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橡 9061_20031028_国際物流に関する業務提携のお知ら
平成15年10月28日 各 位 会 社 名 富 士 物 流 株 式 会 社 代表者名 代 表 取 締 役 社 長 中 尾 靖 博 (コード番号 9 0 6 1 東証第 2 部) 問合せ先 経営企画室 経営企画グループ 部長 樋口 祐二郎 (T E L 0 3 −5 4 7 6 −8 6 7 2 ) 国際物流に関する業務提携のお知らせ 富 士 物 流 株 式 会 社 ( 本 社 : 東 京 都 港 区 、 代 表 取 締 役 社 長 : 中 尾 靖 博 ) は 、 平 成 1 5 年 10 月 28 日 の 取 締 役 会 に お い て 、Expeditors International of Washington Inc. 、 エ ク ス ペ ダ イ タ ー ズ ・ ジャパン株式会社および当社子会社、富士物流インターナショナル株式会社の4社間で、国際物 流事業に関する業務提携を行うことを決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。 記 1. 業務提携の目的 当社グループは、平成 15 年5月に発表いたしました「中期経営計画」におきまして、グロ ーバル化の本格的な推進を目標のひとつとして掲げております。 このたびの提携により、以下の4項目を実現し、富士電機グループをはじめとするお客様 の グ ロ ー バ ル 戦 略 の パ ー ト ナ ー と し て 、よ り よ い 国 際 物 流 サ ー ビ ス を ご 提 供 し て ま い り ま す 。 ① 日 本 お よ び 当 社 グ ル ー プ の 海 外 6 拠 点( 中 国 大 連 ・ 香 港 ・ 上 海 ・ 深 、 マ レ ー シ ア 、 オ ラ ン ダ) と東 南 ア ジ ア 、 ア メ リ カ 合 衆 国 等 の 間 で の グ ロ ー バ ル ネ ッ ト ワ ー ク を 強 化 し 、国 際 一貫物流を実現する。 ②物量集約によるコスト優位性確保のため、日本側輸出入における航空輸送能力を強化す る。 ③貨物追跡、コスト分析等、SCM展開に対応する情報システムを接続し、EDI交換に よる情報サービスを提供する。 ④外資系顧客の日本国内物流業務の獲得を目指して、日本国内市場に展開する外資系顧客 へ当社が保有する物流サービスを提供する。 2. 業務提携の内容 航空、海上貨物サービスを利用した輸出入業務および日本国内における物流サービスに関 し て Expeditors International of Washington Inc. との共 同 オ ペ レ ー シ ョ ン を 行 う こ と と いたしました。これにより、日本・中国・東南アジアを含むアジアを主なエリアとして、相 互の能力を最大限に活用することが可能となります。 ① E x p e d i t o r s I n t e r n a t i o n a l o f W a s h i n g t o n I n c . のサービス内容 ・第三国間(海外−海外)の輸送手配、および調整 ・通関、倉庫保管/配送を含む国際一貫複合輸送 ② エクスペダイタース・ジャパン株式会社のサービス内容 ・日本発着の航空/海上貨物の輸出入手配 ③ 富士物流のサービス内容 ・顧客に対する営業支援 ・日本国内輸送 ・倉庫、荷役、流通加工サービス ④ 富士物流インターナショナル株式会社のサービス内容 ・海上貨物の輸出入通関 3.各社の概要 ① Expeditors International of Washington Inc. 主 な 事 業 内 容 : 国際物流(グローバル・ロジスティクス・プロバイダー) 設 立 年 月 日 : 1979年5月 本 社 所 在 地 : 1015 Third Avenue Seattle, Washington USA 代 表 者 : Peter J. Rose 従 業 員 数 : 8,000人(グループ全体) 大株主構成および持ち株比率 : 主に機関投資家(87%) ホームページ : h t t p : / / w w w . e x p e d i t o r s . c o m ② エクスペダイターズ・ジャパン株式会社 主な事業内容 : 国際物流(グローバル・ロジスティクス・プロバイダー) 設 立 年 月 日 : 1999年3月 本 社 所 在 地 : 東京都中央区築地5−6−10 浜離宮パークサイドプレイス14 代 表 者 : 代表取締役社長 加藤 正志 資 本 金 : 50百万円 従 業 員 数 : 85人 大株主構成および持ち株比率 : E x p e d i t o r s I n t e r n a t i o n a l o f W a s h i n g t o n I n c . (100%) ③ 富士物流株式会社 主 な 事 業 内 容 : 総合物流業 設 立 年 月 日 : 1975年2月 本 社 所 在 地 : 東京都港区三田三丁目9番11号 代 表 者 : 代表取締役社長 中尾 靖博 資 本 金 : 2,979百万円 従 業 員 数 : 803人(グループ全体) 大株主構成および持ち株比率 : 富士電機㈱ 52.0%、富士通㈱5.07% ホームページ : h t t p : / / w w w . f u j i b u t u r y u . c o . j p / ④ 富士物流インターナショナル株式会社 主 な 事 業 内 容 : 通関業、貨物保管業、一般港湾運送業 設 立 年 月 日 : 1955年3月 本 社 所 在 地 : 神奈川県横浜市中区山下町224番地1 代 表 者 : 代表取締役社長 深町 安清 資 本 金 : 28百万円 従 業 員 数 : 41人 大株主構成および持ち株比率 : 富士物流㈱100% ホームページ : h t t p : / / w w w . f u j i b u t u r y u . c o . j p / f l i / 4.日程 平成15年10月28日 平成15年10月28日 取締役会 業務提携契約書締結 5. 今後の見通し このたびの業務提携により、当面年間6億円の受注拡大を目標としております。その内訳 は以下の通りであります。 ① 国際物流事業の拡大 5億円/年 ② 日本国内物量増 1億円/年 また、航空貨物の取引先をエクスペダイターズ・ジャパン株式会社および同社グループの 各現地拠点に集約し、コストの削減を図ります。 2005年度には、国際物流全体で2002年度受注実績38億円から12億円増の50 億円の受注を見込んでおります。 なお、本提携に伴う当社連結決算の今期業績予想につきましては、すでに織込み済のため変更 ございません。また、本提携に伴う資本提携はありません。 詳しくは、添付資料をご覧下さい。 【本件に関する問合せ先】 富士物流株式会社 グローバル推進室 国際企画グループ 部長 直井 義浩 T E L : 03−5476−8678 E メール: k o k u s a i @ f u j i b u t u r y u . c o . j p 以 上 国際物流に関する業務提携について 2003 年 10 月 28 日 富士物流株式会社 1.提携会社 富 士 物 流 Expeditors International of Washington Inc. 業務提携 富士物流インターナショナル エクスペダイターズ・ ジャパン 2003年10月28日 業務提携契約締結 2 2.提携先各社の概要 Expeditors International of Washington Inc. 主な事業内容 : 国際物流(グローバル・ロジスティクス・プロバイダー) 設立年月日 : 1979年 5月 本 社 所 在 地 : 1015 Third Avenue Seattle, Washington USA 代 表 者 : Peter J.Rose 従業員数 : 8,000人(グループ全体) 大株主構成 および持ち株比率: 主に機関投資家 87% エクスペダイターズ・ジャパン株式会社 主な事業内容 : 国際物流(グローバル・ロジスティクス・プロバイダー) 設立年月日 : 1999年 3月 本社所在地 : 東京都中央区築地5−6−10 浜離宮パークサイドプレイス14 代 表 者 : 代表取締役社長 加藤 正志 資 本 金 : 50百万円 従業員数 : 85人 大株主構成 お よ び 持 ち 株 比 率 : Expeditors International of Washington Inc. 1 0 0 % 3 富士物流株式会社 主な事業内容 : 総合物流業 設立年月日 : 1975年2月 本社所在地 : 東京都港区三田三丁目9番11号 代 表 者 : 代表取締役社長 中尾 靖博 資 本 金 : 2,979百万円 従業員数 : 803人(グループ全体) 大株主構成 および持ち株比率: 富士電機ホールディングス株式会社 52.00% 富士通株式会社 5.07% 富士物流インターナショナル株式会社 主な事業内容 : 通関業、貨物保管業、一般港湾運送業 設立年月日 : 1955年 3月 本社所在地 : 神奈川県横浜市中区山下町224番地1 代 表 者 : 代表取締役社長 深町 安清 資 本 金 : 28百万円 従業員数 : 41人 大株主構成 および持ち株比率: 富士物流株式会社 100% 4 3.提携目的 航空、海上貨物サービスを利用した輸出入業務および 日本国内における物流サービスに関して、Expeditorsと 富士物流の共同オペレーション行い、日本・中国・東南 アジアを含むアジアを主なエリアとして、相互の能力を 最大限に活用する。 ① 日本および海外6拠点(中国大連・香港・上海・深セン・ マレーシア・オランダ)と東南アジア・アメリカ合衆国等 における、主要拠点間での国際一貫物流の実現 ② 物量集約による日本側輸出入における航空輸送能力の強化 ③ EDI交換による情報サービスのレベルアップ ④ 外資系顧客の日本国内物流業務の獲得 5 4.提携内容 Expeditorsが提供するサービス内容 • • 第三国間(海外−海外)の輸送手配、および調整 通関、倉庫保管/配送を含む国際一貫複合輸送 エクスペダイターズ・ジャパンが提供するサービス内容 • 日本発着の航空/海上貨物の輸出入手配 富士物流が提供するサービス内容 • • • 顧客に対する営業 日本国内輸送 倉庫、荷役、流通加工サービス支援 富士物流インターナショナルが提供するサービス内容 • 海上貨物の通関 6 5.今回の提携による事業拡大 (1)国際物流事業の拡大 5億円/年 航空貨物の集約による受注拡大および海外取引の拡大 (2)日本国内の関連物量事業の拡大 1億円/年 国内物流(運送、保管)および国内における輸出入通関の受注拡大 (3)合理化推進 航空貨物の取引先をエクスペダイターズ・ジャパン株式会社および 同グループ各社の現地拠点に集約し、コスト削減を図る。 6.中期経営計画の目標売上高(国際物流事業) ‘02年度実績 38億円 ⇒‘ 05 年度計画 50億円 (対‘02年度 12億円・30%増) 7