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会報第5号 - 株式会社エイワ・ハートフルサービス
エイワ・ハートフルサービス安全安心の会・会報第5号 ◆皆様如何お過ごしですか 三寒四温とはよく言ったも ので、なかなか春らしき天気 になりませんね。 エイワは会報第四号で申し 日時をお知らせし、テーマも 今回は比較的早くから開催 を話させていただきました。 まとめを兼ねて実際の経験談 理をやり出した永井の方から、 に自分の実家の母親の生前整 生の説得力ある話をし、最後 ㈱A・PLANの吉田専務が いうことで、提携会社である た。︶、遺品整理の現場からと ザの為永井が代役を務めまし ど残っています。 が、未だ未処理のものが山ほ 回ほど遺品整理をしました 家内は姉と土・日かけて三 亡くなりました。 内の母親も、数年前九二歳で いと、途方にくれたこと。家 も四∼五日間で整理ができな ① とにかく厖大な量で、とて が二つありました。 です。やり始めて驚いたこと い想い出も余りなかったので 短気な人、酒くらい人間と良 父の想い出は、恐ろしい人、 を、見直しました。 です。私も改めて死んだ父親 に運よく、よく見つけたもの ません。それにしても、本当 出すものであったのかもしれ わしい過去の戦争体験を想い って宝物であった一方で忌ま 瑞賓章や従軍記章は父にと なったものと思われます。 たとは今更ながら可愛そうな ② 整理中、無造作に置いてあ した。こんな勲章等があるな 父であったと私自身痛切な哀 今までと異なって、高齢者全 の方から、お褒めの言葉をい ど父からは勿論母からも聞い 悋の念にかられています。 すが、こんな章やバッチをも ただくことができました。 たことがなく、たまたま私が 三 とにかく人は遅かれ早かれ った小箱を何気なく開けたと 会報の字数の関係上、今回 みつけなかったらリサイクル 死ぬのです。死は全ての人に 員に共通する﹁遺品整理業﹂に は社長の永井のまとめ発言だ 業者や廃品回収業者に渡り、 平等に必ずやってきます。 らう人だったのかと改めて尊 けを掲載することとしました。 二度と陽の目を見ることはな 日本人はややもすると死に ころ、そこには、勲ハ等瑞賓 社長のまとめ・発言 かったのですが、運よくこう ついての話しをすることはタ 絞ったことから、多くの人の 一 私の父は、昭和五四年一二 して私がみつけたのです。父 ブー視されてきましたが、来 敬の念が沸いてきました。最 月︵三六年前︶亡くなりまし にとっては、まさに生命をか るべき死を正面から見据え、 章・支那事変従軍記章・国境 た。母は八九歳︵T一五年三 けて国から頂いた章であり、 その準備をしつつ日々を充実 関心が高まり、﹁回を追うごと 月生︶現在静岡県磐田市の老 宝物であったはずです。 して生きることが大切だと思 愛の?長男息子に死んでから 人介護施設に入所中です。 父は軍隊の話しは遠い昔 います。 事受従軍記章、その他四種類 二 昨年暮から、家内とともに ﹁自分はノモンハン事件の生き残 高齢者の誰もが人生の終末 に人も増え中味も良くなって 母の生前整理を始めました。 りだ﹂というだけで私に詳し や死別後に備えた生前からの 三六年余も誤解され続けてき もうこの状態では再び実家 い話をしたことはありません 準備を行うことが余儀なくさ のバッチが納められておりま に戻って生活できないだろう でした。きっといまわしい戦 れっつあるのです。 きていますね﹂と、常連参加者 と思い、少しずつ帰省する度 争を思い出すだけで欝気味に 1 上げたように﹁上から目線﹂ ﹁お上的言葉使いや表現﹂﹁毎 に手をつけようと思ったから 〃 〃 回詐欺事件を扱うセミナー﹂ 等の批判を真摯に受け止め、 その反省の上に立って、平成 二七年二月二〇日第五回セミ ナーを開催しました。 開始前に個人相談をしてい ただいた方が二名、終了後グ ループ討論に参加していただ いた方が一五名︵事務局を含 む︶それに嬉しかったことは、 定員四五名の室に、数人の立 見席ができてしまうほどの盛 況だったことであります。 今回のセミナーのテーマは ﹁整理﹂について渡辺咲子営 業部長、遺品整理業について 佐藤専務︵直前インフルエン 代表取締役社長 永井和夫 エイワ・ ハートフルサービス安全安心の会・会報第5号 す。これをしないと自分の人 持つために行うものと思いま 自分がどう生きるかの目標を 生前整理とは、これから先 ります。整理のスピードも格 かったかなどが一見してわか にあったか、何を誰に遺した ていたか、大切なものがどこ 近に発生します。その被害 また、この犯罪は極めて身 壊にも繋がりかねません。 逃しておくことは家族の崩 会社に入っても不注意で重 たお子さんやお孫さんは、 三貴方が手塩にかけて育て 散が顕著となりました。 さい。そしてお願いです。 とをもっと話し合ってくだ 四 両親とオレオレ詐欺のこ 報ください。 ていることを知り、自分の両親 ① 全ての高齢者︵両親︶がオレ は絶対被害に遭わない、大丈夫 要な書類や多額の小切手の せん。会社の金を流用して だと思わないでください。 をなくしていくためには、 会全体で犯罪の手口や被害 株に手を出して大損をして ② 自分の勤務先等、携帯電 段に違いますし、遺族にとっ 五 今後のエイワのセミナーの に遭わない対策の知識を共 会社に迷惑をかけたり、ま 訓以外の連絡先を両親に教・ 生が誤解されたり、死後遺品 どうか、皆様にあっては気 方向は以下の通りです。 有していくことが大切です。 して不倫など反道徳的な行 えておいてください。 オレ詐欺のターゲットになっ 力・体力・判断力のあるうち ○ 高齢者を取り巻く犯罪はし 二 昨年︵平成二六年︶の特殊 いはしていません。 ③ ﹁携帯電話番号が変わっ 入ったかばんを落としたり、 に身辺を整理しておくことを っかりフォローしつつ高齢者 詐欺の状況について また、お子さんやお孫さ た﹂と電話があったら、必ず、 被害に遭いやすい高齢者は お勧めします。特に生前整理 が等しく悩む諸問題を一年ぐ ① 平成二六年中の認知件数は、 んは貴方が老後を安心して −か則刈刎 てこんなに心強いものはない は、一定の年齢になったら、 らいかけて勉強する。 一三ご二七一件であり、その被 過ごせるよう身を粉にして 帽渥番号に州川するよう両 の山の中で遺族が処理に苦し 大いに心がけておくべきこと ○ 高齢者の広範な人々が参加 書類は五五九億四千万円に上 働いて貯めたお金というこ 親に伝えてください。 勿論のこと家族を含めた社 と思います。 できるものとする。 りました。認知件数、被害額と とを十二分に知っています。 のです。 四 エンディングノートについて ○ 別のセミナー集団に働きか もに前年を大幅に上回り、特に んだりすることになります。 これを書くことにより、自 けより多くのセミナー仲間を 電車などに忘れたりはしま 分自身が整理でき、すっきり を皆様と考えていきたいと思 テイングノート︶の活用方法 エンデイングノート︵スター す。次回のセミナーでは、 様を、ご支援したいと思いま ご期待ください。 などを考えていますので ていく。 換できるような人間関係にし を活発化して、相互に情報交 ○ セミナー参加者同士が交流 五四〇件で昨年比プラスー。二 者が多く、その件数は、一〇。 ② 被害者は、六五歳以上の高齢 五%にまでになっています。 額︵約一。コニ○億円︶の四九。 六年中の全財産犯の現金被害 超え過去最悪を更新し、平成二 被害額は初めて五〇〇億円を や多額の小切手を失くすよ あった時には﹁重要な書類 金を要求する不審な電話が い。息子や孫を名乗ってお 育てに自信を持ってくださ ょう。貴方のこれまでの子 てきて直接お願いするでし お金を借りたい時には訪ね 安心安全の会 会報編集委員会 KKエイワムートフルサーピス 両親に約束してください。 は電話では言わないことを お金で解決するようなこと ⑤ 自分の身に何かあっても、 け方を決めておいてください。 ④ 両親との合言葉や呼びか つくり会員を増やしていく。 います。 ″? する。そういう方向で今後皆 本日ここに持ってきたノー このノートに色々と記入して 値引きの対象といたします。 整理の際提示してくれれば、 してありますのでこれを遺品 裏にエイワのスタンプが押 りしたいと思います。 用する極めて悪質な犯罪で する愛情を逆手にとって悪 特殊詐欺は、親の子に対 欺事件について 一 高齢者を狙った最近の詐 危機に概しています 家族の絆が 被害は四国や中部地方への拡 や宅配業者を利用︶の高齢者の が深刻化し、特に送付型︵郵便 首都圏から離れた県での被害 の認知件数と被害額をみると ③ 更に六五歳以上人口当たり 加しています。 に占める割合は七八。ハ%と増 四六件と大幅に増加し、被害者 ハートフルサービスヘごI 会員の皆様は必ずエイワ・ 被害を防ぐ一つの方法です。 相談してください。それが ことを信用できる人に必ず さい。そして電話があった 突き放して様子をみてくだ 覚えはありません。﹂と一回 うなそんな子︵孫︶に育てた 武蔵野公会堂で開催いたします。 次回は四月一六日に同じ場所 歎4代か匈がら亀卜、蜜4る牟 吸気を穐れずよく象rや毎奪象 亀堀’ 鳶シルベー摺恟鳶 トは、一冊五〇〇円でおゆず いただければ、もしもの時が す。このままこの犯罪を見 ね雅儀じて鼎.によろけるクぅぺ蕎 あっても故人が何を大切にし 〃 2 〃