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DYNACOLL

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DYNACOLL
DYNACOLL®
ポリエステルポリオール、
コポリエステル
およびポリアクリレート
エボニック。あふれる創造力。
13
DYNACOLL® 7000
接着剤&シーリング材向けに開発されたポリマー
ポリエステルポリオール
DYNACOLL® 7000 ポリエステルポリオールにより、
エボニックは一液型
湿気硬化性ホットメルト(RHM)接着剤およびシーリング材向けのオーダー
メイド原材料を提供します。
DYNACOLL® 7000 製品は、1級ヒドロキシル
基と中間分子量と持つ直鎖コポリエステルです
製品シリーズはその形態によって 3 つのグループに分けられます。
t%:/"$0--¥ǪǤǭǭシリーズ 非結晶性、固体
t%:/"$0--¥Ǫǥǭǭシリーズ 液状、
ペースト
t%:/"$0--¥ǪǦǭǭシリーズ 部分結晶、固体
製品グループは、
「積み木型」
システムとして設計されていて、
ほとんどの
DYNACOLL® 7000 ポリエステルポリオールは互いに相溶性があります。
一部のグレー
ド同士は相溶しませんが、
混合可能なシステムは多くのアプリケーションでも必要とされ
ます。DYNACOLL® 7000 コポリエステルは通常 25 または 30kg 、
および 190 または
200 kg のスチールドラムで供給されます。液体バルクによるデリバリーも必要に応じて
特別にご用意可能です。
利点
当社の
「積み木型」
システムは、低温塗工と耐熱性を有する反応性 PUR ホットメルトの
正確な調合を可能にします。RHM 特性による基本的な効果は以下の通りです。
t%:/"$0--¥ǪǤǭǭシリーズ
tオープンタイムを短縮
t初期強度、溶融粘度および極性基材への接着強度を増加
t%:/"$0--¥Ǫǥǭǭシリーズ
t柔軟性、
オープンタイムおよび非極性基材への接着強度を増加
t溶融粘度を低減
t%:/"$0--¥ǪǦǭǭシリーズ
tオープンタイムを短縮 (結晶化度に依存) および溶融粘度を低減
t初期強度を増加
14
DYNACOLL® 7000
製品群
特性
溶融粘度
グレード
水酸基価 2)
酸価 2)
分子量
ガラス
転移温度
融点
軟化点
(R&B)
23°C での
比重
引火点
80 °C
130 °C
[mg KOH/g]
[mg KOH/g]
[g/mol]
[°C]
[°C]
[°C]
[kg/dm3]
[°C]
[平行板]
[Pa s]
[平行板]
[Pa s]
7110 1)
50 - 60
8 - 12
2,000
10
52
1.08
>300
1
71101)
7111
27 - 34
最大 4
3,500
20
61
1.23
>300
3
7111
7130
31 - 39
最大 2
3,000
30
76
1.17
>300
10
7130
7131
31 - 39
最大 2
3,000
30
76
1.23
>300
10
7131
7140
18 - 24
最大 2
5,500
30
87
1.21
>300
50
7140
7150
38 - 46
最大 2
2,600
50
95
1.26
>300
50
7150
7210
27 - 34
最大 2
3,500
-15
1.29
>200
11
7210
7230
27 - 34
最大 2
3,500
-30
1.17
>200
10
7230
7231
27 - 34
最大 2
3,500
-30
1.21
>200
8
7231
7250
18 - 24
最大 2
5,500
-50
1.15
>200
5
7250
7255
27 - 34
最大 2
3,500
-60
32
40
1.11
>200
2
7255
7362
47 - 54
最大 2
2,000
-60
53
60
1.15
>200
0.5
7362
7360
27 - 34
最大 2
3,500
-60
55
63
1.16
>300
2
7360
7363
18 - 24
最大 2
5,500
-60
56
63
1.16
>300
5
7363
7365
14 - 20
最大 2
6,500
-60
57
63
1.16
>300
10
7365
7361
10 - 16
最大 2
8,500
-60
57
65
1.16
>300
15
7361
7381
27 - 34
最大 2
3,500
65
73
1.16
>300
2
7381
7380
27 - 34
最大 2
3,500
70
77
1.10
>300
2
7380
7330
27 - 34
最大 2
3,500
85
90
1.17
>300
0.3
7330
7320
27 - 34
最大 3
3,500
-20
92
1.23
>300
4
7320
7340
27 - 34
最大 2
3,500
-40
96
102
1.19
>300
1
7340
7331
27 - 34
最大 2
3,500
-30
110
115
1.19
>300
2
7331
7390
27 - 34
最大 3
3,500
-30
115
118
1.29
>300
0.7
7390
7321
27 - 34
最大 2
3,500
-25
123
128
1.20
>300
3
7321
グレード
非結晶性
液状
結晶性
1)
2)
15
要求に応じて特別対応
水酸基価と酸価は納入時の仕様
DYNACOLL® 7000
反応性ホットメルトの準備
溶解した DYNACOLL® グレードを釜に充填し約 130℃ まで加熱し、10 mbar 未満で
45 分間乾燥されます。水分は架橋反応を防止し、
良好な貯蔵期間と RHM の粘度安定
性を得る上で大切です。
計算された量のイソシアネートを保護ガス(乾燥した窒素または二酸化炭素)をゆっくり
注入しながら添加し、溶解しながら急速に均質化します。反応時間は通常 120 ∼ 130℃
で 45 分です。
イソシアネート含有量が理論値に達すると反応は終了します。
イソシアネート含有量は、過剰のジブチルアミンを含む RHM の反応と塩酸による滴定
によって決定されます。
メルトはその泡がなくなるまで脱気しなければなりません。
その
後、反応性ホットメルトはコンテナに充填されて、湿気のない暗い環境に保管されます。
ア
プリケーションによっては、
メルトをろ過することが推奨されます。
品質管理のため、以下のデータ、
すなわちイソシアネート含有量、
高温での粘度、融点または軟化点 (R&B) 、
オープンタイムを決定しなければなりませ
ん。
計算式:
重量 (ジソシアネート) = (WPES1 . OH1 + WPESn . OHn) . EW . R
56110
WPES1 = ポリエステル 1 の重量
OH1 = 水酸基価ポリエステル 1
WPESn = ポリエステル n の重量
OHn = 水酸基価ポリエステル n
EW = 使用されたジイソシアネートの等価重量
R = ジイソシアネート対水酸基グループの比率
DYNACOLL® 7000 をベースにした反応性ホットメルト接着剤
tさまざまな基材に対して優れた接着力を発揮
tさまざまな産業の多様な用途(木工、
自動車、
包装、
テキスタイルなど)や製本およびサ
ンドウィッチ接着へソリューションを提供
t標準的なホットメルト装置によって塗布可能(ロールコーター、
ビード、
スプレー、
メルト
プリントアプリケータ、
その他)
16
DYNACOLL® 7000
反応性ホットメルトデータ
OH : NCO = 1 : 2.2 の比率による 4,4’- ジフェニルメタンジイソシアネート (MDI) と DYNACOLL® との反応製品
特性
溶融粘度
軟化点
(R&B)
オープンタイム
セットタイム
引張強度
破断時伸び率
130 °C
[°C]
[s]
[s]
[N/mm2]
[%]
[平行板]
[Pa s]
7110 1)
64
10
1
もろい
3
7111
71
6
1
もろい
13
7130
88
1
1
もろい
50
7131
88
1
1
もろい
45
7140
102
1
<1
もろい
700
7150
105
<1
<1
もろい
400
45
数時間
数時間
15
800
5
7230
数時間
数時間
15
900
9
7231
数時間
数時間
15
900
8
7250
数時間
数時間
15
1,500
9
40
数時間
数時間
30
1,100
5
7362
55
130
35
25
400
2
7360
59
80
15
25
400
4
7363
61
50
15
25
400
11
7365
63
50
15
20
300
18
7361
63
50
10
20
300
30
7381
67
35
3
20
80
5
7380
73
20
1
20
20
5
7330
85
35
3
25
15
3
7320
87
40
35
35
500
48
7340
97
120
60
30
700
12
7331
110
90
30
30
500
20
7390
118
20
10
30
10
4
7321
123
70
25
35
400
30
グレード
非結晶性
液体
7210
7255
結晶性
1)
17
要求に応じて特別対応
DYNACOLL® 7000
7140
7150
7210
7230
7231
7250
7255
7320
7321*
7330
7331
7340
7360
7361
7365
7380
7381
7390
1)
+
+
+
+
+
+
–
+
–
–
+
+
+
–
–
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
–
–
+
+
+
+
+
–
+
+
+
+
+
–
–
+
+
+
+
+
–
+ +
+
+ +
+ +
+
+
+ +
– –
+ +
– +
– +
+ +
+ +
+ +
– –
– +
+ –
+
+
+ + +
+ + + +
+ +
+
+
+
+
+ + + +
+ +
+
+
+
+ + + +
+ + +
+
+ +
+ +
+
+ + +
+ + + +
+ + + +
+ + + +
+ + + +
– – + –
– + + +
–
–
要求に応じて特別対応
130 °C (* 140 °C で)で 24 時間保管後、
メルトの目視評価:
+ = 透明
= 不透明
1:1 コポリエステルの混合
= 濁り
– = 相分離
MDIと反応したコポリエステルの1:1 混合 (OH : NCO = 1 : 2.2)
18
+ +
+
+ +
+ +
+
+ +
+
+ +
+ +
+
+ +
+ +
+ +
+ +
+ +
+
+
+ +
+ +
– –
+ +
–
7390
7381
7380
7365
7361
7360
7340
7331
+
+
+
+
7330
+
+
+
+
+
+
7321*
+
+
+
+
+
+
+
7320
+ +
+
+ +
+ +
+
+
+
+ +
+ +
+ +
+ –
+ +
+ +
+ –
+ –
+ +
+ –
+ –
+ –
– –
– –
– –
7255
7150
7140
7131
7130
7250
7131
7231
7130
+
+
+
–
+
+
+ +
+
+
+ +
+ –
+ +
+ +
+ –
+ –
+ +
+ +
+ –
+ +
+ +
+ –
+ –
+ –
–
+ –
+
7230
7111
+ +
+
+
+ +
– +
+
+ +
+ +
+ +
+ +
+ +
+ +
– +
– +
– +
– +
+ +
+ +
+ +
– –
– –
+ –
7210
7110 1)
7111
グレード
7110 1)
相溶性
+ +
+
+ + – – +
+
+ +
+ +
+ +
+
+
+
+
–
+
+
+
+
+
+
+
–
+
+
+
+
+ – +
–
+
+ + +
+ + +
– +
+
+
+
+
+ + +
+ +
+
+
+ +
– – –
+
+
+
–
+
DYNACOLL® 7000
分析方法
水酸基価
DIN 53 240-02 に従って測定
約 2-3 g のポリエステルをジクロロメタンまたは THF に溶解する。触媒として 4 ジメチルアミノピリ
ジンを使用し、
無水酢酸によって室温でエステル化されます。反応を起こしていない無水化合物の加
水分解の後に、0.5N のメタノール性 KOH によって滴定する。
酸価
DIN EN ISO 2114 に従って測定
約 4 g のポリエステルを 50 ml のテトラヒドロフランに溶解する。
テトラヒドロフランとエタノールの
等重量による混合物を 50 ml 加えた後に、
フェノールフタレインに対するメタノール性またはエタノ
ール性 KOH によって滴定する。
分子量
水酸基価と酸価の合計に基づいて分子量は計算されます。
ガラス転移温度
DIN 53 765 に応じて決定
ガラス転移温度は融点に関して決定されます。
融点
DIN 53 765 に従って測定。
融点は DSC 機器を用いて測定。サンプルと空の基準るつぼは 20°C/ 分で加熱。融点は融解ピー
クの最大値と一致します。
より良い再現性を得るために、2 番目の加熱操作からの値を使用すること
が通例となっています。
軟化点(環球法)
DIN ISO 4625 に従って測定。
サンプルは溶融しリングで成形され、
メルト (または、結晶性物質の再結晶) が凝固した後に、
リング
はテストフレームに準備する。
溶融サンプルにクロムメッキ鋼球を載せ、
グリセリン槽へ浸漬させます。
グリセリンは約 5 ℃/分の
割合で加熱されます。軟化点 (R&B) は、鋼球がテストフレームのベースプレートに接触したときのグ
リセリン槽の温度となります。
密度
DIN 51 757 に従って測定
引火点
ISO 2592 に従って測定
オープンタイム
エボニックの社内法に従って測定。
溶融物を 130°C まで加熱し、約 0.5 mm 厚のフィルムになるように紙面に塗布されます。
複数の紙片を一定の時間間隔でメルトへ押し当てます。接着面がタックフリーの状態になると、
紙片
が剥がれます。剥がしたときに繊維の破れや引き裂きなどが全く確認されない紙片の接着まで経過
時間をオープンタイムとします
19
DYNACOLL® 7000
分析方法
セットタイム
エボニックの社内法に従って測定
セットタイムとは、
接着された 2 つの木製キューブが手で力を加えても捻れなくなるまでの時間で
す。
溶融粘度
DIN EN ISO 3219 、平行板式粘度計により測定。
引張強度 / 破断時伸び率
DIN 53 504 に従って測定
ダンベル状試験片を 0.5 mm 厚の湿気硬化後 RHM フィルムから切り取ります。
硬化条件は 7 日、20 ℃、
および 65 % の相対湿度です。破断時伸び率は、
ダンベル状試験片のバー
に印されたもともとの 10 mm セクションの長さに対する破断時の伸び率で示されます。
20
DYNACOLL® S
接着剤&シーリング材向けに開発されたポリマー
コポリエステル
エボニックは、
その DYNACOLL® の製品シリーズで、
さまざまな熱可塑性ホットメルトお
よび溶剤系アプリケーションに対応する高分子量熱可塑性コポリエステルを提供しま
す。
個々のグレードはその融点、結晶化度と硬さの度合い、
およびセットタイムにおいて異な
ります。
結晶化度によって、製品範囲は 4 つの基本的なグループに分かれます。
t%:/"$0--¥4高結晶性グレード
t%:/"$0--¥4中結晶性グレード
t%:/"$0--¥4部分結晶性グレード
t%:/"$0--¥4非結晶グレード
DYNACOLL®S のコポリエステルは、
通常 20 または 25 kg の袋入りペレットとして供給
され、
接着フィルム、
ウェブまたはネット、
粉体、
ペースト、
ホットメルトおよび溶液などの形態を
持つ用途で利用できます。
利点
t%:/"$0--¥4o高結晶性グレード
t短いオープンタイムと高耐熱性
t良好な溶剤および化学耐性
t%:/"$0--¥4中結晶性グレード
t適度なオープンタイム
t非常に良好な接着強度と耐熱性
t%:/"$0--¥4部分結晶性グレード
t長いオープンタイムと良好な耐熱性
t多くの基材に対して優れた接着性
t%:/"$0--¥4非結晶グレード
t多くの溶剤で良好な可溶性
t多くの基材に対して非常に良好な接着性
21
DYNACOLL® S
製品群
[°C]
[°C]
195
195
35
68
S 341 HV
160
150
-30
S 341
160
150
S 1272
140
S 1252
引張強度
破断時伸び
率
[s]
[N/mm2]
[%]
79
5
40
7
80
55
10
15
50
-30
65
52
10
15
30
128
0
84
53
10
25
400
135
120 2)
20
94
64
5
20
450
S 1247
130
120 2)
5
85
46
10
25
450
S 1218
130
115
15
80
63
20
20
S 320 1)
120
100
-40
80
32
40
S 1227
115
100
10
80
63
S 1450
135
125 2)
0
5
1
87
S 1402
100
90 2)
-10
5
3
S 1401
97
85 2)
-25
6
S EP 1408
90
80 2)
-30
グレード
酸価
粘度指数
[mg
KOH/g]
[mg
KOH/g]
[cm3/g]
ショア D
硬度
160 °C
160 °C 180 °C
180 °C
200 °C
220 °C
200 °C
50
–
–
–
–
–
S 243
220 °C
トルエン
[°C]
オープンタイ
ム
水酸基価
グレード
MEK
(メチルエチルケトン)
ガラス
転移
温度
可溶性
酢酸エチル
融点
溶融粘度 [Pa s]
トリクロロエチレン
軟化点
メルトフローレート (MFR) [g/10 min]
塩化メチレン
特性
高結晶性
S 243
130
240
200
300
500
300
600
750
30
60
120
20
30
300
10
5
33
78
2
4
中結晶性
30
20
10
+
–
–
–
–
S 341 HV
20
10
5
+
–
–
–
–
S 341
330
140
65
+
–
–
–
–
S 1272
45
900
360
180
+
–
–
–
–
S 1252
60
110
240
120
60
+
t
–
–
–
S 1247
30
60
110
300
150
80
+
t
–
–
–
S 1218
600
240
500
10
5
3
+
–
–
–
–
S 320 1)
15
350
40
90
150
240
120
60
+
t
–
–
–
S 1227
15
25
700
80
140
220
110
40
+
–
–
–
–
S 1450
27
15
10
400
100
220
360
80
50
30
10
+
+
–
–
t
S 1402
80
19
15
5
500
110
190
290
80
40
25
15
+
+
t
t
+
S 1401
2
87
17
50
2
300
75
130
200
100
55
30
15
+
+
+
+
+
S EP 1408
250
210
240
部分結晶性
非結晶性
1)
S 1606
155
65
4
2
62
80
15
60
5
30
60
150
90
+
+
+
+
–
S 1606
S 1611
130
50
4
2
61
79
10
20
3
100
190
70
15
+
+
+
+
+
S 1611
S 1426
140
35
4
2
90
78
20
50
5
15
30
60
270
+
+
+
+
+
S 1426
S EP 506.01
125
40
6
5
65
80
5
130
230
+
+
+
+
+
S EP 506.01
要求に応じて特別対応
光学特性
全データは代表値です
1)
1) 要求に応じて特別対応
2)
22
+ = > 10% (可溶性)
t = < 10 % (やや不溶)
– = < 1% (実質的に不溶)
DYNACOLL® S
用途
▯
S EP 506.01
▯
S 1426
▯
S 1611
▯
S 1606
▯
S EP 1408
接着フィルム
非結晶性
グレード
S 1401
▯
S 1402
S 1218
▯
S 1450
S 1247
▯
S 1227
S 1252
▯
S 341
ホットメルト
S 243
S 1272
部分結晶性
グレード
S 320
中結晶性
グレード
S 341 HV
高結晶
性
グレー
ド
▯
▯
▯
テキスタイル
▯
▯
接着ウェブとネット
▯
▯
▯
▯
▯
プロファイルラッピング
塩ビ窓枠
▯
金属 / プラスチック接着
金属用プライマー
▯
▯
▯
▯
エレクトロニクス産業
溶剤系接着剤
▯
ホットメルト接着剤
▯
▯
▯
▯
▯
▯
自動車産業
エアフィルター接着
▯
▯
内装用テキスタイルラミネーション
▯
装飾フィルムラミネーション
▯
▯
▯
▯
▯
▯
包装材料
生分解性接着剤
▯
フレキシブルパッケージ
ポリマー改質
反応性ホットメルト用接着剤
マスターバッチ
23
▯
▯
▯
▯
▯
▯
▯
DYNACOLL® S
分析方法
軟化点(環球法)
DIN ISO 4625 に従って測定。
溶融したサンプルをリングで成形し、
溶融サンプル(または、結晶性物質の再結晶)が凝固した後、
テ
ストフレームにセットする。
溶融サンプルにクロムメッキ鋼球を載せ、
グリセリン槽へ浸漬させます。
グリセリンは約 5 °C/分の
割合で加熱されます。
軟化点 (R&B) は、鋼球がテストフレームのベースプレートに接触したときのグ
リセリン槽の温度となります
融点
DIN 53 765 に従って測定。
融点は DSC 機器を用いて測定されます。サンプルと空の基準るつぼは 20 °C/ 分で加熱されます。
融点は融解ピークの最大値と一致します。
より良い再現性を得るために、2 番目の加熱操作からの
値を使用することが通例となっています。但し、
グレードによって融点は光学式 (メトラーFP82) で測
定されます。
ガラス転移温度
DIN 53 765 に応じて決定
ガラス転移温度は融点に関して決定されますが、10 °C/分の加熱率で実施されます。
水酸基価
DIN 53 240-02 に従って測定
約 2-3 g のポリエステルをジクロロメタンまたは THF に溶解する。触媒として 4 ジメチルアミノピリ
ジンを使用し、
無水酢酸によって室温でエステル化されます。反応を起こしていない無水化合物の加
水分解の後に、0.5N のメタノール性 KOH によって滴定する。
酸価
DIN EN ISO 2114 に従って測定
約 4 g のポリエステルは 50 ml のテトラヒドロフランに溶解します。
テトラヒドロフランとエタノール
の等重量による混合物を 50 ml 加えた後に、
フェノールフタレインに対するメタノール性またはエタ
ノール性 KOH によって滴定は実行されます。
ショア D 硬度
DIN 53 505 に従って測定。
すべての値は結晶系ポリエステルに関するものです。
粘度指数
DIN 53 728 に従って測定。
0.5 g の試料を重量比 50 % のフェノールと重量比 50 % の 1,2- ジクロロベンゼンの混合液 100 ml
に溶かします。
溶液と溶剤の粘度はウッベローデ法によって測定されます。
粘度指数 J は以下の式を
用いて算出されます。
J=
[ tt - 1]
1
2
24
x
1
c
t 1 = 溶液のフロー時間 [秒]
t 2 = 溶剤のフロー時間 [秒]
c = 試料の定数 [g/cm3]
DYNACOLL® S
分析方法
オープンタイム
エボニックの社内法に従って測定。
溶融物を 130 °C まで加熱し、約 0.5 mm 厚のフィルムになるように紙面に塗布されます。
複数の紙片を一定の時間間隔でメルトへ押し当てます。接着面がタックフリーの状態になると、
紙片
が剥がれます。剥がしたときに繊維の破れや引き裂きなどが全く確認されない紙片の接着まで経過
時間をオープンタイムとします
引張強度 / 破断時伸び率
DIN EN ISO 527-1/3 に従って測定
標準的なダンベル状試験片で測定されます。破断伸びは、
ダンベル状試験片のバーに印されたもと
もとの 10 mm セクションの長さに対する破断時の伸び率で示されます。
メルトフローレート (MFR)
DIN ISO 1133 に従って測定。
約 10 g のテストサンプルを温度調節された金属シリンダに設置します。
円筒形金型によって、21.6 N の負荷が溶融サンプルにかけられます。測定時間内に標準ノズルから
流出するサンプルの重量は MFR を算出するために使用されます。MFR は 10 分間で流出したサン
プルの重量で表現されます。溶融ボリュームインデックス (MVI) を計算するための比重は技術デー
タシートに掲載されています。
溶融粘度
DIN EN ISO 3219 、平行板式粘度計にて測定。
25
DYNACOLL® AC
接着剤とシーリング材向けに開発されたポリマー
ポリアクリレート
DYNACOLL® AC 製品群で、
エボニックは一液型湿気硬化性ホットメルト接着剤のため
のアクリル樹脂を提供します。
接着剤用アクリル樹脂は、主としてフラットラミネーション用途向けの反応性ホットメル
ト向けに使用されるメタクリル酸メチルと n- ブチルメタクリル酸塩で作られたビーズポ
リマーです。
種々のアプリケーションに応じたガラス転移温度と分子量を持つさまざまな
DYNACOLL® AC グレードが用意されており、製品群は酸や水酸基の機能によって異な
ります。
DYNACOLL® AC ポリアクリレートは 25 kg 袋入りのビーズで供給されます。
利点
t%:/"$0--¥"$は卓越した品質とフロー特性を提供
t%:/"$0--¥"$で改良された反応性ホットメルトは以下を実現
t低粘度
t非常に長いオープンタイム
t強力な粘着性
t接着直後の高い耐クリープ性
26
DYNACOLL® AC
製品群
特性
ガラス
転移温度
Tg
分子量
Mw
粘度指数
酸価
水酸基価
軟化点
(R&B)
メルトフローレー
ト 190 °C
[°C]
[g/mol]
[cm3/g]
[mg KOH/g]
[mg KOH/g]
[°C]
[g/10 min]
AC 1420
44
30,000
16
6
120
1,000
AC 1520
48
35,000
19
8.5
135
500
AC 1631
57
60,000
30
9
150
60
AC 1620
56
35,000
19
8
140
300
AC 1630
63
60,000
30
8
150
20
AC 1750
65
140,000
54
4
190
9
AC 1920
85
37,000
22
6
160
70
AC 4830
82
60,000
30
175
8
AC 2740
70
80,000
36
170
7
ビードポリマー
27
4
DYNACOLL® AC
用途
DYNACOLL® AC グレードは主としてフラットラミネーション向けの反応性ホットメルト
を改質するために使用されます。
典型的なアプリケーション分野は以下の通りです。
t アルミニウム
FRPパネル、
フォームまたは木材ベースの基板サンドイッチ複合材料
例:レクリエーション車両
(キャンピングカーなど)
t ハニカム構造
例:ドア製造
t 箔積層パーティクルボード
例:家具
t MDF ボード
例:家具
フラットラミネーションの用途は、
巨大なパネルやサンドイッチ複合材料を接着するため
に長いオープンタイムを必要とします。一方、機械的に修正することなく接着部位を固定
するために、非常に大きい初期強度が必要となります。
反応性ホットメルトの調合
これらの要件は反応性ホットメルトによって満足されます。
そのような湿気硬化性ホット
メルト接着剤は通常、
湿気のない高温環境で、MDI (ジフェニルメタンジイソシアネー
ト) のような過剰なジイソシアネートとプロピレングリコール、
DYNACOLL ® 7000 ポリ
エステルポリオールなどの DYNACOLL® AC アクリル樹脂を混合、反応させて調合しま
す。
これらの反応性ホットメルトはローラーコーターなどで塗布されます。
28
DYNACOLL® AC
分析方法
ガラス転移温度
ISO 11357-1 に従って測定。
分子量
DIN 55627-1 に従って測定。
粘度数
ISO 1628-1 に従って測定。
酸価
DIN EN ISO 2114 に従って測定。
水酸価
DIN 53 240-02 に従って測定。
軟化点 (環球法)
DIN ISO 4625 に従って測定。
メルトフローレートǤǬǭ¡$
DIN ISO 1133 (21.6 N) に従って測定。
29
DYNACOLL® Terra
バイオベースのポリエステルポリオール
Terra
エボニック。
あふれる創造力。
30
DYNACOLL® Terra
接着剤とシーリング材向けに開発されたポリマー
天然由来原料のポリエステルポリオール
エボニックは再生可能な原材料で製造されたポリエステルポリオール DYNACOLL ®
Terra を提供します。
これらのバイオベースのポリエステルは 30 ∼ 100 重量%の天然由来原料モノマーを含
んでいます。
DYNACOLL ® 7000 製品シリーズでは、湿気硬化 PUR ホットメルト用、
中分子量コポリ
エステルの基本単位システムが以下の通りラインナップされています。
t非結晶性グレード
t液状グレード
t結晶性グレード
DYNACOLL® Terra バイオベースポリエステルは通常、25 または 30 kg 、
および 190 ま
たは 200 kg のスチールドラムで供給されます。
利点
t環境に優しい部品の使用でリソース効率をサポート
tRHM 配合組成においてポリエステルのモジュール式組み合わせが可能
t利用可能なグレードで配合組成における広範囲の特性を発揮
tバランスのよい多基材への優れた接着特性
t新しい特性も実現可能
31
DYNACOLL® Terra
製品群
特性
天然由来成分の
割合
水酸基価
酸価
ガラス
転移温度
Tg
融点
軟化点
(R&B)
溶融
粘度
[%]
[mg KOH/g]
[mg KOH/g]
[°C]
[°C]
[°C]
[Pa s]
EP 413.01
> 30
28
最大 2
30
85
35 (130 °C)
EP 413.02
> 30
31
最大 2
30
90
32 (130 °C)
EP 424.01
> 85
28
最大 2
-38
4 (80 °C)
EP 424.02
> 75
29
最大 2
-41
4 (80 °C)
EP 481.01
100
29
最大 2
-45
55
60
2 (80 °C)
EP 480.01
100
29
最大 2
-20
65
80
3 (80 °C)
グレード
非結晶性グレード
液状グレード
結晶性グレード
RHM 特性
OH : NCO = 1 : 2.2 の比率による 4,4’- ジフェニルメタンジイソシアネート (MDI) と DYNACOLL® Terra との反応製品
RHM 特性
典型的な配合組成:
三元ポリエステル混合物。
ポリエステル混合物中の
天然由来成分の割合
(イソシアネートなしで) > 65 %
RHM としての接着特性
軟化点
(R&B)
溶融
粘度
(130 °C)
オープンタ
イム
セットタイ
ム
[°C]
[Pa s]
[s]
[s]
62
17
700
240
65
17
1,000
190
木
アルミニウ
ム
PET
PVC
ABS
[20 °C 、湿度 65 % で 7 日後]
混合比 1:1:1(重量比):
EP 413.01
EP 424.01
EP 481.01
混合比 1:1:1(重量比)
EP 413.02
EP 424.01
EP 481.01
良い
32
とても良い
極めて良い
DYNACOLL® Terra
分析方法
水酸基価
DIN 53 240-02 に従って測定。
酸価
DIN EN ISO 2114 に従って測定。
ガラス転移温度
DIN 53 765 に従って測定
融点
DIN 53 765 に従って測定
軟化点 (環球法)
DIN ISO 4625 に従って測定
溶融粘度
DIN EN ISO 3219 に従って測定
オープンタイム
エボニックの社内法に従って測定。
溶融物を 130°C まで加熱し、約 0.5 mm 厚のフィルムになるように紙面に塗布されます。
複数の紙片を一定の時間間隔でメルトへ押し当てます。接着面がタックフリーの状態になると、
紙片
が剥がれます。剥がしたときに繊維の破れや引き裂きなどが全く確認されない紙片の接着まで経過
時間をオープンタイムとします
セットタイム
エボニックの社内法に従って測定
セットタイムとは、接着された 2 つの木製キューブが手で力を加えても捻れなくなるまでの時間で
す。
33
„更に詳細な情報が必要な際はいつでもご連絡ください“
[email protected]
www.evonik.com/designed-polymers
本パンフレットの情報と詳細な技術的アドバイスはすべて、
当社が持つ現在の知識と経験に基づくも
のです。
しかし、
このことは、第三者が保有する既存の知的所有権、特に特許権に関するものも含め
て、記載内容に対して当社が責任あるいは他の法的責任を負うことを意味するものではありません。
特に、明示的または黙示的なものにかかわらず、法的意味において無償保証や製品特性の保証を意
図あるいは意味することはありません。
当社は、技術的進歩やさらなる開発に従って、
いかなる変更
も行う権利を保有します。
お客様は、納品される品物に対して慎重な検査と試験を実施する義務か
ら解放されることはありません。本パンフレットに記載された製品の性能は、試験によって確認され
るべきであり、
その試験はお客様の単独責任において、資格を持つ専門技術者によってのみ実行す
べきです。他社によって使用されている商品名への参照は、
それを推奨することでも、
あるいは他の
類似品が使用できないことを意味することでもありません。
(2008 年 4 月)
58.0 / 1
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