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需要予測と在庫管理 従来の物流と生産、ロジスティクスと SCMの違い
科目コード 科 目 名 AI21 ロジスティクス工学 : Logistics Engineering 教 員 名 岡山 正人 : OKAYAMA Masato 専 攻 学 年 単位・時間 必修・選択 産業システム工学専攻 2年・前期 2(100) 選択 近年、流通業や製造業などでは企業経営の手法としてサプライチェ 授 インマネジメト(SCM)といった考え方が普及しつつある。本講義で 業 は、SCMで用いられる理論の一つとして、「制約理論(TOC)」につ 概 いて学習し、SCMシステムを構築するための基礎的な考え方を学習 要 する。これにより、流通分野の専門的知識を見につける。 到 達 目 標 評 価 方 法 (1)サプライチェインマネジメントの 概要について説明できる。 (2)制約理論の基本事項について 間単に説明できる。 評価は、試験(授業部分)とレポート (自学自習部分)を総合して行う。そ れぞれの比率は、試験50%、レポート 50%とする。 学習・教育目標 D-(1) JABEE基準 - COCとの 関連性 週 1 授 業 計 画 前 期 項 目 内 容 従来の物流と生産、ロジスティクスと サプライチェインマネ SCMの違いを見ることでSCMの概 ジメント(SCM)とは 要を知る 2 SCMの仕組み1 SCMにおける物、金、情報の動き 3 SCMの仕組み2 需要予測と在庫管理 4 SCMの仕組み3 SCMと制約理論(TOC) 5 制約理論の概要1 制約理論とは 6 制約理論の概要2 集中の5段階とは 7 集中の5段階1 鎖とハイキングのアレゴリーおよび部 分最適化と全体最適化 8 集中の5段階2 制約条件のタイプと集中の5段階の 各段階の説明 9 制約条件管理のため ドラムバッファーロープとプロジェクト の手法1 管理 10 制約条件管理のため クリティカルチェインとVAT分析 の手法2 11 制約条件の思考プロ 現状問題構造ツリー、if-thenロジッ セス1 ク、対立解消図 12 制約条件の思考プロ 未来構造ツリー、ネガティブブランチ、 セス2 前提条件ツリーと移行ツリー 13 制約理論の評価尺度 スループットとは 1 14 制約条件の評価尺度 スループット会計とは 2 15 SCMのまとめ 授業方法 ザ・ゴールの紹介 講義(基本的な事項の説明)を中心に授業を進め、こ の内容について試験を行う。また、資料を配布するの で、そのまとめをレポートとして提出してもらう。 注意事項 物流関連の基礎的用語について復習しておくこと。 (自学自習を含む) 教科書・参考書 教科書は特に指定しない。参考書は授業にてその都 度紹介する。