...

平成22年度ジェトロRIT事業採択案件一覧表

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

平成22年度ジェトロRIT事業採択案件一覧表
平成22年度ジェトロRIT事業採択案件一覧表
No
申請案件名
北海道-ロシア極東地域
【寒冷地住宅】
北海道では寒冷地住宅の建設や住宅関連資材・設備・機器等で優れた技術や
製品を有する企業がある。ロシアでは富裕層の出現による戸建住宅建設熱が高
まっており、極東地域には北海道の寒冷地住宅に強い関心を寄せる企業群があ
る。ビジネス展開を進める上での現地企業との連携や建材の機構・耐震性・低コ
スト化の課題を解決し、技術交流・産業交流の活発化を目指す。
福島県郡山地域-韓国・江
原道原州地域
【医療福祉関連機器】
福島県郡山市を中心とする「テクノポリス圏域6市町村」では、「郡山地域高度技
術産業集積活性化計画」を推進しており、アライアンス企業群が産学連携で医療
福祉関連分野の技術開発、新事業創出に取り組んでいる。2009年11月に「医療
福祉機器開発 相互技術協力協定」を締結した、韓国・原州との企業間連携を促
進し、地域産業の競争力強化や新産業創出による産業構造改革などを目指す。
1
2
概要
湘南地域-フィンランド(オウ 湘南地域の情報通信関連企業は国内大手に納入できる優れた技術を持ってお
り、ベンチャー企業においても新発想・新技術に基づく事業創出に意欲を持って
ル市、ヘルシンキ市)
3 【情報通信・電子機械機器】 いるが、販路拡大が大きな課題である。フィンランドの情報通信分野の優れた技
術・製品とのコラボレーションを実現し、ひいては、医療福祉分野等でも新製品・
新産業の創出を行う。
富山県-イタリア中北部
【医薬品】
4
富山県の医薬品業界は大手製薬企業からの受託生産で活況を呈しているが、
中長期的には独自技術の開発・技術導入等により差別化することが求められて
いる。スイスとの交流経験を生かし中小の製薬メーカーが独自技術で活躍してい
るイタリアの同業界と連携し、富山県の業界が得意とするテープ剤、経皮吸収技
術、ジェネリック薬品等で共同研究・技術開発を目指す。
三重県-フランス・ローヌ・ア ローヌ・アルプ地域は欧州でも有数のメカトロニクス関連産業の集積地であり、同
産業の集積を促進している三重県とは、親和性が高い。両地域は既に産業協力
ルプ州
に関する協定を締結しており、同協定で重視する風力発電に関するセンサー等
【メカトロニクス関連】
の維持管理技術、省エネ関連技術での交流、メカトロニクス技術の様々な分野へ
5
の活用をテーマに共同研究開発を行う。具体的には、フランス側のもつ独自セン
サー技術と国内企業の持つ制御技術等との複合によって、新製品開発ひいては
普及率の低い市場への進出を目指す。
鳥取県-台湾
【食品】
鳥取では、氷温技術を使った食品加工が盛んである。
台湾では、近年人体への安心安全を意識した、より高品質な製品への消費者
ニーズが高まっており、鳥取のもつ氷温技術を活用する交流は台湾における食
の安心安全を担うことができる。また、台湾の優れた原材料や素食に関する食品
加工技術等と交流することで氷温食品の競争力強化と素食を基にした新しい氷
温ブランドと食品産業の構築を目指す。
九州-中国・山東省
【環境・リサイクル】
中国は急速な経済発展に伴い環境問題が極めて深刻化しており、環境関連産
業の市場が急速に拡大している。 一方、九州は中国への地理的近接性に加え、
様々な環境・リサイクル技術を有する企業等が集積している。中国市場に進出す
るためには、現地ニーズにマッチした新たな製品開発が必要であるため、中国山
東省の現地ニーズの詳細を探るとともに新製品開発を進めるパートナー発掘を
目的とした交流を推進する。
福岡市-シアトル、バンクー
バー地域
【ゲーム】
福岡市には、多くのゲーム開発企業が集積しており、地元企業の海外進出等を
通して、ゲームのハリウッドとして国内外での知名度向上を目指している。大手
ゲーム会社の開発スタジオが立地し、先進的な技術を保持するゲーム産業クラ
スターが形成されているシアトル、バンクーバー両市との交流を通じて新技術導
入や共同開発を目指す。
大分県-韓国・忠清北道
【半導体】
大分LSIクラスター形成推進会議では、半導体製造に不可欠な評価工程を核と
する高度製造技術の戦略的集積を図り、品質・コスト・スピードにおいて国際的な
競争力を有するクラスター形成を進めている。
韓国には、新規設計要求に対応できる製造先を探すファブレス企業が存在して
いる。大分県の同クラスター参加企業がそこへファブを提供したり、製品の検査・
評価を行うことにより新製品の共同開発を目指すとともに、共同開発商品の第三
国への提供も視野に入れる。
6
7
8
9
Fly UP