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内科学第10版

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内科学第10版
執筆者一覧 [ 所属内五十音順 ]
北海道大学
秋田 弘俊
渥美 達也
大滝 純司
河上 洋
佐々木秀直
玉木 長良
筒井 裕之
札幌医科大学
篠村 恭久
島本 和明
高橋 弘毅
髙橋 裕樹
旭川医科大学
高後 裕
佐藤 伸之
長谷部直幸
羽田 勝計
藤野 貴行
弘前大学
伊藤 悦朗
奥村 謙
大門 真
山辺 英彰
青森県立保健大学
渡部 一郎
岩手医科大学
鈴木 一幸
滝川 康裕
中村 元行
東北大学
荒井 陽一
一ノ瀬正和
伊藤 貞嘉
岡 芳知
下川 宏明
下瀬川 徹
張替 秀郎
廣田 衛久
福土 審
松原 洋一
宮崎真理子
山谷 睦雄
渡辺 彰
秋田大学
澤田 賢一
山田祐一郎
山形大学
加藤 丈夫
川並 透
木村 理
福島県立医科大学
入澤 篤志
宇川 義一
遠藤 俊吾
小原 勝敏
田勢長一郎
冨樫 一智
中山 昌明
棟方 充
渡辺 毅
筑波大学
青沼 和隆
大塚 藤男
島野 仁
住田 孝之
千葉 滋
徳田 安春
檜澤 伸之
兵頭一之介
本間 覚
矢藤 繁
山縣 邦弘
自治医科大学
石川 三衛
石橋 俊
大槻マミ太郎
小澤 敬也
苅尾 七臣
神田 善伸
草野 英二
坂田 洋一
杉山幸比古
菅野健太郎
永井 良三
中野 今治
長嶺 伸彦
林 芳和
平井 義一
前田 貢作
簑田 清次
村田 哲
百村 伸一
森澤 雄司
矢野 智則
山本 博徳
和田 浩
獨協医科大学
石光 俊彦
平石 秀幸
平田 幸一
三谷 絹子
国際医療福祉大学
足立 満
石橋 大海
堀江 義則
森川 康英
矢﨑 義雄
群馬大学
草野 元康
倉林 正彦
桑野 博行
野島 美久
橋本 貢士
廣村 桂樹
保坂 浩子
前嶋 明人
宮崎 達也
森 昌朋
山田 正信
埼玉医科大学
荒木 信夫
金澤 實
木崎 昌弘
小宮山伸之
酒井 文和
鈴木 洋通
棚橋 紀夫
永田 真
萩原 弘一
別所 正美
前﨑 繁文
三村 俊英
持田 智
屋嘉比康治
防衛医科大学校
足立 健
前田 卓哉
三浦総一郎
千葉大学
岡本 美孝
亀井 克彦
桑原 聡
巽 浩一郎
中島 裕史
日本大学
赤柴 恒人
石原 寿光
亀井 聡
竹中 克
橋本 修
村上 正人
帝京大学
磯谷 周治
井手 久満
内田 俊也
片上 秀喜
喜多 宏人
清水 輝夫
滝川 一
寺本 民生
久末 伸一
藤森 新
松永 直久
武藤 智
村川 裕二
山口 正雄
山口 雷藏
日本医科大学
吾妻安良太
飯野 靖彦
岸田 浩
坂本 長逸
芝﨑 保
清水 渉
檀 和夫
野呂林太郎
東京大学
赤林 朗
伊佐山浩通
今井 靖
岩本 愛
宇野 漢成
大内 尉義
大友 邦
岡 明
門脇 孝
川名 敬
絹川弘一郎
桐生 茂
黒川 峰夫
小出 大介
後藤 順
小室 一成
瀬戸 泰之
髙戸 毅
高橋 聡
武田 憲彦
土肥 眞
長瀬 隆英
間野 博行
宮川 清
森田 啓行
矢冨 裕
山崎 力
山本 一彦
吉内 一浩
李 政哲
順天堂大学
新井 一
池嶋 健一
卜部 貴夫
小松 則夫
鈴木 宏昌
瀬山 邦明
髙崎 芳成
代田 浩之
堀江 重郎
渡辺 純夫
東京医科歯科大学
磯部 光章
小川 佳宏
上阪 等
菅波 孝祥
杉原 健一
杉山 徹
田中 敏博
長堀 正和
松山 貴俊
眞野 喜洋
水澤 英洋
渡辺 守
慶應義塾大学
青木 大輔
伊藤 裕
岩田 敏
柴田 洋孝
清水 利彦
鈴木 則宏
竹内 勤
戸山 芳昭
長谷川奉延
林 松彦
平形 道人
村田 満
森定 徹
矢作 直久
東京医科大学
大屋敷一馬
小田原雅人
瀬戸口靖弘
中尾 俊之
中村 博幸
西本 憲弘
藤井 毅
松﨑 靖司
松本 哲哉
山科 章
東京女子医科大学
内山真一郎
川名 正敏
清水 京子
白鳥 敬子
高村 悦子
中西 敏雄
橋本 悦子
肥塚 直美
藤井 寿一
望月 俊雄
山中 寿
東京慈恵会医科大学
大草 敏史
大野 岩男
清田 浩
桑野 和善
佐伯 秀久
銭谷 幹男
本郷 賢一
吉村 道博
昭和大学
秋澤 忠男
有賀 徹
落合 正彦
三宅 康史
東邦大学
青木 継稔
川合 眞一
佐地 勉
鈴木 光也
関根 孝司
高浪 太郎
舘田 一博
日紫喜光良
本間 栄
杏林大学
杉山 政則
滝澤 始
山田 明
和田 貴子
横浜市立大学
石ヶ坪良明
梅村 敏
黒岩 義之
中島 淳
横田 俊平
聖マリアンナ医科大学
尾崎 承一
木村健二郎
栗本 典昭
宮澤 輝臣
安田 北里大学
相澤 好治
辻 崇
廣畑 俊成
福本真理子
東海大学
今井 裕
鈴木 康夫
髙木 敦司
橋本 順
峯 徹哉
新潟大学
後藤 眞
中田 光
中田 力
成田 一衛
西澤 正豊
新潟薬科大学
青木 定夫
富山大学
井上 博
杉山 敏郎
金沢大学
小林 聡
中尾 眞二
松井 修
矢野 聖二
山田 正仁
和田 志
金沢医科大学
田中 惠子
横山 仁
福井大学
上田 孝典
宮森 勇
仁愛大学
山本 浩範
山梨大学
榎本 信幸
小林 哲郎
国士舘大学
田中 秀治
信州大学
上松 一永
池田 宇一
池田 修一
角谷 眞澄
久保 惠嗣
高 昌星
田中 榮司
岐阜大学
犬塚 貴
森脇 久隆
渡邉 邦友
浜松医科大学
大西 一功
千田 金吾
林 秀晴
宮嶋 裕明
名古屋大学
有馬 寛
安藤 貴文
安藤 久實
石黒 直樹
伊藤 彰浩
江畑 智希
葛谷 雅文
児玉 逸雄
後藤 秀実
鈴木 律朗
祖父江 元
直江 知樹
梛野 正人
長谷川好規
松尾 清一
藤田保健衛生大学
乾 和郎
小坂 俊仁
比企 能之
吉岡健太郎
芳野 純治
渡邉 英一
愛知医科大学
今井 裕一
山口 悦郎
佐藤 造
三重大学
山田 典一
鈴鹿医療科学大学
葛原 茂樹
滋賀医科大学
上島 弘嗣
藤山 佳秀
堀江 稔
前川 聡
村田喜代史
京都大学
上本 伸二
小賀 徹
木村 剛
齋藤 成達
佐治 重衡
戸井 雅和
前川 平
三嶋 理晃
三森 経世
山田 亮
京都府立医科大学
浅沼 博司
谷脇 雅史
中川 正法
松原 弘明
的場 聖明
京都工芸繊維大学
荒井 宏司
関西医科大学
岡崎 和一
駒井 宏好
塩島 一朗
大阪医科大学
花房 俊昭
大阪市立大学
上田真喜子
北川 誠一
田中あけみ
大阪大学
赤澤 宏
猪阪 善隆
大石 充
岡﨑 凡子
金倉 譲
恒藤 暁
冨山 佳昭
依藤 史郎
楽木 宏実
近畿大学
大槻 俊輔
上硲 俊法
楠 進
工藤 正俊
松村 到
兵庫医科大学
東 直人
大島 忠之
佐野 統
富田 寿彦
西口 修平
福田 能啓
三輪 洋人
芳川 浩男
奈良県立医科大学
木村 弘
斎藤 能彦
嶋 緑倫
西久保敏也
福井 博
和歌山県立医科大学
一瀬 雅夫
井上 泉
出口 久暢
中熊 秀喜
西 理宏
鳥取大学
清水 英治
中島 健二
鰤岡 直人
村脇 義和
島根大学
礒部 威
木下 芳一
久良木隆繁
杉本 利嗣
須谷 顕尚
村川 洋子
岡山大学
阿部 康二
小川 大輔
草野 研吾
槇野 博史
川崎医科大学
岡 三喜男
柏原 直樹
通山 薫
畠 二郎
春間 賢
広島大学
岩崎 泰昌
河野 修興
杉山 英二
田妻 進
田中 信治
茶山 一彰
松本 昌泰
山口大学
神田 坂井田 功
谷澤 幸生
徳島大学
武田 英二
中屋 豊
西岡 安彦
松本 俊夫
峯岸 克行
香川大学
岡野 圭一
河野 雅和
鈴木 康之
松永 卓也
愛媛大学
大蔵 隆文
檜垣 實男
三木 哲郎
高知大学
寺田 典生
横山 彰仁
産業医科大学
赤松 直樹
田中 良哉
貞俊
原田 大
大和 浩
九州大学
髙栁 涼一
田中 雅夫
中西 洋一
福岡大学
入江 真
斉藤 喬雄
向坂彰太郎
朔 啓二郎
田村 和夫
津川 潤
坪井 義夫
松井 敏幸
八尾 建史
柳瀬 敏彦
久留米大学
鹿毛 政義
佐賀大学
岩切 龍一
原 英夫
後藤 葉一
藤本 一眞
小西 文雄
長崎大学
小林 睦生
中込 治
近藤 智善
宮﨑 泰司
齋浦 明夫
本村 政勝
西條 政幸
山下 俊一
重政 千秋
熊本大学
島津 章
荒木 栄一
白幡 聡
安東由喜雄
菅谷 憲夫
一安 秀範
須田 俊宏
内野 誠
立川 夏夫
小川 久雄
田中 正俊
興梠 博次
玉利真由美
下田 誠也
茆原 順一
冨田 公夫
塚崎 邦弘
掃本 誠治
鄭 忠和
大分大学
飛内 賢正
石井 寛
永井 英明
門田 淳一
中釜 斉
熊本 俊秀
中谷 武嗣
兒玉 雅明
中村 浩淑
時松 一成
南條輝志男
藤岡 利生
貫和 敏博
宮崎大学
野崎 智義
下田 和哉
橋本 浩三
中里 雅光
長谷川一子
望月 仁志
長谷川眞紀
鹿児島大学
羽田 勝征
乾 明夫
馬場 正之
蔡 明倫
原田 和昌
佐野 輝
兵頭 永一
樋口 逸郎
平田結喜緒
丸山 征郎
藤崎 順子
琉球大学
藤澤 聡郎
藤田 次郎
病院・研究所 他 藤澤 知雄
相澤 義房
古谷 彰
浅原
(佐藤)
哲子 松橋 信行
味澤 篤
松森 昭
阿南隆一郎
三浦 義治
有村 公良
三代 俊治
安藤 秀二
水入 苑生
安藤 哲朗
溝上 雅史
池田 恭治
三森 明夫
石川 正恒
両角 國男
石田 直
柳下 章
泉 並木
安田 謙二
和泉 徹
八橋 弘
糸山 泰人
山口 哲生
庵原 俊昭
山口 俊晴
今井 圓裕
山田 修
今村 顕史
山本 纊子
岩垂 純一
山本 光利
上村 直実
横山 顕
大石 和徳
吉川 純一
大石 和佳
米山 彰子
大内 秀雄
和田 清
大田 健
大西 健児
[全593名]
小野寺昭一
加藤 俊幸
加藤 規弘
上西 紀夫
岸田 修二
北風 政史
木村玄次郎
倉根 一郎
河野 陽一
後藤 雄一
座右におく合本版
内科学 第10版
○新しい知見を大幅に取り入れ大改訂。
大増頁でさらにわかりやすく、内容も充実。
B5判・2段組・オールカラー函入上製本 2548頁
定価30,450円(本体29,000円)
ISBN978-4-254-32260-6 C3047
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内科学【分冊版】第10版
○各分冊に全体の索引と目次が付いて、
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B5判・2段組・オールカラー函入【4分冊】
定価30,450円(本体29,000円)
ISBN978-4-254-32261-3 C3047
[2013年6月刊]
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【お申し込み書】この申し込み書にご記入のうえ、最寄りの書店にご注文下さい。
内科学 第10版
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取扱書店
B5判 2548頁 定価30,450円(本体29,000円)ISBN 978-4-254-32260-6 C3047
内科学 第10版【分冊版】
(分売不可)
冊
B5判 4分冊 定価30,450円(本体29,000円)ISBN 978-4-254-32261-3 C3047
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ご住所 〒
TEL ( )
朝倉書店
〒162-8707 東京都新宿区新小川町6-29/振替00160-9-8673
電話 03-3260-7631/FAX 03-3260-0180
http://www.asakura.co.jp [email protected]
伝統と信頼の「朝倉 内科学」
待望の全面改訂
『内科学』第10 版を推薦します
奔流のような医学の進歩に対応
京都大学名誉教授,(公財)先端医療振興財団理事長
矢﨑義雄 総編集
近年の内科学の進歩は誠に目覚ましい.ゲノム科学の進歩によって病気
への理解や診断技術が飛躍的に進歩したし,治療医学でも標的治療が,と
くに抗体薬を中心に発展しつつある.まさに「個の医学」の時代の幕開け
と言ってよいであろう.しかしそれと一見矛盾するようであるが,他方で
は個人の経験ではなく多数例の観察に基づくEBM(科学的根拠に基づく
医療)がようやくわが国でも一般化し,ガイドラインによる医療が進めら
れつつある.この両者を統合して実施するのが,現場の医師に求められる
医療であろう.
この奔流のような医学の進歩に医師は対応しなければならないし,教科
書にも一定の間隔での改訂が求められる.長い伝統を持つ朝倉書店の「内
科学」も矢﨑義雄博士を中心に改訂され,第10版が出版された.本書は上
に述べた内科学の流れをよく反映したものであり,医学生のみでなく現場
の医師にも必携の書として推薦する.
編集
伊藤 貞嘉
伊藤 裕
岩本 愛
岡 芳知
金倉 譲
工藤 正俊
島本 和明
菅野健太郎
須永 眞司
永井 良三
長谷川好規
水澤 英洋
山本 一彦
日本を代表する内科学書として
慶應義塾大学名誉教授,日本臨床内科医会 会長
ASAKURA
Internal Medicine
○全国の主要大学・ 主要病院を網羅する600名の精鋭執筆陣による最新の記述。
○ 医師国家試験出題基準の全項目を網羅。 教科書としてさらに読みやすく。
○医学上の新知見や近年注目のテーマを拡充。合本・分冊共大増頁で内容も充実。
○ 各論冒頭の「新しい展開」で、第9版以降の医学の進歩と変化をわかりやすく解説。
朝倉書店
井村 裕夫
「内科学」特集ホームページもご覧ください。
http://www.asakura.co.jp/naikagaku10ed/
現在,日本では多くの内科学書が市販されており,それぞれ特徴をもっ
た意義ある内科学書になっている.しかし,世界的な内科学書として幅
広く購読されているHarrison’
s Principle of Internal Medicine,あるいは
Cecil Essentials of Medicineのように,創刊以来定期的に改訂され,時代
の変化,医学・医療の進歩を確実に取り入れ,充実した内容を維持した内
科学書は少ない.1977年に創刊された朝倉書店の内科学書は,これまで3
∼4年毎に改訂され,日本の代表的な内科学書として,医学生や研修医の
内科学の知識の修得,さらに,日常臨床に携わる多くの医師の方々の知識
更新に大変役立ってきた.
この度,矢﨑義雄先生の総監修の下,13名の編集者と朝倉書店の担当者
の方々の努力で,第10版が上梓されることになった.創刊当初からこの内
科学書の特長をよく理解され,日本の内科学の発展に貢献されてきた矢﨑
義雄先生の意向がよく反映され,しっかりした内科学の基礎知識に,最新
の医学・医療の進歩に基づく病態の解釈,診断法や治療法の進歩を取り入
れるとともに,時代の変化に伴う社会の動向を考慮して改訂がなされてい
る。幅広い内科学の領域の全てをカバーするには,各領域の多くの専門家
の執筆が必要であり,いかにしっかりした方針の下にまとめるかがきわめ
て重要である.本書はこの点を十分考慮され,さらに読みやすく,また図
表を多くしてわかりやすく解説されており,日本を代表する内科学書とし
て推薦したい.
猿田 享男
内容目次
1.1内科学総論
10.10.リウマチ性疾患およびアレルギー性疾患
リウマチ性疾患およびアレルギー性疾患
内科学総論/患者へのアプローチの基本(医療面接と臨床推論)/遺伝性疾患/腫瘍/加齢と老化/心身症
関節リウマチおよび類縁疾患/Sjögren症候群/全身性エリテマトーデス/全身性強皮症/多発性筋炎・皮膚筋
炎/混合性結合組織病とオーバーラップ症候群/血管炎症候群/サルコイドーシス/抗リン脂質抗体症候群/
2.2.症候学
症候学
Behçet病/再発性多発性軟骨炎/Weber-Christian病/クリオグロブリン血症/先天性結合組織疾患/線維筋痛
発熱/発疹・皮膚色素沈着/黄疸/腹痛/悪心・嘔吐/食欲不振/胸やけ・げっぷ/吃逆(しゃっくり)/口渇/
症/結晶誘発性関節炎/感染性関節炎/小児のリウマチ性疾患/IgG4関連疾患/自己炎症性症候群/気管支喘息/
嚥下困難/便秘/下痢/吐血/下血/肝腫大/脾腫/リンパ節腫脹/浮腫/腹部膨満/くも状血管腫・手掌紅斑/
花粉症・アレルギー性鼻炎/好酸球増加症・好酸球増加症候群/過敏性肺炎/アナフィラキシー/血清病/薬物ア
腹水/甲状腺腫/肥満/るいそう/ばち指・チアノーゼ/Raynaud 症状/胸水/貧血/出血傾向/胸痛・胸部圧
レルギー/食物アレルギー/職業性アレルギー/昆虫アレルギー/ペットアレルギー/その他のアレルギー性疾患
分 冊第Ⅰ巻
害/四肢痛/関節痛/腰痛・背痛/意識障害/失神/頭痛/痙攣/運動麻痺/めまい・耳鳴り/発育障害
3.3.治療学
治療学
栄養療法/リハビリテーションと運動療法/薬物療法/輸液療法/輸血・成分輸血/呼吸管理/放射線療法/緩和ケア
と終末期ケア/救急治療/心肺停止/急性心不全/急性呼吸不全/腹痛(急性腹症)/消化管出血/昏睡(意識障害)
分 冊 第Ⅲ巻
迫感/呼吸困難/いびき/異常呼吸/動悸/咳・痰/喘鳴/喀血・血痰/血尿/乏尿・無尿/多尿/脱水/排尿障
/原発性免疫不全症候群/後天性免疫不全症候群
11.11.腎・尿路系の疾患
腎・ 尿路系の疾患
慢性腎臓病/原発性糸球体疾患/ネフローゼ症候群/遺伝性腎疾患/全身疾患と腎障害/間質性疾患/腎と血管障
害/尿細管疾患/腎不全(腎傷害)/妊娠と腎/中毒性腎障害/その他の腎・尿路疾患
12.12.内分泌系の疾患
内分泌系の疾患
4.4.感染症および寄生虫疾患
感染症および寄生虫疾患
総視床下部・下垂体/下垂体後葉/甲状腺/副甲状腺・カルシトニン・ビタミンD/副腎皮質/副腎随質/性分化
総論/臓器別感染症/人の行動と感染症/ウイルス感染症/一般細菌感染症/放線菌症・ノカルジア症/抗酸菌症
疾患/多発性内分泌腫瘍症/カルチノイド腫瘍(神経内分泌腫瘍)/異所性ホルモン産生腫瘍/ホルモン受容体異
/スピロヘータ感染症/マイコプラズマ感染症/クラミジア感染症/リケッチア感染症/Q熱/バルトネラ感染症
常症/心臓血管ホルモンと疾患/脂肪由来ホルモンと疾患/摂食調節ホルモンと肥満/インクレチンとエネルギー
/真菌症/原虫疾患/線虫症/吸虫症/条虫症/ダニ感染症
代謝/加齢ホルモン・ホルモン補償療法/内分泌撹乱物質/乳腺疾患/子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌
5.5.循環器系の疾患
循環器系の疾患
13.13.代謝・栄養の異常
代謝・ 栄養の異常
糖代謝異常/蛋白質・アミノ酸代謝異常/脂質代謝異常/メタボリック症候群/その他の代謝異常/栄養異常
循環器疾患患者のみかた/心血管代謝と機能/循環器疾患の主要病態/循環器疾患と遺伝子異常/検査法/不整脈/
虚血性心疾患/先天性心疾患/成人でみられる先天性心疾患/後天性弁膜症/感染性心内膜炎/心膜疾患/心筋疾患
/大動脈疾患/先天性結合組織疾患に伴う血管病変/人工臓器・補助循環・臓器移植/末梢動脈および静脈疾患/肺
14.14.血液疾患
血液疾患
性心疾患/リンパ管疾患/心臓・血管外傷
血液疾患患者のみかた/造血のしくみ/血球の動態と機能/凝固線溶系とその制御機構/臨床検査/造血器腫瘍の
WHO分類/造血器腫瘍の発症機構と治療/造血幹細胞移植術/赤血球系疾患/白血球系疾患/血小板・凝固系の
6.6.血圧の異常
血圧の異常
疾患総論/凝固線溶系の疾患各論/輸血
高血圧患者のみかた/本態性高血圧症/二次性高血圧の診断と治療/低血圧
感染症/気道・肺胞疾患/アレルギー・免疫性疾患/間質性肺疾患/代謝異常による肺疾患/無気肺/急性呼吸促迫症
分冊第Ⅱ巻
候群と急性肺損傷/囊胞および拡張性気管支・肺疾患/肺循環障害/呼吸調節の異常/肺腫瘍/胸部リンパ系疾患/胸
膜疾患/縦隔疾患/横隔膜の疾患/胸部の異常(漏斗胸・鳩胸)/発育異常・形成不全/慢性呼吸不全
8.8.消化管・膵・腹膜の疾患
消化管 ・ 膵 ・ 腹膜の疾患
分冊第Ⅳ巻
7.7.総論
呼吸器系の疾患
15.15.神経系の疾患
神経系の疾患
神経疾患患者のみかた/局所診断の進め方/おもな神経症候/神経学的検査法/血管障害/神経変性疾患/感染症
/非感染性炎症性疾患/脱髄疾患/代謝性疾患/中毒性神経疾患/内科疾患に伴う神経系障害/先天性疾患/脳腫
瘍・脊髄腫瘍/頭部外傷・脊髄外傷/髄液循環異常/発作性神経疾患/脊椎脊髄疾患/末梢神経疾患/神経筋接合
部疾患:重症筋無力症とLambert-Eaton筋無力症候群/筋疾患
16.16.環境要因と疾患・中毒
環境要因と疾患・ 中毒
口腔疾患/食道疾患/胃・十二指腸疾患/腸疾患/蛋白漏出性胃腸症/消化管ポリポーシス/消化管憩室・憩室炎
タバコ関連疾患/アルコール関連疾患/温熱・寒冷による疾患/減圧症/放射線障害/災害・避難生活における疾
/膵疾患/腹膜疾患/全身疾患と消化管/薬物・異物と消化管
患/化学物質過敏症/VDTによる障害/動揺病/電撃傷/重金属中毒/ガス・その他の工業中毒/食中毒/農薬中
9.9.肝・胆道の疾患
肝・ 胆道の疾患
肝・胆道の疾患/急性ウイルス性肝炎/劇症肝炎・亜急性肝炎/慢性肝炎/肝硬変/原発性胆汁性肝硬変/原発性
硬化性胆管炎/アルコール性肝障害/薬物性肝障害/体質性黄疸/代謝性肝疾患/肝腫瘍/肝膿瘍・肝嚢胞/寄生
虫による肝疾患/特発性門脈圧亢進症/肝静脈閉塞症・門脈閉塞症/循環不全時の肝障害/ほかの疾患に伴う肝障
害/妊娠と肝障害/新生児黄疸・新生児肝炎/胆石症および胆道感染症/胆道運動異常症(胆道ジスキネジー)/
良性胆道閉塞(狭窄)/膵胆管合流異常症/胆囊・胆道の腫瘍/胆道寄生虫症/胆道出血
毒/有毒動物による咬刺傷(毒蛇,ハチ)/薬物中毒・依存症/麻薬・覚醒剤を含む精神作用物質による依存と中
毒/医原性疾患/薬物療法に伴う医原性疾患/診療行為に伴う医原性疾患/放射線障害/外科的処置(手術)によ
る医原性疾患
「第10 版」は,さらに進化.
『 朝倉内科学』は,1977年に
日本初の本格的内科学書として誕生.
36年間40万の読者に
最も信頼されてきました.
・各章冒頭の「新しい展開」で,第9版以降の進展や発見をこれからの指針として解説.
・ガイドライン・診断基準の刷新はもちろん,乳腺疾患や子宮癌などの婦人科系疾患,
災害・避難生活における疾患も新たに追加.
・イラストレーションとカラーコーディネートで,難しい図面もわかりやすくなった.
・表がわかりやすくなった―色分けや陰影で階層を明確に表現。記憶に残る表になった.
・分冊版には各巻とも総索引を収載,当該巻のページのみを太字で示して使いやすく.
初版書影
リウマチ・アレルギー性疾患における新しい展開
イラストとカラーコーディネート
の工夫で難しい図も理解し易く
色分けや陰影で階層やまとまり
を明確に表現。記憶に残る表に
災害のタイプによって多様な物理的な身体損傷とし
見出しが
さがしやすくなった
本領域における新しい概念の疾患として,IgG4 関連疾患と自己炎症性疾患は
た Mikulicz 病について,唾液腺,涙腺などの組織に IgG4 陽性のポリクローナル
己免疫性膵炎,後腹膜線維症などの原因不明の疾患も同じ病態であることが判明
びまん性肺胞傷害や線維化を伴う間質性肺炎に多く,
し,一連の疾患群であることがわが国から提唱された疾患概念である.決してま
に念頭におくべきであろう.また,自己炎症性疾患については,ほとんど存在しな
いとされてきた家族性地中海熱がわが国でも存在すること,その遺伝子が自然免
血清 KL- 6,サーファクタント蛋白 D はこのようなより
共役因子
コアクチベーター,コリプレッサー
ステロイド
ホルモン受容体
重症の肺障害で上昇することが多い.薬剤リンパ球刺
激試験はあまり有用ではないが,ときに原因薬剤推定
患が複数存在することが認識されてきて,それらを自己炎症性症候群として分類す
るようになった .不明熱の鑑別にも重要な疾患群として位置づけられている.
A/B(NTD)
HS
たって分布する遺伝子多型の頻度を患者と健常人で比較し,その違いが有意な遺
伝子領域に疾患関連遺伝子があるとの考え方に基づいて,ゲノムワイド関連解析
HSP:heat shock protein
NTD:N-terminal domain
DBD:DNA binding domain
LBD:ligand binding domain
E/F(LBD)
HSP
核
ステロイドホルモン受容体は N 末領域 NTD
(A/B)
,DNA 結合領域 DBD
(C)
,ヒンジ領域
(D)
,
C 末リガンド結合領域 LBD(E/F)からなる.
どの疾患で,その
の
マチ,全身性エリテマトーデス,気管支喘息などの疾患で,その遺伝要因が明ら
死因子( tumorr necrosis factor:
明しつつある.特に関節リウマチでは,腫瘍壊死因子
+
H
SP
IκB
H
SP
IκB
p50 p65
グルココルチコイド
受容体(GR)
NF-κB
細胞質
TNF )を標的とした生物学的製剤を中心に,炎症を抑えるだけでなく関節破壊も
症を抑えるだけで
で
c-fos c-jun
抑制できることが判明し,疾患を寛解状態に持ち込める確率が向上しつつある.
AP -1
12-6
副腎皮質
p50 p65
これらの進歩により関節リウマチ治療のアルゴリズムも大幅に変更され,いかに早
く診断して,いかに有効な治療を確実に施行するかが重要な課題となってきてい
る.さらに,生物学的製剤の種類も適応疾患も今後ともますます増大する傾向に
ある.ただし,感染症を中心とした副作用に注意が必要で,また治療薬が高価で
あるなど,種々の問題点もある.
〔山本一彦〕
p50 p65
サイトカイン
接着因子など
NF-κB 配列
c-fos c-jun
サイトカイン
接着因子など
AP -1 配列
核
炎 症を惹 起,促 進する蛋白 群の産 生は核内因子 κB
各論冒頭の「新しい展開」で
各分野の進歩を解説
( activator protein-1:AP-1)などの転写因子が作用す
血管
1)血管炎 2)肺高血圧症 3)肺静脈閉塞症
胸膜
胸膜炎
胸部 X 線写真
胸部 CT(HRCT)像
着因子の遺伝子の発現を強力に抑制して抗炎症効果を
発現する.
白である inhibitor of NF-κB( IκB )に結合した状態で
の作用を示す.生理量では間葉系細胞の骨芽細胞系へ
は細胞質にとどまっているが,種々の刺激により IκB が
の分化と増殖を促進する.一方,過剰量では骨芽細胞
解離すると核内へ移行し炎症関連遺伝子群の転写を促
の分化の後期を抑制,アポトーシスを誘導,局所での
進する.グルココルチコイド( GC )が結合したグルココ
増殖因子の産生の抑制,骨形成シグナルを抑制して骨
(図 12-6-5).この機構により GC はグルココルチコイ
ド応答領域( GRE )をもたない炎症性サイトカインや接
胸部 X 線写真
胸部 CT(HRCT)像
KL-6,SP-D
e. 骨組織に対する作用
グルココルチコイドは骨芽細胞の機能に対し二相性
ルチコイド受容体( GR )は NF-κB や AP-1 に直接結
た未曾有の災害である東日本大震災では,原子力発電
は酸素投与に加えステロイド治療を行う.
所事故による放射能汚染とそれに伴う強制避難という
KL-6,SP-D
症状
咳(特に乾性 )
呼吸困難
しよう
鬆 症を惹起する.
f. 水・電解質・循環系に対する作用
腎 血 流 量と 糸 球 体 濾 過 率( glomerular filtration
1647
( AKI )早期診断に基づく適切な対処( 体液管理,高カ
リウム血症治療,アシドーシス是正,透析 )を要する.
また,高度の高カリウム血症,感染症,DIC,ARDS
などの死因につながる合併症に対する治療も迅速に行
う必要がある【詳細は⇨ 11 -10】.
7-5
▶
日∼週∼月
DMAT・救急医療機関
緊急患者移送部隊
▶
月∼年
16-1
慢性期
急性期
超急性期
避難所での保健活動・医療支援
地域医療機関での急性期診療
生
活
・
社
会
・
環
境
要
因
仮設住宅( 避難所 )での保健活動
地域医療機関での慢性疾患診療
おもな問題点と対象疾患
クラッシュ症候群(挫滅症候群 )
診断
浸漬(溺水 )
疑い時
放射線・化学物質障害
低体温症・熱中症
臨床検査
血算,血液像,CRP,
肝機能,KL-6,SP-D,
SP-A,DLST
症状
皮疹
咳(特に乾性 )
呼吸困難
居住環境・衛生状況の悪化
服薬アドヒアランス不良
過食・摂取量低下・栄養バランス不良
ストレス性疾患
災害高血圧・出血性潰瘍・PTSD・
急性循環器疾患(たこつぼ心筋症・
急性大動脈解離・心不全 )
安静・睡眠環境の悪化
絶望感・将来への不安・ストレス
慢性疾患の増悪
( 高 血 圧・糖 尿 病・関 節リウマ
チ・COPD など)
精神・心理的問題
(PTSD・うつ・自殺 )
深部静脈血栓症・ 肺塞栓症
薬剤性肺障害
津波肺・感染症(肺炎・胃腸炎など)
BAL
図 16-1-11 災害発生後の時相別医学的問題点
原疾患の悪化
2365
肺病理
組織所見
鑑別診断(感染症など)
Β∼ D グルカン
サイトメガロウイルス抗原
痰
細菌塗抹・培養・DNA 検査
抗酸菌塗抹・培養・DNA 検査
ニューモシスチス DNA 検査
感染症の併発
災害・避難生活における
疾患等を新たに追加
そ
形成を抑制し,ステロイド(グルココルチコイド)性骨粗
尿の濃染 )に対する予防( 減張切開,細胞外液輸液 ),
代謝異常早期発見や RIFLE 分類などによる急性腎障害
一方,東日本大震災では,津波による溺水( 溺死 )
胸部 X 線写真
胸部 CT(HRCT)像
ることが重要なステップとなる.NF-κB はその阻害蛋
合することにより,NF-κB や AP-1 の作用を抑制する
CPK,LDH,K ,尿酸値,AST 高値,アルブミン低値,
日本において最も頻度の高い災害は,地震・津波,
薬剤性肺炎が疑われれば,原則として直ちに原因と
台風・洪水などであるが,2011 年 3 月 11 日に発生し
考えられる薬剤を中止する.低酸素血症を認める場合
1)気管支喘息(bronchial asthma)
2)閉塞性細気管支炎(bronchiolitis obliterans:BO)
炎症反応低下
典型的な NF-κB は p50 と p65 から構成される.AP-1 は c- fos,c-jun の複合体である.
GR は IκB を誘導し増加させる.
( nuclear factor-κB:NF-κB )やアクチベーター蛋白 1
急性腎障害( AKI )の高リスク患者(白血球増加,血清
気道
投与中
た【⇨ 11 -10 -1)】.
長時間圧迫による筋肉の損傷・壊死を伴う患者では,
態と保健・医療的対応は,災害の種類と時相によって
外傷・骨折・圧死
投与前
潟,中越などの大震災時には外傷死につぐ死因であっ
異なる.
間質性肺炎(interstitial pneumonia)
1)びまん性肺胞傷害(diffuse alveolar damage:DAD)
2)器質化肺炎(organizing pneumonia:OP)
3)通常型間質性肺炎(usual interstitial pneumonia:UIP )
災害
4)非特異性間質性肺炎(non-specific interstitial pneumonia:NSIP)
▶
時間∼日
発生
5)リンパ球性間質性肺炎(lymphocytic interstitial pneumonia:LIP)
図 12-6-5 グルココルチコイドの抗炎症作用の分子機構
1226
境などによって規定されることが過去の災害における調
図 7-5 -10 に示すように,日
和見感染や原疾患の増
査・研究から判明している.一方,災害時の障害の病
悪との鑑別が重要である.
6)剥離性間質性肺炎(desquamative interstitial pneumonia:DIP )
7)好酸球性肺炎(eosinophilic pneumonia:EP)
8)過敏性肺炎(hypersensitivity pneumonia:HP)
9)肉芽腫性間質性肺炎(granulomatous interstitial pneumonia)
その他
1)肺水腫(pulmonary edema)
2)肺胞蛋白症(alveolar proteinosis)
3)肺胞出血(alveolar hemorrhage)
グルココルチコイド
し
クラッシュ症候群( 挫滅症候群 )は,阪神・淡路,新
ひより み
臨床病型
肺胞・間質
図 12-6-4 ステロイドホルモンの作用機構
え
と居住地の災害の中心からの距離,体験した人的・物
では確定診断できるものはむしろ少なく,疑診にとどま
ることが多い. 的損害の甚大さ・悲惨さ,避難生活と災害後の居住環
表 7-5 -12 薬剤による肺病変の分類(日本呼吸器学会薬剤性肺障害ガイドライン作成委員会,
障害部位
かにされつつある.
本文と図の対応が
れた治療効果が得
得
り,いままでの治療法ではみられなかったすぐれた治療効果が得られることが判
見やすくなった
死筋細胞から大量に血中に漏出するカリウム( 心室細
2006 より改変 )
細胞質
原を標的とした生
生
治療に関しては,サイトカインや細胞表面抗原を標的とした生物学的製剤が,
による筋肉の損傷・壊死に引き続く圧迫解放後に,壊
境の悪化による身体的,精神的障害が年余にわたって
事態が発生した .
た疾患関連遺伝子の解析が多くの疾患で行われつつあり,本領域でも,関節リウ
関与する疾患で使
使
関節リウマチをはじめとしていくつかの免疫が関与する疾患で使われるようにな
建物などによって身体の一部,特に四肢の長時間圧迫
憎悪の問題,さらに慢性期には,災害の体験や生活環
動,心停止 ),ミオグロビン( 急性尿細管壊死 ),乳
基本転写装置
C(DBD)
や災害・避難によるストレスに関連した慢性疾患の急性
間質性肺疾患
( genome-wide association study:GWAS )が開発された .そして,これを用い
P
き,遺伝子多型のタイピングの簡易化などの技術的進展により,ゲノム全体にわ
外できれば薬剤性肺炎と診断できる.しかし,実臨床
ホルモン応答配列
て,より頻度の高いリウマチ性疾患やアレルギー性疾患は,複数の遺伝要因と環
要因の詳細な解析はむずかしかった .近年,ヒトゲノムの全塩基配列の解明に続
新たな肺炎が薬剤と関連して発生し,ほかの原因を除
標的遺伝子
一方,自己炎症症候群のようにおそらく単一の遺伝子異常による疾患と比べ
境要因により発症すると考えられてきた .しかし,方法論の限界を含めて,遺伝
診断・鑑別診断
転写 ON
洪水による浸漬・溺水(溺死 ),火災による熱症( 焼死)
などが発症する.直接的な身体損傷以外に,倒壊した
酸( 代謝性アシドーシス )などによる症候を惹起する
治療・予防
る遺伝子異常により,自己免疫現象を伴わないで炎症が反復あるいは持続する疾
な身体障害に対する救急・救命医療から,急性期(日
∼週 )においては,生命維持に必須な医療手段の喪失
これらの障害の重症度や継続時間は,災害の大きさ
の参考になることがある.
疫に関連する遺伝子異常によること,家族性地中海熱以外にも,自然免疫に関す
て,地震・台風(竜巻)による外傷・骨折
(圧死),津波・
継続する場合がある(図 16 -1-11).
な形質細胞が浸潤して病態を形成していることが見出された .これと前後して自
リガンド
(ステロイドホルモン)
a. 超急性期の外傷性疾患
大災害時には,直後( 超急性期 )の物理的・化学的
特記すべきである.IgG4 関連疾患は,Sjögren 症候群との異同が明確でなかっ
れではなく,いままで見過ごされていた症例も多いので,本疾患群の可能性を常
(1)災害地での超急性期医療
7)災害・避難生活における疾患
図 7-5 -10 薬剤性肺炎の診断チャート(日本呼吸器学会薬剤性肺障害ガイドライン作成委員会,2006 より改変 )
早期診断のために画像,肺機能,血清マーカーなどを用いて,肺障害をきたしやすい薬剤の投与前後にモニタ
リングを行う.疑い時には日和見感染や原疾患の悪化との鑑別が必要である.
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