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資料 海洋大循環モデルと取水サイト (1)海洋大循環モデル
資料 海洋大循環モデルと取水サイト (1)海洋大循環モデル これは、あくまでもイメージ図です。 1 (2)深層(水深4,000m)の流れ 上図は水深4,000mの流れを示します。 深海の流れはかなり複雑ですが、前述、海洋大循環モデルと重ね合わせてみると、ほぼ、そうのように流れていることが解ります。 特に、太平洋西側に、北に向かう強い流れがあり、海溝の西側の海底山脈に沿い、強い流れがあることが解ります。 (センサーの追跡による流れ) 北大西洋、グリーンランド沖で沈み込んだ海水(水色)は大西洋を南下、ニュージーランドを回り込んで、北太平洋に達し、湧昇します。 また、南極、ウェデル海で沈み込んだ海水(黄緑)は同じように、ニュージーランドを回り込んで、北太平洋に達し、湧昇します。 2 (3)大西洋、太平洋の水質分布と海洋深層水 3 (4)海洋深層水取水サイト 北太平洋 日本 数カ所 台湾 フィリピン 数カ所 ベトナム 南シナ海 1~2箇所 詳細図有り 詳細図有り 詳細図有り 詳細図有り 南太平洋 島嶼国 詳細図有り インド洋 オーストラリア インドネシア ミャンマー オマーン イエメン 数カ所 南側数カ所 ベンガル湾側 オマーン湾 詳細図有り 詳細図有り 詳細図有り 詳細図有り 詳細図有り 大西洋 アフリカ大陸 十数カ所 北アメリカ 1~2箇所 カリブ海 1~2箇所 詳細図有り 詳細図有り 詳細図有り 太平洋 南アメリカ 北アメリカ チリを例示 詳細図有り 計 4 数カ所 数カ所 数十箇所 【参考】チリにおける取水サイト (1)経済的取水サイト 北部から中部域まで経済的に取水可能であるが、ここでは北部のアリカ、中部のバルパ ライソについて検討する。 S 17 取水水深を600mとし、それぞれの取水管延長(下図参照)で、パイロット事業…取水量 1,000トン/日、中規模…50,000トン/日(淡水化量40,000トン/日)、大規模…500,000トン/ S 18 日(淡水化量400,000トン/日)について、概略構造と工事費を算出すると以下のようにな る。 アリカ S 19 (2)アリカ S 20 17 S 21 S 22 トコビア φ150,取水量1,000トン/日,工事費3.6億円 150,取水量1,000トン/日,工事費3.6億円 φ775,取水量 775,取水量 5万トン/日,工事費18億円 φ1260,取水量 1260,取水量 50万トン/日,工事費39億円 (3基) (詳細はp.23) S 23 アントファガスタ S 24 18 L=15k S 25 S 26 19 S 27 S 28 S 29 L=8km S 30 20 オバエ S 31 73W 72W 71W 70W (3)バルバライソ S 32 32 S 33 バルパライソ S 34 S 35 コンスティトゥ シオン S 36 φ180,取水量1,000トン/日,工事費5.3億円 180,取水量1,000トン/日,工事費5.3億円 φ910,取水量 910,取水量 5万トン/日,工事費 44億円 φ1480,取水量 1480,取水量 50万トン/日,工事費101億円 (3基) (詳細はp.23) 33 S 37 L=18k S 38 S 39 34 73W 72W S 40 73w 72W 71W 70W 5 71W 70W