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第4 母 子 家 庭 等 の 福 祉 1 母子・父子・寡婦福祉 2 相談・指導 3 福祉
第4 母 子 家 庭 等 の 福 祉 1 母子・父子・寡婦福祉 20歳未満の児童を扶養している配偶者のない女子(母子家庭)及び配偶者のない男子(父 子家庭)の福祉を増進するため、母子・父子自立支援員の活動があります。 また、配偶者のない女子で扶養していた子どもが20歳を超え、母子家庭ではなくなった が、なお生計を維持している場合を寡婦といい、母子及び父子に準じ救済制度がとられて います。 可児市母子寡婦福祉連合会加入状況 (平成28.4.1現在) 地域 久々利 平牧 広見 姫治 今渡 土田 春里 帷子 母子部 計 寡婦 17 0 4 0 25 35 0 35 - 116人 母子 3 0 3 0 7 5 0 5 35 58人 2 相談・指導 ◎母子・父子自立支援員 ① 母子家庭の母、父子家庭の父、寡婦の相談に応じ、その自立に必要な情報提供や指 導を行います。 ② 母子家庭の母、父子家庭の父、寡婦の職業能力の向上や就労の支援を行います。 ③ 母子父子寡婦福祉資金の貸付に関する諸調査を行います。 3 福祉対策 (1) 資金貸付制度(岐阜県) 母子福祉資金貸付、父子福祉資金貸付、寡婦福祉資金貸付制度があり、母子家庭、父子 家庭、寡婦が経済的に自立し、しあわせな生活を営むために必要な資金を低利又は無利子 で貸し付けています。 貸付金の種類 ①事業開始資金 ②事業継続資金 ③修学資金 ④技能習得資金 ⑤修業資金 ⑥就職支度資金 ⑦医療介護資金 ⑧生活資金 ⑨住宅資金 ⑩転宅資金 ⑪就学支度資金 ⑫結婚資金 貸付限度額、貸付機関、償還期間、利子等は種類によって異なります。 54 平成27年度 資 金 母子父子寡婦福祉資金貸付状況 母 名 件 数 子 金 父 額 件 数 子 金 寡 額 件 数 婦 金 額 修 学 資 金 9件 5,664,000円 0件 0円 0件 0円 就学 支度資 金 2件 770,000円 0件 0円 0件 0円 生 活 資 金 0件 0円 0件 0円 0件 0円 事業 継続資 金 0件 0円 0件 0円 0件 0円 住 宅 資 金 0件 0円 0件 0円 0件 0円 技能習得資金 1件 600,000円 0件 0円 0件 0円 児童扶養資金 0件 0円 0件 0円 0件 0円 修 業 資 金 0件 0円 0件 0円 0件 0円 転 宅 資 金 0件 0円 0件 0円 0件 0円 医療介護資金 0件 0円 0件 0円 0件 0円 事業開始資金 0件 0円 0件 0円 0件 0円 就職支度資金 0件 0円 0件 0円 0件 0円 12件 7,034,000円 0件 0円 0件 0円 合 計 (2) 母子家庭等の医療費助成 母子家庭等の母及び18歳未満の子(18歳に達した日以後に到来する最初の3月31日まで) に対して医療費の助成(保険内診療の自己負担分)を行います。 平成27年度 (3) 母子家庭等の医療費支給状況 対象者(月平均) 支給件数 支給額 2,264人 28,982件 76,383,824円 その他の制度による対策 母子・父子・寡婦及び福祉連合会への優遇制度があります。 ① 専売品販売の特別配慮 ② 売店等設置の特別配慮 ③ 通勤定期乗車券の特別割引制度(JRのみ) ④ 税制上の軽減 55 4 母子・福祉関係施設 ◎母子生活支援施設 配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童を入所 させて、保護するとともに、自立の促進のためにその生活を支援する施設です。 県内に3ケ所あります。 56 第5 そ の 他 の 制 度 に よ る 福 祉 対 策 (1)ひとり親家庭自立支援教育訓練給付金 母子家庭の母及び父子家庭の父の能力開発による自立を促進するため、受講開始前に あらかじめ教育訓練講座の指定を受けた人が、講座を修了した場合に給付金を支給しま す。 ○対象:児童扶養手当の支給を受けているか同様の所得水準にあり、市が定める対象 者の基準を満たす人 ○対象講座:市が指定する教育訓練講座 ○給付金の額:受講のために支払った費用の60%相当額(上限20万円) (注)60%に相当する額が1万2千円を超えない場合は訓練給付金を支給しません。 (2)ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金 母子家庭の母及び父子家庭の父が専門的な資格を取得するため、1年以上養成機関で 修業する場合に高等職業訓練促進給付金及び終了支援給付金を支給し、生活費の負担を 軽減します。 ○対象資格 看護師、准看護師、介護福祉士、保育士、理学療法士、作業療法士 ○支給の対象期間 ○支給額 修業する全期間(上限3年) (平成28年4月1日から施行) 訓練促進給付金 月額 100,000円(市県民税非課税の者) 月額 終了支援給付金 70,500円(市県民税課税の者) 50,000円(市県民税非課税の者) 25,000円(市県民税課税の者) (3)ひとり親家庭情報交換事業 ひとり親家庭が定期的に集い、お互いの悩みを打ち明けたり相談し合う場を設け、 ひとり親家庭の交流や情報交換を行うとともに、自分たちで企画・運営することにより 共助の精神を養い、早期自立のための意欲の形成と家庭生活の安定を図ります。 ○対象者 ひとり親家庭の親子 ○回 数 5回/年 開催 ○内 容 ガラス工芸体験、ボーリング大会、クリスマス会、お菓子づくり、にこ にこトーク、入園・入学・進級お祝い会など (4)父子家庭の医療費助成 父子家庭の父及び18歳未満の子(18歳に達した日以後に到来する最初の3月31日まで) に対して医療費の助成(保険内診療の自己負担分)を行います。 57 平成27年度 父子家庭の医療費支給状況 対象者(月平均) 支給件数 支給額 180人 1,742件 4,674,188円 (5)外国籍高齢者等福祉手当 外国籍であったため、年金制度に加入できなかった方、あるいは保険料を納付しても年 金の受給権を取得できなかった方に、福祉手当として月額20,000円の支給を行っています。 平成27年度 外国籍高齢者等福祉手当支給状況 対象者 受給額 3人 720,000円 58 第6 戦 没 者 遺 族 援 護 等 1 戦傷病者戦没者遺族等の援護 特別給付金・特別弔慰金 (1) 戦没者妻特別給付金 一定の基準日において、恩給法の公務扶助料、援護法の遺族年金などの年金給付を受け る権利を有する戦没者の妻に対し支給されます。 (2) 戦傷病者妻特別給付金 一定の基準日において、恩給法の増加恩給・傷病年金、援護法の障害年金などの年金給 付(障がいの程度による)を受けている戦傷病者等の妻に対し支給されます。 (3) 戦没者父母特別給付金 一定の基準日において、恩給法の公務扶助料、援護法の遺族年金などの年金給付を受け る権利を有する戦没者の父母に対し支給されます。ただし、戦没者死亡当時戦没者以外に 父母と氏を同じくする子・孫がいない場合で、その日以降、父母と氏を同じくする自然血 族の子または孫を有しない場合に限られます。 これらの特別給付金について、国債償還が終了したときに、次の特別給付金が継続 して支給されています。 なお、特別給付金・特別弔慰金を受ける権利は、当該権利を取得した日から、3年 以内に請求しないと時効により消滅します。 (4) 戦没者等の遺族に対する特別弔慰金 昭和6年9月18日(満州事変)以降の戦没者の遺族であって、一定の基準日におい て恩給法の公務扶助料、援護法の遺族年金などの年金給付を受ける権利を有する者が 死亡している場合に支給されます。 59 2 平成28年度可児市戦没者追悼式 戦没者遺族及び来賓が一堂に会し、先の大戦において亡くなられた方々を追悼し平 和を祈念するために、平成17年度から実施しています。今回で12回目の開催となりま す。 【日 時】 平成28年10月20日(木) 午前10時30分から 【場 所】 可児市文化創造センター小劇場 平成27年度参加実績 遺族等 約150人 来賓・出演者等 30人 ※岐阜県戦没者追悼式 【日 時】 平成28年10月21日(金) 午前10時00分から 【場 所】 岐阜県戦没者慰霊塔前(岐阜市鏡岩) 3 平成28年度戦没者遺児による慰霊友好親善事業 一般財団法人日本遺族会は「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」の参加者を募集 しています。 同事業は、厚生労働省から補助を受け実施しており、先の大戦で父等を亡くした戦 没者の遺児を対象として、父等の戦没した旧戦域を訪れ、慰霊追悼を行うとともに、 同地域の住民と友好親善をはかることを目的としています。 詳細については、一般財団法人日本遺族会事務局(電話 い合わせください。 60 03-3261-5521)までお問