...

目 次 目 次 地域おこし協力隊

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

目 次 目 次 地域おこし協力隊
地域おこし協力隊
新たな地域の風に 新たに₂人が着任、任期満了・卒業隊員の₂人が定住
₄月1日、新たに地域おこし協力隊の₂人が着任しました。
また、平成25年に着任した隊員₂人が₃月末をもって任期を満了し、
それぞれの地域に定住を決意されました。
新たに「地域を元気にする」ために隊員となった₂人と、退任した
先輩隊員の₂人に、意気込みや活動の振り返りを語っていただきました。
新 大三島地域おこし協力隊
もり
やすひさ
森 泰尚さん(27歳)
ひらかた
前居住地 大阪府枚方市
応募したきっかけはしまなみ海道を自転車で旅行したこと
です。そこで大三島の雰囲気、自然等の魅力に取り付かれ、
ぜひ住みたいと思うようになりました。自動車部品製造の会
社で働いていましたがいずれ田舎に移住をしたいと考えてい
て、地域おこし協力隊の募集をホームページで見つけ応募す
ることにしました。妻も移住に大賛成だったので特に周りの
反対や障害もなくスムーズに事が進みました。
まずは、地域の方々に早く溶け込めるように努力していき
たいと思います。また、住環境がガラッと変わったのでそこ
にも早く慣れていきたいです。まだ具体的な内容は決まって
いませんが地域の方々、観光客の方々のニーズを調査し折り
合いをつける形で何か活動できたらと思います。退任後はゲ
ストハウスをする予定ですので合わせて色々と動いていこう
と思っています。地域貢献ができる形での開業を目指して日々
活動していきます。
元 上浦地域おこし協力隊
しげのぶみきひろ
重信幹広さん(35歳)
大変充実した₃年間を送れたと感じています。地方で島生
活をしたい、家族と一緒にモノ作りで食べていきたい、質素
で慎ましくも楽しい毎日を送っていきたい。このような漠然
とした思いを一つ一つ整理しながら、協力隊卒業後に目的の
生活スタイルに移れたらと考えて、行動してきました。
縁あって始めたイノシシの皮革活用という活動に取り組ん
だ結果、自身の思い描いていた生活のカタチが出来上がって
きたと振り返ります。
今後は所属している「しまなみイノシシ活用隊」で、任期
中からコツコツ活動してきたイノシシ皮革活用を今後も継続
していきます。駆除、解体作業はもちろんのこと、イノシシ
の多様な可能性をこれからも活用隊メンバーと共に追求して
いきます。
また、妻と立ち上げたレザークラフトのブランドを少しず
つ大きくしていけたらと考えています。
いつの日か
「モノ作りで生計を立てた移住者」
のモデルケー
スになれたらとも思っています。
新 伯方地域おこし協力隊
きたやまやす よ
北山康代さん(23歳)
前居住地 大阪府貝塚市
学生のころから自然に囲まれたところに住みたいと考えて
おり、自分探しの旅をしようと計画を立てるようになりまし
た。現在の貯金の額や、旅に必要な物品の準備、旅をしている
期間の収入などを考えると非現実的なことが判明してきまし
た。そこで、旅に出るよりも自然に囲まれた所に住むことが
でき、仕事のできるところはないかと考え、地域おこし協力
隊にたどり着きました。地元の知り合いに他府県で地域おこ
し協力隊をしている方を紹介してもらい、相談に乗ってもらっ
たことが大きなきっかけです。
社会経験は、ほぼゼロに近いですが、そこを強みにして住
民の方が気付いていないことなどを広めていきたいです。趣
味が旅やサイクリング、ランニングなどアクティブなことな
ので島内を散策しながら魅力を発見し、伯方に来てもらえる
ように情報発信していくところから始めていこうと思います。
今年度は島内の行事に積極的に参加し、地域の方に顔を覚え
てもらえるよう活動していきたいです。
元 大三島地域おこし協力隊
お ばたまさ き
小幡雅基さん(49歳)
振り返れば、この₃年間は、地域の皆さまからのご恩やご
縁に満ちた毎日の連続だったと思います。大三島で数々のイ
ベントや業務をお手伝いしながら、島の子どもたちとヨット
やカヤックに乗りながら、FM ラヂオバリバリで島しょ部を
PR しながら、そして毎日のように島の塩風呂に浸かりなが
ら…。
感謝の気持ちと共に改めて感じるのは、その活動や日常の
一つ一つが、島に定住して暮らすという道に繋がっていたに
違いないということです。
今後はまず、自然豊かな大三島で有機農業を生業にするた
めに研修に入り、実践的な技術を学びたいと思います。
そして地域の次世代のための役にも立てるよう、今までの
活動や資格を活かして、大三島少年自然の家や新生 B&G 大
三島海洋クラブのお手伝いをしながら、子どもたちの自然体
験活動にも携わっていきます。
さらに協力隊時代の経験やつながりなども生かして、島へ
の移住者、移住希望者へ情報共有できる相談役にもなれれば
と考えています。
広報いまばり 平成28年5月号
3
Fly UP