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エコハウス創造提案活動プロジェクト
エコハウス創造提案活動プロジェクト プロジェクト・3年メンバーの1年間の活動 前学期授業期間(4/7~8/2) 前期 ・ 3年生対象 「建築総合演習A」 ・ エコハウスP幹事メンバー会合 ・ いしかわエコハウスと金沢町屋のバス見学 夏休み期間(8/3~9/24) 夏休み ● プロジェクト代表者 垂水 弘夫(環境・建築学部 建築学科 教授) ● プロジェクトメンバー 円井 基史(環境・建築学部 建築学科 准教授) 加藤 未佳(環境・建築学部 建築学科 講師) Ⅰ 垂水チーム 北陸のエコハウス提案 チーム活動 (建築環境設計、建築総合演習A・B) 背景 ・ いしかわエコハウスと金沢町屋の夏季実測:8/3~8/17の約2週間連続測定 3年生主体(データ解析は9、10月に院生・4年生がサポート) 住宅やビルの在館者・利用者にとって、熱環境は健康 や仕事効率に大きく関係する。現代では冷房設定温度が 28℃のビルもある。 後学期授業期間(9/26~12/25,1/7~2/7) 後期 ・2年生対象 「建築環境設備Ⅱ」 ・3年生対象 「建築総合演習B」 ・ 「環境設計特論」 ・ エコハウスP幹事メンバー(16人)会合 ・ いしかわエコハウスと金沢町屋のバス見学 実測 実測により、 ・人体温冷感指標を用いた評価 ・屋内熱環境形成における日射の影響の大きさ について理解する ・建築における熱コントロールの重要性 ・日射遮蔽・調整の有効性の認識 冬休み期間(12/26~1/6) 冬休み ・ いしかわエコハウスと金沢町屋の冬季実測: 12/26~1/6の約2週間、3年生主体 (データ解析は1、2月に院生がサポート) 冬休み期間(12/26~1/6) これからの時代に求められる建築物を 計画できる能力を養成する。 春休み期間(2/8~2/26) 春休み ・ 成果発表会開催に向けた発表準備活動(2/8~2/26): 調査および実測データの解析とまとめ、パワーポイントのスライド作成、模型 制作用の展開図作成等 2年生は、模型制作に熱心に参加した。 2/27(金) エコハウス創造提案・成果発表会開催(13:30~16:30) 12号館4階イノベーションホール 後援:建築電力研究会 冒頭挨拶:佐藤恵一副学長 参加者数:関連自治体を含む社会人50人・学生66人・計116人 (プロジェクト3年生メンバーはうち30人) 第1部:学生発表の部 Ⅰ 垂水チーム: 「北陸エコハウスの提案」 (1.エコハウスの事例調査 2.気候を考慮した設計 3.熱環境実測結果報告~いしかわエコハウスと金沢町屋の温熱環境の比較~ 4.エコハウスの計画・設計 5.熱環境住宅性能評価 6.エコライフ提案) Ⅱ 円井チーム: 「外部熱環境の改善提案」 (1.二年次授業で設計した建築の環境改善提案 2.応急仮設住宅の調査を提案) Ⅲ 加藤チーム: 「光・照明環境の視点からのエコハウス提案」 いしかわエコハウスと金沢湯涌江戸村 夏期・冬期実測(8/3~9/24・1/26~1/6) 住宅の熱負荷計算演習 国の認定を受けたプロ向きの専用ソフトを使用した。 4年生のサポートの下、5週間を要し算定準備をした。 温熱環境実測 いしかわエコハウスおよび金沢湯涌江戸村の町屋を同時 進行で実施し、上下温度差や室間温度差などを指標とし て両住宅の相違を明示できるようになった。 p 第2部:講師講演・日本建築学会会長 東北大学教養教育院総長特命教授 吉野博 氏 「サステナブルな建築環境の設計理念 -主として住宅を対象に-」 pp 春休み期間(2/28~3/15) 春休み ・ プロジェクト活動成果報告書とりまとめ 提案した北陸のエコハウスに関する内容レポート作成 参加した学生達の講義内及び課外活動記録(写真、動画)の整理 タウンミーティング参加者のアンケート調査結果とりまとめ Ⅱ 円井チーム Ⅲ 加藤チーム 外部熱環境の改善提案 建築総合演習Ⅰ 背景 日照・日射を議論するためには、太陽エネルギーの変 化や気候の変化などその地域性を理解する必要がある。 実測 日射や日影が私たちの生活にどのような影響を与えて いるのかを理解、把握するために実測する。 1)建物によって形成される日陰の様子を理解する。 2)3D-CAD対応熱環境シミュレータを用いて、日陰のでき方を確 認するとともに、受熱日射量や材料が表面温度に影響することを 学ぶ。 3)屋外環境に着目し、日射や日影を考慮した環境設計を行う。 光・照明環境の視点からのエコハウス提案 建築総合演習Ⅰ 背景 居室に設ける開口部の大きさは建築基準法で決まってい るが、高さ・個数・位置など設計者の自由度も大きい。 実測 採光計画と模型作成を行い、室内の物理量の分布を計算 と実測の双方で把握するとともに、評価を行い設計意図と の整合性を検討する。 実際に観察を行い、体感的な感覚養うことで 設計意図に応じた空間の設計に役立てる。