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フィールドワーク

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フィールドワーク
オ キ ナ ワン ダ フ ル
特集
Okinawonderful!!
琉球大学でしか得られない体験
2 フィールドワーク
沖縄の自然をフル活用して学ぶ
close-up
沖縄の自然を活かしたフィールドワークが行われる主な授業
ヘルスツーリズム論
琉球アジア文化講座
エコツーリズム論
自然環境フィールドワーク
島嶼社会調査
生物学野外実習
サンゴ礁生態学
フィールド実習
観光産業科学部 観光科学科 専門科目
法文学部 国際言語文化学科 専門科目群
観光産業科学部 観光科学科 専門科目
教育学部 学校教育教員養成課程 教科・教職科目
教育学部 生涯教育課程 教科・選択必修科目
理学部 海洋自然科学科 生物系 選択科目
理学部 海洋自然科学科 生物系 選択科目
農学部 亜熱帯地域農学科 必修選択科目
植物栽培や森林管理を対象とする実習。
旅と健康の関係を調査する授業。旅
沖縄を歴史学(琉球史・中琉史)
や民
沖縄の自然と観光、地域のつながりを
小学校や中学校で行う環境教育の基
島 嶼 地 域を 対 象とした 社 会 調 査
森林、河川、海外に生息する生物の
サンゴ礁に生息する生物の生態およ
が健康にどのような影響をおよぼすか、
俗学の観点から学ぶ講座(科目群)。
学ぶ授業。
トレッキングやカヤックなど
礎を培う野外実習。説得力ある授業が
(フィールドワーク)
を行う授業。沖縄
観察に取り組む野外実習。フィールド
び生態系を学ぶ授業。生息地(サン
2年次後期には、沖縄本島北部の
“やん
ノルディックウォーキングやビーチヨガ
沖縄各地の歴史遺構を訪ねる野外調
の現場体験を通じて、沖縄の自然環境
できることを目標に、沖縄の自然環境を
の海に点在する離島の文化や生活、
ワークでは沖縄の自然にふれながら、
ゴ礁)
へのフィールドワークも数回にわ
ばる
(山原)”
に広がる亜熱帯性常緑広
などを体験しながら学びます。
査
(フィールドワーク)
の授業もあります。
を活かした観光の魅力を考察します。
活用したフィールドワークを行います。
教育の実際を知見していきます。
亜熱帯地域の生物の生態に迫ります。
たって行い、知見を広げていきます。
葉樹林での集中実習が行われます。
OCVB
琉球王国の歴史を考える際に欠かせない
浦添城跡へのフィールドワークで得た知見を
故郷・沖縄の次世代にリレーしていきたい
石垣島での天体観測フィールドワークを通じて
“宇宙の研究者”
という子どもの頃の夢が蘇り
学ぶ意欲も倍加していきました
●私自身は沖縄生まれですが、本学には“琉球大学でしか得られない体験”を求め、
●沖縄に生まれ育った生粋の“ウチナーンチュ”です。でもウチナーグチ(沖縄語)は
国内外の各地から学生が集まってきます。
話せませんし、沖縄のこともよく知りませんでした。
●それで入学前のある日、ふと「沖縄のことあれこれ聞かれるだろうなぁ……首里城
●それもあって、入学前から琉大では「沖縄だからこそできる研究をしよう」と思って
は行っておかないと恥ずかしいな(地元には首里城に行ったことがない人も多いん
いました。しかも子どもの頃から星が大好きで、宇宙系の本を読みふける私でしたか
です)」と思ったんです。そこで仲間と首里城を訪ねたら魅了され、気づけば「大学
ら、共通教育等科目に石垣島でのフィールドワークがある「天体観測を通して学ぶ宇
では沖縄の歴史を掘り下げて勉強したい」との思いが芽生えていました。
宙」という集中授業を見つけたときは、
「これだ!!」って感じで履修を即決しました。
●すると入学早々、共通教育等科目の「ランドスケープ論」という授業に、
“グスク
●授業は8月中旬、キャンパスで受ける
(城)遺跡と周囲の景観について学ぶ”をテーマとしたフィールドワークがあること
4日間の講義から始まり、3泊4日の石垣
島フィールドワークに取り組みました。
を知り、迷わず履修を決めました。
●取り組んだフィールドワークの地は「浦添城跡」です。このグスク遺跡は、初期・琉
●現地では6班にわかれ、石垣島天文台
球王国の歴史を理解するには欠かせない場所であり、今
では光学望遠鏡を、VERA石垣島観測局
も調査と復元が進んでいます。また、構内には王家の墳
では電波望遠鏡を用い、天体観測を行い
墓“ようどれ”をはじめ、拝所(うがんじゅ)や御嶽(うた
ました。その間、光学望遠鏡を組み立てた
き)の跡もあり、沖縄のグスクが城砦や城館であると同
り、電波望遠鏡を手づくりしたり、データ
時に、
“聖地”であったことが色濃く感じられました。
や画像を解析する実習もありました。
●しかし、私たちが小・中・高と勉強してきた日本史
●天体観測は20時頃から始まり、夜半まで続きます。望遠鏡から見える星々は目の
は平城(奈良)、平安(京都)、江戸(東京)を主とする
前にあると感じるほど鮮明で大きく、思わず手が伸びそうになりました。石垣島の夜
空は沖縄本島よりはるかに暗く、輝く星たちが今にも降ってきそうでした。
“大和の歴史”です。沖縄県民であっても“琉球の
●あの4日間についての話は尽きないですが、まさに“琉球大学でしか得られない体
歴史”は簡単にしか学んでいません。
法文学部
voice
人間科学科 地理歴史人類学専攻課程1年次
(取材時)
小渡 良雅
沖縄県 普天間高等学校出身
12
●私は卒業後、沖縄で社会科教員になること
験”だったと思います。さらに、天体観測の知識とスキルを現場で得たことはもちろん、
をめざしています。そのとき、自身の実感を交
チームワークの大切さを学びとったのも大きな収穫でした。
えて“琉球の歴史”を語るにはどうすればよい
理学部
か。今後も沖縄各地の遺跡で行われる、さまざ
まなフィールドワークに参加し、得た知見を故郷
の次世代にリレーしていきたいと思っています。
voice
物質地球科学科 地学系1年次
(取材時)
玉津 亜伊莉
●卒業後にめざしているのは理科教員ですが、
“宇宙の研究者”という子どもの頃
の夢も蘇ってきており、学ぶ意欲も倍加したように感じています。10数年後、
「あの
フィールドワークが人生のターニングポイントだった」と思えたら楽しいですね。
沖縄県 那覇国際高等学校出身
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