当社は中長 ィスも含めた日本のマーケティング部隊が開拓した新商材も 改善に伴って個人消費も上向き、回復傾向が続くと思われま 期的に継続して発展していけるだけの成長力を備えた、と判断 投入していきます。また、ローカルビジネス拡大のためには、 電子機器販売の事業環境は好調ですが、好調時に足元を固 す。エレクトロニクス業界におきましても、個人消費の回復と できるからです。もちろん、そのためには私を筆頭に社員が一 ローカル人脈の構築が重要なキーとなります。そこで、有能な めることで更なる事業の拡大を目指すことが重要と考えます。 サッカーワールドカップ開催によるイベント効果もあって、薄 丸となって経営基盤強化に努めなければなりません。以下に ローカルメンバーを中心としたソリューション提案型ビジネ 業務用AV機器販売では、HD関連機器をビジネスの中心とし、 型TVをはじめとするデジタル家電製品の需要増が期待できま 来期の重点施策を述べます。 スを展開させていく予定です。 レンタルや保守サービスといった高利益率ビジネスも拡大さ せていくほか、CATV市場やメディカル市場の開拓も引き続 す。しかし当期同様、市場での激しい競争が予想されるため、 搭載される電子部品にも引き続き単価下落の傾向が続くもの ■ 電子機器販売事業の継続成長 ■ アジアビジネスの更なる活性化 ■ 電子部品販売事業の高付加価値化 き行っていきます。イメージセンシングビジネスでは、産業 用カメラ市場でのシェアアップを図るために、国内の大手顧 と予想しています。 当社が継続成長していくためのファクターとして、アジアビ 電子部品販売事業にとって来期は容易ならざる年になると 客を重点的に攻略する予定です。また、海外市場、特に中 及に伴って放送関連機器の買い替え需要が堅調であるほか、 ジネスの活性化を外すことはできません。そこでさらなるビ 考えていますが、ビジネスの高付加価値化を促進させて利益 国・台湾のセキュリティ市場、韓国のFA(Factory 監視・セキュリティカメラ市場が国内外で堅調に推移するとの ジネス強化施策を展開していきます。 の確保に努めるとともに、中期成長の基盤作りを実行します。 Automation)市場などの海外販売を強化してまいります。 電子機器販売事業につきましては、地上デジタル放送の普 見方から、当期と比較して増収・増益を予測しています。 日系メーカーのアジアシフトには従来通り積極的に対応し まず、ソニー製電子部品においては、ソニーと戦略を共有し、 教育用AVシステム・ソフトウェア販売では、映像のHD化を て ま い り ま す が 、収 新規商品導入ターゲット顧客の攻略に力を入れていくととも トレンドととらえ、ネットワークを利用したAVシステム等の 売上高1,170億円(前連結会計年度比4.1%増)、経常利益は 益の拡大を目指すた に、既存商品でのシェアアップを重視した戦略を展開してま 販売に注力していきます。 1 7 億 円( 同 2 0 . 8 % 減 )、当 期 純 利 益 は 8 億 8 0 百 万 円( 同 めにはローカルビジ いります。海外製半導体は成長のための重要なカテゴリーと 13.2%減)を予想しています。 ネスを開発していく とらえ、一層の開拓・拡販を進めるとともに、重要な顧客であ ことが必須と考えま るソニーへの販売を強化していきます。さらに、特徴ある技術 株主の皆様のご期待にお応えしてまいる所存です。今後とも 商社としてのポジションを明確にするために、将来が期待され 更なるご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 こうした状況を鑑み、 来期の連結業績見通しにつきましては、 す。当 社 が 取 り 扱 う これらの諸施策の実行により継続成長のための礎を築き、 ソニーケミカル商品ACF(異方性導電膜) 3 4 Feature Financial Highlight 連結財務ハイライト 特 ●売上高 121,452 (単位:百万円) ●経常利益 (単位:百万円) ●当期純利益 (単位:百万円) 2,146 117,216 1,013 112,362 集 株主アンケート 結果の ご報告 当社は、株主の皆様とのより良いコミュニケーションを目指し、事業報告書の配付に 際しまして、アンケートハガキを同封しております。前回、昨年12月発行の中間事業 報告書におきましては、152名様(返信率約11%)のご協力をいただきました。誠に ありがとうございます。ここに、集計結果の一部をご紹介いたします。 1,727 ● 回答者年齢構成比 1,387 597 2005年度中間(n=152) 500 2003 2004 2005 2003 2004 2005 2003 2004 無回答 40代未満 9.2% 9.2% 80代∼ 70代 1.3% 16.4% 2005 60代 ●1株当たり当期純利益 (単位:円) ●1株当たり株主資本 141.76 (単位:円) 電子機器販売事業 788.24 19.8 68.96 電子部品販売事業 80.2 2003 2004 2005 28.3% 15.1% 50代 20.4% (単位:%) 1,022.19 871.62 81.28 ●セグメント別売上高構成比 40代 2003 2004 当社への要望 Q 今回の事業報告書(昨年12月発行)の内容で、 興味を持たれた記事は何ですか? トップメッセージ 財務ハイライト クローズアップキーワード 共信テクノ実況中継 営業の概況 連結財務諸表 連結財務諸表のポイント 単独財務諸表 会社概要/株式の状況 無回答 13.9% 5.5% 8.1% 当社がマーケットメイク制度 を採用していることについて、 どのように思われますか? 23.9% 無回答 10.6% 16.8% 10.3% 6.5% 3.9% 賛成 その他 7.2% 反対 50.0% 32.2% 11.3% 1.6% (複数回答可) ●株式 ● 事業内容・経営方針 ●PR 1位 配当の増加・配当性向の引き上げ 1位 新製品の開発・発表 1位 個人投資家向け説明会の実施 2位 東証二部市場への上場 2位 正確な業績予想 2位 新聞・雑誌等への記事掲載 3位 株式の分割 3位 販売管理費の削減努力 3位 ホームページ等を利用した最新情報の迅速な提供 2005 優秀な技術力があるので、もっと高い株 価を望めるはずです。 (東京都 無回答 男性) 「ハイビジョン」 Q 配当政策をきちんと示してください。 (東京都 69歳 男性) 商品開発過程とその近況をお知らせく ださい。 (静岡県 35歳 男性) 海外展開について、もっと具体的な内容 を紹介してください。 (東京都 74歳 女性) 個人投資家向けのPRをうまく行えば、 必ず興味を引く会社だと思います。 (愛知県 42歳 男性) 業績ハイライト等々、パソコンで楽しく 見ることができました。非常に分かり やすい構成で満足しました。 (福岡県 65歳 女性) 地上デジタル放送の普及によって「ハイビジョン」という言葉を耳にすることも多くなっ たと思います。高画質映像のハイビジョンはテレビ放送以外にも用途が広がっており、 グループ会社の株式会社インフィニテックではハイビジョンを用いた遠隔講義システム (撮影した講義内容をリアルタイムに他大学等、遠隔地に伝送して映し出す)を販売し、 お客様より好評をいただいております。16:9のワイド画面と高精細な映像品質により、 実際にその場にいて、講義を受けているかのような臨場感が味わえます。黒板のチョー ク文字の濃さの強弱まで正確に撮影、講師の熱意まで伝送できます。 5 利益配分につきましては、株主様への利益還 元を経営上の最重要課題の一つと考え、安定 配当の維持を基本方針としておりますが、そ れと同時に業績に応じた弾力的な配当政策や 内部留保による企業体質の強化が肝要であ り、これらを総合的に勘案したうえ、株主様 への利益還元を実施してまいります。 株主様が高い関心をお寄せくださいました当 社グループの新事業展開、海外展開や技術ス タイルなどについて、本事業報告書や当社ホ ームページを通して、順次紹介させていただ きます。 I R 情 報 イ ン タ ー ネット サ イト の『 N I K K E I NET総合企業情報』に、当社企業情報の掲載 を開始しました。 [ ホ ー ム ペ ー ジ U R L: http://ir.nikkei.co.jp/ ]今後も、情報提供 の場を開拓し、PRの拡充に鋭意取り組んで まいります。 6 ●営業の概況 Review of Operations 電子部品販売事業 電子機器販売事業 単価下落により売上伸長への結びつきが 困難な状況でした。 電子部品販売事業におきましては、携帯電話やデジタルスチルカメラマーケット におけるエンドユーザーの需要増を受け、当社の主力商品であるCCD/CMOSセ ンサーやLCDをはじめとした関連製品の販売が、当社顧客向けに好調に推移しま した。比較的付加価値の高いFA用、監視用、医療用といった業務分野向け販売も B u s i n e s s 堅調でした。また、海外におきましては、PC及び携帯電話向け商品の販売が大き く伸びました。しかし、デジタル家電製品市場での競争の激化から単価下落が続き、 数量ベースでの伸長と比較して売上を伸ばすことが難しい状況でした。 以上の結果、売上高は901億8百万円(前連結会計年度比7.4%減)、営業利益は 21億76百万円(前連結会計年度比13.9%減)となりました。 売上高(百万円) 103,232 97,350 90,108 N ew Product 2003 2004 ソニー製デジタルスチルカメラ向け “システムオングラス” 液晶ディスプレイパネル ソニー株式会社製の、デジタルスチルカメ ラ向け液晶ディスプレイパネルです。既に携 帯電話・PDA向け液晶ディスプレイパネルで 実績のある“システムオングラス”技術を採用 し、シリアルインターフェース回路や色調調 整機能等を液晶ディスプレイのガラス基板上 に搭載しているのが特長です。 2005 Information & Telecommunication Business D e v i c e 全般的に販売数量は好調に推移したものの、 一部AV関連機器で伸び悩みましたが、 地上デジタル放送の普及で 事業全体の収益率は向上いたしました。 電子機器販売事業におきましては、企業・官公庁向けのAV関連機器ビジネスは 伸び悩んだものの、放送関連機器において、地上デジタル放送の普及による機器 の更新需要増や地方局への展開が始まり、当社の販売も好調に推移しました。ま た、教育用ソフトウェアやネットワークを利用した教育用AVシステムなども好調 で、事業全体の収益率向上にも貢献いたしました。イメージセンシングビジネス につきましては、工場検査装置向けカメラの需要増により好調を維持しました。 以上の結果、売上高は222億54百万円(前連結会計年度比12.0%増)、営業 利益は8億43百万円(前連結会計年度比70.3%増)となりました。 売上高(百万円) 22,254 19,866 18,220 N ew Product 2003 2004 2005 シーアイエス社製PoCL対応 マシンビジョンカメラ 現行のカメラリンク規格では、カメラ電源 供給線とカメラ信号出力線(26pin)が必要で すが、PoCL (Power Over Camera Link) は、 カメラ信号出力線(26pin)にカメラ電源供給 線(DC+12V/GND)を統合した技術となりま す。現在新技術として規格申請中で、カメラ の小型化、ユーザー設備装置のコストダウン に貢献できます。 「ACX351」 7 8 Financial Data 連結財務諸表 連結貸借対照表 ●資産の部 1 流動資産 現金及び預金 第44期 H18.3.31現在 H17.3.31現在 38,945 37,244 8,196 6,666 25,798 25,332 ●負債の部 棚卸資産 繰延税金資産 その他 3,823 283 889 273 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物 △ 46 △ 41 2,467 3,091 762 1,016 194 346 その他 120 170 土地 447 499 無形固定資産 589 790 投資有価証券 1,115 584 9 売上高 112,362 117,216 売上原価 102,583 107,971 9,778 9,245 7,589 7,262 2,188 1,982 一年以内返済予定の長期借入金 846 1,018 未払法人税等 679 410 賞与引当金 410 305 営業外収益 190 91 24 ─ 営業外費用 232 346 814 623 2,146 1,727 7,741 4,846 特別利益 114 62 社債 5,700 3,200 特別損失 158 370 長期借入金 1,584 1,212 2,101 1,420 3 16 889 601 356 354 63 132 97 62 135 88 33,594 33,698 1,013 597 固定負債 繰延税金負債 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 負債合計 ●少数株主持分 少数株主持分 512 2 売上総利益 販売費及び一般管理費 3 営業利益 3 4 経常利益 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主利益 当期純利益 389 連結キャッシュ・フロー計算書 ●資本の部 1,433 (単位:百万円) 1,433 第45期 第44期 H17. 4. 1∼H18. 3. 31 H16. 4. 1∼H17. 3. 31 1,571 1,571 557 利益剰余金 5,120 4,253 営業活動によるキャッシュ・フロー △ 883 △ 951 △ 1,178 △ 1,200 投資活動によるキャッシュ・フロー 45 △ 427 その他有価証券評価差額金 171 128 財務活動によるキャッシュ・フロー 2,097 911 為替換算調整勘定 187 60 現金及び現金同等物に係る換算差額 269 139 284 その他 434 543 41,413 H16. 4. 1∼H17. 3. 31 資本剰余金 180 資産合計 H17. 4. 1∼H18. 3. 31 1,284 繰延税金資産 △ 84 H17.3.31現在 2,365 土地再評価差額金 貸倒引当金 H18.3.31現在 2,092 資本金 投資その他の資産 第44期 24,128 その他 1 第45期 20,985 役員賞与引当金 1,050 第44期 28,852 支払手形及び買掛金 3,963 (単位:百万円) 第45期 25,852 流動負債 短期借入金 受取手形及び売掛金 連結損益計算書 (単位:百万円) 第45期 △ 101 40,336 自己株式 資本合計 負債、少数株主持分及び資本合計 △0 △0 現金及び現金同等物の増加額 1,528 △ 327 7,306 6,247 現金及び現金同等物の期首残高 6,660 6,987 40,336 現金及び現金同等物の期末残高 8,189 6,660 41,413 連結財務諸表のポイント 1 連結貸借対照表分析 現金及び預金の増加により流動資産が前連結会計年度比で4.6% 増加しました。一方、支払手形及び買掛金の減少から流動負債は 10.4%減少しました。また、固定負債は59.7%増加しました。 これは運転資金の需要増に対応した社債(25億円)の発行が主な 要因です。当座比率は前連結会計年度の110.9%から131.5% となりました。株主資本比率は前連結会計年度の15.5%から 17.6%となりました。 2 売上高分析 CCD/CMOSセンサーといった当社の主力商品が、携帯電話や 監視カメラ向けに堅調でした。放送関連機器においては、地上デ ジタル放送用及びHD関連機器などへの需要が拡大しました。し かし、市場競争の激化により商品単価が下落し、数量の伸びに売 上の伸長が伴わず、前連結会計年度比4.1%減となりました。 3 営業利益/経常利益分析 売上総利益は前連結会計年度比5.8%増となりました。主な理由 として、電子部品販売事業において高利益率品の割合が増加した ことや、電子機器販売事業において、共信コミュニケーションズ株 式会社の利益率が販売体制の整備に伴って改善されたことなどが 挙げられます。販売費及び一般管理費は、共信コミュニケーショ ンズ株式会社設立の際の人員増などから前連結会計年度比で 4.5%増加したものの、売上総利益の増加がこれを上回り、営業利 益は前連結会計年度比10.4%増となりました。経常利益は為替差 損益の改善もあって、前連結会計年度比24.2%増となりました。 4 特別損益分析 特別損失として、 1億58百万円(前連結会計年度比3億70百万円) を計上しており、特別退職金56百万円、減損会計適用による減損 損失61百万円が含まれております。なお、前連結会計年度にお きましては特別退職金2億45百万円が含まれております。 10 Financial Data 単体財務諸表 単体貸借対照表 ●資産の部 (単位:百万円) 第45期 第44期 H18.3.31現在 H17.3.31現在 26,424 流動資産 26,425 現金及び預金 4,069 3,309 受取手形 2,114 2,046 17,482 16,678 売掛金 棚卸資産 1,909 1,899 繰延税金資産 208 217 その他 650 2,287 △ 10 △ 14 3,144 3,710 有形固定資産 603 785 土地 405 429 貸倒引当金 固定資産 ●負債の部 無形固定資産 198 356 489 694 2,051 2,230 投資有価証券 512 497 繰延税金資産 227 308 その他 1,392 1,523 貸倒引当金 △ 81 △ 101 29,568 30,136 H16. 4. 1∼H17. 3. 31 株主総会承認日 H18.6.29 株主総会承認日 H17.6.29 負債・資本合計 29,568 30,136 役員賞与引当金 その他 固定負債 社債 長期借入金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 負債合計 ●資本の部 資本剰余金 資本準備金 利益準備金 任意積立金 土地再評価差額金 その他有価証券評価差額金 自己株式 11 H17. 4. 1∼H18. 3. 31 6,083 賞与引当金 当期未処分利益 資産合計 H17.3.31現在 6,664 未払法人税等 利益剰余金 投資その他の資産 第44期 H18.3.31現在 資本合計 一年以内返済予定の長期借入金 資本金 その他 第45期 1,433 1,571 1,571 4,150 139 2,325 1,686 △ 1,200 128 △0 短期借入金 (単位:百万円) 第44期 1,433 1,571 1,571 4,666 139 2,325 2,202 △ 1,178 171 △0 買掛金 利益処分計算書 第45期 19,260 676 15,709 1,000 1,000 267 175 ─ 431 4,791 3,200 1,201 349 41 24,052 支払手形 (単位:百万円) 第44期 16,336 477 13,808 352 742 357 231 16 351 6,566 5,700 459 348 59 22,903 流動負債 単体損益計算書 第45期 売上高 65,146 82,185 当期未処分利益 売上原価 60,074 76,017 これを次のとおり処分いたします。 5,072 6,168 販売費及び一般管理費 3,994 4,899 営業利益 1,077 1,268 営業外収益 370 608 営業外費用 160 260 1,287 1,616 特別利益 111 62 特別損失 198 368 1,200 1,309 482 316 59 194 657 798 前期繰越利益 1,567 890 土地再評価差額金取崩額 △ 21 △2 当期未処分利益 2,202 1,686 売上総利益 2,202 1,686 利益処分額 利益配当金 107 142 20円) (1株につき15円) (1株につき 役員賞与金 次期繰越利益 ─ 12 2,059 1,567 (注)自己株式に対する利益配当金は除いております。 経常利益 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益 12 Corporate Data / Stock Information/ IR calendar 会社概要/株式の状況/IRカレンダー 会社概要 株式の状況 (2006年 3 月31日現在) 株主メモ (2006年 3 月31日現在) 社 名 共信テクノソニック株式会社 1.発行する株式の総数……………………28,296,000株 決 設 立 1961年10月18日 2.発行済株式総数 …………………………7,148,400株 定 時 株 主 総 会 本 社 所 在 地 東京都品川区西五反田1- 31-1 従 本 業 員 (前期末比791名増) 金 14億33百万円 数 連結 475名 単体 216名 主要な事業内容 ● ● ● ● 大株主 (上位10位) 株 主 名 持株数(株) 各種電子部品の開発、設計、仕入、販売並びに ソ ニ ー 株 式 会 社 輸出入業務 春 名 昌 哉 半導体集積回路の設計及びこれに関連するソフ 有 限 会 社 ホ ウ エ ツ トウェアの開発設計並びに製造販売及び輸出入 松 永 尚 子 業務 中 澤 三 之 助 情報通信用機器、視聴覚教育用機器、撮影・放 映及び映像用機器並びにこれらの部分品及び附 属品の販売並びに取付工事 有 限 会 社 タ ツ エ イ 北 愛 知 リ ー ス 株 式 会 社 共信テクノソニック従業員持株会 ● 前号に関連するソフトウェアの制作及び販売 株式会社三菱東京UFJ銀行 ● 環境対応型の商品・梱包用具の開発・製造・販 ソニーマー ケティング 株 式 会 社 28.48 3.87 2.69 2.68 2.56 2.43 2.36 2.22 2.13 2.01 2.01 2,035,600 276,560 192,600 191,500 183,200 174,000 169,000 158,700 152,462 144,000 144,000 株 式 会 社 み ず ほ 銀 行 出資比率(%) 売及びリース業務 古 物 商 許 可 期 配当金受領株主確定日 3.株主数 ……………………………………………2,124名 日本生命五反田ビル 資 算 IR calendar 3月31日 6月 3月31日(利益配当金) 、9月30日(中間配当金) (その他必要があるときは、あらかじめ公告します) 1 単 元 の 株 式 数 100株 公 告 掲 載 新 聞 日本経済新聞 株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 同事務取扱場所 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 電 東京都江東区東砂七丁目10番11号 連 絡 先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話 同 取 次 所 6/1 2006年3月期 決算説明会 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 郵便物送付先および 話 2006/5/11 2006年3月期 決算短信発表 0120-232-711(フリーダイヤル) 三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店 (お知らせ) 株式事務に関するお問い合わせ・住所変更等諸届用紙ご請求 6/29 第45期 定時株主総会 7/下旬(予定) 第1四半期 財務・業績の概況発表 11/上旬(予定) 2007年3月期 中間決算短信発表 0120-244-479(フリーダイヤル・24時間受付) ● 環境に関するコンサルティング業務 ● 前各号に附帯する一切の業務 ● 所有者別分布 許 可 番 号:東京都公安委員会許可 303310944812 ホームページ 外国人 個人 0.20% 50.89% 種 類:機械工具類 事務機類 写真機類 許可年月日:1994年11月22日 その他の国内法人 http://www.tr.mufg.jp/daikou/ 11/下旬∼12月上旬(予定) 2007年3月期 中間決算説明会 2007/2/上旬(予定) 第3四半期 財務・業績の概況発表 41.66% ● 役員 13 金融機関及び証券会社 (2006年 6 月29日現在) 7.25% 代表取締役社長 早 川 富 常 務 取 締 役 山 川 良 三 取 締 役 小 島 茂 取 締 役 河 部 充 男 取 締 役 櫛 山 寿 夫 常 勤 監 査 役 奥 山 美 之 常 勤 監 査 役 冨 岡 博 行 監 査 役 滝 沢 孝 之 監 査 役 稲 葉 俊 彦 ● 株価チャート 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 株価 (円) H17/4 5 6 7 8 9 10 11 12 H18/1 2 3 14