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2013年12月号 - NPO法人わくわくかん

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2013年12月号 - NPO法人わくわくかん
NPO
月 法人わくわくかん
発行 〒114-0034
東京都北区上十条 1-3-6-202
TEL:03-3906-9997
http://www.wakuwakukan.net/
2013 年 12 月号(通巻 153 号)
リボン便り
シャケ Zo くん
??なぜリボン??
??なぜリボン??
生まれ変わった、再生したという意味
生まれ変わった、再生した
の(Reborn)
。
という意味の(Reborn)。
新しく生まれ変わる「便り」にしたく
新しく生まれ変わる「便り」
て、名付けました。
平成 25 年 11 月 7 日から 10 日にかけて台湾に研修に行きました。台湾の障がい者雇用の現状を視察し、6 つの国・地
域から 300 余名が集まった第 4 回アジア障害者国際大会に参加してきました。
第 4 回アジア障害者交流大会(台湾)へ参加して
初日の7 日は障がい者雇用を積極的に進めているコンビ
ニエンストアを視察。当日は、台北市労働局の職員の方達
が迎えくれました。台湾ではコンビニがとても多く、人々
の生活には欠かせないものとなっています。
そうした中で、
地域で就労を進めるにあたって、障がい者が工夫している
ことや業務の切り分けの仕方などを聴きました。実際に店
内に入って仕事の様子を見せてもらいました。そこでは制
服を着て、笑顔で働いている当事者さんの姿がとても印象
的でした。
その後、場所を移してパン工房に行きました。店内に入
ると日本語で「こんにちは」と笑顔で挨拶をしてくれ、そ
こで作ったお菓子の試食を勧めてくれました。ここでの売
上の 60%は結婚のお祝いに使う贈答品だそうです。ガイド
の方も、友達のお祝いでここのお菓子を何度かもらってい
るとおっしゃっていました。記念に働いているところを写
真に撮りたいと言ったら、
「私をですか?」と日本語で返事
をしてくれ、親しみを感じました。
翌 8 日、9 日は国際大会です。会場は国際会議が開かれ
る程の設備の整った所でした。そこに、台湾、中国、韓国、
フィリピン、ベトナム、そして日本と、障がい者の権利の
充実をめざして日々、活躍されている各国の人々が集まり
ました。第 4 回目となる今回のテーマは、
「障害者の就労と
社会的企業を軸としてアジアの草の根交流」というもので
した。
基調講演、活動報告、全体討論、質疑応答、と各プログ
ラムはいずれも熱気と活気に満ちたものでした。どの国で
も福祉政策は重要事項として取り上げられてはいるものの、
実際は働く場はまだまだ少ない、
制度が追い付いていない、
財源や予算が少ない等、課題はどの国でも共通しており、
感慨深いものがありました。
8 日の夜は交流パーティー。この夜は志を共にする仲間
が国境を越えて親睦を深める時となりました。10 日は有機
ひ ご
農法で自然食品を販売している庇護工場を訪問しました。
12 月 03 日(火)
12 月 07 日~08 日
12 月 14 日(土)
12 月 16 日(月)
12 月 17 日(火)
12 月 18 日(水)
庇護工場と
は台湾の労
働政策の一
つで、障が
い者を雇用
している事
業者を育成
する制度で
す。資金面
と行政が管
理している
土地の一つ
で、障がい
台湾の労働局から韓国と日本の代表に記念品が・・・ 者を雇用し
ている事業
所を育成する制度です。主に資金面と行政が管理している土
地を安く提供するなどの施策を取っています。
・ ・ ・ ・ ・
今回の訪問では台湾のおもてなしが随所にありました。先
のオリンピック招致のプレゼンテーションでにわかに脚光を
浴びているおもてなしですが、それは日本だけのものではな
いと思いました。私たちが台湾の空港に着くと、とても流暢
に日本語を話すガイドさんが迎えてくれ、最終日まで決め細
やかな対応をしてくれました。大会の間は、飲み物や食べ物
に困ることはありませんでした。休憩時間になると、別室で
お茶とお菓子が用意され、至れり尽くせりでした。
今回の視察では、当たり前のことを改めて気づかされまし
た。それは、
「障がいを持っている人はどの国にもいる」とい
うことです。普段、この仕事に携わっていると、国の福祉政
策について、疑問を持ち、矛盾を感じ、不満が募ります。け
れども、それは国内の法律の一部という極めて限定的な視点
でとらえられた世界のことです。国によってハンデが偏るわ
けでなく、その点については国籍も国境も関係ないのです。
今回はそのこと改めて強く感じた 4 日間でした。
クリニック相談会 16:30~ わくわくかんメンタルクリニック 無料
第 31 回北区障害者作品展―ここから広がる未来の輪― 障害者福祉センター 無料
就労オープンスペース 16:30~ わくわくかん生活自立室
第 7 回連絡会議 16:30~ スカイブリッジ
家族懇談会 16:00~ 障害者福祉センター4F
法人理事会 13:00~ 忘年会 17:30~ 赤羽会館
<わくわくかん12月予定表>
1
就労移行支援事業
北区赤羽南 2-6-6 TEL:03-3902-9996
花の植え替え
11 月 6 日に赤羽駅前の花壇の花の植え替えがありました。
赤羽会館前の花壇の花は年に 2 回、夏と秋に植え替えを行っています。今回も北区の方やボ
ランティアさんと一緒に参加させていただきました。普段水曜日には、公園清掃とインフォメ
ーションのプログラムを行っていますが、植え替えを行う日は公園清掃のみにし、あかばね就
労開拓校からも人数を多く出すようにしています。
水やりをメインに参加をしていますが、数名はボランティアさんと一緒に植え替えも行っ
ていただきました。日当たりの良い場所は根っこまみれで、少々手のかかる花壇もいくつか
あり、
掘るのも大変で力を入れすぎて土が飛んでしまったり…少し苦戦したところもあったよ
うですが、ボランティアさんに教わりながらみなさん丁寧に植え替えをしていました。
水やりも普段は一人で 2 つのじょうろを持ってやってますが、「今日は人数も多いし、
みんなでやりたいから 1 人 1 つずつでやりませんか?」と声をかける利用者さんもい
て、うまく分担をしてロータリーの中を何往復もしている姿が見られました。
参加者が多かったこともあり、1 時間もかからずに終わらせることができました。今
後も引き続き公園清掃の時に水やりをしていくので、花の成長が楽しみです。
第31回
北区障害者作品展
~ここから広がる未来の輪~
2013年12月7日(土)・8日(日)午前10時~午後4時(8日は午後3時まで)
12 月の障害者週間に、北区の障害者団体が集まって障害者作品展を行います。今回で 31 回目になります。
開拓校では、作業プログラムで作った小物を販売します。
今回は、わくわく配食サービスに焼き菓子を作ってもらいクラフトバンドで作ったカゴに入れて販売もします
『障害者週間』記念講演会
≪あきらめない心≫~どんな状況でも夢をもつ~
12月8日(日) 13:00~14:30
講師:車椅子のアーティスト
さ
の
あ
み
佐野 有美 氏
場所:ふれあい館別館 第 1 ホール
定員:130名(先着順) ※車椅子席、
手話通訳有
「私は手足がなくても笑っていられます。
それは、目標を持って毎日を楽しく過ごしているか
ら。
」
人々の優しさや希望など、笑顔をとおしてみなさまに
お届けします。
2
【主催】北区・北区障害者団体連合会
【場所】東京都北区中十条 1-12-18
北区立 障害者福祉センター
オープニングセレモニー
2F
作品展示・販売
1F 2F 3F
バザー
3F
自主グループ作品展示コーナー2F3F
館内スタンプラリー
2F
(各日、先着 100 名様に景品)
みんなのひろば
ふれあい館別館
2F ミサンガ教室 ネイルアート
笑いヨガ しおり・ポチ袋作り
12 月 3 日~12 月 9 日は
障害者週間です!
就労継続支援 A 型事業
北区赤羽南 2-6-6
TEL:03-3598-0089
FAX:03-3598-0089
材料
1.
2.
3.
4.
【1 人分】
・木綿豆腐
110 g
・こ し ょ う
小 麦 粉
(ソースの具材)
・しめじ
10 g
・えのき 10 g
・長ネギ
2g
少々
(ソースの味付け)
・水
25 g
・しょうゆ
2 cc
・酒
1 cc
・かつおだし 少々
・片栗粉
適量
お豆腐を水きりする。 (キッチンペーパーにくるみ、まな板など平らな重しを上にのせ、30 分ほどおく。)
水きりが終わったら、片面に、こしょうをむらなくかける。
小麦粉を両面につけ、フライパンに多めの油をしいて、じっくり火が通るまで焼く。
※豆腐をフライパンに入れる時は、油がはねるので注意!!
フライパンをゆすってみて、豆腐が動いたら焼けた証拠です。
・お皿にとっておく。
⁂ ソース作り ⁂
・しめじは、石づきをとってほぐす。
・えのきは、石づきをとって 2 つに切りほぐす。
・長ネギは、縦半分に切り斜め半月切りにする。
・鍋に、カットした具材、水、調味料、片栗粉を入れ、火にかけて、かきまぜながら沸騰しトロミがつくまで煮る。
配食数を増やすのにチエをしぼって・・・
現在1日 100 食程度の食数を、今年度中に 120~130
にあります。しかし、今年の夏に、これまで週に5日、月に
食まで伸ばしたいと考えています。いろいろな部門で、チラ
150~170 食ほど注文をいただいていた、大口の団体のお客様
シのポスティングを行っていただいているおかげで、新規の
がやめてしまいました。月に 8~10 万の売り上げがなくなって
個人のお客様の注文は、少しずつではありますが、増加傾向
しまったので、かなりの痛手です。
個人のお客様も重要ですが、団体のお客様の獲得にも乗り出
さなければ、目標を達成するには時間がかかってしまうでしょ
う。食数が増えれば障がい者の雇用も拡大します。現在働いて
いる人の時間も(希望者については)伸ばすことができます。
そこで、団体のお客様の注文がもらえるよう、営業に回りた
いと考えています。配食業界も厳しいですから、ライバルはた
くさんいます。でも味は負けないと思っています!営業時に無
料試食券を配って、味で勝負したいと思います。食数が増え
て、みんなのお給料も増えて、長く働けるような環境を作って
いきたいです。
3
自立訓練(生活訓練)事業
〒114-0032 北区中十条 1-2-18
北区障害者福祉センター4F TEL 03-5963-6888
外出報告~井の頭公園~
11 月 15 日金曜日、王子キヨスク前に 9:30 集合。都
バスで、高円寺駅入り口まで行き、JR で吉祥寺まで行
った。歩いて井の頭公園まで行き、公園内の湖の橋の
上で記念写真を撮った。自由に散策後、昼食を摂り、
再び集合し、井の頭自然文化園(動物園)へ行った。
水生物館にも行ったが、さらに足を延ばしてアジアゾ
ウの“はな子”を観たり、ふれあいコーナーでは、モ
ルモットを抱くことができた。14:00 に再び集合し、
現地解散となった。あいにく小雨の降る寒い日であっ
たが、普段会うことができない動物や生物に、会うこ
とができて楽しい一日であった。
❖参加者の感想❖
☆
王子から高円寺までバス、これが通勤訓練じゃあ
ー!
(S.F)
☆ クレープおいしかった。
☆ 寿司屋に行った。立ち食いだったが、みそ汁と寿司
が本格的な味でおいしかった。値段も手ごろだった。
(580 円)
☆ 武蔵野市の公園に行っ
た。 /ファッキン!!
あいにくの雨天のため、
少々テンションが上がら
なかったが、モルモットが
かわいく、良い思い出にな
った。
クッキング感想①(10 月 1 日)
餃子、中華スープ、サイダー入りフルーツポンチ
ハヤシライス、大根とかにかまのサラダ
リンゴのせヨーグルト
★12 人分の、にんじんや玉ねぎを切ったりした。
★ルーを刻んでから入れた。牛肉は一口が大きか
った。
★大根サラダは、シャキシャキして歯ごたえがあ
り、おいしかった。
★大根サラダは、もう少し、パンチがある方がよ
4444444444
かった。
X
竹美のコーナー
クッキング感想②(10 月 27 日)
☆冬が来て 街がきらめくジングルベル
☆ マス 雪が降ったら ステキだな
★フルーツポンチにサイダーを入れたら刺激的だ
った。
★家で作ったことはないが、レンジで蒸したのは
固まった。焼いた餃子は、おいしかった。
★中 1 の時に家庭科で餃子を作ったことがある。
餃子はおいしかった。
★浜松風の餃子は焼き目がついておいしかった。
電子レンジの蒸し器で、餃子は作らない方がよ
かった。
★フルーツポンチは安くてうまい!
道―Tao―
野にさく S さんのように
風にふかれて
野にさく S さんのように
人を軽やかにして
そんな風にボクたちも
生きていけたら すばらしい
時には つらい人生も
トンネル抜ければ S さんがいる。
そんな時こそ S さんの
けなげな心を知るのです。 (T.F)
山下きよしの かえうた
4
就労移行支援事業
〒114-0032 東京都北区中十条 1-2-18
北区障害者福祉センター4F Tel:03-5963-6888
北区社会福祉協議会主催の映画を鑑賞
「明日の希望
悲しみよありがとう」に感動
11 月 16 日(土)、北区社会福祉協議会主催でチャリティ映画『明日の希望 悲しみよありがとう 高江
常男物語』の上映が赤羽会館で行われ、リボーンプロジェクトのメンバーがおおぜい参加しました。
のがクリーニング屋「光生舎」を始め、
大成功をおさめる。そして、現在でも
光生舎は事業を拡大しており、従業員
は 430 名になっている。社是は「誠心
誠意・努力敢闘・創造実践」と、まる
で高江氏の人生を象徴しているようで
ある。
本 映画 の 主 人 公、 高 江 常 男 氏 が障 が い
を 持ち な が ら も、 懸 命 に 努 力 し、 会 社
を創設していく。人生で起こりうる
様 々な 障 が い にも 精 一 杯 努 力 し、 乗 り
越えていく姿を見ていると、大きな勇気をもらえ、気
持ちが奮い立つようであった。
北海道の炭鉱に生まれた高江常男
は、少年時代に事故で右目を失って
しまう。義眼になった常男は、学校
での激しいいじめに逢いながらも必
死に勉強し、電気技師になるも、
3000Vの電気が流れている電線を
掴んでしまい、感電し、両腕を切断
する。
両腕を失うも、逆境にめげずに口
で筆を持ち、文章を書く練習を続け
る。そして努力の末、新聞記者にな
り、方々を取材する中で障がいを持つ人たちが、社会に
出れずにいる状況を肌で感じ、障がいがない人とあるも
リボーンプロジェクト訓練生からの外部研修報告
<映画への感想>
★ツネ男が電気ショックで両腕を失いましたが、クリ
ーニング屋を筆頭に障害者雇用を立ち上げ懸命に前向
きに生きていくというお話を見て、周りの人たちの優
しさやツネ男の頑張りに感動しました。(T・K)
★主人公は多くの物を失った。一方であきらめずに生
きつづけた事により、失った事により、別の幸せを手
に入れたのだと思う。(Y・S)
★伝記や自伝を読むとこんなすごい人がいたんだと感
動します。特に人助けに伴う屈強の精神には励まされ
ます。高江常男さんは片目でありながら精密な文章の
調べ物をして独自の事業の必要性を見い出しました。
先見の明のある協力者と出会えて本当に良かったと思
います。
私自 身 もそ の よう な人 々 と 出会 え てい る と思 いま す。
(K・E)
<トークイベントへの感想>
(社長のあいさつ) 《Free Design》
① 人の生き方、レベルに応じた企業でありたい。
② 仕組みを作ってチャンスを広げていきたい。
(森の学校牧大介さんのお話し)
① 西栗倉のベンチャーは色々なチャレンジをし
た。結果、地方交付金を再分配しているだけと、
けんそん。
② 利害調整、人さらい(リクルート活動行動)
(ほっとプラス藤田考典のお話)
① グループホームやヘルパーでお願いしている。
② 地域で眠っている社会活動をどうにかしよう。
③ 健康にホームレスが暮らせるようにする。
④ 自殺を止めた人がいる。
⑤ 社会資源が足りない。
⑥ 現状のサービスの取組み
⑦ 社会を変えていく
(五味淵のり子さんのお話し)
① マニュアル作りを担当
② 在宅でやることに不安があったが、教育的手段やし
くみを作ってやっている。
③ ペア制ピンチヒッター制
事務所はいつでも相談できる上司的存在
④ 家庭の事業に配慮している
特別なことがあった場合、ご家庭の協力が必要なっ
ていく
⑤ 顔が見える(webグループ研修)
「ありがとう」を言える
どこかで「ON」と「OFF」を切り替えて物事
を考えましょう。
(T・S)
★ホームレス雇用や働けない障害者の雇用はすごいな
と思いました。
リアルな映像で実感がわきました。そういったシステム
が増えてくると、社会が豊かになりますし、今よりもっ
と、人々が生きやすい優しい社会になると思います。
フリーデザインさんは一生懸命努力している会社だと
思いました。
(K・ T)
(BOND 橋ジュンさんのお話)
① とっても興味深いものでした。少女たちの立場
に立って必要な場所になってみる。
5
ご
第6回
わくわくかん
案
内
家族懇談会のお知らせ
開催日時
: 2013 年 12 月24 日(火)16:00~17:00
場 所
: 障害者福祉センター 4階 自立訓練室
内 容
: 懇談会
個人面談会 : ※(事前にお申し込みください)17:00~18:00
連 絡 先 : TEL
03-5963-6888
FAX
03-3906-9997
平成 25 年度
1月
「当事者が語る
その1」
2月
「当事者が語る
その 2」
年間スケジュール
3月
余暇の過ごし方とボランティア活動
メンタルクリニックの近況
クリニックの大山院長は、東京生まれの 50 代。と
てもきさくな先生です。
その後、大学病院の医局をへて、都内のみならず、
千葉県、栃木県、北海道など、地域で活躍されて
います。
8 月にオープンして、3 ヶ月がたちました。あまり
広報していませんが少しづつ、ご利用の方が増え
てきました。
当メンタルクリニックの開設の目的の1つは、診
察時間とゆったりととり、(初診 1 時間 ~1.5 時
間、再診 30 分)とご利用の方の声に耳をかたむけ
ることを大切にしています。
2 つめは、
先生の好きな散歩と医療を組み合わせ、
通院が困難な方の往診にも、今後取り組んでいき
たいと思っています。
また、月一回の先生を囲んでの相談会(無料:第 1
火曜日 16:30~17:30)も、毎回参加者があり、他
からの転院を考えている方は、事前に先生にお会
い出来るようになっています。また、家族の方の
ご相談も歓迎です。
「農事業
障害者
若者
・ちなみに、先生のお宅には、近くのノラねこさ
んが 20~30 匹近く集まってくるとか…。
ねこにも人気な先生です。
※わくわくかんには、14 年前から、グループホー
ム等の顧問医としてかかわっていただいておりま
す。
無料相談会のお知らせ
12 月 3 日(火)
農村と都市」をつなぐセミナー
日本の農業も時代と共に大きく変化してきました。
今日では農業の担い手も高齢化し、農畜産物も外国
からの輸入に翻弄され、農村自体が活気を失いつつ
あります。
政治的にも大きな問題になっている TPP の行方
次第では、日本の農畜産業は輸出型の大規模・企業
● 日時
化と、一方では地産地消型の小規模という二極化の
方向が進んでいくと思われます。消費者の動向もあ
いまって、農村の今後の行方が問われます。
従来より、障害者の働く場としてのみ農業に関わ
ってきた視点から、私たちもその担い手として取り
組んでいきます。
参加費無料
2014 年 1 月 18 日(土)13 時~17 時(17 時半より交流会)
2014 年 1 月 19 日(日)
● 会場
さいたま市与野本町コミュニティー 多目的ホール(小)※両日とも同じ会場です
● プログラム
〈記念講演〉 「農事業 障害者 若者 農村と都市を考える」
濱田 健司 一般社団法人 農協共済総合研究所 調査研究部 主任研究員
〈特別報告〉 農林水産省から(予定)
〈現場報告〉と〈全体討論〉
伊藤
勲(NPO 法人 やまぼうし)/猪瀬 良一(見沼田んぼ福祉農園協議会)/
高野 律雄(合同会社農場 たつかーむ)/島田 明子(NPO 法人 わっぱの会知多農場)/
石川 一郎(社会福祉法人 月山福祉会 障害福祉サービス事業 作業所月山)
主催「農事業 障害者 若者農村と都市」をつなぐセミナー実行委員会(共同連・埼玉障害者市民ネットワーク)
お問い合わせ:[email protected]
6
『就労オープンスペース』始まる!
NPO 法人わくわくかんの「就労オープンスペース」が 9 月から始まりました。“働くってつらいですね、でも、それ
を上回ってとても楽しいですね。”そんな「本当は皆が同じ経験をしているんだ」ということを実感できる場、元気に
なる場、励まし合える場、そしてこれから働きたい人にエールを送る場として、みんな一人ひとりが主人公のスペー
スとしてはじまりました。このオープンスペースのコーディネーター、おなじみトライ・ザ・ブルースカイの宮澤秀
一さんからの便りです。
NPO 法人わくわくかんで
働いている当事者は一般会社に対する「親善大使」だ
は、毎月第 2 土曜日の 16
と思います。会社を介在にして一般社会に「精神障害者
時~18 時に就労オープン
は、実は普通の人で、こんなに働けるのだ」と広く知っ
スペース(通称「はたらっ
てもらえる絶好のツールという意味もあります。
くす」)を開いています。
そしてお金を貰えると、それだけ豊かな生活ができま
平成 26 年 1 月のみは 25 日
す。お金がなければ幸せにはなれない、とは勿論思いま
です。
せんが、お金が必要とされる場面
働いていたり、これから働きた
があるのも事実です。「お金を稼
い精神障害当事者が集って想いを
ぐために働きたい」という気持ち
共有したり、様々な雑談をしたり
も当然と思います。
するミーティングの場です。ただし、会話内容は広く就
また明日からも皆で、元気印で働いて行きましょう!!
労関係の事に特化したいと考えています。
「はたらくっす」は開催時間中にいつ来られても、い
これまでの「はたらっくす」では「自分は少しだけ辛
つ退室されても自
い待遇なのだけど…」等の話が出て「自分もそうだよ」
由です。明日からの
と共感できる場になったりしています。
働く元気をチャー
実は「楽しい職場」というものはありません。
「自分で
ジするために、あな
楽しい職場にする」のです。しかし、それには心のパワ
たも是非気楽に「は
ーが必要で、そのためにも愚痴をこぼしたり「自分だけ
たらっくす」に参加
ではなくて、こんなに当事者の皆が同じ想いで働いてい
して下さい。
るのだ」と判るのも貴重な体験です。
〈働く〉ということ
茶話会での「昔と今」の感想
投稿
堀会長を囲んで、共同連の内容をふまえ
つつ、『働く』をテーマにリボーンプロジ
ェクトのスタッフ及びメンバーで話し合
いをしました。
堀会長のお話を聞いて、働き方の変遷に
ついて言われてみれば、そうだったかもし
れないと興味深いものだった。それは、
「今
昔」で「働く」と「生活」を結びつけて考
えていくというものだった。現在(今)の働
き方は多様であるが、昔は「自然相手」に
「皆で狩りを!」というスタイルであった。
しかも、「働く」と「生活」を一体化して
考えた時、今では、多くの人々は、交通手
段などを利用して生活圏とは離れて、ある
会社(組織)等で働く。一方で、昔の場合は、働く場と生活の場
はだいたい同じというものであった。
この事は、「職業の選択権」が今の生活スタイルに変わってい
ったからではないかとふと思った。
今にはなくなりつつあって、昔には確立していたことがある
ものもあった。それは、働く力のある人、ない人も一緒に工夫
しながら生活する為に働いていた。特に、人手を必要とする農
業は、共同生活というスタイル(子供もお
年寄りもみんなで働く)であった。それが
現在では、時代の変化とともに、工業主体
(工業が基本)へと変わっていった。私個人
の意見とすれば、前者の農業みたいな共同
生活が人間本来の生き方らしくていいな
と感じる。具体的に何故かと聞かれれば、
難しい事になるが、「人と向きあう」とい
う形が自然にあるからではないかと思う。
感想が長くなってしまったが、堀会長も話
されたが、「家族的な職場」が今の時代、
必要としていると感じた。
(T.N)
7
ヘルパーさんのお仕事
ヘルパーステーションわくわくかんは平成 17 年に開設し今年で 8 年目
になります。事業全体としては小規模でヘルパー講座(現介護職員初任者
研修)をやっていたこともあり、何人かの卒業生が登録ヘルパーさんとし
て一緒に働いています。そこにズームインしてみました。
現在グループホームの食事提供と障害者の生活支援を中心に業務を行っていま
す。グループホームの食事提供は朝食を作ることが主な仕事ですが、いつも美味し
く食べていただければと自分なりに工夫して作っています。また健康面のことも考えるようにしています。例えば、高血圧の人に
はできるだけ塩分を控える中、それでも、美味しく感じていただけることを心掛けています。時として濃い味を要求される事もあ
るのですが、そのような時は、健康面で心配になることがしばしばあるのが現状です。今後は食材や調味料などに今まで以上に工
夫してより健康的な食事提供ができればと感じています。
障害者の生活支援は主に掃除などの家事援助が中心です。通り一遍の家事を行うこともあれば、自立を目指しながら助言を加え
支援することもあります。障害者の支援は高齢者介護と違って将来があることなので、できればその人が自立していける支援をし
ていきたいものです。その人の障害がどうあれ、少しでも自立に向かう、そして将来的にはヘルパーが要らなくなるという支援を
していきたいものです。また、ヘルパーとしても自立に向かう支援ということはやりがいを感じるのも事実です。この自立という
ことは、家事援助だけではなくグループホームの方々にも少なからず言えることだと思います。理想は、やはりひとり暮らしでは
ないかと思うからです。困難があっても、どこまでも自立を目指す支援をしていくべきだと感じています。障害者の支援の中でヘ
ルパーが少しでも自立への手助けとなることを私は願うばかりです。
(男性ヘルパー 5 年目 Ⅰさんより)
「2 番目の人生」
トライ・ザ・ブルースカイ
代表 宮澤秀一
私のこれまでの人生を振り返ると「2 位」という事がとても多いのに気が付く。2 位は記録
に残らないので、それ自体全く意味がないと思う。中学時代に 1500m 走が野球部の猛者の
次の学年 2 位だった。運動会では、いつもゴール直前で抜かれた。それは一番悔しい負け
方で、あいつもよくシナリオを考えていたなぁ、と思う。勉強も一番成績が良かった時は
中学 3 年の最初のアチーブメントテストで、学年 2 位だった。一言で言えばどんな時にも、
どんな学校にも本気で勉強している生徒が 1 人はいる、という事だろう。私はこの事で大
いに自惚れて、以後勉強をしなくなり成績は急降下して行く。小学時代の硬式野球のリト
ルリーグも、副キャプテンで 2 番の位置だった。只、副キャプテンというスタンスは実は
何も意味がなくて、何をした訳でもない。もうそろそろ、人生で「一番です!」と堂々と
言える様な、proud な位置付けを戴けませんか?神様!!
グループホームわくわくかん
就労支援センター北わくわくかん
登録者(2013 年 10 月末)
就職者
グループホームわくわくかんでは、男性 2 名、女性 4 名が入居
中です。卒業に向け、TさんとOさんが本格的に家の物件探しが
始動しています。生活保護の家賃の壁はとても高く、前途多難で
すが、みなさん、応援よろしくお願いします♪!
418 名
3 名(事務・清掃・クリーニング)
先月
ご協力いただいた皆様
FreeDesign 株式会社・第一生命チャレンジド・北区障
害福祉課・北区社会福祉協議会・北区区議会・なごや障害
者就業生活センター・NPO 法人わっぱの会・東京都障が
い者就業支援・事業所の会・ハローワーク上野・飯田橋・
品川・王子・豊島区通勤寮・江戸川区就労支援センター・
那須志島ふるさとファーム・ヤサカ観光、リンクマーケテ
ィング
ほか多くの方にご協力いただきました。
◆編集後記◆
非正規雇用の政府関連統計は 41 もあるという日経報道は驚きだ。しか
も同じ総務省でも 1908 万人と 2040 万人と 100 万人以上の開きがある
という。若者と女性に非正規雇用が集中する時代、これで次の世代の対
応は大丈夫かと思う。
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