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12 - 千葉県森林インストラクター会

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12 - 千葉県森林インストラクター会
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
千葉県森林インストラクター会
会報 2005.4(No.12)
特集 歓迎!! 新入会員
ご活躍を期待します!
平成 17 年度には、9 名の新入会員を迎えます。
自己紹介を兼ねて、アンケートで抱負を語って
もらいました。(50 音順)
【アンケート項目】
①森林インストラクター資格試験を受験された動機は?
②どんな森林インストラクターになりたいですか?
③自分の特技や強みは何だとお思いですか?
④その他、自由に自己アピールを(任意)
桐山正治さん(四街道市)
①受験の動機:60 才後の自分の行動を思考して
いる最中、山登りの仲間に刺激され、頂上志向
から、好きな自然を皆と愉しむ道を求めて取り
③特技や強み:特技も強みもありません。昔の
昆虫少年ですが、卒業後は全く自然と関りのな
組みました。
②めざすインストラクター像:出来れば自分の
いサラリーマン生活でした。
④その他:最初の受験で「野外活動」を落とし
「森のフィールド」を持ち、野外活動やガイド
を通して人と人との素直な心の触れ合い、愉し
ましたので、市の主催した里山整備講座に参加
したり、「豊富どんぐりの森」に参加させても
み、清涼感を分かち合いたい。
③特技や強み:山登りが好きな事、マラソン同
らったりして何とか難関の試験を潜り抜ける
好会でいたって元気な事です、ガイドが出来る
様、先輩の皆様の知恵と工夫を学びたい。
ことが出来ました。宜しくお願いします。
高村紘一さん(船橋市)
①受験の動機:在宅勤務で比較的時間に融通が
利き、試験勉強に取り組む時間が取れた事もあ
萬實靖雄さん(八千代市)
①受験の動機:20 年程前から千葉ニュータウン
の近辺を妻と散策し、開発から残された雑木林
りますが、やっぱり自然が好きだからです。
②めざすインストラクター像:一緒にフィール
や周辺でツリガネニンジン、リンドウなどを見
つけて楽しんでいました。この里山を何とか残
ドに出た人にとって良い思いでとして残る事の
出来る、そんな森林インストラクターになりた
したいと考える中で、資格試験を知りました。
②めざすインストラクター像:高齢化社会が
いです。
③特技や強み:子どもに好かれる事は強みにな
益々進む中、中高年の人々と自然との関わりを
保ち、彼らの知恵と活力を生かして、健全な森
るのではないかと思います。
④その他:知らない事が次から次へと増えてい
を未来の世代のために残していければいいなと
考えています。
きます。でも、それが楽しくて仕方ありません。
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会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
見慣れた景色の中でも不思議なもの、知らない
ものはたくさんあります。知らない何かへの好
の一つの方法が森林インストラクターと考えま
した。
奇心や面白いと思う心、それを大事にしたいで
す。
②めざすインストラクター像:森林だけに縛ら
れない、環境全般に精通したIPを目指します。
藤田浩二さん(茂原市)
①受験の動機:自然保護関連で地域活動に関わ
「楽しくなければ始まらない」をモットーに企
画、活動したいと思います。尊敬する人は、N
ってみたかったから。また会社(電力関連)が
自然保護活動を行っており、この資格を推奨さ
OTSの桜井 義維英氏です。
③特技や強み:気象予報士及びキャスター暦 10
れたから。
②めざすインストラクター像:一人でも多くの
年。日々の天気の移り変わりから気候への広が
り、さらには環境への関わりへと、地球の鼓動
人が、自然保護に興味を持つきっかけになる活
動をしたいし、私自身も一緒に楽しんで感動し
をダイナミックに伝えていければと思います。
④その他:一年目の今年は土日班で先輩方のか
ていたいと思います。
③特技や強み:森林について特に秀でている事
ばん持ちをしながら一から勉強させていただき、
二年目の来年からはひとり立ち出来ればと考え
柄などありませんが、登山が趣味で漠然と自然
ています。また近い将来、幕張ベイタウン地区
が好きです。いい歳して引っ込み事案な所が少
し弱みです。
で自然学校の立ち上げを夢見ています。お近く
にお住まいでお力を貸していただける方がいら
④その他:現役のため、活動日が限られてしま
うかとおもいますが、極力いろんなイベントに
っしゃればご連絡頂きたく、お願いいたします。
参加させていただき勉強したいと思います。よ
ろしくお願い致します。
①受験の動機:野山に出掛けた時に、木や草花
の名前や性質が分からず、勉強したいと思った
森池正典さん(習志野市)
①受験の動機:自然特に森に興味があり、退職
為。
②めざすインストラクター像:自然社会におけ
後の余暇の楽しみを探していました。新聞で
[インストラクター]の記事が目にとまり勉強
る、木・土・水・空気等々がいかに人間に寄与
しているかを、小学生を中心に、行動しながら
する一つの目標として受験しました。
②めざすインストラクター像:植物、動物の名
一緒に体感したい。
③自然の保護と利用・開発に関して地域毎に、
前を連呼するのではなく、自然にはすばらしい
神秘があるということを一緒に感動したい。又
住民感情が違う事を体感してきている事。
龍門海行さん(柏市)
環境問題についても自然の中で話ができればい
活動報告(2005.1? 3)
いなとおもいます。
③特技や強み:ありません。しいて言えば自然
総合学習事業
観察かな。これからいろいろなことを習得して
いきたいと思います。
(担当幹事:國安)
滝野中学校学習林見回り・里山整備
④その他:毎年有給休暇消化率は支店内で一番
です。今年も完全消化です。周りの目を気にせ
●日
時
平成 16 年 1 月 15 日(土)9:00∼11:30
氷雨 打合せ 12:00∼14:30(プラザ)
ず頑張って参加しますのでよろしくお願いしま
す。
●場
所
滝野中学校学習林、本埜ふれあいプ
ラザ
依田司さん(千葉市美浜区)
①受験の動機:テレビ朝日で天気キャスターを
●参加者 森林インストラクター(講師)國安・
遠坂・湯本、本埜村里山の会・青山会長ほか 6
務めています。テレビの一方通行の世界ではな
く、コミュニケーションをとりながら環境教育
名、本埜村教育委員会高梨主事ほか 2 名、滝野
中学校菅原先生ほか 2 名、滝野中生徒 3 名
をじっくり行いたい夢があります。実現のため
●現地見回り・整備作業
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会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
・みぞれまじりの冷たい雨にもかかわらず、地
元里山の会の皆さんは、刈払機によるアズマネ
4 名)、ECOMO・里山の会青山会長ほか 7 名、
教育委員会高梨主事ほか 2 名、講師(森林インスト
ザサの下刈り、ヒノキ枯損木の伐倒、刈り取り
ササや観察路落ち葉の林外運搬、焼却などを
ラクター)國安・遠坂・中野・湯本・
(オブザーバー)
萬實 計 24 名(敬称略)
黙々とこなす。
・インストラクターは、いったん林内一巡後、
あとから合流した中学生徒・教師の皆さんの観
察指導をしながら、「冬の里山観察会」(1/22)
下見を兼ね再度見回りをし、ササや落ち葉の除
去など里山整備も少し手伝う。
・冬枯れの林内で目立つのは、マンリョウの赤
い実、ヤマコウバシの枯葉ぐらい。スミレ、キ
ッコウハグマの幼葉も見かける。観察会の材料
は、冬芽の面白さを主題にと話し合う。
●実施内容
・本埜村教委主催平成 16 年度「わくわくふるさ
・キノコでは、エゴノキタケ、アラゲキクラゲ、
と探検隊」の最終回が、先週地元里山の会会員
カワラタケ、コフキサルノコシカケのほか、念
願のエノキタケを見つける。
などにより手入れをした里山学習林とその周辺
で行なわれた。
・チェーンソーで切ったヒノキ枯木伐根の年輪
を数えると 80 年、切り口の周辺に羽蟻やオオゲ
・当日は、天気晴朗なれど寒風ことのほか強く、
楽しみにしていた子どもたちの参加が風邪引き
ジもいるが、まだ香気を放つ。
・エゴノキ広場の「自分の木」プレート誤標示
なども出てたったの 4 名となり、少しさびしか
った。
2 本、また誰の仕業か標示したハナイカダなど
低木の 3 本が伐られており、その旨先生に伝え
・冬の観察会とあって、冬芽や葉痕の顔かたち
をひとつの題材とした(資料:FIC 遠坂)。ニガ
る。
●打合せ
キ、ゴンズイ、イロハモミジ、コナラの芽、手
もとのクズ、サンショウの顔など大人も可愛い
・作業終了後、教育委員会のある「ふれあいプ
ラザ」に移動、昼食のほかほか弁当をご馳走に
と喜ぶ。予定した落ち葉の観察までは手が回ら
なかった。
なりながら、情報交換。
・平成 17 年度里山の会行事、わくわくふるさと
・途中の農道脇では、カマキリ類の卵のう、ウ
スタビガのまゆ、コナラの虫こぶに注目。林外
探検隊計画等について話し合い(インストラク
は体感温度零下でも学習林内に入ると風もやわ
ターから参考意見)、里山観察会を含めほぼ前年
度同様の行事を基本に、提案された内容も勘案
らぎほっと温かく、森林の効用を皆で実感する。
・野鳥は、ビンズイ、カシラダカ、カワラヒワ、
して今後確定する。なお、新年度は「春の里山
観察会」を 4 月 9 日(土)に予定する。
(報告:國
シジュウカラ、エナガ、シロハラ、キジバト(死
骸)など、三脚付き高倍率望遠鏡(井野中河邉
安)
先生持参)もあってしっかり観察できた。
・キノコは、乾
滝野「冬の里山観察会」結果報告
●日
時
平成 17 年 1 月 22 日(土)9:00∼11:30
晴れ 寒風強し
いたアラゲキク
ラゲを子どもた
●場
所
本埜村立(滝野)小中学校学習林とそ
の周辺
ちのお土産に、
コナラ枯木の根
●主
催
本埜村教育委員会(生涯学習課)、本
埜村里山の会
元にエノキタケ
2 本、ビロード
●参加者
一般参加者 8 名(うち小学 2∼5 年生
状の柄に触り確
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会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
認(うち 1 本を國安供食美味確認)。今は目立た
ぬコフキサルノコシカケは無事。
・林内のフユノハナワラビがやっと生き残って
おり、盗採をおそれて公表しないことにする。
多分鳥の運んできたニッケイと、もともと自生
のヤブニッケイとの違いを葉や香りで確かめる。
・猟犬 2 匹を連れ猟銃かついだ猟師に会い、学
習林につき入林お断りと伝える。(入林禁止看
板不足)
・エゴノキ広場で、あらかじめセットした(FIC
湯本)ネイチャーゲーム「カモフラージュ」を
実施してみる。終了間際ですこしあわただしい
・途中の草地、水路に春の兆しほとんど無く、
オオイヌノフグリ・タネツケバナの花を見かけ
のが残念だった。
・主催者からは、途中ほっとレモンなどの温か
たほかは、軟毛びっしりのオランダミミナグサ、
ひときわ鮮やかなタガラシの緑ぐらいのもの。
い飲み物が全員に、解散時子どもたちには美味
・田んぼ脇の溜水にニホンアカガエルの卵塊 10
個ほど確認、親は里山で 5 月ころまで休(春)
しそうな焼き芋用の紅サツマイモ 2 本が参加賞
として配られた。
眠中らしい。
・林内はさすがに穏やか。菅原先生は、理科(里
・この「わくわくふるさと探検隊」の行事は新
年度も継続して行なわれる予定で、これまでな
かった「春の里山観察会」を、きたる 4 月 9 日(土)
に開催したいという主催者からの発表があった。
山)授業実習の段取り(キノコ、花、新芽、枝
条類整理等)。2 年生「自分の木」の標示整備の
ほか、1 年生も自分の木を選び、標示する予定
とのこと。
・南面の日向にウグイスカグラの花早くも咲く。
イロハモミジのペアルック冬芽や新枝が鮮やか
な紅色に変わってきたように見える。
・キノコは、アラゲキクラゲ、タマキクラゲ(少々
収穫)、カワラタケ、エゴノキタケ、コフキサル
ノコシカケ、エノキタケ(1 本収穫)。
・ヒノキ林で、キッコウハグマが地面にはりつ
いている。思わぬところにクモキリソウ見つけ
る。エゴノキ広場では、小さなオニシバリの稚
樹を発見、
フユノハナ
(報告:國安)
ワラビもな
んとか絶滅
滝野中学校里山学習林見回り
●日
●場
時
所
平成 17 年 2 月 25 日(金)
∼13:30 くもり 5℃
10:00
せず生き残
る。
滝野中学校学習林、滝野中学校会議
室
●参加者 中学校菅原先生、森林インストラクター(講
師)國安・遠坂・中野・湯本
● 打合せ
●現地見回り
早朝の雪は消え、低気温ながら見回りに影響な
・あまりの寒さに、昼食弁当は学校の会議室で、
菅原先生とお話しながらいただく。
く、みんな長靴・厚着の出で立ち。
・総合的学習見直しの嵐のなかではあるが、中
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会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
学校としては里山学習を継続実施する予定。来
学期の学習時期は、一応 4 月 11 日からの週に 3
今後は竹楽器のレパトリーを広げると共に竹
を使ったクラフト、造作品等も勉強、創造し、
日間を計画することで双方了解。
・4 月 9 日(土)本埜村わくわくふるさと探検
数も増やし提供して行きたいと考えております。
(今回の講座で作成したリコーダー音孔の横笛
隊「春の里山観察会」と中学校里山学習の下見
を兼ねて、次回学習林見回り日は、3 月 28 日(月)
とバリンビンの制作図面はご希望があれば送付
いたします。無料です)(報告:小林)
とする。
・講師の湯本氏が入手した群馬県山間地藤原の
昼の講座 2004 年後期アンケートまとめ
中学校で行われている里山学習資料を学校に提
供。ほかに学習参考図書の紹介もする。
①キノコそのすばらしき形と生態(平尾講師)
(報告:國安)
・柏井の森は何度も行っているのに、一度もキ
ノコに気づきませんでした。あんなにたくさん
昼の講座
講座名
・キノコの種類の多く、むずかしい。
(担当幹事:遠坂)
人目につかず自分たちの世界を作っていたのか
と感動しました。食べられなくてもそれぞれに
「竹で遊ぼう∼竹楽器づくり」
〈実施日時〉 平成 17 年 1 月 17 日(月)
可愛いなあ、他の場所でも探してもっと知りた
〈場 所〉
10 時∼15 時
市川市市民会館 弟 2 会議室
いと思いました。
・柏井の森にたくさんのキノコがあり自分で採
〈講 師〉
〈受講者〉
小林正幸
19 名
ることができてとても驚きました。キノコにも
興味が持てました。
〈庶務担当〉 和波、佐山、小橋、遠坂、
〈オブザーブ〉海野、渋谷、今井
・いろいろなキノコを見ることができてよかっ
た。
●概 要
昨年の横笛づくりに引き続き竹楽器づくりを
・キノコの種類の多さと普段みすごしているこ
とが多いと思った。名前が分からないことが多
実施いたしました。作製した楽器はメキシコの
(テトナポリス)。ガムラン楽器の一つでもある
いので、なかなか覚えられないことを実感した。
・里山にたくさんの種類のきのこがあり感動し
(バリンビン、ツイーツイー)の 2 つと横笛の
4 種類です。
ました。食べられるキノコ狩りもしてみたいで
す。
この竹楽器づくりは昨年 5 月の(里山シンポ
ジュウム)の分科会(里山と芸術)にて実施し
・キノコの役割のすばらしさに感動しました。
・たくさんのきのこに出会うことができ、きの
たものを基にし、ただ単に制作するのみでは無
こ採りが面白かったです。食用になるキノコが
く荒廃した里山(竹林)を整備の必要性、その
竹をいかにして活用、利用して行くかを講座の
たくさんあったらよかったのにと思いました。
・キノコは秋のものと思っていましたが、一年
主旨として行いましたが、流石に 4 種を同時に
実施するのは厳しい面がありました.
中あるということでびっくりしました。
・2 年続けて参加しました。探す楽しさに比べ、
4 班に分かれ行いましたが今回は男性の受講
者が少なく(2∼3 名)工具の使用にはオッカナ
名前を探す、覚える大変さを感じています。
・キノコを探し、見つけて、採る楽しみがあっ
イ場面も在りましたが何とか全員の方が完成。
最後に制作した楽器を一人一人前に出て鳴らし
た。公園内にあんなにたくさんのキノコがある
とは思わなかった。新たな発見があった。
てもらいました 。(本当は演奏会をして見たか
ったのですが)
・あれだけの面積に種類も多いのにびっくりし
ました。でもなかなか覚えられませんが・・・
私はこの様なクラフト等の最後には必ず発表
会?を開く様にしております自分が作成した物
②たねの旅立ち(石井講師)
に愛着が増すようです。
楽しい時間でした。
・何度聞いても不思議な驚きと面白さがあり、
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会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
・種のお話はとてもユニークなものもあり、い
ろいろ楽しかった。もっといろいろ知りたいこ
で……育てるのは難しいと思っています。
・最新の現状を知ることができ面白かった。
とがありますので再度お願いします。
・実際の実を見せていただいて、触ってみたり
・作っている畑の野菜と合わせて聞き、フーン
そうなのか、次は農園か花壇でやってみたらも
できてよかったです。日本では見られないもの、
めずらしかったです。植物の知恵を知りました。
っと楽しいのでは
・難しい話ですが、とても楽しかった。頂いた
・秋になってから川沿いの野原でいろんな種が
飛んでいて、つかまえて何の種かと調べたかっ
花は元気に育っています。
たけど、空高く飛んでいってしまいました。
いつも楽しいお話で時間がすぐすぎてしまいま
・久しぶりに子どもの頃に戻った気持ちで、童
謡を歌いました。歌と植物を結びつけたのも新
した。
・いろいろな種の旅立ちの方法を知ることがで
鮮でした。
・楽しい講座でした。
き興味深かった。
・自然の力ってすごいですね。皆それぞれに都
・歌いながら感情を高めると自然が目の前に浮
かぶようで日本にはまだまだ自然がたくさんあ
合があるのですね。たねはいかにして自分の子
ると実感しました。
孫を残すか、いろいろ工夫しているのに驚きで
す。
・昔の人の自然感覚が伝わってきたような気が
する。
・興味深いお話でおもしろく楽しかったです。
種・木の実が大変面白く、興味あるものでした
・楽しかったです。
・望月講師のお話が大変面白かったです。歌か
珍しい種を実物も交えて見せていただき、あり
がとうございました。
ら秋の自然へのお話の入り方がいいなあと思い
ました。みんなで歌をうたって楽しかったです。
・石井さんのお話はとっても楽しく、あっとい
う間の 2 時間だった。もっといろんなお話が聞
・出席できませんでした。もう一度企画してく
ださい。
きたいと思った。
・タネのサンプル……ビックリ
分けてもら
・面白かったです。
・望月先生の別の面に会って感激。最後はハモ
った本、時々ページをめくってます。
・楽しい話の語り方がとてもよく、飽きずには
リまで楽しい時間、今度は野外ではどうでしょ
うか。
なしに聞き入りました。
・童謡は昔に返って楽しいのですが、もう少し
奥の深さがほしいと思いました。
④唱歌・童謡と秋の自然(望月講師)
③バイオテクノロジーと身近な野菜・草花(関
講師)
⑤佐倉城址の樹木を訪ねる(チーフ國安講師
/サブ望月・湯本・中野・遠坂講師)
・講座名だけで難しい気がしましたが、それな
りに……勉強になったような?
・はじめての場所でしたが、広々としてとても
・欠席(頂いた本を生協の友人に見せたところ、
遺伝子組み換えとうもろこしのことなど楽観論
いいところでした。晩秋という季節も良かった
ですね。次回は桜の頃に行ってみたいです。
過ぎると言っていましたが?)
・今話題のお話で分かりやすく大変参考になり
・同じような森に見えても、日当たりなどによ
って構成が異なるということが、そばで見ると
ました。
・今の私たちにはなくてはならないバイオテク
良く分かりました。公園の中心のあたりは良く
歩いていたのですが、周りの原生林のような部
ノロジーです。でも安全性だけはわすれないで
ほしい。
分は初めて歩きました。おもしろかった。
・野外はいつも楽しいですが、もう少し樹木の
・難しいお話でしたが、貴重なお話を伺うこと
ができてよかったです。
説明がほしかったです。
・森の様子、見方を知ることができた。
・セントポーリア昔挑戦して失敗。今回も途中
・野外を歩くのはいつも楽しい、気持ちが良い。
6
会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
・インストラクターの方のお話を伺いながら、
樹林を観ることができ、観方がわかりました。
わごわでした。でも、音が出るようになり、良
かったです。楽しくできました。
・何度も歩いている道でも、知らない事、初め
て知ることばかりでした。楽しい半日でした。
・楽しい作業で、今度は笛を作ってみたいと思
います。
・グルリと歩いたのは初めて、手入れの行き届
いた森とおもしろい話ありがとう
・1 種類しか作れませんでした。“作る”という
ことの楽しさを実感。次回又別種に挑戦してみ
⑥やさしい光合成の話(町原講師)
・むずかしい
たいです。
・竹で楽しく遊べることを知りました。子ども
・温度・湿度・明度によって光合成値が変化す
ることがわかり、クリスマスツリーとか……夜
たちにも教えてあげたいです。
・日ごろの遊びの延長線上で楽しませてもらい
中中、灯されている木が去年はとても気の毒に
思いました。
ました。
・思ったよりむずかしい。手作業の仕事も楽し
・とてもむずかしくて、なかなか頭に入りませ
んが、たまにはお勉強をしなくては……
いですね。
昼の講座 2005 年前期 実施予定
・植物の不思議を感じましたが、少しお話がむ
ずかしかった。(聞いているときは分かるので
すが、あとで考えると良く分からない)
・すごくむずかしくてよく理解できませんでし
た。
講座名
・欠席したのか?思い出せません
・残念ながら作品展とバッティング。お聞きし
たかった
・話しが少し難しいと思います。
⑦竹で遊ぼう∼楽器づくり(小林講師)
・子どもの頃のようにワクワク楽しい数時間で
した。
・楽しかったです。もっといろいろ作りたいと
思います。
・まだ、穴を開けただけで、第一声が出て、嬉
講師
実施日
①唱歌・童謡と春の自然
望月力智
②日向界隈の里山を歩く
広畠真知子
③野鳥を通して自然を観
る 午後:園内で探鳥会
(泉自然公園)
④森林と動物たちのくら
し 午後:園内で実習(上
野動物園)
⑤なぜ、日本の森は大切
か
⑥入会慣行を今に活かす
富谷健三
4/14
(木)
4/21
(木)
5/11
(水)
⑦植物の面白い話
小池英憲
萩埜恵子
6/2
(木)
木村
6/11
(土)
6/23
(木)
7/7
(木)
湯本信康
しかったです。ユーモアのある話し方のバンブ
ー氏は、ご親切に懲りずに教えてくださり、あ
りがとう存じました。
17
豊
年 度 昼 の 講 座 企 画 会 議
2005.1.17.市川市市民会館 15:15∼17:00
・ムキになってギコギコ竹と取り組んで時間を
忘れました。でもバリンビン(ビヨビヨン)完
出席者:海野、國安、小池、小林、佐山、渋谷、
中野、町原、湯本、和波
成してうれしい!
・バリンビンを作りましたが、音が出るといい
議題1●17 年度前期昼の講座プログラム案の検討
提示されたプログラム案について異論なし。
のですが。工作も竹や木を使うと自然に親しめ
てよかったと思います。体を使って学ぶことは
21 日の幹事会の承認を経てからオープンにす
楽しいです。
・竹一本でいろいろな楽器ができることがわか
る。今後の大まかなスケジュール
2 月初旬まで
り、自分でも作れてよかった。
・童心にかえって楽しい一日でした
DM作成のために題名を、野外講座では実施す
る場所が分かるようにしたものを 17 文字以内
・道具の使い方にも慣れていなかったので、こ
(文字数は小橋さんに確認が必要か?)で決定
7
会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
していただく必要がある。
例:日向界隈の里山を歩く(山武町)
2005 年 4 月 1 日
野外講座 (担当幹事:望月・湯本)
野外講座では集合時間、集合場所を決定しても
らう。
平成 16 年度第 8 回
房総の森歩きと野鳥観察
2 月中旬を目安にDM発送
議題 2●17 年度後期以降の候補講座の検討
平成 17 年 2 月 8 日実施予定でしたが、千葉
県南部地方の午前中の降水確率 70%以上の為、
・ 17 年度後期講座候補として以下のものを推
薦する
中止しました。関係者のご努力が実らず残念で
した。(報告:中野)
○地図を開いてみよう
○上記実習
望月
望月
(野外)
(室内)
〈日
時〉平成 17 年 2 月 6 日(日)
○歴史から見た日本の森
○野草の名前のゆらい
町原
中野
(室内)
(室内)
〈場
13 時 30 分から
所〉千葉市生涯学習センター(JR 千葉
○果実とタネ(室内実習)
○我孫子の巨木探訪
渋谷
湯本
(室内)
(野外)
駅徒歩 15 分)
〈参加者〉14 名
○自然教育園の森林を訪ねる
平成 17 年度森に親しむ野外講座検討会議
遠坂ほか(野外)
●配布資料
○新たな講師の講座をひとつ
・以上 8 講座の中より野外 3 講座、室内 3 講座
①会議次第 ②会議資料(確認・取り決め事項)
③企画の流れ ④企画書(雛型) ⑤H16 年度
の講座 6 講座に絞込み組み立てる。講座の参加
費が実質値下げにならないよう、6 講座で構成
収支実績
●チーフインストラクターとは
するのが良い。
・12 月の中旬あたりでクラフト(門松、正月飾
★役割
(1)プロデューサーとして、企画・制作を行う。
り)(小林)室内を特別講座で実施
・キノコ入門については、毎回続いているので
(2)ディレクターとして、当日の運営を行う。
(3)インストラクターとして当日の講師を行う。
リピータにとって、今回はなくても良いので
は? しかし、人気のキノコであるので特別講
★手当(H16 年度実績)
当日講師代 1 万円、下見手当千円(2 回まで)
座で実施してはどうか? 実施するかしないか
は今後検討。渋谷案の座学との組み合わせはも
●平成 17 年度計画案(県内 4? 5 回、県外 2? 3
回)
う少し先で実施してはどうか?
議題 3●17 年度昼の講座の運営体制
第1回
4 月 春の房総の森林
チーフ小林、小池
・広報・募集事務については渋谷→小橋引継ぎ
第2回
6月
第3回
チーフ望月、ほか 1 名
7 月 栃木県民の森かいわい
も、新人も含め前向きに検討していこう。
・細かな点は昼講座関係者で話し合って決めて
第4回
帯の森 チーフ遠坂、山田
8 月 奥利根 利根川水源林
いく
議題 4●今後の課題
第5回
チーフ湯本、菅野
9 月 北八ヶ岳(H16 年度雨天中止)
・受講費の値上げも視野に入れていこう。
・受講費などの郵便振込みの利用を検討しよう
第6回
亜高山帯の森 チーフ高橋、大沼
10 月 鋸山(H16 年度雨天中止)
・担当者手当ての見直しを検討しよう
・アンケートのとり方、生かし方について再検
暖温帯林 チーフ望月、ほか 1 名
〔特別〕12 月 紅葉の東大演習林
済み
・運営担当者(企画担当、総括も含め)の交代
討しよう
・講座の必要機材として、是非パワーポイント
第7回
用のプロジェクターを購入したい。以上。
FIC の森
九十九里平野の生い立ちと森林
冷温
チーフ町原、相川 1 名
平成 18 年 1 月 内浦山県民の森(野
鳥と房総の森 林)(H16 年度雨天中
8
会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
第8回
2005 年 4 月 1 日
止)チーフ吉田、ほか 1 名
平成 18 年 3 月 元清澄山周辺
いたしましたので、ご希望の方は、2 月末まで
にお知らせください。図面のコピーをお渡しで
チーフ和波、國安
きます。以上。(報告:和波)
●2 月の活動
以上。
(報告:望月)
上総試験地作業 (担当:小林)
●1 月の活動
〈日 時〉3 月 15 日(火)9:30? 15:00
〈参加者〉大沼 小池 小林 村木 三好 和波
〈日 時〉1 月 25 日(火)9:30? 15:00
〈参加者〉大沼、小池、小林、和波
作業内容
今回は、ご案内でもお知らせしましたが、植
作業内容
現在、上総試験地では、スギの雄花着花量を
栽後 9 年を経過した『スギ・ケヤキ混交林』の
成長調査を行いました。
減らす技術開発として、花芽分化時期前後に、
植物生長調節剤をスギの葉面に散布する試験を
調査参加者 9 名(センター職員 3 名参加)を、
3 班に分け、2 班がスギ、1 班がケヤキの樹高を
行っています。今年は、散布濃度や、散布時期
を検討することを目的とした試験を行っていま
測高ポール(測竿)で、胸高直径をノギスを使
って測定しました。
す。2 種類の植物生長調節剤を、2 種類の濃度で
ひる休みには、ケヤキに関するいろいろな話
4 時期に散布を行い、より有効な散布濃度・散
布時期を調べています。
題が飛び交いました。
午後は、ケヤキの接木に挑戦しました。剥ぎ
今回は、試験木から、葉面散布した部分を切
り取り、その部分のサイズ(長さ、重さなど)
接ぎといい、台木の外皮を一部剥ぎ、緑色の形
成層の部分を出し、そこに接ぎ穂の形成層の部
を計測後、雄花を取って、乾燥重量を測定する
ことで雄花の着花程度を把握し、植物生長調節
分を接いでテープで固定します。その後、畑に
植え、ビニールシートのトンネル(接ぎ木では
剤の効果を、調べるそうです。
具体的な作業は、雄花の分離で、非常に細か
活着まで穂木が枯れないように湿度を保つた
め)と、寒冷沙(ビニールトンネル内の温度上
い作業です。参加者 4 名のうち、3 名がこの作
業に従事、残り 1 名は、ハチクの根取り作業に
昇を防ぐための日除け)をかけました。結果は、
2 ヶ月後に分かるとのこと。楽しみ(?)です。
従事しました。これは、試験地内のハチク試験
林が試験終了に伴い、この場所を 3 月から森林
小面積なので(FICの森活動日に 1 時間ほど
寄ってもらえばできる作業ですから)、ビニール
総研との共同試験地として利用するための準備
作業の一つです。
や寒冷沙の撤去、台木の芽伸び撤去、除草など
の管理をインストラクターにお願いできればと
今回は、試験地の方々と一緒に作業しました
いうのが遠藤さんの希望でした。
が、研究が、このような地道な作業に支えられ
ている事を実感します。
また、スギ花粉の採集の手伝いも行いました。
スギの花粉にも、品種によって花粉症のもとに
次回は、3 月中ごろ、森林研究センターの福
島研究員の『スギ・ケヤキ混交林の造成』(平成
なるアレルゲンの多いもの、少ないものがある
そうです。ここで集めた花粉は、アレルゲンに
16 年度試験研究成果発表会資料を、参照してく
ださい)の一環として、ケヤキの樹高、胸高直
ついての遺伝性の研究に使いたいと考えている
そうです。
径など計測作業を、予定しております。詳しい
日程等は、追ってお知らせいたしますので、皆
品種別に雄花に掛けたふくろを振って、強制
的に雄花の中から花粉を出し、その後ふくろを
様、ふるってご参加ください。その頃は、そろ
そろタケノコやノビルなど山菜の時期とも重な
はずしてその中に溜まった花粉を集めます。ス
ギの花粉は、黄色できれいなのですが、花粉採
りますので、作業だけではなくお楽しみも、用
意できるとおもいます。
集の組は、頭から体から花粉まみれになるとい
うハード(?)な仕事。とても花粉症の人には
また、上総試験地の樹木名札の位置図を作成
つとまりそうにありません。今は発症していな
9
会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
くても、あっという間に花粉症になりそうな気
分がしてきました。
容の検討後小池さんの案内で 4 月 3 日のコース
の案内、説明を受ける。山桜はもとより今後君
以上、本日は、バラエティに富んだ作業を行
いました。
津の森、内山グリーンでどんな花が見られるか
期待して終了する。(報告:小林正幸)
フキノトウは少し採りましたが、タケノコま
で手がまわりませんでした。少し 残念!!
茂原子ども自然教室 (望月)
次回は、4 月半ば、お花見も兼ねて作業を行
う予定ですが、日程については、改めてご連絡
平成 16 年度第 6 回子ども自然教室
いたします。その頃は、タケノコの最盛期です
ので、みなさま奮ってご参加ください。以上。
●H17 年 2 月 20 日(日)午後 1 時から午後 4
時まで ●天気:くもり ●場所:やすらぎの
(報告:小林、和波)
森(睦沢町寺崎)●参加者:11 名(小 1∼6 年
生 9 名、大人 2 名) ●スタッフ:11 名(FI
「もうすぐ春ですねぇ」
FIC 君津の森 (担当幹事:小林)
12 月、1 月は年末、年始で活動は無し。2 月は
C5 名、茂原自然大好きクラブ 6 名)
・あまり良い天気とは言えなかったが、この季
雨の為 4 月の野外講座の打ち合わせを行い、実
節にしては幸い気温が高く、過ごしやすい陽気
質的には 3 月 16 日が今年初めての活動です。
●3 月の活動
だった。
【日程】
〈日 時〉平成 17 年 3 月 16 日(水)天候 晴れ
〈参加者〉國安、小池、遠坂、和波、山口、増
13:00
田、高村、桐山、森池、小林(10 名)
(主な活動内容) 君津の森散策とアズマネザ
集合、オリエンテーション、自己紹介
アイスブレーキング「カモの絵合わせ
ゲーム」、プロジェクトワイルドより
「渡りはつらいよ」
サの刈払い 野外活動下見。
今回は初めて君津の森参加の方が 5 名おりま
14:00
14:10
おやつタイム
「森のビンゴ」(バードウォッチング
したので 10 時集合の後君津の森の案内と散策
を 1 時間位行う。
15:30
と森の探検)
まとめとふりかえり
駐車場∼作業道を行くとやっと春の到来を感
じる森に木々が花を付け始める、キブシはまだ
16:00 終了、解散
【まとめ】
まだ固いつぼみだが沢山の花を付け、イヌガシ
は赤い花、オガタマノキは白い花が満開で(内
山グリーン)、何故かマメザクラ一本だけ小さな
花を沢山付けていた他にもマメザクラは在るの
だが 1 本だけしか確認出来ず。
他にはミツマタ、コブシ、シュンランがこれ
から花を咲かせる寸前でやはり 3 月は色々な花
が楽しめますね。
尾根近くで和波さんがオニシバリ(オス?)を
見つけ君津の森では最初の発見となる。
11 時頃より全員でギヤップ地のアズマネザ
アイスブレーキング「カモの絵合わせゲーム」
は、茂原自然大好きクラブのメンバー手作りに
よるカモ 3 種(マガモ、キンクロハジロ、ホシ
サの刈払いを行う。やはり人数が多いと作業は
大いにはかどり前進する。今回初参加の方の今
ハジロ)の絵を、それぞれバラバラにして、協
力して絵合わせを行うものである。本日のフィ
後も継続参加をお願いをする。
午後よりは 4 月 3 日(日)野外講座の打ち合わ
ールドにカモが飛来している池があるので、カ
せ並びアシスタント、オブザーバーを決定、内
10
会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
モの観察の導入を兼ねて行った。
「渡りはつらいよ」は、本来の方法を簡略化
2005 年 4 月 1 日
もりこん (担当幹事:寺嶋)
11 月「もりこん49」
して行ない、野鳥の渡りの意味、生息場所の重
要性などを説明した。鬼ごっこやかけっこ的な
〈日 時〉 平成 16 年 11 月 25 日(木)
展開で、「カモの絵合わせゲーム」と併せてアイ
スブレーキングの効果はあったが、低学年の子
18:45? 20:45
〈場 所〉 市川公民館
どもには、説明の内容がどこまで理解されたか
わからない。
〈出席者〉江口、今井、関、上善、小林、國安 、
廣畠、鳥海、湯上、藤井、元岡、吉埜、海野
「森のビンゴ」は、この季節ならではの野鳥
観察、冬芽さがしの要素などを含めたオリジナ
(13 名)(二次会:湯上、関、小林、鳥海、元岡、
吉埜、海野)
ルの内容で行った。子どもたちは熱心にビンゴ
に取り組みながら、森の探検(散策)を楽しん
●テーマ:
「千葉県森林インストラクター会県内
樹木調査事例」? 「君津 FIC の森」、印西市「草
でいた。自然についての大人の知識を一方的に
教えるのは、子どもの主体性や気づきを引き出
深の森」、「千葉県森林研究センター上総試験
地」、「千葉市立みつわ台小学校」の樹木ほか
すためには 良い方法と思えないが、「森のビン
①上総試験地 :小林 正幸
ゴ」な
どの手
もりこん作業班では千葉県森林研究センター
上総試験地へ、月 2 回、林業研修を兼ねて、試
法を通
じて、
験林の管理の手伝いに行っている。かつて県か
ら、県民に開かれた利用を考えたい、という話
発見や
気づき
が出て、その下準備として、試験地内樹木の名
札付けを始めた。常緑、落葉、外材、園芸種な
への動
機付け
ど、合わせて 160 種ほど。 名札つけは近々終了
予定。
を行う
ことは、
②君津FICの森:國安 哲郎
FIC の森は、千葉県森林インストラクター会
バードウォッチング
非常に
有効である。
が、平成 15 年に森林管理事務所と協定を結んで
借り受けた、1.67haの国有林。この森の管理
子どもたちは普段接することのできない自然
に触れ、生き物たちの営みや生態系の多様性を
していくに当たり、土台とすべく植生調査を進
めている。斜面の上中下の 3 ヶ所、10mx10m の
自分の目で確認し、人とのつながりが深い里山
枠をきめ、調査を進めている。調査区域内で木
を、楽しみながら体感できたものと思う。
【子どもたちと一緒に確認したもの】
本草本あわせ 89 種が記録され、同様な地域の森
林のなかでも、非常に多様性に富んだ森林だと
〔野鳥〕マガモ、アオジ、メジロ、セグロセキ
レイ、モズ、ヒヨドリ、カケス、ハシボソガラ
いうことが分かった。本格的な管理に取り掛か
るのは、これからだが、先日、一つの試み とし
ス、ほか。〔動物、フィールドサイン〕シマヘビ、
ノウサギの糞、ホンドリスの食痕、ほか。
て、野外講座のフィールドにこの森を選び、受
講者にクラフトの材料を、この森から調達して
〔植物〕セイヨウタンポポの花、オオイヌノフ
グリの花、アオキの実、スダジイの実、ほか。
もらった。非常に好評であった。森の管理とレ
クリエーション利用と、工夫次第で、この森の
〔冬芽〕アジサイ、ソメイヨシノ、クズ、ニセ
アカシア、カラスザンショウ、オニグルミ、ほ
利用価値が、一層高まることが期待できる。
③千葉市立みつわ台北小学校:上善 峰男
か。(記:望月)
みつわ台北小学区社会体育振興会では、校区
内の貴重な水辺が市民の無理解と対立から、失
われてしまったという事件の反省から、地域自
11
会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
然への理解と愛着を持ってもらうことを目的に、
20 年に渡り、講演会や観察会などの啓蒙活動を
・ネイチャーゲームを活かすための「工夫」の
大切さ
行なっている。夏休みには生徒対象に、校庭で
樹木博士試験を行ない、徐々に生徒の間にも、
・フィールドと対象、企画全体にあわせたネイ
チャーゲーム採用
自然への興味が浸透してきている。樹木博士試
験樹にできるような樹木は 95 種ほどで、これだ
・最近のネイチャーゲームへの参加者は、低年
齢化の傾向がある。
け充実した学校林は、市内一を誇っている。し
かし、先生方は人事異動で入れ替わりが激しく、
・特に森林に興味をもっていない人々や子ども
達を対象とする企画での工夫・NG の活用・
加えて、昨今の人員削減で、手入れもままなら
ぬ状態で、この林の有効利用が進まないのは、
・教育の大切さ、生涯学習の大切さ
(報告:寺嶋)
3 月「もりこん51」
残念である。学校関係の森林活動は、地域住民
を主役に置いた活動を定着させてからだと、う
〈日 時〉 平成 17 年 3 月 17 日(木)
まく展開していくだろう。
④草深(ソウフケ)の森:廣畠 眞知子
18:45? 20:45
〈場 所〉 市川公民館
〈
参加者〉 木村、湯上、町原、國安、小林、藤井、
山本、上善、高村、桐村、萬實、海野、寺嶋、
(二次会のみ元岡)
平成 16 年 6 月より印西市草深の森で、講座の
実習を兼ね植生調査を行なっている。現在確認
されている植物は 83 科 270 種。南方北方種が混
在し、県内では希少とされるものもかなりあっ
て、北総の見本林のよう。また、帰化植物は 17
市川公民館での「もりこん」修了
種で、自然度の高い森といえる。但し、農地に
囲まれているので、栽培種の逸出と考えられる
話題提供 1:森林インストラクター
「東京における森林ボランティア活動に参加して」
東京都環境局が主催する「多摩の森・大自然
ものも、一部ある(コバノタツナミソウ、ポポー
の群落など)。調査がまとまったら、印西市に提
塾」のボランティア活動に昨年 1 年間で 13 回参
加。フィールドは駅から近いところもあり、ド
出し、管理について要望していく予定。以上。
(報告:海野)
タキャン OK。気に入ったフィールドが選 べる。
東京都では、現在、森林・林業は環境局が所
2 月「もりこん50」
〈日 時〉 平成 17 年 2 月 17 日(木)
〈場
木村豊氏
管している。東京の森林ボランティア活動は
1989 年の大雪害跡地の片付けを契機に始まっ
18:45? 20:45
所〉 市川公民館会
〈出席者〉 御須、湯上、小林、藤井、木村、
た。このころから、いくつかの、森林ボランテ
ィアグループが発生し、現在も継続して活動し
萬實、高村、相田、海野、寺嶋
話題提供:森林インストラクター御須裕子さん
ている。
私有林が多く人工林率 60%と高く、8 齢級(40
・ネイチャーゲームとは?
・「わかちあい」、「フローラニング」の大切さ
年生)ぐらいの林が多い。地形は急峻。毎年の
植林面積は、S35 には 1500ha あったものが、現
在 30ha 程度になっている。伐採後の再造林しな
・いろいろな実践事例紹介
----懇談の展開------
い放棄地も増加している。林地の相続が発生し、
不在村地主も多く、自分の山の境界も分からな
・森林インストラクター活動でのネイチャーゲ
ームの位置づけ。
くなっている場合もあり、作業をするため境界
を確認することからはじめなければならないと
・ネイチャーゲームのネライを明確にすること
の大切さ。
ころもある。
シカが長期にわたり狩猟禁止になっていたた
・ネイチャーゲームの活用
・マニュアルどおりに行うのがネイチャーゲー
め、造林木のシカによる食害がひどく、多摩の
森林のほとんど全域で被害がある。
ムとは限らない
12
会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
質疑:ボランティア作業奉仕に対する何らかの
対価はないか?
2「房総の自然と森林に親しむ」
3「千葉の林業に親しむ」
無い。道具は貸与される。保険料 200 円を徴収
されていたが、今は無料。昔は、参加費 1000
4「千葉の里山に親しむ」
5「活動プログラムの企画と安全」
円徴収されたことがある。千葉市では、1 日 5000
円支払っている例がある。これらの財源は、税
※各回とも会員の活動フィールドを訪れ、話
題提供と企画の詳細を依頼する。
金であることに留意する必要がある。私有林で、
作業したとしても森林所有者として、作業に対
・必要に応じて、室内での懇談会もおりまぜる。
・参加資格:FIC 会員及び会員の紹介者。
して支払う財源は無いという現実もある。な
ど・・。
・参加費(懇談会維持費):200 円(1 世帯)
(2)平成 17 年度実施体制
話題提供 2:森林インストラクター 湯上昇氏
ボルネオの熱帯林観察旅行の写真、約 300 枚
企画連絡事務担当:小池、寺嶋、萬實
開催通知は、メール及びはがきで会員(FIC 会
をスライドショーで説明。
熱帯林に詳しい、海野知子さんの解説も織り
員及び会員の紹介者)に連絡する。
(3)その他
交ぜ、興味深い写真を見せていただいた。
・傷害保険については、年度当初千葉県森林イ
湯上さんは、近い将来、3 回目のボルネオ旅
行を計画されている。同行希望者は湯上さんま
ンストラクター会が一括付保する。
でご連絡ください! (報告:寺嶋)
今回の「もりこん 51」(10 年間通算 106 回)
平成 16 年度 『谷津田いきものの里に係るボ
ランティア育成講座』(大草谷津学校)
をもって、市川公民館を基地とした夜の「もり
こん(森に親しむ懇談会)」はひとまず修了しま
第 1 部:
「森づくり」(森林の育成管理 )実 施 状
況報告
す。長期にわたる皆様のご支援に対しお礼申し
上げます。
主
場
「もりこん」(旧「森に親しむ講座」)のキャ
ッチフレーズは、「森と人をつなぎ、人と人をつ
大草・北谷津町「谷津田いきものの里」(実習)
日 時 平成 17 年 1 月 12 日(水)
・19 日(水)・
なぐ」ですが、その目的達成の方法は、多様で
あるといえます。
26 日(水)、2 月 2 日(水)の 4 回。各回 13:00∼
16:00
平成 17 年度から、新たな「もりこん」が始ま
ります(文末参照)。これまでの「もりこん」の
受講者 千葉市内在住・在勤の「自然環境保全
活動」参加希望者 30 名(男性 21 名、女性 9 名)
理念を継承しながら、「夜の室内」だけではなく、
講
「フィールドを主体にした活動」とし、暮らし
の中での森林との関わりを深め、森林を通じた
環境保全推進課、森林ボランティア、林業家
経 緯 主催者から千葉県緑化推進委員会の推
人と人との交流を広める実践の場として、また、
会員が研鑽を深める機会を提供できるような企
薦によりFICあて講師依頼があったもの。
趣 旨 谷津田・里山等の自然環境を保全
画を計画していきたいと考えております。
具体的な企画は総会後にお知らせする予定で
し、市民が自然とふれあい学ぶ場を提供するこ
とを目的とする「谷津田いきものの里」におい
すが、皆様の一層のご支援ご協力をお願いいた
します。
て、自然環境を復元・維持していくための「森
林や水田の管理作業を実際に行う人材育成」を
2.平成 17 年度「もりこん」の実施概要
(1)企画
主眼として実施する講座である。
● 講座内容
・年間開催回数 4 回? 5 回
・平成 17 年度「もりこん」企画テーマ案
第 1 回(1/12)開講:谷津田いきものの里事業に
ついて(斉藤課長補佐)、ボランティア実践活動
1「樹木に親しむ」
催
所
師
千葉市(環境局環境保全部環境保全推進課)
北谷津清掃工場会議室(座学)、若葉区
FIC 町原亨・小林正幸・國安哲郎、市
の体験談(坂本
13
彌氏)、14:15∼15:45∼森林入
会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
門―自然環境に対する森林の働き∼(FIC 町原
亨)
2005 年 4 月 1 日
今後の予定
第 2 回(1/19)森林の見学:いきものの里につい
て(環境保全推進課)、13:20∼15:30 いきもの
【総合学習事業】
・4 月 9 日(土)本埜村わくわくふるさと探検
の里現況観察∼雑木林∼竹林∼スギ人工林(FIC
講師 3 名)、∼16:00 会議室にて質疑応答・連絡
隊「春の里山観察会」
・4/11? 14(うち 3 日間)滝野中総合学習指導)
第 3 回(1・26)森づくりの技術:いきものの里に
ついて(斉藤課長補佐)、13:15∼13:40 大草地
・5 月以降の具体的予定は今のところ未定
【昼の講座】
区における山の手入れ(地元林家 羽根井正博
氏)、13:45∼15:45∼森林の育成管理技術(座学)
・2005 年後期講座の企画会議実施予定 日時:
6 月 23 日(木)12:00? 15:00 湯本講師「入
∼ビデオ「元気な森を育てるために」、雑木林・
人工林・竹林の手入れ、作業時の安全対策(FIC
会慣行を今に活かす」終了後 於いて
央公民館
國安哲郎)
第 4 回(2/2)実技:13:00∼15:30∼森林の管理
【森に親しむ野外講座】
・平成 17 年度第 1 回「君津の森
作業∼下刈り(アズマネザサ―手鎌・竹鋸・刈
君津の森に残るヤマザクラと英国王立園芸協会
払機実演)、除伐・間伐(雑木・枯れ木―鋸)、
竹林除伐・間伐(アズマネザサ・マダケ・雑木
記念庭園を訪ねる。日時:平成 17 年 4 月 3 日(日)
千葉駅前出発 8 時 30 分、同所帰着 17 時 30 分予
―竹鋸)(FIC 小林正幸、補助 町原・國安)、
15:30∼16:00 まとめ・連絡、第 1 部終了
定。チーフ:小池・小林
【FIC 君津の森】
●特記事項
・いきものの里は、民有地約 30 ヘクタールの谷
・次回のみ第 4 水曜日の 4 月 27 日。その後は毎
月第 3 水曜日が活動日になります。
津田・周辺樹林・畑等を千葉市が地主と保全協定
を結び、平成 14 年度に策定した整備構想にもと
【子ども自然教室 in 茂原】
第 1 回「春の自然と遊ぼう!」
づき平成 18 年度供用開始をめざして事業を進
めているものであり、今回のボランティア育成
日時:平成 17 年 4 月 24 日(日)午後 1 時から
午後 4 時まで。※雨天中止(午前 11 時、態度決
講座は 16 年度計画の一環として行うもの。
・現地は、大都市近郊にこれほどの自然が残っ
定)。場所:茂原公園(美術館前集合)
市川中
花逍遙の会」
第 11 回千葉県森林インストラクター会総会
ているのが不思議な里山原風景である。第 4 回
目の 2 月 2 日には、ニホンアカガエルの卵塊を
日時:平成 17 年 4 月 30 日 13:30∼16:30
会場:船橋中央公民館 第3集会室
多数(700 個ともいう)見ることができた。
船橋市本町 2-2-5 TEL047-434-5551
懇親会:会場=加賀屋(TEL 047-423-3364 )
・今回講座で配布した諸資料の添付は割愛した
が、ご要望に応じ提供したい。
17:00∼19:00 会費=約 3000 円
・この講座の第 2 部「田んぼづくり」(水田の
耕作管理)
は、引き続
き2月9日
千葉県森林インストラクター会会報
2005 年 4 月1日 発行第 7 号
から 3 月 2
日まで 4 回
年 4 回発行予定(1 月・4 月・7 月・10 月)
発行人:町原 亨
編集スタッフ:今井しのぶ、鳥海
行われ、講
師は、主に
千葉県生涯
大学校教授
翔
連絡先(町原):船橋市夏見台 4-19-1-406
TEL&FAX:047-439-3016 〒273-0866
多田
隆氏が当ることになってい
eメール:[email protected]
URL:http://www.chiba-shinrin-instructor.com
る。(報告:國安)
14
会報 4 月号通巻№12
千葉県森林インストラクター会会報 No.12
2005 年 4 月 1 日
平成 17 年度
第 11 回千葉県森林インストラクター会
総会
第 11 回千葉県森林インストラクター会定期総会を下記の要領で開催いたします。
会の今後の方向性を占う重要な総会です。奮ってご参加ください。
日時:平成 17 年 4 月 30 日(土) 13:30∼16:30
会場:船橋市中央公民館 第3集会室
船橋市本町 2-2-5
TEL
047-434-5551
議題:
1.平成 16 年度事業報告及び収支報告
2.平成 17 年度事業計画(案)及び収支予算(案)
3.役員改選について
4.会規約規制について
5.その他
※総会及び懇親会の出欠連絡は、4 月 20 日までにお願いいたします。なお、総会欠席
の方は委任状をご提出ください。
※年会費 2000 円は、総会当日に徴収いたします。欠席の方は当会口座にお振り込みく
ださい。
懇親会
会場:加賀屋(TEL 047-423-3364)
時間:17:00∼19:00
会費:3000 円
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会報 4 月号通巻№12
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