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議案第21号

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議案第21号
○議長(小林哲雄)
再開いたします。
午前10時35分
○議長(小林哲雄)
日程第5
議案第21号
開成町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制
定することについてを議題といたします。提案理由を町長に求めます。
町長。
○町長(府川裕一)
提 案 理 由 、地 方 税 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 の 施 行 に 伴 い 、国 民 健 康 保 険 税 の 課 税
限 度 額 の 見 直 し 及 び 低 所 得 者 に 係 る 保 険 税 軽 減 制 度 の 拡 充 等 、所 要 の 改 正 を し た い の
で 、開 成 町 国 民 健 康 保 険 税 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 の 制 定 を 提 案 い た し ま す 。よ ろ
しくお願いいたします。
○議長(小林哲雄)
細部説明を担当課長に求めます。
保険健康課長。
○保険健康課長(田辺弘子)
そ れ で は 、議 案 を 朗 読 さ せ て い た だ き ま す 。議 案 第 2 1 号
開成町国民健康保険税
条例の一部を改正する条例を制定することについて。
開 成 町 国 民 健 康 保 険 税 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 を 制 定 す る 。よ っ て 、地 方 自 治 法
第96条第1項の規定により議会の議決を求める。
平成26年5月26日提出、開成町長、府川裕一。
最初に説明に入る前に、今回の条例の背景についてご説明をさせていただきます。
今 回 の 改 正 に つ き ま し て は 、地 方 税 法 等 が 改 正 さ れ た こ と に 伴 い ま し て 、国 民 健 康 保
険 税 条 例 の 一 部 を 改 正 す る も の で ご ざ い ま す が 、施 行 期 日 に よ り 第 1 条 と 第 2 条 に 分
け て お り ま す 。第 1 条 関 係 に な り ま す け れ ど も 、公 布 の 日 か ら 施 行 し 、第 2 条 に つ い
ては、平成29年1月1日から施行するものでございます。
最 初 に 、第 1 条 関 係 で ご ざ い ま す け れ ど も 、地 方 税 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 、平
成 2 6 年 、法 律 第 4 号 及 び 地 方 税 法 施 行 令 の 一 部 を 改 正 す る 政 令 、平 成 2 6 年 政 令 第
1 3 2 号 が 、平 成 2 6 年 3 月 3 1 日 に 交 付 さ れ た こ と に 伴 い ま し て 、開 成 町 国 民 健 康
保険税条例の改正が必要になってきます。
一 つ は 、第 2 条 の 課 税 額 の と こ ろ で 、国 民 健 康 保 険 税 の 賦 課 限 度 額 の 引 き 上 げ に な
る も の で す 。国 民 健 康 保 険 税 の 後 期 高 齢 者 支 援 金 等 課 税 額 に 係 る 課 税 限 度 額 を 現 行 1
4 万 円 か ら 1 6 万 円 に 、ま た 、介 護 納 付 金 課 税 額 に 係 る 課 税 限 度 額 を 現 行 1 2 万 円 か
ら14万円に引き上げます。
二 つ 目 は 、第 2 4 条 の 国 民 健 康 保 険 税 の 減 額 で 、低 所 得 者 に 係 る 保 険 税 軽 減 の 拡 大
に つ い て に な り ま す 。ま た 、附 則 の 第 1 3 項 と 第 1 4 項 関 係 に つ き ま し て は 、地 方 税
法 の 改 正 に 係 る 附 則 の 改 正 に よ る も の で 、租 税 条 約 等 の 実 施 に 伴 う 所 得 税 法 、法 人 税
法及び地方税法の特例等に関する法律の改正による条約適用配当等に係る分離課税
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についての規定を新設するものでございます。
次 に 、第 2 条 の 関 係 で 、平 成 2 9 年 1 月 1 日 か ら 施 行 と な る も の で す 。地 方 税 法 等
の 一 部 を 改 正 す る 法 律 、平 成 2 5 年 法 律 第 3 号 及 び 地 方 税 法 施 行 令 の 一 部 を 改 正 す る
政 令 、平 成 2 5 年 政 令 第 1 7 3 号 及 び 地 方 税 法 施 行 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 省 令 、平 成
25年総務省令第66号が、平成25年6月12日に公布されたことに伴いまして、
開成町国民健康保険税条例の附則の改正が必要になります。
改 正 内 容 と し て は 、主 に 3 項 目 で ご ざ い ま す 。ま ず 、1 項 目 は 、附 則 第 3 項 の 関 係
に な り ま す け れ ど も 、上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 等 の 分 離 課 税 に つ い て 、特 定 公 社 債
の利子が対象に追加されたことに伴う規定の整備を行うものです。
2 項 目 と し て は 、附 則 の 第 6 項 及 び 第 7 項 関 係 で 、株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 分 離
課税が一般株式等に係る譲渡所得等の分離課税と上場株式等に係る譲渡所得等の分
離課税とに区別されたことに伴う規定の整備です。
3 項 目 は 、総 務 省 自 治 税 務 局 長 か ら の 通 知 に お き ま し て 、条 例 か ら 削 除 す る こ と が
望 ま し い と さ れ ま し た 課 税 標 準 の 計 算 の 細 目 を 定 め る 規 定 を 削 除 し ま す 。改 正 前 の 附
則第7項、第8項、第9項、第11項及び第16項関係になります。
それでは、議案に戻りまして、1ページをご覧いただきたいと思います。
開成町条例第
号、開成町国民健康保険税条例の一部を改正する条例。
第 1 条 開 成 町 国 民 健 康 保 険 税 条 例( 昭 和 3 1 年 開 成 町 条 例 第 2 号 )の 一 部 を 次 の よ
うに改正する。
次の表の改正前の欄に掲げる規定を同表の改正後の欄に掲げる規定に下線で示す
ように改正する。
第 2 条 課 税 額 で す 。第 2 項 の 基 礎 課 税 限 度 額 の 5 1 万 円 は 変 更 な し で 省 略 を い た し
ま す 。第 3 項 、後 期 高 齢 者 支 援 金 等 賦 課 限 度 額 を 1 4 万 円 か ら 1 6 万 円 に 引 き 上 げ ま
す 。ま た 、第 4 項 、介 護 納 付 金 賦 課 限 度 額 に つ い て も 、1 2 万 円 か ら 1 4 万 円 に 引 き
上げます。
保 険 税 に つ い て は 、地 方 税 法 第 7 0 4 条 の 4 第 1 2 項 、2 1 項 、3 0 項 に 基 づ く 地
方 税 法 施 行 令 第 5 6 条 の 8 8 の 2 に 当 該 限 度 額 が 規 定 を さ れ て お り ま す 。当 該 限 度 額
に つ き ま し て は 、医 療 費 の 上 昇 や 、被 保 険 者 の 所 得 の 増 加 に 伴 い ま し て 、被 保 険 者 間
の均衡を調整するために、限度額を定期的に見直しをしております。
2 3 年 度 に 改 正 さ れ た 以 降 、据 え 置 き と な っ て ご ざ い ま し た け れ ど も 、今 回 、改 正
されたものでございます。
次 に 、第 2 4 条 で す 。国 民 健 康 保 険 税 の 減 額 の 規 定 に な り ま す 。本 文 中 の 第 3 項 と
第 4 項 の 引 用 の 部 分 に つ き ま し て 、後 期 高 齢 者 支 援 金 等 賦 課 限 度 額 1 6 万 円 と 介 護 納
付金賦課限度額を14万円に改正するものでございます。
保 険 税 の 軽 減 制 度 は 、地 方 税 法 第 7 0 3 条 の 5 の 規 定 に 基 づ き ま し て 、低 所 得 者 層
の 負 担 を 軽 減 す る た め に 、保 険 者 の 条 例 に 規 定 を い た し ま し て 、一 定 の 所 得 以 下 の 世
帯に対し、被保険者均等割と世帯別平等割を減額して賦課するものでございます。
第 1 号 の 7 割 軽 減 の 規 定 に つ き ま し て は 、変 更 な い た め 、省 略 を さ せ て い た だ き ま
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す 。第 2 号 の 5 割 軽 減 の 規 定 に つ い て は 、今 ま で 3 3 万 円 に 当 該 納 付 義 務 者 を 除 く 被
保 険 者 及 び 当 該 納 税 義 務 者 を 除 く 特 定 同 一 世 帯 所 属 者 一 人 に つ き 、2 4 万 5 ,0 0 0
円 を 加 算 し た 金 額 を 超 え な い 世 帯 に 対 し 適 応 と し て い た も の を 、今 年 度 か ら 3 3 万 円
に 当 該 納 付 義 務 者 を 除 か な い 、被 保 険 者 に 2 4 万 5 ,0 0 0 円 を 加 算 し た 金 額 を 超 え
ない世帯に係る納税義務者に対し、適用になります。
第 3 号 の 2 割 軽 減 の 規 定 に つ き ま し て は 、今 ま で 3 3 万 円 に 被 保 険 者 及 び 特 定 同 一
世帯所属者一人につき35万円を加算した金額を超えない世帯に対し適応していた
ものを、今年度から35万円を45万円に拡大するものでございます。
続 い て 、附 則 の 第 1 3 項 と 第 1 4 項 は 新 設 の 規 定 に な り ま す 。地 方 税 法 の 改 正 に 係
る 附 則 の 改 正 に よ る も の で ご ざ い ま し て 、租 税 条 約 等 の 実 施 に 伴 う 所 得 税 法 、法 人 税
法及び地方税法の特例等に関する法律の改正による条約適用配当等に係る分離課税
についての規定でございます。
第 1 3 項 は 、条 約 適 用 利 子 等 に 係 る 国 民 健 康 保 険 税 の 課 税 の 特 例 で 、本 税 条 例 の 第
3 号 、第 6 号 、第 9 条 及 び 第 2 4 条 の 規 定 の 山 林 所 得 金 額 に つ い て は 、山 林 所 得 金 額
と 租 税 条 約 等 実 施 特 例 法 の 第 3 条 の 2 の 2 、第 1 0 条 に 規 定 す る 条 約 適 用 利 子 等 に 係
る 利 子 所 得 、配 当 所 得 、譲 渡 譲 渡 所 得 、一 時 所 得 及 び 雑 収 入 を 有 す る 場 合 に な り ま す 。
ま た 、1 4 項 に つ い て も 、条 約 適 用 配 当 等 に 係 る 国 民 健 康 保 険 税 の 課 税 の 特 例 に な
ります。本税条例の第3条、6条、9条、24条の規定の山林所得金額については、
山林所得金額と租税条約等実施特例法の第3条の2-2第12項に規定する条約適
用配当等の額といたします。
4 ペ ー ジ に い き ま し て 、1 5 項 と 第 1 6 項 に つ い て は 、条 項 が ず れ る も の で ご ざ い
ます。
続 き ま し て 、第 2 条 に な り ま す 。第 2 条 、開 成 町 国 民 健 康 保 険 税 条 例 の 一 部 を 次 の
よ う に 改 正 す る 。次 の 表 の 改 正 前 の 欄 に 掲 げ る 規 定 を 同 表 の 改 正 後 の 欄 に 掲 げ る 規 定
に下線で示すように改正する。
で は 、附 則 の 第 3 項 の 上 場 株 式 等 に 係 る 国 民 健 康 保 険 税 の 課 税 の 特 例 で す 。上 場 株
式 等 に 係 る 配 当 所 得 等 の 分 離 課 税 に つ い て 、特 定 公 社 債 の 利 子 が 対 象 に 追 加 さ れ た こ
と に 伴 う 規 定 の 整 備 を 行 い ま す 。第 3 項 の 見 出 し 中「 配 当 所 得 」を「 配 当 所 得 等 」に
改 め 、同 項 中「 配 当 所 得 」を「 配 当 所 得 等 」に 、「 配 当 所 得 の 金 額 」を「 配 当 所 得 等
の金額」に改めるものでございます。
次 に 、5 ペ ー ジ で 、第 6 項 に な り ま す 。第 6 項 、第 7 項 関 係 に つ き ま し て は 、株 式
等に係る譲渡所得等の分離課税が一般株式等に係る譲渡所得等の分離課税と上場株
式等に係る譲渡所得の分離課税と区分されたことに伴う規定の整備となります。
第 6 項 の 見 出 し 中「 株 式 等 」を「 一 般 株 式 等 」に 改 め 、同 項 中 の「 附 則 第 3 5 条 の
2 の 第 6 項 の 株 式 等 」を「 附 則 第 3 5 条 の 2 第 5 項 の 一 般 株 式 等 」に 改 め る も の で す 。
続 い て 、6 ペ ー ジ に な り ま す 。附 則 第 7 項 、上 場 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 に 係 る 国
民 健 康 保 険 税 の 課 税 の 特 例 を 新 設 し ま す 。世 帯 主 、ま た は そ の 世 帯 に 属 す る 国 民 健 康
保 険 の 被 保 険 者 若 し く は 特 定 同 一 世 帯 所 属 者 が 、法 附 則 第 3 5 条 の 2 の 2 第 5 項 の 上
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場 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 を 有 す る 場 合 に お け る 第 3 条 、第 6 条 、第 9 条 、及 び 第 2
4 条 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、第 3 条 第 1 項 中「 及 び 山 林 所 得 金 額 」と あ る の は 、「 及
び山林所得金額並びに法附則第35条の2の2第5項に規定する上場株式等に係る
譲 渡 所 得 等 の 金 額 」と「 同 条 2 項 」と あ る の は 、「 法 第 3 1 4 条 の 2 第 2 項 」と 、同
条 第 2 項 中 、「 又 は 山 林 所 得 金 額 」と あ る の は「 若 し く は 山 林 所 得 金 額 又 は 法 附 則 3
5 条 の 2 の 2 第 5 項 に 規 定 す る 上 場 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 の 金 額 」と 、第 2 4 条 中
「 及 び 山 林 所 得 金 額 」と あ る の は「 及 び 山 林 所 得 金 額 並 び に 法 附 則 第 3 5 条 の 2 の 2
第5項に規定する上場株式等に係る譲渡所得等の金額」とします。
改正前の第7項の上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除に係る国民健康保険税の
課 税 の 特 例 、改 正 前 の 第 8 項 、第 9 項 の 特 定 中 小 株 会 社 が 発 行 し た 株 式 に 係 る 譲 渡 損
失 の 繰 越 控 除 等 に 係 る 国 民 健 康 保 険 税 の 課 税 の 特 例 を 削 り 、改 正 前 第 1 0 号 の 先 物 取
引 に 係 る 雑 所 得 に 係 る 国 民 健 康 保 険 税 の 課 税 の 特 例 は 条 項 が ず れ て 第 8 項 と し 、次 の
改 正 前 、第 1 1 項 の 先 物 取 引 の 差 金 等 決 済 に 係 る 損 失 の 繰 越 控 除 に 係 る 国 民 健 康 保 険
税の課税特例を削ります。
附則第9号の土地の譲渡等に係る事業所等に係る国民健康保険税の課税の特例は、
改正前第12号の条項ずれとなってございます。
続 い て 、8 ペ ー ジ に な り ま す 。第 1 0 項 と 第 1 1 項 に つ き ま し て は 、先 ほ ど 第 1 条
関 係 で 新 た に 追 加 し た 規 定 で ご ざ い ま す け れ ど も 、第 1 0 項 は 、改 正 前 、第 1 3 項 の
条項がずれたものになります。
第 1 1 項 に つ き ま し て は 、改 正 前 の 第 1 4 項 の 条 項 が ず れ 、平 成 2 9 年 1 月 1 日 よ
り 本 文 中 の 条 約 適 用 配 当 等 に 係 る 配 当 所 得 を 条 約 適 用 配 当 等 に 係 る 利 子 所 得 、配 当 所
得及び雑所得に改めるものでございます。
第12項は、改正前、第15項の条項がずれてございます。
続 い て 、9 ペ ー ジ で す 。改 正 前 、第 1 5 項 の 東 日 本 大 震 災 に 係 る 被 災 居 住 用 財 産 の
敷 地 に 係 る 譲 渡 期 限 を 延 長 す る 長 期 譲 渡 所 得 の 課 税 の 特 例 の 規 定 に つ き ま し て は 、地
方税法に同様の規定がございますので削除するものでございます。
附則になります。施行期日、第1項、この条例中、第1条の規定は公布の日から、
第2条の規定は平成29年1月1日から施行します。
経 過 措 置 と い た し ま し て 、第 2 項 、第 1 条 の 規 定 に よ る 改 正 後 の 開 成 町 国 民 健 康 保
険 税 条 例 の 規 定 は 、平 成 2 6 年 度 以 後 の 年 度 分 の 国 民 健 康 保 険 税 に つ い て 適 用 し 、平
成25年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例による。
第 3 項 、第 2 条 の 規 定 に よ る 改 正 後 の 開 成 町 国 民 健 康 保 険 税 条 例 の 規 定 は 、平 成 2
9 年 度 以 後 の 年 度 分 の 国 民 健 康 保 険 税 に つ い て 適 用 し 、平 成 2 8 年 度 分 ま で の 国 民 健
康保険税については、なお従前の例による。
説明は以上になります。
○議長(小林哲雄)
説明が終わりましたので、質疑に入ります。質疑をどうぞ。
2番、高橋久志議員。
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○2番(高橋久志)
2 番 議 員 、高 橋 で す 。ま ず 、2 点 、質 問 さ せ て い た だ き た い と 思 い ま す 。1 点 目 は 、
改 正 前 、改 正 後 の 表 で わ か る と お り 、後 期 高 齢 者 支 援 金 等 の 課 税 額 、こ れ が 2 万 円 変
更 さ れ て 、1 4 万 か ら 1 6 万 に な っ た 。そ れ か ら 、介 護 納 付 金 に つ い て は 、こ れ も 同
じ く 1 2 万 が 2 万 円 増 に な り ま し て 、1 4 万 。あ と は 減 税 の 関 係 で 、こ れ と の 関 係 を
含 め て 提 案 さ れ て い る わ け で ご ざ い ま す け れ ど も 、い わ ゆ る 3 3 万 に 被 保 険 者 及 び 特
定 同 一 世 帯 所 属 者 一 人 に つ き 3 5 万 か ら 4 5 万 、限 度 額 の 引 き 上 げ 等 だ と い う ふ う に 、
こ の 表 か ら 読 み 取 れ る わ け で す け れ ど も 、こ れ に 伴 っ て 、開 成 町 の 国 民 健 康 保 険 に 加
入 さ れ て い る 世 帯 に ど う い う 影 響 が 出 て く る の か な と い う ふ う に 、思 い を 募 っ て い る
ところでございます。
こ の 限 度 額 等 の 改 正 に 伴 っ て 、加 入 者 等 含 め て 、ど の よ う な 影 響 が 出 て く る と い う
ふうに担当部署では考えておられるのか、お聞かせ願いたいのが一つです。
そ れ か ら 、2 点 目 は 、附 則 の と こ ろ に あ り ま す け れ ど も 、施 行 の 関 係 、第 1 条 に つ
い て は 公 布 の 日 か ら 、こ れ は 通 常 的 な 提 案 だ と 思 っ て い る と こ ろ で す が 、第 2 条 に つ
い て は 、3 年 後 の 状 況 で 平 成 2 9 年 1 月 1 日 、余 り に も 極 端 に こ の 条 例 改 正 に と っ て
は 長 過 ぎ る 提 案 を 今 回 、条 例 改 正 さ れ て い る と い う ふ う に 私 は 思 っ て い る ん で す け れ
ど も 、こ れ は あ く ま で も 提 案 理 由 に あ り ま し た よ う に 、地 方 税 法 等 の 国 の 一 部 改 正 に
よ っ て そ う せ ざ る を 得 な い と 、こ う い う ふ う に 受 け と め ざ る を 得 な い の か な と い う ふ
うに考えておりますけれども、この辺についてお答え願いたい。
○議長(小林哲雄)
保険健康課長。
○保険健康課長(田辺弘子)
で は 、お 答 え し ま す 。ま ず 、1 問 目 の 限 度 額 の 引 き 上 げ に つ い て 、う ち の 町 の 影 響
は ど う い う も の か と い う ご 質 問 で す 。後 期 高 齢 者 支 援 金 等 の 基 準 を 1 4 万 か ら 1 6 万
円 に 2 万 円 に 上 げ て 、介 護 の ほ う を 2 万 円 上 げ て と い う と こ ろ で ご ざ い ま す け れ ど も 、
現 在 の 限 度 額 に 達 し て い る 世 帯 は 6 4 世 帯 、う ち の 町 の 場 合 、今 現 在 、そ れ を 今 回 2
万円ずつ引き上げたことで、どのくらい影響があるかということで試算したところ、
そ れ が 5 3 世 帯 に 減 る よ う な 状 況 に な っ て ご ざ い ま す 。で す の で 、1 1 世 帯 ほ ど が 限
度 額 に は 至 ら な い よ う な 形 で 、一 般 の 賦 課 額 が か か る と い う よ う な 形 に な っ て ご ざ い
ます。
た だ 、所 得 に 応 じ て 国 民 健 康 保 険 税 率 を 算 定 し ま す の で 、こ れ は あ く ま で も 昨 年 度
の 賦 課 状 況 を 踏 ま え て と い う と こ ろ で 試 算 し て ご ざ い ま す の で 、6 月 に 2 6 年 度 の 賦
課 を 予 定 し て ご ざ い ま す の で 、ま た 、所 得 の 状 況 に よ っ て は 、こ の 世 帯 数 が 若 干 変 わ
っ て い く と い う ふ う に 思 っ て ご ざ い ま す け れ ど も 、今 現 在 は 1 1 世 帯 ほ ど 減 っ て 、金
額的には、25万円ほどの影響額というふうに捉えてございます。
続 い て 、2 点 目 の 第 2 条 の 関 係 で 、施 行 期 日 が 2 9 年 1 月 1 日 と い う と こ ろ で 、今
回 上 程 を さ せ て い た だ い て ご ざ い ま す 。ご 説 明 さ せ て い た だ い た 内 容 に も お 話 し さ せ
て い た だ い た よ う に 、地 方 税 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 が 既 に 2 5 年 3 月 3 0 日 に 公 布
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さ れ て お り ま し て 、そ れ に 伴 い ま し て 政 令 、あ と 省 令 も 、そ れ ぞ れ 2 5 年 6 月 1 2 日
に 公 布 さ れ て い る と い う 状 況 が ご ざ い ま す 。こ の 辺 、先 の こ と で は ご ざ い ま す け れ ど
も 、既 に 上 位 法 が 改 正 さ れ て い る と い う こ と を 踏 ま え ま し て 、や は り タ イ ミ ン グ を 見
て 、早 目 に 上 程 す る の が 基 本 で あ る と い う ふ う に 捉 え て ご ざ い ま す の で 、今 回 、一 緒
に上程をさせていただいております。
以上です。
○議長(小林哲雄)
保健福祉部長。
○保健福祉部長(草柳嘉孝)
今 、課 長 が 説 明 し た と お り で あ り ま す け れ ど も 、今 回 の 主 眼 に つ い て は 2 点 あ り ま
す け れ ど も 、2 番 目 の 平 成 2 9 年 云 々 の と こ ろ に つ き ま し て は 、国 民 健 康 保 険 は 税 で
す の で 、地 方 税 法 に 一 応 準 拠 し て い ま す か ら 、そ こ は 待 っ た な し で 、上 位 法 が 改 正 に
なれば、そのとおりに倣って、所得の判定などを決めるということであります。
で す か ら 、今 回 、町 に と っ て 、こ の 条 例 で 一 番 影 響 が あ る と こ ろ は 最 初 の 2 ペ ー ジ
の 上 段 の 部 分 、限 度 額 を 上 限 の 額 を 一 応 改 正 し な け れ ば い け な い と い う こ と と 、も ち
ろ ん こ れ も 地 方 税 法 等 の 改 正 に 伴 っ て 変 え る わ け で す け れ ど も 、そ の 点 と 、あ と 5 割
軽 減 、2 割 軽 減 、そ の 辺 の 判 定 が 特 に 金 額 が 多 く な っ た 、被 保 険 者 に と っ て は 有 利 に
なった。
( 2 )の 2 号 の と こ ろ に つ き ま し て は 、5 割 軽 減 の 部 分 で す け れ ど も 、そ こ に 右 側
だ と 、当 該 納 税 義 務 者 を 除 く と か と 書 い て あ り ま す け れ ど 、そ う い っ た も の が と れ る 。
前の旧の状況ですと、納税義務者ですから、世帯主が最終的に納税義務者ですから、
条 件 を カ ウ ン ト す る 場 合 、世 帯 主 と い う の は 外 さ れ ち ゃ っ て い た わ け で す よ 、計 算 を
か け る と き に 。そ れ を 世 帯 主 も カ ウ ン ト し て 、向 上 額 に 含 め て い き ま し ょ う ね と い う
ところで拡大枠が広がったということでご理解をいただければと思います。
以上であります。
○議長(小林哲雄)
よろしいですか。ほかに質疑ございますか。
(「なし」という者多数)
○議長(小林哲雄)
ないようですので、続いて討論を行います。討論のある方いらっしゃいま すか。
(「なし」という者多数)
○議長(小林哲雄)
討論はないようですので、採決を行います。
開 成 町 国 民 健 康 保 険 税 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 を 制 定 す る こ と に つ い て 、原 案 に
賛成の方の起立を求めます。
(起
立
全
員)
○議長(小林哲雄)
お座りください。起立全員によって、可決いたしました。
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