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第 46期 - フロイント産業
第 46 期 年次報告書 平成21年3月1日∼平成22年2月28日 Develop the Future with Creativity co n te nts 株主の皆様へ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・1 トップインタビュー・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・2 新製品紹介・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・5 部門の概況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・7 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・9 国際事業・ 投資指標・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・10 連結財務諸表(要旨) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・11 個別財務諸表(要旨) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・13 会社の概要・株式の状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・14 証券コード:6312 株主の皆様へ To Our Shareholders ご挨拶 株主の皆様にはますますご清栄のこととお 喜び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し 上げます。 当社グループの主要ユーザーであります医 薬業界は、昨今の経済危機に加え、医療費抑 制策の一層の強化や新薬承認基準の厳格化な ど医療制度の抜本的な見直しが行われ、ます ます厳しい事業環境になってきております。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上 高129億43百万円(前連結会計年度比4.0% 減) 、営業利益9億70百万円(同1.2%増) 、 経常利益9億51百万円(同9.9%減) 、当期純 代表取締役会長 代表取締役社長 伏島 靖豊 堀 哲郎 利益5億63百万円(同8.9%減)となりました。 今後とも株主の皆様のご期待に応えるよう 全力を挙げる所存でありますので、一層のご 理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ ます。 1 トップインタビュー Top Interview インドで大型受注に成功。 アジア市場での手応えを感じています。 Q 第46期を振り返り、部門ごとの業績と 経営者としての評価をお聞かせください。 ここ数年、機械部門は、医薬品業界の設 備投資が活発だったこともあり好調を維持 していましたが、当期はそれを牽引してき た後発医薬品企業および受託企業の設備投 資意欲が落ち着きを見せたことで、国内の 業績は影響を受けました。しかし、海外、 堀 哲郎 代表取締役社長 特にインドで大型案件の受注に成功しまし た。 今 後 イ ン ド で は 大 き な 成 長 が 見 込 ま 記録を更新し、当期もドルベースでは過去最 れ、米国、欧州に次いで戦略的な市場と位 高を記録しました。しかし、円高の影響と、 置づけているアジアでの足がかりができた 米国国内の景気悪化の影響を受けて中南米や と手応えを感じています。 中東での受注活動を活発化させたことで、利 化成品部門は、経口剤の核となるノンパ 益率が若干低下することになりました。 レルシリーズの新製品がいくつか上市され たことと、消費者の安心安全志向の高まり の中で食品品質保持剤が伸びたことで、引 き続き堅調に推移しています。 一 方、 海 外 事 業 に つ い て、VECTOR CORPORATIONはこれまで5期連続で売上 新製品の開発や上市、欧州の子会社設立 など、来期への売上貢献が期待されます。 Q 新製品の開発状況と、 海外展開についてお聞かせください。 前期、新製品として発表させていただい 2 トップインタビュー Top Interview た、操作性や作業性、錠剤の仕上がり性能 メーカーが多数進出しているアイルランド を格段に向上させた自動錠剤コーティン に子会社を設立しました。当社の得意とす グ装置「ハイコーター FZ」は、すでに数 る機械と、製剤技術による原材料を組み合 台を受注し、来期は売上への貢献が見込ま わせた付加価値を提供していければと考え れます。さらに、機械部門では、主力造粒 ています。 機の新型流動層造粒コーティング装置「フ ローコーター Universal」をはじめ、大型 の新製品が上市されており、来期も新製品 の発表が控えています。 一方、医薬品添加剤では、医薬品の核剤と 3 営業面・販売面での態勢を強化し、 陣頭に立って業績の進展を目指す。 Q 最後に株主様に向けたメッセージを お願いします。 して大手製薬会社の国際戦略製品にも採用さ 当社は、株主価値の極大化を経営の最重 れている球形顆粒「ノンパレル-108」をさ 要課題と位置づけ、企業体質の強化を図り らに微細化した製品や、D-マンニトールの つつ、年間の連結配当性向20%を目標に利 直打用賦形剤「グラニュトール」を上市しま 益配当を行うことを基本方針としています。 した。また、食品品質保持剤では「フーズ 当期6月には市場での流動性を一層高め ガード」を開発しました。機械部門、化成品 るとともに、投資家層の拡大を図るために、 部門ともに過去に例のない多くの新製品を開 株式1株を2株に分割する株式分割を実施し 発しましたので、来期の売上への寄与が期待 ました。その結果、流動性は確実に高まり、 できます。 当初の目的は達成できたと感じています。 海外展開については、世界の大手医薬品 当社の製品は一般の方々にはなかなか見 メーカーがひしめき、大きな市場として期 えることがありませんが、世界の製薬会社 待 さ れ る 欧 州 を 念 頭 に、 欧 米 の 大 手 製 薬 を相手に必要とされるものを提供し、安定 した成長を続けている会社であると自負し ています。多くの方々に株式を長期的に保 ■ 主要経営指標の推移 16,000 有していただける安定株主になっていただ ければと願っています。 来期は新製品を提供する絶好の機会とし 13,104 8,000 す。そのためにも、手綱を引き締め、自ら 12,943 9,573 10,647 10,170 第45期 第46期 4,000 0 業績の一層の進展を目指していく所存で 13,478 単体 12,000 てとらえています。売るものは揃っていま すので、営業面・販売面での態勢を強化し、 連結 ■売上高(百万円) 第44期 ■営業利益(百万円)・営業利益率(連結) (%) 連結 1,600 1,200 800 陣頭に立って指揮を執っていく覚悟でおり 400 ますので、期待とともに見守っていただけ 0 単体 12 7.1 7.5 9 931 739 958 772 970 818 6 第44期 第45期 第46期 7.1 3 0 ればと存じます。 連結 ■経常利益(百万円) 1,200 1,021 1,056 828 851 810 第44期 第45期 第46期 900 600 単体 951 300 0 連結 ■当期純利益(百万円) 単体 1,200 900 943 619 563 452 486 463 第44期 第45期 第46期 600 300 0 4 新製品紹介 New Product 機械部門新製品 「ハイコーター FZ」と「フローコーター Universal」を開発 当社では、当期に3品目の機械装置を開発し上市いたしました。自動錠剤コーティング装 置「ハイコーター FZ」、流動層造粒コーティング装置「フローコーター Universal」および 粉粒体輸送用コンテナ自動洗浄・乾燥システム「コンテナ洗浄装置」です。ここでは主力装 置の「ハイコーター FZ」と「フローコーター Universal」をご紹介します。 自動錠剤コーティング装置「ハイコーター FZ」 「ハイコーター FZ」は、全周パンチングパンを搭載することにより、従来の装置に 比べて通気システムを大幅に改善しています。新通気システムが可能にした乾燥能力 アップ、立体パンチングバッフルにより向上した錠剤混合性能、および新開発スプレー ガンがもたらしたコーティング液の高度微粒化技術。これらの相乗効果が、錠剤コー ティングの常識を超えた高性能装置を完成させました。ドライミストスプレーによる パン冷却機能は、糖衣コーティングにおける不良錠の発生を、ほぼ「0」に抑えること に成功しました。フィルムコーティングでは、50∼100%の能力アップが可能にな り、まさに革新的な錠剤コーティング装置が誕生しました。 流動層造粒コーティング装置「フローコーター Universal」 すべてのお客様に簡単な作業で確実な機能を安心してお使いいただきたいというユ ニバーサルデザインのコンセプトが、 「フローコーター Universal」の開発につながり ました。①捕集性能に優れるカートリッジフィルターを、低い位置で取扱い可能にし た自動セットアップ機構、②目皿板の着脱性を大幅に改善させたスマートストリップ スクリーン、③複数のスプレーガンをユニット化することで、セッティング時間の短 縮を可能にしたスマートガンフォルダー。これら3つの機能を結集させ、流動層造粒 コーティング装置のハンドリングを刷新しました。 5 化成品部門新製品 「ノンパレル-108(100)」と「グラニュトール」を開発 当社では、当期に2品目の医薬品添加剤を開発し上市いたしました。製剤用球形粒「ノン パレル-108(100)」と直打用賦形剤「グラニュトール」です。どちらも D-マンニトール 100%の医薬品添加剤です。D-マンニトールは自然界に広く存在する糖アルコールの一種で あり、古くから甘味料として用いられてきました。吸湿性がほとんど無く、化学的に安定な ことから、薬物との反応性が低い物質として知られています。 製剤用球形粒「ノンパレル-108(100) 」 「ノンパレル-108」は、D-マンニトールを球形化した医薬品添加剤です。真球度 が高く粒度分布がシャープなことから放出制御製剤の核粒子として有用です。すでに 32-42グレード(粒子径:355∼500μm) 、200グレード(150∼250μm)を 上市しておりましたが、新たに平均粒子径100μmの100グレード(75∼150μm) をラインナップに加えました。核粒子を小さくすることで、カプセル剤の小型化が可 能となります。さらに、口腔内速崩壊錠用の核粒子として使用した場合には、服用時 のざらつき感を低減することができます。 直打用賦形剤「グラニュトール」 「グラニュトール」は、D-マンニトールの造粒物であり、圧縮成型性に優れている ことから、直接打錠用賦形剤として有用です。直接打錠用賦形剤とは、薬物やその他 の賦形剤と混ぜて錠剤を作る医薬品添加剤です。粒子径の違いにより「グラニュトー ルR」「グラニュトールS」の2種類のタイプがあります。薬物との混合性など、目的に よって選択可能となっています。 6 部門の概況 Division Overview 機 械部門の概況 Equipment Division 当期の売上高は前期比12.3%減の79億50百 こ と に 成 功 い た し ま し た。 ま たVECTOR 万円となりました。フロイント産業単独ベース CORPORATIONの強 みである制御・計 装 技 では昨今の不況の影響により、医薬品メーカー 術(Compu 4)を国内へ導入すべく技術陣 の設備投資計画中止や延期などから、前期比 同志の交流の場を深めており、2011年には 17%減の51億77百万円となりました。しかし このCompu 4の販売を予定しております。 インド、韓国などのアジア諸国からの受注およ 近年導入が活発化しつつあるコンテインメン び引き合い件数の増加が顕著になってきました。 ト仕様装置についても好調に受注台数を伸ば 米国子会社のVECTOR CORPORATIONは しております。47期におきましても新製品 初めて売上高30百万ドルの大台を突破しまし 「GRANUMEIST(グラニュマイスト)攪拌造 た。世界経済の不況を受け、期初から特に米国 粒機」の発表を控えており、国内のみならず海 市場での売上が減少する中、業績が大きく落ち 外メーカーへも積極的な営業展開を図ってまい 込むことを予想しておりましたが、国外からの受 ります。 注を伸ばすことに成功し結果的には6期連続で 過去最高の売上高記録を更新するに至りました。 当期は国内において新製品の自動コーティン ■機械部門売上高(百万円) 10,000 8,696 9,068 7,950 7,500 グ装置(ハイコーター FZ) 、流動層造粒コー ティング装置(フローコーター Universal)お よびコンテナ洗浄装置を積極的にPRし、ハ 5,000 2,500 イコーター FZとフローコーター Universal に関してはすでに数台の受注に結びつける 7 0 第44期 第45期 第46期 化 成品部門の概況 Chemicals Division 当期の売上高は前期比13.2%増の49億 用賦形剤「グラニュトール」の2製品を、 92百万円となりました。医薬品の経口剤に 食品品質保持剤においてはアルコール製剤 使用される医薬品添加剤は主力製品である球 「フーズガードAZ」 「フーズガードCP」を上 形顆粒「ノンパレル」およびワクチン用添加 市し、47期より積極的に営業展開を図って 剤が伸張し、また後発医薬品メーカーへの まいります。 積極的な営業展開により造粒乳糖「ダイラク 当部門は、技術開発研究所と連携して新製 トーズ」も好調に推移し増収となりました。 剤の開発を優先課題とし、造粒・コーティン アルコール系製剤を主力とした食品品質保 グ技術をキーテクノロジーとしたハードとソ 持剤は全般的に好調に推移し前期の減収から フトで新規アイテム数を増やし、業容の拡大 増収となりました。特に前期低調であった名 を図ってまいります。また製品の品質向上に 古屋地区の機能強化を図ったことが増収に寄 むけ一層の努力をしてまいります。 与いたしました。当社独自の技術を活用した 栄養補助食品は、大口ユーザーの時流を反映 した商材が前期に続き好調に推移し増収とな りました。 ■化成品部門売上高(百万円) 6,000 4,992 4,500 4,408 4,409 第44期 第45期 医薬品添加剤 におきましては 製剤用球形粒「ノ 3,000 1,500 ン パ レ ル -108 (100) 」 、直打 0 第46期 8 国際事業 International Division FREUND PHARMATEC LIMITED VECTOR CORPORATION 当社は世界の3大医薬品市場である欧州に 当社は1964年の設立以来、医薬品製造 おいては代理店網は展開しているものの、 機械の開発・製造販売でスタートし、次第 直接の拠点を持たず、その設立が課題であ にその業容を拡大し、併せて化成品も製品 りました。 ラインアップに加えております。 今 回FREUND PHARMATEC LIMITED また、海外販売体制においては1970年代 を当社のヨーロッパ市場の拠点としてアイ に米国のVECTOR CORPORATIONを当社 ルランドに設立しました。当社が保有する 機械のライセンシーとし、当社各種機械の製 ユニークな技術であります「微小粒製剤技 造販売をしてまいりました。さらに1997年 術」で新たな薬物デリバー技術を創造し、 には同社を買収し、子会社化して米国におけ 欧州を中心として世界の医薬品企業に提供 る当社開発機械の製造体制を強化してきまし していきたいと考えております。 た。 また、当社のハード/ソフト技術である 医薬品製造機械と医薬品添加剤の販売拡大 も目指しております。 FREUND PHARMATEC LIMITED 9 VECTOR CORPORATION 投資指標 Investment Indicators ■株価純資産倍率(PBR) (%) ■自己資本当期純利益率(ROE) (%) 16 0.8 0.6 0.57 0.54 7.4 8 4 0.2 0.0 12 8.5 0.37 0.4 13.7 第44期 第45期 第46期 ■一株当たり当期純利益(EPS)(円) 0 第44期 第45期 第46期 ■配当性向(%) 40 280 218.85 30 210 20.9 143.64 140 22.9 20 13.7 65.41 70 0 第44期 第45期 第46期 10 0 第44期 第45期 第46期 (注)平成21年6月1日付で、普通株式1株につき2株に分割いたしました。 ■自己資本比率(%) ■一株当たり配当金(円) 40 80 64.9 60 57.2 58.9 30 30 30 20 40 15 10 20 0 第44期 第45期 第46期 0 第44期 第45期 第46期 (注)平成21年6月1日付で、普通株式1株につき2株に分割いたしました。 10 株結 主財 の務 皆諸 様表 へ( 要 旨 ) 連 Consolidated Financial Statements 連結貸借対照表 科 目 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 平成21年2月28日現在 平成22年2月28日現在 8,884 8,482 現金及び預金 2,985 3,073 支払手形及び買掛金 3,598 1年内返済予定の長期借入金 受取手形及び売掛金 たな卸資産 2,256 − − 394 仕掛品 − 631 原材料及び貯蔵品 − 354 繰延税金資産 177 179 前払費用 108 81 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 建設仮勘定 その他 無形固定資産 ソフトウェア 4,434 3,527 2,670 1,894 未払法人税等 未払消費税等 10 − 186 181 37 52 未払費用 269 266 前受金 903 719 賞与引当金 187 199 役員賞与引当金 59 59 その他 110 155 固定負債 579 582 194 長期借入金 7 − 3,611 3,566 長期未払金 − 339 2,544 2,531 退職給付引当金 130 138 1,022 964 役員退職慰労引当金 334 − 130 144 負ののれん 65 57 1,185 1,173 その他 41 46 3 44 負債合計 5,014 4,110 201 203 95 66 株主資本 7,899 8,334 資本金 1,035 1,035 資本剰余金 1,282 1,282 利益剰余金 5,782 6,217 △ 201 △ 201 △ 535 △ 520 12 投資その他の資産 972 969 投資有価証券 296 292 事業保険積立金 253 257 繰延税金資産 239 228 資産合計 流動負債 △ 27 7 貸倒引当金 平成22年2月28日現在 104 54 その他 当連結会計年度 平成21年2月28日現在 △ 34 88 その他 11 3,285 商品及び製品 その他 前連結会計年度 負債の部 資産の部 流動資産 科 目 197 205 △ 14 △ 13 12,495 12,049 純資産の部 自己株式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 少数株主持分 純資産合計 負債及び純資産合計 5 5 △ 541 △ 525 117 125 7,481 7,939 12,495 12,049 株主の皆様へ 連結損益計算書 科 目 売上高 連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 平成20年3月 1 日から 平成21年2月28日まで 平成21年3月 1 日から 平成22年2月28日まで 科 目 前連結会計年度 当連結会計年度 平成20年3月 1 日から 平成21年2月28日まで 平成21年3月 1 日から 平成22年2月28日まで 13,478 12,943 営業活動によるキャッシュ・フロー 618 457 売上原価 9,330 8,675 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 65 △ 198 売上総利益 4,147 4,267 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 146 △ 154 販売費及び一般管理費 現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 177 △ 43 3,189 3,297 営業利益 958 970 営業外収益 131 53 営業外費用 33 72 経常利益 1,056 951 特別利益 11 5 特別損失 税金等調整前当期純利益 5 2 1,062 955 法人税、住民税及び事業税 400 368 法人税等調整額 23 10 少数株主利益 19 13 619 563 当期純利益 現金及び現金同等物の増減額 229 62 現金及び現金同等物の期首残高 2,756 2,985 現金及び現金同等物の期末残高 2,985 3,048 連結株主資本等変動計算書 当連結会計年度(平成21年3月1日から平成22年2月28日まで) 株 主 資 本 資 本 金 前期末残高 1,035 資本剰余金 利益剰余金 1,282 5,782 自己株式 △ 201 (単位:百万円) 株主資本合計 評価・換算 差 額 等 少数株主 持 分 純 資 産 合 計 7,899 △ 535 117 7,481 当連結会計年度中の変動額 剰余金の配当 当期純利益 △ 129 △ 129 563 563 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当連結会計年度中の変動額合計 当期末残高 △ 129 563 − 15 8 23 − − 434 − 434 15 8 458 1,035 1,282 6,217 △ 201 8,334 △ 520 125 7,939 12 個 別 財 務 諸 表( 要 旨 ) Non-Consolidated Financial Statements 個別貸借対照表 前事業年度 当事業年度 平成21年2月28日現在 平成22年2月28日現在 流動資産 6,662 5,531 固定資産 5,143 5,695 資産合計 11,806 11,227 科 目 個別損益計算書 (単位:百万円) 前事業年度 当事業年度 平成20年3月 1 日から 平成21年2月28日まで 平成21年3月 1 日から 平成22年2月28日まで 10,647 10,170 売上原価 7,607 6,968 売上総利益 3,039 3,202 販売費及び一般管理費 2,267 2,383 772 818 93 64 科 目 資産の部 (単位:百万円) 売上高 負債の部 流動負債 3,533 2,607 固定負債 463 476 負債合計 3,996 3,083 営業利益 営業外収益 営業外費用 純資産の部 13 72 経常利益 851 810 株主資本 7,803 8,138 資本金 1,035 1,035 特別利益 3 5 資本剰余金 1,282 1,282 特別損失 0 1 利益剰余金 5,686 6,020 税引前当期純利益 855 814 △ 201 △ 201 5 5 法人税、住民税及び事業税 380 358 △ 12 △7 486 463 自己株式 評価・換算差額等 純資産合計 負債及び純資産合計 7,809 8,143 11,806 11,227 法人税等調整額 当期純利益 個別株主資本等変動計算書 当事業年度(平成21年3月1日から平成22年2月28日まで) (単位:百万円) 株 主 資 本 資 本 金 前期末残高 1,035 資本剰余金 利益剰余金 1,282 5,686 自己株式 △ 201 株主資本合計 評価・換算 差 額 等 純 資 産 合 計 7,803 5 7,809 事業年度中の変動額 剰余金の配当 当期純利益 別途積立金の積立 △ 129 △ 129 △ 129 463 463 463 − − 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 事業年度中の変動額合計 当期末残高 13 − − △0 △0 − − 334 − 334 △0 333 1,035 1,282 6,020 △ 201 8,138 5 8,143 会 社 の 概 要・株 式 の 状 況 Corporate Profile & Stock Information 会社の概要(平成22年2月28日現在) ■商号 フロイント産業株式会社 英文商号 Freund Corporation ■設立 1964年4月22日 ■資本金 10億3,560万円 ■事業の概要 医薬品、食品、化学等の業界向け造粒・コーティング 装置及びプラントエンジニアリングと医薬品添加剤、 食品品質保持剤、栄養補助食品等の開発・製造販売、 並びに医薬品製造の受託及び仲介 ■従業員数 192名 ■本社所在地 東京都新宿区西新宿六丁目8番1号 (新宿オークタワー34階) (注)7月下旬をもって下記の住所に移転する予定となっ ております。 東京都新宿区大久保一丁目3番21号 (新宿TXビル3階) ■関係会社 ▼フロイント化成株式会社 食品品質保持剤の製造 ▼FREUND INTERNATIONAL, LTD.(米国) 子会社株式等の保有 ▼VECTOR CORPORATION(米国) 粉粒体機械装置の製造販売 ▼FREUND PHARMATEC LTD.(アイルランド) 医薬品の新剤形の開発及びその技術供与 ■役員(平成22年5月27日現在) 代表取締役会長 代表取締役社長 常 務 取 締 役 常 務 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 常 勤 監 査 役 監 査 役 監 査 役 監 査 役 伏 島 靖 豊 堀 哲 郎 西 村 修 基 伏 島 巖 具志堅 敬 伏 島 二郎 白 鳥 則 生 横 田 恒 彦 藤 田 昌 由 伊 東 成 芳 飯 嶋 一 司 株式の状況(平成22年2月28日現在) ■発行可能株式総数………………………………………………… 30,000,000株 ■発行済株式の総数……………………………………………………… 9,200,000株 ■株主数……………………………………………………………………………………………… 1,476名 ■大株主 持株数 (千株) 株 主 名 伏島 靖豊 株式会社エフ・アイ・エル 株式会社大川原製作所 株式会社三菱東京UFJ銀行 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 三菱UFJキャピタル株式会社 株式会社三井住友銀行 フロイント従業員持株会 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 株式会社静岡銀行 1,039 856 436 430 400 375 372 299 253 184 議決権比率 (%) 12.05 9.92 5.06 4.99 4.64 4.34 4.31 3.47 2.93 2.13 (注)自己株式を577千株(発行済株式総数の6.28%)を保有してお ります。 ■株式分布状況 所有者別株主数 ●金融機関 ●証券会社 ●その他法人 ●外国法人等 ●個人・その他 所有者別株式数 ●金融機関 ●証券会社 ●その他法人 ●外国法人等 ●個人・その他 合計1,476名 11名 0.75% 10名 0.68% 33名 2.24% 10名 0.68% 1,412名 95.60% 合計9,200千株 2,051千株 22.29% 38千株 0.42% 2,065千株 22.45% 272千株 2.96% 4,772千株 51.87% 14 株 主 メ モ 事業年度……………… 3月1日から翌年2月末日まで 定時株主総会………… 毎年5月開催 株主確定日…………… 定時株主総会・期末配当金 2月末日 (中間配当を実施するときの株主確定日は、8月31日) 株主名簿管理人……… 三菱UFJ信託銀行株式会社 同事務取扱場所……… 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 お問い合せ先 ……… 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 (郵送物送付先 ) 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話 0120-232-711(通話料無料) 公告方法……………… 電子公告の方法により行います。公告掲載URL(http://www.freund.co.jp)ただし、電子公告によ ることができない事故、その他のやむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載します。 この年次報告書に関するお問い合せは下記までお願いいたします。 ○管理本部 03(5908)2632 ○URL http://www.freund.co.jp 株主の皆様の声を お聞かせください 当社では、株主の皆様の声をお聞かせいただくため、 アンケートを実施いたします。 お手数ではございますが、 アンケートへのご協力をお願いいたします。 下記URLにアクセスいただき、アクセスコード入力後に表示される アンケートサイトにてご回答ください。所要時間は5分程度です。 http ://www.e - k a b u n u s h i . com アクセスコード いいかぶ 6312 検索 Yahoo!、MSN、exciteのサイト内にある検索窓に、 い い か ぶ と 4文字入れて検索してください。 空メールにより URL自動返信 [email protected]へ空メールを送信してください。 (タイトル、 本文は無記入) アンケート回答用のURLが直ちに自動返信されます。 携帯電話からも アクセスできます QRコード読み取り機能のついた携帯電話をお使い の方は、右のQRコードからもアクセスできます。 ●アンケート実施期間は、本書がお手元に到着してから約2ヶ月間です。 ご回 答 いただいた方の中から抽 選で 薄 謝(図 書カード 5 0 0 円) を進 呈させていただきます ※本アンケートは、株式会社エーツーメディアの提供する「e-株主リサーチ」サービスにより実施いたします。 (株式会社エーツーメディアについての詳細 http://www.a2media.co.jp) ※ご回答内容は統計資料としてのみ使用させていただき、事前の承諾なしにこれ以外の目的に使用することはありません。 ●アンケートのお問い合わせ 「e-株主リサーチ事務局」 TEL:03-5777-3900(平日 10:00∼17:30)MAIL:[email protected] 本書は、大豆油インキを使用しています。